はてなキーワード: 味噌とは
昔、野中広務だったか安岡章太郎が対談で、部落民用の特別枠を大学に作るとか、国が賠償金を支給してはどうか、ということを言ってた(気がする)。
機会均等のためのアファーマティブアクションとしては間違ってないとは思うが、仮に政策として提案しても、不公平だの逆差別だの反発されて実現不可能だろう。
岸田は総裁選では脱アベノミクスを公言していたものの、結局は変態糞増税メガネと化したため、自民には期待はできない。
リベラル陣営に頑張ってもらうしかないが、政策転換への道は遠いのが現状。
結論としては、弱者男性の身は弱者男性で守るしかないということ。ただし、自助ではなく共助、弱者男性による「講」を結成し、弱者男性の生活を自分たちで保障する。
「無尽(むじん)とは、日本の金融の一形態である。複数の個人や法人等が講等の組織に加盟して、一定または変動した金品を定期または不定期に講等に対して払い込み、利息の額で競合う競りや抽選によって、金品・物品の給付を受けるものである。」
端的に言や、暇空のカンパみたいに弱者男性から金集めて、それを弱者男性同士で再分配すりゃよくね?ってこと。別にクジで決めなくとも、弱者男性を超えた弱者男性には多く配分するとかでもいいじゃん。
北海道の味噌バターラーメンとか仙台の牛タンとか、名物として「用意」されてる感を感じるとなんか冷めてしまう。
例えばドラマで会社員が一服してるような、室外機が雑多に置かれた雑居ビルの屋上に上がってみたい。でも百貨店とかの屋上ではその気持ちを満たせない。ベンチなんか置かれちゃったり、芝の上でガキが走り回ってたりして、「ここでゆっくり過ごしてくださいね〜」と言わんばかりに用意され過ぎてるみたいな、そういう……
あとはもっと単純に、土地の差違を楽しみたいのに、楽しむための差違がわざわざ用意されてるんじゃないか?と思ってしまうと冷めてしまうというのもある。
さわやかとかセコマみたいなローカルチェーンが観光地として選ばれるのって、そういう我々が日常生活でファミマに入るが如く「本当にその地域で慣れ親しまれているもの」への欲求を適度に満たしつつ、しかもローカル展開なのでそこでしか楽しめないという欲求も満たせるバランス感みたいなものが決め手になってるような気がする。金沢や小樽で敢えて回転寿司に行ったりするのも然り。
さわやかも今は吉村家並みに混んでるらしいし、そういう点とは別な部分で観光地感(≒おれの言う用意されてる感に近いもの)を感じてしまうかもしれないが……
でもおれはさらにそこで疑ってしまう。それらはホンマに愛されてるんかと。静岡県民は本当に他のファミレスを差し置いてさわやかを選ぶのか。北海道の中高生は本当にコーラよりもガラナを選ぶのか、ごつ盛りよりも焼き弁に手が伸びるんかと。
別にそればかり食べている訳でもなくて、それが選択肢として当たり前に存在するのが馴染まれているという事なんだろうとは思う。でもそこでちょっと肩肘張ってる部分がないだろうかと邪推してしまう。
レモン牛乳は本当に自然体で愛されているんだろうか。栃木といったらこれだよな、という余所者の視点が内面化されて気負いとなってはいないだろうか。
まあ実態なんて分からんし邪推ばかりしていてはパラノイアになってしまうので、程々に収めておくようにしている。と言いつつ関西土産にどん兵衛を買ってきてしまう。ごつ盛りと焼き弁では少々不公平な所があるかもしれないが、どん兵衛(W)とどん兵衛(E)ならそこで確かな土地の差のようなものが感じられる気がする。
最近何もかも値上がりしてキツいので、改めて食肉売場を眺めてみると、他は国産しか無いのに、豚肉の塊肉だけは輸入の安価なものが出回っており、最安でグラム108円、平時でも118円で安定的に販売されている事に気付いた。
さらに、国産の場合でも、バラ肉で189円と、スライスされているものよりも30円ぐらい安い。切り分ける手間を考えればそれぐらいの価格差は妥当なのだろうか?
と言うわけで、始めは安さから手を出したのだが、これが非常に調子がいいのであった。
もともと圧力鍋信者なので、塊肉と言えば、チャーシューに角煮しか頭になかったのだが、よく考えれば、自分で切りさえすれば如何様にでもなると言う事に気付く。
角切りにすればカレーシチュー、短冊切りで各種炒め物、ミンサー(祖母に相談したら、昔は味噌造りに使っていたと思われる鉄鋳物製のものすごいやつがどこからともなく発掘された)を使えば挽肉に。この時味付けで他の具なども入れてしまえば、始めから肉だねの状態になって出てくるので、これが地味に便利。
流石にこの塊を薄切りにするのはちと大変だが、よく考えてみると薄切り出なければだめな料理ってあんまり無い。しゃぶしゃぶなどの時は素直にプロが切ったしゃぶしゃぶ肉を買いに行けば良い話である。
さらに、ブロックだと圧倒的に長期間、品質が維持される。冷蔵庫の肉魚用の専用小分け部屋みたいなところに入れておくと10日とか平気で持つ。あまり嫌な臭いも出てこない。多少臭みが出て良いならば、一ヶ月前のものでも食べられる。もちろん冷凍も可だ。
故に一週間に一度、肉がだいたい10引きになって108円でセール販売される火曜日の昼休み、スーパーに突撃して一週間分仕入れてくる。これで肉需要はだいたい満たされ、冷蔵庫に常備肉がある幸せが生まれるのだ。常備野菜と同じ感覚で、後はその都度安い食材を組合せ、あるいは食べたい欲望に忠実に、自由度の高いメニューを好きに選ぶ事ができるのである。
冷静に考えてみると消費量が増えていてあんまり節約になっていない気もするが、そんなものは気のせいであると断言して調査を行わず、この場は納めることにする。