はてなキーワード: 口伝とは
福井県池田町の移住者に対する七か条「都会風ふかすな」「品定めされてる自覚を」に批判が集まってるけど、
今回は都会に住んでる人間が「される側」だから反発してるだけで、
都会に住んでる連中だって自分らがよそ者・異質な者を受け入れる側になれば同じ反応してるでしょ。
よく話題にあがる「不審者情報」だって、別に違法行為をした犯罪者じゃない。(それなら捕まってる)
「我々が普通ならしない異質な行動をする怪しい奴がいる!不安だからみなに知らせるぞ」
ていうシステムじゃん。
池田町へのブコメで「プライバシー侵害は人権侵害だ」がスター集めてトップブコメになってるけど、不審者情報で「怪しい奴」とレッテル貼って、公共機関(警察)が行政活動としてマスコミやネット使ってその行動や性別推定年齢や外見特徴を広く知らしめるって、住民同士の口伝以上のプライバシー侵害・人権侵害じゃん。
でもあれが批判されず許されてるのは、「日々の暮らし(これまでの繰り返し)を守りたい、安心感を得たい」という防衛反応で、それ村人が移住者に対する村八分の反応となにが違うの?
ブクマカもつい昨日に不審者情報という名の村八分に喜々としてのっかって「我々の常識に沿わない怪しい奴への不安」を煽り立てて排除を進めよとしてたじゃん。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.uhb.jp/news/single.html?id=33459
「我々の常識に沿わない都会者への不安感、異物感」で排除しようとする田舎の村八分となにが違う?
「赤の他人にダジャレをいうおじさん」と「集落機能維持するための側溝掃除に参加しない都会者」への異物感、排除したがる気持、まったく同じに見えるよ。
なんなら後者のほうが実生活かかってるだけまだ拒絶感が理解できる。
ごめん。増田じゃないんだけどidコールしてまで喋りたくて書いちゃった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4728131868274345380/comment/kou-qana
「非強豪校の中でも強豪目指しちゃってるとこがいっちばんヤバい」のが個人的な所感
これは自分の出身校と周りの環境がサンプルね。個別の事象はn=1だけど、似た環境だったろうと想像されるケースは見聞きしたことある。
強豪校は、ある程度お金かけてプロを呼んだり曲がりなりにもノウハウ溜めてて、
まぁブラックだとはいえ、ある程度生徒がまっとうに上手くなる。
コンクールはそこそこでエンジョイしようって勢力のほうがまだマシで、
楽器はうまくなくても「校内のイベントで演奏しよう」「地域のイベントで演奏しよう」みたいな場を頑張るので、
色んな曲を練習する機会があって、音楽教育的にも情操教育的にも良いとさえ思える。
(非競合コンクール勢もイベント演奏はするけどマジで比率がおかしいのよ)
(追記)
ちなみにだが、はてな匿名ダイアリーからのidコールは通知が行かない仕様だぞ。もちろん、増田で自分のidエゴサしてるような人に向けてなら無意味な行為ではないが。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4728209897678571396/comment/hellshake
そうなの?知らなかったありがとう。
ずっと中小企業でしか働いてこなかったのが、晴れて上場企業に転職した。
大学中退フリーターから中途採用で社会人始めて、キャリアアップのための転職を順当に重ねること4社目。
はてブの有能な人たちみたいに700万とか800万もらってるわけではないけど、自分の年齢の中央値よりちょっと上ぐらいにはもらえるようになった。
給与水準の低い業界なので、業界内で見たらそれなりに給与が良いほうのはず。鼻くそから人間になれた。
前職まではタスク量が自分のキャパの150%ぐらいの分量あって、残業に次ぐ残業でなんとかこなしていた。
現職では降ってくる業務は自分のキャパの80%ぐらいの分量なので、その分ルーチン業務を改善するための施策だとか、今後への投資みたいに勤務時間を使えるようになった。Excelで便利ツール編み出したり。
曜日の関係ない業界だが、前職では管理職でもないのに自分の公休日に私用携帯が鳴りまくっていた。今は全くない。何かイレギュラーが起きてもそのとき出勤している同僚が申し送りをもとに自力で解決してくれてる。
かなり体系立った評価制度が存在していて、どんなスキルや業務を身に着けたら次のステージが見えてくるのかが明確になっている。また、それを誰がいつどうやって評価するのかがはっきりしているのでモチベーションが維持しやすい。
前職ではいつ昇給・昇格のチャンスがあるのか、どうしたらそうなれるのかが曖昧だった。たいていは上の役職者が潰れて退職して繰り上がるケースが多かった。
はてブではえらく評判の悪いツールだが、前職まではPC版LINE(もちろん私用携帯のアカウント)で上司とコミュニケーションを取っていたので、これも感動した。確かに便利。
世の中、VPNぐらいはどこの会社でも当たり前に導入されてるのは知識では知っていた。
現職では、外部ストレージは一切使用不可、VPN接続しないとそもそもエクスプローラーが使えない、Googleのログインは一切できない(会社のツールはMicrosoft系で統一されてるっぽい)など。
当然勝手に便利なフリーソフトをインストールしたりできない。私物のG pro wirelessを使っているのでGHUBインストールさせてほしいなあ。あとサクラエディタも使いたいんだけど……
外部ドメインへのメールは保留にされて自分でダブルチェックのうえ承認しないと送信されないのはまあ有効性を感じられたが、自動PPAPは実際目の当たりにするとまじで意味不明だった。恥ずかしいからやめてほしい。
プリンタのローカルIPがわからないときとか、VPN周りが正しく使えないときなんかはここに泣きつくとなんとかしてくれる。なにもしてないのにパソコン壊れても大丈夫!
中小企業あるあるで、業務内容が口伝で秘伝のタレみたいになってる環境しか知らなかったので、ほとんどの業務内容にマニュアルが存在していて感動した(teachmeなるサービスを初めて知った)
sharepointで優秀社員が表彰されていたり、新入社員のストーリーみたいな特集が載ってたりする。俺は絶対に載りたくないけど、読むのは面白い。
2022.8/30 皆さまへ
前パートでは時間をぼったくってしまいました。申し訳ありません。
https://anond.hatelabo.jp/20220829202648
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気が付いたらめっちゃ書いてるな。気が晴れてきた。
それから、地元ではイマイチ目立たない感じの、偏差値40半ばの私立高校(今年甲子園に出場している)に入った俺は、ますます薄汚い根性を身に着けていった。アニメとかドラマとかで、三下がやるような行動があるだろう。まさに、それをやっていた。
例えば、土曜日なんかの地元のセブンイレブンで、可愛い子と大学生くらいの男が仲睦まじい様子で店から出てきたとするだろう。モテない俺達としては、大いにイラッとするわけだ。
人がいない辺りに出たのを確認して、3人で近づいて取り囲んだことが何度もある。
「こんにちはー」「かわいいっすね」「夕方までお話しませんかー?」「怖くないんで」みたいな具合で話しかけにいく。彼氏と思われる方は、ほとんど全員委縮する。当然だ、喧嘩なんてしたことはないんだろう。それで、女の子と会話を続けて、腕とか肩に触っていって、コンビニに停めてあるバイクの方まで連れて行く。男の方は、怖い顔の先輩がガードして止めておく。
半分以上はうまくいった。女の子が声をあげたら大人しく退散するし、近所の人が携帯電話を取り出していたらダッシュで逃げるし、男の方が暴力に訴えたら、3人がかりで服を掴むなどしてブンブン振り回して、道路に沿って流れている小川に叩き落して終わりだ。
ちなみに、女の子はバイクの後ろに載せて、付近の国道沿いエリアまで連れて行って、適当に飯食ってカラオケに行ってそれで終わりだった。犯罪的なことをしようとした連れもいたが、俺が怒鳴って止めていた。『警察に捕まるのだけは割りに合わない!退学になるだろ!危機管理が大事だって父も言ってたろ!』と、まさにゴブリンレベルのこざかしい思考を巡らせていた。
情けないほどの三下だった。これって、ある意味弱者男性じゃないか。精神的な意味での。自分がモテないからって、モテる奴を踏んづけて勝者になった気分になってたんだよな。普通に最低だと思う。ちゃんとした教育を受けてない人間って、リアルゴブリンなんだよな。
読者の方の溜飲を下げるために言わせてもらうと、その後ひどい目に遭うことになる。ああいう感じで無理やりに引っ張っていった子が、マジモンの反社(暴力団。名前は当然伏せる)と関係があった。ある日の夕方だった。俺達3人は、例のセブンイレブンにバイクで立ち寄ったところで、黒くてデカい車からいきなり出てきた連中、今でいう半グレだな。そいつら4人に取り囲まれて、本人確認されて、その後は最短コースでボッコボコにされた。
時間的には数分だったが、バイクはキズモノにされたし、俺は駐車場の車止めに向かって蹴りを食らわされて激突したし、その後も殴られて、額からも鼻からも血が出て、あいつらが帰ろうとした時には痛すぎて立つこともできなかった。
コンビニから一番偉いと思われる、まさにヤクザな風体の人が出てきた。今思えば、店舗責任者と話をつけていたのだろう。その人は「次やったら海に捨てんぞ」とだけ吐き捨てて、黒いデカい車の後部座席に乗った。
その日、思い知った。力というのはより強い力に潰される運命にあると。自分達は社会のゴミのひとつに過ぎないと直感した、そういう日だった。
厳密にいうと、「力というのはより強い力に潰される」のを本当の意味で知ったのは、それと同じ月のことだった。家に帰った俺を見ると、じいちゃんがとんでもない目つきでやってきて、肩をさすった。
「誰にやられたんな! 言え!!」と。親父も訝しい目線でこっちを睨んでいた。椅子から立ち上って、電話の方を見ていた。眉間にシワを寄せてた。
じいちゃんにも親父にもいろいろ聞かれたけど、要約すると「大丈夫だったか?」と、それだけになる。で、あっという間だった。一週間も経ってないんじゃないか。その半グレの連中+ヤクザな風体の人が逮捕されたのは。
じいちゃんと、後は親父も一緒に警察に行ってくれた。それで、やられた俺の仲間二人と、対応したコンビニ店員にも警察官が話を聞き取って、黒い車のナンバーもわかって、それでやつらは一斉逮捕となった――と、父親から聞いた。
肩書の力もあったように思う。祖父も父親も、自分の名刺を警察官に渡していた。じいちゃんは、当時天下りで地元のJAの役員になっていて、親父は食料品関係の会社の代表だった。その二人が、取調室の中で、説得力ある風に警察官に詰め寄って、いろいろ言っていたのを覚えている。
今では、「力というのはより強い力に潰される」→「権力はより強い権力に従う」という風に脳裏に刻んでいる。あの当時、もしかして俺ってすごくツイてたんじゃないか。マジでそう思う。
(追記)
今現在、じいちゃんは亡くなっているし、あの時すごい剣幕で警察官に寄っていった親父も、寄る年波には勝てててない。食料品会社を俺の弟に継いでもらってからは、生まれ育った実家でのんびりと過ごしている。介護が必要になっているため、毎日のように福祉事業所からやってくるヘルバーサーカーに囲まれて、ゆっくりとして落ち着いた感じの生活を送っている。
今は、広島とは遠く離れたところで自動車を作る仕事をしている。もちろん肉体労働の方だ。自分で言うのもなんだが、まあそれなりの評価だ。正社員登用にはほど遠いが。いざという時のために有給は取っておく方だ。いろいろ出かけたいところもある。
日々の暮らしはテキトーだ。毎日、半額になったスーパーの刺身や惣菜を買って、夜になったら勝てもしない仮想通貨の取引画面とにらめっこをして、ビットコイン掲示板を眺めては阿鼻叫喚の叫びを楽しく聞いて、残った少ないお金でスナックやバーへ行き、当然のように自転車で飲酒運転をして寮に帰る。たまにデリヘルを呼んだりする。クソみたいな生活だ。
※デリヘルって書いたけど、たまに投稿してる人で最後にデリヘルを呼ぶ人がいるけど、俺は一切関係ない。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。俺の兄は地方公務員で、弟は東証一部上場企業に入社していて、親戚もそのほとんどが公務員か経営者だ。
どこで間違えたんだろうか。いや、たぶん生まれた時から間違えているのだ。俺という人間は。生まれた瞬間に詰んでいた。
いよいよ、ぼったくりバーの話をしよう。自称進学校とはいえ、皆が大学に行く中、高校をギリギリで卒業した俺は、進学も就職もすることなくフリーターとしての道を選んだ。理由は単純で、そっちの方が人生面白そうな気がしたからだ。ほかの人が歩んでない道を歩いていこうと当時は考えていた。愚かしさの極みだ。真の個性は見た目ではなく人間性に出るというのに。
人間の核は、なにがしかの努力によって磨かれて強くなっていくのだと――肩書とか見た目とか家柄とかで差別化できるものじゃないんだということを、当時の俺は知らなかった。
後悔は置いといて、フリーターになった俺は家族からの冷たい眼差しなど受け付けもせず、半年後にはアルバイトで貯めたお金と、祖父からの餞別10万円をババッと使って一人暮らしを始めた。
実家から遠く離れて、憧れの都会暮らしだ。といっても、福山市街からちょっと外れたところにあるこじんまりとしたアパートだったが。
当然お金はなくて、コンビニアルバイトだと稼ぐにも限界があって、高校時代が懐かしいなぁと思っていたら、繁華街で中学時代の先輩に出会った。当時からやんちゃをしていた先輩だったけど、この時にはもう、完全なる……そんな感じの見た目だった。
飲み屋で何杯かおごってもらった時に、「仕事紹介してくださいよ」と持ち掛けた。「オレは○○やぞ、お前わかっとんじゃろうな」と念を押されたが、金がほしくて仕方がなかった。金があればパチンコもスロットも打ち放題だし、飲み屋で好きなだけ注文することができる。行ったことはなかったが、いつか風俗にだって行きたかった。
絶対にすぐ辞めるなよ、という条件付きで紹介されたのは、とある料金が高めのバーだった。お店に面接に行ったところ、看板がなかったので驚いた。小さい黒板みたいなタイプの看板が店の前に置いてあった。
内装も、お世辞にも綺麗とは言えない。お客に見えそうな位置に雑巾とか置いてあって、素人にもわかる清潔感のなさだった。一応メニューらしきものはあったが、カウンターの一番端にさりげなく置いてあるくらいだった。
従業員の数は事務方まで含めて6人ほどか。自分を入れて7人。いるのかいないのか、よくわからない人もいた。バーに行った経験はないが、どんなところなのかはわかっていた。
面接で店長(代表者)に言われた言葉として、「あの人の紹介だから仮採用にはするけど~ここがどんな店なのか知ってるよね~まあ、ここは実力主義だから。頑張って稼ごうね」といったのが記憶に残っている。
そこまで長くは働かなかったので、思い入れがあるわけでもない。思えば、よく警察に捕まらないで済んだものだ。
当時すでに、県条例的に違法な店(以下I店と呼ぶ)ではあった。19才で若かったとはいえ、悪に手を染めていたのは間違いない。今はちょっとだけ後悔している。
で、まずは典型的なパターンを挙げて、お店の基本方針を説明する。しまいに、ぼったくりについての所感と、せめてもの罪滅ぼしとして、ぼったくりに遭った場合の対策などを述べる。
断っておくが、具体的な行為の場面は一切挙げない。時効だから大丈夫とかじゃなく、そのあたりの礼節は弁えているつもりだ。俺はあの業界にお世話になった。
この業界の基本は、酔っているお客さんを捕まえる(キャッチ)ことにある。一応はマニュアルがあって、人それぞれの口伝によるところが大きいけれども、それでもI店のみんなは言っていた。シラフではなく、酔っている客に声をかけるようにと。玄人連中は口を酸っぱくして説いてくれた。
個人的にもそのとおりだと思う。酔っぱらうなどして認識が弱っている人間じゃないとダメだ。まあ、そうではないシラフの状態でも、多くの人はどうみても○○○風の男連中に囲まれて脅されると、ぼったくりだとわかっていてもお金を払う。
※…I店でお客さんを「カモ」などと呼ぶ習慣はなかった。みんなプロ意識をもって仕事をしていた。
※…初めは店内の飲食スタッフを二ヶ月やった後、キャッチ役をするようになった。
が、それではいつかハズレに当たる。
お客さんの中には、策略の罠を知り尽くしたキツネのようであり、またオオカミを威嚇するライオンでもあるような人がいる。そういう人は、どれだけ強面に囲まれても、ちゃんと脱出して警察への相談までもっていってしまう。最悪、スタッフ全員の 乳首手首(ブコメ指摘感謝)に手錠がかかる未来だってある。
企業経営でいうところの『危機管理』だ。知性や勇気に溢れた人間でも、酔わせておけばどうにかなるかもしれない。ダメな時は失敗するけど、それでも傷を浅くできるかもしれない。当時の俺はツイていたと思う。飲食の仕事を通じて、危機管理と臨機応変さを肌で学ぶことができたからだ。
さて、路上で飲み歩き客を見つけて、かつ酔っているとしよう。その場合はI店に入ったが最後、多くの人が餌食となる。成功率は八割以上だ。入店までもっていくのが大変なのだが。
多くの人はキャッチを無視するし、会話になっても成り立たないことが多い。酔っ払いだけを狙ってるから仕方ないのだが。
入店後の大まかな手順としては、以下の感じか。
①.~来店時
女の子がふたり付く。それで最初に飲み物を聞いて出す。I店は内装がスナックに寄っていた。メニュー表を見せて、と言うお客はほぼいなかった。
当然だが、接客サービスはまともに行う(詐欺容疑を回避するため)。そこらのスナックにも負けてない。ペペロンチーノ風焼きそばだって、フライパンでサッと作ってみせる。まともでないのは料金だけだ。
②.~接客中
お客さんにはもっと酔ってもらう。焼酎やウイスキーだと、相場の濃さの2倍~3倍が基本だ。ビールにも隙を見て細工する。烏龍茶を頼まれても関係ない(ウーロンハイにする)。とにかく酔ってもらう。
店内には一般客はいない。サクラ客は常に1人以上用意していた。
③.~お会計
最短のセットで1時間だ。多くのお客さんは目が飛び上がるほどの金額に衝撃を受け、幾度も会計伝票を見直す。そこに、強面のスタッフ数名が「どうされました?」と囲むように接近していき、逃げられないようにする。加えて圧を掛ける。反論されても個別に返し方が用意してある。
なお、請求額を相場の何倍にするかだが、ここが店長の腕の見せどころだ。そう、ぼったくりバーの請求額はなんと、時と場合によって異なるのだ。具体的には、相手の懐具合を推察して決める。お客が会社員だった場合、居酒屋に相当する料金が4,000円だとしたら、30~40万円程度を上限にしていた。相手がフリーターでお金持ってない風だったら、4~10万円未満など相当おまけをする。
リスキーな請求額というのがある。相手の生活が成り立たなるほどの金額を請求するのは通報リスクを伴う……と店長が言っていた。その辺りを考慮して請求額を決める。
この時、お客さんが完全に酔い潰れていた場合は、どうにか起こして財布を出させる。目が覚めないようであれば、こちらで勝手に出す。クレジットカードが狙いだ。というか、どんな時でもクレジット払いがいい。ATMまで連れて行くと逃亡リスクや通報リスクが高まる。
なお、この時代(参考:東京卍リベンジャーズ)だとクレジットカードはサイン形式が一般的だった。当時、店長はサイン偽造職人と皆に言われていた。暗証番号はわからなくてもいいし、別に入れなくても決済できる。
④.~お客さんがゴネた場合
最後に。お客さんが支払いを断った場合も、店長や社員が臨機応変に対応する。脅したり脅したりして、透かすことはあまりしない(回転率のために短期決戦が基本)。相手の体力と精神力の低下を狙うのが基本だ。これも定まったマニュアルはない。あくまで経験に応じて、その場に適した対応を決める。まさに臨機応変だ。ルールに基づいたり、あえて外したり。腕の見せどころだ。
あえてそれっぽい言葉を使うとしたら……解決すべき問題とは、今目の前で起こっている問題であって、過去に脳裏に蓄えられたパターンそのものじゃない。頭の中に蓄えてある問題は、昨日までの問題であって今日の問題じゃない。だから、その都度適宜調整して、その時々の状況にあった最善の解を求める必要があるのだ(90%本の受け売り)。
実際には、お客さんが手ごわくて「これはいかん」となったら、通常のバーの料金に毛が生えた程度の額(×1.2~1.3)で妥協することもあった。この程度の金額だったら、支払わないと無銭飲食になるからな。これもまた適応のひとつだ。
コメントを読ませてもらった。
ブコメの人が言ってたけどそのとおりで、何度か死にたいと思うことがあった。
少し元気が出たよ。ありがとうな。
やあ(´・ω・`)
日頃ホッテントリ入りしたきのこ関連の記事を、気まぐれで解説しているよ。
「なめこ」の起源 “60年前に福島県で採取の野生の菌に由来”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220615/k10013672561000.html
ブコメで散々指摘されているとおり、あくまで日本で栽培されているなめこの99%は、
ってことだよ。無論、日本中でごく普通にみられる野生のナメコの起源が全て福島県産というわけではないよ。記事にもしっかり
引用:野生の菌では遺伝的な多様性がみられた一方、菌床栽培の菌は1つの系統に分類され、それぞれが遺伝的に極めて近い関係だと明らかになった
と書いてあるよ。まあ、見出しが誤読を誘っている感は否定できないけど。
じゃあ結局野生のナメコの起源はどこなの?って疑問が当然生まれると思う。
結論から言うと、実はよくわかっていないんだ。というのもナメコに限らず、菌類全般ほぼ化石に残らないので、どの種類がどの時代に分かれたのかって細かいとこまで、今のところ把握のしょうが無いというのが実情なんだ。
どんな自然科学の記事にも言えることだけど、せっかく論文が公開されているのにソースのリンクがないのは不親切だよね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/63/3/63_MYC570/_html/-char/en
なめこは、特に日本で人気の高い食用きのこの一つである。本種は白色腐朽菌の一種で、ヒマラヤ、中国から日本までの東アジアの冷温帯落葉樹林の枯木や朽木に生育する。記録によると、ナメコは1921年に東北地方で初めて人工的に原木栽培され、伝統的にこのきのこを食してきたという。近代的なナメコのおがくず栽培は、食用きのこのおがくず栽培のパイオニアである森本彦三郎によって1930年に確立された。その後、1960年代から1970年代にかけて木製トレー栽培が開発され、日本における選抜菌株の商業生産が拡大した。1980年代以降は、空調を伴うオガクズ栽培で通年生産が可能となり、日本での生産量の99.7%を占める主流となった。その後、1970年代半ばに中国遼寧省南部にナメコ栽培が導入された。それ以来、中国はその最大の生産国となった。最終的に、2012年には中国が70万トン以上、日本が2万トン以上のなめこを生産し、現在のアジア各地、北米、ヨーロッパへの栽培の広がりを引き起こしている。
もともと日本でしか栽培されてこなかったのに、今となってはほとんどが中国産なんだね。
そのため、食用きのこの栽培の歴史は、作物植物や家畜に比べて比較的浅いことが報告されている。例えば、最も古くから栽培されているきのこの一つである椎茸の栽培は、約800年前に中国で行われたようである。しかし、ナメコの栽培は約100年前から行われている。1929年に山形県で採取された野生子実体から初めてナメコの家畜化株が分離されたが、戦後の混乱期に消失したとする説が唱えられている。ナメコの家畜化過程に関する記録はほとんどない。しかし、現在オガクズ栽培に用いられている株は、1962年10月16日に福島県山都町市で採集された単一の野生株F27に由来すると考えられる。したがって、市販のナメコの大部分はこの厳しいボトルネック現象に由来すると推定され、その結果、遺伝的変異が非常に少なくなっている。栽培種と野生系統の遺伝的多様性の比較は行われていない。したがって、家畜化された種の遺伝資源を利用し、さらに品種改良を進めるためには、その進化史を正しく理解することが必要である。そのためには、家畜の自然集団の遺伝的多様性と集団構造に関する知識が必要である。
断片的な資料や口伝などでF27という株が起源ということは推測されていたものの、きちんと裏付けがなかったみたい。今後品種改良を進めて継続利用していくためには、そもそも今出回っている株がどこに由来しているのか、また多様性はどうなっているのかを調べることが大切なんだね。
本研究により、日本産オガクズ栽培株は自家繁殖または家族内交配に由来していることが示された。これらの結果は、日本のオガクズ栽培で生産される商業用ナメコは単一の祖先の子孫であるとする単一祖先仮説と一致する。したがって、日本の商業用ナメコは単一の家畜化事象に由来するため、遺伝的多様性が著しく低いと結論づけられる。
日本全国から収集されたナメコ野生株の中程度の遺伝的多様性レベルは、他の木材腐朽菌の野生株と同等かそれ以下であると報告されてきた。また、他のきのこの栽培株はいずれも複数の家畜化起源を持つことが研究で示されており、ナメコの自然集団は、おがくず栽培に有効な菌株を開発するための新たな遺伝資源となり得ることを提案する。
中国におけるナメコの生産は、日本からの始祖株F27の子孫が一部寄与しているものの、少なくとも一部の中国産品種は異なる家畜化過程を経たことが示唆された。日本以外での栽培履歴を明らかにするためには、中国における栽培ナメコの全体的な遺伝的多様性に関するさらなる調査が必要である。
他の栽培きのこには複数の起源があるのに、菌床栽培なめこは単一だから遺伝的多様性が極めて低いという評価なんだ。栽培の持続可能性や新たな品種を生み出すためには、野生株や世界中で栽培されている株の追加調査が必要なんだね。
現在国産なめこ種菌を牛耳っている種菌メーカー大手「キノックス」のサイトに詳しいよ。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/hakase/ha-nameko_04.html
品種改良以前に、そもそも種菌の性能維持にもすごく神経を使っているんだね。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/hakase/ha-nameko_05.html
きのこの分類にはまだまだ謎が多いよ。しいたけやなめこ級のメージャーきのこですらコロコロ変わってる。
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame02-3.html
その後、引用した論文にもあるとおり、Pholiota microspora (Berk.) Sacc. (synonym P. nameko)というシノニムにnamekoという文字が残ったよ。
なんだかんだでwikipediaがそれなりに情報量も多くてまとまっているよ。
菌床栽培 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8C%E5%BA%8A%E6%A0%BD%E5%9F%B9
原木栽培 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%9C%A8%E6%A0%BD%E5%9F%B9
もしあなたがなめこを栽培したかったら、すでに植菌済みのブロック菌床(なめこ栽培キット的なやつ)を買うと1週間くらいはニョキニョキ生えるなめこを楽しめるよ。
原木栽培も、適当な雑木と、種駒(今の時期ならホームセンターにたいてい置いてある)と、ジメジメしたちょっとした林があれば簡単にできるよ。
http://www.kinokkusu.co.jp/saibai/sa-g-name.html
自分は過去に短木栽培、長木栽培いずれもチャレンジしたことがあるけど、シイタケよりもずっと簡単で収量も確実だよ。長木なら、駒打って日陰に埋めるか腐葉土たっぷりのジメジメした完全日陰に転がしとけばいいよ。シイタケでよく使われるナラやクヌギみたいな硬い木よりも、ブナ、シデ、サクラみたいな柔らかい木の方が菌の周りが早くて確実なんじゃないかなあ。
まだまだいろいろ書きたかったけど、夜も遅いしこの辺でやめておくよ。
またどこかで会えたらよろしくね。
ここまで読んでくれた聡明なあなた、もしかして「なんか物足りねーな」って思ったかな?
実はそうなんだ。業界的にはたぶん、正直そこまでニュースバリューのある話ではないんだよね。
というのも、おそらくごくごく一部の人たちの中では知られていたであろう「新しい品種作りたいけど、クローンみたいなのしかなくて掛け合わせできねー」「正確な記録は残ってないけど、たぶん全部F27が起源なんじゃねーの」ってことの遺伝的な裏付けが取れたってだけだからね。無論、優良株を持続生産するために必要な研究が一歩前進したってニュース自体は大変喜ばしいけども。
きのこがニュースになるのは嬉しいけれど、見出しにつられて勘違いした人が大量発生するのは嬉しくないし、だから私たちのようなきのこ好きが発信する必要があると思うのね。
当たり前だけど、今流通しているなめこは遺伝的に同じ(中国産については一部国産とは異なる可能性あり)と言ってもいいし、(福島を下げる意図は無いのだけど)特別福島県産のなめこが美味しいなんてことはないので、安心してなめこライフを楽しむと良いよ。
ちなみに、いまだに福島県産のきのこに放射性物質が残留しているんじゃないか、なんてことを心配する人がごくごく少数いるけれど、菌床栽培物については全国どこでも似たような産地の原料使っているので変わりないよ。
一方で原木しいたけやホダ木の生産は、まだまだ一部の市町村で出荷制限がなされていたりするんだ。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/kinoko/qa/seigenfukusima.html
特にホダ木については事故以前に一大産地だった福島県産ホダ木がほとんど壊滅して、他県に流れてしまったという悲しい事態が起こってしまった。ホダ木の栽培は、20年サイクルくらいで林を皆伐しながら管理するので、一度生産を止めてしまうと再開するには膨大なコストがかかってしまうんだ。福島県のホダ木生産者の方の気持ちを思うと本当にやるせない。
政令指定都市へ電車で数十分の地域なので、もっと田舎であるような排他的というほどのヘルっぷりがないのは幸いだみゃー。
新しいマンション建ったり、維持できなくなった畑とかが住宅地に様変わりするだっちゃからね。
今まで、家族の代理とか共同参加で細々としたイベントには出たりしたりしてたずら。
夏にお地蔵さんにお参りしてお菓子貰えたのが最古の思い出かもしれないですわ。もしくは回覧版回すお手伝いでござったかね。
あたくしのお父様がそろそろ高齢で、世代交代はお兼ねになりませんけど、少しずつムラのお仕事を手伝う流れになってきましたの。
まあ、そのお父様も、村の中では若い方だったりするのですが。オホホホホ
草刈りとか掃除とか、雑用系はそこまで苦にならなかったですし、役員は年配の方々で回してもらえるし、別に旅行とかにも参加しないでのほほんとしてたんだべが。
ずっとそれが当たり前の人達からしたら守るべきものが多い、若手はもう面倒を引き受けたくない、そんな感じでケンカ腰なんや。
色々知ってた人達は、記憶がおぼろげになったり、オナクラりになったりで、全貌を把握してる人がメイビー、ノーパーソン。
こないだツイッターでバズってた、古い風習を自分の代で終わられた素晴らしいお義母みたいに、僕の少し上の世代で片づけておいてほっしーな。
もう10年近く前になるが兄は両親へ紹介したい人が居るとして婚約者を連れて来た。
いやそもそも連れて行こうとする段階で私も含め家族全員が会うことを拒否した。何故ならば兄の結婚へ対して反対していたからだ。
兄は唯一の男の子で実家の農業の跡取りだった。
兄は両親の期待へ応えるため高校も大学も農業を専攻していたが、実家は現金収入の少ない貧乏農家であったため、父は息子へそのようなものを継承させるわけにはいかないと自分の代で我が家は離農することを決断した。
母もまたそれを了承したが兄はそれに関して怒った。
当然だ。兄からすると高校大学で農業を専攻するという青春を費やしてきたのに突然の離農宣言は受け入れられるはずがない。
両親のやり方も悪手だった。
意気揚々と農業学ぶ兄の学生時代に離農を決断していることを伝えず、卒業が見え始めると両親は一旦社会に出て学べと言って兄はそれを信じて大手の農業関連企業へ就職した。
両親はその兄へ離農を言い出しにくかったようなのだ。
まだまだ跡取りなんか中卒で十分と言う価値観が多くある当時の田舎で、兄はこの時点で近隣の集落では例がないしっかりと高度な学問として農業を修めた唯一の人で、俺が実家を守り立てるんだといつも言っていた。
私の実家にはお金がなかった。今でもない
そんな中で3兄妹の1人が離婚して子供を2人実家へ連れ帰り、さらに困窮する可能性が非常に高かった。
兄は心根が非常に優しい人で姪甥をことさら可愛がり、寂しい思いをさせまいとしている様子がよく見て取れ、姪甥もお兄ちゃんお兄ちゃんと後ろをついて回っていた。
兄は父による離農宣言へ非常に怒っていたが、それを半ば諦めることにしたのは姪甥の存在があったからというのは大きいと思う。
母は40歳50歳くらいで農業を始める人も居るし今は一旦外で働こうと怒れる兄を説得していたので、それも考慮していたのかも知れない。
しかし外へ出れば出会いもある。兄は恋人を作り結婚を考える関係性まで発展させてしまっていた。
兄の婚約者を紹介したいという言葉で私たち家族の頭によぎったのは離婚した姉と姪甥、そして結婚に係るであろう様々な費用、つまりお金だった。
両親は兄の結婚はまだ早い。30歳程度になれば結婚しても良いかも知れないがと言い、私もその通りだなと思ってしまっていた。
歳を重ねれば外での収入も増えているだろうし実家の金銭的負担が減るだろうと思った。
この考えがどれほどおぞましいのか10年前の私は一切気が付いていなかったんだ。
兄はこの世に生まれた瞬間から実家の跡取りとして生を受け、期待に応えるため学生時代を過ごし、両親の決断でそれを無駄にされ、両親の言われるまま就職し、30歳になったら結婚して良い、40歳になったら農業をして良いと、兄の人生に兄の計画や意思など無かったのだ。
兄は行動力の人だ。
誰かから指示されたこととは言え、頼まれたことをしっかりと実行実現できてしまう人なのだ。
そして心根が優しく、身内にはことさら甘い。
当時の婚約者さんから実家への挨拶を頼まれれば兄は実行してしまうだろうし、実現されてしまった。
事前に何度も兄から婚約者を紹介したいと話があり、私たちはそれを拒否した。
繰り返されるそのやり取りに兄は埒が明かないと婚約者紹介について日時を一方的に決めて強行することにしてしまったのだ。
今考えると兄がこんな強行手段に出るなんて初めてであり、その本気度は相当なものであったはずなんだ。
その当日、私たちは兄とその婚約者を罵倒した。
お金目的なんじゃないか、生命保険がどうのこうの、水商売女か?と、当時を思い出せば何故こうも皆が悪態を付けたのかと思うくらいだ。
お金がないという実感は人間性を失わせてしまうのか。
兄は激怒し、婚約者さんは泣いていた。
そして兄は婚約者さんを駅まで送り、実家で夕飯を取り、次の日朝に衣服も何もかも置いて居なくなった。
私は兄へ対して夕飯の際にもっと可愛い子紹介しようか?なんて冗談のつもりで言ってしまっていた。
兄が今回の件で別れることになったと静かに言うものだから冗談半分にフォローしたつもりだったのだけど、何てことを言ってしまったのだろう。思い出せば涙が出てくる。
時間を戻せれば私は婚約者さんの味方についてあげたい。なんて私は世間知らずで愚かだったのか。私の家族はなんて非道なのか。
ウィル・スミスの件を見ると当時の様子はアカデミーよりも酷いと言って良い。
兄が殴りかかって来なかったのが不思議なほどと言えるし、兄がどれほど私たちへ優しかったのか身に沁みる。
兄は電話番号を変え、職を変え、私たちから連絡を取れる手段を完全に断ってしまったが、集落に残る兄の友人たちの口伝てで兄が結婚したことを兄失踪の2年後に知った。
その数年後に子供が生まれたらしいことも知った。
しかし私たちは祖父の葬式にも兄を呼ぶ手段が無かった。
兄の友人たちへ連絡先を教えて欲しいと頭を下げたが全員が知らないと言って教えてくれなかった。
おそらく知っているが兄に口止めされている。兄の友人たちは裏切ることをしないほど兄を慕ってくれているのが頭を下げる度に知ることができた。
1人だけ風の噂だがと前置きして「どうしても葬式に呼びたいときは新聞の訃報欄へ載せれば動くかも」と教えてくれた友人が居たと祖父が亡くなって数年経ったとき両親が言っていたけど、両親はお金を理由として訃報欄へ載せることをしていなかった。本当に馬鹿だ。
集落でもおそらく兄が突然失踪した理由を皆が知っている。
祖父母は学問に精通する兄を自慢していたし、私としても自慢の兄だった。
10年経っても兄の連絡先を誰一人教えてくれないことから兄の評価はいまだ集落内で高いこともわかる。
「私、最近歳のせいか痩せにくくなっちゃって、あまり食べてないのに太っちゃって。増田さんはこの時間(夕方~夜10時まで)に働いていて、夕飯はどうしてるんですか? お腹空いて夜に沢山食べちゃったりしないんですか? 私は朝普通に食べて昼は軽めで、仕事から帰ったらご飯丼2杯食べておかずはガッツリ食べるんですけど、それだけなのに太っちゃって」
と言われたので思わず、
「シンプルに食いすぎィ!」
で、先日二週間ぶりにシフトリーダーに会ったら、シフトリーダーは見違えるほどに太っていた。夕飯丼2杯生活、続けてたのか……。せめて茶碗2杯にしておけばよかったものを。
その日は月末だったので、オーナーが女子フリーターアルバイトさんにAさんへの伝言を託していったのだが、女子フリーターアルバイトさんはAさんを恐れておりあまり話しかけたくないらしく、私に「Aさんに伝えておいてください」とオーナーの書いたメモを渡してきた。
オーナーのメモはいつもダイイングメッセージレベルでざっくりとしていて、むしろ口伝の指示が本体だったりするのに、私にメモだけ手渡されても。
「Aさんって月末の仕事をルーチンとは思ってないし、言われてないことはやらない主義だから、大事な伝言は本人に直接言わないt」
まで言ったところで、
「それは有能なAさんにしては珍しい!」
と女子フリーターアルバイトさんは被せてきた。人の話は最後まで聴けって。しかも謎にAさんを買い被っているな。まあ私の言い方が9割9分9厘悪口だったのがいけないのか。
女子フリーターアルバイトさんとAさんは必要最低限の用件以外のことで口を利いたことが一度もないらしい。それも「トイレ掃除行ってきます」みたいな一方的な宣言に限るそうだ。すごい、仕事とは思えないやり取りだ。報連相、存在してない!
私が朝、交差点で旗振り当番をしているのを見た、という事をきっかけにしていやに親しげに話しかけてくるようになった男性客がいる。その人はうちの子供達よりも幼い子供が何人かいると、訊いてもいないのに話した。しかし、その男性客は夕方頃に当店にやってきて、何かちょっと軽食と飲み物を買って駐車場に停めた車のなかでずるずるだらだらしているか、店内で立ち読みするかで時間を潰し、20時過ぎに帰って行くのだ。もしかして子供が寝付くまで家に帰って来るなと奥さんから厳命でもされているのだろうか。
「昼間は何してるの?」
と聞かれたので、
「はい、な・に・も、していませんっ!」
と馴れ馴れしい男性客は早口で言ってピュウ! と去って行き、以来見かけない。
PART1に戻る : anond:20211105031842
部屋の壁にほぼ完全に音を消す加工が施されていて部屋全体が消音室のようになっており、
その部屋の真ん中には訪れた人が弾いていいグランドピアノが置いてありました。たしか海外の話です。
実際に見に行った訳ではなくネットの記事かなにかで読んだ気がするのですが、
心当たりのある方はいらっしゃいませんでしょうか?
芸術には明るくないが、ここまで情報強度が強いと分かりやすい。
どうやら空間を基にしたアート作品をインスタレーションアートと呼ぶ、らしい。
Joseph Beuys - Plight
いつも通り、Google検索を行う。
Twitter 吸血鬼 マンガ プログラマー 辺りで検索。が、ヒットせず。
なので、他の検索サイトを使う。今回はツイコミ。
コレでどうだ!
https://twicomi.com/manga/nmnoy/1166667622626156544
すぐ解けたと思ったら、1時間以上もかかるやつもある。
まずシュールギャグというのが分かる。それでいて、リスが主人公の漫画をピックアップ。
どれも内容を知らないので、合わせて検索。出ない。
ダメだ...出ないから諦めよう。そう思って布団に入りかけた時、天啓が下りたので検索。
『子リスのリッキー』9/20発売
カバーのリッキーの尻穴はデザイナーさんに描いていただきました。
人類撲滅を目論み世界を旅するかわいい子リスのおはなしです pic.twitter.com/kCQtgmqf3D— 九州男児 /松山花子 (@kyusyu_danzi) September 17, 2016
シンポゥイズザベスト
これこそ集合知案件。が、アーティストが分かっていて、その内の曲なので検索で出やすいしやろう。
ちょっと情報過多な気もするが、有名アーティストなので母数も多いと判断してこのまま。
タイトルを呟いている人がヒット。
一応変換して検索。歌詞系はヒットしなくてもGoogle先生がどうにかしてくれる。
とりあえず思いついた断片で検索。
吹奏楽の曲で、最初はフルートソロで木管たちの連符がエグくて、
イングリッシュホルンとオーボエのソロ、トランペットのソリがある曲ってご存知ですか...?
こういう印象に残った系はTwitter。ただ、印象的な個所が有識者にしか分からない類の表現なので、
min_retweets:30などの情報付与はしない。シンプルに
シンフォニエッタ第3番「響きの森」。
http://www.cafua.com/products/detail3190.html
・薬を作る小説
・主人公は鉱山で労働させられていて何かがあり彼以外死んだ(自信なし)
・現代ではない
・でかめの賞を取ってた気がする
・ハードカバーで2~3巻くらい
・表紙に狼がいた
薬 感染 鉱山 労働 "小説" でGoogle検索。条件は画像。
鉱山で労働という点に着目し、連想で単語をひねり出す。奴隷かな?
うろおぼえ情報から、シリアス寄りの作品かと思い、それっぽい画像を探した。
鹿の王 - 上橋菜穂子
現代ではない、という点に着目してファンタジーを足しても良かった気がする。
こういう明後日の方向にぶん投げた球でも、当たるときは当たる。
・多分アプリアイコンがぶさかわネコ(白黒で服を着ていた気がする)だった気がする
・サ終してたはず
サ終しているソシャゲを探すのは困難なケースが多い。とりあえずやってみる。
会社によっては使いまわし等で、ガワだけ変わったバージョン違いのゲームも見るのでコワヒ。
ジュジュと悪夢の迷宮 : https://www.appbank.net/2013/03/29/iphone-application/569878.php
街づくりはソシャゲの初期から聞く単語で、これはシミュレーションに置き換えても良いかもしれない。
また「怖い」はダーク、ホラーに置き換えが可。
とりあえずここまでカオスな内容だと、流石にニコニコ関連だろう...と推測。
ニコニコで中居正広を検索。デレステの情報が出るが、さほど突飛なものは無い。
が、モーレスターというジャンルを発見。当たりをつける。内容はちょっと無法地帯なので上の情報を検索するには無理。
全てを見るしかない。(←大間違い)正直うろおぼえに当たるまで無駄な時間を過ごしそうなので、
ソシャゲを周回しながら関連動画を自動再生。時々顔を上げてみる程度に。
...30分程掛かってこの方法では発見できそうにないと理解。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm31302920
内容はよくわかんないけど、見つかったのでヨシ!
ちなみに、マイリス登録してたけど削除された~みたいな動画の情報を探したい場合は、動画IDでGoogle検索やTwitter検索すると引っ掛かることが多い。これはニコニコに限った話じゃないけど、
動画自体は消せても痕跡は若干残るので、そこから足跡を辿ることができる。あまり褒められた技でもないので自己責任で。
名前が思い出せません。
男性 体操座り アイコン アプリでGoogle検索、条件は画像。
フリー素材の画像がたくさんヒット。これは情報過多なのかもしれない。
窮屈な人生 - GooglePlay
フリー素材が邪魔なら適宜「-素材」や「-フリー素材」で除外検索しても精度は上がりそう。
かなり前(少なくともここ3年くらい)にブラウザで遊べたゲームを探しています。
・海外で作られたゲームで名前は英語のものでしたが、文字などは全く出てきませんでした。
・内容はゲームというよりかは操作するだけの強制縦スクロールアクションのドット絵(置いてかれるとたしか死ぬ)で、男の主人公が人生を生きて、最後にお墓まで行くというものです。
・途中、学校のシーンがあって勉強をしっかりするか不良になるか、みたいな分岐があった事が印象に残ってます。
・ホラーゲームゆっくり実況投稿主さんか、検索してはいけない言葉などを投稿してるゆっくり実況投稿主さんの動画で見て、プレイしたのは覚えています(結構有名な人でしたが名前が思い出せません)(多分ニコニコ動画です)
・BGMがピアノだけの曲で、サティのジムノペディっぽい感じだったと思います…
実況者の特定は、調査しようとすると時間が掛かりすぎるので外す。
人生を追体験する部分と、縦スクロールは大きな情報。確定はしてないが、とりあえずFlashを入れてみる。
and everything started to fall
出なかった場合、期間指定で2018年以前や、ピアノなどワードを付加するかもしれない。
現在Flashは終了しているので、Twitterで口伝を検索した方が当たり易かったかも。
『Twitter3(偽りの安寧は存在せず、暴力によって全てが決定する最高のSNS)』という趣旨のツイートを探しています。
・昨年~今年にかけて見かけたもの。
Twitter3のパワーが強すぎる...
Twitter3(だれもが口汚く社会と政治について罵り合う、暴力や不道徳を称賛する“本物の男達”だけの荒野)— ALISON (@ALISON_airlines) March 26, 2021
補足 : anond:20211105041538