はてなキーワード: 厚切りジェイソンとは
虹柄は超激アツの象徴なんだけどさ。
なんかいつの間にかセクシャルマイノリティの象徴みたいに使われだして、変なアカウントに絡まれるようになったっていうんだよね。(結構変なDMも来るんだって)
まあそこまでこだわりないしアカウント名変えたって言って笑ってたんだけど、俺はなんかすげームカついたんだよなぁ。
なんでこいつが変えなきゃならんの?てかそんな汎用的なもんをてめーらの持ち物にすんなよ迷惑だなっていう。挙げ句なんかバカにしてるとかよく分からん言いがかりまでしてきてさ。
厚切りジェイソンのアナザースカイがいいこと言ってた。物ではなく状況で満足できる奴は勝ち。自分の生きがいを作るのは自分の責任。ジェイソンも役員だし、参考になれば。
https://www.ntv.co.jp/anothersky2/articles/218lzgnx6nei6w0wp7f.html
物理的な暴力だけじゃなく、文化面で現代的な技術を教えてつええするタイプの話って、人間が潜在的に持つ庇護欲とマウント欲と共有欲求が混ざったもんだなって思う。
特によくある描写で、向こうの住人が「こんな食べ物(異世界では)見たことありません、ほぉー」みたいにやたら文化の高さに感動する。異文化バカにしてんのかなと。江戸に来た耶蘇教の宣教師みたいな鼻持ちならない感じを受ける。とにかく現代に比べて文明も文化も低いのだから現代人が圧倒的にマウントして当然という発想は白人至上主義そのものだなこれ。
むしろ疲れていた現代人が異世界に触れて癒やされる、みたいな物があんまり見受けられないのがネット的というか。価値で全てが測られる世界に生きてんだなという実感を強くする。というより、個人的にも価値こそが評価されるのは紀元前からの歴史だとは思うけど、異世界に対する価値がはっきりと提示されてない感じがするんだよね。オリエンタリズムというか、その文化に触れてびっくりみたいな。その文化に対峙したときにまず俺達より劣っているから文化伝授してやろうという描写そのものが現代人の感性の稚拙さではないかと。こういうのって宮崎駿とかから言わせると、チコの実等未見の食事が出てこないのは何なの、ということになる。土着文化に触れて異邦人が恐縮する感じもない。さながら厚切りジェイソンのようにホワイ、日本人ココガオカシイヨー、とかずけずけやってるわけで。
そこで出てくるのが対立軸。あの異邦人が鬱陶しいからやっちまおうぜみたいなガジェットもたくさん出てくる。しまいに主人公は力量差を明示して屈服させたあと和解という。違うでしょ。お客さんはあんたであって、あんたがむしろマレビトなわけです。そこでなんで力押ししてんだと。そしてその後現代的なものを伝播させて文化破壊と。
厚切りジェイソンという人物のインタビュー記事を見た。彼は仕事をしながら自分の経済的価値を高める勉強をして自分の価値をより高く評価してくれる会社と交渉し転職を繰り返したという。そうやって段階的に給料を上げたと言っていた。
冷静に考えればそれは当たり前のことだしアメリカでは常識だと思うが同じことを日本でやってもうまくいかない。なぜなら日本の会社には転職を繰り返す人=能力が低い人という決めつけがあり転職を繰り返す人は敬遠されるからである。その結果、日本の労働者は失業の不安から低賃金でつまらない仕事にしがみつく。
日本の会社は従順な人間を求め権利を主張する労働者を排除する傾向がある。その傾向に拍車をかけているのが日本の教育である。理由は不明だが日本の教育機関は組織に従順な人間を育てる教育をしている。彼らは転職を繰り返して給料を上げろとは教えない。アジアの大学生が日本の文化は好きだが日本の会社には就職したくないと発言した動画を見たことがあるがその気持ちはよくわかる。
この地獄から抜け出すにはどうすれば良いか。それは政府や企業や学校の言うことを鵜呑みにせず自分の頭で考えることである。社会の構成員である一人ひとりが権利意識を持って行動すれば社会は変わる。