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2024-01-02

漫画って高いし電子版は読みづらい

正月暇つぶし漫画でも買って読もうかと思ったんだけど、けっこう高いし、面倒くさいなと感じる。

自分ドラマ/映画視聴とゲーム、このふたつが日常的な娯楽を占めている。

動画系の配信だと視聴はノンストレスかつ安い値段で見放題で自分文句のつけどころがない。

アマプラ、ネトフリのふたつだけでもお腹いっぱいになる。後は好みでU-NEXT(古い映画が多くてありがたい)やディズニープラスあたりもあれば盤石。

ゲームはもっぱらSteamSwitchでやってる。PS5はそこまでやりたいゲームがないだけで、そのうち買うとは思うけど。

Steamゲームの数もものすごいし、セールでアホみたいに安くなったりする。

ハイエンドゲームPCスペックを求められるからそこはハードルが高いが、自分場合元々PCは少しよいのを使ってるので問題なかったりする。

というか自分がもしスペック低いPCしかなかったとしても、面白いゲームが山程あったりもする。

動画見るのも、ゲームやるのもその環境自体ストレスを感じるということがほぼない。

これはネットインフラ進化とともにあってその恩恵をもろに感じる部分だ。

日常的に配信海外ドラマ映画見たり、ゲームやるのに忙しくて他の娯楽までやる時間がない。

ただ、この正月暇つぶしで久しぶりに漫画読みたいなと思った。

それで少し調べてみたんだけど、なんか色々とダルい部分が多いなと感じた。

サブスクがなんかセコい気がする

とりあえずシーモアとかBookWalkerとかお試しで入ってみたけど、

月額読み放題のプランで登録してみたら、読みたい漫画がぜんっぜんない。

メジャータイトル全然読み放題になってなくて、エロマンガみたいなのやBLとかそんなんばっか出てくる。

ようやく知ってるの出てきたわと思ったら古いのばかり。

これはほんとに需要あるのか?と疑問が湧いた。まあサービス続いてるからとにかく色んな漫画読みたいって人にはいいんだろうか?

メジャーなの読みたかったら結局単行分買うか出版社サービスになる

自分が読みたいのを大人買いで一気読みしたかったら結局単行本買うのとお値段はそんなに変わらないなという印象

メジャー紙メインで読みたいなら、週刊誌月刊誌など出版社サービスで昔毎週雑誌として買ってたみたいに読み漁るのが一番よいんだろうか

電子版の漫画、読みづらい問題

コスパがどうのとかはまあ自分の財布次第なんだが、これだけはどうしようもない最大の問題

電子書籍として読む漫画、めちゃくちゃ読みづらくないか

自分iPadで読んでみてるけどなんかこう、ストレスがすごい。

小説なんかはもっぱらkindleで読んでるけど、文字は読みやすいし1ページあたりにかける時間が長いのでページ送りもさほどストレスじゃない。

漫画もっとページめくりが早いかkindleだと見づらいし、そもそもカラーもあったりするからiPadで見てる。

あと見開き問題もある。iPadで縦にして1ページ単位で見るのが一番しっくりはくるが、見開きページがめっちゃ悲しいことになる。

なんか漫画という形態電子版との相性がそもそも良くないのかもしれない。

たぶん読まずに損してる面白い漫画ってたくさんあるんだと思うけど、動画配信Steamでのゲームプレイなどに飼いならされた自分には電子書籍での漫画読みはストレスが大きすぎる。

結局、ネカフェなどで一気読みっていうオールドスクールスタイルが一番マシだなってなってしまった。

2022-02-02

世界堂へ行った

出張中、ちょっと文具関連の用事があって、次の予定まで時間があったので、東急ハンズは行ったことがあるのだが、行ったことのなかった世界堂に行ってみた。知ってる人はよく知っているだろうが、私はネットニュースでどこかの支店が閉店したというニュースをうっすら覚えている程度だ。今調べたが「額縁絵画はもちろん、画材デザイン用品・文具などを豊富に取り揃えています。」というチェーン店。(確かに額縁は他の文具店と違って力が入っていた。)

ぶらぶらと店内を歩く。油絵具やアクリル絵具、パレットパステル、水彩色鉛筆ガラスペン、羽ペン、色とりどりの筆ペン、マーカー、サインペンキャンバススケッチブック、模造紙、…

ペインティングナイフパレットナイフプラスチック製もあるのか! 使い捨てというのも合理的だ。

ふと目についたのが「スクリーントーン」。令和の時代にもまだ売っているとは。原稿用紙にしっかり転写するためのヘラのようなものも何種類も打っている。近くにはペンペン軸がある。「Gペン」「丸ペン」「スクールペン」 タチカワ、ニッコー、ゼブラ

スクールペン」。知識として触れたことはあったが単語として目にしたのは何年ぶりだろうか。

さまざまなパッケージペン先が売っている。丸ペン3本セット、Gペン10本セット、100本セット、3種類のペン先セット、ペン軸とセット…

ペン軸単品も様々な色、デザイン

つけペンがあれば当然インクもある。「まんが用墨汁」という商品名をみて思わずにっこりしてしまう。ラベル付け替えただけでしょうね。

まんが用原稿用紙なんてものもあった。雲形定規、吹き出し用定規(?)

まんが用のセットボックスもある。小学生向けかな。無印スタンダード)にデラックスタイプ2。何が入ってるんだろ。

自分でもまんがを描こうと思った少年少女は多かったのではないかわたしがこどもだった当時は(今は知らない)毎号投稿募集と紹介のページがあって、デビュー、金賞・佳作などのランキングと講評、それにまんがの描き方が数ページ載っていた、ような気がする。〇〇先生は墨汁を使っています。◎◎先生丸ペンで描いていますケント紙を使うのが一般的ですが、△△先生は画用紙を使っています。のような情報も載っていた。もちろんまんがの描き方だけの単行書もあった。

そんな頃のことを懐かしく思い出した。しかし、全体的に何とも言えない黄昏感が漂っていた。ほぼ無客だったし。

欠品があったのは売れて売れてしかたがないというよりは、補充がないという感じで(先入観か)、充実した品ぞろえは売れ残りという表現が近いのかもしれなかった。現実に、書籍のコーナーには色あせた1990年代参考書も並んでいた。


私の祖母趣味日本画をやっていた。増田の多くが知らないであろう、ほとんどが見たことがないであろう岩絵の具が何種類も彼女の家にはあった。ガラス瓶に入ったそれはとてもきれいだったのを覚えている。少女のころに日本画で身を立てたいと思ったことも少しはあったのかもしれないが、そこまでの才能か、熱意かがなかったのか、時代が悪かったのか、もちろんプロではなかった。

世界堂で見た、さまざまなアナログまんがの道具・材料。生き残りをかけて手を広げたであろう商品につく〇割引セール文字

おそらく、回転のいい商品はごく一部なんだろう。多色ボールペンを並べても、大型文房具店で買う人の方が多そうだし、最近カラーのマーカーも100円ショップで多色展開しているという(必ず全色そろっているというアドバンテージ専門店にはあるだろうが)。毎年電動消しゴムを買う人がそうそういるとも思えない。

完全に滅亡することはないかもしれない。だがコンピュータでなく、世界堂でなければ手に入らない道具や材料を使う行為は、美大生を除けば、日本画のようにごく少数の人が続ける稀な趣味になっていき、世界堂支店だんだんと減っていく。

そんな未来

 
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