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はてなキーワード: 南米とは

2024-01-18

うっすらとした人種差別ってあるよね

https://anond.hatelabo.jp/20240116194927

たとえば自分が仮に「外国人あなたの家にホームステイさせてください、どの国の人かはあなたが選べます」って言われたら、

英米(≒英語圏)≧中韓台(お隣さん)≧南米欧州>その他

くらいの優先度づけはしちゃうしな。

2024-01-17

anond:20240117105843

中露が覇権を取りドルが終わる世界線だろ

民主主義資本主義でないとお怒りする西側なんぞしるか他国統治には内政不干渉を貫く中露の方が国際リーダーシップにふさわしいとアフリカ南米がこぞって反西側に走ればそういう世界もありえると思う

アフリカ等は技術はマダマダでも人口という武器があるし何十年かの目で見れば普通にアメリカにNOを言える地域になるかも

2024-01-16

#コロンビア🇨🇴 の自称イラストレーターのへラルディンさん、ジブリ映画君たちはどう生きるか』で作画2万5千枚を仕上げたと吹聴してセミナー講演会を開催し地元紙にも取り上げられたが、先週南米で公開された同映画クレジット名前が見当たらず嘘がバレて垢消し逃亡。

豪快ウソップやな。

https://twitter.com/lautarogodoy/status/1747085960267911432

2024-01-11

首都被災したら

さあ行かう一家をあげて南米

満蒙日本生命

とか言い出しそうだな

2023-12-26

和 わかる

東アジアだしな 中華以外はどうなる

洋 雑すぎだろ 中東エスニック南米北欧も全部洋かよ 「クラシック音楽」くらい雑

2023-12-16

救いの前に彼らを迷わせなければならない

バイオ大学での福音学での恩師、カーティスミッチェル博士はよく言っていた。「救いの前に彼らを迷わせなければならない」と。もし人々が自分たち生活に何か深刻に満たされていないものを感じていなければ、新たな信仰を受け入れるとは考えにくいし、まして神や救いを求めようとするはずもない。

ダニエル・L・エヴェレット(著), 屋代通子(翻訳)(2012年)『ピダハン―― 「言語本能」を超える文化世界観』(みすず書房pp.369

 キリスト教宣教師によって世界各地に伝播していく仕組みはこれだったのか。ローマエルサレムとははるか遠くに離れたアジア南米にまでキリスト教が広まっているのが不思議だったけれども。キリスト教には原罪というすべての人類に押しつけがましく罪悪感を植え付ける思想があって、個人的には気に食わなかったけど、宣教にはうってつけの手法だったのか。

 著者のエヴェレット博士は、SILという米国キリスト教宣教師組織の一員として聖書ピダハン語に翻訳して宣教するために、ブラジルアマゾン少数民族ピダハン集落へと妻子と共に赴いた。著書によると、聖書翻訳してピダハン理解させることはできたが、キリスト教信仰を受け入れさせることはできなかった。

 ピダハン特別宗教信仰しておらず、実際に見聞きした物事しか信用しない。あえて何らかの信仰があるとすればアニミズム信仰であり、あらゆる物に精霊が宿っていると考えている。さらには自らが精霊になったりもする。故人に変装して土葬されたとき気持ちトランス状態で語ったり、精霊の名のもとに自らの雄弁さや教訓を語ったりといった具合にだ。日本で言うところのイタコ芸かと私は思った。ピダハンにとって精霊は、実際に見聞きできるものなのだ

 ピダハンにとってイエス・キリストは実際に見聞きをすることのできない存在なので信仰対象たり得なかったのだ。翻訳された聖書の音声レコードを聞いて文化の違いに笑ったりもするが、聖書エンタメしか理解されなかったようだ。洗礼者ヨハネが首をはねられる場面を楽しみながら何度も聞いたという具合にだ。エヴェレット博士宣教師だが、同時に言語学者として大学での研究も並行していた。実証されたこしか信じないピダハンの態度を目の当たりにして、エヴェレット博士科学者としての自らの論理的思考の結果から信仰に疑問を持って無神論者になったという。

 聖書アニミズム信仰者に理解させることができなかったことは、キリスト教宣教師が自らの信仰喪失させるほどのことだったのだろうか。だとしたら、過去世界中にキリスト教宣教できたのはなぜだろうか。やはり、金や暴力といった強制力を働かせなければ宣教は難しいのだろうか。日本に対するキリスト教宣教師がそうだったように。冒頭で引用したように、強制力をもってして迷わせることが、キリスト教宣教による救いを与えるのに必要な前提なのだろう。ジャングルという恵まれ自然に満足して常に笑顔を絶やさなピダハンには、迷う必要そもそもなかったから、キリスト不要だったのだ。

 科学技術の発展にともなう人々の論理力の向上と、金や暴力による強制力忌避する社会的な風潮によって、宗教の力は今後ますます縮小していくことだろう。日本において神道仏教などの宗教の力が人々から薄れていくのと同様の運命を、キリスト教など他の世界的な宗教でも同様にたどっていくことだろう。

2023-12-15

キャッサバ焼き芋ってないのかな?

近所のタピオカミルクティー屋が冬になって焼き芋を始めた。

季節感を考えれば、冷たい食品からかい食品に変えるのはいいことだと思う。

しかし、普段キャッサバを加工してタピオカにして売っているのに、冬になるとキャッサバではなくサツマイモを焼くとはどういうことだ?

キャッサバだってイモなんだから、そのまま仕入れて焼けばいいのにできないのか?

ちなみに、世界のイモ類の生産ランキングではキャッサバは2位だ。

1位がジャガイモで、3位はサツマイモだ。

普段世界2位のキャッサバを加工してタピオカミルクティーとして売っておきながら、冬になったら2位のキャッサバ差し置いて3位のサツマイモを焼いて売るとはどういう了見だ?

キャッサバタピオカの原料として扱うだけで、デンプンを取り出したら後は用済みってことか?

南米アフリカではキャッサバ主食として食べられているらしいから、日本でも食べればいいのに。

スーパーなんかでもキャッサバは売ってねえよなぁ。

1位のジャガイモさんにかなわないのはわかるけど、3位のサツマイモに比べてキャッサバの扱いはあまりにも悪すぎないか


[追記]

なるほど、キャッサバには毒があるから下処理が必要なのか。

それにもかかわらずキャッサバ世界2位というのも不思議なもんだ。

でもそれは、サツマイモの優位性をアピールするチャンスでもないか

サツマイモなら焼くだけでいいし。

サツマイモを輸出して、世界のSATSUMAIMO、YAKIIMOを目指すってのはどうだ?

2023-12-13

anond:20231213140316

ブラジルを始めとしたとか南米ってクソ強いけど、みんなヨーロッパとか中東活躍してるよね。

ハイ論破

2023-12-10

ずんだもんでユーチューブ検索するとサムネがめちゃ面白い

こんなんばっかり

中国TPP加入してやるから感謝しろw」日本お断りしますTPP加盟国中国加入を断固拒否する理由ずんだもん&ゆっくり解説

1.7万 回視聴 1 日前

ずんだもん #ゆっくり解説 #voicevox解説 【参考】 https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2ZC1WR/ ...

 

【実話】南米エクアドル空港中国人と間違われてしまった日本人。。しか空港職員が「とある日本のもの」を見つけた瞬間態度が急変!!【ずんだもん×ゆっくり解説

562 回視聴 17 時間

皆様ご視聴ありがとうございます! 今回は南米エクアドルで起きた日本人と入国管理局日本医療支援についての物語について ...

 

営業利益4.19億円の赤字⁉】朝日新聞発行部数半減と大赤字で苦境!さらリストラエグイ 2

3.9万 回視聴 1 日前

朝日新聞が、発行部数激減でヤバい… □参考・引用 ...

2023-12-06

anond:20231206032431

毎回同じヘイトコピペ貼るヤツって、ID違うしNGとかできないんだよな。

イスラエル話題でもロシア話題でも、なんなら南米話題でも何でも「◯ョンガー」に繋げるキチガイとか、サイトの方でブロックしてないのがおかしくない?

2023-11-28

anond:20231128023352

日本人怒らなすぎなんだよな。

不当な要求ならキレて突っ撥ねていいし、

パワハラ受けてるなら物理的にぶん殴っていい。

どうせ辞めるなら跡を濁しまくってスッキリしてから辞める。

ネット弁慶の弱男、どうせ口だけだろ。」

と言われそうだが、少なくとも俺はそうしてきた。

別にヤンキー気質でもなんでもないけどね。

不当な扱いを受けても我慢するという事が一切できない。

南米出身の相当に血の気の多い友達

「俺やお前みたいな奴は本来外国に住む方が

性に合ってるんだ。」と苦笑いされたけど。

2023-11-18

アジアとか南米アラブはなんだかんだ発展したけど

アフリカは何なんだろうなアレ

植民地化の影響はあるだろうけど、にしたって酷すぎねーか?

2023-11-10

anond:20231105175837

もともと人間って3-6時間しか働いてなかった

いまでもニューギニア島南米原住民はそのくらいしか働いてない

週に直せば20-40時間、もちろん天候によっては全く働かない日もある

農業革命さら産業革命によってこれだけ長時間働くようになった

それ以上働くのは本来人間にとっては異常事態だということを知ってほしい

anond:20231110081428

それは俺も痴漢かに関しては言ってる

ここではレイプとか極端な話だから南米とかそういうガチやばいところを想定した

2023-11-09

まぁ警察機能しなくなる時ってどこにでも発生するんだよな

マフィア支配されてる南米しかり、我々の日常生活においての“民事しか

2023-10-18

香川県海外視察の公費支出差し止め住民監査請求棄却 市民団体側”過去費用との比較無意味”再請求

https://www.ohk.co.jp/data/29021/pages/

県議会議員6人の南米北米視察

1人あたり188万円とする旅費

たった1200万円の税金の使途について住民監査請求を投げつけて棄却

税金調査なんて億単位が当たり前ではした金の監査請求とか濫用だって増田で主張してるの見たぞ。

オンブズマンが6人の政治活動妨害する目的監査請求濫用に抗議するべきじゃないか

2023-10-17

今一番マシな国ってどこなん???

アメリカ:前は正解だった、なんかここ3年くらい治安おかしい、特に西海岸はクソ

日本平和だけど円安増税で緩やかに死んでる

韓国:一瞬よかった、少子化子供暮らしづらい国、格差の国というのが露呈

中国:こっから不動産バブル崩壊、国の監視が厳しい、若者失業率えぐい

タイ:好評だけどインフレがエグい、若い男子が金を稼ぐために性転換する国、最近大麻汚染

ベトナム:まだ早い

中東地獄

ロシアプーチン

ウクライナ戦争

インド:やめとけ人生観変わるぞ

フランス治安が死んでる、失業率も高い、移民

イギリス治安が死んでる、移民

ドイツ環境ヤクザで失敗が確定、EUで唯一マイナス成長移民

それ以外のEU:知らん

北欧:一部の数字は良く見えるんだけど、高齢化著しい時点でお察し、治安も悪い、規模も小さい、隣の芝

中米地獄

南米地獄

ブラジルわからん

トルコエルドアン

南アヨハネスブルグ

オーストラリア差別以外は平和追記

 

結論

金持ちならアメリカ日本タイEU北欧かな

一般市民ならどこもだめ

白人ならオーストラリアだね

 

_____

 

カナダ留学人気だよね、でもなんか悪い噂聞いたけどなんだったかな、アジア人差別だっけ?思い出せない

シンガポール:忘れてた、豊かなようで居てマレーシア人を扱き使ってるだけの国、観光ならいいけど住むにはどうだろう、人口密集もやばい

マレーシアインドネシア:イスラム国家すぎて難しい、人口的に21世紀の勢いはあるから溶け込む気があるなら・・・いやそれでもやめた方が良さそう

スイス:狂った物価

2023-10-16

中国から新鮮なスマホ日本にもたらされている

南米だったら長距離の船便だろうよ

2023-10-15

南米とかアフガンとかの麻薬って北米とか欧米先進国に流れてんだよな

密輸ではあるけど、国民が金出して買ってるのは変わんねーわけで

歯医者は高いから痛み止め代わりにヤクキメるって聞いたけどマジなんかな

ロシア中国の躍進について

 ロシア中国の躍進は著しい。


 彼らは民族主義アイデンティティ歴史的経緯、更には政治的アイデンティティを背景に、中東南米の主要国家を糾合することに成功した。

 中東においてはサウジアラビアイランアラブ首長国連邦の三ヶ国が今年八月にBRICs入りを宣言し、中東の主要国の大半が事実上中露陣営への参加を表明することとなった。

 また、南米においてはブラジルに次いでアルゼンチンBRICs入りを果たし、南米の二大巨頭が中露への支持を表明した。更には、政治的アイデンティティを背景にベネズエラニカラグアキューバなどの中南米諸国ロシアに対する支持を表明するに至っている。


 成功著しい南米中東に加え、欧州圏やアフリカアジアにおいてもその影響は波及している。


欧州事情ウクライナ戦

 欧州においては、ウクライナ戦争の背後でハンガリーロシア側への支持を表明している。ロシアハンガリー間のガスパイプラインの破壊に、ウクライナ(と恐らくはアメリカ)が大きく関わっていたことが、ウクライナ支持から離脱きっかけになったようである

 また、ポーランドも同じくして、ウクライナに対する嫌悪感を露わにしている。ポーランドウクライナの西に隣接する旧東欧諸国代表する国家であるが、これまでウクライナに対する大体的な支援を行ってきた。歴史的ポーランドロシアとの関係は決して穏当なものではなく、今年に入り米国から数兆円相当の軍備を購入することを宣言するなど、ポーランドロシアに対する危機感は大きなものであった。

 しかし、国連総会においてウクライナ農作物の輸出を巡るポーランド姿勢批判し、実質的に「ロシアの犬」呼ばわりしたことからその対立は鮮明になっていく。ポーランド外相ウクライナへの軍事支援の停止を一時宣言するなど、ウクライナに対して明確な嫌悪を表明したのである。また、NATO及び欧州内での外相会議において、前述のハンガリーと共にポーランド外相は欠席しており、ここからポーランド西側諸国に対する距離感が読み取れる。

 加えて、これはあくまで噂であるが、ウクライナにおいて不足している将兵を補うために、ポーランド軍が水面下で参戦しているとのことであるウクライナの開戦当初の軍備は二十万人程度であったにも関わらず、ニューヨークタイムズなどの報道機関によると、ウクライナ軍での現状の死傷者数は二十万人を超えている。つまり、元々ウクライナ存在していた常備軍はほぼ機能不全になっていると考えてよい。そのような軍備の不足を補うために、外国義勇軍(要するにNATO軍)が投入されていることは周知の通りであるが、その中でもポーランド軍が大きな割合を占めているとの情報がある。

 そのように実質的欧州各国とロシアとの防波堤であり緩衝国を自認するポーランドに対して告げられた、「ロシアの犬」扱いに等しい発言は、ポーランド民族的アイデンティティを大きく傷つけたと言える。このようなことから欧州においても、ベラルーシハンガリーポーランドを中心に、中露への支持を表明し始める国家は徐々に増え始めている。

 また、これは穿ち過ぎた見解かもしれないが、ドイツもまた潜在的な中露シンパとしての可能性を持っている。ドイツの直近六年間における最大の貿易相手国は中国であり、ドイツ経済面貿易面において国策として米国依存からの脱却を推進していた。つまり、少なくとも経済面貿易面においては露骨中国への接近を示唆していたのであるドイツは周知の通り第二次世界大戦における敗戦国であり、その国内には日本同様に米国の大規模な軍事基地存在している。あるいは、そのような現状に対してドイツが何らかの歯痒い思いを抱えているのではないか、という想像は、現実から乖離した妄想なのだろうか。


アフリカ国家傭兵の暗躍

 アフリカにおける影響力も多方面に渡っている。アフリカ歴史的経緯において欧米からの甚大な搾取を受け続けた国家が多く、潜在的反欧米の機運を抱えている。現状アフリカ大陸における経済大国と言えば、エジプトナイジェリア南アフリカ共和国三国であるが、その内エジプト南アの二ヶ国はBRICsへの帰属宣言しており、ここからアフリカ親中露の機運を読み取ることができる。

 また、アフリカにおいては2020年代に入って以来軍事的クーデターが頻発しており、その結果として親中政権樹立されることが珍しくない。そのようなクーデター当事国としては、マリギニアニジェールスーダンガボンブルキナファソなどが挙げられる。このような南アフリカの構成国においては、ロシア傭兵部隊であるワグネルの影響が大きいと見られており、クーデター軍の支援としてワグネル部隊戦闘を行うケースも散見されている。このように、中露はアフリカ諸国に対して軍事的な影響力を増しつつある。

 余談であるが、CNN報道によれば、アフリカで暗躍するワグネルとの戦いにおいて、ウクライナ特殊部隊が参戦しているとのことである

 これは陰謀論などではないhttps://www.cnn.co.jp/world/35209273.html

 何故アフリカ戦線ウクライナ特殊部隊存在しているのか? という率直な疑問を抱く人々は多いと思う。とは言え、このような疑問に対する回答は極めて明瞭であり、要するに、アメリカ軍部はウクライナ軍人を訓練し、傭兵部隊としてアフリカ戦線派遣しているのである。これは決して珍しいことではなく、ウクライナ部隊欧州各国で訓練されており、例えば複数レオパルド2戦車構成される第三十三機械旅団などは、典型的西側諸国の影響下で訓練されたウクライナ戦闘部隊であり、このようにウクライナ人を欧米諸国で訓練して戦線に投入する事例は、今回のウクライナ戦争において事欠かない。つまり、やっていることは元スペツナズ部隊出身兵士らによって構成されるワグネルと同様で、傭兵部隊組織アメリカもまたロシアに対抗するべく率先して行っているのであるアメリカ人口が多い割に経済規模の小さく、また今回の戦争において国力を大幅に減退させることが決定づけられているウクライナという国家特産物として、実質的兵士を挙げているのである


アジア地域

 アジアに関しても中露の影響力は増しつつある。中東に関しては上述の通りであるが、例えばベトナムベトナム戦争という歴史的経緯から米国に対する不信感が強く、ロシアとの協調路線が強く窺える。中国とは歴史的経緯文脈対立することが多いが、軍備面でロシアへの依存を強めるなど、ベトナムロシア中国を中心としたBRICs陣営との親和性は決して低くない。

 欧州との接続地点であるトルコも、2016年クーデター未遂以来、親露的方針を採ることが目立ち始めた。まことしやかに、当時のエルドアン政権に対して、クーデター示唆する情報が内々にロシアから提供されていたのではないか、という噂が囁かれている。

 また、見逃されてならないのが、インド存在である2000年代中盤には世界二位の経済大国地位約束されているインドは、中露に対して融和的路線を採ることが多い。2000年代世界経済において確固たる存在感を示しているインド立場は幾分流動的であり、必ずしも中露に対して全幅の信頼関係を結んでいるわけではないものの、少なくともBRICsや上海協力機構といった枠組みの中でインドは中露との連帯志向しており、決して欧米との完全な協調路線を歩んでいるわけではない。

 アジアと言えば当然日本もまた中国の大きな影響を受けた国家である。勿論、日本国内には米国の大規模な軍事基地が点在しており、明らかな西側国家としてのアイデンティティを持っているが、ここ数年の日本における最大の貿易相手国が中国であることは周知の通りである。少なくとも、貿易経済の面において、日本中国との距離を縮めると同時に、アメリカから距離を置きつつある。


まとめ

 また、極めつけにと言うべきか、中国による一帯一路構想において、アフリカアジア諸国に対する多額の資金援助が行われている。中国からの貸付によって財政破綻を起こしたスリランカのような不幸な例はあるものの、これまでのところこの一帯一路構想が完全に破綻したという情報は無く、徐々に中露シンパに傾きつつあるアジアアフリカの国々は増加傾向にある。

 更には、中国2030年代には実質的世界一位の経済大国地位を獲得し、その後長らくそ地位を独占し続けることが、各国のシンクタンクにより報告されている。一部日本シンクタンクなどはそのような中国経済事情に対する楽観的な予想に疑義を投げ掛けているが、しかし大筋で中国存在感が2000年代中盤において増していくことは、明白であろうと思われる。中露の躍進は、更に強まりつつある。

 今回のイスラエル動乱の背後には、BRICs参加国であるイランロシアの影があると言われており、ここにもその影響力の一端が覗える。

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