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2023-03-01

[]日銀3月会合サプライズ見込まず、金融機関含み損拡大に懸念の声

日本銀行が3月に開く金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の再修正など何らかのサプライズ果たしてあるのか。市場関係者の多くは年度末を控えたタイミングでもあり、金利上昇(債券価格は下落)を通じて金融機関含み損を拡大させるような政策変更の可能性は低いとみている。

  ブルームバーグが2月17日に公表したエコノミスト対象にした事前調査によると、3月の政策修正を予想する向きは5%程度にとどまるが、昨年12月会合では突如修正に動いただけに、再度のサプライズに対する警戒感は根強い。

  野村証券の松沢中チーフスラテジストも「海外勢を中心に政策修正可能性について問い合わせが多く、肌感覚では5%よりもっと高い確率相場に反映されている可能性がある」とみる。

  3月に日銀長期金利の許容上限を修正するなら、「多くの市場参加者フェアバリューを1%付近と考えていることを考慮せざるを得ない」と松沢氏は指摘。昨年12月のように0.25%刻みで上限を上げると、市場は一段の引き上げを求め投機的な売りを続ける可能性が高く、「上限を一気に1%まで上げるか、目標自体撤廃選択せざるを得ない」と話す。

  仮に許容上限が大きく引き上げられた場合、最大の懸念材料となるのは金融機関が抱える国債含み損拡大だ。ピクテ・ジャパンの大槻奈那シニアフェローによると、昨年9月末時点で約6300億円だった地方銀行含み損年末には約1兆4000億円へ拡大。長期金利が1%まで上昇すれば、1兆7000億-2兆円まで膨らむ可能性がある。

  長期金利の上昇は、中長期的には貸出金利の利ざや拡大を通じて銀行収益プラスの影響を及ぼす。大槻氏の試算では長期金利が1%に上昇し、恩恵が完全に反映された場合業務純益の増益率は全国銀行平均で33%、都市銀行は22%、地銀は49%となる。

  大手行の増益率が低いのは海外資産割合が多く、手数料比率も高いためだ。一方、地銀国内基準採用し、国際決済銀行(BIS)の自己資本比率規制クリアする上で含み損考慮する必要もないため、享受するメリット相対的に大きいという。

  しかし、3月期末前となると話は別だと大槻氏は語る。含み損の拡大がメディアなどで取り上げられやすく、「3月末時点の財務諸表が当面のリスクテイク能力に影響を与え、貸し出しなどに影響を及ぼす可能性もある」と指摘。期末直前のYCC修正は「非常に考えにくい」とみている。

  地銀マネー運用投資助言を行うオールニッポンアセットマネジメント永野竜樹社長も、3月期末前だと金利上昇に対する準備不足の金融機関も多く、混乱を招きかねないとの認識だ。債券含み損が拡大しても保有株式の含み益で吸収可能銀行も多く、地銀全体では持ちこたえられるが、「サプライズは避けた方が良いし、ないと思う」と語った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-28/RQQ0KWT0G1KW01

2023-01-25

[]日銀国債保有100%」超え4銘柄

日銀24日発表した20日時点の国債銘柄別保有残高によると、10年債の4銘柄で発行額に対する日銀保有残高が帳簿上の計算100%を上回った。100%超えは極めて異例。日銀政策修正観測を背景に国債利回りが上昇(債券価格は下落)したのを受け、金利を抑え込むために大規模な買いに動いた。一部銘柄は追加発行の予定がほぼなく、市場機能の長期的な悪化懸念される

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67857350U3A120C2ENG000/

2023-01-17

[]日銀国債購入2.1兆円 長期金利2日連続上限超え

日銀は16日、2兆1148億円の国債を買い入れた。17~18日に開く金融政策決定会合政策を再び修正するとの観測から国債が売られ、長期金利指標となる新発10年物国債利回りは一時0.51%まで上昇(債券価格は下落)。日銀が上限とする「0.5%程度」を2営業日連続で上回った。日銀市場の攻防は激しさを増している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1639B0W3A110C2000000/

2022-11-28

日銀保有国債含み損8749億円 異次元緩和下で初めて

日銀28日発表した4~9月決算で、保有国債時価評価2013年異次元緩和導入後で初めて簿価を下回り、含み損に転落した。米欧の利上げをきっかけに、日本でも金利上昇(債券価格は下落)が進んだためだ。満期保有が前提のため直ちに経営を揺るがすわけではないが、政府が発行する大量の国債日銀事実上制限に引き受ける構図に、市場の厳しい目が注がれる可能性がある。

日銀は年2回の決算時に保有国債簿価時価公表している。9月末時点の簿価は545兆5211億円、時価は544兆6462億円だった。両者の差額である8749億円が含み損となる。3月末時点では4兆3734億円の含み益だったが、半年で全額が吹き飛んだ。

長期金利指標となる新発10年物国債利回りは3月末時点で0.21%だったが、9月末には日銀が上限とする0.25%近くまで上昇した。日銀が長短金利操作の直接の対象としていない20年金利は0.3%程度上がって1%を超え、30年金利も0.5%近く上昇し、1.4%程度となった。超長期金利は足元でさらに上昇しており、含み損も拡大しているとみられる。

日銀は13年4月に始めた異次元緩和国債を大量に購入して市場資金を流し込んできた。現在長期金利を上限の0.25%に抑え込むため、国債を無制限に買い入れている。ただ、やがて日銀政策修正に追い込まれるとの思惑もあってヘッジファンドなどが国債売りに動き、日銀の購入額が膨らんでいる。QUICKによると、日銀はすでに発行済み長期国債の51.2%を保有している。

2021-12-19

anond:20211219082916

なんか少子高齢化だし国債発行は史上空前だし、円安市場最安レベルだし、株債券価格実態乖離度も華々しいし、

じわじわばらまきながら増税して市民サービスは縮小するし、そんなギリギリの綱渡りの状況で、

下流コンサルのアホ作戦に乗っかってエロ漫画みたいなキャラで人寄せ広告しといて、表現規制に断固反対を!

とか逆に、へそ出しとか乳袋エロいだろやめろや、性の商品化だろとか、

どっちもなんかどうでも良すぎる喧嘩のように見える。暇すぎる貴族しぐさ。

今食い物がない、寒くて死にそう、サビ残で眠くて死にそう、そんな感じのとき貴族しぐさ見せられてもな。

立憲もそうで、労働分配が下がっているところきちんと戦わないでLGBT権利とか貴族しぐさかよ。

 
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