「侵略戦争」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 侵略戦争とは

2018-09-01

anond:20180831180806

沖縄県民を含む当時の日本人天皇万歳を叫んで侵略戦争なんか始めたのが悪いんだろう。

本当沖縄行くと被害者意識しかなくて加害者意識ゼロでびっくりするよ。

沖縄戦で命を落とした米兵申し訳ないとは思わないの?

2018-08-10

安倍と石破の違い

自衛権に関する憲法解釈

今の安保法制憲法でできる限界、これ以上は憲法改正しないとできない、というのが安倍

集団的自衛権国際法で認められた権利で、憲法制限などされていない、というのが石破

憲法9条改正について

1項2項はそのまま残し、3項以降に自衛隊に関する記述を追加する、というのが安倍

2項は削除した上で国防軍に関する記述をするべき、というのが石破

過去戦争について

過去戦争侵略戦争とは呼ばないのが安倍

過去戦争侵略戦争だった、中国韓国には謝罪必要、というのが石破

安倍靖国参拝を重視する

石破は参拝しない

経済政策

金融政策積極的で、リフレ派に親和的なのが安倍

財政再建重視、増税已む無し、地方の成長を重視するのが石破

物価上昇を政策目標におくのが安倍

賃金上昇を政策目標にすべきというのが石破

移民政策

移民政策否定的外国人材は出稼ぎ労働力として受け入れるのが安倍

移民政策肯定的永住を認め、日本人として受け入れるべき、というのが石破

2018-07-22

ポスト安倍の条件

安倍の代わりは誰でもいいなんていうことはありません。ポスト安倍には以下のような条件が求められます

A級戦犯容疑者親族ではない

実際には起訴されていなくともA級戦犯容疑者である時点で侵略戦争に主導的に関わった人物であり、その親族帝国主義思想に染まっている人間であるため不適切です。

・一流大学を出ていなければならない

偏差値の低い大学を出ている人はまともな判断力がなく、日本の舵取りをする器ではありません。

子どもがいる

子どもがいない人は未来の景気なんてどうでもいいと思っているに違いないか不適切です。

身体的に健康である

いざという時に健康上の不安があって総理を続けられないようなことがあっては困るので、重い持病を持っている人は不適切です。

イチゴスプーンで2つに切って食べてはならない。

日本の舵取りをする総理大臣には大人らしさを示すことも求められます。従って、イチゴスプーンで2つに切って食べるような子供っぽい食べ方をする人は不適切です。

2018-07-20

返報性強めに設定してみただけでは

http://nogreenplace.hateblo.jp/entry/2018/07/20/190000

日本人だけでなく外国もそういう教育が基本なんだけど。

善因善果」で、善意でやったことは良い結果で報われるであろう。

という希望があってこそ人間は生きられる。

サンタさんしかり。お年玉しかり。いい子にしてるとご褒美もらえる。

家の前の畑に種をまいたらおてんとさんが一粒千倍にしてくれる。

 

これが現在は大きく崩された。

今年も災害がかなり重なった。

もちろん日本人は昔話で災害の恐ろしさは聞いている。

聞いているけれど、クーラーがあれば猛暑なんかで死なないですむのにバカだなあ、とか、

ダムで水なんかとめちゃえよー、とおもっている。

年寄りばかりじゃお米が採れない?なんで農薬とか田植え機とかつかわないの。とか。

 

そのクーラーをつけられないほど貧しい人や、

クーラーを動かす電力を火力発電だけで賄えない場合のこと、とか、

ダムのものの貯水量を超える場合ことなんてわからないし。

地方自治体もこういう天候になるなんておもっていないか

予算が今年すぐには取れない学校にはつけられません。

となるともう常人善悪判断能力を超えてしまう。

とりあえず市民いじめているようにみえ知事いじめておけばいいや。と行動する人も出る。

 

またおじいさん・ひいじいさんの世代侵略戦争判断能力を超える。

死刑採用している国の中では死刑囚がとても少ない日本では、コストをかけて容疑者を活かし、裁き、納得してから国が殺す。

これもなんとなく死刑がある国といわれれば外聞が悪いんじゃないかとは思っているが、

ではどうすれば犯罪が完全に発生しないようにするかは

欲望を押さえればいいだけだと、しつけや教育におしつけて口をぬぐう。

 

善意」の悪意性がインターネットなどで見聞されるようになった。

判断力が幼い人は善悪どちらかわからないことは手を出せない。

からわかりやすい小悪に対しては思いっきりたたきにくる。

小悪を叩いた自分が小悪としておもいっきり叩かれるとは思いもせずに。

 

そしてうっかり世間をみてしまって鬱だの適応障害だのになる。

 

これはもう、神様が「返報性強め」に設定しちゃった善なる国ならではの根深い病だと思う。

「がんばればいいことがある」の逆は「悪いことをすれば厳しく罰される」ではなく

「世の中につきつめればいいことも悪いこともない。一切は空だ」という鬱めの仏教のはずだったんだけどそれも廃れている。

 

なので、インターネット免許制にして、仏教棲み分けを必修で教えたらいいんじゃないのとおもう。

知らぬが仏を脱出しているのは知っていても仏であれる人だけだ、と。

そんでやっぱ子供向けとか無免許にはホワイトリストも使えばいいとおもうよ。

2018-07-15

anond:20180715231455

そうだそうだ大日本帝国民主主義の国だった

からでも東京裁判指導者の罪を改めて国民全員に侵略戦争の罪を償わせよう

2018-07-07

A級戦犯問答無用処刑したら半世紀平和だった

政治家だって自衛隊だって侵略戦争をもくろんで死刑になるのが怖かったんだろう。

三島の呼びかけにも自衛隊の応答は罵声だった。

死刑が怖かったか切腹予定の三島とは同じ道を歩みたくなかった240000人がいた。

死刑には私的犯罪だけでなく戦争犯罪も抑止する効果がある。

anond:20180707112700

2018-06-04

漫画憲法9条改正したほうが戦争を防げる」を踏まえて憲法9条絡み

http://netgeek.biz/archives/105253

こちらの記事を参考にし、同漫画を読んでみました。

個人としては、憲法9条改正する流れは憲法9条改正しなければならない、という考えに基づかれているの

ではなく、憲法を試しに改正するのに取っつきやすい条文であるからだと思っております。なので、改正しても

いいですが、改正の有無問わず大差ないのではないかと思っております

改正するのであれば、個人的には安倍さんの案ではなく、石破さんの案を推す部類です。というか、石破さんの

案でなければ、抜本的な解決にならないと考えています

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戦争放棄と戦力及び交戦権否認

第9条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武

力の行使は、国際紛争解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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憲法9条は、上の条文となっています。考え方は色々ありますが、現状の日本では、戦力は保持してはならないが

自衛力は保持していいということになっています。また、侵略戦争放棄しているが、自衛戦争制裁戦争までは

放棄してないという考え方に基づいて、日本自衛隊運用されています

日本は、軍事力がなく、自衛力しかいか自国を守れない、という意見をしばしば目にします。しかし、本当に

そうでしょうか。

自国を守れないほどの自衛力しかないのであれば、守れるほどの自衛力は保持しないのでしょうか。むしろ自衛

として機能していないのであれば、憲法13条の「生命自由及び幸福追求に対する国民権利については、公共

福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重必要とする」という文言に反しているのではない

でしょうか。別に自衛力しかいか自国を守れないのはつながらないでしょう。

次に中国などの周辺国軍事力を上げ続けているにもかかわらず、日本9条のせいで自国を守りにくくなっている

というのは本当でしょうか。専守防衛であるから手を出せずに侵略されているという意見もあります

では日本軍事力を上げれば解決できるのでしょうか。始まるのは軍拡競争です。領土問題でメインに揉めている

のは、中国だと思われます。その中国軍拡競争で確実に勝てるでしょうか。そういった意味軍事力を上げれば

いいという話ではないと考えています

自国を守れるほどの自衛力を保持すればいいと、軍事自衛力を上げても解決できない問題もあるというジレンマ

はあると思います

次に専守防衛についてですが、どこにそんな言葉あるんでしょうか。あくまで、専守防衛を謳っているのは政府

釈です。

自衛するための自衛権の中には、先制的防衛も含まれているのではないでしょうか。

正当防衛を例に挙げます正当防衛はある種、自衛権の行使といえます相手に銃を突き付けられた人が、銃を持

っている相手を先に殴って気絶されたら、正当防衛否定されるでしょうか。そうではないでしょう。

自衛権の中に先制的防衛を除外しているのは、政府自身なので別に憲法9条改正する云々にはつながらないと考え

ています

最後に書くのはいわゆる集団的自衛権についてです。これは非常に微妙ラインです。個別的自衛権を有している

国が、侵略戦争を仕掛けられた場合行使するのは確実です。日本国民生命財産危害が加わりかけている状

態で、国がそれを無視するというのはないです。あるかもしれないと仮定するほうがナンセンスだと思います

集団的自衛権は必ず発動されるか。これが問題で、必ず発動されるという保証はないです。集団的自衛権行使

するか否かの決定するのは、あくま日本国以外の国です。

では、イラク戦争であったときはどうであったかアメリカ側の要請集団的自衛権行使した国はありましたね。

イラク側の要請集団的自衛権行使した国はありましたでしょうか。

答えは、いないです。

結局のところ、自衛に資さな場合も十分に考えられるので、同盟国の危機日本の利害が絡んだ上で行使を決定

する集団的自衛権は、確実に行使される個別的自衛権とは別の分野な感覚があるので、なんともいえないところで

す。

この日記で書いたことを解決すべく、安倍さん改正案を支持するのはなんとなく違和感があります。もしかした

ら、乗せられているのかもしれないので、もう一度、熟議すべきテーマだと考えています

2018-05-30

これだけ色んな国とくにゃくにゃでコッテコテに絡み合ってるのに侵略戦争なんかできるわけねえだろっていう。

2018-05-24

anond:20180524091401

何その「軍隊持ったらそのうち侵略戦争仕掛ける」みたいな論

2018-04-29

anond:20180428154426

悪いのは侵略戦争始めた日本だろ?

何で被害者面なんだよアホか

沖縄平和祈念公園米軍戦死者の名前を見てこいよ

日本人として申し訳なさに土下座したくなるわ

あと一部の犯罪者がやったことで国全体を憎むとか馬鹿のやることだよね

そんなこと言ったら女児レイプした日本人の方が多いんだから日本人を憎まなきゃいけないよね

2018-03-07

岡田麿里監督作品さよならの朝に約束の花をかざろう」を観た

※かなり仔細にネタバレしているので、まず最初映画を見てほしい。すごい良い映画だったので。

 こないだ映画を観たのだけれど、どうしてもよく分からない点がいくつかあった。まだ1回しか観ていないので本当はあと10回位観て考えるべきなんだろうけれど、地元映画館ではそもそも上映しておらず次いつ観られるかわからないので、諸兄に教えて欲しい。レビューのみ読みたい人は4を読んでね。

1.なんでレイリアは最後、空飛んだの?

 

レイリア視点での簡単な流れ(経過時間は大まかな予想)

里を襲撃され、連行される

 ↓ 5年(エリアルの成長から

式典でマキアと再会するも、妊娠理由に同行拒否

 ↓

まれた子をすぐに取り上げられる

 ↓??年

助けに来た仲間が殺される(クリム死亡)

 ↓??年

子に会えないまま5年くらい幽閉状態が続き(メドメルの成長から見て)、精神限界

 ↓??年

外国から侵略戦争勃発

 ↓

(死んだと思ってた)クリムが混乱に乗じて助けに来る

 ↓

彼ではなく、唯一の心の支えだった自らの子に会うことを選ぶ

 ↓

メドメルと初対面し、空を飛ぶ

 

レイリアにとって「飛ぶ」ということ

 まず、作中における「飛ぶ」というワードについて。里にいた頃の彼女自由奔放で、そんな彼女マキアに対して発した「飛ぶ(なんて言ったか忘れちゃった)」という言葉にはどこか、明るい予感に満ちていた。しかし城に幽閉されているとき彼女が同じ境遇を持つワイバーンに対し、翼を持っているのになぜ飛ばないのか…と問いかける姿は「私には翼はないのに…」という呪詛のようで、あの自由奔放な彼女の影も形もない印象的なシーンだった。その後式典を襲撃したマキア達の救出を断った彼女は、別れ際「私にはいつでも飛べる、でしょ?(なんて言ったか忘れちゃった)」と発言していて、その表情からマキアが言うところの「飛べる(物理)」とは違ったニュアンスを感じさせ、これがラストのシーンにつながっていると思われる。

 ゆえに彼女最後空を飛んだシーンは、「自らを抑圧から開放し、自由を取り戻す姿」と解釈できる。

 

レイリアにとってのクリムとメドメル

 彼女はクリムが死んだ(と思った)とき「すべてを奪われた」と感じたように、彼の死は「イオルフの民」という居場所、あるいは人とのつながり(彼女王宮内で人扱いを受けていなかった)、あるいはアイデンティティ、そういう彼女のあらゆる構成要素が失われたことを象徴している。

 またレイリアは自ら産んだ子供さえ取り上げられ、何年も会えないまま王宮軟禁され続けていた。怒り狂うさまはもはや「母性の発露」なんて生易しいものではなく、「最後希望」「自分の子供に触れたい、という(最後の)人間らしさ」「生きることへの執着」として、軟禁生活の中でメドメルへの想いが先鋭化していくようだった。彼女自身も「あの子を腕に抱いたとき感覚を徐々に思い出せなくなっていく」という実感として、自らの変質を感じ取っていたのかも。そういう文脈で考えると、マキアがまだ幼いエリアルを抱きかかえながら言った「太陽匂い」というセリフは強烈である

 その後彼女が(偶然、ではないよね)メドメルと再開したとき、メドメルを抱きしめることもなく、どちらかと言えば安堵に近い表情をしていたのは、彼女にとって「メドメルに(一度でいいから、って言ったっけ?)会いたい」という想いはすっかり変質しまっていたために”「すべてを奪われたけど、なんとか”生きること”にしがみついていたレイリア」ー「メドメルに会いたい、という願いの成就」=∅” つまり「完全な虚無」と化したんじゃないだろうか。ほんの少しでも過去イオルフの民としてのアイデンティティとか)に希望見出していれば、彼女はクリムを拒むことも、メドメルに会うこともなかっただろう。

 

レイリアとマキア

 この戦争では同時にマキアエリアルの親子関係が描かれていて、言ってみればこのお話レイリアかーちゃんマキアかーちゃんの対比(あるいはエリアルとメドメルの対比)として観ることが出来る。そしてマキアエリアル出会って約23年くらいの間に紡いだヒビオル(=エリアルの成長)に比べ、レイリアが約20年紡いだもの(メドメルへの想い)はとても虚しい。マキアエリアル出会った所から物語が始まりレイリアがメドメルとようやく会えたところで物語が終わるという対比も強烈だった。

 

で、なんでレイリアは空を飛んだの?

 以上の文脈から、「完全に燃え尽きたレイリアはまるで灰のように空を舞った…」と考えれば良いのだろうか?それも違うよね。なぜなら飛び立つ彼女はとても晴れやかで、まるでイオルフの里にいた頃の彼女が戻ってきたような、あるいはずっと止まっていた時間が動き出したような、そういうカタルシスを感じた。「自らを抑圧から開放し、自由を取り戻す姿」は、彼女が決して虚無ではなくむしろ満ち足りていた姿を描いているようでもある。自由を奪われたレイリアとの対比として描かれていた飛竜が空を飛ぶ姿を見て「なんだよ、結構飛べんじゃねえか…」と言ったところからも、上記のような心情を察することができる。やっぱりよくわからない。

2.時間残酷ってどこらへんを見れば分かるんだろ?

 

 いろいろなレビューを漁っているうち、「時間残酷さ」というワードを用いた論評いくつか見かけたのだけれど、そのワードはどこからやってきたのだろう。少なくとも私はそのように感じなかったし、作中のキャラによる発言もなかった(と思うんだど、忘れちゃった)ので、もし同様な感想を抱いた人がいたら「時間残酷さ」って何なのか教えてほしい。

3.タイトル意味

 

 「さよなら」は本作でのキーワードイオルフの民の別称から、「さよならの朝」はラストシーン、マキアエリアルの別れを指していると考えられる(エリアルを優しく照らす太陽光の入射角度から、時刻が朝であると予想できる)。このシーンで彼女は彼に対して「さよなら」を言わず、彼が徴兵に行くのを送り出すときと同じ「行ってらっしゃい」を使っている。これは「さよなら」という言葉を強く暗示していて、彼女の抱く寂しさを感じさせた。

 「約束の花を飾る」というのは、慣用句「錦を飾る」みたいな感じで「約束(=花)」を「守る(飾る)」という文節として理解するのが正しそう。マキアエリアルはそれぞれ「カーチャンを守る」「もう泣かない」という約束をしていたので、『マキアは「エリアルとの別れのとき絶対泣かない」と誓っていた』ことを、「さよならの朝に約束の花をかざろう」というタイトルは指しているのかもしれない。どう思う?

4.ヒビオル

 

 こっから本作の感想。なにより「ヒビオル」というモチーフが非常に良かった。

 もともとは「日々の出来事を織り込んだ布」を指し、イオルフの民にとってはある種のアイデンティティとして描かれている。印象的なのは、その色や長さ。最初、里で織られていたヒビオルは長く、どこまでも真っ白だった。その後、マキア商人に見せられたヒビオルは赤と黒基調とした短いもので、その禍々しさに思わず(うわっ)てなった。捕らえられたレイリアの怨嗟可視化されているようで、ヒビオルの特性を端的に表しているシーンだった。更にその後、幼いエリアルマキアに送ったヒビオルは白と黄色基調としたもので、どんなメッセージかは分からないが、子が母を思うような、とても優しく温かい心を感じた。そう思うと、里にあったヒビオルのどこまでも純白の生地が続く様は、いかに里の人達が長い間平穏暮らしていたかを感じさせる。

 そんなわけで、ヒビオルの「活字や歌とは違う性質もつ情報の伝達手段」という側面について色々考えさせられた。現実において後世に何かを残すとき用いられた手段はいろいろあり、メジャーなところでは本(活字)、音楽(歌)だが、本作ではどっちもほぼ登場しない(本は登場なし、だよね?歌は酒場での労働歌のみ)。これらの手段と比べると、ヒビオルは「感情可視化」という独特な性質を持っており、特にアニメという媒体においてキャラクターの感情表現する方法としては劇的に優れた舞台装置である。これを思いついた岡田麿里すげえってなった。

 また、マキアたまたま見つけた赤子のことを「これは私のヒビオル(なんつったっけ)」と言ったあたりから「ヒビオル」という言葉は作中でどんどん拡張されていき、だんだんあらゆるものがヒビオルに見えてくるような演出になっていたのが非常に印象的だった。例えばクリムに長年幽閉され、長く伸びたマキアの髪。それまで栗色だった髪が(昔と同じ)金色になっている様はまるで、「エリアルと苦労しながら生活した思い出」は栗色の髪に、「クリム幽閉され無為に過ごした日々」は金色の髪に織り込まれているようで、その髪を手に取るクリムはまるで彼女のヒビオルを読んでいるようだった。

 そして最後の別れのシーン。マキアが優しくエリアルの手を取りながら語りかける様はまるで、手のシワに刻まれているヒビオルを読んでいるようだった。リアルではよく「言葉では伝わらない」なんて言い方をするように、言語というのは便利ではあるが万能ではない。だからこそ、このシーンにおける「彼」というヒビオルは、彼が生涯に渡って過ごした日々を、感情も含め余すところなく「イオルフの民」であるマキアに伝えることができ、彼女もそれを受容できたのだろう。とても強烈で、救いのあるシーンだった。あと10回くらい観たい。

 んで、気になったのがタイトルそもそもこの作品はヒビオルの物語なんだから作品名は「ヒビオル」でよくね?

2018-03-02

どうして元寇には英雄がいないのか

韓国での安重根の扱いを日本に置き換えると楠木正成になると思うのね

でも楠木正成侵略者と戦ったわけじゃないから、厳密には違うと思う

日本史における被侵略戦争といえば元寇なわけだけど

元寇で真っ先に思い浮かぶのは北条政子なわけよ

神風というトンデモを生み出し、かの大戦でも言及されることが多かったにもかかわらず、

どうして戦場で戦った人間ではなく、兵士をまとめ上げた逸話を持つ北条政子けが現代に伝わっているのだろう

天皇のために戦った戦争じゃないからなのかな

歴史のわからないことはたくさんあるね

2018-02-10

安倍内閣支持率 36・9% 下落 NNN世論調査

安倍内閣支持率 36・9% 下落 NNN世論調査

日本テレビ世論調査

あなたは、安倍晋三連立内閣を支持しますか、支持しませんか?

   支持する 支持しない  わからない

今回 (1月) 36.9%  43.8%  19.2%

前回 (12月) 37.8%  45.3%  16.9%

前々回 (11月) 41.1%  41.4%  17.5%

支持しない理由は4割がアベ総理の人柄が信用できないからだった。

ま、政治をある程度理解してる人でアベを支持する理由は見当たらない。

もちろん差別主義者や旧日本軍による侵略戦争正当化している人は知らないが。

2018-02-08

安倍ガーの人が言っていることが

本当に全て事実だとしたらあの人は物凄い影響力と実力の持ち主であるはずなので、とっくの昔に憲法改正されて自衛隊防衛軍になって徴兵制が敷かれて侵略戦争おっぱじめて株価操作の結果経済はうはうはになるはずなのにそうはなってないって事は買いかぶりだと思うんですがそこんとこどうなんでしょう。

2018-01-13

リベラルは黙れ真のリベラルは俺だ

偽リベ「護憲じゃ!安倍政治さない」→真リベワイ「侵略戦争は一切禁止自衛戦争のみ認め厳密な制限を付加」

偽リベ「弱者貧困層を救え!安倍政治さない」→真リベワイ「ベーシックインカムの導入で弱者の補足を100%に」

偽リベ「差別やめろ→安倍政治さない」真リベワイ「民事刑事での適用を柔軟にしてかつ厳罰化を」

偽リベって頑なに対案を出さない。もっと良い政策があるっていう宣伝をしないと安倍自民タイ料理殺人を犯そうと支持率は変わらない

対案のない野党なんて、存在してないのと一緒だから

対案を出すことほど簡単なことはない

ただ、完璧ではないから当然与党同様に政策のものへの突っ込みを受けることになるだけ

それが嫌だから対案を出さずに、安倍さないだけやって野党は心のそこからバカにされてる

お前らいないのと一緒だよと

それが選挙結果にも現れてんだろ

対案さえあればもりかけ問題でも安倍政権を挫くことができたのに、対案が内からあっと言う間に忘れられる

お前らいい加減真のリベラルになれよ

anond:20180111151531

日本の「暴走」は別に侵略戦争心配してるわけじゃない。今の世論侵略戦争はありえない。

調子に乗っている中国と衝突した時に、いなしながら状況の変化を待つとかできなそうなのが心配。勝てない戦争を始めそう。

2018-01-10

anond:20180110141903

戦前の例は、日本がアホすぎて自爆たことの例としてあげています事実の一部を取り出して報道することで、交渉相手国の邪悪さを強調することは、戦前に見られたような「悪い」ナショナリズムの苗床になるとおもう。相互尊重に基づく健全愛国心が育つとは思えない。今の日本侵略戦争を始めるとは思わないけど、将来、中国挑発されたら、勝てない戦争を始めそうな方向に進んでいるな、と思います

中国ではそれをもっとずっと大規模にやってるわけだけど、中国人インテリは少なくとも自国報道が嘘ばっかりってことは知ってる。日本新聞を読む層は、自国報道事実を正確に反映していると思ってるし、怖い。

2017-12-16

何事も理由があるということと、現実を踏まえて考えること

今日見聞きしたところによると、戦前日本は空前の人口過剰な状態で、それによる諸問題回避するために、政府戦時下までは産児制限を認める方向性で動いており、南米満州などへの海外移民も推進されていた。

大陸への侵略人口問題解決のためという要素があったということだった。

とすると、人口減少の始まった今の日本戦前と同じ目的他国侵略する動機はなく、日本侵略戦争を起こすことを懸念して有事法制の是非を論じることはあまり意味がないことになる。

かつての裏返しで、むしろ人口の多い、あるいは自国民の食い扶持に困っている他国から日本軍事的侵略されることの方が現実的に起こり得るということか。

2017-11-16

anond:20171116085348

領土資源の獲得を目的とした場合侵略戦争なんではないの?

しかしここのところの中国さんはうまい事考えたなあと思うけど。

でもって現代日本において侵略戦争可能性を考えるにおいて、資源は金で買えるし領土を獲得したらしたでそこを「日本化」するコストと対比して「割に合わない」事が十分わかってるからもうしないと思うよ。

anond:20171116082241

侵略戦争など存在しない。

すべての戦争祖国防衛のための尊く美しくかつ必要不可欠な戦争である

戦勝国敗戦国に対して侵略戦争汚名を着せるだけである

勝てばその汚名もない。

勝つためには強力な兵器と、よく訓練された軍が必要である

現代では核兵器こそが強力な兵器であり、訓練された兵士のためには常備軍必要である

しかし、まずは金、軍事費もっと重要なのだ

まり軍事費は間接的には抑止力と言える。

抑止力を高めるためには、軍事費を高めることが重要である

戦争反対について思うところ

定食屋でご飯食べていたら、ラジオ有識者?が戦争反対について、延々と語っていて「世の中は戦争の方向に向かっている」とのべていた。それからいつもの政権批判。右だろうと左だろうとだれだって戦争はしたくない。しかし「右は戦争をしたがっていると」とのこと。侵略戦争と防衛戦争混同してないか?今の時代日本侵略戦争をすることなどあり得ないと思うがそれを危惧しているのか?防衛戦争は仕方なく行う戦争だし。それを最終手段とするためにも抑止力必要だと思うが?敵基地攻撃する能力抑止力のためには最小限必要と思う。周辺国軍備拡張について非難する話はその有識者一言もふれなかったなあ。

なので偏ってるなあというイメージを持ってしまう。

2017-10-24

人権カルト宗教みたいなものというのは、まさにその通り

https://anond.hatelabo.jp/20171024075235

批判対象として話題になっていたエントリー批判も正しいと思うのだけど、自分が気になったのは本題ではなくて、「人権とか言うのは、カルト宗教みたいなもの」というフレーズ

これは、すごく大事ポイントだと思う。

人権とか民主制とか、信じてない人から見れば、カルト宗教みたいなものなんだってこと。

人権とか民主制を軽視している人が、しばしば「保守」を名乗るけれど、彼ら<も>、人権とか民主制は、「科学的」あるいは「普遍的な」ものだと勘違いしている。勘違いしているから、人権とか民主制批判しても、それに近いものが、社会を支えてくれると思っている。

でも、そうじゃない。人権とか民主制は「カルト宗教」みたいなもので、みんながその価値を信じることにしか基盤がない。みんなが「そんなもの大したことない」と思い始めたら、いつでも崩壊する。

そして、この点において、実は左翼とかリベラルとか言われる人たちも同じ問題を抱えている。人権とか民主制が、「科学的」あるいは「普遍的な」ものだと勘違いしているから、その価値を受け入れない人の立場が分からない。そして、対話が成立しない。

大事なのは人権民主制も「カルト宗教」だということ。脆く、儚いものだということを、認めることだと思う。

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あと、別件だが、「リベラル」という概念と、国際問題安全保証問題につながっているのは歴史的には正しけど、現時点での政策問題としては分けるべきだと思う。

たとえば、自分は「憲法にかかれている国民権利に条件を付けろ(論理的には、普遍的権利としての基本的人権廃止せよと同義)」という意見に反対だし、それが「リベラル」のもっと典型的な主張だと思うのだけれど、一般的に「リベラル」という言葉が指しているものは、それよりもかなり広い。

国際政治について言うと、論理的には、「リベラルであることは、「侵略戦争批判されるべき」ということまで導く。論理的とまでは言わないけれど、慰安婦問題見直し論とか、歴史修正主義かに批判的な立場になることも、「リベラル」の帰結として自然とも言える。

ただ、9条をどうするかとか、米軍基地をどうするかとかは、リベラルかどうかとは関係ない話で、リベラル立場から9条の維持、廃止議論はできるし、リアリズム立場から9条の維持、廃止議論ができる。実際、日本は、「民主主義価値観世界に広めるために、世界最強の軍隊を持つべき」という立場(だった)国と友好的関係にあるわけだ。

リベラル」ということで、こうしたリベラリズム中立的であるはずの問題にまで、特定立場を取っているとみられるのは、「リベラリズム」にとってマイナスだと思う。

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