はてなキーワード: 作曲法とは
どういう曲を作るかによるが、いわゆるポップスを作りたいならまずダイアトニックスケールとダイアトニックコードを覚えることだな
KeyをCとするとメジャースケールでC,D,E,F,G,A,B、
このスケールの音を積み重ねてC(CM7),Dm(Dm7),E(Em7),F(FM7),G(G7),Am(Am7),B(Bm7b5)という7つのコードができる
これをダイアトニックコードという、これがコード作曲の基本パーツ
さらにこの7つのコードの中でも、1番目C(CM7)、4番目F(FM7)、5番目G(G7)が重要、いわゆるスリーコード
Cがトニック、曲の中心になる和音、トニックで初めてトニックで終われば自然に聞こえる
Gがドミナント、一番緊張度が高いと言われる、コードの組み合わせの基本はトニックからドミナントに向かいまたトニックに解決すること
なのでC→F→Gと進行してみたり、C→F→C→Cと進行してみたり、C→G→Cと進行してみたり、いろいろ組み合わせを考えてみるのが簡単な作曲法
禁止事項としてG→Fはダメ、つまりドミナントからサブドミナントはダメと言われているが、実際そういう風に進行する音楽も実は多い(ブルースとか)
C,F,Gの3つだけでヒット曲が作れる。例えばハイロウズの日曜日よりの使者はこのルールだけで曲を作っている
しかし、さすがに3つだけだとインスピレーション湧かない場合が多いので、残りのダイアトニックコードを
それぞれC、F、Gの変わりに使える、C→F→G→Cとするところを、C→Dm→G→Amとかに変えてもOK。
更にダイアトニックコード以外からも変わりの和音を使えたりするが詳しくは理論書でも買って読むといい。
(最初に読み物としては憂鬱と官能を教えた学校がお勧め、ただしこれ読んで概略を掴んだら普通の理論書読んだり講師についた方がいい)
メロディも、ダイアトニックコードの組み合わせの上でダイアトニックスケールの音、KeyCならCDEFGABを良い感じに組み合わせれば初歩的な曲ができる
こんなタイトルにしましたが自分語りが殆どです。ツイッターの裏垢に書くにも長すぎるのでここに失礼します。乱文ですが読んでいただけると嬉しいです。
サカナクションが大好きだ。敬愛している。とはいえども2018年の秋にハマった新参者である。それまでは「サカナクション?新宝島しか知らない」人のうちの一人だった。
初めてサカナクションを見たのは多分小学生の時、「ミュージック」をテレビで演奏していたところをチラっと見た。機械とか使ってたけど子供には正直なんだかよくわからなかったし、まあまあ気になったけどタイトルとか調べるすべもなかった。2回目は映画「バクマン。」の主題歌「新宝島」が大ヒットした時。私は当時T-SQUAREに興味があった。「好きな曲は何ですか?」という質問に「宝島」と回答したところ、中学校の先生に「あ〜あれね。サカナクションね。先生も好きよ。」と言われて反応に困ったことがある。それくらい当時サカナクションには関心がなかった。「ミュージック」を覚えてなくて、「新宝島」しか知らないのだから当然である。
3回目でやっとハマった。高校2年生、家族の影響でサカナクションを聴いて育ったような友人に何度もオススメされ、5回目くらいでやっと聴こうという気になった。何から聴けばいいかわからなかったので、とりあえずその人のLINEのプロフィールに貼ってあった「ストラクチャー」を聴いた。初めて聴いた時の感想は「うわ気持ちいい」。とりあえずそのまま「sakanaction」を流し再生していたら「ミュージック」と奇跡的な再会(と勝手に思っている)を果たしてびっくりした。プンププンップップップップップップンプというイントロが聴こえた時「マジで?」と思った。感動した。そのまま他の曲を全部聴いた。
私の友人はオタクが多かった。バンドをはじめ、ジャニーズ、アニメ、韓ドル、舞台俳優、マンガなど、夢中になれるようなコンテンツがあるのは心底羨ましかった。ライブやコンサートに行ってきた次の日の、友人のうれしそうな表情がとてつもなくかわいかった。さっきまで信じられないくらい落ち込んでたり、怒ってたのに、推しの動画を見たら機嫌を直して勉強し始めてるのが不思議だった。「いやそんなことある?」と思っていた。今ならわかる。もうサカナクションなしでは生きられない。
サカナクションの曲は全部「サカナクションぽいな〜」とわかるのに、「似たような曲だな〜」とはあまりならない(mellowとナイロンの糸など、派生させた曲もあるが)(あれライブとかで繋がって流れたらめちゃくちゃよさそうだな〜と思う)。でもメロディーラインだけ見たらちょっと似てるときもある。サビはほとんどの曲で1オクターブくらい上がる。清水ミチコさんの「サカナクション作曲法」にもあるようにヨナ抜き音階が結構ある(でも無作為だと思ってるけど、どうなんだろう、山口さん教えてください)。全部すごい別の曲。コード進行が凝っているからだろう。めちゃめちゃに凝っている。7thも9thも12thも、その展開形もめちゃめちゃ使われる。もうめちゃめちゃ難しい和音とかある。けど全然重くない。基本形などのシンプルな和音とのバランスが良い。使うタイミングがよすぎるしチョイスのセンスがやばすぎる。試行錯誤を繰り返し繰り返し完成された神バランス。ものすごい努力の結果の激良音楽。何を食べたらあんなにすごい曲が作れるんだろう……
ハマりたての時に思ったことは、「山口さんの声は楽器みたいだな〜」ということ。サカナクションの音楽に山口さんの声の、良さ。ほんとよすぎる、、、
もっちのギターはプロみが感じられてめちゃめちゃにかっこいいし、エジーのドラムは心にダイレクトに伝わる。ねえさんのベースはとにかく気持ちいいし気持ちいい。ザッキーのシンセはDNAに素早く届く。