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2024-09-03

そんなに怖いか?Project KVが

projectKVのティザーPVが公開された

https://youtu.be/q3F1ggL69aQ

なんだそれは?知らん。聞いたこと無いと思うかもしれないが、「過酷」でおなじみのブルアカクリエイター独立して立ち上げたスタジオで作ったということで注目を集めている。

https://www.4gamer.net/games/829/G082980/20240902007/

なんだ、あのスチール絵以外はストーリーも対して面白くない癖に、やたらとTwitter限界オタク界隈で賑わってるゲームクリエイターがまたなんか作るのかと対して気にもしていなかったのだが

どういう訳かコメント欄には、経緯を説明しろと躍起になっている連中がいる。

経緯もなにも、ネクソン退社して普通にスタジオ立ち上げた後にゲーム作っただけだろう。

 

向こうからしたら何でそんな事の説明必要なのかと思う事だろう。

おそらくコレは人材の流動の少ない日本特有の反応なのだろう。

つの会社に入ったら、その会社に貢献し、最後まで勤め上げるという風潮は今でも日本根付いている。

 

ぶっちゃけコレに不義理だとか言ってたらクリエイターが他社に席移して作った作品全部不義理だよ。

いつもはクリエイター至上主義者で話してんのに、ブルアカ話題になると急にネクソン擁護し始めるのは何なの?

そんなに怖いのか?projectKVが?

まだどんなゲームなのかすら分かってないうちからこの反応は異常だよ?

ブルアカで積み上げた人気を全部もってかれるかもしれないと戦々恐々としてるのか?

 

ていうか一体なんで運営でもない連中が騒いでんだろうね。projectKVが開発中止したら満足なのか?

正直、複線の回収すらする気のない状態でつまんないストーリー展開してるブルアカなんかほっとけばいいのにって気がするんだけど

anond:20240903013705

同人作品なんて言わば素人制作ピンキリなんだから、次のサークル探せ。

必ず試聴して続きを聴きたいと思ったものだけを買うこと。

あとイヤホンちょっとだけ出した方がいいよ 2000円ぐらいのやつで

まり漫画に描かれていない、細かい心境や人間関係機微みたいなものを、丁寧に言語化画像化して漫画にするのは意味があることだと思う

「まだ描かれていないものを探して作品化する」のは、ジャンル的に進化する可能性を見つける王道手法でもあるしね

anond:20240902174941

非オタなのにきらら作品に没入してるオタク精神性が同じ男ってたまにいるよね、オタクより厄介

anond:20240902173009

他の漫画家もさあ阿賀紅茶作品に感化されて繊細言語化レース?ムクムクムク・・・俺にもできらぁ!で話作ってねーか

ルリドラゴンもクソ女に幸あれもねっちょり内省し合うコミュニティすぎて絵の良さと乖離しちゃってるよ

2つとも言外で伝える画力があるのにもったいね

anond:20240902221049

作家論としての見方ならありそうだけど、当時の時代背景込みで作者の背景除いた作品論的に見ると無さそう。同級生母親で働いてる描写もないし

anond:20240903073407

応援作品を買うだけでいい

その他のやり方で推すのは邪道

追っているネット小説が「ずらい」を多用する

多少の誤字脱字や誤用ら抜き言葉はいくらでも見逃すけどずらいはないだろ

作品が最高に面白いだけに残念や

anond:20240903013208

今敏作品ってだいたいそんな感じやね

好きだけど

anond:20240902200906

共働き家族が増えたのはここ二十年くらいのことだから

作者の子供の頃を書いた昭和作品が多いから仕方ない

スパイファミリーでも見とけ

anond:20240902135010

オタクは幼稚で自他境界が不分明な奴が多い。

作品悪口自分悪口に聞こえている。

それからオタク消費社会への過剰適応型なので、消費行動上の選好をもって自己アピール代替にしている。

自分が作ったわけでもない「好きなもの自分を語る」とはつまりそういうことだ。

血液型占い差別の代償行為」「ブランド品は身分制度の代償行為」というのと同様のことが生じているのだ。


というような話はしか当事者にはまず理解できない。

2024-09-02

ふしぎ遊戯 玄武開伝』を最後まで読んだ

気づけば10年ぐらい前に完結していたのだが、途中で作者がサンデー少年漫画始めたり初のBL漫画に挑戦したりで中断があって心が離れていた

1995年アニメ化もした『ふしぎ遊戯』の過去編にあたる話

中国古代書物日本人学者が魅了されて憑かれたように和訳したところ、和訳自体が呪力を持ち、物語を完成させるために若い娘を本の世界に吸い込むようになった

物語中には朱雀白虎青龍玄武四神をそれぞれを信仰する大国が4つ登場し、それぞれの国に危機が訪れた際に神を召喚する異世界巫女必要とする

無印の『ふしぎ遊戯』は朱雀巫女青龍巫女になってしまった現在日本人の話で、今でいう異世界なろう小説のようなノリ

無印では、「大正時代にも一人の少女が本に吸い込まれて「玄武巫女」になり国を救ったが、巫女とは生贄であり、玄武に心身を捧げる儀式を経て死んだ」と語られている

玄武主人公である多喜子は最初から死ぬことが運命づけられており、どうなるんだろうと気になりながら読んだ

神獣召喚には巫女だけではなく七星士と呼ばれる、体に星の名が一文字まれまれてきた戦士をそろえることも必要

無印に登場する「朱雀戦士」は全員若いイケメンで、当時は女児大人の女性もハマり、「bisyounen」という語が英語圏にもアニメきっかけに広まったという

少年向け作品イケメンおこぼれで萌えるのではなく、女性向け作品イケメンカタログをやって萌えさせてくれる作品は斬新だったのだろう

主人公イケメン戦士の一人と恋に落ちるが、他のキャラも人気があり、全員を攻略できる乙女ゲーも発売された

一方で、イケメンにちやほやされる、可愛いけどおバカで、うっかりミスによってイケメンたちを死に追いやる主人公・美朱(みあか)は憎まれ

ネット黎明期海外掲示板で大規模なアニメキャラ人気投票が行われた際、嫌いなキャラランキングでは1位がエヴァシンジ、2位は美朱だった

美朱は国内ではまだ可愛げが評価されていたが、海外での不人気っぷりは凄まじく、アンチの凶暴性もあって昔は美朱アンチ外国人ネタがよく語られた

美朱はおバカだが、多喜子は一応落ち着きがあって真面目なキャラだった(ただ作者の限界があるのでたまに頭悪そうなムーブもする)

そして玄武七星士は朱雀七星士と違ってイケメンカタログではなく、太った真ん丸な男児や、40代ぐらいの中年女性、石人と称される人外などがいる

真ん丸男児は「アクセルワールド」の主人公みたいな風貌で、石人はもののけ姫コダマみたいで、どちらも可愛いマスコット

中年女性美魔女ではなく普通のおばさんに見える容姿

主人公パーティにあのような容姿中年女性がいるのはかなり珍しいだろう

残り4人はイケメンなのだ

イケメン4人のうち2人は無印にも登場する

現実世界と本の世界時間の流れが違い、現実世界玄武朱雀まで70年程度だが、本の世界では200年経っている

イケメン二人は戦いの中で死亡し、霊となった後も多喜子の残したアイテムを外敵から守るため200年現世に留まり、美朱とも会っている

戦いの中で若くして死ぬことが既に決定しているキャラとして玄武編でイケメン二人を見る

「神獣召喚して平和になった後は落ち着いた生活ができるだろうから地元に戻って妹の面倒見てあげなきゃな~」みたいな発言が出るたびに、戻れずにお前死ぬんだよな~と


どうも作者の渡瀬悠宇は「イケメンカタログで売れた」「いかにも少女漫画的な恋愛脳展開で売れた」という評価に不服であったらしい

戦士イケメンカタログは避けているし、無印登場人物恋愛なのは編集部指示によるところが大きいとフリースペースで釈明

恋愛展開よりもバトルを書いている方が楽しい、私ってつくづく女脳じゃないなあ」とも発言

戦士多様性があるのは良かったとは思うが、正直なところバトルは少女漫画としては描けてる方ではあるが特に面白い戦いではない

リリカル恋物語こそが上手く描ける人で、玄武編でも「あの戦闘熱かった」と印象に残る人はあまりおらず、「あの恋愛エモかった」という人の方が多いと思う

和月信宏はるろうに剣心京都編のイケメンカタログ評価されたことに反感を持ち、人誅編では非イケメンばかり出していたが(そしてキャラ人気はなかった)、渡瀬も同じ心境だったのか

「軽薄なイケメンカタログ恋愛中心じゃなくても硬派路線で人気出せるんだよ!」という読者への逆張り

渡瀬玄武編の途中でサンデー少年漫画を連載開始し、週刊連載と同時進行なので玄武編の休載が多くなった

玄武編も読んでみると、初期は丁寧だったが後半は絵の書き込みが減り、展開も詰め込みハイペースだと感じられた

「夢の週刊少年漫画」を優先して、「少女漫画」への優先度が下がり、玄武編を早く終わらせて少年漫画に集中したかったのかな

面白く読めはしたが、玄武編だけに専念してこちらを丁寧に描いてほしかった

得意なこととやりたいことが違う、そういう人っているよな

得意なものがあるだけ凡人からすればうらやましいことなのに、それが望んだものでなければ遠ざけたくなるという

更新の途絶えた映画アニメ公式宣伝SNSを見るととても寂しい気持ちになる。

祭りに向けた準備で盛り上がって、いざ当日を迎えて盛り上がって。それが終わってしまった後に片付けをする雰囲気になるけれど、でも永遠に片付けられる事はなくその姿を晒し続けるような。そんな寂しい瞬間が標本のように固定され続ける。

放送や公開が終わってから更新の途絶える存在DVD発売や思い出したようなン周年記念ツイートも、次第に大きくなる更新スパンがむしろ寂しさを増幅させる。

別に思い入れのある作品でなくとも、いつか使い捨てられてそんな姿を晒すのなら宣伝アカウントなんて作らないで欲しいとさえ思う。

公式HPとかも近い気持ちになるけれど、そこまでは寂しい気持ちにならない。動かなったとしても、それは記念の証という印象が同時にある。

SNSアカウントをどこか生き物のように思ってるのかもしれない。口を閉ざし死にきれもしない姿は、記念というには惨たらしい。

その分メディアミックス作品アカウントはどこか安心感さえ覚える。栄枯盛衰はあっていつかは更新が止まるとしても、人の死のように受け入れられる。意志があってそれが実る限りはどこまでも続く存在から

公開してハイ終わり、あとは少しの事後報告くらいの作品だと、続編やリブートが出ても新アカウントなっちゃうし……

なんで、それなりに名のある作品を、つまんないとかくさすかね?

Not for meがもっと流行ってくれればいいのに

自分が好きな作品共感する作品だけコメントする仕組みになってくんないか

何かを褒めるのに他を落とす必要がないのがもっと広まって欲しい

映画ファンコミュニティオッサンが面倒臭い

最近Xでダーティーハリーコカされたことでおっさん映画ユーザーがキレ散らかしているのが映画ファンの間で盛り上がっている。

ただ、こういうおっさんユーザーはX上でいきり立っているだけの場合が多いし、そこまで多数派ではない。

とは言え、映画が何十年も息の長い趣味領域である以上、おっさん自体の数は多いのだ。

おっさん危険フェーズになる時は、映画系のオフ会に現れる時である

映画系のオフ会がどういう事をするのかというと50人くらいの老若男女がでかい会議室みたいな所に集まって

主催者が事前に設定したテーマ、例えば「マーベル映画」とか「スターウォーズ」とか複数決めてテーブルごとに時間を区切って何回か話す。

参加費(3000〜4000円)が払えれば誰も行けるのでいろんな人間が現れる。当然そこには面倒臭いおっさんが入り込む余地存在するのだ。

大概2種類いるんだが、一つはダーティーハリーの時のように自分の心棒する作品コカされるとムキになるタイプ

もう一つは、いい歳こいて若い女目当てで来ているタイプだ。

個別に語っていこうと思う。

自分作品コカされるとムキになるオッサン

オフ会で癇癪起こすレベルでキレるヤバい奴は流石に見た事はないが、子持ちなら子供よりも歳の差ある若い参加者にムキになって知識爆撃をするおっさん結構多い。

大抵自分若い時に見ていたであろう作品を悪意なくとも貶されるわけでもなく疑問を呈されるだけでスイッチが入る。そうなったら他の参加者が喋る機会を一歳与えずに

独壇場が始まる。そうなると他の参加者が喋る機会がなくなるので、空気が明らかに悪くなる。しかオタク知識の羅列なので聞いていて全く面白くないのだ。

ムキになっていない時でも自分の得意ジャンルで喋り続ける場合もあり、若い参加者は遠慮がちなので沈黙してしまう。そうして見切りをつけられる。

ちなみに、このタイプおっさんオフ会の後の飲み会に現れると大抵会計で揉める。

一度オッサン同士で酒代割り勘に入れるか入れないで殴り合い一歩手前になって最悪な雰囲気になったことがある。

ケチ臭いことで揉めるな。

女目当てのオッサン

不特定多数が集まるイベントなのでしょうがないのだが、女目当ての出会い厨が入り込む事がある。

街コンオフ会存在を知ってそのまま街コンのノリでオフ会に現れるチャラい奴と、青春謳歌しそこねたオッサンがいる。

前者は若い奴でコイツらはコイツらで有害なのだが今回は省略する。後者は痛い行動パターンをとる事が多い。

タチの悪いの事に、こういうおっさん自分はまだ若いか、ブラッドピット勘違いしている。

なので若い女参加者を舐め回すような目で遠くから眺め、女性が集まるテーマに行く。そして自分いか映画に詳しいかアピールする。

そこでドンびかれることも多いのだが、おっさんは何もわかっていないので彼女らのXアカウントフォローする所からスタート

オフ会が終わってから暫くしてDMデートを誘ったり気色悪い文面を送ってブロックされる運命が待っている。

運営側からすると会が終わってから事案が起こるのでその場で注意できないのも面倒臭い

正直、こういう手合いが現れると口コミ常連参加者は大抵LINEグループヤバい参加者情報を共有している)で

警戒されるようになって、そのオフ会ではハブられる運命を辿るか女性参加者が来なくなるのでそのうちオッサン

ネットでまた新しい映画オフ会を探して参加するのである。変にポジティブなのでまた同じことを繰り返してオフ会地獄にしていく。

まり映画コミュニティオッサン有害場合が多い。

稀に本当に映画狂いのコミュ強なオッサンがいるが、奇跡存在だと思う。

しかもどちらのタイプでも自分が悪い奴だと思ってないので絡まれるとより面倒。

余談

映画ファンコミュニティオッサン特に危ない奴は事案一歩手前を起こしているの聞いた事がある。

一歩手前なのは被害側が関わりたくなくてアカウントを消してオフ会から消えて接点をとにかく消したいからにすぎない。

4年ぶりにイラストを描いた

学生時代から4年前までは毎日1枚描くとか即売会に出てたりしてたんだけど、PCゲーム始めたらあっという間に絵を描く時間エイ練習時間に変換された。

ゲームジャンルあるあるゲーム中は絵が描けない、両立が難しい、ゲーム本家が楽しすぎる。

Xも鍵つけてゲーム技術向上に勤しんでたんだけど、そろそろ自分みたいな凡人の限界かなと感じる境地までは至れた。

配信中のプロゲーマーやVと味方になったり敵になったりできたのはい経験だった。配信コメントで私を褒めてくれた人もありがとう


ゲームクリアした感があって(まだやるけど)心に余裕ができて、そしたら久々に絵が描きたくなった。

オタクから足を洗ったわけではないのでゲームを中心にしながら漫画は手広く読んでた。

色んな作品に触れる中で「うわ~~いいな~~イイ!!」って気持ちが沸き上がることや、頭の中が情景でいっぱいになるってことはたくさんあったけど、出力するだけの気力がゲームに取られてた。

この4年間は完全にインプット(見る専)だけで、イラストソフト更新やらで技術的なことは相当遅れてる。

流行の絵柄や塗りも分からない。見る専になると完全受け身になるから意識しないんだよね。

まあ描くだけ描くかと思って埃だらけになってた液タブを拭いて電源をいれた。

4年分下手になっただろうな、自分がっかりするんだろうなと思いながら、とりあえず今好きな作品イラストを描いた。


自分の絵、最高すぎる。


描いてる最中って絵に盲目になってるから、しばらくしたら正気に戻るかもしれないけど。

こんなすごいの出力できるのになんで4年も封印していたんだ?

から自画自賛しながら描くタイプだったけどこんなに上手かった?って思って4年前の絵と見比べたけど明らかに今の方が上手い。

上手いというか、自分理想の90%くらいを出力できてる。変な癖が抜けたのか。エイムみたいな話だ。まあ元から線画はほぼエイム力だけど。

粗も見えてて、顔と髪に全力すぎて身体構造が貧弱。体に興味がなさすぎる。

今になってもまだ成長できるところがあるってことだし、目標を見つけられたのはいいことだ。

勢いで投稿用のXアカウントも作った。

フォロワー0。気分は新しいゲームを買った時のわくわく感に近い。

やっぱり、自分の思ってることを形にするのってすごくいい。

頭の中でぐるぐるに煮詰まってたものが整理される。

やっぱり考えてることは定期的に出力しておかないと頭の回転が落ちる気がする。

「これが好きだ」って気持ちを難なく出力できるくらいには戻して、さらにもう一段階レベルを引き上げたいな。

対戦ゲーム他人と比べられてランク付けされるから、それがストレスでもあり刺激でもあり、上に立つ達成感がある。

絵は自分自分を褒めていくだけのすごい趣味だ。好きなもの以外描かないし。だから体が貧弱な絵ばっかりなんだけどさ…。

これから更に上手くなる見込みしかない。

楽しみ。

anond:20240902101741

女性は食べる量が半分だから半額なのは自然

この論理でいくとレディースデーしかなかった頃の映画館ってなんなんだろう

女性作品から読み取れる内容が少ないから割引?

anond:20240902110500

コロナウイルス騒ぎが始まった頃に登場人物オンラインのやりとりだけで話が進むミステリドラマが発表された記憶がある。

かいことは忘れたし、それらしいものを見つけられないので記憶違いだったらすまぬ……。

まらずに撮影できる作品を作ろうとしてそうなったみたいな事情だったと思う。

今の時代だと物理的なギミック以外でミステリを成立させようとする試みが現れるのは自然なことだろうし、難しいにしても世の中に全くないってことはないよな。

夫に風俗に行ってほしい

生々しい性的話題なので苦手な人は読まないでほしい。

 

夫とは結婚して3年以上になる。

波長がぴったりで、たまに喧嘩はあれどすれ違いが起きたことはなかった。

きっとコミュニケーションはそれなりに上手くいっている。

ただ、セックスの話となるとそうもいかなかった。ベッドの上では全ては態度で示され、察し合いが始まる。夫はそういったことを言葉表現するのを嫌がるタイプだ。なのでナイトライフについて話をしたことは一度もない。

その暗黙の了解の中こちからあなたとのセックスについてだけど」などと切り出す勇気もない。

 

はじめの頃、行為はいわゆるオーソドックスものだった。交互にいろいろして最後は挿入して終了という流れだ。それからしばらくして、私が一方的にいろいろする感じにシフトした。

攻めるのは好きだ。男性一方的にめちゃくちゃエロいことされる作品を参考に、全身にいろいろする。好きな人性癖を知るのが嬉しかったし、とても楽しんでいた。

しかし、それは徐々にプレッシャーに変わってしまった。

 

夜、求められた雰囲気を感じると、私は布団から起き上がって攻め始める。行為は長いときで2時間くらいに及ぶ。

その間、相手は仰向けに寝転がったまま動かない。目はずっと閉じている。

初期の私がかなり積極的だったためか、相手の求める水準は高いし、してほしいことがわかっている以上こちらも雑にはしたくない。毎回同じもよくないだろうし、変化を付けつつ好みは抑え、細かな表情の変化を汲みとろうとする。リクエストにも張り切って応じる。

布団に沈んだ体の重さ、眠気、テクニックへの自信のなさ、本当は早起きしてジョギングしたい、前はそのどれよりも行為を優先できていた。

近頃の私はそうではない。求められても布団から起き上がらず、寝たフリをしている。

段々と行為に集中できなくなった。どうもノレない。時計を見たくなってしまう。起き上がりたくない。モチベーションの低下に伴ってテクニックも衰えた。繊細な手つきとかも神経使うし。

私は夫に性的魅力を感じているし、エロいことがしたい。本当にただただ負荷が大きいだけ。義務感の中で、退屈で億劫で、申し訳なくて、苦しい。

 

自分がしてしまたことに責任を感じる。ノリノリで、こうするのが一番の幸せだと言わんばかりにご奉仕した。それをこっちが飽きたからやりたくない、やっぱりキツかっただなんて身勝手じゃないか

私が寝たフリを始めてひと月ほどになるが、まだ毎晩のように求められている。めちゃくちゃしてほしいのがひしひしと伝わってくる。心が痛む。

しかし、一度抵抗を持ってしまってから自分気持ちに逆らえなくなった。

私の変化に相手も勘づいているようで、それからはより強くお誘いの雰囲気を出されている。

夫が仕事から帰ってきた時点でわかってしまう。ものすごく優しいのだ。私は罪悪感を覚えながら、今日も早く寝ようと決める。そして夜、全ては予想通りになる。

最近はもう、できればお店に行ってほしいと思う。私には提供できないから、私よりテクニックもあって欲求を満たしてくれる場所で、幸せな気分になって帰ってきてほしい。幸せになってほしい。

夫を愛しているし、愛されている。心の繋がりも深いと思う。でも、それではきっといけないのだとわかっている。

 

 

男性の皆様にお聞きしたい。いずれ私と夫の関係は終わってしまうのか。その他の愛情表現いくらしていても行為を受け入れてもらえなければ妻に蔑ろにされていると感じるだろうか。

寝たふりという至極無礼な態度で断られ続けてどんな気持ちがするだろうか。お店に行くことで夫は幸せになれるだろうか。

私の気持ちは夫にどう伝えるべきなのだろうか。

『追燈』に思うこと

関東大震災にあわせて岡田索雲『追燈』が無料公開され、読んだ

綿密な取材に基づいて描かれたことは間違いなく、作者の強い意志を感じる

デマ集団心理の恐ろしさ、そして人種差別暴力への抵抗

そしてこれらが「なかったこと」にされつつある現代社会への警鐘

この作品を受けて、小池都知事の「追悼文」送付拒否糾弾する動きも生まれている

紛れもなく傑作だと思うが、二つの血が流れる自分には、なんとなく胸に引っかかるものがある

どこかこの漫画が「ずるい」と感じてしまうのだ

作中、朝鮮人(だけではないのかもしれない)が虫けらの如く殺される場面で、

自分の素朴な心は「日本人、最悪じゃん」と叫んでいる

なんなんだよ日本人、俺らを差別しやがって、デマに踊らされてよ、絶対に許せねえ

日本人は最低な奴らだ!」

しかしその怒りは、この作品が持つメッセージの前にすぐかき消されてしま

過去を恥じ入り、反省し、民族差別撤廃を誓う、やさしく繊細な日本人

この漫画を読んで胸を痛める彼らを、友人たちを、どうして憎むことができるだろう?

あくまで最低なのは「かつての日本人」であり、現代を生きる彼らではないのだ

…こうして自分の怒りは、なかったことになる

先日、フワちゃん騒動があった

彼女が「暴言を吐いてしまった女性芸人に直接謝罪したい」旨をツイートすると

「謝ったら相手は許さざるを得ない、それはずるい」と非難され、さら炎上していた

自分はこれと同じ感覚を『追燈』に見ている

わたしたちは、朝鮮人への卑劣行為を自ら明らかにして謝罪します けっして忘れません

それなら、自分はなにに腹を立てたらいいのか? 水に流せない自分が悪いのか?

『追燈』作者の国籍はわからないが、これは「日本人のための」作品だと強く思う

真摯反省し、謝罪すれば許される、というような…

日本以外の読者をどこまで想定しているのかはわからないが、

少なくとも自分のように、苦々しい思いで読んだ人間もいることを残しておきたかった

シェアードユニバース

ラストマイルに端を発するシェアードユニバース話題を見て、それは森博嗣世界!!と真っ先に思った

なにしろ長く多く世にあるので人物関係性とか細かい部分の記憶がかなりおぼろげになってしまい、XXやW・WWシリーズちゃんと楽しむために最近意を決してFから全部読み返してる途中なんだけど、今の方が読者の理解度が高そうですんなり読まれそうな世界や内容だなと改めて感じる

SNS時代の予見の鋭さ、今のこと書いてるねまさにこれは、みたいな描写とかさ

97年98年てもう25年以上前なんだね、信じられん……こんな頃にもうこんな描写を?みたいな驚きがある

今Vの人形式モナリザまで来たけど、Vが他に比べて得意じゃないからペースが落ちてしまっている(保呂草があんまりきじゃないから)

はやくGにたどり着きたい

小説で十分その世界は堪能できるけど、精度高く森作品世界網羅され映像化されたら最高だろうなあ

どこかのVtuber事務所で夜中にリリースがあって、その背景を少し補足したいと思う。

2000年代以降、PC周辺機器の性能向上によってPCでなんとか楽曲制作が完結できるようになった。

これによって今で言う歌ってみた等の音楽制作声劇朗読講談等人の声にフォーカスしたもの素人カジュアル音源化、データ化できるようになった。

無論在野のプロとでも言うべき人もいたし、技術推進などもあったが、基本的に非常に浅い分野のものけが切り取られ、間違った知識も擦り続けられあまり質の良くないものほとんどだった。

質が良くない、というのは例えばテレビラジオ等の放送、あるいはそれに関連する音楽映像制作業のような基準や規格に準じた一定品質基準がない事を意味する。


そんな状況なので素人素人作品を楽しむような世界がしばらくは軸だった。

ボカロ文化の隆盛等様々な事情によって金を生み出せるハイアマチュア、あるいはプロへと転向していく人が生まれていくのだが、問題はここにまずある。

作編曲でもミキサーや各種音響技師でも実はある程度体系化されているものを突然「売れたのでプロとしてやっていきます」と言い出すとプロとしてやっていく最低限の知識水準の平滑化がなされていない。

得意な分野がやっと一人前や半人前ということで、不得意だったりそもそも認識していない分野はゼロマイナスである

「でもオレに依頼を出す人がいるから食っていけるので、オレはプロです」という暴論がここで成立する。

プロという単語には倫理や遵法、技術知識など様々な分野で一定の水準をイメージする人が多いが、ここで致命的に食い違う事になる。

彼ら彼女らには職業倫理のようなものはないし、プライドを持つような技術経験がないのでモラルが育たない。

しかし、資格世界ではないし、技術競争の分野でもないエンタメでは面白ければ正義で、人気があれば強者である。なぜなら代理店の仕掛けに乗れるからである

加えて令和の世の中になるとできていない人間相手にそれを正面から指摘等しないで、自然的に疎を形成する傾向がある為、依頼をしたい側が困る事になる。

依頼する側がまずド素人で、依頼相手に選ぶ人間がこれらの文脈でのプロかどうか判断する審美能力がない。困りましたね。


事業として現実仕事をしている世界では、間に制作会社や代理店が入って然るべく手配されるので依頼者が素人でも日本では許される傾向がある。

…あるのだが、これら歌ってみただとかVtuberだとか呼ばれる実質的素人の人々はそういうもの必要性をあまり認識されない。

ANYCOLOR社がせめて上場企業でなければもっと矮小化もできたのだが、実質的には素人仕事上場している事を今後問われる形になってしまった、という大人社会的な話が本格化してしまうのが残念だ。

声優さんスタジオでのセリフ収録や歌収録でも質の低下著しいが、彼らは後ろがプロだ。事務所が始末をつけてくれる。

Vtuberのようなライバー達、中の人素人でいることを続けるのなら、事務所プロにならないといけないのではないだろうか。

anond:20240902070901

以下のような反論が考えられます

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同人活動AI生成の作品本質的に異なる点が多いです。

同人活動は、既存キャラクター作品への愛やリスペクトを基盤とし、創作者が独自解釈クリエティティをもって新たな価値を創り出す行為です。多くの場合同人作品は手作業で描かれ、制作過程での試行錯誤個人技量が反映されます。これに対し、AI生成の絵はプログラムに基づき、自動的に作られるものが多く、制作過程クリエティティが大きく異なります

また、同人活動著作権創作倫理について議論対象となることはありますが、多くの同人作家はその点を理解し、ファン活動の一環として節度を持って行っています。そのため、同人活動AIによる絵の生成を一括りにして非難するのは、やや短絡的であり、同人作家の立場努力を正しく理解していない可能性が高いです。

同人活動の意義や背景を理解した上で、AI生成の絵に対する批判懸念を示すのは、創作活動の質や価値に対する正当な意見であると言えるでしょう。

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