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2020-09-21

anond:20200921124203

みんなマイナンバーの基本を理解していなくて問題点の指摘が微妙なのでまずは基本的な事を知ろう

まずマイナンバーの前に戸籍についての理解必要となる

戸籍日本に誰がいて誰とどんな関係なのかを記録するデータなのだがこれを管理しているのは各市町村自治体なのだ

国が国民所在地関係性を管理しているのではなく各市町村データベースを持っていて管理している

そのため住民票がほしい時などに住所を置いている自治体しか住民票をとれない等の問題がある

これを解決しようとして導入されたのが住民基本台帳ネットワーク(通称住基ネット)である

市町村ネットワークで結び住民データをやりとりできるようにしましょうという思想だった

しかしこの仕組みを実現させるための法律をつくろうとした時に、セキュリティ等を問題視され色々制限をかけられた

結果として自治体役場内にある公務員のみが触れるネットワーク的に隔離された特定パソコンからしかこの住基ネットにつなげなくなってしまった

これでは当初目的としていた住民データの共有のメリットがほぼなくなり、データを共有する仕事のみがのこったような形となる

これが住基ネットの失敗である

住民基本台帳ネットワークシステム - Wikipedia

住基ネット解決しようとしていたもう一つの問題国民ID管理

市町村自治体内でも課によって個別情報管理されており、戸籍管理する課や税を管理する課、福祉管理する課等がそれぞれにデータベースを持っていて管理していた

そんな中で引越し等で他の市町村データを共有しないといけない時にそれぞれのデータベースから対象者抽出するのだが、信じられない事だがマイナンバーが導入されるまでは国民データは「住所」「氏名」「生年月日」での識別して抽出していた

これは同じ住所に同じ名前で同じ生年月日の人がいると抽出結果が異ってしま

住所の表記ゆれ等の可能性も捨てきれないだろう

これを国民一人一人にIDをふって管理しようとしていたのだが「国民総背番号制」と呼ばれ反対に合い頓挫した結果、年金問題等に発展してしまった

年金記録問題 - Wikipedia

これを解決するためにできたのがマイナンバーである

マイナンバーはこれまでの指摘された問題回避しつつ利便性をたもつための工夫がいくつもある

たとえば国は番号を管理せず各市町村自治体に重複しない番号を一定範囲ふり、自治体がその番号を国民一人一人とひもづける

これで国による国民の番号管理という批判をかわしている

各自治体間でのデータのやりとりも中間サーバーというサーバーを介して行なわれ、もしハッキングをうけても国民情報がひもづかないような仕組みになっている

マイナンバー解決たかった本丸はここで、導入された事により本来第一目標はすでにクリアできているのだ

他の団体マイナンバー利用を禁じているのは、せっかく仕様マイナンバー国民が直接ひもづかないようにデータを分離しているのに、マイナンバー国民のひもづきを第三の団体が持つとデータ漏れた時にすべてが無意味になるからである

そのためマイナンバーを利用する団体中間サーバー接続する必要があり、それをしても問題ない団体というところから銀行等の法律で定められた許可制企業からはじまっている

マイナンバーカードの利便性等はこれから問題なのだ

 
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