10数年ぶりに無職になってみればハロワの職員さん達は昔と違って親切で、10数年前には無かった転職エージェントなる仲介まで出来ていた。
ワイ独身アラフォー喪女は九州で生まれ育ち、二次創作同人をそこそこやって年に数回東京に行く独身喪女だ。
「東京の同人誌即売会に行ける収入のある社会人になりたい」
を目標に大学を選んで医療系国家資格を取った。よって現在まで漫画編集者になった経験はない。
新卒がひと月で辞めたコロナの3年をワンオペで乗り切り、いざ無職になってエージェントサイトを見てみれば九州に漫画編集部が出来ていた。
喪女ワイも単行本をいくつか持っている編集部で正確には本社が東京で九州は支社らしいが「九州から世界へ」をコンセプトに設置されたようだ。
最低賃金ワースト3、人件費が安く工場ばかりが出来る地域であるので本当にありがたいことだ。
周辺情報を探ってみれば地元オタ友がそこで漫画を描いていることも判明した。
仲介エージェントのお姉さんと、ウン十冊の同人誌発行経験や古の同人誌即売会開催経験の入った職務経歴書を作った。
「よろしくお願いします!」ぽちっとボタン一つで応募が出来て仲介エージェントがやりとりをしてくれるご時世、本当にありがたい。
もちろん落ちる。それはそう。
だって喪女の職務経歴は全部医療従事者なのだ。
なんなら氷河期世代なので新卒ですらなく九州で正社員職に就けるまで5年くらい掛かっている。
編集者経験のないアラフォー女、そんな地雷物件が書類審査を通るはずもない。職務経歴書すら読まれないだろう。
しかしここで、審査をしているのはどうやら東京本社の人事担当者であることが判明する。
喪女は諦めが悪かった。喪女はアラフォーで、次に就職したらもう機会がない。
喪女は九州支社に直接電話してバイトの募集をしていないか尋ねてみた。
九州支社の方々は優しかった。
マルチタスクとコミュ力には自信があれど編集者経験のないアラフォー女を門前払いせず現地面接の機会を設けてくれた。
面接は支社長自ら面接で、入ったあとは忙しいしプライベートも削られるけど大丈夫?と聞いてくれた。
大丈夫だ喪女の前職の年間休日は80日だ。コロナのときは毎日12時間ワンオペをしていたし残業代も出なかった。
正社員の募集には落ちたがバイトでいいから働きたいという熱意が伝わったのかは定かでないが九州支社から書類を上に上げてくれた。
この日記の本題はここからだ。長くて申し訳ない、喪女は小説書きだ。
数日後、本社の人事担当者から「書類審査を通りましたのでオンライン1次面接をします」という連絡が来た。
……1次面接? 現地面接が1次面接じゃなくて???
微妙に嫌な予感がしつつ、ともあれ面接の機会を頂けただけでもありがたいことだ。
喪女は10キロ減量して挑んだ。オンラインだけど。
本社男性社員二名との面接は履歴書の内容確認という至ってスタンダードな出だしで始まったが
多職種連携とコミュ力には自信のある喪女は開始5分で思った。これは駄目だ、無理だ。
目線が合わない、目が笑ってない、会話の距離が縮まらない。
これは落とすための面接だ。
好きな言葉や編集者を目指す理由など定番の質問にプライベートな質問が混ざる。
「どうして東京の大学に行かなかったの?」
「どうして編集者を目指してもっと早く上京しなかったの?」
「その年齢だと今いる社員はエースだよ?中途のあなたが負けないウリは?」
すごい。私のみならず九州支社の設置コンセプトも九州で頑張る漫画家さんたちも全否定だ。
あと、東京で新卒採用した編集者を九州に転勤させるのはかわいそうだからやめてやってほしい。
20年以上前の選択を聞かれても困る。困るが、可能なかぎりきちんと答えた。
20年前にはインターネットが普及しておらず、現代以上の情報格差があったこと、
商社や総合職が存在せず医療従事者か公務員しか自活できる職業が存在しないこと、
大学進学率は50%を切っており当時の同級生女子で九州外に出れた子はいないこと、
大学新卒しかチャンスはなく卒業後に漫画家を目指して上京した友人数人が音信不通になったこと、
だからこそ九州に漫画編集部が出来てとても嬉しいこと。
「僕も地方出身だけどね」
鼻で笑われた。
「見える世界は環境によって違うことを想像できなくても、編集者って成れるんですね!」
と反射的にレスバに乗ろうとして踏みとどまった。
落とされる面接と分かっていても喪女は受かりたかった。だって九州にここしかないのだ。
1ミリたりとて距離の縮まらないオンライン面接は穏当に終了した。
無理だと思った。5分後にお祈りメールが来ると思った。
お祈りメールは8時間経っても2週間近く経っても来なかった。
どんだけ揉めてるんだ…?そろそろ問い合わせるかと考えつつ待ってみる日々。
10数年ぶりに就活をしているツイ廃アラフォーは新たな単語を知った。
サイレントお祈り
( ゚д゚)
履歴書が郵送返却される時代に生まれたアラフォーはサイレントお祈りを知らなかった。
速攻で問い合わせた。それも九州支社経由で問い合わせた。
九州支社の方は結果を聞いていなかったらしく謝りながら問い合わせを出してくれた。
「結果連絡が遅くなり申し訳ありません」
の一文だけが加えられたお祈りメールが本社人事から届いた。1時間後に。
悔しくて泣いた。
喪女はアラフォーで編集者未経験だ。落ちるのは仕方ないのだ、嬉しくはないけど。
見下されていると分かっていながら面接を穏当に終わらせてしまったことが悔しくて声を上げて泣いた。
鼻で笑われた瞬間に喧嘩を買わなかった自分の判断の悪さが悔しくて泣いた。
自宅で本社とのオンライン面接を受けてはいけなかった、九州支社の部屋を借りて受けるべきだった。油断した。
泣きながら友人と九州支社の方にお礼のメールを書いた。
「編集者を希望する若い方々に現地採用の門戸を設けて頂ければ幸いです」と添えてしまって申し訳ない。心の贅肉だ。
喪女が20代であれば受かったのだろうか、でも20代の頃でも漫画家になるには関東の実家が必要だと言われていた。
アラフォー喪女は人生の運とタイミングでどう頑張っても成れない職業があることを知っている。
私が九州で漫画編集者になるには20年遅く、たぶん20年早かった。
お高い果物とフライドチキンを泣きながらヤケ食いして、2キロリバウンドした。
]]>
2人とも生きているが10年以上は別居している。
別居前(増田の子供時代)も会話はほぼ無かった。唯一覚えているのは増田が骨折した時。仕事から帰ってきた父親に「骨折したの」「どこ?」「足。体育で…」「ふうん」という会話。増田は半分寝ていたが、珍し!と思ったのは覚えている。
もしかしたら増田が小さくて知らなかっただけでは?と思って姉に聞いてみたが、全然そんなことは無かった。
子供全員成人して家を出た今もなお、子供を通して事務連絡しているくらいだから、2人で電話とか一生起きないだろうなと思う。
そもそも父親が家族に興味が無いらしく、親子ですら事務連絡の仲介以外はやり取りしない。
冠婚葬祭で家族が揃ったとしても、夫婦は勿論、家族全員での会話は無い。むしろ困る。
自分自身に結婚する予定が無いからいいんだけど、もし仮に結婚したとして何を話せばいいのか本気で想像がつかないし、世の夫婦が何を会話するのか(あるいはしないのか)気になる。
サンプルで構わないんだけど、どういう会話をするの?
反応ありがとう!
思ったより普通の話題でびっくりした。でも一緒に暮らしてるんだからそうなるか、と納得。
友達みたいに会話できるのはきっと素敵な夫婦なんだろうな、と憧れもした。とにかくサンプルくれてありがとう!
INFP-A / INFP-Tです
]]>2chとかだと無職の最後の砦みたいなイメージで安かろう悪かろうな求人ばかりと思っていたけど、検索でふるいに掛ければ福利厚生がしっかりしている企業から選べる。
マイナビとかリクナビだとその辺の情報は「新入社員の声」とか「写真」とか「がんばれば新卒でも月収~万です!」みたいなのばかりで白黒はっきりしているレベルでの所在地や待遇といった基本情報は薄まりやすいし個人的にはこれブラックの言い換えじゃん…となる会社が多くてマイナビ・リクナビしか知らなかった時代の就活は気が進まなかった。嘘つき合戦のような面接を1社だけで何回もやらされるのが苦手だったというものある。2chのコピペのようなここ以外も受けてるよとかここじゃないとできない仕事なんてないよとか何度言いたくなったことか。
業界によって求人情報の色合いが違うんだろうけどベンチャーでバリバリやりたいって人以外はハロワで探すのも悪くないと思う。
あとハロワは就職あっせん企業と比べて求人企業側の金銭的負担は圧倒的に少ないから放っておいても応募者が来そうなホワイト企業は自社HPとハロワでさっと求人出してさっと人入れて終わり!ってするところも多いんじゃないかな。
マイナビとかリクナビとかは金銭のやり取りが生じるからまず外注契約、そこから求人掲載やら広告打つやら何をするでも手数料かかったりエージェント噛んだ人入職したら仲介料金もかかるわけで、企業からしたら人は欲しいからあっせん企業を入れるけどできることならその辺介さず人入れられたほうがお得。
ソルジャーじゃなくて仕事や業界がわかる(わかりそうな)人を1人だけ募集といった企業ならハロワで2,3人応募してもらって短期間で決められたほうが労力的にも金銭的にも無駄がないしね。
わかる人はハロワで目当ての企業見つけられるだろうし。
一方でガチるなら求職者にガンガン営業掛けてくれる就職あっせん企業にアウトソーシングしたほうが楽に社員募集できるから体力があったり単純に頭数が欲しい大企業はハロワは使わなさそう。
求職者側も業界がわかってなかったり資格とかなければあれこれ提案してくれるマイナビ・リクナビのほうが探しやすいだろうし。
結局は求職者が希望している業界の風潮や企業の性格で使い分けするのが正解なんだろうね。
]]>落ち着きどころを左右する主な問題は
あたりだろうか。主なケースとしてはこんな感じ?
ケース1:大谷は振り込み自体を知らなかった → 大谷がもっとも軽傷で済むパターン、ただし各種の信用は崩壊
ケース2:大谷は振り込みの存在は知ってたが振り込んだのは通訳 → ?
ケース3:大谷が振り込んだけど合法賭博と思ってた or そう騙されてた → ?
ケース4:大谷が違法賭博と知った上で振り込んだ、ただし通訳は野球には賭けてなかった → 一年出場停止 + 刑事?
ケース5:大谷が違法賭博と知った上で振り込んだ and 通訳がMLBにもベットしてた → 永久追放 + 刑事?
ケース6:通訳ではなく大谷が違法とは知らずに賭博をやってた(通訳は仲介 + 身代わり、以下同)、ただし野球には賭けてなかった → ?
ケース7:通訳ではなく大谷が違法とは知らずに賭博をやってた、野球にも賭けてた → 永久追放?
ケース8:通訳ではなく大谷が違法と知りつつ賭博をやってた、ただし野球には賭けてなかった → MLB処分 + 刑事?
ケース9:通訳ではなく大谷が違法と知りつつ賭博をやってた、野球にも賭けてた → 永久追放 + 刑事?
個人的に気になるのは「野球だけは賭けていない」という本人の主張の信憑性。ギャンブル中毒の男が何億もの負けに追い込まれたときに、いちばん自分の強みがある勝負に出ることを理性で止められるだろうか
追記:あと、大谷の関与に関するナラティブが変わってる点はどう転んでも誰かがどっかで責任取ることになるんだろうな(ESPNの詳報によると、通訳が90分インタビューで語る前に別の球団関係者が大谷が振り込んだ旨の発言をしているので通訳の虚言で片付く話でもない)
]]>オレは氷河期世代だけど、国立大では就職情報の仲介程度で学生が就職できなくても興味なさそうで、ぜんぜん就職支援をしてくれなかった。
てっきりそういうものだと思っていたら私立大だと、職員が親身に就職相談に乗ってくれて向こうから電話掛けてくれたり面接の練習に付き合ってくれたりしてたと聞いて驚いたよ。
私立大でできるなら国立大の職員もできるはずだしやってほしい。
]]>イスラエルが東地中海の新たな天然ガス田で生産を始める構えを示し、海上の境界を争う隣国レバノンとの対立が再燃している。イスラエルはウクライナ危機でロシア産ガスから切り替えを急ぐ欧州へのガス輸出を目指す。これが中東で緊張を高める火種になっている。
イスラエルが新たなガス田で生産を急ぐのは欧州への輸出のためだ。
同国は2000年代後半に東地中海で見つかった天然ガスの生産が本格化し、ウクライナ危機でロシアに代わる新たな供給元としてにわかに注目を集めた。
今年6月、液化施設のある隣国エジプトにパイプラインで送り、液化天然ガス(LNG)を欧州連合(EU)に供給することでエジプト、EUと合意した。
イスラエルのラピド首相は今月12日に訪問先のドイツでショルツ首相と会談後「我々は欧州でロシア産ガスを置き換える努力の一端を担う」と強調した。
ロシアがウクライナ侵攻前に欧州に送っていたガスの1割をイスラエルが供給できるとの認識を示した。ガス輸出は歳入増だけでなく、欧州と深い関係を築くカードにもなる。
イスラエルが近く生産に入るのは北部ハイファ沖のカリシュ・ガス田で、レバノンと係争中の海域付近にある。両国は海上の境界画定に向けた交渉を米国の仲介で続けているが
イスラエル首相府は19日「カリシュからのガス生産はこれらの交渉とは関係なく、できる限り速やかに開始する」と表明した。
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は17日同ガス田での生産開始は「レッドライン(越えてはならない一線)だ」と強くけん制した。
イスラエルのガンツ国防相はヒズボラがガス生産設備を攻撃すれば「レバノンは対価を払う」と警告し、威嚇の応酬を重ねている。
ヒズボラは7月に同ガス田に向け小型無人機(ドローン)を飛ばし、イスラエル軍が撃墜した経緯がある。
イスラエルとヒズボラは長くさや当てを繰り返しており、今回の確執が直ちに大きな軍事衝突に至るとの見方は多くない。
カーネギー中東センター(レバノン)のマハ・ヤヒア所長は取材に「ヒズボラは経済危機で人気を失っており、
レバノン政界でイスラエルのガス生産を利用して影響力を盛り返そうとしている」との分析を示した。
イスラエル首相府は「両国の利益にかなう形で海上境界の合意に達することは可能だ」としており、まず境界を画定し衝突を避けるとの観測もある。
カリシュ・ガス田の埋蔵量は操業会社の英エナジーンによると約1.4兆立方フィートで
先行してイスラエル沖で生産しているリバイアサン・タマル両ガス田に比べ1桁少ない。
レバノンのアウン大統領は6月、イスラエルによるカリシュ・ガス田の開発を警戒し
「係争海域でのいかなる活動も敵対行為とみなす」と述べたが、レバノンは政治の混迷と機能不全が続く。
深刻な経済危機に陥り、外貨や電力の不足が市民生活を圧迫している。
2022年9月のニュース。
レバノンが紛争開始前からハマス支援に切り替えたのもこれが原因だし、タイミングで考えればこっちのほうだろ。
]]>問題は行動からそれを本当にやろうとしてるか伝わってくるかって事よ
例えば野党共通政策って市民団体仲介で作ったけど、れいわの一丁目一番地であるはずの消費減税はなかったしな
]]>ある研究室が博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室が博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。
PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。
当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究に必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。
これは資本主義の挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合は投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である。
年齢制限を設ける理由について、その研究室のWebサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。
1.過去の経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったから
2.研究費の応募基準に年齢制限があるから
3.若年の方がスキル獲得に有利だから
4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから
1.についてはあくまで経験論であり、一般化には議論の余地がある(注2)。
しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から、研究室が受け入れ学生の年齢制限を設けることには一定の合理性が認められる。
大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力とミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業やベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室の所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達や論文発表が求められる。そのため教育やマネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかにミスマッチを防ぐかがポイントとなる。
しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室のマッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界の文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレートに博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分の研究室を広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチングの成功率を上げるためにも、年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。
PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることから、アカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的に大学院でのみ取得できることから、大学院がPI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院がPIの素養の高い候補者を選抜することは自然なことのように思われる。
しかしながら、大学院は本来学問を行う場であり、学問は自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPIの素養の高さに繋がるとしても、それを理由に年齢制限を設けることには議論の余地がある(注5)。
タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室が年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。
ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルドな表現を心がける(注6)。候補者の面談から受け入れまでのプロセスを最適化させる(注7)。候補者を研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチングを支援する第三者機関の設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室と博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。
研究室と博士課程進学希望者のミスマッチ問題は根深く、今回インターネットやSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験をもつ者としては、この問題の解決を願ってやまない。
(注1)
業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である。
(注2)
例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリアの選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。
一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPIを養成することだけが目的なのかについても議論が必要である。
(注3)
Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室や研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部の卒業研究や修士を通じて研究業界のノウハウやキャリアパスを学ぶようであるが、医者は卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。
(注4)
例えば同じ大学の学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究や修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者も卒業研究や修士で活動していれば、自分に合った研究室の情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。
またポスドクや助教以上の採用であれば前所属の教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。
(注5)
同様の問題は、医学部入試の女性・浪人生差別が記憶に新しい。医学部は医者を養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性や浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。
(注6)
研究者の研究以外の発言が話題になることは、国内外でしばしば観測される。
(注7)
組織における採用については、Podcast「経営中毒~だれにも言えない社長の孤独~」に詳しい。
(注8)
給与を支払う一般企業やポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大は大学でありながら学生に給与を支払うシステムであり、応募資格に年齢制限を設けている。
(注9)
医学部には卒業研究がないが、自主的に研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部は学生を研究室に一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。
(注10)
一般企業であれば転職支援サイトやリクルーターが仲介してくれて、候補者と採用側のミスマッチのリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービスは存在しない。
]]>郵便局は高額小切手の扱いを拒否するし、じゃあと国税の税務署に直接持っていってたんだが、金融機関に行ってくれという態度になってきた
仕方なく銀行で順番待ちして窓口に辿り着くと「今後は手数料払うサービスを使うか、eTAXで払ってくださいね」とすげー嫌そうな態度である
いや納税に取扱手数料を別途取ろうとするのって何だよそれ(eTAX経由も謎の認証に別途費用発生する)
じゃあ資金繰り厳しくて手数料払えなかったら、税金より仲介手数料優先していいんだな?
そうしないと税金を受けつけないってことは、つまり優先順位は「仲介機関>税金」ってことだぞ?
つうか金融機関口座は法人マイナンバーに紐づけされてるんだから、普通に考えて余計な認証手数料取らなくても、
届け出ひとつで口座から振込だろうが自動引き落としだろうが何の支障もなくできるはずよね
なんで無駄な仕事増やして糞みたいな中間マージン稼ごうとするんですかねえ
税金を受け取りたくない、払う必要ないのならそう明言してくれてこっちは一向に構わないからな
]]>・私が仕事で関わった◯◯さんを紹介してくれ(自分は私に紹介してくれたことないのに?)
学習意欲旺盛なのでは?
(「お時間ある時に教えていただけますか?」の一言はあってもいいかも。
増田からは「今時間取れないのでOOになってもいいですか」位抵抗しても良い
「まずはO月P日展開した資料を読んで下さい」等)
]]>・◯◯技術を教えてくれ(資料展開&一度紹介してるのに?)
・◯◯技術のことをまとめた資料を連携してくれ(効率的ではあるけど…私はその資料探すという時間がかかります…)
パチンコ形式でうまいこと報酬わたして
銀行口座作るまでのつなぎで
花粉のでる木、切ってもらおう
]]>そこで、書類上は結婚して寿退社、夫(A)の扶養となり、健康保険組合被保険者の配偶者として保険料負担なし、国民年金も第3号になりたいらしい。3年以内に離婚するが、その見返りとして、30万円を支払うという提案だ。Bは、離婚後も無職のままで、最低限の国民健康保険料を支払い、配当(分離課税)で余裕で暮らせるそうだ。社会保険的には、無職、無収入だが、そこら辺のサラリーマン以上の年収がある。
Aにとっては、婚姻期間中は配偶者控除が受けられるし、家族手当ももらえて、バツイチが付く以外、デメリットが無い。婚姻期間中でも、当然同居はしないし会うことも無いが、いまどき週末婚夫婦なんて珍しくない。ついでに、離婚の原因は妻(B)の不貞という事にしていいよ、その方が同情してもらえて、すぐに再婚できるよ、と言われて納得しそうになっているそうだ。当然婚姻期間中も合コンなどで本当の結婚相手を探すらしい。
それって新手の結婚詐欺では?と思ったが、上記内容を含む契約書案まで見せてくれた。偽装結婚が日本人同士なので、調査される可能性は低いが、不当に利益を得る内容が含まれる契約書は無効なのではないかと、アドバイスしておいた。仮にBが裏切ったとしたら、Aは健康保険組合や会社から訴えられる可能がある。
そこで、裏切りの可能性をできるだけ潰すプチビジネスを思いついた。
定年まで勤め上げる直前の高収入独身男女と低収入だけど健康保険組合に加入している結婚諦め男女を偽装結婚させて手数料を稼ぐシステムである。オンライン節税セミナーとか銘打って定年間近の独身男女を集めて、偽装結婚しそうな人物を選抜する。偽装結婚相手の結婚諦め男女は、実は仲間で同じことを繰り返してもらう。メールや書類のやり取りはシステムが仲介、作成するので、会うことも無く、本人間のトラブルも起こりにくい。フォトウエディングと称して、AI生成写真でも用意してあげれば、周囲への結婚アピールにもなるし、お互いの顔もわからない。
このスキーム参加者である定年間近は、健康保険料負担が低減されて儲かる、結婚諦めも報酬や控除、家族手当で儲かる、システム管理者も手数料で儲かる。誰も損をしない、誰もが得をする場合、儲けを失いたく無いので、裏切り者が現れる可能性が低い気がする。
]]>それ見た実際のプロデューサーが当時「完全に悪者にされて風評被害。仕事に支障が出るし子供もイジメられるからから止めてくれ」みたいなクレーム出してたけど
なんつーか蓋を開けたら実際悪者でしたね。たーたんも中止になっちゃったし、どーすんのこれ
]]>あと、円高にすれば内需が拡大すると思っていそうだけどそれも勘違いで、円高になれば国内産品が安くなった輸入品と競合するからむしろ国内での付加価値生産は落ちる。もちろん安くなった輸入品を買えた人の効用は上がるが、需要が減って失業した人の効用は下がる。
ついでに言うと海外からモノが買えなくなることも懸念しているようだが、それは円高で解決するものではない。海外からモノを買うには外貨が要る。それを獲得するにはモノを海外に売る必要がある。円高はそれに貢献しない。銀行など外貨両替商はあくまでそれを仲介しているだけで外貨を円から生み出すわけではない。どれだけ有利に外貨を獲得できたかを表すものは為替レートではなく、交易条件。そして交易条件に対する為替の影響は極々軽微なもの。
]]>女優「本番無しで」
事務所「おかのした」
男優「勢いでズン!」
女優「契約と違う」
事務所「でももう撮影しちゃったし、出すのやめたら違約金払ってもらうよ?」
昔っから仲介って立場の弱い方を泣き寝入りさせるのが仕事になってるよね
]]>仕事を仲介してくる所から受けたら、中抜きされるのでめちゃくちゃ単価低い
それこそデータ入力系から、近所の店とかで「今日人いないから来てほしい」みたいなのを受けられるバッファ用員やるとか
生活リズム破綻したニートたちだからできる、深夜OKのPCトラブル対応やるとか
近所の人からほしい物聞き取ってコストコ行って商品分配とか
白タクっぽいのでグレーだけど、公共交通期間しか使えないジジババのために送迎やるとか
老人ホームの入所者の家族の代わりに様子見てくるとか
「事業」にはならないけどお金をもらえる仕事って世の中には少しはある
]]>もちろん原作者が改変してほしくないというなら尊重すべきだが、今のところ「脚本家が原作者の意向を敢えて無視して改変したのか」は明らかになっていない。
原作者と脚本家は直接顔を合わせておらず、常に番組のプロデューサーが仲介していた。
番組のプロデューサーが正しく情報を伝えていなかった可能性がある。
]]>ベビーシッター仲介サイトを運営する「キッズライン」(東京)に登録する一部のシッターが自治体への届け出をしていなかった問題で、国の補助事業で託児したシッターのうち201人が無届けだったことが10日分かった。同社が内閣府に同日、報告した。同社は補助金約2690万円を返還する方針。
https://www.sankei.com/article/20210310-47HYKURAOVPQXIBH42IESTOOFA/
ベビーライン監査役 渥美 陽子
また、現在暇空茜が糾弾しているNPO法人フローレンスは村上世彰設立の村上財団から多大な資金援助を受けています。
村上の長女が死産した際に母子支援事業を行うフローレンス代表が長女の精神の支えになり、それを受けて母子支援を積極的に行う財団を設立したという経緯です。
その村上財団の理事も渥美陽子は務めています。
村上世彰は渥美陽子と非常に親しく、息のかかった企業団体の社外取締などに渥美陽子を送りまくっています。
https://p.sokai.jp/archive/5021/2023/election/agenda6.html
暇空茜は「仁藤夢乃はナニカグループの指示で動いている」「ナニカグループのボスは元官僚の村木厚子」だと主張しています。
その村木厚子さんと渥美陽子さんの祖父は職場の上司部下の関係で、祖父の葬儀に村木さんが花を贈っているという強い関係があります。
また村木厚子さんが冤罪で逮捕された際に弘中惇一郎が代理人を務め無罪を勝ち取り、弘中さんは「無罪請負人」と呼ばれるようになりました。
渥美陽子さんはその弘中さんの事務所に長年勤め、弘中さんから師事を受けました。
渥美陽子さんはナニカグループボスの村木厚子さんと深い関係があります。
]]>
派遣でも起きると思う
]]>ベビーシッター仲介サイトを運営する「キッズライン」(東京)に登録する一部のシッターが自治体への届け出をしていなかった問題で、国の補助事業で託児したシッターのうち201人が無届けだったことが10日分かった。同社が内閣府に同日、報告した。同社は補助金約2690万円を返還する方針。
https://www.sankei.com/article/20210310-47HYKURAOVPQXIBH42IESTOOFA/
ベビーライン監査役 渥美 陽子
暇空茜の弁護士の渥美陽子が監査している団体が国に返還命令された2690万円
暇空茜が糾弾しているcolaboへの返還命令なし、0円
]]>(自称)仲介してる人たちは家事が理由だ、なんて言ってないんだよな。むしろ否定気味
なのになぜかブコメトラバでは家事が理由説が人気
]]>それでも日本男子ばかり言われるというのは、
・英語力の違い
・事前に仲介機関での指導や注意が行き届いている
って感じなんかな
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