「仮名」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 仮名とは

2019-10-20

大人になってほしい

 普段オタクとしてワイワイと遊んでいます。そこそこに深い位置に来てしまい、同士のための「あれこれ」を作る側の人間にもなってしまいました。

コンテンツが人気になったこともあり、気が付けば「あれこれ」はそこそこ規模の大きいものになりました。県下で最も勢いがあって周りの同じような方とも仲良くしています

 そうした活動をせこせこと楽しくやっていたある日、「○○地区××コンテンツ協会」(仮名)ができました。公的ものではありませんが、当時の「名乗ったもの勝ちで活動する」という風潮もあり、○○地区でのコンテンツを広めようという目的のもとに活動をするようでした。

名前からは規模の大きさを感じさせましたが、できたばかりでもあり目立った活動はしていませんでした。「あれこれ」をしていた友人達面白そうなものができたと見守るつもりでいましたし、この団体のおかげで私たちの「あれこれ」も楽しくやれたらと思いました。

たまに団体SNSを見ると「明日はどこそこでイベント!」「こんな方が来ました!」とそれなりに活動はしており、同じコンテンツの他地区団体と比べても見劣りしないほどにやっているのがわかりました。

 界隈の人間から見るとコンテンツの中でもとっつきやすものが中心で、なおかつ地区名前を掲げられるように目立ちすぎることはしない、というちょうどいい感じの活動でした。この界隈に入るにはまずその流れが良いだろうとそこそこの人間が思えるものです。

もちろん、これを見て私も「良い団体だ」と思えましたし、「この調子で行けばこの地区でもこのコンテンツは活発になるなあ」と期待もありました。

 それを眺めながら私達は私達のものを、と真面目にやりました。仲間内だけで始まった企画ですが、手を貸してくれる方のおかげもあり、大きな問題になるような失敗はありませんでした。

 そこに、件の団体が話を振ってきました。「ちょっと活動に遊びに行ってもいいですか?」と。もちろんOKです。

 一応同じコンテンツ、そして地区名を冠する団体に興味を持ってもらい、もともと私達はこういう目的で、こういう手段でやっています、と直接伝えられる、かつ向こう側は何を考えているのか知る良い機会だと思いました。

当日、ひょろっと参加した向こうの方と少しお話しました。発足の流れ、「あれこれ」のやり方、参加者サイドから気持ちとそれを反映させる「あれこれ」。話せることは話しました。

あちらの方も自分たち事情や考えについて話してもらい、なかなか興味深い内容でした。何度か個人的にも話す機会はありましたが、お互い新しい発見がありました。

 一つ考え方が大きく違うとするなら「お金」についてでした。「あれこれ」ではお金はほぼ度外視、そこそこカツカツで楽しんでいます。何しろ私達が楽しむことを目標にしていたので利益ほとんどなく、私達と参加した方が楽しいなら、と追加でお金を出してマイナスになることもありました。対して、向こうの方はコンテンツを一つの産業として発展させたいために、お金を儲けられるなら設けていきたい様子です。地区の半公式団体になった以上はそのあたりも考えなければいけないようでした。私もこのコンテンツで儲けられればと思いましたが、現実はかなり難しいです。

 ある日、団体から「うちのやつに協力してもらえないか」と声があり、私達が当初予定していた「あれこれ」を取りやめてそちらに向かうことにしました。「あれこれ」を大事にしたかったのですが、面倒事の期日が伸びてしまう、団体が行うものはどのようなものか知りたいという理由で取りやめました。この点は私達の判断によるものです。

 ここで、団体に協力した際に見えた問題点を列挙します。

・打ち合わせ不足

・それにより、「あれこれ」のためのレイアウトや流れが決められない

・最低限以上に集める機材がコミュニティ参加者前提、

・前日に足りたはずのそこそこ高価な機材を要求(「あれこれ」のために買っているものを貸しました)

・当日にまだ不足していることが発覚(こんなこともあろうかと複数持って来ました)

・その他機材不足

・「あれこれ」以外のことも任せ始める

撤収作業がまとまって動けていない、ほぼ私達が中心

など。一応協力したために謝礼は出ました。

 他にも、団体として行うべき活動ではない部分まで範疇にある、前に出ての発言に真偽不確かな部分がある、など。表側の見える部分はしっかりしていましたが、中の運用微妙という印象でした。この先、地区の半公式団体としてやっていけるのか不安にも思います団体から評価は高かったようですが、この件以降は団体距離を離す方針になりました。

 直接関わることは無くなりましたが、同じコンテンツにあるものとして団体活動個人的に見ていました。

団体情報発信源のSNSを定期的に眺めていました。しかし、徐々に活動報告以外のものが混じるようになりました。

いわゆる「中の人」が表に出たような投稿です。「飲み会!」「子供学校行事!」といったものです。それらは団体アカウント必要ものなのでしょうか。 

一番目についたのは同じコンテンツの他団体に対する愚痴でした。「ウチはそれなりにやってる、あなた達は何かをして私たち要求していますか?」という旨の発言がありました。確かに団体としてある以上、周りとの関係は難しくもありますが、この発言は多くの人間が見ています愚痴を吐くためのアカウントですか?

そして団体公式アカウントフォローする少ないアカウント団体代表個人アカウント。「今後、この話(コンテンツ関係はあるが個人的もの)は団体アカウントします」とのこと。やめてください。コンテンツ関係はあります団体活動には関係ないです。また、そこまで界隈に好評でもなくコンテンツに合わないような方々とつるんでいたり。権利とかお金が欲しいとかが見えすぎていると思います。もう少しうまくやれませんか?

 実績や達成したことはともかく、内情も対外発信もあまりよろしくないこの団体が、この地域のこのコンテンツ代表すると思うと嫌になります。それはただ単に私がその団体を嫌いなだけなのかもしれません。この界隈の成長を止めてしまうのかもしれません。それでも、今までこれを好きでいて、私達のように楽しみの為にやってきた人間もいますお金とか権利とか、そういう大人の事情雰囲気が変わってしまうのが悲しいのです。

 私個人の感想です。今後、この界隈が平和に発展していけるなら嬉しいです。うまくいくことを願っています

日本語にエ段音が連続しづらいのは現在日本語のエ段音は新しい音だから

[追記あり]

この増田について解説

 

anond:20191019223745

 

日本語母音は昔からアイウエオ5段だったわけではなく、時代によって変遷があった

50音図やいろは歌が広まった平安時代以降は概ねアイウエオ5段だったんだけど

万葉仮名の分類を行った結果、かつては

(ア)(イ甲)(イ乙)(ウ)(エ甲)(エ乙)(オ甲)(オ乙)という8段の母音があった

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E4%BB%A3%E7%89%B9%E6%AE%8A%E4%BB%AE%E5%90%8D%E9%81%A3

 

という話を前提として。

この8音はどの音も平均して使われていたわけではなく、出現頻度の高い音と低い音があることを大野晋という学者発見した

  • [出現頻度高] : (ア)(イ甲)(ウ)(オ乙)
  • [出現頻度低] : (イ乙)(エ甲)(エ乙)(オ甲)

 

https://www.dai3gen.net/boin.htm

 

なぜこのような分布の差ができたかという理由について、大野晋

出現頻度の低い4つの母音本来日本語母音ではなく、他の2つの母音が融合してできたものだという説を出し、現在概ね受け入れられている

 

  • イ乙 → オ/ウ+イ甲
  • エ甲 → イ甲+ア
  • エ乙 → ア+イ甲
  • オ甲 → ア+ウ

 

(被覆形・露出形/動詞活用の期限 などで調べるともっと詳しい話がわかると思う)

http://shouyouki.web.fc2.com/sakaya.htm

このなかで、エ段音だけは甲も乙も本来の音ではないので、日本語では連続して出てこない

特に擬声語擬態語では「デレデレ」など新しく作られた言葉くらいしか現れない

 

[追記]

 

被覆形・露出形に補足してくれたブコメありがとう

これは概ね賛成。露出形・被覆形についてはhttp://nobinyanmikeko.hatenadiary.jp/entry/2019/02/23/011616

この法則複合名詞の時に一部の母音が交替する現象説明したものなんだけど

例)

 酒 サケ乙 : 酒蔵 サグラ

 爪 ツメ乙 : 爪先 ツサキ

 木 キ乙  : 木陰 カゲ乙

 身 ミ乙  : 躯 ムロ甲

 

この他にも上二段・下二段活用の未然や連用形で出てくるイ段・エ段音は乙類であるって法則があり、

その場合関連する自動詞他動詞ペアでは上記被覆-露出の交替と同じような母音が現れることが知られている

ちょっと説明が複雑になったんでこれも例で説明すると(わかりやす現代上下一段動詞を前に//でつけて説明)

例)

 詰める//詰め ツメ乙 : 詰まる//詰ま ツ

 起きる//起き オキ乙 : 起こす//起こ オコ乙

こんな風に、エ乙とアが、イ乙とオ・ウが密接な関係にあることがわかると思う

これがなぜア・オ・ウにイ甲がついたものだと言われているかと言うと

嘆き ナゲ乙キ甲 が 長息 ナガ + イ甲キ甲 が縮まってできたものだったり

日本語の 神 カミ乙 が アイヌ語に kamuy という単語で借用されてたりなどの

様々な証拠から推測されている

"エ段音だけは甲も乙も本来の音ではないので、日本語では連続して出てこない"ってエ段の母音の発生が遅かったから少ないという意味平安時代には存在して1000年たっててもまだ足りないのだろうか

1000年は結構時間な気がするけどそれでも足りないみたいだね

例えば撥音「ん」は50音図やいろは歌成立時点では存在せず、今の漢字音が定着した時代に広まった(平安時代末期くらい?)んだけど

それでも「ん」が頭に来る単語ほとんど作られてなくて、それゆえにしりとりルールが成立する

 

なお日本語2000年ほど前に分岐したと言われている琉球方言では「ん」が頭に来る単語がたくさんある

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%93

宮古島「んみゃーち」など

 

その他のブコメに対してもコメントしま

 

ら抜きをすることでエ段音の連続になって言いづらいのにら抜きを強行してる人を見ると、なんでそこまでらを言いたくないのか疑問に思ってる(続ける、見せる、食べるなど

やや話がずれるけど、ら抜き言葉自発可能を言い分けるために可能動詞から類推派生したといわれていて

発音の制約より意味の使い分けの方が重要だとみんなが思い始めたから広く使われるようになったんだろう

現代日本人にとってエ段音は特に言いにくい音でもないしね

 

ちなみに「続ける」「見せる」「食べる」自体特にら抜き言葉でもないんだけど

「続けれる」「見せれる」「食べれる」と言いたかったんだよね?(100文字の制約下で正確にものを言うのは難しいと思うんで)

 

ただ大野晋自身は後にこの説を放棄し、タミル語母音に合せて、日本語は初めからa,i,u,e,oの5母音だったと修正している

タミル語説には近づくな

ラ行とパ行も新しいってなんか大学で習ったような習ってないような

ラ行音は特に新しい音でもない。が、日本固有の単語では頭は出てこない

これまたしりとりしたらわかると思うけど、ラ行で始まる音で返そうと思ったら

林檎みたいに漢語由来の言葉を使うかラッパのような外来語を使うか

 

この原因は色々推測されてるけど、朝鮮北東アジア一帯に似たような性質を持つ言語がいっぱいあるので

古くはこうした地域特有発音方法だったんじゃないかって言われている

(※もっと踏み込んで、直接祖先が一緒だったんじゃないかという説もあるんだけどアルタイ語説には近づくな)

 

パ行は発音の変化の結果分離した。古くはハ行がパ行の発音だった

北京が「ペキン」なのはホクという読みが昔は「ポク」に近かったことを示してるし

上海が「シャンハイなのは「ハイ」という音がなく、海の読みに近い音である「カイ」を使っていた証拠

 

ハ行転呼音で調べると詳しく出てくる

2019-10-13

懺悔差別に荷担してしまたことについて。

から4年前くらいのあるとき、私が「人を馬鹿にするような、差別的表現は控えた方がいい」と言ったことに対して「そうやって規制ばかりしていたら面白いものは作れない」と反論された。

その反論に対して、私は戦えなかった。そんなの絶対に間違ってると思ったのに、何も言えなかった。それがずっと心にしこりとして残っている。

から懺悔したい。懺悔して、もうそろそろ許されたい。

私は演劇が好きで、高校大学3年生までの6年間、演劇部に所属していた。

私が大学所属していた演劇部は所属人数が多く、私の在籍中は40人くらいはメンバーがいたと思う。

その演劇部は毎年の秋、学園祭にて、1チーム2人〜の小さいチームに分かれて短編劇を作り、学園祭の間じゅう、交代制で絶やさず何かしらの劇を上演し続けるという企画をしていた。

ももちろん友人たちとチームを作って参加した。

そしていくつか結成されたチームの中に「ホモクラブ」(※仮名)というチームがあった。

ホモクラブメンバーは私の一つ下の学年の男子を中心に5,6人が集まっていた。

その名前の通り、彼らは「主人公主人公恋人役もゲイ」という設定の劇をやっていた。

設定がそうというだけで、テーマは「純愛」だと彼らは謳っていた。確かにかい設定を無視してストーリーラインだけ見ればそれは「数々の困難を乗り越え主人公恋人が結ばれる」というもので、少女漫画のような「典型的ラブコメ」を過激ギャグ調に演じることで揶揄するような内容だった。

ストーリーラインだけ見れば「純愛」だったと言えなくもない。

ただ、彼らは劇中のキャラクターに「ゲイ」という属性付与していた。

登場人物は全員、男性同性愛者。

主人公は雄々しく熱血な性格男性で、恋人役は「一昔前の少女漫画典型的なか弱くて健気なヒロイン」像をかぶせられた男性だった。

「やめて!僕のために争わないで!めそめそ」といった感じの恋人を、主人公が「俺が守る!」といった感じで熱血に困難を乗り越え、ふたりは結ばれる。

彼らの演劇は「チープで典型的ラブコメが男どうしで、下ネタをまじえつつ繰り広げられる」ことにおかしみを見出すものだった。

私は彼らの演技が不快だった。

彼らの演技に、自分同性愛であることで苦しむ人々への配慮というものはなかった。

自分たちとは違う性自認性的指向の人へのリスペクトは欠片も感じられなかった。

彼らが自分たちとは違う価値観の人を、キモイだとか直接的な表現差別していたわけではない。

だけど彼らは普段生活からホモ」という単語を仲間内相手をふざけて馬鹿にする言葉として使っていて、そのノリがまんま舞台に乗っていた。

彼らに話を聞いてみたことはないけれども、きっと実際に自分たちが演じたいキャラクターと近い性的指向の人に取材をしたり、セクシャルマイノリティに関して勉強したりはしてないのではないだろうか。少しでも勉強していたら絶対にしないだろうという表現を、彼らはしていた。

現実に「やめて!僕のために争わないで!めそめそ」といった感じの男性絶対にいないとは限らないし、そういう人はそれがその人の個性なので、否定するつもりは全くない。

現実同性愛者が下ネタを全く言わないとも限らない。そういうのが好きな人もいる。

自分とは違う性的指向キャラクターを描くときには必ずモデルとなる性的志向の人に取材をして、勉強しなければならないのかと言われれば、絶対にした方が良いと私は思うが義務とも言えない。でないと「どこまで勉強すればOKなのか」なんて話になりかねない。

そして私は「ホモ」という言葉を狩りたいわけでもない。文脈によって、それが実在他人貶めるために使われるのではないと明らかにした上でその言葉を使うのは、なんら問題ないと思う。

私は表現規制したいわけではない、表現自由だ。

ただ彼らは仲間内下ネタを楽しむノリをそのまんま、舞台に上げてしまっていたのである

舞台ということは、少数だったとしても観客がいる。演劇は観客がいてはじめて完成する。

演劇独りよがり自己表現ではない。

観客席を作って発表する以上、その劇は仲間内下ネタ披露大会ではない、自分とは違う価値観もつ観客に見せるものであるはずだ。

彼らは演劇のものが好きなようで、部内でも特に精力的に活動していた。

あるとき地域お祭り特設ステージで彼ら「ホモクラブ」が劇を上演することになった。彼らのいつもの芸風で。

私はこれはまずいと思って、彼らに「あなたたちの演劇は見てひどく傷つけられる人がいるから、やめた方がいい」と告げた。

チケット販売してやる公演ならばある程度客層を絞れる。面白そうだと思った人しか見に来ない。

だけどお祭り特設ステージとなると訳が違う。通りすがりに、何も知らずに観る人が大勢いる。

大通りが一本、歩行者天国になって展開されるような大規模なお祭りだ。年に一度の、市内の人間なら知らない人なんていないようなお祭りだ。

その歩行者天国と繋がっているアーケードに設置された特設ステージが、彼らの舞台になる。

いったいどれだけの人が彼らの演劇を目にするだろう。その中にいったいどれだけ、自分性的指向に悩む人がいることだろう。

だけど彼らが慕うある先輩は「この世の人間みんなに配慮することなんて不可能だ。そうやって規制ばかりしてたら面白い舞台は作れない」と反論した。

私は何も言えなかった。その意見絶対に間違ってると思ったのに。

「この世の人間みんなに配慮することなんて不可能」それは正しいと思う。きりがない。

「そんなことない、ハリウッド作品とか、ポリコレに気を付けた上で面白い作品はたくさんある」と言っても良かったけど、彼らはハリウッド巨匠じゃない。プロじゃない。そんなものを求められるレベルにない。

そして、どんなに観客のひとりである私が不快に感じても、本人たちが「馬鹿にするつもりはない」「真剣だ」と主張する以上、この人たちには何を言っても無駄だと思った。

から何も言えなかった。ただ傷つく人がたくさんいると伝えることしか出来なかった。

それ以来ずっと、私は差別に荷担したという罪悪感を抱いている。

人類配慮することは不可能だけど、意図的とある属性面白可笑しく馬鹿にはしないようにするということは出来るはずだ。

特に、今までいないことにされていたセクシャルマイノリティの人々がネットを通じて手を取り合い発信し、ひどい差別を受けてきたことが顕在化してきたこ時代に、どうしてあえてゲイという属性ネタとして消費できるのか。

彼らはその「ネタ」で傷つく人がたくさんいる、今まで傷つけられてきた、やめてほしいという声を全く無視している。

そしてそういう声を知っていながら彼らを止められなかった私も、加害者だ。

私自身、自分性的指向がよく分かっていない、揺らいでいるというセクシャルマイノリティのひとりだ。

それにもともとぱっとしない性格で、お世辞にも自分磨きに熱心とは言えないせいで、つまり暗くて不細工陰キャなせいで、中学生の頃は息苦しい思いをすることもあった。高校に入ってからは、怖くて男子とは業務連絡以外で口をきけなかった。

から他人の無邪気な言動で傷つけられる苦しさは人並みには分かるはずだった。それなのに、何も言えなかった。

先日、ネットフリックスにて山田孝之氏が主演のドラマが公開された。全裸監督だ。

私は山田孝之氏が好きなので迷ったが、結局not for meな作品だなと思って見ていないが。

全裸監督宣伝で「規制ばかりで息苦しい世の中に風穴を開ける」的なことを謳っていた。正直、推しが主演の作品なのに素直に推せない、残念な作品だなと思った。

差別による抑圧と、差別を避けるための規制による抑圧。どちらも抑圧には変わりないけれども、どちらがより優先的に解決されるべきかというと、前者なのではないだろうか。

私は今も苦しい。罪悪感がずっと消えない。セクシャルマイノリティに関する記事テレビ番組を見る度にそのことが思い出される。

どうしたら消えてくれるんだろうか。

ただこれから一生「規制ばかりで面白い作品がつくれない」という論調に反発し続けるしかないのかと思うと、気が滅入る。

良い「自分の許し方」があればぜひ、教えてほしい。

2019-09-12

言語とは陸軍海軍を備えた方言である

 そんな格言があるそうだが、まさにその通りだ。言語方言を隔てているのは何かと問われれば、国家によってそれに公的地位が与えられているかどうかだけで、本質的な違いはない。現に、気仙方言翻訳した福音書ケセン語聖書として発表し、時の教皇ヨハネ・パウロ二世から祝福を受けた例もある。

 そこで気になるのが、出版との兼ね合いだ。よく、海外文学ミステリを手に取ると巻末に「翻訳独占権取得」がどうこうと書いてあるのだが、たとえば「オリエント急行殺人事件」か何かをケセン語翻訳することはできるのだろうか。つまり出版から私たち翻訳独占権があります」と訴えられたとしても、「これは日本語ではありません。ケセン語です」と言って反論することは可能なのか。

 どう考えても東北方言だって立派な日本語だろう。しかし、「今日は海さ釣りっこしさ行ぐべし!」ならまだしも、「おぼっこさおづっこあげろでば」「あぞごにあったちかいぼっこしてしまったのっさ」という文字列を見て、東京弁話者理解できるだろうか。東北方言話者をおとしめるつもりはまったくない。ただ、神奈川県で育った私に取っては、仮名交じり文でようやく何を言っているのか推測できるのが実情だ。ましてや、母音発音が大きく異なる地域場合、口頭でのコミュニケーションはそれなりに困難になるだろう。現実的ケセン語版が出るかどうかは疑わしいが、出版されたとしても、独占権を持っていた側は、現実的にはそれほど懐は痛まない気がする。

 さて、こうしてケセン語が立派な言語とされ、ケセン語で「オリエント急行殺人事件」が出版されたとしよう。そうすると、今度は関西弁出版したらどうか、などという話になるかもしれない。関西弁は立派な独立した言語だろうか。大阪府人口八百万を超え、ブルガリアを超える。というか、近畿全体を含めるなら、チェコ語話者の一千万に及ぶだろう。ちょっとした規模の言語だ。いや、もっと深刻な問題がある。もしも、ウチナーグチ日本語とは別の言語として認め、翻訳出版されることになれば、自治独立問題を含めた政治的問題にまで発展するだろう。私たちは別の言葉を話す、別の民族である、と。

 もっとも、私が言いたかったのは、「おらおらでひとりいぐも」や「面影と連れて」みたいな方言文学自分日本語境界がぐらぐらするような小説が読みたいな、みたいなことなのだ。特に後者は、池澤夏樹世界文学全集短篇コレクションで読んだのだけれど、東京方言とはまったく異なる語りを、感じ仮名交じり文にすることで、沖縄言葉が全く分からない私にも理解できるようにするテクニックがすごかった。

 そう言えば、円城塔が「プロローグ」か何かで、「古語とは外国語日本語の間をふわふわ漂っているような印象だ」という趣旨のことを述べていた気がするが、僕にとって方言とは、そんな魅力を持つ存在だ。

 記事中の方言wikipediaケセン語」より引用した。

2019-09-08

anond:20190908104643

送り仮名なしの「代替」を「だいたい」と読むと、いちいち「だいがえ」と被せてくる奴がいて、イラついたのを思い出した。

2019-08-21

被害者公表したらどうなるか

京アニに務めてたそこそこ美人の女A子さん(仮名)を持ち出して、

その半生をとことん美化して延々流し、卒アルを流し過去イラストを流し。

取ってつけたような「A子さんの将来の夢」みたいなのを流し。

「こんな善良な女性を奪ったKKOは許せない」とか

「こんな善良な女性を奪ったオタク業界の体質に問題が」とかの

巻き込みヘイト行為をするのは目に見えてる。

2019-08-12

anond:20190812150836

詰(なじ)る


そりゃ送り仮名関係ねーよw

まさに読めねーじゃねーかwwwww

2019-07-29

anond:20190729110338

猫はそもそも「寝る子」だったとおもう

最小単位ことなひらがなでいいだろ

万葉仮名をならえば姫=比命と表記されてたり

井、鵜、酢など

文字漢字や音素などいろんなの系統情報が凝縮されてることはわかるだろ

 

2019-07-21

プログラマー技術とは

プログラミング本質は分解と構築だと思っている。

要件・動きを理解し、分解・標準化して部品を作り、それらを適切に組み合わせて実現する。

デキのいいプログラムとは、理にかなった構造で、処理が適切に切り分けられており、再利用やすく、構造バグが少なく、修正リスクが低い。そういったものを書けることがプログラマとしての技量だと考えている。

しかし私の指導を受ける後輩にとってはそうではないらしい。

私は、流れが読みやす分岐、引き渡すデータの考え方、不必要状態の保持、切り分けるべき箇所、機能標準化例外を受け止める適切な位置、などを教えるのだがあまり気に入っていないようだ。ちゃんと動いている(ように見える)コードの書き方をごちゃごちゃ言うのは、無駄なこだわり(例えば会議資料の誤字脱字や送り仮名を子細に調べるような)に感じるらしい。

彼にとって技術力というのは「~~を使えば〇〇ができる」ということであり、より多くの新しいフレームワークライブラリサンプルを動かせるようになること。私の教えは勉強熱心な彼のスキルの足しにはならないのだ。

でも仕方ないのかもしれない。

より良いプログラムを書いたところで、評価してくれるのは共同作業の同僚か、私がいなくなった後でそれを引き継いだ誰かぐらいだ。場合によっては簡単だったと思われて評価が下がりさえする。

一方で沢山のフレームワークを触っておけばSNSプロフィール欄が華やぐし、次の仕事を探すとき選択肢も広がるかもしれない。たとえそれほど良いものができなかったとしても

良いプログラムを書く技術?素晴らしい、でそれはいったい誰が証明してくれるんだい?

2019-07-11

実際、漢字計算は習わなくてもいいのかな

漢字手書きで書くなんて事ほとんどないだろうしパソコンでいい気もするけど

とはいえ、読みは覚えないと文章が読めないので読書はしないとな

ニュースサイトなんて読み仮名ふってないし

計算は、四則演算数字概念くらいは覚えないとしんどいんじゃないだろうか

基本的なところはパソコンに任せてすぐ専門的で高度な事、プログラミングだのをやりたいという理解でいいんだろうけど

算数の基礎的な概念を習わないで専門的な数学理解できるんだろうか?

普通に算数習ってきた人間から全然想像つかない

あと単純にグラフとかはちゃんと習わないとすぐ視覚的な嘘に騙されると思うんだけど

そこは家庭学習でなんとかするのかな

なんにせよ家で親がどうするか頼みか

手では書けない漢字でも、コンピューターならタイプして変換して表示することができる。便利な機能だが漢字をたくさん勉強してきた人間からすると面白くないこともある。

七夕短冊では小学校程度の漢字も満足に書けないやつが、自由研究で提出した印刷物には難しい漢字がずらずらと並んでいたりする。そうするとなんとなく内容も立派に見えてくる。冷静にぎん味すれば調べた内容がら列してあるだけで、考察意見もないというつまらないものだが、文字の分量が多いのでなんとなく、本当になんとなくなのだが、しっかりやっているなという印象を抱かせる。

外国人についても同じようなことがいえる。知り合いのブラジルまれのやつは、ことばは割と流ちょうな日本語を話すが、文字仮名簡単漢字しか読めない。だから彼女ノート仮名(とポルトガル語らしいのだがよくわからない)でとるし、彼女のために室内の掲示物も全てルビが振られている。そんな彼女も、Instagramでは漢字混じりで投稿しているのである(もう投稿後には自分で読めないのではないか?と密かに疑っている)。無論スマホ漢字変換機能を使っているからだ。ともあれ、そうするとが然イケてる感じになるわけだ。

私は割と漢字は得意な方だ。常用漢字は全て読めるし書けると思う。簡体字結構分かる。漢字が好きで勉強した部分もあるが、それなりに努力というか時間を費やして覚えたわけで、そこへ前述のような漢字変換を使い苦もなく書かれた整った文を見ると、何ともいえずもどかしいような気持ちになる。漢字変換がずるって訳じゃないと思ってはいても、ちょっと悔しいわけだ。

いっそのこと、皆が身の丈にあった漢字変換しかできなくなったらどうだろうかと妄想する。新聞テレビは、十分知識のある人たちが作っているのでほとんど変化はないだろう。では例えばTwitterFacebookはどうか。政治談義をしていても立けん民主党なっちゃったり、アイドル欅坂は本当に欅って読めなくて話がかみ合わなくなったり、阿鼻きょう喚だ。選挙だって大変だ。人名にも結構難しい漢字が出てくる。石破茂なんて、石ばしげるになってしまう。そうしたら、石ばし までが名字なのか?じゃあ下の名前ゲルなのか?みたいな誤解がきっとあちこちで起きてくる。混とんだ。

今度また投票があるようで、街角候補ポスターが貼られている。そのポスターでは不自然平仮名まじりで名前が書かれていたりすることから着想し、そんなことを考えてみました。

2019-07-09

H社(仮)のMさん仮名)でない時間が欲しい

『長期休暇中連絡先名簿』

そこに名前を書かれたが最後、H社に所属していない状態のMは消滅する。

もしもスマホがなったら、熱を出していても、気絶していて死にかけていても、「今ちょっと対応できません。ごめんなさい」と伝える義務生まれる。

丑三つ刻だろうと関係ない。

夜中に突然のシステム障害、前日の飲み会課長たっぷり注がれた酒が残る体で限りなく永眠に近い眠りに落ちていようと関係ない。

「どうして無視した?」と何週間も粘着された。

俺はただのM(仮)に戻りたい。

H社(仮)のMじゃない。

俺は一人の人間だった頃のMに戻りたいんだ。

大学生の頃の俺は、寝ている間ぐらいはただのMだった。

朝起きて、LINE研究室で謝れば寝ていた頃の俺がただのMだった事を誰も否定しなかった。

ニートだった頃の俺は、寝ている間だけは学生時代のMだったし、異世界勇者にもなれた。

今の俺は1秒だって本当の自由を手にしていない。

永遠に魂を拘束されている。

その拘束は緩やかだから金を払う価値は無いと社会は言うし、労働基準法だって三六協定だってそう言いやがる。

ふざけやがって

増田を書いている何の生産性もないカスがお前の会社とある業務代表で窓口だと?

じゃあ今から我が社の内情を増田に書き並べてやろうか?

俺はな、今はただのMなんだよ。

2019-07-08

学校名前の読み方を訊かれたのは何故だろう

学校に提出した書類に読み仮名くらい書いてあったはずじゃないのか?

2019-07-04

平安貴族女性名前について補足

まず単純に、名前の二文字目が「子」で固定されると、必然的に読みは三音になりやすい。

男性名だって、「○太」とか「○斗」といった形式だとだいたい三音で、二音や四音は少ないもんな。

このあたりは音韻問題もあるのかもしれん。

これは若干の異論がある。

どうも平安時代には、今では考えられない読み方をしていた例が色々あったらしい。

たとえば、藤原良房皇族以外で初の摂政になったことで有名)の娘で文徳天皇の后、清和天皇の母だった藤原明子という女性は『あきらけいこ』と読み、

関白藤原基経の妹で清和天皇の后、陽成天皇の母だった藤原高子という女性は『たかいこ』と読んだ。(四音の女性名になるね)

そして、地位の高い人の諱はあまり呼ばれない。これは今でもそうで、会社上司に対しては一般には名字役職で呼ぶ。

昔も同じで、諱(そもそも忌み名である)は呼ばれずに地位の高い女性本名ではなく通称で呼ばれることが多かった。清少納言紫式部通称だ。

結果、女性名前は記録にすら残っていなかったり ─蜻蛉日記の作者である藤原道綱母などはその典型だ─ 名前は伝わっていても、読みが分からなかったりする。

彰子、妍子、威子、嬉子(いずれも藤原道長の娘)などが典型で、名前漢字は分かっているが読み方が分からないのでとりあえず音読みで呼んでいる(これを有職読みという)。

上記あきらけいこさんやたかいこさんはたまたま仮名で書いてあった記録があって分かったわけだが…

anond:20190704134948

anond:20190701200632

江戸時代やら明治初期くらいは、女性名前は二音が多かったんで、まだ増えた方か。

二音といっても頭に「お」をつけて「お○○」と呼ぶことも多かったようなので、

元々「三音」に馴染みがあったのではないだろうか。

男の場合仮名やら諱で四音以上のことが多かったから、そのままなんだろうかな。

2019-06-30

ベストよりベター、とは誰が言った

 大学に通いはじめて間もないが、既に学歴コンプレックスを抱えつつある。

 「でもこの選択は間違っていない」そう思いたい葛藤。自信ばかりが影に飲まれじわじわと引き裂かれる。

 なのでどうかこの場をお借りして、自分のあれそれについて整理をさせてほしい。

 どうせ拙文には違いないし吐き出したいだけなので、てきとうに読み飛ばしてくれて構わない。

 ◆

 略歴。

 小学生とき勉強はそれなりにできた。宿題をやらなくて何度も怒られた。元素図鑑を好んで読んでいた。誕生日にはリトマス紙をねだった。

 ニコニコ動画ではよくゲームを作る動画を見ていた。キャラクタが単調な動きを見せたり、パラメータ上下したりするのにわくわくした。

 父のテレビ台の下にPCソフト(真面目なものアダルトゲームが半々)を紹介する雑誌があったのでこっそり読んでいた。

 同じ場所HTMLの本があったのでそれも隠れて読んでいた。

 中学生とき特に勉強不自由しなかった、歴史以外は。理科国語が得意だった。

 やはりここでも宿題をしなかった。それで肩身が狭くなったのと、進級前に同級生を亡くしたことにより、2年の春~夏から無力感うつになりかけた。

 学校には週3で遅刻して行った。残りは欠席した。家にいる間は見つからないようにPCを触っていた。絵を描いたりSNSをしたりしていた。

 何度か見つかって死ぬほど怒られた。

 3年に上がるとだいぶ落ち着いた。学校にも再び行きはじめた。ブランクがあったがすぐに追いつけたし、平均点は(社会科以外)余裕で取れた。

 図書館数学行列)の本を読んでは、わかんねーしていた。

 受験期は社会科以外の勉強はほぼしなかった。市内で2番目の、偏差値もまあまあの普通科高校に進学した。1番の学校は遠いので行きたくなかった。

 高校でもやはり課題をやらなかった。部活にのめりこんだのも相まって、2年頃には成績は地へと落ちた。

 部活PCをよく扱ったので、中学時代ひきこもり経験武器となった。

 進級するにつれメインの仕事は他に任せ、PCメンテカットイラスト担当していた。埃をかぶったwin2000が動いたときは感動した。

 こうしてずっとPCを触っていた私だが、高3夏になるまで「その道に行こう」とは思わず、進路希望適当書いて勉強もせず遊んでいた。

 さて。

 それまでずっと、「楽しい」を重視して生きてきた。送り仮名を取れば「楽」となる。

 行きたい学部にようやっと「情報系」と書けるようになってから、初めて「勉強」という行為をした気がする。

 とはいえ勉強の仕方はわからず、塾にも通わなかったため、非効率の生み出す精神ストレスに耐えきれず打ち込めなかった。

 いや…耐えきれずと表すのは語弊があるか、心を病んだ経験があったため苦しむのに恐れをなしていた。

 おかげさまでセンター1カ月前まで成績は落ちたままだった。最下位にほど近いときもあった。何も思わなかった。

 センターを前にすると途端に伸びたが、元の成績がクソなので結局のところ偏差40程度に落ち着いた。

 大学私立Fラン1校、自分の偏差よりちょっと上の私立を1校、行く気のない国公立1校を受けた。

 偏差ちょい上のチャレンジ校になぜか通ったので国公立記念受験した。落ちた。

 略歴終了。

 ◆

 で、だ。

 当時の偏差値ちょっと上の大学に通ったとはいえFランクのラインギリギリ超えていないレベル学校である肩書きは誇りづらいものであった。

 周りの友人は「君が楽しそうでよかった」って言ってくれたのもあり、ブランドなどまあどうでもいいやと思っていた。

 それに大学講義楽しいPCを思う存分使っても何も言われない、推奨される。

 勉学という面では、今が幸せの頂点だろう。

 しかしながら、やはり偏差などの数値というもの偏見を呼び、そこに属していると上位から舐められる。

 勉強してこなかった自分としては満足いく結果だと思っていたが、どうやら世間から見たらそうでもないらしい。当たり前だが。

 仲良くしていた友人のひとりに「君の通う学校は偏差的にちょっと…」と言われたとき、初めて自分を疑った。

 どこで間違えたのか。

 ほんとに肩書きはどうでもよかったのか。

 やはり苦労してでも勉強してくるべきだったのではないか

 まあそれも当然だが。

 ◆

 結局何が言いたかたかというと、

 ううん、何も結論はない。

 勿体ないことしたかもなあ、というだけ。

 最初にも書いた通り、吐き出したかっただけなのだ

 今からでも羽ばたけることを願っている。過去を変えられるわけではないのはわかっている。

 この選択は、今までの選択は、「世間様」のベストではなかったが「私にとって」のベター、だったのだから

 きっと間違っていないと、今日葛藤に苛まれるのだ。

 勉強します。

2019-06-29

妹のTwitterを見てしまった

妹がTwitterをやってることは、まあ知らなかったけど想像していたのだが、今日ひょんなことからアカウントが分かってしまった。

絶対に見ないでくれと言われたが、何か悪いことに使っているのではないか心配で見てしまった。

いちおう仮名でやってはいるのだが、知人なら確実に個人特定できる情報を多く垂れ流していた。

その上仕事関係悪口を垂れ流していた。

それだけならいいのだが、どうも男を釣るようなことをしている形跡が認められた。

もう最悪だ。考えうる最低に行儀の悪いTwitterだ。

妹は成人しているし、そういうことは自分責任で好きにしたらいいとは思うのだが、自分の妹だと思うとどうにも割り切れない。

どうしたらいいのか、気持ちの整理がつけられずにいる。

しかも同じ名前でやっているブログも見つけてしまった。

ああもう、馬鹿すぎて死にたくなった

2019-06-26

「わが子を「子ども部屋オジさん」にさせる親の特徴」記事への抗議文

ダイヤモンドオンライン編集部ならびに鳥居りんこ様。

某県在住の増田(仮名・39歳・男性)といいます

以下の記事を読みました。

わが子を「子ども部屋オジさん」にさせる親の特徴

DIAMOND online

https://diamond.jp/articles/-/206234?display=b

結論からします。

子ども部屋おじさん」などという安易レッテル貼り意図のよくわからない問題提起に、適応障害を絡めるのは、絶対にやめてください。

無自覚に、人を殺します。

私は以前、ソフトウェアエンジニアをやっていまして、開発チームの管理職兼任しておりました。月残業はおおよそ40〜100時間超でした。持ち帰りの仕事を含めると、さら10時間程度増えるでしょうか。

2017年2月ごろから、激しい目眩頭痛嘔吐、不眠により、日常生活を送ることすら困難になりました。医者の診断では、仕事上のストレスによる適応障害とのことでした。

適応障害の症状を、ご存知でしょうか。

人により様々なパターンがあると思いますが、私の場合は、出社することを考えただけで脱水症状を起こすほど嘔吐し、文字識別することすら困難になる無気力状態に苛まれていました。

思い通りにならない自身絶望し、「まとも」でなくなってしまった自分を消してしまいたい衝動と、水を飲む事すら億劫なほどの無気力が繰り返し襲ってきます

夜は寝付けません。仮に寝たとしてしても30分から1時間くらいで目が覚めるのです。そしてまた寝付けない。この繰り返しです。

処方された睡眠導入剤は効かず、強い睡眠薬中途覚醒には効果がなく、意識朦朧としたまま夜が明けるのを、何もできないで待つだけの日々でした。

さらに、唐突に激しい自殺願望が湧き、すんでのところで思い留まることを繰り返します。厄介なことに、SNRIなどの服薬で無気力状態改善すると、希死念慮も強まってしまうようでした。

そして、最悪なことに、これらの症状は、ストレッサーから離れない限り悪化し続けるのです。つまり状況から逃げるしか方法がないということ。

最終的には医者からの「入院か、実家で療養するべき」との指示から休職し、その後に退職となりました。

幸い私は、その後2年間の実家療養で症状をかなり抑えることに成功し、現在社会復帰に向けてリハビリ中の身です。

しかし、現在でも何かの拍子に嘔吐頭痛フラッシュバックが発生するので、いまだ完治というわけではないのでしょう。現に、SmartNewsで流れてきたこ記事をうっかり読んでしまい、朝から嘔吐して最悪な気分です。

外傷がないか当事者以外はなかなか理解されないと思いますが、適応障害は心の負傷です。医者から入院を勧められることもあるほどの重症なんです。さらに、症状が治ったからといっても後遺症がないわけではないんです。

私の場合、暖かく迎えてくれる両親のもとでの実家療養というセーフティネットがあったからこそ、どうにか自死を選ぶことなく症状から復帰できました。

さて、「子ども部屋おじさん」ですか。なんとも酷い言葉ですね。そして、それを疎む親がいるという趣旨記事ですか。反吐が出ますね。

まり考えたくないことですが、もし私の両親が、この記事を読んで「子供部屋おじさん」は恥ずかしい、世間体が悪い、などと考えるような低俗人間だったなら、私はすでに墓の下だった可能性があります

交通事故車椅子生活になり後遺症に苦しむ人に向かって、実家に頼るな、甘えるな、自立しろと言えますか? この記事は似たようなことを述べています

もう一度、言います

子ども部屋おじさん」などという安易レッテル貼り意図のよくわからない問題提起に、適応障害を絡めるのは、絶対にやめてください。

無自覚に、人を殺します。

以上です。

※この文章ダイヤモンドオンラインの「お問い合わせ」に投稿しようとしましたが、1000文字以内という謎の制限にがあったので、全文を増田に載せてリンクを添えて送信しておきました。

2019-06-12

ライブチャット投げ銭してしまった

ぶっちゃけて言えばオナニー見せてくれるエロチャット

そこでめちゃくちゃ好みの体した(顔出しはNG配信者見つけたかブクマしておいたんだがさっき初めて生ライブに立ち会えた

やばいねこれ、マジやばい

無料でチラ見するだけにしておこうかと思ってたのにいつの間にか投げ銭3000円+プライベートチャットの会員費2000円が飛んでった

乗せるの上手いんだよその配信者がまた、焦らして焦らして焦らしまくるの

しか投げ銭したら「サンキューたかし(仮名)、アイラブユー♡」みたいに名前呼んでくれるんだよ

向こうは俺のことドル札にしか見えてないと分かっててもこれはヤバい

キャバクラとか全然興味なかったのにハマる気持ちが分かった

問題は俺が無職だってことと家族にバレたら家族会議ものだってことと配信者が男だってこと

2019-06-05

anond:20190605014115

老害必死だな

適応を諦め拒絶する様、まことに醜い

貴様のようなレトロスペクティブは万葉仮名でも使ってなさい

2019-05-25

ドキュメント振り込め詐欺師、認知症との闘い」

樫妻悦宏さん(仮名

東京都郊外マンション拠点に置く、とある振り込め詐欺グループの中心人物である

(中略)

この日、ある異変が起きた。

いつものように、受け取り場所の手配と見張り要因の募集を部下であるヤマシタに依頼するため、電車マンションに向かう。

樫妻はマンションに着くなり、自分の席に座り、スマホ新聞確認・・・

このとき、樫妻は、部下への指示を完全に忘れていたのだ。

そこに、部下の一人、ヒロミと呼ばれる男が樫妻に尋ねた。

ヒロミリーダーグレープ(今回の詐欺事案の合言葉)はどうなりましたか?」

樫妻「……」「ああ、グレープはまだ連絡待ちだろ」

樫妻「あれ、ネグラ(詐欺被害者)もう受け取り?」

ヒロミはい

事務所は、騒然となる。

―――

樫妻「…はいありがとうございます」「ええ、それはもちろん」

幸い、別の詐欺グループから応援により事なきを得たが、謝礼という名目の余計な出費というダメージを負ってしまった。

樫妻のミスは、これが初めてではなかった。

2019-05-12

anond:20190512065704

これとかこれのブクマとか読んでてふと思ったんだけど

一応「だめなおっさん」というジャンルは愛されていて世の中にある程度あるけど

ダメなおばさんっていうかダメな女がダメなまま楽しそうな作品ってそんなないのかなあ

ダメおっさん作品でも女の人は大抵しっかりしてる感じの描写されてるし

そうでなければものすごく不幸な境遇の中にいるか不幸になって終わりか

ダメだったけど成長して次の段階に進むみたいの多い気する

ダメ女がダメ女なまま楽しそうな作品もあれば知りたい

追記

いじわるばあさんなるほど!

あとこれ書いてから自分であれこれ考えてみたんだけどひとつ思い出したのは佐々木倫子作品女性達かな

世間的なペースに合わなかったり考え方や行動がだいぶ平均と違っていて周囲をものすごく振り回したり

逆に世間についていけなかったりしてるけどどうやっても自分を手放さないいやあなたほんとは強いでしょ!?

って女性が多い気がする(そのまんま強そうな女性も多いが)

菱沼さんもハムテルの母もそうだしそれより以前の過去

(忘却シリーズや「林檎ダイエット」の双子など)の女性たちも概ねそんな感じ

チャンネルはそのまま!」の雪丸なんかが特にいちばんわかりやすいか

でも特に破天荒なのはHeaven?」の黒須仮名子と伊賀くんの母親だな

ものすごく傍若無人だし我の通し方とか締切からの逃げ方とか仕事の仕方とか人の使い方とか

だいぶダメ人間だけど人とは違う理論の上ですごく楽しそうに生きてるなと思う

そのダメさのあまり周囲の方が諦観して馴染んでいく様子は女版寅さん的なところがあるかもしれない

まあこういう描写が成立するのってもちろん作品世界の中にそういう女性敵対する人間存在がないことかもしれないけど、

佐々木倫子作品男性もわりとダメな人も多いし(「Heaven?」の川合君とか、エリートだけど漆原教授とか清原とか)

でもいつも明るい諦観によって許容されてて男女共にダメ人間でも生きていきやす世界が描かれてる気がする

作品世界を支える細部の描写は密だが逆に恋愛的な要素や現実的パワーバランス

まり入りこまないのもこういう描写ができる一因でかつ面白いところなのかもと思った

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん