はてなキーワード: 人生案内とは
ネット程度でしか他人の本気の本音を見たことがない人間にとっては下手な釣りよりよほど新鮮だ。
投稿されている内容はさほど小町と変わらなかったり、もっとピュアだったりするけど、解答するのがガチプロだ。
見るたびに目から鱗で、ネットではありつけない上品かつ的確なお答え!!
今日の相談が、「女の子が欲しかったのに今回妊娠したらまた男の子だった。友人に話しても「あらまた女の子、残念ね」などと言われる。否定できないし、残念な気持ち自体が悲しい」といった内容であった。
これ増田にいたらどう解答する?
たぶん「馬鹿め」「親としてどうかと」「妊娠の確率見解からいうとなんちゃらかんちゃら」とか、なんかそんな感じな気がする。
こちら。
「周囲の友人は余計なことしかいいませんね。所詮他人事だと思っているのでしょう、それは雑音。(ここ最高にクール)(略)子供は授かり物ではなく、預かりものと考えてみては?授かり物、というと自分達の物のように思い所有欲が出ますもの。子供の命を、子供本人から親は預かっているんではないでしょうか。(適当に略)赤ちゃん自身もパパやママ、兄弟と会えることを楽しみにしていると思いますよ。」
…ね!!どう?!!優しさとクールさと知性と経験と、あとなにより解決してあげようという気持ちがある。
だいたいネットでは悪い部分を叩くことや文章のなかの揚げ足を取ることに熱心で、全く困ってる人を解決させてあげる気がないもの。
はてなーに至っては、いかに面白く大喜利かますか、だけだもの。
でもそんなはてなーが大好きだけど。
読売新聞かなんかの人生案内のコーナーで、自分の受け持つ女子生徒に恋してしまったという投書があってさ。
とにかく燃えるような恋だと。
こんな気持ちは初めてだ。気持ちがおかしくなってしまいそうなほど好きになってしまった、と。
妻へ感じてた恋や愛情の感覚とは違う、圧倒的な、衝撃的な想いを抱いてしまって悩んでいる、と。
相手の子もまんざらではなさそうで、愚かしいことに可能性を感じてしまう、どうしたらいいのかアドバイスをくれ。
その内容に対して、相談の答えがすごかったんだよね。
突き放すように、
「お前は人生経験がたりない。私は転職を何度も繰り返し、離婚も数回した。
それでもこうして生きている。男が女に恋をした。それだけでしょう。
想いを行動に移すのは今だ。妻子がなんだ、仕事がなんだ。
今あるすべてを失ってもいいからその女子高生と駆け落ちするべきです。」
って感じで言っててさ。びっくりしたね。
悩んでいるのにそんなこと言われたら、本当に行動に移してしまいそうだよね。
あの投書の画像、ネットでも見た気がするけど、だれかURLとか貼ってくれないかな。
既婚者で不倫したがってる人があれを読んでどういうふうに思うか、知りたい。
四十代男性。読売オンラインの「人生案内」を毎日楽しみにしています。
遠く日本を離れ、日々の仕事や生活で外国人ばかりに囲まれて暮らす中、このコーナーに寄せられる相談者の方々の、悩み、苦しみ、怒り、悲しみ、勘違い、一人よがり、「『なぜ世界は私を中心に回らないの?』という熱い思い」に触れるにつけ、そういえば日本にはこんな人たちがいたなあと、とても懐かしい気持ちになれました。
そして、回答者の先生方の真摯で慈しみに満ちた数々のお言葉、相談者に世間の一般常識を、限られた字数でなんとかわからせようとする奮闘ぶりを見るにつけ、自分も海外のわからず屋たちに囲まれて辛い中、しっかりがんばらねばと気持ちを奮い立たせてくれました。
そんな私の心の拠り所だった「人生案内」が、今週月曜日の14日から、突然読売オンラインから読売プレミアムに移ってしまいました。しかしながら、ライバルの日経や朝日を始め、新聞社ウェブサイトの有料化は時の流れ、これまで「人生案内」にお世話になったお礼も兼ねて、「読売プレミアム」に購読料を支払うのもやぶさかではない気持ちになりました。
ところが何ということでしょう。「読売プレミアム」の会員は日本国内で読売新聞の宅配契約を結んでいる方のみが対象、海外にいる私には、決して利用することができないということがわかったのです。こうして海外に住んでいる限り、もうあの「人生案内」には会えないのです。
心の拠り所を失った私はこの先どうすればよいのでしょう。過去のページも含め「人生案内」が読めなくなって早二日、既に禁断症状も出始め、心が折れてしまいそうです。どうかよきアドバイスをお願い致します。
最相葉月さんと増田明美さんのファンですが、こういう相談はやはり野村総一郎先生か海原純子先生にお願いしたいです。眉村卓さんは若い頃は小説のファンでしたが、このコーナーで私の悩みに答えるのは遠慮してもらいたいです。(フランス・T男)
※
当欄を長らくご愛読いただいているようで、大変有難うございます。また、ご指名までいただき、回答者としては大変身の引き締まる思いで、強く責任を感じて今回の回答を認めさせていただきます。
お手紙からは海外で一人でお住まいなのか日本人の家族とご一緒なのか、あるいは職場に日本人がおられるのか、唯一の日本人なのかはわかりませんが、当欄を心の拠り所にされているとのこと、かなり屈折した人生をお歩みのことと推察いたします。
私としては、他にもっと適切な人生の拠り所はあるのではないかとも思いますが、それはそれ、現実問題として「拠り所」が突然奪われたという境遇には、真剣に対応策を考えなければなりません。
一番の対応策は読売新聞社に元に戻すようお願い申し上げることですが、御存知の通り既存の新聞社の経営は、ネットメディアに広告主を次々に奪われ苦しくなる一方、いったん変更した方針を元に戻すのは難しいことでしょう。私も当欄執筆のため、「NARUTO」を全巻読破するなど少なからぬ時間と労力を割いておりますが、残念ながら読売新聞社の経営方針に物を申せるような影響力はありません。
ここは地道に、非購読者対象の有料ウェブ会員制度の創設や、有料メルマガの新設等を嘆願するしかないのかも知れません。願わくば、そうした嘆願行為そのものに人生のやりがいを見出していただければ、実現した時の達成感もひとしおかと思うのですが、このような回答ではお叱りを受けてしまいそうですね。
本文は以下に公開されているのでお手数ですが、ご覧ください。
http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/gakko/20110731-OYT8T00162.htm
かいつまみますと、30代半ばの派遣社員が、大手企業に正社員として入社した女性が、入社半年で産休を取り、会社多額のに損害を与えそうになった。
相談の最後に、血を吐くような「こんな人にどう対処すればいいですか。必死に働く派遣社員の私たちからすれば、働く女性の環境をよくしても、
彼女のような甘えた人間を増やしているだけに思えます」との文章があります。
これに対して、回答者は「女性のための制度をフルに活用しているようなので、福利厚生面でも頼もしい存在といえる。いずれにしても、
あなたは経営者ではないのですから、「対処」するより対話してみてください。意外に楽しい人かもしれませんし」と言う、
作家先生は、派遣で働く人間と正社員が、どれだけ待遇が違うのか、全くお分かりにならないのでしょう。
又、この記事を通した、新聞社の方々も、社内に、派遣社員すらいないのかもしれません。
実際私は派遣で働いていますが、慶弔休暇は一切ありませんので、
(労基法では、慶弔休暇の規程はありませんので企業に一任されています)
女性による、女性叩き、正社員と、派遣の軋轢をいまさら語りたいのではなく
へんてこな回答を、ヘンテコと思う感性も無く載せる