はてなキーワード: 人生の楽園とは
幼稚園で子供の5歳児検診の問診票(5ページもある)みたいなのが配布された。内容は、子供の成長というよりも親が虐待をしていないかどうか、〇×のひっかけ問題のようなものが多く、市も必死である。それはとてもありがたい。
私の今住んでいる県は田舎だがとても子育てや教育に力が入っている。5歳児検診だってやっていないところが多いと思う。県や市の職員さん、本当にどうもありがとう。
それはさておき、もくもくと記入していると最後の設問は、「(お父さんでもない、お母さんでもない)あなたの将来の夢はなんですか?」というものだった。
「将来の夢」
将来の夢を聞かれるなんて、たぶん小学校以来か。
今の私の将来の夢というか一生の願いはただ一つ、息子を一人前に育て上げることだけだ。
でもそれは子供のお母さんとしての夢である。それでは将来の夢ってなんだ?主婦45歳でも見れる将来の夢ってなんだろう?ダイエット?旦那の出世?人生の楽園的な生活?
結局、「おだやかな老後を迎えられること」としか書けなかった。
将来の夢はもう少し未来のある人に聞いてほしい。
こんなんただの人生の楽園じゃん
大手企業の総務で人事していました。今は田舎に帰って「人生の楽園」みたいな生活をしています。
総務での主なお仕事の一つに、役員の方々にお見せする新人をピックアップすることというのがあった。
別の言い方をするといくつかの応募チャンネルからこちらの部署の責任で選考した人を上の方々にご提示するということ。
2次選考くらいまで通ると、総務対役員みたいな様相になってくる。
総務の責任で、この人なら大丈夫と太鼓判を押した人なので、家庭環境がどうのとか学歴がとか大きな声で反応よく受け答えができるとかそういう基準は、通過した精鋭たちだ。
この後、どうなるのかというとまずは、だれそれの親戚とか役員の学校の後輩だとか、取引先の誰々のプッシュがとか、野球部入っているとか、役員の人の好みで選ぶ。
役員の人が女性だと、あのコかわいいと男の子扱いで選ぶことすらある。逆におっさん役員なら美人だから採用とかもある。体が丈夫そうとか文句言わない感じというのも重要かもしれない。
それでも枠に余裕があると、今度は、占いの要素を取り入れる。
誕生日を旧暦に直して、古の占い本を読み始めたり、姓名判断で占ったりする。
一応、念のため最初に役員が選んだ人も姓名判断や占いをして、いい結果が出たことをそれぞれの役員が誇らしげに語ったりする。
仕事のついでにその占いの本で、おいらの誕生日を確かめてみた。
すごく好人物っぽく書かれていて驚いた。完璧超人かよ。
これで採用されたのかとも思った。