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はてなキーワード: 人工知能学会とは

2022-06-27

anond:20220627170920

アホかと思うんだよな

人工知能学会

のうりん

キズナアイ

碧志摩メグ

・宇崎ちゃん

・戸定梨香

温泉むすめ

・「君野イマ」と「君野ミライ

地下鉄に乗るっ

駅乃みちか

これらが、「そこにあってはいけないもの」とか、すげぇ感性だな

あいつら、これだけ火を付けといて、ガルパンには何にも言わねぇの、どういう神経なんだろうな

あっちは地元ががっつり後援してるの知ってるから、ゆさぶれない(金にならない)と諦めてんのかね

JRとかでも水着ポスターが貼られてたし、町中が萌え絵で溢れてて、あれが性搾取じゃなくて宇崎ちゃん性搾取とか頭おかしいと思うんだが

面白いように誰も何も言わなかった

心底下らねぇ話だと思ってるよ


単に活動実績とシンパ集めのために、思い出したように炎上騒ぎ起こしておきながら

我々は清廉潔白無辜被害者でございって感じだから

2022-05-02

anond:20220501034820

id:ruin20である自分IDが出ていたのでいっちょ噛みしておこう。

たわわには巨乳ヒロイン複数登場するが、そのうち、電車の中で会える女子高生アイちゃんをわざわざ表象に選んでいる意図が抜けている。

元増田無知なのか無知を装ってるのかは知らんが、アイちゃんが選ばれたのは『たわわ』のシリーズヒロイン、つまりは『月曜日のたわわ』を象徴するヒロインからだ。

シリーズは、Twitter上で、「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」と銘打たれて始まった。当初は巨乳少女水着姿が中心だったが、33回目にアイちゃんが登場する。それまでいいねは1万前後だったがアイちゃんは2回目の登場で2万いいねを稼いだ。作者も(アイちゃんを)「ちょっと気に入った」と述べており、アイちゃん連続して描くようになる。2回目、あるいは3回目にはぼかしながらも「相手」が登場し、4回目にはスーツ姿の男性らしき人物アイちゃん視線の先に現れるようになった。

このように、アイちゃんシリーズにおいて始めて連続して登場した少女であり、シリーズ飛躍のきっかけになったキャラクターであり、元々はただの巨乳少女を描くだけだった本作に「たわわな女の子男性」という二者間の関係性を描写するという枠組みを導入したキャラクターなのだ。人気アンケートを取れば当然1位になるだろう。歴史的にもコンテクスト的にも人気的にも『たわわ』の顔であり、だからこそ広告にも登場した。「電車の中で会える女子高生からアイちゃんおすすめ」というまとめ方は本質を外していると言わざるをえない。私はここでハンロンの剃刀ということわざを思い出すべきだろうか? 難しいところである

元増田無知なのか無知を装ってるのか気になるところは他にもある。

40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観アップデートされていないとか、

年増が若い子に嫉妬しているだけとか、

40代~の中高年層がやたらと「風紀委員」的になっているとか言ってしまっている人たちに、

いやいやちょっと落ち着こうやというつもりで今回のエントリを書いた。

上記根拠として元増田リスク認知について持ち出している。一定納得するところもあるが、リスク認知文化的影響を受けるというなら麻薬に対する不安レベルアメリカより日本の方が高くなるのは明らかにおかしい(当該論文の図4)。レイプ発生件数や発生率はアメリカイギリスなど先進諸国とくらべて日本が圧倒的に低いと統計的に明らかになっている(※1)が、本邦フェミニスト日本欧米に遅れた性犯罪大国かのように喧伝する。アメリカに比べて麻薬がまったく社会問題化していない日本の方がそのリスクを感じていたり、レイプ統計を合わせて考えれば実態を伴わないイメージだけで過大にリスクを感じているだけではないのか。

また、元増田はまったく無視しているが、歳を経るごとに『たわわ』に対するイメージ悪化していくのは、若い人ほどオタクに対する偏見ネガティブイメージがなくなっていくからだという点を見逃してはならない。オタクはもともと蔑称であり、宮崎勤事件を頂点に変質者・犯罪者予備軍として社会から差別されてきた。この事件は今40歳であればだいたい10歳ごろにそれを経験している。リスク認知文化的影響があるというならオタクに対する偏見社会に満ちていた時代経験した世代かどうかを無視してはならない。

2010年に行われた調査では10女性の50.9%は自分オタクだと回答し、35~39歳の女性17.6%に過ぎなかった。同調査においてオタクに対するネガティブイメージ10代だと29%だったのに対し、35~39歳は40.5%だった(※2)。自身オタクである割合が増えればオタクに対するイメージも良化する傾向にある。別の調査元ではあるが、2020年調査では自分オタクだと回答した10女性86%に増加している(※3)。これらを踏まえれば「40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観アップデートされていない」はむしろ正と言える。

このように元増田の持論は無知あるいは誤謬に満ちている。

電車の中の女子高生性的コンテンツとして楽しむこと」と痴漢等の具体的な性的被害への危機感リンクするのは、主に被害実体験を持つ者だからである

これもありふれた理由付けである。誰かの個別的体験配慮して表現規制するのであればあらゆる表現規制されねばならない。表現規制しろとまでは言ってない、と言うのだろう。しかしこれもいじめではなくからかっただけ、と同じで攻撃者が好むご飯論法だ。

誰かの権利抑制しようとするとき、そこにはフェアネス必要だ。オタク萌え絵攻撃する連中にはそれがない。

“周囲の大人痴漢に怒ってくれる、という信頼感を自分にくれた恩人である。” この信頼感の絶対量がもっと多い世の中だったら、たわわも問題にならなかったんじゃないのかな〜と思ったりする“

元増田上記ブコメに感銘を受けたようだが、俺に言わせれば萌えフォビアフェミニストにこそ信頼が置けない。月曜日のたわわ、温泉むすめ、宇崎ちゃん、境ホラ、のうりん人工知能学会表紙エトセトラエトセトラエトセトラ。連中はいくつものコンテンツを燃やしてきたが、それを批判されると反論するのではなく論点を変えてやり過ごそうとする。たわわも最初公共の場にふさわしくないという話だったが、日経新聞というブランドでやったことが問題視され、次は「見たくない表現に触れない権利」などというものが持ち出され、どちらも論破されると「日経新聞UN Womenのアンステレオタイプアライアンスメンバーから守るべき」という話にすりかわってそれも論破されると元増田のように「講談社意図が気になる」みたいのが出てくる。もはやいたちごっこであり、誠実さの欠片もない。広告だったことが問題なのであれば何故たわわ以外のコンテンツを燃やしたのか? 主張の一貫性などどこにもない。たわわのような表現によって性犯罪が増えるという統計的裏付けがあるならまだしも出てきたのがたわわのような表現があると不安になる女性いるから、とか言うんだから話にならない。

萌えフォビアフェミニストにフェアネスがないのは、ananSEX特集駅ナカ広告宮崎県日向市CMスルーしたり擁護したりすることからも指摘できる。これを引き合いに出すと決まって必ず「Whataboutismだ!」などと吹き上がる連中がいるのだが、ここで問題にしているのは社会を背景に表現批判する者が持つべきフェアネス一貫性である萌えフォビアフェミニストオタクコンテンツを燃やすとき決まって必ず社会性をまとう。私が気に食わないからという理由攻撃しても誰もついてこないからだ。だから公共の場所に性的と感じられるコンテンツを置くべきではない」という論調になるが、それであれば渋谷駅駅ナカで展開されたananSEX特集広告など真っ先に批判されるべきだろう。しかしそれをやってるフェミニストは見たことがない。けっきょく「私」が気に入らないか攻撃しているに過ぎず、それであれば「私はそれが嫌いだから私の見えないところにそれをやれ」と言われた方がよほど誠実に感じる。

フェミニストにフェアネス一貫性があってもっと信頼感があれば言うことを聞く人も増えるだろう。だが今はその対極にいる。その事実をまっすぐに受け止めた方が良い。

 

※1:https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/64/nfm/n64_2_1_3_4_0.html

※2:https://www.vlcank.com/mr/report/039/

※3:https://teenslab.mynavi.jp/column/research_otakatsu/

2022-04-26

anond:20220426165524

人工知能学会はあの後の号では男性ロボットが出たりジェンダー役割多様性意識したイラストになった。

宇崎ちゃんも、新作絵では胸を強調しない絵柄になった。ラブライブも、お茶キャンペーンでは和風シンプルデザインになった

温泉むすめも頭の悪い淫乱設定は取り下げられ、さらにその後、宇奈月温泉温泉むすめ「宇奈月明嶺」の設定は 苦手なもの勉強」という頭悪いキャラから、苦手なもの権利濫用(みんな仲良く)」という、その地の伝統社会派な設定を取り入れたものリファインされた。

萌え絵表現それ自体を潰すのがゴールであれば負けかもしれないが、やっぱり抗議は考えるきっかけになるし効果も出てると思うよ。

たわわだって、それまでの表現フェミが抗議してなかったら、もっと直接的に胸を強調したアングルイラストになってたはずだし。

フェミ表現物に抗議する目的は、同様の表現物が出ないことだよね?

そうすると人工知能学会から始まるフェミの抗議の歴史は即ち

フェミが毎回敗北してきた歴史だと言えるよね。

だってそうでしょ?

人工知能学会でのフェミの抗議が全く顧みられず相手にされなかったか

宇崎ちゃん献血キャンペーン企画されたんだよね?

そして宇崎ちゃんへの抗議も無視され、以降毎回毎回フェミの抗議が無視されて今に至るわけ。

例えばさ、たわわの表現ってコミックの表紙に比べればかなり抑制して描かれているよね。

これを持ってフェミ勝利宣言することも出来たわけだよ。

「我々の抗議が聞き入れられたか表現抑制された!」みたいに。

でも駄目なんだよ。フェミって何かに怒る、なにかに抗議することでしかこの世に

存在できないんだよ。

フェミ自分達の行動の成果を認めることは即ち非フェミ表現を認めることであり、

そんな事をしたらフェミとしての自身存在が危うくなってしまうんだよ。


いずれたわわの次の表現への抗議が発生するけど、その時フェミのたわわへの抗議は敗北が決定し、

次の表現への抗議も敗北が予定されることになるだろうね。

2022-04-18

anond:20220417232554

ツイフェミ所詮、先の時代の敗北者じゃけェ…!

 …絵単体に対する批判

 …論点が二転三転した後、ようやく「広告には公共性があり、この絵は不快」「TPOにあっていない絵」の今日に繋がるキーワードが登場する。個人の絵や広告以外に抗議したことなんてない(大嘘)とまで主張するように。

 …広告掲出の絵では叩けなくなったので作品自体問題であるから出発し論点大移動中

2022-04-17

男が不快に思う広告について本気出して考えてみた

古くは人工知能学会誌の表紙、今は日経新聞月曜日のたわわで盛り上がってる女性表象話題だが、昔からフェミニストの方々がミラーリングと称して「この広告なら男も不快だろ!」と創作を発表してるので俺もいくつか考えてみた。

露出度の高い三次元男性広告

②低身長煽り、低年収煽り

グロ画像

①はフェミニストの方々の創作でもよく見るけど、あまり効果(男性不快感を与えるための)があるようには見えなかった。まあでも、例えば俺が全裸写真盗撮かなんかされて広告にされちゃったら嫌だけど、それは「俺」が嫌なだけであって俺以外の「男性」はなんだあれ?って感じだろうし。

②はまあ該当者には効くだろうし、①をミラーリングとして出してるフェミニストの方々が多いのは不思議、まあ高身長年収には関係ないけど

③は…例えば損壊の激しい死体画像なんかはそもそも性別関係無く不快だろうから、除外かな。

本気出して考えてみたなんてタイトルにした割にはこの程度しかかばなかった、他に何かあるかな

anond:20220416122659

善良なフェミニズムは、女性の生きづらさの原因たる社会構造を変革するための活動であり、

それは多くの場合男性の生きづらさも解消するものになる。

この点は全く疑いなく同意できる。

ところが現実フェミニズムというか、弱者男性が目にするフェミニズムは、

人工知能学会からメイドアンドロイド排除

献血キャンペーンから宇崎ちゃん排除

JAポスターやら温泉むすめやら、いろんな二次絵を炎上させまくってる。

さぞや女性暮らしやす社会が実現できはって、良かったですね!と思うことにして

コンビニに行くと、

男性誌には水着姿のグラビアアイドル豊満な胸が載りまくり

女性誌は、綺麗な私を見て!とデカ顔写真が当たり前のように載る。

そこで気づいちゃったんですよ。

フェミ”は、二次絵を燃やしたいだけだったんだなって。

叩きやすサンドバッグとして、二次絵を選んで活動してたんだなって。

2022-04-12

anond:20220412103057

そもそも人工知能学会以降、

もうずっと意味不明な論拠で攻撃されてるんだから、それに対して自衛しているだけよ。

2022-04-06

性的表現規制議論もだいぶ練れてきたな(たわわを見て)

正解の理屈とか、有効批判とか、定石の筋道が概ね、一部のバカ以外の一般には広まってきた感じがするな。

 

人工知能学会の時には「こういう表現社会を悪くする」という主張に反論するのが大変だったが、いまはそこらの一般戦士がすぐさま「いやそんなわけないだろ」って反論封殺するし。

宇崎ちゃんときは、宇崎ちゃんエロくない、とかい擁護結構あったが、いまはそういうのあるとすぐさま「いやたわわはエロいでしょ。エロいけどオッケー」という話になるし。 

ラノベ表紙の時には、ゾーニングしろって要求簡単燃え上がったが、いまはそういう要求に対して即座に「いやゾーニングはできているのでは? お前が来たのでは?」という、過去議論での結論レスとしてつく。

たわわの件、なんやかんやいって「これは男性女性社会がどうとかではない。広告問題」という着地点に素早くたどり着きそう。

 

クソみたいな議論永遠にしてるような気がしたが、よくよく考えてみたら、やっぱり進歩はあるんだなあ。

まあ、進歩についてこないバカを燃やすのがムーブメントの中心になってるから、それはそれでクソみたいな現状という気もするけど。

2022-03-23

anond:20220323001747

はてな匿名ダイアリーネットサービスのなかでは書き込める話題に関してかなり自由度が高い。

ふつう匿名サービスでは5ちゃんねるやふたば掲示板のように話題によって書き込む場所が別れている。

あと基本的ネットでは長文の書き込みが嫌がられるが匿名ダイアリーではそういう縛りがないのも特徴。

匿名ダイアリーにやってくる人は色々なネットサービスからここにたどり着くわけだけど、突出して多いのが5ちゃんねる 旧2ちゃんねる801板の住人だった。

こうしてはてな匿名ダイアリーネット界隈では珍しい女性匿名で書き込むサービスとなった。

しかし男女混合でかつ匿名人間が集まって困ったのは共通話題が無いということだ。

BL萌アニメの話題が同時並行してお互いがお互いに興味のない状態が続いて次第にギスギスした空気が当たり前になった。

そこに投下されたのが表現規制問題だった。

俺が覚えているのは人工知能学会の表紙だけどそれよりも以前から散発的な話題としてはあったと思う。

難しい知識や膨大な情報必要ではない、匿名の男女どちらもがいっちょ噛みできる共通話題として表現規制問題ジェンダー論、女性差別話題は最適だった。

匿名ダイアリー基本的表現規制とかジェンダー論で炎上してるあるいは火種がくすぶっている状態なのは匿名の男女が集まりやすいという条件が揃っているからであって、表現差別に関心があったり重要議論からというわけではない。

また、匿名ダイアリーには他のサービスにあるような自治とか管理者というもの存在感が薄い。

参加者自由に書き込むし、はてなという会社もよほど法的にマズイ内容でなければ感知しない野放しの状態

限りなく自由であると同時に特定話題しか盛り上がれない不自由なのがこの匿名ダイアリーなのである

2022-01-27

公共広告TPO違反しか批判していない説は本当だろうか




他にもなんかあったら追記しよう

2022-01-23

anond:20220123200806

のぶみだいすけお兄さんの「あたしおかあさんだから」がなぜ会見に追い込まれ配信停止になったか覚えてる?

当事者感情無視して無神経な歌詞公然と垂れ流していたからだよ。

あの歌を聴いて、心の底から悔しさ、憎さ、悲しさ、辛さ諸々の悪感情を抱いたお母さん達がどれだけいたことか。

当事者無視した表現物はそろそろ許されない頃じゃね?

「あたしおかあさんだから」には当事者を傷つける資格はないし、パイ投げ広告にも太もも展にも、アツギタイツにもロフト展覧会にも、お母さん食堂にもマイメロママにも人工知能学会にも高校生美術コンクールにもマルちゃん正麺にもイケアにも資生堂にも着物業界にも、そんな資格はないよ。

2022-01-21

anond:20220121034832

人工知能学会誌のころは、峰不二子OKみたいな意見もあったけど、今は許されないだろうな

アニメ絵美少女イヤホンしてる広告バナーとか、頭だけだけどすごいキャッチーなんだよね

それこそ「商品関係ない女の性的な魅力をアイキャッチにしてる」けど、多分これには批判がでない

ただ可愛い女の子イヤホンしてるだけだから

普通に女子受けもするだろう絵面

本当くそ下らん議論だよ

2021-11-19

anond:20211119004658

いや萌え絵じゃなくて、問題女性家事ロボットの方。人種が雑多な国際学会で学会誌の表紙に黒人型綿摘みロボットの絵が書いてあったら、ビミョーどころか明らかに喧嘩売ってるよね。「お前らはAI研究じゃなく昔みたいに綿でも摘んでろってことかよ」と黒人研究者に取られてもしゃーないよね。侮蔑であり差別だよね。それと同じ。人工知能学会の方も何が問題だったか理解して謝罪してる。

綿摘みや家事労働を下に見てるのではなく、この場合性別人種という属性によって職業選択の自由がなかったことが問題なんでよろしくな。

2021-11-18

anond:20211116185320

人工知能学会学会誌の表紙は絵がダメなんじゃなくて、要は綿摘みロボット黒人型だったよーなもので、女性が家の外で仕事をすることを許されず家事労働だけをさせられてきた歴史があるのによりによって家事労働ロボット女性型というのが問題だったのでは。学会は通常インターナショナル参加者が開かれてるのでその学会誌でこれはさすがにまずいというのもあったはず。

人工知能学会そんなに炎上してたっけ?

わざわざロボに女の皮かぶせなくてもって話を見た記憶はあるんだけど、そんなにでもなかったような

のうりんは覚えてるしアレを作業着着崩しただけはエクストリームすぎ

2021-11-16

オタクコンテンツ批判騒動への感想自分の中の認識の変化

主にオタクコンテンツ性的とかジェンダー的に問題ありとして批判を受けた騒動について

印象に残っているやつをピックアップして当時の感想と、自分の中の印象や立ち位置がどう変化していったかメモする。

自分用なので読まなくていいです。長いので。

○筆者

30代女。子供の頃から家にネット環境がありオタク文化と親和性のあるコミュニティに触れたのと、

何故かニチアサ番組だったギャラクシーエンジェルの影響から美少女コンテンツを中心にしたオタクになる。

2013年以前の自分認識立ち位置

オタク的な表現非オタクの人の目に触れるところに出すことに対して、否定派とはいかないまでも

程度によっては少し居心地が悪くなる感じ。

オタク差別と言える程のものほとんど無かったけれどまだまだオタクは隠すものという価値観の中で育ってきたせいもあり、

あんまおおっぴらにするものでもないよな、という感覚

とはいえ下の世代に急速にオタクコンテンツが浸透してきているのは感じており、

こういうもの忌避される価値観も古いものになっていくんだろうなとは感じていた。

性的表現をそれを好まない人の目に触れる場所に置くことについては明確に否定派。

コンビニエロ本は無くなるべきだと思っていたし、コミケエロ紙袋なんかが問題視されていたのも

同じオタクとして本当に勘弁してくれと思っていた。

R-18指定されるものに限らず、「性」を連想させる表現をそれを求めない人の目に触れさせることは極力控えるべきというスタンス


2013年12月人工知能学会誌表紙騒動

特に問題がある表現には見えないしさすがに難癖付けてる人達おかしいな…という感想

コンビニレジ店員無理筋クレームを付けてる人を見た時と同じ感覚で、

世の中には変な人も居るもんだなという感じ。

言うほどオタク臭のする絵柄でもないしオタク批判の矢面に立たされている感じも受けなかった。

2015年8月碧志摩メグ公認撤回騒動

そこまで過激デザインには見えないが、当の海女さん達から拒否反応が出ているのであれば公認撤回妥当という判断

ネット越しにワイワイ言う人達よりもリアルに関わりのある当事者性の高い人達の声を重視するべきだと思っていて、

この点は今に至るまであまり変わっていない。

2015年10月絵師によるJK観察旅行記騒動

実在人物を扱った表現とそうでないもの場合前者には後者とは違った種類の

(主にモデル人物に対する)配慮が求められるべきであり、本件にはそれが大きく欠けていたなという感想

というか絵師が道行く女子中学生に反応してほしくてクラクションを鳴らすといった迷惑行為をしており、

イラスト製作過程でも不躾にジロジロ見るなどの迷惑行為が行われていたのでは…と懸念されたのが個人的に一番でかい

実在人物に関わる表現は慎重になるべき、というのは2017年5月pixiv小説論文騒動などでも同じ感想

2015年11月のうりんポスター騒動

ぱっと見の印象としてはこれは非オタクの人が見たらぎょっとするんじゃないかという感じで、

批判意見が出るのも致し方なしかなと思った。

まずいなと感じたのは胸を強調するポーズ自分でしているにも

関わらず赤面して嫌がっているっぽい表情(無理矢理やらされている感)、煽り文にハートマークの部分。

ただし実際は小さな紙一枚が特に目立たない場所に貼ってあったのみという証言もあったりして

当の市民から批判の声が上がっているわけじゃないのなら外野がごちゃごちゃ言うことでは無いかもとも。

というかのうりんに関しては全裸(に見える)オイルまみれM字開脚シーンがある

第一話を市民に向けて上映した件の方がだいぶ引く(今も引いてる)

2016年9月格ゲーマーによる「アイヌは○す」発言騒動

性的表現に関わることではないので本題からずれるが、無関係ゲーム会社声優嘆願書を送るなどの

行きすぎたムーブをしていた人がフェミニストとして有名(と私が記憶していた)人だったので関連付けて印象に残っている。

この人こんな人だったんや、オタクのことめちゃくちゃ嫌いなんだな…という感じ。

騒動についてはゲーマー発言はよくないけれど知人間でのリプライだし、

最初に指摘した人の指摘の仕方がまずかった(変な人がなんか突然いちゃもん付けてきたようにしか見えない)し、

大勢スパム報告して凍結させるのはやりすぎだし、ゲーム会社声優マジで無関係だし批判側がやり過ぎという感想

2016年10月鉄道むすめコラボ駅乃みちか騒動

自分の中で明確にコンテンツ批判側への見方が変わった騒動

というのも、最初話題になったツイートに「公共交通機関公式キャラ絵としてのOKライン」との一文があり、

そこから巻き起こった批判も「公共交通機関公式キャラであることを基準にしていたはずだったのだが

公式キャライラストが置き換わるわけではなく、コラボイラストである」と誤解が解かれた後も、批判側の勢いが全く緩まなかったから。

○○であるなら××であるべき、の○○の部分が間違っていたのだから××の部分も変わるべき、もっと基準が緩くなるべきでは…?

ここで、前述のアイヌ騒動の時オタクしからとしか思えない行動を取っていた人を思い返しつつ、

もしかしてこの人達オタクコンテンツ嫌いというのが先にあってそれっぽい理屈をくっつけて叩いてるだけなのでは…という疑念脳裏を過ぎる。

今までの各騒動もそういった観点から少し振り返る。

2018年10月NHKキズナアイ騒動

批判した側に同意できる点が一つもなかった。その割に名だたる研究者の方々とかが次々乗っかってきてすげーな…と思った。

騒ぎの規模が大きくなって多様な意見が出てきたせいか

美少女コンテンツ好き女オタクにも流れ弾がガンガンぶち当たってきて随分酷いことを言われたな、という思い出。

当時は腸を煮えさせながら過ごしていた。

2019年10月:宇崎ちゃん献血ポスター騒動

全く性的でない、とは思わないけれども献血ポスターを取り下げるレベルのものだとは感じない。

とはいえ前述の騒動まででコンテンツ批判側への印象が最悪になっていたので自分の見る目も偏っているかもしれない。

のうりんポスターをまずいと感じた頃の自分が見たらなんて言うか気になる。

献血ボイコット発言なんかもあり批判側への印象は最悪を更新し続けたけどそれも片方の嫌な点ばかり見てしまった結果かもしれない。

2019年11月秋葉原トレーダー3号店看板騒動

マジで駄目だと思いました。

ただ、看板自体R-18では無いわけで(千代田区条例に引っかかるという説もあるが)

宇崎ちゃん献血ポスターとの明確な違いってなんだろうなと少し考え込む。

個人意見としては、社会的合意ラインを決めること自体には反対ではなくて、

賛否両論あるもの自分たちの側が正しいと決めつけて押し通そうとする態度に反発していたんだなと思う。

なるべくあらゆる表現存在していてほしいけど、町行く人の目に否応なく入るレベルのものには

やっぱりある程度の配慮必要で、そのラインについては双方聞く耳を持って穏当に話し合いをしたい、という感じです。

そういう意味では自分達の基準を押し通して表現を取り下げさせようとする人達と同程度に

法に触れなければセーフと言わんばかりの看板掲示側も対話する気が感じられなくて嫌いだなと思いました。

2020年2月ラブライブみかんパネル騒動

趣味で絵を描く人間としては、スカートって普通に描くと情報量が少なくてのっぺりした印象になりがちなので、

動きを付けるためにあの皺を描きたかった側の気持ちは正直わかる。

しかしかつて制服を着て生活していた人間としては

制服スカート生地の厚さだとあんな皺は現実ではできないという指摘も頷ける。

パンツが透けてるように見せようという意図は描いた側には多分なかったと思うけど

見ようと思えばパンツ位置に線あるように見えなくもないし不幸な事故だったね…

2021年9月:戸定梨香千葉県警コラボ動画削除騒動

とにかく批判側、というかフェミ議連のやり方が最悪すぎた。

根拠な「性犯罪を誘発」呼ばわり、自分達は警察へ回答を求める書面を送りつけておきながら

同じやり方で質問されたら回答なし(7万件の署名無視)。

動画自体特に問題があるとは感じない。胸揺れは次のコラボがあるならパージしてもいいかもね、くらい。

「服を着替えればいい」って軽々しく言う人にも腹が立った。Vが着替えるの、生身の人間が着替えるのとはかかるコストが違うんですが…

表現批判する人達の一部(だと思いたい)、表現を見て傷付く側にはめちゃくちゃ配慮を求めるのに

表現する側の事情配慮する気はゼロなのマジで嫌いです。

フェミ議連の同じ方法でやり返されたら無視するところもそうですが、

相手にばかり求めて自分は何もするつもりがない人の言うことは聞きたくない。

2021年11月温泉むすめ設定騒動

スカートめくりは、されて嫌な気持ちになる側の人物が出てきてしまうので

リアル温泉とのコラボを前提とした企画なら避けるべき設定だと思う。

全体的に地域と関わっていくにしては危うい設定が散見されるのは頷ける。

内容はともかく指摘してる人が他人を傷付けておいて向き合わず放置してるので

そんな姿勢の人が他者にだけ背筋を正すことを求めても全く説得力が無いと思いました。


●まとめ・2013年からどのように考えが変わったか

オタクコンテンツ別にそんな大っぴらにさらけ出すようなものでもないじゃないよね…という感じだったのが、

無理筋(に見える)批判意見を見すぎて

オタクコンテンツ別にそこまで言われなきゃいけないもんでもなくない?」っていう感情に変わってきた。

積極的大通りに置きたいわけでもないんだけど。

性的表現については当初から大きく方針転換したわけではないし、見たくない人の目には触れないのが一番だよなと思いつつも

性的」の範囲が私が想定しているラインよりだいぶ広く取られることが多くて

「そこまで(掲示アウトレベルの)性的扱いされるとちょっと…」となる。

ただ、「そこまで…」っていうのはあくまで私個人感覚なわけで、ラインを決めるための議論自体継続してやっていくべきだと思う。

議論建設的にするためには双方相手の話に耳を傾けることが大事で、ここまでこじれるとだいぶ難しそうな気がして頭が痛いけど…

コンビニエロ本については、当初は深く考えずに撤去賛成だったけど

改めて調べるともともとコンビニに置かれるものは色々表現に気を使っていたのもわかって、うーんという感じ。

振り返ってみて、騒動の内容によって批判側に立つことも擁護側に立つこともあったけれど

全体的にコンテンツ批判側に居る人達に対して強い憤りを感じることが多かった。

これは一旦株が下がった相手のことは最初からマイナス評価で見てしまい、

更に嫌な点が目に付く悪循環のせいもあるのかもしれないなと思わなくもない。

温泉むすめの件、指摘した人が直前に酷いムーブしてたのもあって開く前から「うわっまたかよ…」と思ったし。

反対側からすればコンテンツ擁護側に対して同じように低評価悪循環に陥ってるんだと思う。

党派性判断せず一つ一つの内容に向き合っていきたいですね。難しいことだけど。

一方でコンテンツ擁護側も頑なになりすぎて「配慮したら後退・負け」みたいな認識になりかけてる人が居る気がするので危うさを感じる。

配慮できるところでしていくこと、なるべく不快になる人を減らそうとする努力をすること自体は悪ではないはず。

もちろん表現する上で不快になる人をゼロにすることは不可能だし、

誰かを不快にすることを承知でこの表現は譲れないんだ、というものはあって当然だけど。

穏当寄りに倒しても構わない部分はそうする、くらいの意識はあってもいいんじゃないだろうか。

いや、一歩譲歩すると無限に踏み込まれるという危機感はわかるし、それだけのことはされてきたと思うけど…


早く見たいコンテンツ以外は全てシャットアウトできるスマートグラスとかが普及して技術解決できる世の中になるといいですね。

2021-11-09

anond:20211108173654

不快表現」とは?

宇崎ちゃんは?

戸定梨香は?

人工知能学会誌は?

Free!は?

anan性的表紙は?

ガルパン大洗海水浴場PR水着ポスターは?

ストパン自衛隊ポスターは?

蘇民袋のポスターとか撤去されて当然?

『私作る人、僕食べる人』は?

サイレンCMは?

個別具体的に語れる事案は多々あるけど、こういうのって絶対にそこに踏み込まないよな

得てして語られるのは、「おまえは表通りでAVみるのか?」みたいなアホらしい話

誰もが、「規制されて当然の表現ターゲットにした狙撃銃に何を怒ってるんだ?」と嘯きながらロケラン構えてる


個人的には

〇 宇崎ちゃん

〇 戸定梨香

〇 人工知能学会

〇 Free!

〇 anan性的表紙

〇 ガルパン大洗海水浴場PR水着ポスター

× ストパン自衛隊ポスター

× 蘇民袋のポスター

× 『私作る人、僕食べる人』

× サイレンCM

ストパンは、さすがにパンツじゃないからを表に出すなよって感じ

蘇民祭なんかは、権利侵害だと怒る人が居るかな

『私作る人、僕食べる人』は家庭での家事押し付けに感じて苛立つ人が居るの分かる(サマーウォーズと同じ理路)

サイレンCMなんかは、怖すぎて放送停止が逆にCMになったが、お気持ちクレームつくの分かる

みたいな

2021-09-04

anond:20210903201547

エロ表現の自由戦士が生まれるまで】

①昔、表現権力者により検閲されるのが当たり前だった

②中でもポルノは風紀を乱すとし、焚書されることが当然の世であった

時代は移り、民主制が台頭すると、「表現の自由」なる概念が生まれ

 これは、為政者政府批判などを規制したり、投獄するのを防ぐ目的で制定された

本来、「表現の自由」は行政司法により制限されないが、それでは「表現を用いた他人への攻撃」を取り締まることが出来ない

 よって法治国家では「名誉棄損」などに関する法律を定め、権利対立解決できるようにするのが普通

ポルノ規制運動への反発には「表現の自由」が用いられることが多くなる

 ポルノは「世間的にマイナスとみなされる」類の表現であり、規制に対抗する時「有用性」での主張が難しいため

 (二次萌え絵オタクなどが存在しない昔の話)

人権意識が進んでくると、「差別」などの概念も発達し、これを行うことは「正しくない」と規定されるようになる

 昨今では「ヘイト」などの法規制を行う国や地域も出始めた

 これも、権利が衝突するのを解決するため利用される

⑦それらが先鋭化し「ポリティカルコレクトネス」(政治的正しさ)という概念が生まれ

 そこでは、女性差別人種差別などを構成する偏見助長されることすらNGとされた

女性の権利強化が進み、女性性的に扱う表現を「正しくない」と言えるようになる

 この運動は「女性差別」を基底としているため、ポルノ問題が「差別問題」へ変化する

個人的にはここがターニングポイントだと思っている

問題を「差別である」としたことで、玉虫色意見けん制できてしまった

事が差別であれば、「この程度の差別は許容されるべき」という意見構成できない

だって差別なのだから

差別ならば否定されなければならないし

反論しようとしたならば「差別でない」と言わなければならないが、そこで軸が「差別的」にずれる

セクハラ過去を持ち出し、女性性的に扱う表現は、そのような偏見助長すると展開するため

男性性的に消費している事実観測できさえすれば「差別的だ」と主張できてしまう(是々非々あろうが彼らには届かない)

不快感差別の混濁が始まる

 耐えてきたハラスメントなどが「性差別産物なのだ定義されるのだから当然の帰結

人工知能学会誌の表紙がやり玉にあがる(のうりん、宇崎ちゃんと続く)

 「(一部の)女性不快にする」コードで繋がれた家政婦という表象が「性差別である」として炎上した

 最終的には「男性社会偏見の現れ」とかい差別「性」に論がずれ

 「一般社団法人」でしかない人工知能学会に対して、公的機関などの言葉を使って「微細な偏見すら許されない」と攻撃された

 以後、定期的に萌え表現燃える事になるが、「差別」が前面に押し出されるようになる

⑪「お気持ち」返答が始まる

 対する男性側は「差別につながる偏見強化の恐れ」レベルにまで拡大批判してくる相手に対して

 「それ、お気持ちでしょ?」と返すようになる(意訳:差別ではないでしょう?)

 いくつかの事例積み上げの結果、指摘の整合性が取れないからだ

具体的にいけば

少年漫画で「取り柄がないように見える主人公に惚れるヒロイン」がラッキースケベの餌食にあう事は差別的で許されないが

少女漫画で「ヒロインにだけ優しいイケメンだが札付きの悪」が「嫌がるヒロインに強引な壁ドンからキス」するのは許されるのである

そして、それらのイケメンが、性的安全なよう最終ロックがかかった去勢された存在となっていてもオーケーなのである

※それらを享受することすら許さな楠本まきのような人も当然居るが、表象としてはエロセーラームーンなどにも矛先を向ける原理主義者は少ない

そうした不整合を処理するのに生まれ概念が「性的にまなざす」だ

今では忘れられてしまったが、一時「まなざし村」などとして流行った

同じ表象に対しても、女性主体性の結果であればOKで、男の欲望が介在した結果であればアウトという判定

これに「男社会価値観による刷り込みの結果」と「名誉男性」を合わせる事で自由自在批判対象を切断可能となった

ポリコレ集団表現撤去を求めてくるので表現の自由が使われる

 相手の動きが差別を御旗にした「表現規制運動であるため、「表現の自由」が使われることになる

 当然、古の経緯も影響あるだろうが、そも「差別」の解釈を広げすぎて「何でもかんでも差別(の助長)」状態相手と会話など成立しない

エロ表現の自由戦士爆誕

 この動きが一般化すると、それを揶揄する「エロ表現の自由戦士」という言葉が生まれ

 彼らが守っているのはエロコンテンツだけであり、自分が気に入らなければ打ち切りに追い込んだり、削除に追い込んだりする「お気持ち自警団である定義される

ここでバカバカしいと思うのは、そもそも表現戦場は「お気持ち」の戦場

「不人気」だってお気持ちだし、面白い掲載場所が合わず死ぬ作品もある

不快表現」を理由撤去されるポスターや中止されるCMだって普通にある(死霊のはらわたとかサイレン

問題なのは、「お気持ち」だと勝率が悪かったまなざし村村民が、「ポリコレ」という手段を知ってしまった事だ

これまでなら「妻がカレーを作るCM不愉快です」だったのが、「妻がカレーを作るCM性差別」として叩けるようになった

味を占めてしまたから、彼らはもう「自分気持ちを根気強く言葉に変え賛同を集める」事には戻れないだろう

一言言えばいいのだ「SABETSU」と

2021-07-20

anond:20210720130502

人工知能学会誌の絵や献血の宇崎ちゃんは、結局、フェミニズムサイドからいじめしかなかったからだよ。

いじめ加害者いじめられたとき、味方になるものは居ない。

コーネリアス君も、今は、日本中からいじめられているが、味方になってくれる人間はいとこぐらいだろう?

たぶんだけど、フェミニズムは戦い方を間違えたのだと思う。

2021-04-03

増田及びはてブコメに送る解像度高めのアンチフェミ

https://anond.hatelabo.jp/20210328105319

 

Twitterで見かける所謂アンチフェミ」。

大まかに言うと彼らの根底にあるのは「フェミニズム(フェミニスト)による抑圧への反発」である

 

7年ほど前にメイドさんの姿をした女性アンドロイドが描かれた人工知能学会の会誌表紙へフェミニズム的観点から批判が起ったことがあった。女性の姿をした存在家事やらせジェンダーバイアスにまみれた絵は学会誌という公共的なものに載せるべきではない、そんな批判だった。

当時のTwitterでもそんな批判に対してかなり批判的な論調が巻き起こっていたけれども、あの辺りから公共性を軸にした女性表現への批判とそれに対する批判という対立Twitter上で盛んになり、後者所謂アンチフェミ」と言われるようになったというのが大まかな流れ。

 

ここでキーポイントになるのが「公共性」。私達人間社会は「公共性」とコンフリクトするモノを排除することで成り立ってきた。「公共性」自体はそれを構成する価値観社会時代の変遷によって変化することによって変わる物でもある。そしてフェミニズム自体女性に対する価値観の変容を求める運動でもある。

つまるところ「公共性」を軸にした女性表現への批判というのはフェミニズム的価値観による新しい「公共性」を社会の軸にするための運動であり、どういう価値観を基に行われようとも排除とはそれをされる側にしてみれば抑圧そのものでもあるわけで抑圧のための運動として「アンチフェミ」には認識されているのだ。

 

もっと言ってしまえば10年以上前にあった所謂条例改正問題であった保守的価値観による公共性を軸にした抑圧の動きと同一視されているのだ。

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