はてなキーワード: 二重派遣とは
流出おじさんだが多重派遣の孫請け以下かつ、元の派遣会社が潰れてるらしいね
その場合、おじさん個人に対して賠償請求したり罪に問うたりできるの?
ややこしいので、2次請けまでと単純化して考えるとして
最終的な大手メガバンとかが派遣元に対してふざけんな弁償しろというのはわかる
しかしややこしいのは、こっからで、大手メガバンが違法労働者である多重派遣のおじさんと
直接的にも何らかの契約をしてるとは考えられない
するとしたらS社とA社、A社とB社、B社とおじさんだろう
まずB社だが、ここは潰れてるので責任を問えない
S社からおじさんには、何の契約関係もないだろうから(違法労働者だし)秘密保持の義務はないように思える
A社とおじさんの関係がややこしいのだが、ここでおじさんが派遣先と秘密保持の契約を結んでいることは考えられる
しかしA社に取ってS社のソースコードが何の関係があるのだろうか。そもそも秘密保持契約を違反してないのでは?
私は就職氷河期世代やロストジェネレーションなどと呼ばれる世代です。
twitterでは高校三年生の悲鳴などが話題になったりしました。
この話題に関して伝えておきたいことがあって、文章を書くことにしました。
勢いで書ききるつもりなので誤字脱字などはご容赦いただければと思います。
私から伝えたいこと、それは
です。
さて、以降は私が経験したできごとを大きくわけて2つあげてみます。
その前に私について軽く述べておきます。
小学生の時分瀬戸大橋の完成、バブル崩壊などを経て、消費税導入がありました。
中学卒業の頃には氷河期が始まりつつあり、早めに進路を決める必要がありました。それは大学に行くかどうかも含めてです。
私は大学には行くことはできず、専門学校とバイトを掛け持ちの進学。やっとIT系に就職したものの、ブラック企業ばかりの状態でした。
自己責任という名のもと、必死に耐え忍んで、20後半の年代。もっとまともな仕事に着こうと転職活動を始めた矢先にリーマンショック。
リーマンショックが落ち着いて、立ち直りつつ今度こそと思っていたところへ東日本大震災。
そういう世代です。
コロナの影響で日本の医療崩壊が懸念されてはいるものも、「何をもってして医療崩壊とするか」が個々人によってバラバラのため、議論が進まず、言葉だけが独り歩きしていると感じています。
さて、医療崩壊と併せてよく言われる言葉。「命の選別」というものがありますが、私の家族はそれによってこの世を去りました。
もう10年以上前のことです。
田舎の隅のほうに家がありましたので、先進的な医療は受けられません。
医療設備の整った病院まで車で一時間くらいかかるような田舎です。
ある日、心臓病が発症して県庁所在地の病院まで搬送されましたが、もはや助かる見込みは無い状態でした。
親戚もそれは解っているため「仕方ない」「田舎だから」と諦めた様子でした。
父の家、すなわち私の実家は少しだけ都市に近い場所でした。病院にも数十分で搬送されたとのことでした。
しかし助かりませんでした。
「医者がいませんでした。」
「手術まで数時間待ちでした。」
「なんとか手術は終えましたが、合併症で脳梗塞が発症したため助かる見込みはありません」
これが私の父そして祖父に対して強制的に行われた「命の選別」です。
医療制度が新しくなって、地方に医者(研修医)が来なくなりました。
(興味がある人は調べてみてください。研修で地方に来る人が居なくなり、その結果何が起きたか。)
その結果がこれです。
私が小学生の頃、瀬戸大橋が完成して本州と四国が一本に繋がりました。俗にいう「一本列島」ですね。
先行き明るいと思われていましたが、バブル崩壊や消費税導入が押し寄せてきました。
家の家計は数十年先まで給料が上がり続ける前提で組まれたローンとなかなか上がらなくなった給料で苦しかったようです。
それでも父と母が共働きでなんとか学費などを貯め続けてくれていました。
高校に進学する頃には就職が難しいという話題があがりはじめていました。氷河期です。
高校、大学と進んでも先行き不透明のため、中卒で力仕事に従事する道を選んだ子も居ました。
大学進学までを希望していた子でも、普通科ではなく商業高校や工業高校に切り替えたりしていました。
私の家は大きな被害は受けなかったものの、親戚関係で色々あり、、、省略。
そして本格的な就職氷河期が始まりました。就職先はほとんどありません。
就職組の競争率は2倍、3倍。公務員に至っては10倍近い倍率もあります。
なぜそうなるのか?
自分の高校だけの話ではなくて、全国的に就職先が無い状態です。
すると、偏差値の高い高校、本来大学に行くような人たちが公務員などの就職試験を受けに来ます。
では進学すればいいかというと、そうでもありません。世間では「即戦力」が求められた時代です。
そしてお金がない家庭に何が起きるかというと、とても居心地が悪くなるわけで、今でいう虐待に相当する行為が起きてしまうわけです。
それでも学校の先生はこう言います。「勉強していい成績とれば、家庭環境も良くなる」
前提として「勉強」があるわけですが、それを阻害する要因の「虐待」が発生しつつあるので、もはやどうしようもないです。
今にして思えば父も母も不安だったのだと思います。もし受験失敗したら、浪人するお金はない。すなわち高卒で働くことになる。
滑り止めで私立は無理。震災でお金が無く、そもそも受験費用の捻出だけで今は精一杯だったので。
公務員などの就職は難しい、、、では最初から少しでもマシな企業に就職するか?
色々考えた結果、私は専門学校という苦肉の策を選びました。自己責任です。自分の選んだ道ですから。
進学、就職をなんとか乗り越えても、次の罠がやってきます。派遣法改悪です。
就職先を増やすためとの名目ですが、実態は奴隷商売・人身売買です。
私は派遣ではなく正社員として就職したものの、派遣会社に限らず下請けのソフト会社などにありがちな二重、三重の下請けの一部が派遣に切り替わったりしていきます。偽装請負ってやつですね。
偽装請負や二重派遣は派遣法で禁止されていますが、派遣会社の社員がそれを言い出せるでしょうか?
もしそれを訴えてしまうと「誰が訴えたか」が伝わってしまい、次に仕事に就くのが困難になります。
労働基準監督署に依頼しても、そこまで保護してくれません。つまり誰も言い出せない。そんな状況です。
なんとか実務経験を積んで、転職を繰り返すことで少しずつ待遇は良くなりました。
送別会で初めて会うN次受けの営業さんに「お世話になりました」などと大人な対応で去り、次に行く。
しかし、転職はブラック企業をひくかどうかという、精神的に負担が大きいギャンブルです。
ギャンブルを繰り返し、少しづつまともなところへと向かっていった中で。。。リーマンショックや東日本大震災が襲ってきました。
東日本大震災直後の年収は額面240万でした。計算しやすくていいですね。
リーマンショックでは助成金があるから、その金額はおかしいのでは?と考えるかもしれませんが、残念ながらあの助成金は企業に対して支払われるもので、そこのやりとりに一般社員が関与することはできないんですよね。
労働基準監督署?もし訴えて未払い残業代を手に入れたところで、その業界で働けなくなったら意味なくないですよね。
脅しだから無視してよいと言われても、ずっとこういう生活を続けているとそれが当たり前になってしまうのです。
そもそも労働基準監督署もリーマンショックや震災などの有事の際は忙しいですし、一人ひとり真面目に相手になんてしてくれません。残念なことです。
・自己責任論で弱者(まだ世間を知らない学生さん等)に責任を押し付けてはいけない
自己責任論と言われて育ってきましたが、あれは間違っています。
まだ世間の荒波を知らない20台の若者に「責任をもて」「経営者目線で」と言いつつ安月給や非正規雇用で働かせる。それは間違いです。
コロナでの「自粛」と同じく、「自己責任」は当人が自主的に口にするべきものです。
そもそも選択肢が無い状態で仕方なくその道を選んでいるのに「自己責任」と投げかけるのは間違いです。
就職先無いけど、どうする?自分の責任で選んでね。というのは無茶ぶりです。
・仕事があるかどうかは時代の流れが大きい。本人の能力の問題にすり替えてはいけない
自己責任論とかぶる部分が大きいですが、就職先が無い状態で学生さんの能力が低いからと責めるのは間違いです。
たとえば競争率10倍の公務員試験であれば、100個しかない椅子に1000人押しかける状況です。
「学力をあげれば就職できる」論も間違いで、私の例でいえば家庭環境が終わっているのにどうやって勉強するのか?という話です。
当時の私には食事すらまともに出てきませんでした。生きるためにバイトをしましたが、そうすると勉強時間が減ります。
すなわち、環境が悪化している状況下で本人に問題があると論点をすり替えるのは間違いです。
twitterなどで話題になっていた高校生の悲鳴は「勉強できる環境づくりが難しい」という点だと思っています。本来なら大人がサポートするべきところです。
そして進学が不安だというのも納得です。
氷河期当初、進学するはずだった人たちが公務員試験を受けに来たという状況。それは当人にはどうしようもないし、平時であれば合格できたはずです。
それを「勉強不足だ」などと本人の責任にしてしまうのは間違いです。
私ももう40台となってしまいました。失われた時間は返ってきませんし、怒りや憎しみを次の世代になすりつけるつもりもありません。
度重なる過労と鬱で子供を作る能力すら失われてしまいました。だからこそ、この文章を見ている人にお願いします。
「年寄りだから」「若者だから」といがみ合って、物事の本質を見失っていないでしょうか。
身の回りの小さなことに苛立つのではなく、そんな状況にしてしまった世界や日本、そして政治をなんとかするべきです。
労働者階級同士でいがみ合い、会社間でいがみ合い、それでは誰も幸せになっていません。
当初の導入では福祉や医療などをまかなうため(という建前)の消費税でした。しかし実態はどうでしょう?
父の命に対して
「医者がいないので手術できませんでした」
都会/田舎、高収入/定収入、所属企業を問わず皆が平等に収めている消費税。
平等に収めた税金にもかかわらず「(田舎だから)医者が居ません」と人の命を切り捨ててしまった。故に消費税は不要です。
法人税はどんどん下がっているのに、消費税はどんどん上がっていく。そして消費税は生活を圧迫し続け、私自身は生活も苦しい状況が続いています。
勘違いしてほしくないので最後に少しだけ書くと、犯人捜しや不幸自慢を推奨しているわけではないということです。
消費税が悪、政府が悪といった「犯人捜し」に躍起になったところで、誰も幸せになっていません。
氷河期は不幸だと不幸自慢したところで救われません。
過去にこのような問題があり、私自身がそれを受けて多くの不幸に見舞われたからこそ、新しい世代にはそうあってほしくないと願っています。
数ヶ月間日雇いだけで生活していたことがある。あの空間は異常だった。
八時間勤務で八千円程度の仕事を二連続、下手したら三連続とか入れる癖に、
パチンコに千円札を突っ込み続けることを全く疑問と思っていない人たちが居た。
そしてタバコを日に一箱吸い、酒を飲み、一食(コンビニ)で千円使うことを何とも思わない。
将来に対してまともな計画を持っている人間は一人もいなかった。
高層マンションの内装を、一階から階段で上げる仕事など普通の内装屋がやるわけがない。
日に三件も回らなければいけない引っ越し屋が、社員だけですべてを回していくのは不可能だろう。
広大な倉庫で、無数の商品を、一つ一つ宛先に合わせて詰める作業は、未だ機械が代わってくれるものではない。
一晩で設営しなければならないイベント会場で、深夜働きづめでスケジュールを合わせるには人手が必要だ。
そしてそれらは、今現在は日雇い派遣労働者によって支えられている。
だがそんな劣悪な環境に慣れてしまった底辺労働者たちは、境遇の改善などを求めていない。
意外に思われるかもしれない。
下らない。
だいたい二重派遣なんてどこでもやっている。
それに何か規制したところで誰かがやらなければいけない仕事だ。
確かにそういった人間は居る。
だが俺の居た事務所ではネットカフェではなく派遣事務所に泊まっている輩の方が多かった。
ネットカフェには、シャワーだけ浴びに行くのだと言っていた。
そして俺は数ヶ月間一緒に働いて、こいつらを救う金など必要ないと思った。
教育に回すべきだと、思った。
こういう、大人なのに馬鹿な人間たちが生まれないために、教育に金を回すべきだと、強く思った。
本来、肉体労働は派遣がやらなければならない仕事ではないはずだ。
大工や棟梁、鳶といった人間は肉体労働をしているという点で派遣たちと同じだが、
コレは断言しても良い。彼らはモラルも低く、犯罪者すれすれの存在だ。
だが、そんな彼らも、「正社員」という肩書きと、ピンハネされないだけの給与を得られればきっと何の不満もない。
そして緩く雇用され、一定の自由な時間があれば、彼ら屑は屑なりに自分のために時間を使うのだ。
もとより週五日八時間勤務に耐えられないような人間たちだから、そこは仕方がない。
彼らが屑たる所以だ。「ダルい」だけで翌日の仕事をキャンセルするような人間だ。
思うに、正社員をもっと緩く雇用できる制度があればよいのかもしれない。
正社員、というカテゴリに当たらない枠が必要なのかもしれない。そこはわからない。
だが、日雇い派遣労働者は必要だし、そこに企業は決して安くないコストを支払っている。
ならば、いっそもっと公的な機関が今の派遣会社の役割を担ってしまうのでも良いのではないか。
ハローワークが日雇い派遣の斡旋も扱えば、ある意味健全だと思うのだが。
http://www.mikiya.gr.jp/Double_dispatch.html
http://taisyoku.style-space.com/archives/niju.php
二重派遣でアウトだよ。
その構造って8月に放送していたNHK「追跡AtoZ」に出ていた福島第一原発に送られた作業員に似てるね。
4月から基本給25万になった。
残業代や成果給は含めず。
大学中退、福祉系専門学校、本屋のバイト、二重派遣で富士通へ行くも1年で契約満了、無職半年、契約社員4年、正社員登用で2年。
ずいぶん遠まわりしてきた。
今もそうだと思う。
ふと、今の年齢で親の世代はどれくらい稼いでいたのか?におもいあたる。
とーちゃんかーちゃんは、今の俺の年の頃には小学生の俺と幼稚園の妹を育ててる。
すげーよ。
おれ、年収350万で妻子養えるかな?
無理じゃねーか?
いまが不景気で、親は経済成長真っ只中からその終わりを生きてきたとはいえだ。
親父たちに6年遅れてなお、孫の顔も、それ以前に嫁候補も見せてあげられない。
あの頃の親父は年収いくらだったのだろう。
すげーな、親父。
すげーよ。
数年間、二重派遣されていました。何度か違法状態の解消を会社にお願いしても「うちの方針だから」と言われて、派遣先にばれて契約を解消されるまでそのままでした。
そんな会社なので、残業をいくらしても30時間程度しかつきません。40時間くらいはサービス残業です。
今は次の派遣先に入るまでの待機で事務所に通勤しています。10kmくらい離れた駅までスクーターで行き、電車に乗っての通勤です。駅の駐輪場は露天なので、雨の日にスクーターで駅まで行くと雨具を置くところがありません。スクーターの管理も負担に感じ始めたこともあり、駅まで自家用車を使いたいと会社に伝えたのですが、呆れる対応。
自分:雨の日が大変なのと、スクーターの管理が負担に感じてきたのでスクーターを手放して、駅までも自家用車で通勤したいと思います。
自分:自家用車とスクーターと両方管理するのが負担に感じてきてるので、スクーターは手放したいんです。
会社:なんですでに持っているスクーターを手放すの?そのまま使えばいいよ。自家用車は危ないからね。
といった感じ。
ほかにも、月に1回家族が通院してるのですが、最近通院先がかわりました。帰りはよいのですが、行きはバスや電車では時間が合わないので、また病院が自宅と会社のちょうど真ん中なので、行きだけでも自家用車で送りたいと言うと、自家用車通勤になってしまうということで却下されました。
どうも会社が法律を守らないのは問題ないけど、従業員は就業規則を守らないといけないと言われているようです。
街を歩いているときに思いついた途端、誰でも良いから襲ったり、何でも良いから壊したいという衝動が出てきて自分にびっくりした。
腹の中にためておくと本当にやりそうなので、誰かに聞いてほしい。とにかくここでも、にちゃんねるでもよいので書いておきたい。
そうすれば少しは気が晴れる気がします。
所詮、弱者連合だと思うし、これって自分の情報が登録されているかどうか照合する権利ぐらいはあるんじゃないか
まあともかくこんな記事が面白かった
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080118/291433/
「むごい法律だ」。特定非営利活動法人、日本情報技術取引所(JIET)の二上秀昭理事長は、労働者派遣法に怒り心頭だ。このままでは、JIET会員企業の中小ソフト会社は事業縮小など厳しい経営環境に追いやられると危機感を募らせている。
設立11年を迎えたJIETは、営業力の弱い中小ソフト会社に代わって、システム案件の商談場を設けるなど営業活動を支援してきた。社員50人から 100人規模の中小ソフト会社の会員に数多くの案件を紹介することなどで会員は急速に拡大し、現在約1300社。ソフト業界で最大規模を誇る。
こうした中、労働者の雇用安定などを目的に派遣法が2003年度に施行されたが、JIETが問題視するのは派遣法40条の5だ。「派遣先は、当該派遣先の事業所その他派遣就業の場所ごとに同一の業務について、派遣元事業主から3年を超える期間継続して同一の派遣労働者の係る労働者派遣の役務の提供を受けている場合において、当該同一の業務に労働者を従事させるため、当該3年を経過した日以降労働者を雇い入れようとするときは、当該同一の派遣労働者に対し、雇用契約の申し込みをしなければならない」と定めている。
つまり3年を経過したら、派遣先のユーザー企業なり、大手ソフト会社なりが派遣者を雇い入れるというものである。「3年間、派遣先に送り込み業務内容の理解度を高めたところで、元請けに持っていかれてしまう」(二上氏)とし、JIETはソフト技術者の適用除外を求める考えだ。「この条項は特別な技能・教育を必要としない現業労働者を念頭に置いており、いわば使い捨てのような格好にならないよう、労働者の雇用の安定を図ることにある。だが、それをプログラマやSE(システムエンジニア)に適用されると、業務に著しい不都合が生じる」というのがJIETの言い分である。
派遣が増えたのは理由がある。システム構築の業務を遂行するには、ユーザー企業から要求事項を聞かない限り難しい。だからプログラマやSEは、ユーザー企業に近いところにいた方が効率的に業務できる。しかし、こうした労働形態は偽装請負になりかねないので派遣に切り替えたところが多いようだ。
それが派遣法施行から3年経ったことで、ユーザー企業や大手ソフト会社は、今度は派遣法をたてに派遣者の雇用を始めたという。「我々は1人を採用するのに100万円かけている。さらに教育に時間も費やしているのに、やっと1人前になったところで引き抜かれてしまう」(二上氏)と嘆く。
このためJIETは「プログラマやSEは、システム構築に当たり専門的な知識や技能が必要不可欠な専門職だ」と主張し、早急に厚生労働大臣に早期撤廃を要望する方向で準備を進めている。JIETは、情報サービス産業協会などソフト関連業界団体にも撤廃運動への参加を働きかけ始めた。だが、派遣元も派遣先もあるソフト団体からは、今のところ同意を得られていないようだ。その場合は、JIET単独でも要望書を提出する決意である。
今後、IT投資が活発化すれば、ITベンダーや大手ソフト会社は中国やインドなどへのオフショア開発を加速させるに違いない。派遣先も中小ソフト会社のすべての技術者を雇用するとは思えないので、不足分は海外に求めることになるからだ。ソフト会社にとっても本来は稼ぎどきだが、大手ソフト会社や ITベンダーは二重派遣をさせないように、下請け管理を徹底化させているのが実態である。
そうした状況が続けば、もはや中小ソフト会社は立ち行かなくなるのではないか。ビジネスモデルを変革しない限り事業継続が困難になるかもしれない。今までのやり方を改め、例えば得意技を明確にする、新サービスを創出する、中堅・中小企業向けサービスやソリューションを開発するなどを推進する、などいわゆる“何でも屋”から脱却することが重要だ。そこから、ソフト会社の明日の姿が見えてくるだろう。
要するにタコ部屋的商売やめたくないからこんなこと言ってるんだろ
元増田です。
正直言ってあの駄文が何処の誰のどんな心の琴線に触れたかわからないので、
各々の求めている内容を追記することが出来ないとだけ断っておきたい。
で。
ブコメやら周囲の反応やらを見ているとどうやら俺のクズ発言に怒りを覚えている人が居るようだ。
あえて乱暴な言い方を使ったがそこをまず最初にフォローしておこうと思う。
俺は決して肉体労働者がクズだ底辺だとは一言も言っていない。
体が健康で運動が性に合っている人間が、体を動かすことで報酬を得るのに問題があるとは思っていない。
だから大工などの例を出した。アレが正社員かどうかの個々のケースは知らないが。
俺は日雇い派遣会社に毎日入り浸り、環境のせいにして向上心を持たず、事務所の床で寝るような輩をクズだと称したのだ。
正直誰に向けて書いたわけでもないし、まともな内容の文章だと自分でもあまり思わなかったので、
そういう所まで気にかけないと増田に文章も書けないのかと若干引いた。これは別の話か。
この際なるべく詳細に思い出して書いてみる。
まだあるかどうかは知らない。興味もない。どちらも大手ではない。
色々覚えているのは片方だけなので、その片方の会社でのことを書く。
これは主にそこで親しくなった社員から聞いた話だ。
その会社は、オーナー社長が居るとだけ聞いていた。見たことはない。
ただ、「今日来るらしい」の一言が社員間で流れただけで全員が部屋の掃除を始めるほど恐れられていた。
思えば土地柄ヤクザがらみだったのかもしれない。
そして正社員は5人程度と聞いた。三ヶ月間フルでいた頃はローテーションは四人だった気がするが。
その正社員は、正社員と良いながら実質半分社員、半分派遣のようなものらしく、
たまに現場に出ないと収入が低いとぼやいていた。
つまり日勤(事務所で電話受け、新規面接など)より現場の方が給与が高かったのだろう。
女性は一人いた。高校を退学したとか言う話だったが詳しくは知らない。
実質、事務所に寝泊まりする輩の母親みたいなものだった。奇妙な共同体だと最初は思ったものだ。
その事務所には月当たりで50人から200人が登録(面接)に来ると言っていた。
大半は学生のため、月や季節でばらつきがあったようだ。
だが暇な主婦や、失業したサラリーマンなどもそれなりにいた気がする。
それらの内、最初の一週間で二度と来ないのが半分程度
半年までで辞めるのが3割程度、
半年以上続けるのが1割、
そして何があろうと居座るのが1割だと聞いた。
ちなみに会社に泊まるような奴は数ヶ月に一人くらい増える、とその社員は笑っていた。
俺が三ヶ月フルに居座っていた間、常に寝泊まりしていたのは数人だった。
週の半分くらい事務所の床で寝るのが10人はいた気がする。
その頃はネカフェ難民などという言葉はまだ発明されていなかったから
ネットカフェに常に泊まっている奴らがいたかどうかはわからない。
フラフラしているが故に
「今日はあいつはどこ泊まってるのか分からない、明日の現場に必要なのに捕まらない」
なんて事もよく聞いた。
仕事内容は前回書いたものが主だった。
真夏の道路の通行量計測、
だが比較的そういったダルくない仕事は大手(グッドウィルなど)が取っていき、
俺の属していた事務所は汚れ仕事などが多く来ているような気がした。
また、現場では「今日は○○から来たと言うことにしてくれ」という通達が出ることがあった。
足りなかった数合わせで緊急の仕事だと、そんなことも多かった。いわゆる数あわせだ。
当時そこに疑問を持つ人間は誰もいなかった。恐ろしい話だ。
勤務が終了して根城たる事務所に帰ってきた人間が、すぐに次の空いている仕事に入る言葉だ。
もちろん、普通の学生アルバイトや主婦、サラリーマンの小遣い稼ぎ目的などの人間は絶対にやらないキツい勤務だ。
彼らは金のためなら己を酷使することを厭わなかった。
彼らは金のためにキツい仕事をこなしていた。
彼らは金のために生きていた。そしてその金は浪費するためだけにあった。
色々書いてみたが、俺がクズだと言ったのは本当にごく限られた輩のことだ。
また、上の何割という数字が事実かどうかは知らないが体感では確かにそんな所だった。
そしてクズとまでは行かなくとも派遣から抜けられないで苦しんでいる輩も多かった。
目的があって短期派遣の仕事をする奴は別にクズでも何でもない。
ついでに言うと俺のことを気にする人が多少居たようだが、
彼らが俺の言うクズかどうか気になるのであれば、ともに一ヶ月でも働いてみればいい。
クズかクズでないかは結局主観の問題な気がするので、自分の目で確かめてくれ。
俺はこの目で見てクズだと思ったのだ。
環境が彼らを悪にしたのだ、と俺以上の上から目線で彼らを擁護するのもいいだろう。
彼らが無計画な理由を置かれた境遇とともに妄想してやるのも良いだろう。
確かに環境は悪かった。決して良いとは言えなかった。
仕事内容はキツいものが多かったし、給与も決して高くはなかった。
だが断わることも出来るし、都の最低賃金を割っているわけでもなかった。
そして日雇い派遣を経験した人間が皆クズで無計画かどうか想像してみればいい。
そうでない人間と、そういう人間と、それらの差はどこにあるのか。
そもそも仕事内容それ自体は日雇い派遣でなくとも見つかるものばかりだ。
土建屋、内装屋、引っ越し屋、倉庫作業、イベント設営、etc.
「君たちは何で派遣なの?ウチの会社に来れば、バイトでも給料倍なのに」と。
問題がどこにあるかなんて安易なことは言えないのは分かっているが、
だからといってクズを野放しにして良いとは思えない。
彼らに必要なのはステータスともう少しの収入だ。
仕事内容に文句を言う奴らはそもそも日雇い派遣など選択肢に入れない。
彼らは愚かだったし、悪しき環境にいるおかげで普通の人間も次第に汚染されていくのは
変えようもない事実だった。
今でさえ、あの頃自分がどれだけDQNな環境にいたのかと恐ろしくなる。
俺は幸い犯罪には手を染めなかったが、彼らが行う犯罪や非社会的行為を止めることをしなかった。
そこは等しく俺も悪い。
だからこそ、彼らがこれ以上クズにならないような社会を望んでいる。
自分がそこを経験したが故に。
俺みたいな人間からクズ呼ばわりされないだけの社会が必要なんじゃないのか。
前回最後にかすかに書いた、
・雇用の枠の流動化
・日雇い派遣の公営化
は現実的な手段として作用しないだろうか。
解雇しやすくなると言うことは、それだけ雇用されやすくなるし、
日雇い派遣の公営化がなされれば、労働者もそれだけ安心できる。
もちろん雇用側から斡旋する公営側に金が流れる事も考えられる。
俺は別に経済や雇用の専門家でも何でもないが、こんな案はどうだろうか。
正直言って前回のエントリの何がそれぞれの心に引っかかったのかは分からない。
日雇い派遣は身近な罠で、そしてその底辺には澱んだ泥沼に足を取られて死んだような輩がうようよいる。
彼らはどうしようもなくクズだし、そうさせてしまう泥沼も悪い。
だから、その沼を幸いスルーできた人間が上から目線で救ってやる案を考えるのも悪くないんじゃないか。
俺は沼から出てきた側として、問題提議できればそれで良いかと思っている。
ちなみにクズクズって単語にここまで過敏に反応されるとは思っていなかった。
数ヶ月間日雇いだけで生活していたことがある。あの空間は異常だった。
八時間勤務で八千円程度の仕事を二連続、下手したら三連続とか入れる癖に、
パチンコに千円札を突っ込み続けることを全く疑問と思っていない人たちが居た。
そしてタバコを日に一箱吸い、酒を飲み、一食(コンビニ)で千円使うことを何とも思わない。
将来に対してまともな計画を持っている人間は一人もいなかった。
肉体労働者が必要なのはわかる。
高層マンションの内装を、一階から階段で上げる仕事など普通の内装屋がやるわけがない。
日に三件も回らなければいけない引っ越し屋が、社員だけですべてを回していくのは不可能だろう。
広大な倉庫で、無数の商品を、一つ一つ宛先に合わせて詰める作業は、未だ機械が代わってくれるものではない。
一晩で設営しなければならないイベント会場で、深夜働きづめでスケジュールを合わせるには人手が必要だ。
そしてそれらは、今現在は日雇い派遣労働者によって支えられている。
だがそんな劣悪な環境に慣れてしまった底辺労働者たちは、境遇の改善などを求めていない。
意外に思われるかもしれない。
他人から見たら底辺の彼らが望むもの、それは目先の一万円だ。
その金で安い風俗に行くのだ。それしか望んでいない。
本気で境遇を脱したかったら、半年で離脱できる道はある。
下らない。
だいたい二重派遣なんてどこでもやっている。
それに何か規制したところで誰かがやらなければいけない仕事だ。
確かにそういった人間は居る。
だが俺の居た事務所ではネットカフェではなく派遣事務所に泊まっている輩の方が多かった。
ネットカフェには、シャワーだけ浴びに行くのだと言っていた。
そして俺は数ヶ月間一緒に働いて、こいつらを救う金など必要ないと思った。
教育に回すべきだと、思った。
こういう、大人なのに馬鹿な人間たちが生まれないために、教育に金を回すべきだと、強く思った。
本来、肉体労働は派遣がやらなければならない仕事ではないはずだ。
大工や棟梁、鳶といった人間は肉体労働をしているという点で派遣たちと同じだが、
コレは断言しても良い。彼らはモラルも低く、犯罪者すれすれの存在だ。
だが、そんな彼らも、「正社員」という肩書きと、ピンハネされないだけの給与を得られればきっと何の不満もない。
そして緩く雇用され、一定の自由な時間があれば、彼ら屑は屑なりに自分のために時間を使うのだ。
もとより週五日八時間勤務に耐えられないような人間たちだから、そこは仕方がない。
彼らが屑たる所以だ。「ダルい」だけで翌日の仕事をキャンセルするような人間だ。
思うに、正社員をもっと緩く雇用できる制度があればよいのかもしれない。
正社員、というカテゴリに当たらない枠が必要なのかもしれない。そこはわからない。
だが、日雇い派遣労働者は必要だし、そこに企業は決して安くないコストを支払っている。
ならば、いっそもっと公的な機関が今の派遣会社の役割を担ってしまうのでも良いのではないか。
ハローワークが日雇い派遣の斡旋も扱えば、ある意味健全だと思うのだが。