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はてなキーワード: 二十一世紀とは

2017-04-16

二十一世紀の退化現象 経済暴力により貴族が復活 

法学者らは法曹暴力により消えてゆき 経済こそ社会であるといわれた

人権がお嫌いな貴族らはプロレタリアート集団自殺の惹起を企てる

汚金溜まりに住み着いた貴族には足を洗っていただきたく存じあげる

2017-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20170216040326

仮に宗教に吉も悪しもあったとしてなおかつその判断を下すのが難しいのであれば、一律<悪である>とラベリングしてしまうことにより想定外事態を発生させないというメリットはあるんじゃないか

このロジックだと、家庭も一律「悪である」とラベリングすることになるけど・・・


しろ善一色でないことそれ自体宗教全体のリスクやろ。これは組織を超えて団体全体で善であるように努力していかあかんところ。

2点ほど。まず、権力者一般大衆に疎まれて殺された宗教家はそれこそ山のようにいるし、権力者一般人定義する「善」は宗教のコアには入りえないと思う。ユダヤ教キリスト教が生まれときから今までずっと、虐げられている人を救い上げるのは新興宗教の役目だし、その団体既存権力対立していることも多い。現代中国ではキリスト教は敵視されているけど、共産党に受け入れられるようにキリスト教会努力すべきだとは思わない。

あと、宗教全体がリスクさらされているという立場には同意しない。宗教ルネサンス啓蒙時代も生き抜いたし、これから意味を持ち続けると私は思う。仏教を捨て、国家神道から裏切られた二十一世紀日本人は、農家に届くことはないいただきますという言葉農家への感謝表現している。これは宗教ひとつのかたち。

2016-05-29

この度の結婚で、オムロン立石家と広島カープ松田家は四親等ぐらいの近さで親戚になりました。

二十親等ぐらい離れたところにいるので恩恵は皆無な無駄知識を覚えてしまった、昨日、今日

その縁戚関係の驚異のお見合い結婚率に、暗躍者は一昔前親戚で一番綺麗で切れ者と言われてたあの人と聞いて流石だわ……と思わず呟いてしまった。

二十一世紀を過ぎても、華麗なる一族は姿を変えず、生きているところは脈々と生き続けているらしい。

ディープスロートお酒を飲ませばちょろいもの

はいえ、跡はどーでも良いゴシップだらけで。

ねぇ自分は?底辺校出てショボい仕事についた自分には何か金脈ないの?と

ばんばんカウンターを叩いたら、「ないんだな、コレが」と振られて

わず、席を立った。その後の記憶がない。

2016-04-06

みやむーのこと調べてたら

芝村ゲーのエースで有名な「是空とおる」が元マネージャーって情報Wikipediaに書いてあって、

二十一世紀で一番面白い事実だと思って、大笑いしてる。

っていうかそうかあ、芝村はとうらぶで一山当てたし、

みやむー庵野以外の男と結婚したし、

年月は流れて行くんだなあ。

あの、エヴァンゲリオンっていう熱は、新劇としてまだ続いてるけど、

確実に関係者は年齢を重ねて、前か後ろかはわかんないけど、人生を進んでいるのは間違いなくて。

よおし、ぼくのマリーの収録で言ってたら面白い望月智充台詞を書きます

庵野君がいいなら、僕かてええやん! お願いお願いお願いお願い!」

2014-11-03

平井堅と芸バー

 ミンストレル・ショーをもって芸バー批判する人は見たけど、同じ論法平井堅インド人MV不快感を表明した人間はいなかった。

 ゲイならダメで、インド人ならオッケーなの? 当事者性がすべてなの? たとえ当該マイノリティに属していようがいなかろうが、政治的に正しくない笑いはすべてぶっつぶすべき二十一世紀じゃないの?

 私たち正義って、なに?

 

2010-07-19

トレーディング・プレイス(立場の逆転、位置の転換)は日中関係ばかりかアンゴラポルトガル企業買い、ポルトガル学生アンゴラで職を求める時代

嘗て日米貿易摩擦が熾烈だった頃、プレストウィッツが書いた『トレーディングプレイス』(邦題は何でしたっけ?)がベストセラーとなって、日本マスコミが派手に騒いでいた。

未来学者のハーマン・カーン博士が「二十一世紀日本の世紀」と激賛し、TIMEも日本の大特集、日本GDPがやがて米国を抜くのは時間の問題だと言っていた。

覇者アメリカにとっての感覚は、いまも同じで「いずれ中国アメリカGDPでも超える」と危機意識を煽る。

1982年から85年頃、アメリカ人学生若者と話していると、日本に行きたい、景気が良いから米国で働くより実入りが良いんじゃないか。本気で相談を持ちかけられた。

80年代後半、米国不動産事情をしらべに行った折、白人の業者が斡旋してくれた数件の物件見学したあと、おもわず『安い』といったら、じつに不愉快そうな、複雑な表情で反応した。

ラジオ番組でロスのマネー局と二元中継を週一回持たされていた折、日本失業率が上昇したと数字をあげると、相手のアメリカ人が「それは良いニュースだ」と言ったのにも驚かされた。

やがて日本バブル経済が破裂し、株は往時の四分の一に暴落し、日本経済は沈没し、失業は恒常化し、新卒にまともな職場はすくなくなり、派遣社員とかアルバイトでしのぐ『負け組』が増えた。

中国人観光客が増えると売り上げが伸びるといって期待したら、風呂に不潔なまま入って泳いだり、浴衣もポットも持ち帰り、廊下は痰で汚れ、ろくなことはなかったと嘆く温泉旅館が或る事態を象徴する。

日米関係米国政治力で捲土重来を期して、いまでは『日米関係は米中関係の従属関数』といわれ、日中関係はあからさまに中国優位関係、日本従属関係となった。つまり、トレーディングプレイスがおきたのだ。

アンゴラポルトガルの関係も逆さまになった

さて同類のパターンとは言えないが、アフリカルアンダでいまおきていること。アンゴラ奴隷貿易の時代、もっとも栄えた。新大陸奴隷として売られた黒人は数百万に達した。

いかなる具体例があるか。

旧宗主国ポルトガルアンゴラから留学生が大量に行って、卒業するとアンゴラへ帰る。いやポルトガルの同級生が「ルアンダに職がないか。アンゴラで働きたい」と打診があるようになった。

2006年にポルトガルからアンゴラへ移住したポルトガル人は156人だった。

2009年にそれが23787人に増えた。すべては石油ダイアモンド算出によるアンゴラ景気の良さ、経済成長は8・5%。

アンゴラ企業旧宗主国ポルトガル企業を買い占め、逆にポルトガル学生アンゴラで職を求める時代へ突入していた。

ホセ・エドアルトドス・サントスアンゴラ大統領の娘イザベラは国有石油企業ナンゴルの大株主であり、近年は盛んにポルトガル銀行に大型投資をくりかえして次々と株主におさまり、なんとポルトガルの最大の投資家は旧植民地アンゴラからとなった。

サントスは79年から同国をおさめる独裁者だ。

大統領一族が政府要職をしめ、空港におさめるガソリン流通から、はてはルアンダホテル経営し、ごったがえす国際ビジネスマンの弱みにつけ込んで一泊五百ドルをふんだくる。

だから中国人は安いビジネスホテルを建てて対応した。中国からしてみれば、内戦時代からゲリラ組織を支援してきたのであり、キューバ義勇兵をおくりこみ、中国武器などで支援した。

いまアンゴラ不動産開発の一翼を担当するのも中国企業であり、大手「中信集団」が契約、全体で35億3500万ドル。中信集団はアンゴラ幼稚園、中・小学校発電所汚水処理工場マンションなどのインフラ建設に従事している。

ルアンダ中華街で何がおきたか

ルアンダチャイナタウンは推定人口が四万人、華字新聞が二種類以上でている(キューバですら百年以上前印刷機をつかって華字新聞が唯一許可されているが、キューバ在住の中国人はすくなく、かろうじて留学生が購読対象とか)。

しかしアンゴラの庶民は大統領一族と中国があらゆる事業、入札そのほかのビジネスに密接に繋がり、一族の汚職があると推定し中国人を嫌っている。

04年には「シナ人は帰れ、中国企業はされ」と叫んだ反中デモが発生した。

それが原因かどうか。自信に溢れだしたアンゴラは、これまで容認してきた中国企業アンゴラにおける専横と、中国人エンジニアしか雇用せず、地元民の雇用がないままに建設してきたプロジェクトに横やりをいれはじめ、いくつかの中国が推進するプロジェクトは中断に追い込まれているという。

立場が逆転しているのは日中関係日米関係ばかりではない。

2010-05-29

私は二十一世紀日本についてはいろいろ想像したりします。

人口の半分は遊ぶと思うのです。ちゃんと働くひとびとはもちろんいるでしょうが、

それらに参加したくないというひとびとも出てくるでしょう。すでに現在もその徴候がありますね。

社会に富があればの話ですが、遊んで暮らす人になりたいと思う青年が増えてきても、

不思議でもなんでもありません。

しかし、どうせ遊んで暮らすというのなら、できるだけ知的に遊んでほしいと私は思うのです。

(司馬遼太郎『時代を超えた竜馬の魅力』「高知新聞1985年8月10日朝刊より抜粋)

2010-05-10

とある人の考え

その人はその分野では結構な権威の人で、前政権下でちょくちょくアドバイザー的な事をしていたり、外国でもその発言はよく取り上げられるような、実績も名声も十二分な人だった。

しかし、周囲の人々は一つだけ不満があった。この人、二十一世紀も10年を過ぎようかというこの時期に、未だにまともなウェブサイトを持っていないのである。いや、あるにはあるが、驚くことにジオシティーズなのだ。

どうやら、10年以上前に当時ゼミに居た学生に一通り更新の仕方を教わったきり、今日までずっとジオシティーズのページに近況や研究成果などをアップロードし続けていたようなのである。ページタイトルすらない、真っ白な背景色アクセスカウンターなどあるはずもない。メルマガ過去ログと見紛うほどにシンプルなページである。

しかしさすがに10年間ともなるとテキストメインサイトといえども容量的に厳しくなってきたらしく、その人は私に相談を持ちかけてきた。当然私は

先生ほどの人の公式サイトが個人向けの無料サービスというのはもったいない。独自ドメインを取得したり、そこにブログなどを設置してみてはいかがでしょうか。名だたる人は皆そうしていますよ。」

と進言した。するとその人はこう答えた。

「なんたらドットコムなどとアドレスを見栄え良くしたからといって、私が掲載する論文や論説の質が上がるわけでも下がるわけでもなかろう。重要なのは、私が公開した論文を誰もが見ることが出来るという事だ。」

とりあえず私は、その人のためにジオシティーズにもう一つアカウント作成し、現在サイトのトップに「使用容量上限に近づいたため新サイトを立ち上げました。アドレスは~」と追記しておいた。

2010-01-29

わが友桜井誠

正直のところ、私は桜井誠という人物には怖ろしい興味を感ずるが、

好きかきらいかときかれれば、きらいと答える他はない。

桜井誠政治的天才であったが、英雄ではなかった。

英雄というものに必須な、爽やかさ、晴れやかさが、彼には徹底的に欠けていた。

桜井誠は、二十一世紀そのもののように暗い。

 

沼津邦夫

2009-07-31

ワッハ上方の闇1

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成8年度スポーツ・文化振興特別委員会-01月28日-02号 】

◆(塩谷としお君) そういうふうな御答弁であれば、あえてちょっと申し上げておきたいと思うんですが、ワッハ上方、いただいた資料によれば、既に大阪府が出しているのは展示室の内装費で約四億九千万円、それから演芸ホール設備関係も含めれば五億円を下らないだろうというふうに思います。それから、年間の経費で言うたら家賃、共益費が年間約三億四千万、それから運営管理費が約二億八千五百万、合計六億二千五百万、これから毎年出していかなくちゃならない。これは今の財政状況の中で相当なワッハ上方の運営に大阪府お金が使われるわけですね。

 一方ですね、私、ごらんになった先生方も多いと思いますが、あのワッハ上方のあるところは吉本ビルの中の一角をいわゆる借りているわけですね。あの辺に行ったらいかにも吉本の中の一施設だという思いを、感じを受けるのは、私だけではないだろうというふうに思うんです。何か吉本のためにあるんじゃないかという感じが非常に強くするわけですよ。

 だから、そういう印象を持たれないためにも、やはり大阪府として府立の上方演芸資料館としての、やっぱり私は何といいますか、襟度というのか、プライドというのか、あるいはグレードというのか、そういうものを兼ね備えたものをつくっていくというのは、これはやっぱりこれから大いに求められるんじゃないかというふうに思いますよ。

 だから、あえてきょうの特別委員会で貴重な時間をいただいて質問をしているんで、この点はぜひ今後検討する課題として考えていただきたいというふうにこれは強く要望しておきたいと思いますし、また別の機会に改めて尋ねていきたいと思います。

 最後にもう一点、私はそれと関連して非常に強く思ったのは、入場料金の問題なんです。

 ワッハ上方の入場料金は大人八百円です。これは、一つには大阪府立の他の博物館、資料館と比べると、やっぱり際立って高いと言わざるを得ないと思います。内容的に言うても、私は八百円は高いなというふうに率直に思いましたけども、他の館と比較して高い。例えば、府立弥生文化博物館それから近つ飛鳥博物館、これは常設展の場合は一般は三百円です。それから、リバティおおさか--人権博物館ですね、それからピースおおさか--平和センター、これは二百五十円です、大人がね。だから、それと比べると随分高い。

 それからもう一つ、五階の演芸ホール、これは私は実際驚きましたけども、一月いっぱいまでで大体五十六回公演が行われて、また行われる予定になっておりますが、三千五百円が一回、それから三千円が四回、二千五百円が十二回、二千二百円が一回、二千円が三十四回、あとは千八百円とか二千円以下なんですけども、これは一般の劇場と変わらない、あるいはそれより高い入場料金です。

 ワッハ上方の資料館とそれから演芸ホールを同時に見に行ったら、高い場合は三千円以上優に一人かかるんですよ。私は、ワッハ上方演芸ホールというのは非常に中も立派な劇場ですし、例えば落語を聞く場合に普通グランド花月とか、あるいは角座とか行ったら、たくさん出演者がおるから落語を聞きに行っても一人十五分から十分ぐらいで終わってしまうと。本当の落語という芸能を堪能しようと思うたら、ワッハ上方なんかが非常に活用されてしかるべきだと思うんです。しかし、同時に入場料金ももっと下げて、もっと多くの府民が気軽に行けるようなそういうものに改めるべきだと思います。

 聞けば、この演芸ホールの入場者というのは非常に少ないというふうに聞いているんですね。これは新聞にも関係者の投書が載っておったのを私も見ましたけれども、その一つに、やっぱり入場料金の問題もあるだろうというふうに思います。これはぜひ、今後安くするということを検討するということが私は大事だと思うんですが、その点はどうでしょうか。


【 平成8年度企業会計・一般・特別会計決算特別委員会-05月11日-09号 】

◆(西脇邦雄君) 私の方は、ワッハ上方の運営の現状と課題についてと、それからこの国会で成立いたしました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法案が成立をいたしましたので、その認証の問題について、二点にわたって質問をいたしたいというふうに思います。

(略)

 それでは、ワッハ上方の運営についてお伺いしたいと思います。

 まず最初に、大阪文化振興財団管理運営をされておるということでございますので、ちょっと全体の財団の現状なり四つの組織と八年度の決算状況について、まず伺いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 大阪府文化振興財団は、昭和六十三年に大阪府が策定いたしました文化振興ビジョンに基づきまして、ビジョンが目指す文化首都大阪の一翼を担うため、行政機関や民間団体と密接な連携のもとに多様な芸術文化事業を行うため、平成元年五月に設立いたしました。

 大阪文化創造の十年と位置づけられました昭和六十三年度から平成九年度までの十年間の文化振興財団の主な事業といたしましては、国の内外で高い評価をいただいております大阪センチュリー交響楽団の運営、二十一世紀大阪世界に対する美術の発信拠点とするための国際現代造形コンクール--大阪トリエンナーレと申しておりますが--など先導的な事業を実施しております。

 また、すぐれた舞台芸術府民が身近で鑑賞する機会を提供いたします府民劇場の開催、それから芸術劇場府民芸能芸術鑑賞会の実施、文化情報誌の発行など多彩な文化事業を展開しております。

 文化振興財団の本部は北区中之島ビルの中にありますが、同じフロアに文化生涯学習の拠点であります府立文化情報センターと府立現代美術センターそれから難波にございます府立上方演芸資料館--ワッハ上方と申しますが--の管理運営を行っておるところでございます。

 平成八年度の決算で申し上げますと、本部管理費及び事業費が二億九千四百万円。交響楽団の運営費が八億八百万円、府立文化情報センター及び府立現代美術センター管理運営費が三億二千八百万円、府立上方演芸資料館管理運営費が二億二千八百万円となっておりまして、合計で十六億六千万円でございます。

 文化振興財団組織につきましては、大きく分けまして四つございまして、一つは財団本部、それから大阪センチュリー交響楽団それから文化情報センター現代美術センターそれから上方演芸資料館でございます。

 財団の職員でございますが、プロパー職員が五十八名、そのうち楽団員が五十二名でございますが、それから府からの派遣職員が四十二名、非常勤職員が十三名の合計百十三名で運営を行っております。

 以上でございます。

◆(西脇邦雄君) 大体総額十六億強のうち、二億数千万というのが管理費だと、こういう説明であったと思います。振興財団の四つの柱の一つの事業であるということがワッハ上方の事業でありますけど、実はこれと別に平成九年の資料を見せていただきましたら、やっぱりこれ吉本ビルへの家賃だけで三億四千万円弱かかっておると、こういう現状だというふうに思っております。

 もちろん、難波千日前の一等地のビル借りてスタートしたという状況があるわけですから、これだけかかるんだと、こういう説明でありましたけど、開館から一年半なんですけど、これだけの負担をといいますか持ち出しがありながら、ちょっとどういう現状になっておるのかということで、何点か伺いたいと思います。まず、現在の状況について伺いたいと思います。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-01月14日-02号 】

◆(平野クニ子君) 次に、展示室の運営について、私は思うんですが、私も何度かその展示室を拝見さしてもらいましたし、すばらしい貴重な資料というのがたくさん並べられていますし、私なんか値打ちはわかりませんけれども、本当にきっとこれすばらしいもんだろうな、府民の皆さんが大事になさってて、またそれぞれが大切になさってたのを御寄贈をいただいたりしたんだろうな、こう思いながら拝見はいたしますけれども、一度ずうっと見て、またやっぱり同じところを見ようかという気にならないのは何でやろうな、これがやっぱり歴史というか文化というか心の肥やしなんだけども、引き込まれるものがないんですね。きっと私の勉強が足りないから引き込まれるものがないんだろうな、こう思っていますけれども……。

 あの周りには、ワッハ上方のあの立地条件からすると、ミナミですよね。きっと、ここがええよと、ワッハ上方って大阪府がやってんねんて、あっこへ行ったら絶対おもしろいでってなったら、若者は周りにうようよしてるんですよ、あのミナミのかいわいは。一度でもいいから一遍のぞいてみよう。のぞくと、おもろかったで、漫才やってたでと、こんなん並んでたでと、そやけどおれら見たことないわと、こんなんというような、きっと私だって見ても、これはどんなふうに使うてはったんやろうなって、何に使われてたんだろうなと思うようなものがあります。

 そういうときに、若手の今修行をしてますとかギャラのうんと安い皆さんにでもワッハ上方に来ていただいて、これ何やねんと、これ何に使うもんなんかと、おまえ漫才目指して頑張ってんのに我々の先輩が使いはったこんなん何も知らんと来てんのかいというような、若い人たちにも何か心を揺るがすような方法は、興味を引いてもらうような方法はないもんだろうかな。私、じゃあんた考えてまっかと言わはったら、今これという、今ちょこっと言うたぐらいでしかないんですが、このあたりはいかがなもんかなと、このように思っています。

 例えば、展示室の中に上方亭というお部屋ありますね。あそこなんか上手に使いはったらいいのではないかなと、せっかくあれだけの建物であれだけのお金をかけてしているわけですから、ぜひ上方亭なんかを使って、私が今言ったような、古いものを新しい人たちにも覚えてもらい、そして歴史を広めていく、文化を広めていくというような、そういう一工夫はできないものかなと、このように思っています。

 どうぞ、そういうことというのは、できるのかできないのか一遍頑張ってみまひょと、まだ舞台にも立ったことのないような人が、ちょこっとしたあの上方亭の中でも、そういうおけいこにもなりますし、またその持つ演芸場ベテランの皆さんが漫才をなさってたら、きっと励みにもなるなと思いますけど、このあたりは、どんな使い方というか、今後何かお考えですか。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-02月02日-07号 】

◆(平野クニ子君) 民主党府民連合平野クニ子でございます。

 私は、本委員会で論議をされました平成九年度一般会計及び特別会計にかかわります決算報告に関しまして、議員団の意見と態度を明らかにしたいと存じます。

 この間、本府の決算につきましては、いわゆる昨年、一昨年の--この年の前ですね--二年間というものは、あの裏金問題などで不認定という二年連続の異常事態がございました。九年度決算におきましては、こういたしましたイレギュラーな事態こそ発生しなかったものの、この未曾有の財政危機の中での予算編成、執行という状況、すなわち予算総体非常事態であると言っても決して過言ではないと思っています。このような現状下であります。

 どういうその科目の予算であれ、これは府民から預かっている大切なお金でありまして、このまた議会の厳しいチェックをお受けになり、それこそ悩みに悩んで予算編成されたものと私ども思っています。その執行に当たっては、細心の注意と、そして緊張感を持って臨むべきではないか、このように私は考えておりますが、しかしながら本委員会の議論の中で明らかになったことは、そうした大切な予算でありながらも、必ずしも納得のいく使われ方ばかりではなかったと思っています。

 例えば、何度も申し上げるようでございますが、あのワッハ上方平成九年度で六億一千八百六十三万四千円が支出をされています。その中で、入ってくるお金が一億百六十六万四千円。そして、この中での家賃ビル賃貸料が四億四千万弱。というのは、半分以上がこのお家賃になっている。そして、平成十年度を見てまいりましても、これだけ厳しい財政再建の中で、ここは手つけはれへんかったんかな、そうでもないんだろうか、これは十年度のまた決算の中でお話があろうかと思いますが、私はそのように感じました。

 すべての職員のまた模範とならなきゃいけない一部幹部職員の行動に問題点があったことも明らかになったのは、事実でございます。確かに、過年度のような不正支出はございませんでしたが、現下の厳しい財政下のもとで、このような緊張感が欠如した仕事、対応の仕方で事足れりということには到底私はならないと思っています。

 もっとも、私が数年前この決算委員会で御議論をされた印象と、そして今回この委員の一人として加わらせていただいた印象というのは少々変わっております。各部において、非常に不用額が相当あることにまずびっくりをいたしました。数年前というのは、何ときれいにお使いになってるな、これびっくりしたんですよ。でも、この不用額が残ってる方が、私はこれの方が正しかったのではないか、この行き先がなくなったのは非常によかったと、このように思っています。

 なぜそうなったのかという、この不用額が残ったということは、なぜそうなったのかということがまだもうひとつわからない部分がたくさんございました。それでは、事業、業務の必要性の精査に不備があったのか、事後仕事の進め方に問題があったのか、そしてこれはやはり説明をしていただく責任があるのではないかと私は感じました。

【 平成10年度スポーツ・文化振興特別委員会-02月10日-02号 】

◆(阿部誠行君)

 あと一点だけ、ワッハ上方の問題についてですけども、ワッハ上方の入場者数が非常に特徴があるということで、展示室とそれから演芸ホールとレッスンルームという点で入場者数の推移ですね、これは特徴だけ、平成八年から平成十年までの推移ですけども、一日当たりの入場者数にしてみるとどうなっているか、その点だけわかりやすく。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方につきましては、展示室と演芸ホールとレッスンルーム、この三つの三本柱というような形でやっております。

 展示室につきましては、一日平均でしますと、今オープンして三年目でございますが、平成八年度は一日平均八百四十五人、それから平成九年度は三百八人、平成十年度は百七十一人という、これは途中でございますが、こういう形になっております。

 ただ、演芸ホールとレッスンルームにつきましては、年を追うたびにふえておりまして、ちょっと一日当たりでは出ませんが、平成八年度では演芸ホールにつきましては百三十二回の延べ入場者が二万二千人、平成九年度は二百二十三回の延べ入場者が五万人、平成十年度は、これは十二月まででございますが、百七十一回の延べ入場者が三万八千人ということでございます。

 また、レッスンルームにつきましては、平成八年度は五十三回で延べ二千七百八十三人でございましたが、平成九年度は二百四十六回で延べ入場者が一万人、平成十年度も十二月まででございますが、既に二百七十回になってまして、前年度をオーバーしておりまして、延べ入場者でも一万人を既に達成しているというところでございます。

◆(阿部誠行君) 時間が来てますので、もう手短に一つだけ。

 結局、ワッハ上方--上方演芸資料館は、演芸ホールとレッスンルームはにぎわっているけれども、上方演芸の展示、これは年を追うごとに大変な状況になってきている。本命であるこの--これだけが本命とは言えないかもしれませんけど、しかし演芸資料館として資料を展示しているこの展示室の入場者が激減をしてきているという点については、これは展示の内容だとかあるいはその中身、あるいは展示の仕方、さまざまな面で問題を持っているんだろうというふうに思うんです。

 実はね、私のところに手紙をもらったんですけども、この手紙の中で、たくさんの資料を一般の人たちから提供、あるいは貴重な資料もその中には含まれている、こういった提供されている資料が本当に有効に使われているのか、またきちんと大事な資料として整理もされ、保管をされているのかどうなのか、この点非常に危惧した投書が私どもに参っているんです。その点についてだけちょっと。

◎文化課長田中寛君) 先ほどの御質問の資料につきましては、今府民の方々からいろいろいただいておりまして、現在三万点を超えているということでございます。これは常設展示ということで、展示コーナーがございますけども、その一部に特別展等をするスペースがございますので、その中で例えば上方演芸殿堂入り特別展だとか、曽我廼家五郎八追悼展というような特別展活用しております。

 また、そのいただいた資料につきましては、ワッハ上方の資料室というところで保管しておりまして、今現在十分な整理をし、かつその分析とか活用方法も検討をしておりまして、整理をしたものから順次こういう特別展等で府民の方々に見てもらうようにしております。

◆(阿部誠行君) ワッハ上方のこの維持運営費というのは決して少なくない、府の文化予算の中に占める比率としてもかなり高い比率であると。こうした予算が計上されているわけですから、それにふさわしい、本当に上方演芸の資料館として府民が十分活用できるというんですか、値打ちのあるそういった形に、ぜひ運営あるいはその他の管理の問題でも改善をしていっていただきたい。

 その点で、私ども日本共産党の委員から、これまでも先日も入場料の問題で高過ぎるんと違うかという点で、ぜひこれを検討してほしいという点を御要望していたわけですけども、ぜひそれは検討してみましょうという委員会での答弁もいただいているわけですけれども、こういった入場料の問題を含めて、ぜひワッハ上方の運営について抜本的な改善を進めて、経費に見合うということは言えませんけれども、本当に耐え得るそういった展示等に改善していただけるように最後に要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

【 平成11年2月定例会文化労働常任委員会-03月03日-01号 】

◆(小林徳子君) 次に、ワッハ上方の件でありますけれども、今、年間四億円ものビルの賃借料を使っているけれども、資料を見せていただくと、入館者は年々減少をしているということでありますので、私は一考を要するのではないかと思います。私も三回ほど参りましたけれども、やはり入場料八百円というのは高過ぎるんじゃないか。もっと子供たちにも見せていく、あるいは多くの働いている人たちも見てもらうということでは、八百円というのはちょっと高過ぎるのではないかなと思いますし、特に中身の展示だとか内容、これらをやはり魅力あるものにしていかないと、利用率というのは低下する一方だと思います。そういう意味で、ワッハ上方の運営について一考を要するのではないかと思っております。

 あわせて、文化団体もそうですけれども、一般府民も文化に親しむという上では、公共文化施設を低料金で使いやすくする。あるいは入場料はもちろん安くしていく、使用料も安くする、そういうための大阪府としての措置、補助していくとか、そういうことが今非常に大事ではないか、そうでなければ大阪の文化というのはなかなか大衆文化としては発展しないと思いますが、その点ではどのようにお考えでしょうか。

◎文化課長田中寛君) ワッハ上方につきましては、平成八年十一月にオープンいたしまして、四階が展示室、五階が演芸ホール、七階がレッスンルームという形になっております。演芸ホールにつきましては、徐々に利用がふえておるというような状況でございますし、レッスンルームにつきましては非常に利用者がふえておりまして、ほぼ毎日の貸し出しを実施しているところでございます。

 しかしながら、お示しの展示室につきましては利用人数が少しずつ減っておるという状況でございまして、この利用率といいますか、利用状況を回復するために入館者確保対策といたしまして、老人クラブなどの団体を訪問いたしましたり、市の交通局とタイアップいたしまして、一日乗車券の割り引き施設に入れていただくというようなこともし、入館者の新規開拓の努力を続けております。

 今議会におきまして、ワッハ上方を一層魅力ある施設にしまして入館者を確保するための事業予算の御審議をお願いしておるような状況でございまして、何とか入館者の確保をこれからも図ってまいりたいと考えております。

 それで、入場料八百円は高過ぎるのじゃなかろうかとお示しのところでございますが、二十人以上の団体割引制度を設けて料金に柔軟性を持たせましたり、障害者の方や留学生の方々を無料にするなど、府立の施設としての特性は出してきたというところでございます。ただ、料金の値下げにつきましては、ワッハ上方管理運営費の積算--先ほど管理運営費の中でビルの賃借料につきましては三億三千九百四十五万七千円ということでございますので、御理解いただきたいと思いますが、そういう管理運営費の積算とも関係することでございますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。


【 平成11年  9月 定例会本会議-10月04日-03号 】

◆(奴井和幸君) 次に、府立上方演芸資料館の運営についてお尋ねいたします。

 上方演芸の振興について知事は府政運営方針の中で、上方文化や芸能を初めとする大阪文化は国内外に誇り得る文化ブランドであり、府民の皆様とその大阪の誇りを再発見し共有していきたいとのお考えを示されました。長引く不況の中で、最近大阪の町は明るさがなくなってきたように思われます。バイタリティーあふれる大阪、元気な大阪を取り戻すためにも、上方文化や芸能などの文化振興が不可欠であると考えます。

 平成八年十一月、上方演芸を時代の変遷によって風化させないようその保存と振興を図る拠点施設として府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方が華々しくオープンし、早いもので間もなく三周年を迎えます。上方演芸専門の施設としては全国唯一のものであり、大阪が誇り得る施設であると私は考えておりますが、残念ながら展示室への入場者は減少の一途であります。さらに、平成十年度の収支状況を見ましても、二億円近い持ち出しとなっております。

 昨年九月に策定した財政再建プログラム案や行政評価において、府民ニーズに合わないもの、また府民利用が少ない公の施設は廃止の方向さえ出ている状況であります。少なくとも府民税金で運営している以上、その負担は最小限にとめるべきであると考えます。

 また、ワッハ上方が立地する難波周辺は、上方芸能の発足の土地であり、エンターテインメント性の高い地域でありますので、その一翼を担えるようそれぞれの役割分担を明確にしながら、ワッハ上方の特性を十分発揮していただきたいと思います。

 入場者数の減少は、公の施設としては博物館美術館に比べて入場料が高いことや、若者が集まる場所柄にしては、若者などに魅力のない展示内容にも原因があるのではないでしょうか。そこで、こういう厳しい時代だからこそ、上方演芸、なかんずくその拠点施設であるワッハ上方は、我々庶民の生活にとって元気の源として極めて重要なものと考えます。知事御所見をお伺いいたします。

 また、ワッハ上方の抜本的改善策について今後どのように進めていこうとされているのか、生活文化部長の御所見をお伺いいたします。

2009-07-29

一兆五千億ドルに目がくらんで「人権」抗議なし。「大国の矜恃」を忘れ、中国にへりくだりだしたオバマアメリカ

09年7月27、28日の二日間、米国首都ワシントンで「米中経戦略対話」が開催された。中国からは戴乗国・国務委員(外交担当)と王岐山・副首相経済担当)が、200名もの代表団を率いてワシントンへ乗り込んだ。迎える米国側はガイトナー財務長官クリントン国務長官。ふたりとも中国大好き人間、オープニングにはオバマ大統領が特別に出席し、「米中関係二十一世紀最大の同盟関係」と高らかに宣言した。もはや米国にとって日本はどうでもいいという宣言だ。

中経戦略対話が始まったのは2005年、米側はゼーリック国務副長官とポールソン財務長官。「副」長官でOK、大統領は出席せず、しかも当時の(といっても僅か四年前)米国中国に「人民元を切りあげなさい」「貿易ルールを守りなさい」とお説教口調で諭し、同時に人権尊重を呼びかけたものだった。

それから四年がたち、中国外貨準備は二倍に膨らみ、人民元は対米レートを20%切り上げ、それでも米中貿易不均衡は是正されず、米国の苛立ちは強まった。ところが、中国米国債を8015億ドル保有し(09年7月現在世界一)、ほかに米国社債株式金融商品不動産そのほかで、合計一兆五千億ドルが、米国建ての中国の対外資産を誇り、米中関係の基本を変えた。

財閥チャイナに目がくらんだということだ。ワシントン人民元が「不正に操作されている」とも言わず、ましてやウィグルの民が虐殺されたばかりなのに「人権」問題を議題に取り上げなかった。かくて米国は大国の矜恃を失った。

米国は目先、赤字国債の買い手をさがしている

ガイトナーは一月の指名公聴会で「人民元は不当に為替操作されており、米国は『中国は為替操作国』と指定する方向だし、オバマ大統領もそう認識している」と証言した。

その舌の根の乾かぬうちに前言撤回、三月のレポートでは中国が為替不正操作国リストからはずされ、こんどの戦略対話では、「米中貿易不均衡の縮小が人民元問題より意義がある」と発言した。

「目の前にあるのは赤字国債一兆八千五百億ドルの購買先だろう」とウォールストリートジャーナル揶揄的に書いた(7月28日付け)。

米国債の安全性とドルのレートに関心がある」と朱光耀・財務副大臣が言えば、ガイトナーは「財政赤字の解消に米国は取り組んでおり、ドルの安定、国債の安全に問題はない」と釈明する始末だった。これではまるで「中国米国の当局者が査問されている図」ではないか。

米中双方は「世界経済回復の共同の責任を負う」とオバマにおだてられた中国と、「米国ドルの安定を保障せよ」と言われっぱなしの米国という結末となった。わずかに王岐山が「中国内需拡大努力し、経済構造質的に転換している最中時間がかかる」と発言したのが前向きと言えばせめて前向きの言葉だった(博訊新聞網、7月29日)。

さはさりながら、米国イシューから日本が消えている。

2007-11-16

清水義範二十一世紀小説応募作品」

『深夜の弁明』所収。

すでに誰か言ってるのかもしれないが、昨今のケータイ小説ブームとそのパロディを先取りしたような短編

20年くらい前に書かれてるんだが。

この短編パスティーシュなんだが、実在のモデルがあるとすれば、いま30代後半くらいの人も10代のころはこんな小説書いてたのかもしれない。

他人のことは言えないぜ。

2007-01-30

この惑星馬鹿のものだ。馬鹿が食いつぶす。

http://anond.hatelabo.jp/20070130182806

 

この惑星馬鹿が占拠した!お利口な奴は出て行け!俺達は、最後まで食いつぶすんだ!

繰り返すが、人間は自分達が思っているよりも遙かに愚かだ。私も、君もね。

二十一世紀は愚か者の世紀だ。もう、近代に付随した諸々の勘違いはやめたほうがいい。

近代は、まもなく時代遅れになる、と読む。

2007-01-27

二十一世紀は愚か者の世紀

http://anond.hatelabo.jp/20070127131234

 

 二十一世紀は愚か者の世紀だよ。前世紀には進歩と理性への疑問が既に提出されたけど、

 これからは僕らが自分たちの愚さを確信していく時代だ。

 

 そう、思っている。

 

 君が嫌悪する愚かな大人達の背中は、君自身のものでもある。

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