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2013-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20130715125236

結婚相手に見せる見せないという話で、公務員の平均給与を持ってくるセンスのなさに乾杯

平均給与をもらえるのって何歳くらいなの?

2013-05-05

また一人でバーに行ったら絵に描いたような展開になった

酔った。。もうこんな夜中だよ。。体震えてヤバい。眠れないし日記の続きを書く。

初めて一人でバーに行ってきた

昨日マスターに勧められたとおり、お昼過ぎにまた同じバーに行った。

まっすぐは入れなかった。。

お店を横目に通り過ぎて、様子を伺ってみたりして。そこで遠目に見えたのは、子連れ若い女性が入口に座りながら、子どもと一緒に遊んでいる姿。綺麗なお姉さんってこの人のことかな、なんて思いながら。ちょっと寄り道を装って、昨日夜のマスター白髪なのでシローさん)に言われて、、てのを口実に意を決して入っていった。

こんにちはカフェやってるんですね。

ごめんね〜入口塞いじゃって。りっくんほら。あ、わたしお店の人じゃなくて、、ねえねえーお客さんだよー。

からちょっと年上の、30ちょいかな、アパレルな感じの綺麗なお姉さん(しおりさん)が出てきてくれた。

いらっしゃいませ、お席どこにしますかー?外でもいいですよ。

お昼は外にパラソルつきの机が2つ並んでいて、なんか恥ずかしかったのと、歩いた勢いで中のソファ席に座った。

コーヒーを頼んで、また昨日のように黙ってしまっていた。

中に居たのはあと男性の方が一人。なんか聞いたことある飲食店オーナーらしい。この三人が自分を置いて会話していた。

話を聞いていると、みんなしおりさんの前職つながりや姉妹つながりとのこと。

ああ自分ここに居ていいのかな、と不安に…。それからその男性は仕事なので、とすぐ去っていった。

入れ替わりで30半ばくらいのカップルが来た。二人は外の席について、ワインを頼む。この人たちもまた、しおりさんの縁の人だ。外で遊んでいた1歳半のりっくんが、総武線車両おもちゃを片手に二人の席を攻めていった。ああ、おれ、外に座ればよかった、、と後悔しながら賑やかなみんなを見ていた。

子どもの力はすごい。

そこに居たみんなの、ここは面識あるけどここは初対面、という人たちをつなぐ。あっちこっち歩き回って、いたずらして、構ってもらえないと嘘泣きして、可愛いねえ、ってみんなを笑顔にする。少しずつ自分の方にも寄って来て、いつの間にかじゃれあって遊んでいた。

打ち解けてきたところで名前なんていうの?と始まり、みんなお互いに自己紹介をした。ちょうど上から降りてきたシローさんが、お、嬉しいさっそく来てくれたんだ、と肩をポンポン叩いてくれて、じゃあみん乾杯しようよ、と。昼から飲むの最高でしょ、と言われるがままにスパークリングワイン乾杯した。酔った。

夕飯時になって、みんなでご飯行こうよ、という話に。え、行くよね?と誘ってくれて、はい、ぜひ、と笑顔で返していた。お会計して、みんなでぞろぞろ出て着いた先はほんの10m先。ここもまたずっと近くに住んでいながら入れなかったお店だった。スキンヘッドマスターが迎えてくれた。みんな、昔からつながっている人たちだ。

メニューに書いてあるお酒はよくわからなかったので、表の看板に大きく書いてあったサングリアってのを頼んだ。というか隣に座ったしおりさんが頼んだから自分もそれで、とか言ってその場を凌いだ。赤ワインなのかな?ちょっと抵抗があったけど、、頑張って飲んだ。酔った。とっくに顔も赤い。

間もなくして新たに女性とそのお子さんがやってきた。ここのマスター家族だ。久しぶり〜、大きくなったねえ、とりっくんママ。なんで俺ここに居るんだろう。出されたピザを美味しく頂いていると、シローさんがそそくさと自分のバーに戻っていった。

ひとしきり盛り上がったあと、焼肉行こうぜ、と。いや今ピザ食ったじゃん?あ、いえ、はい行きましょう。しおりさんが電話したら、あれ、いっぱい?じゃああたしおすすめのとこあるから。すぐそこだよ〜。

会計しようとしたら、もう済んでますよ、と。シローさんが出してくれたって。かっこ良すぎるぜ。。またバーに行ってお金を落とせばいいんだよ、ってみんなが教えてくれました。ごちそうさまです。

りっくんとママと別れて、カップルしおりさんと自分の4人に。商店街を歩いて、とある居酒屋に着いた。今まで通り生きてたら、ここに入ることはなかったろうに、なんて思いながら。

4人カウンターに並んで、60半ばのノリのいい爺ちゃんがどうぞどうぞと。おすすめシークワーサーいっとき。うちのお客さん、みんなこれハマるからそっち系の人が手をシュッとするみたいにしてニッコリ。おいしかった。沖縄は好きだ。そのあとに出してくれた、赤いお酒グレープフルーツメインのカシス焼酎入りのも美味しかった。甘めなやつなら飲めるんだな。酔った。

そしてここで、カップル男(反町さん、似てた)から熱い説教が始まった。

おまえ、つまんねえ!おまえさ、大きい会社でさ、5年やったのはいいけど、じゃあ何ができんの?飽きた辞めたいとか言って、何がしたいの?おまえ他人に興味ないだろ。ちゃんと人を好きになったことあんの?(略)

…何を言ってるのかわからなかった。あっちもこっちも酔ってるし、冷静なカップル女(松嶋さん)にまーた熱くなって、めんどくさいわ、と犬みたいになだめられてるし、でも人を雇ってちゃんと事業をやってる人で、きっと俺みたいな雇われクソ野郎がくすぶってるのを勿体無いと叱ってくれたんだろう、フラフラだったけど、ちゃんと素直に受け止めようと必死だった。

しかもなぜか腕相撲を迫られて、超久しぶりだけど乗った。惨敗、というか真ん中から動かなかった。向こうは余裕で、松嶋さんがこの人その道の人にも勝つくらい強いのよ、とフォロー反町さんも、ああ、こいつ意外とやるわ、ちょっと見直したと言ってくれてなんか俺を見る目が変わった気がした。ねえ、今度うちの店に一杯飲みにきなよ。いや、おめえ来んな!俺に腕相撲で勝てるようになってから来い!とよくわからないやりとりをして店を後にする。そして、お金を出させてもらえなかった。。ごちそうさまです。

よし次行くぞー、と歩きつつ、いつもは一人で歩いていた商店街を、よくわからないカップル今日知り合ったばかりの女性と歩く。突然反町さんがなぜかバスケの動きをしたりフットサルしてえ、と暴れだす。うちら週末にバレーボールやってるのよ、と松嶋さん。ああ、僕も高校の頃やってました、え、ほんと?ちょっとうちのとこに呼ぼうよ。とまさかの展開に。こうやってまたつながっていくんだなあ。

そして見つけたタクシーに乗った。

反町さんが、もうね、すげえとこがあるんだわ、そこ行くぞ、と熱く語っている。

俺は一体なにやってんだろう、と見慣れた景色が流れていくのを眺めながら、非日常な状況に心躍っていた。

すぐに着いたそのお店は、反町さんが以前に通い詰めていたところ。中に入るや否や外に放り出された。どうやらもともと中に居たお客さんへの配慮らしく、店も狭いからとか、まぁよくわからん。お客も試されているらしい。お前らそこまで我慢してまでうちの店来る気あんの?的な。しおりさん曰く、サービスレベルが桁違いらしい。

しばらくして中に招かれてみると、もうまさに誰もが思い描くような、理想的な?内装だった。薄暗い店内、テーブルに当たる小さなスポットライト、ロウソクの火。カウンターの向こう、色とりどりの豪華なお酒の瓶をバックに、これぞバーテンダーという格好の人が二人。白いシャツに、黒いあれ、ウェストコートっていうの?そして若くてイケメンだった。住んでる世界が違う人の顔だったわ。

店内は意外なことにBGMなし。松嶋さん曰く、例えばジブリの話をしていると、いつの間にか静かに流れている(リミックス版)という粋な演出を経験したとのこと。なるほどこれは俺のこれる店じゃねえ。

おしぼりをもらって、レモンチェロ?というのをみんなで頼んだ。美味しかったような気がする。隣の席を見たら、なんかチューリップみたいな飲み口の狭いグラスがあったけどなにあれ。香りを楽しんでいただく、とかゆってたような。。

で、すでにぐでんぐでんになった自分は少しでも飲んで減らそうと頑張ってみたものの、反町さんがまたさっきと同じ質問をぶつけて追い打ちを仕掛けてきた。いや、やっぱお前つまんねえ。え、勉強してるしやりたいことあるって?なに?熱く語ってプレゼンできるものあんの?お前たぶん頭いいんだよ、けどなんか鼻で笑ってさ。つーかお前さ、成し遂げたいこととかあるわけ?

最後質問にはしおりさんも喰いついてきて、これって大事なことだと思う、キミはどうしたいの?なんとなく今の会社でうまくやって、家族ができて、それもまた一つの幸せだと思うのね。

…うまく答えられなくて、自分はやっぱり甘いんだろうなあ、と痛感した。たぶん俺は現状に不満を抱えているだけ。新しいことを勉強しつつも、結局それで世の中の人達に対して何をしたいのか、明確に思い描けていない。会社ではだいぶ認めてもらえたし、出世欲もない。組織は腐ってるけどできるだけ意見は言わない。じゃあキミがやってよってなるだけ、給料が増えるわけでもない。基本的に冷めてる。熱意に欠けている。

減らないお酒を横に、気を利かせた松嶋さんがチェイサーお願いします、と。お水のことかな?結局それをぐびぐび飲む。

スッと現れたバーテンダー自然に会話に混じりながら、なぜかみんなのおしぼりを当然のようにたたみ直して各自の銀色おしぼり皿に置く。自分一人がきょとんとして、いや、さすがにこれは見たことないわ、とか感動していた。

そろそろ帰ろうか、とチェック。みんな1杯ずつで、なんとお会計3万円。

…は?

そしてまたお金を出させてくれなかった。ほんとに、ごちそうさまです。ありがとうございました。

外に出てお別れして、それぞれタクシーに乗って帰った。また今日も2時か。

昨日の今日で、まさかこんな展開になるとは…。

近くに住んでいながら、なんでもっと早くに来なかったのか。

お酒が弱いからと遠ざけてきた密かに憧れていた世界は、そうありたいという少しの意志勇気で拓けていった。

自分みたいに一歩踏み出せてない人がいるかもと思って、意外となんとかなるもんだよ、と伝えたくてここに書かせていただきました。

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5/7 続きと、はてブコメントへの反応

一人でバーに行った話 その後

2013-04-21

第1夜 ポップンミュージック

俺は疲れていた。

二転三転したお店の選定、花束の準備、あいつの根回し。会場は人気店で、乾杯ビールが少し遅れた。遅れて参加した古参は、「こんなことならボクの推薦したお店にすればよかったのに」と、同じセリフをのべ三度申し述べ、その度に会場の空気を底冷えさせた。俺は笑顔をほほに貼り付け応対し、ビールジョッキを五杯空けた。ビールは嫌いだ。

やたらクラッシュする俺らの成果物。うだつの上がらぬ俺の評価。「3-」と書いた俺の自己評価シートを指差し、「マイナス3の間違いか?」と、上司ゲラゲラ笑っていた。気の利いたジョークのつもりか。

鬱屈した思いでつり革を握っていると、ピロンと携帯が震えた。

「営業のノジマです。ASAP明日の朝までにお願いし」俺はメールを読むことを放棄し、電源ボタンを長押しする。ネクタイを外した。

俺は疲れていた。

予定の降車駅の手前で降りた。まだ終電には間がある。少しだけ新鮮な空気が吸いたかった。よれたスーツで街を歩き出す。

「どうですか帰りに一杯?」・・・うるさい。

「オニーサン、マッサージィ?」・・・うるさい。

「さっ、キャバクラのご利用は?」・・・うるさい。俺の気は晴れない。俺の居場所この街にも無いのか。

ふと、ゲームセンターの前を通りがかり、気まぐれに自動ドアをくぐる。一時避難だ。

何年ぶりだろうか、ゲーセン

高校時代は、ストII予備校に通っていた時分は、バーチャファイター鉄拳。1フレーム単位の読み合い、思惑のやり取り、日々、開発される新しいテクニック。一度も話したことはない、「馴染み」の対戦相手の客たち。当時のオレはゲーセンには「何か」があるように感じられた。

就職した頃、馴染みだったゲーセンの前を通りがかると、「プリクラ屋」に変貌していた。UFOキャッチャープリクラの前にあふれる笑顔、優しさ。彼氏彼女。明るい店内。かつて「ギャラクシアン^3」が稼働していたこともある一階は、屈託のない笑顔に塗りつぶされていた。オレはゲーセンに行かなくなった。どのみち、時間もない。ゲーメストバックナンバーを処分し、俺はいしか社会人」になっていった。

このゲーセンは「プリクラ屋」ではないようだが、あの日の空気とはやはり少し違うもので満たされている。しかし、「行くあてどない、どこか弛緩した匂い」を感じとることはできた。「イラシャイマセ」ぎこちなく声をかける店員に反射的に笑顔を返す。まずは店内を一望してみるとしよう。

何やらロボットものの大型筐体の前を通りがかる。少し興味をそそられるが、こういうものをやり込む根気が俺にはもう無い。

レトロゲーム100種類が遊べます!」・・・いまさらパックマンペンゴでもあるまい。俺に懐古趣味はない。

鉄拳シリーズの筐体の前で足を止める。少し懐かしい気がした。だが、俺の知っている「鉄拳」とはすでに大きく異る別物のように思えた。「鉄拳」のインストラクションカードを眺めていると、学生風の二人連れがコインを入れ、CPU翻弄し始めた。

ぼーっとその鮮やかな手際を眺める。俺が彼に追いつくにはいくら必要だろうか?楽観的にみて、一週間の事前研究と、数ヶ月間に30,000円ほどの資本投入というところか。俺はそれほどゲームが上手いほうではないから、どうにか勝負らしくなるにはそんなところだろう。

しかし、仮に勝負になったとして、その先にあるものは何だろう。さらなる研究と、技の正確さの向上、日々開発される新しいテクニック。俺にとって新しい体験は無いように感じられた。しばらく画面を眺め、その場を立ち去った。

気がつくとまた入り口付近に来ていた。「音ゲー」と呼ばれているものが固まっている一帯らしい。デイパックの太っちょが目にもとまらぬ勢いで両腕を繰り出し、画面中に降り注ぐバーを消している。俺はギャラリーの間に割り込んでしまったらしく、少しいたたまれぬ思いで脇によける。

しばらくギャラリーの後ろに佇んでいた。ふと、振り向くとそれはあった。ポップンミュージック。誰も気に留めている様子はない。こういうのが俺向きかもしれない。俺は「音ゲー」をやったことが無いが、気まぐれに、コインを投入した。

オッケーイ♪」不思議世界が展開しはじめた。ちょっと毒の効いたデザインキャラクターが画面を飛び跳ねる。明らかに若者向けのキャラクターたち。今の俺は擦り切れたようなオッサンだが、不思議と、彼らに受け入れられたような気持ちがした。

キャラを選択する。「オッケーイ♪」なんだか、少し楽しくなってきた。一曲目が始まる。どうもボタン対応がうまくいかず、隣のボタンを叩いてしまう。タイミングも合わない。バッシバッシとボタンを強打していているうちに終わった。

まりスコアも良くないが、二曲目が選択できるようだ。どういうルールかまだ把握していないが、命拾いしたらしい。続いて二曲目を選択する。

やはりボタンを強打してしまう。これは良くない兆候だ。手前の緑、赤、緑を意識に入れ、ほかを「例外」として扱うようにイメージを切り替える。少し押し間違いが減った。余裕が生まれたせいかタッチも少し柔らかくなる。まだタイミングがあわず目押しのコツを探っているうちに終わる。やはりスコアはあまり良くないが、不思議と楽しくなってきた。

そうこうしているうちにゲームが終わる。続けざまに2コイン目を入れる。「オッケーイ♪」俺たち、もうフレだよね。そんな感じ。また少し、心が軽くなってきた。

2クレジット目はあまり上達を気にせずに、好きにボタンを叩いてみる。女々しくて女々しくてー、少年よ神話になーれ、つーけまつーけまつけまつげ。そういえばカラオケも何年も行ってなかったな。

3コイン目は入れず、店を後にした。深呼吸し、空を仰ぐ。まだ終電には間がある。一駅だけ歩いてみることにした。

ポップンミュージック、いいじゃないか

たまにはこういうのもいいもんだ。

スーツを肩にかけ、歩き出した。

2013-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20130309233920

残念なソフトウェア開発の現場は、沈みかけの巨大な船に乗った航海に似ている。

船底の穴から浸水必死でかき出しながら、どうにか進んで行く。そういう航海だ。

船のどこにどれだけ浸水箇所があるのかは分からない。

ある穴を塞ごうと船底に板を打ち付けたら、

それによって別の場所に新しい穴を空けてしまったりする。

船の構造はあまりに複雑で、膨大な部品の間にどんな依存関係相互作用があるのか、

誰も完全には把握していない。

それは、はるか昔に組み立てられた太古の船で、

構造把握の手掛かりは、代々伝わる不十分で不正確な古文書だけなのだ

新任の船員は、出た水に対してとにかく手当たり次第に対処した。

どんな物でも使い、徹夜で穴を塞いで回った。

ひたすら大きな声で号令を出し、

いかに早く穴を塞ぐかが、船員の間で競われた。

何人もの船員が過労と心労で倒れ、

航跡には水葬者が点々と残された。

船員たちが経験を積むうちに、浸水するのは船室の新しく手を加えた部分だと分かり始めた。

船室の改装作業の一部でよく穴を空けてしまうらしい。

そこで彼らは、改装作業を終えた時のチェックリストを用意する事にした。

穴を空けていないかの確認事項をリストに列挙し、

作業の後にそれを読んで各部を確かめれば、

穴を空けたままにしてしまう事は無くなるだろう。

しかし、浸水はあまり減らなかった。

穴を開けてしま作業パターンは膨大だった。

それが船底だったら・機関室だったら・客室だったら・甲板だったら・竜骨沿いだったら・板だったら・柱だったら・ドアだったら・蝶番だったら・ドアノブだったら……。

不思議な事だが、ドアノブを直しても浸水する事がこの船にはあった。事例が少なくて原因は良く分かっていない)

チェックリストの長さは、すぐに人が把握できる数を超えた。

複雑な船に対するチェックリストはそれ自体複雑になってしまったのだ。

浸水して沈みかけた船の構造を反映したチェックリストは、

それ自身浸水して沈みかけになった。

船員達はやがて、修正する部品を仮組みして水槽テストするようになった。

事前に水漏れが無いかをテストしてから実際に船に取り付ければ、

部品が新しい水漏れの箇所にはならないはずだ。

それでも、浸水はなかなか減らなかった。

まず、水槽と実際の大海原とでは、

水圧や比重やその他もろもろの条件が大きく違った。

また、既存部品と新しい部品とを取り付ける境界部分そのものについては、

やはり実際に取り付けてみないと分からない部分も多かった。

何より、部品のものが既に複雑だった。

それに対する事前のテストも、天候や波の高さ・潮の流れなど、

様々な特殊な条件を考慮する必要があり、

テストする項目も非常に複雑なものになってしまった。

テストが本当に妥当ものか、穴を見落としていないか、

誰にも分からなかった。

浸水して沈みかけた船の構造を反映したテストは、

それ自身浸水して沈みかけだった。

ある時、水平線上に別の真新しい船が見えた。

それは黒い小ぶりの船で、いかにも俊敏で頑丈そうな船だった。

自分達の乗る船が大波や嵐に遭って戦場と化している時でも、

その黒船は悠々と航海を続けているように見えた。

船員達の一部は、そんな黒船を憧れと羨望の眼差しで眺めた。

しかし、他の船員の一団は、

あの船は小さくて目新しいから、華やかで順調そうに見えるだけで、

俺たちのような信頼と伝統のある大型船舶とは違う、ヨット遊びみたいなものだ。

と、その船の小ささを馬鹿にしてみせた。

ある船員はその船の特徴的なマストの形状を真似て、

自分達の船にも似たようなマストを取り付けてみようとした。

しかし、船は俊敏にも堅牢にもならず、新たな浸水しか生まなかった。

それで結局、この船には今のやり方しか無いのだ、

という保守的な声が、船員達の間で支配的になった。

マストの取り付けが失敗するのを見ていたある船員は

「積荷信仰カーゴカルト)……」とつぶやいた。

その船員は、船に乗る前の学生時代から、小さなヨット作りに熱中していた。

最新の材料設計技法を駆使した小さなヨット自分で組み立て、海に浮かべて楽しんでいた。

自分ヨットが有名なヨット雑誌掲載されたこともあり、それが今でも誇りだった。

そんな彼が、今では大型船舶の穴埋めに奔走していた。

現実の足元で起きる浸水を、ひたすら塞いで回る日々だった。

ああなっていれば……こうなっていれば……そんな仮定が頭の中を何度もよぎった。

それでも彼は忠実に、言われるがまま、浸水を塞いで回った。

ある時彼は、比較的大きな船室の改修を任された。

久しぶりの新しい仕事に彼は熱中し、

自分の知識の全てを注ぎ込んで新しい船室を設計した。

上司がその設計を見たとき、彼の顔は曇った。

「このアタッチメントはなんだ?」

はい、それによって新しい部品既存部品と切り分けられて、

浸水がここより先に及ばないようになります

それに、今後また改修があった場合

アタッチメントの部分から丸ごと入れ替えることができます

「こんなアタッチメントなんて見たこと無い。

他と同じように作り直せ。

それにこの部分の文言はなんだ?」

はい、それによってこの部品使用箇所が限定されて、

他の部分で使われていない事が証明できます

「そんなの他の誰が読んでも分からないだろう。

これを見た客にも、何で今までと違うのか説明できない。

こんな文言は削って他と同じようにしろ

何でちゃんと今までと同じように作らないんだ?」

謙虚な彼は、ただうな垂れて、言われるがまま指示に従った。

彼は善良な人間だったので、自分のこだわりのために無闇に人と衝突するよりも、

職場雰囲気や他の船員達との関係を大切にしようと思った。

彼はそうやって、日々の仕事とどうにか折り合いを付けて、

船員稼業を続けていった。

大きな衝突も無く、仕事も手早かったため、

他の船員達からは頼りにされた。

ただ、週に一度の飲み会や船を挙げてのパーティーでは気後れを感じ、

自分の部屋に戻ってヨット雑誌を読んだり、

船の模型を作っていたくなった。

「皆さんの頑張りで今この船が航海できています今日はこの場の皆さんに感謝を込めて、乾杯!」

そんな乾杯音頭が、何だか空々しく聞こえた。

船底では、今も浸水を塞いでいる船員がいるのだ。

善良な彼も、つい冷笑を浮かべてしまった。

ある時、黒船が大きく進路を変えた。

目を見張るような素早い転換だった。

それから、船員達の集まり船長が怒鳴り込んできた。

「今すぐ黒船を追って進路を変えろ」

何でも、新しい大陸が見つかって、そこにたどり着ければ一攫千金だと言う。

「何が何でもすぐやれ。黒船に先を越されるぞ」

船員達は口々に、それは無理だと言った。

まず、ただでさえ浸水箇所が多くて、それを塞がないといけない。

進路を変えると負荷が掛かる部分が変わって、新しい浸水が無数に起こるだろう。

新しい部品必要だし、

それを作って水槽テストして長いチェックリスト確認して……とにかく無理がある。

「とにかくやれ。オーナー命令だ」

その日から、船上は戦場になった。

無理な進路転換とその影響で、新しい無数の浸水が生じた。

浸水が生じるとその原因を追究してチェックリストテストに反映する決まりになっていた。

まり浸水があるたびにチェックやテストが大変になった。

するとチェックやテストは消化不良になり、

浸水も見落としや誤魔化しが増え、

それがまたチェックやテストを難しくするという、悪循環となった。

船員の誰もが「これは無理だ」と感じていた。

船長はただ大きな声で怒鳴っていた。

ヨット作りの好きな船員も、一心不乱で働いていた。

しかし彼は、構造的にこの船が進路転換に耐えられないことを、

どこかで勘付いていた。

隣の船員が水葬に伏されるのを見送りながら、明日は我が身だと思った。

ある時、船室に大きな音が走った。

何かが裂ける音と、それに続く悲鳴のような音が船中に響いた。

船は船底から二つに裂けていた。

無理な進路転換のせいで、船体に大きな負荷が掛かったのだ。

もはや誰にも沈没を止められなかった。

船長やそのお気に入りの船員達だけは、

あらかじめ確保してあった専用の救命ボートでいち早く脱出していた。

しかし、一般船員向けの救命艇は不十分で、何よりそこに行き着く道も複雑で、よく把握できなかった。

多くの船員は、船と運命を共にした。

ヨット作りの好きな船員も例外ではなかった。

海の上に放り出された彼は、自分もこのまま死ぬのだと思った。

静かな海で、上司の怒号が聞こえないのが、ひどく幸福に思えた。

海のはるか向こうでは、黒船滑るように新大陸を目指して進んでいた。

僕はあの黒船を知っている、と彼は思った。

僕は知っている。あの船がどんな構造を持っていて、

どんな組織精神のもとに航海しているのか。

学生時代にも勉強したし、毎月のヨット雑誌でも扱っている。

僕はそれをずっと夢見ていたし、自分ヨット模型でも試してみたことがある。

僕はあの船のことをよく知っている。

ただ、この沈んだ船では、その知識が生かせなかった。

それは何故なんだろう。

黒船から目を離すと、周囲にはあらゆる汚物が浮かんで、

自分と同じように海を漂っているのが見えた。

彼は、パーティーの時と同じように冷笑を浮かべた。

理由はどうあれ、結局は、沈むべきものが沈むのだ。

それは真っ当なことなんだ。

あのままボロ船が航海を続けてしまった方が、

結局は、犠牲になる人も金も人生も多かったのだ、と。

きっと黒船新大陸に辿り着くだろう。

そこで目覚しい成果を挙げるだろう。

まれ変わったら、あんな船を作ったり乗る仕事に着きたい。

だが、この職業も同じ船乗りではなかったか

船が好きで、船に憧れて、この職業に就いたのでは?

それは間違った事なのか? 船が好きなのに?

疑問は尽きなかったが、冷たい海水ゆっくりと彼を殺していった。

最後の力を振り絞って水平線の黒船一瞥すると、

その優雅な姿をまぶたの裏に止めたまま、

船乗りの夢を見ながら、彼は死んでいった。

2013-03-08

今更だが街コンに初めて行ってみた

今回行った街コンは、500m範囲にある3店舗のお店を男女150人が40分ごとくらいに総入れ替えし、総当りという感じだった。

【申し込みから当日まで】

友人がサイトから申し込んでくれた。同姓でペアで申し込むそうだ。

女4,200円、男6,200円、とあった。このへんは街コンによって様々だと思う。

友人が事前に振込しておいてくれたらしい。

開催日の5日前くらいになると、サイト更新され、最初に行く店が公表される。

ランダムIDが店ごとにだ~っと書かれていた。

メールでお知らせとかではなく、自分サイトに見に行かせるあたりで少し、屈辱的な感じがしたのは私だけだろうか。

出会いたいんだったら大量のランダム8桁のIDから自分ID探してみろよぉプギャみたいな)

街コン出会いなんてあるわけないよね~なんて話しつつ、何着てけばいいんだよ~なんて

浮き足立ってみたものの、頭につけた控えめな黒い葬式のようなリボンバレッタ

私みたいな不細工が「こんなリボンつけて街コンどんだけ意気込んでんだよ」と思われるのが

大層恥ずかしくなり、出発2分でそっとカバンしまった。

【当日】

会場に開始ギリギリについた。街コンは15時から18時まで。お店の開店前にやるんだね…

受付の若い男性たち(学生かと思ったがあとから聞いたら違った)のリア充臭が半端ない

ジャストサイズネルシャツの腕をまくり、こなれた感じで受付をしていく彼らを見ただけで敗北感がすごかった。

こいつら、私のことバカにしてんだろうな、、と当たり前のことを改めて悟った。

名前を告げると、3店舗の案内地図と紙製のリストバンドが渡され「お席は...(苦笑)、この、手前の、ここです(苦笑)」

と近くのテーブルを指定された。

この店舗は1階、地下1階とわかれており、メインは地下だった。地下は男女ががやがやと座っており街コンしかった。

1階の10席くらいだけのコーナーには、綺麗に女子が横並びで2組座っていた。男子はいない。

そこに私達も案内された。来場順に地下から案内しているっぽく、ギリギリに来た我々はここ。そして男子は遅れている、とのこと…。

やっと来た街コンで、案内された席が男子のいない席である。いきなりコレである

告ってもないのに振られた気分。運命と書いてサダメだよ、、そういって友人と慰め合い、

男子もいないのに横並びで待つのはあまり屈辱的なので向かい合わせに座って、リア充運営者の乾杯コールに合わせて静かに乾杯した。

食に走っていると我々とペアの?男子がやってきた。この街コンは指定された人たちと一生懸命時間いっぱいまで

話さなければいけないシステムで、1店舗で1組、司会が気がきいて頑張って席替えを促せば2組と話せるシステムだった。

クラブのように「ちょっとトイレ~」などといって交わしたりできないのである

坊主デブ街コンなのにマスク外さない+明るい水色のパーカみたいな人とペアになった日には、もう合掌するしかないシステムである

男女ともにそう思ってるだろう。

会場には、ちょいぽち女子(ヒョウ柄の大判ストールを頑なに肩からかけ、シルエットが岩のようになっている)系と

今日ワックスつかってみましたwww」みたいな30手前の男子が多かったと思う。

服装は大体、太くも細くもないデニム+パーカか、太くも細くもないデニム+配色のおかしアーガイルセーターみたいな人が多かった。

時間が経つと、リア充が「それではまもなく移動の時間ですので~アドレスを交換してください~~~」などとマイク叫び散らかす。

戦慄が走る。余計な事言うのはやめてくれよぉ。でもここで感じたことは、LINEはいい。

ID検索から、またはふるふるで友達になれば、電話番号もアドレスも教えなくていいし(分からないし)帰ったらブロックすれば良いだけである

電話番号交換からLINE友達追加はしないように。

会場には、岩城滉一に憧れてます!みたいな40歳くらい男の人とかがいた。

一番目が離せなかったのが、白いタートルネック(綿)に黒いデカジャケットを着た、ヒョロヒョロの地味な童顔男性である

最初競馬騎手開会式からそのまま来たかと思った。その人から出る武豊感がすごい…。

そういうわけで、お話した人たちとLINE友達になり帰ったのでした。「このあと飲みに行かない?!」なんて何人かに言ってもらえたりもしましたが、

もう疲れて一緒にいった友人とケーキ食べて帰ってきました。

【結論】

街コンは一回の合コン代で10人弱と話す機会があるので、効率はいいかもかもしれない…出会えたらラッキー程度で。

男の人は、あれで6000円7000円取られるのは高いと思う。。

2013-01-11

とりあえずビール団塊世代。とりあえずラッシーゆとり世代

自分若いとは思わないけど、会社で同年代飲み会をしたときお酒の注文時に「とりあえずビール」の空気はなかった。

私は必ず梅酒ロックだし、他の人も飲みたいものを頼む。

四つ年下(成人しています。)の飲み会に参加したときも同じ空気だった。

「とりあえずラッシー」の嵐。それお酒じゃない!と言う突っ込みはさておき思い思いのものを飲む。

最初乾杯だけでもビールで」とは誰も言わない。

年配の人が多い飲み会だと「とりあえずビール・・」「最初だけでも・・」「コップに入れるだけでも・・」と、ビールを注がれる。

そんな話をしたら親と同じ年代部長が「もう若者が何を考えているかからないなぁ」と驚いていた。

お店のことを考えると注文はまとまっていたほうが楽なんだろうけど、やっぱりお金を払うなら、時間を消費するなら最初から好きなものを飲んで過ごしたい。

2012-08-18

ホスト弟子 3時限目

高級時給に釣られ、ホスト店で厨房バイトをしはじめてから、この水曜日でちょうど1ヶ月が経った。

みんなの前でよっぱらって、思わず彼女が欲しいと叫んだらナンバー1の耳にはいってしまった。ナンバー1の翔さんは、僕をモテさせるために弟子にしてくれるという。僕は何も解らないまま、ホスト弟子になった。

ナンバー1の修行の日々は非コミュ自分にとって、あり得ないくらい刺激的でしんどかった。しかし、着実にコミュニケーションの作り方を叩き込まれた。

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(前回、前々回の様子はこちら)

(1時限目) http://anond.hatelabo.jp/20120812171545

(2時限目) http://anond.hatelabo.jp/20120815224711

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まあ、ホント色々あったが修行の成果のおかげなのか、女性と話すのにびっくりするほど抵抗が無くなっていた。

(相変わらず、長い時間女性と話すのは無理なのだ・・・

そして昨日、師匠の翔さんからホスト弟子」の最後修行を受けた。

「まぁ、この1ヶ月いろいろ教えて来たけど、お前たくましくなったよ。で、今回で最後修行卒業試験だな。俺の知り合いの大学生の女に4人あつめといてってお願いしたか金曜日にお前の友達誘って合コンしてこいよ。あ、もちろんタダ合コンで遊べってことじゃなくて、一応修行からな」と、言うと翔さんは1枚の二つ折りのメモ書きを渡した。


課題:ここに書いてある事を絶対に守れ。」と表に書いてあった。中を見ようとすると・・・

「あ、当日まで見るなよ。財布にでも入れてしまっておけ。」

と言い残し、去って行った。僕は、超中身が気になったが、ここで翔さんの言いつけを守らないと今までの全ての努力が無くなりそうだったので、言われるまま財布にしまって忘れる事にした。

そしてあっと言う間に昨日(合コン当日)が訪れた。


男子メンツは、僕、高校時代同級生のザッキー、同じ大学学部ハルキくんとマッキーの3人をかき集めた。僕の数少ない友達のなかで極力、顔が良くて非コミュじゃないメンバーを揃えた。ハルキくんに至っては、学部に入ってから3回くらいしか会った事ないけどな!

翔さんは来てくれるのかと思いきや、「頑張れ!」というメッセージが来ただけだった。


向こうの女子が到着する前に、僕は翔さんから貰った課題の紙を広げた。

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課題

1)できるだけ友達は顔の良い奴を揃えろ。

2)全てに気を配れ。店の接客と同じと考えろ。

3)集まったメンバーの中で、一番可愛く無い子と話せ。

4)可愛い子はどうせ他の奴が話したがるから放っておけ。

5)濃い酒は呑むな。レッドアイかシャンディガフにしとけ。

6)可愛くても合コンでは口説くな。全員とまんべんなく話して、場を作れ。

7)無言をつくるな。他のやつが話してるときは、間が切れた時用に何を話すか考えておけ。

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1)は、当日に見たのなら間に合わないだろ!と突っ込みつつも、なんとか集めておいて良かったと思った。それ以外は、まあ気を使えってことかなと思っていると、女子チームがやって来た。あ、結構可愛い子がそろってる。。。僕らはテンションが一気に上がった。

あいてのメンツは以下の4名

キャバ嬢っぽい感じの南明奈似の幹事の子(以下:アッキーナ

・今回一番可愛いと思われるAKB柏木の子(以下:ゆきりん

女子サッカーの川澄似のショートカットの子(以下:カワスミ)

・地味系な木村たえ似の子(以下:タエちゃん

そして、神楽坂の地下にあるレストラン合コンは始まった。乾杯自己紹介を終わらせると、4:4に別れて話し始めた。僕とマッキーのテーブルに来たのはゆきりんタエちゃん、だった。隣のマッキーテンションが舞い上がっているようで、必死ゆきりんに話しかけていた。


僕は話に乗り切れていないタエちゃんに話しかけた。タエちゃんはこういう場にはあんまり来た事がないと言っていた。自分合コンは初めてと伝えるとホッとしているようだった。僕は、自分の話をしすぎないように、細心の注意を払いながらタエちゃんゆきりんマッキー、みんなに話を振っていた。


その後は、僕は師匠課題を着実にこなした。飲み物が切れていれば、すぐにメニューを渡す。料理を取り分ける。空調が強かったので、ひざ掛けを渡す。話題のなくなりそうになったら、話題を補給してもりあがったらバトンタッチ。隣のテーブルと席替えをしつつ、ありとあらゆるものに気を配った。正直、どの子が良いとか、話したいとかそんな余裕は全く無かった。楽しい時間というよりも、バイトの延長線のようだった、

あっという間に2時間が過ぎ、1次会は終了。2次会として、近くの居酒屋に全員で行った。お酒の力も借りてか、まわりは良い感じになっているようだった。アドレス交換をして、解散。僕はヘトヘトになりながら、帰路についた。


そして、今朝。というか、さっき。おそら人生で初めて女の子からメールをもらった。

「昨日はお疲れさま。本当にたのし飲み会だったね!あのあと女の子で話したけど、僕クンが、一番人気だったよ。モテるね!!今度はみんなでバーベキューやりたいな。また遊ぼう!」


ホスト弟子 おわり〜

と、言うかマジでビビってます。ありえん。

2012-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20120807003118

そしてそれって、社内の飲みニケーションというか、同調圧の高い場での役割だよね。

からビール嫌い=同調圧に従わない人間、ってイメージなのかもね。

ビール厨=体育会系

飲み会やるとまず乾杯入るじゃん。

同調って言うか、とっとと開始しますよー!って時短のために「とりあえずビール」。

貸切なんてせいぜい2時間とかで区切られてるのに、飲み物来ないと料理も揃わん。

席着いてからみんなの飲みたいもの聞いてると、混んでる時間帯だったり店によっては揃うまでえらい時間かかる。

からとりあえずビールにしとけば、ボトルとグラス適当に持ってきてさっさと足並み揃って楽なんだよね。

最近は体質的お酒本当に駄目な人と、ビールだけは…って言う人いるから、お茶ピッチャーで頼んどけば、これも結構すぐ来る。

乾杯はそれでしのいで、後は好きなもの飲んどけばいい。ほかの好きなお酒頼むもよし、ノンアルコールがんがん制覇するもよし。

ビールが飲めない、ビールが嫌いが駄目というより、それが原因で宴会の進行に遅滞を招くのがたぶん反感買うところなんだろうな。

 

ちなみに、普通ビールが駄目な人はライトビア(コロナとか)どうだろう。ライム入れると本当に飲みやすかった。

そのおかげでビール駄目だったけど、コロナライムビール開眼したわ。

http://anond.hatelabo.jp/20120807001933

そ、そうかw

それは難儀だね。

うーん確かに、野菜とかでも嫌いって言うやつには、なんで? って聞くかもな。

じゃあ、なんで? に対するいい返しを考えなくちゃならんのか。

・うーんなんか飲めないんですよーw

アサヒキリン)だめなんですよーw

・あー、生ダメなんですよーw

・あー、焼酎ワイン)のほうがすきなんですよーw

お酒自体あんま好きじゃないんですよねーw


うーん、お酒嫌いっていうとコドモ舌言われるのは仕方ないのかもですね。

それがビールであれ日本酒であれ。

ウニ嫌い、アワビ嫌い、ナスが嫌い、ワサビ嫌い、ショウガ嫌い、ナマコ嫌い、そういうのと並んでお酒嫌いっていうのも世間では子ども舌に含まれちゃいそうだ。

不本意かもしれないけど、聞き流すしかないのかな。

馬鹿にされたり強引にすすめられるのはちょっと困るけどね。

こども舌って言われないいい言い訳あるのかしら。

追記

ちょっと考えてみた。

ビールって乾杯用、最初に注文して足並みそろえる、労働者飲み物、的な役割があるよね。

そしてそれって、社内の飲みニケーションというか、同調圧の高い場での役割だよね。

からビール嫌い=同調圧に従わない人間、ってイメージなのかもね。

ビール厨=体育会系

2012-07-09

「甘え」とか言っちゃう人って・・・

http://anond.hatelabo.jp/20120708012040

俺が幹事やった時、烏龍茶またはソフトドリンクでの乾杯もOKにしたら、それが気に入らなかったらしく、社会人としての在り方を数十分説法された。

こういう行動も潰しちゃうの?社会をずっと厳しいものにしておきたいの?

2012-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20120708091538

心配しなくても、こういう慣習って30年くらいのスパンで変わっていく。

いまなら10年くらいかな。 文句言うだけなら、黙って待ってろガキ。

今すぐ、自分の力で変えたいなら、いろいろ考えて上の人を納得させてみるこった。

そしたら立派だってほめてやるから

誰かに、褒められたいわけじゃない。

それに、嫌なことを嫌というのが、行動じゃないの?

なぜ、それだけじゃダメなのかがわからない。

例えば、最初乾杯の件もそうだけど、実際に、

俺が幹事やった時、烏龍茶またはソフトドリンクでの乾杯もOKにしたら、それが気に入らなかったらしく、社会人としての在り方を数十分説法された。

こういう風に、烏龍茶ソフトドリンク乾杯をOKにしたら、あなた自身も同じように、説教するの?

何が気に入らないの?それこそ、ちゃんと言わなきゃダメじゃない?

体育会系クズがやさしい社会を殺してる気がする

困ったことに、こんな奴に限って、社会とやらは案外重宝したりするんだ。もちろん、おとなしく声を挙げない奴も問題なんだろうけど、

いい加減、こういうの止めにしないか

誰もが(大人しい奴も騒がしい奴も)普通に、楽しく生きられる社会になってほしい。

デート約束があったら、普通に早く帰れる社会になってほしい。

飲み会や食事会で自由に好きな物を食べたり飲めたりできる社会の方が楽しいに決まってるじゃないか

体育会系楽しい社会全然楽しくないよ。

俺は息苦しいよ。もっと、いろんな奴にやさしい社会になってくれよ。

嫌なことは嫌って言おうぜ。俺も言うから

2012-01-21

咀嚼音が聞こえる飲み会にて。

文芸部を、大学3年の夏に退部した。


私の大学文芸部は強豪や有名とは程遠い。

年数回、小説製本してはいものの、

おたく仲間を探しに入部した部員ほとんどだ。

部室は日々マンガアニメ小説の話題で溢れていた。

何のアニメが、このマンガが、と部員は常に自分世界に入って語る。

有名なものしか知らない私にはついて行けなかった。

大学学部など共通の話題をふっても、結局また私の知らない小説マンガで盛り上がる。

自分言葉表現出来ないが、心に何か嫌な気分がこの時芽生えた。

何も変わらないまま、秋が来た。卒業生が来て飲み会を行う行事がうちにあった。


飲み会担当の先輩により、会中におたく話が禁忌となった。

みっともないから、だそうだ。

同意だ。

大学生にもなって、卒業生が来る飲み会サブカルチャーだけの話題しかできないのは情けない。

会が始まった。

葬式のようだった。

乾杯以降、聞こえるのは皿を置く音、咀嚼の音、注文のピンポーン。

常に自分世界趣味しか話せない人間趣味をとったら何もない。

驚いたのは、会中にポケモンをし始めたり、

ワンセグを見始めたりする人間もいたことだ。


私はこのような人間になりたくない。

こんな人間味のない人間ではない。


入部当初芽生えた気持ちを、その時やっと形容する事ができた。

私なりに、話を続けようと頑張った。大学の話や今と昔の部活など、身近のものから、悩み、夢、恋愛話など。

コミュ力が無い私だが、お酒の力もあって驚くほどに話す事ができた。

一生懸命話したら、相手も乗ってくれて、話をしてくれた。

卒業生と個人的に遊びにいく、という仲になった。

少なくとも私のテーブルは盛り上がったと思う。



また、同時に私はこの文芸部に見切りを付けた。

趣味しか話せない人間が、小説で何を書けるのか。

目の前にいる人すら退屈させる人間が、読者を楽しませられるか。

所詮このような人間は、どこかで聞いたようなセリフを切り貼りした小説しか書けないと思う。

2011-10-08

人の気持ちを考える

人の気持ちを考えない人っているんだね。

これまで人の気持ちを考えるのって、当たり前のことと思ってたんだけど、そうでもないらしい。

大多数の人は考えている、と思っているけど、人の気持ちを考える意味が分からない人種もいるんだ。

考えてみれば当然っちゃ当然だけど、自分の一方的な決めつけにこの歳になって気づかされた。

確かに考えたところで分からないことを考えても意味がない、っていうのは正論にも思えるけど根本的に受け入れられない。

人の考え方は自由、「人の気持ちを考えろ」という至極当然(だと思ってきた)教えも、人の気持ちを考えない人からすれば、それこそ「人の気持ちを考えない」人の気持ちを考えない、一方的な押しつけでしかないんだ。

この事実に気づかされて、驚愕、目から鱗の気分だった。

これまで自分が生きてきた環境って、「いい」環境だったんだなー

自分の温室育ちと純粋さに驚かされる。お嬢様だな、自分

絶望するでもなしに、気づけば数年の付き合いになる同僚が自分にとってのエイリアンであることに気づけたことと一つ賢くなれたことに完敗、いや乾杯

考えようとする、頭が少しでもあればいいんだけどね。

2011-09-03

結婚したいけどできない高齢独身と出かけた

要するに「恩師」になるんだろうなぁ、という人と出かけた話。私の2周り上。

とても乗り気じゃなかったんだけど、まぁお世話になった人だし・・・と誘いを断れなかった。

久しぶりに最悪な一日だったのでここにはき出してみる。


何度か連絡取っていたんだけど、先日ちょっとしたことからまた連絡を取るようになった。

事務的連絡が主だったはずなのに、だんだん日常の話が混ざってくる。

しかしとても一方的で、句読点や読点があまりない。とても読みづらいメール

こちらが返信しなくても続々来る。少し恐怖を感じた。

  • 日時の決め方

「○月×日はどう?」→「その日はちょっと・・・。予定を調整しないとモゴモゴ」→「○月△日□時、A駅B口で会いましょう」→面倒なのでそれでOKした

  • 当日

私は駅の改札の少しずれたところにいたんだけど、相手は改札真っ正面にいた。

おはようございます」と挨拶すると、「ヤッハーーーーー!!!増田さん!!!」とハイテンション

それはまるで田舎に行った時のじーちゃんの反応。死んだじーちゃんを思い出した。

展示会場まで歩く。展示はとてもよくて、まるまる2時間かかってしまった。

まり興味はなかったけれど、仕事柄行っておいて損はなかった。

  • 展示見終わった後

「ご飯でもしようか」ということになり、「そうですね~」と、とりあえず歩くことに。

しかし古い町並みを歩くだけで、ご飯の場所を探しているのか心配になる。

15分ほど歩き、古びた喫茶店のようなところで「一休みしよう!」ということに。

ご飯あるんだし、と思い、飲み物だけにするが、相手はがっつりセットもの注文。

前に「仕事する上で参考になる本を教えて欲しい」とチラッと言ったことがあったが

(「悩みがあるの?アドバイス欲しい?」とうるさかったので)

お薦めの本だけど」と話す内容は、仕事と無関係。それを延々熱弁。

そして家族の話や、仕事の話をする。しかし以前とほぼ同じ内容なのでつまらない。

お腹すいたなーと思った頃、「行こうか」と。

やっとご飯かー と思うもつかの間。「中途半端時間だね」ときた。え?何に中途半端?と思ったけれど、流す。

実はこの日、体調がよくなかった。なのであまり歩きたくなかった。靴だってパンプスだったし。なので既にフラフラ

その後1時間歩き回る。どうでもいい話と共に。

美術館、好き?」ときかれ、「美術館は興味がありません」とハッキリ言った。もう歩きたくない。

しかし、たどり着いた先は美術館。なぜ??しかヌード系もあった。

結局2時間歩き回った。もうぐったりだ。時間はいつの間にか夕方になっていた。

お腹空いたね」と、目に入ったお店に入る。もちろん飲み屋

ビール乾杯おしぼりで顔はモチロン禿げ上がった頭も拭き拭き。何かの人形みたいだ。

相手ぐびぐび飲む。私、体調悪くてあまり進まないのに、「なんで飲まないの?なんで??」とせかす。

なんとか1杯飲むと、「俺次これ飲む~♪」と上機嫌に追加オーダー。私にもしきりにお酒を勧めるので、仕方なく飲む。

料理はするのか、とか、休みは何しているのかとか、とにかくプライベートな話題が多かった。

適当に濁したが気分は良くなかった。一体なんでそんなことをきくのか理解できなかった。

食べ終わり、会計になった。生憎丁度良い札をお互い持っておらず、結果的に割り勘。5000円。

「次行かない?」と言われたので、疲れ切っていたこともありお断り。

すると、店の外で解散。駅は見えないし私は土地勘が全くない場所。それは相手も知っているはずなのに。

仕方がないので携帯GPSを使ってどうにか帰宅。駅まで30分近く歩いた。

余りにも勝手すぎる一日に腹が立ち、お礼のメールは送らなかった。

  • 後日

「先日は楽しかったね~~」みたいなメール。ああそうですか。

「次は映画行かない?おすすめある?」ときたので「映画館は苦手です。疎いのでおすすめもありません」と適当なことを返信。

すると「では調べるので一寸待ってね」とのこと。

「あーだこーだでしばらく会えません」と返信すると「了解」とたった一言の返信。

その後、メールが来ることはなくなった。


以前、「僕と付き合わない?アハハ」と言われ、冗談だと思っていたけれど、あれは冗談じゃなかったのか。

父親と大して変わらない年齢の人と付き合うなんて私にはありえないこと。

なんだかとてもガッカリした。恩師がこんな人とは思わなかった。

温泉行かない? とか、とにかく色々言われたけれど、冗談だろうな~と思っていたのに。



上手く言えないけれど、この人は一生独身だろうな、と思った。

恩師だけれど、これからの付き合いは少し考えることにする。

それにしても、恋愛経験が少ない(と思う)とか、女慣れしてない(ように思う)人って、

なんで予告なく長時間長距離歩かせるんだろうか。

最初から言ってくれれば体調や靴や服装を考えるのに。

2011-07-30

おいボケネトウヨども

俺様ものすごい正論言うから聞け

嫌ならフジテレビ株買ってトップの株主になれ

嫌なら大企業作って大物スポンサーになれ

嫌なら広告代理店作って自分でブームメントを企画しろ

その努力を怠り放送の不満不平を言うお前らの情けなさに乾杯

無理だったら文句を言うなあきらめろゴミクズども

2011-07-04

anond:20110703214821

うーん、まとめると、

空気なんて読まないで好きなもの注文しなはれ

・それができないときは、乾杯後、誰か飲める人にビール押しつけなはれ

ということかな。

しかし、意外とビール嫌いな人が多いのには安心した。

なぜ、あんなにビールCMって多いんだろう???みんなそんなに大好きなの???

って思ってたから、安心したわ。。。

http://anond.hatelabo.jp/20110703214821

自分も同じ。ビールだけは全く飲めない。他の酒は日本酒だろうとウイスキーだろうとチューハイだろうと

カクテルだろうとハイボールだろうとワインだろうと何でも飲める。

とにかくビールけがダメ。あの味が気に入らない。あんなものを飲む人の気が知れない。

まあそれはともかく、自分場合

まあ通常はソフトドリンクまでだが。車で来てるとか飲めない人いるから、ソフトドリンクが注文できないことはないだろうし。

もしビール以外の注文禁止ならその場で絶縁する。つーかそいつらの首締めて殺す。

2011-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20110703231849

横だけど、ビールが飲めなくて必死だな。という印象を受けた。

一応周りに合わせて頼んでおいて乾杯だけ少し付き合って、飲めないんスよ!飲んでくれませんか!みたいなスマートな逃げ方ってできないものかね

結構そういう奴見るし、飲める奴って男女限らずグイグイ飲める方がカッコイイみたいな幼い価値観あるから

飲んでくれ!って任されると オイオイーwとか言いながらもちょっと嬉しそうに結局飲んでくれちゃう。

2011-05-20

未来ルームで踊ろう

仕事くらいしかすることがないけどね

今んとこ相手も思い浮かばないけどね

シャワーあびたら乾杯しよう

キューピッドの入り江より、断然未来ルームがいい

君もそう思うよね

未来ルームで踊ろう

2011-04-23

ブーツってエロいよな。

すらっとした足にすらっとしたブーツな。

ニーハイタイハイはまだ主流じゃないけど、来年流行る。ぜったい流行る。

そんで俺はそのエロさで溶ける。

乾杯

2011-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20110403174944

なら一つ例を教えよう。

地震直後、発電所にいた東電社員はどうしたか。

彼らは真っ先に逃げ出し、郡山あたりに移動し、夜は居酒屋乾杯をしていたそうだ。原発をほっぽりだして、だ。

有名な話だから少しググってみるといいよ。彼らが応急措置をしていたら、こんなことにはならなかったそうだ。

これはこの社員人格の問題じゃない。そういう教育をしてきた会社の体制に問題がある。だから東電は叩かれる。

2011-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20110110201631

  • 99.9%が正しいとして、それを成立させるための条件
  • 「だよなあ」君の出現回数

などを見てみると、ますます元増田が哀れに見えてくる。

しゃべっていないつもりで、様々なことを暗黙のうちにしゃべり、哀れみを一手に引き受ける。

そんなステキ元増田完敗乾杯

2010-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20101230202925

・・・と、わざわざ数秒の時間をかけてまで律儀に返信する貴女に乾杯

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