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はてなキーワード: 中村哲とは

2019-12-05

はちま起稿かいゴミサイトは恥を知れ

ホストメッタ刺し事件高岡由佳被告日本帰化した中国まれだと判明!被害者ホストは500万円で示談に応じる」

→この事件中国まれは全く関係ない。ただの人種差別

アフガニスタン活動する医師中村哲さん、銃撃されて死亡 過去発言憲法9条が僕らを守ってくれる」が話題に」

→亡くなって日本全体が悲しんでる状況で、過去発言を取り上げて死人に石を投げるようなタイトル中村哲さんが亡くなったことよりも9条信者は頭がおかしいということを伝えたいネトウヨ思想丸出し。

2019-12-04

ネトウヨが亡くなった中村哲さんまで叩いてるけど

こいつらには人の心がないのかな。それか社会性を欠如してるのか。

なんだ、中村哲って反アベの左翼か。

2014-03-09

入学生へ。

借金を繰り返して経済的な余裕がないことを知りながら献金させたのは不当として、川崎市40代女性宗教法人神慈秀明会」(本部・滋賀県甲賀市信楽町)と代表者らに約2000万円の損害賠償を求めた訴訟判決が25日、京都地裁であった。中村哲裁判長は「(献金の)勧誘行為社会的に相当な範囲を超えて違法」として660万円の支払いを命じた。

入学シーズン学内外に宗教のひとが潜んでますので

入学生は気をつけてくださいね東京にもいっぱいいます

http://anond.hatelabo.jp/20090504163059

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090504163059

2009-11-15

823 名前:Trader@Live! メェル:sage 投稿日:2009/11/12(木) 17:36:33 ID:MRPuK3ks

NHKラジヲさっき@ペシャワール会代表 中村哲氏のコメントより抜粋

アフガニスタンでは来年春から夏に掛けて外国人が立ち入れない事態になる

・その為に年内に(現地での)案件を片付けられる準備を進めている

・撤退では無いが一時撤収するかもしれない

戦争前には殆どなかった麻薬栽培が空爆開始から劇的に増えた

・数万人の市民空爆犠牲になりその子供たちが現在成人になっている

麻薬を栽培できる地域はまだマシで全土で仕事が無い状態

・その為に地方経済状態は最悪、都市部でも身の安全の保証は無い

そんな所に派遣される一般市民の皆様に・・・なんと言えばいいのか

ペシャワール会来年は撤収するしか無い状況になるほどの泥沼らしいので

コネのない組織を外国人すら入れないような国に送ってどうなるのか

とりあえずまだ続いてるのでラジヲ聞いてみてください

2009-07-31

ワッハ上方の闇 まとめ

ワッハ上方の闇5

http://anond.hatelabo.jp/20090731035245

の続き。

ワッハ上方が開館した平成8年以降、府議会では

吉本興業に支払う賃料の高さについて、

自民党の奴井和幸氏、梅本憲史氏、

共産党塩谷としお氏、阿部誠行氏、小林徳子氏、

民主党の西脇邦雄氏、漆原周義氏、松田英世氏、中村哲之助氏、

公明党清水義人氏

が、また赤字運営や入館者の少なさについて、

自民党の東徹氏、

共産党西原みゆき氏、

公明党山本幸男氏、

が府を問いただしている。

ところが、橋下知事府知事に就任した平成20年以降、一部会派は突然掌を返し、橋下知事が進めようとしている「賃料削減のためのワッハ上方移転」に反対したり懸念を示したりする。

例として、反対意見を述べた議員の発言を引用する。

公明党の八重樫善幸氏

 現在の賃借料は、庶民感覚からすると確かに高いとは思いますが、もし当時起債して建設していれば、府にとってもっと大変な借金として残っていたことでしょう。

 私は東北生まれですが、大阪人にとって最も大阪人たらしめている世界最強の資質、よいことも悪いことも、つらいことも難しいことも、すべて笑いで乗り越えていく、お笑いというすばらしい文化を世界のどこにもないすばらしい資料とともに残し、また誇りを持って子どもたちに引き継いでいく、ワッハ上方という遺産を残していっていただきたいとの願いを込め、改めて知事に質問をさせていただきたいと思います。

公明党清水義人氏

 それから、またワッハ上方は要らないという一部の有名タレントの方の発言があったと聞いておりますけれども、これはプロアマ問わず、大阪から劇場が次々なくなっている、そんな中で発表の場に困っている次の世代、次代の演芸演劇界を担う若者とりまして、このワッハ上方、大変重要な施設になっています。

 大阪の文化を担う人材の育成を図ることは、府文化振興条例の基本理念です。ワッハ上方は、その場であると考えますが、どうお考えでしょうか。

 それから、寄贈資料の保存、展示は必要だと、ライブラリー機能はそのまま移転すると、このようにおっしゃっておりますけれども、これら貴重な資料は、ワッハ上方理念に賛同された在阪の放送局府民プロダクションの方々から寄贈していただいている。現在指定管理者であるNPO法人ニューウェーブ大阪--在阪民法六社でつくられておりますけれども、この公益性、公共性を重く見て実は設立された。こうした経緯から移転縮小となりますと、こうして提供、寄贈していただいた資料の返還ということも起きてくるのではないかと。これでは、展示機能、ライブラリー機能を残すという府の計画は破綻いたします。ワッハ上方も、そうなるということも想定されての判断だったのか、お伺いしたいと思います。

共産党山本陽子

二条には、大阪市中央区難波千日前に設置する大阪府上方演芸資料館において、営利目的としない上映または再生に限り使用することができるとあります。学芸員を置いて、笑いという上方伝統文化を恒久的に後世に残すため、大事にすべき施設だと思っています。関係者とも十分話し合っていただいて、一方的な移転縮小は見直すことを要望しておきます。

共産党堀田文一氏

 千日前からワッハがなくなるという報道の後、全国各地の学校から、来年修学旅行のコースに組めるのかなどの問い合わせがきています。道具屋筋商店街での一日商売体験とワッハの見学が、修学旅行のコースにもなっているからです。ワッハが、道具屋筋などの商店街と協力してミナミに定着している事実は貴重です。この事実知事は御存じですか。

共産党小松久氏

 第二は、青少年府民の文化活動などへの公的支援の放棄です。国際児童文学館大阪センチュリー交響楽団ワッハ上方青少年会館、ドーンセンターなどへの知事の対応は、大阪で培われた歴史や文化などへの攻撃そのものではありませんか。

共産党宮原威氏

 問題は、委託料一億三千万円、吉本興業への賃借料に二億八千万円、計四億一千万円の大阪府の負担でした。知事は、ワッハに行ったとき、値引き交渉はと質問されました。その後、吉本興業から来年度から半額以下の一億四千万円以下にする提案があり、今後も交渉の用意があると発言されています。また、五千万円の収入をふやすことも含め、運営に当たる放送六社とNPOの要望書も出されています。

 ワッハは、千日前でこそ値打ちがあります。笑いと健康パック事業も開催され、府民も元気をもらっています。ミナミ健全な発展のためにも、大阪府の負担を大きく減らしながら、マスコミ、笑いを愛する府民吉本などの協力で現地存続に知恵を出そうではありませんか。答弁を求めます。

まとめ:吉本興業橋下知事の対立の背景には、単に橋下知事ケチをつけたいがために党の方針すら捻じ曲げる府議会議員の御都合主義があるのではないか?

ワッハ上方の闇4

ワッハ上方の闇3

http://anond.hatelabo.jp/20090731033340

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成15年9月定例会教育文化常任委員会-10月10日-01号 】

◆(山岸としあき君) ただいまの説明によりますと、条例改正によりまして一定の改善の効果があらわれてきている、そんなふうにも思うわけでありますけれども、代表質問の中でもありましたように、また別の観点からの指摘もあるわけでありますけれども、ただ、一定の効果があらわれている、この足取りを確実なものといたしまして、安定的な集客を確保するためには、例えば上方落語協会などのワッハ上方を利用している文化芸術関係の団体に一定の責任を持って運営に取り組んでもらうことも検討してはどうだろうかと、そんなふうにも思います。

 ワッハ上方の運営にこのような仕組みを導入することで、運営をゆだねられた団体自身がこれまで以上に利用するようになるでありましょうし、加えて、柔軟な発想のもと、主体的かつ積極的に運営をしてもらう、そんなことでより多くの団体に利用されるということになれば、さらなる活性化につながっていくのではないだろうかと、そんなふうに思います。その点についてお聞きをいたします。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方は、平成八年十一月の設置以来、財団法人大阪府文化振興財団管理運営を委託してまいりました。ただ、それは平成十四年度から、同財団大阪センチュリー交響楽団の方の改革のためにその運営に特化するということにいたしまして、同時に、本府といたしましても、ワッハ上方を含むほかの公の施設の改革、運営改善に集中的、効果的に取り組むということといたしましたことから、昨年度から施設の設置者であります府の方で直接運営するということにしたものでございます。

 昨年度からは、雑誌の「上方芸能」編集長であります森西真弓さんを初めとしまして、上方落語協会副会長林家染丸さんや劇団南河内万歳一座座長内藤裕敬さんなど、芸能各分野の第一線で活躍しておられます演者などで構成いたします大阪府立上方演芸資料館ホール活性化委員会というものを設けまして、民間の意見も積極的に取り入れながら府民に親しまれる施設運営ということに努めているところでございます。

 ワッハ上方は、大阪の特色ある文化でございます上方演芸の保存、振興の拠点として設置しているものでございまして、委員御指摘のとおり、多くの府民がここで上方演芸の魅力に触れていただき、みずから文化活動に参加していただくということなどによりまして、まちににぎわいをもたらすものに寄与すると、そういうふうに考えております。このため、ワッハ上方の一層の活性化が必要であると、こういうふうに認識しております。

 御提言いただきました点につきましては、今後、先ほどのホール活性化委員会において御議論いただくようお願いしてまいりますとともに、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される、この中で検討してまいりたいと存じます。

◆(山岸としあき君) 条例改正によりまして、ワッハ上方の運営改善に取り組んでいただいておりますけれども、今後さらに上方演芸を初めとする大阪の文化芸術活動の振興のために、さらには大阪活性化のためにも、今後ともワッハ上方のより一層の活性化に取り組んでいただくようにお願いをしておきたいと、そんなふうに思っております。

【 平成15年9月定例会教育文化常任委員会-10月15日-02号 】

◆(中村哲之助君) 民主ネット中村でございます。お疲れのところだと思いますが、質問の機会をいただきましたので、何点かお尋ねをいたします。

 まず最初に、ワッハ上方の運営と財源の有効活用についてお尋ねをしたいと思います。先日の代表質問ワッハ上方のあり方について質問いたしましたが、この委員会でも引き続いてお尋ねをいたします。

 これは、難波千日前吉本興業建設したビルの四階から七階を九六年、平成八年十月から二〇一一年平成二十三年三月までの約十五年間を大阪府が賃借して設置をいたしております。

 そこで、まず第一に、ワッハ上方はことしで開館をして七年になりますが、これまでに投下してきた運営費の額を賃貸借料とそれ以外の経費に分けて御説明をいただきたいと思います。

 それから二つ目に、ワッハ上方をこれからもこのまま運営していきますと、契約が切れるまで幾らの運営費が必要になるのか。同じように二つに分類して説明をしてください。

 そして、吉本興業との契約をもし途中で打ち切ると仮定をいたしますと、一体どのような問題が生じ、それに要する経費はどのようになるのか、お尋ねをしたいと思います。

◎文化課長(合川正弘君) 大阪府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営費についての御質問でございます。

 ワッハ上方は、開設以来、効果的、効率的な運営に努めまして、年間運営費の圧縮を行っておりますが、数字につきましては、これまでの実績値並びに今後につきましては仮定を置いての計算ということでお答え申し上げます。

 ワッハ上方は、平成八年十一月十五日に開設しておりますが、施設につきましては、開設の準備もございますことから、平成八年十月から借り上げておりまして、平成十四年度末までの六年半に支払いました賃料、共益費、消費税を合わせました賃貸借料額は、二十億九千九百五十七万円強でございます。また、平成十五年度から契約終了いたします平成二十二年度までの今後八年間に支払う必要があると見込まれます賃貸借料額は、年間の賃貸借料額が平成十四年度の二億九千八百七十四万円強のままであるということで計算いたしますと、二十三億八千九百九十二万円強となります。

 この結果、平成八年度から平成二十二年度までの十四年六カ月間の借り上げに必要な賃貸借料の額は、四十四億八千九百四十九万円強となると見込んでおります。

 次に、賃貸借料以外の運営費についてでございますが、平成八年度当初からワッハ上方の開設準備も含め、施設の管理運営を大阪府立文化情報センターなどのほかの公の施設の管理運営を委託しておりました財団法人大阪府文化振興財団に合算して委託しましたことから、平成八年度にあっては、ワッハ上方の運営に直接必要とした運営費だけを抜き出すのはちょっと困難でございます。

 それから、また平成十四年度からは大阪府が直接このワッハ上方を運営するということにいたしましたので、その運営費をそのまま単純に積み上げて比較するということは難しいところでございますが、平成十三年度までにやっておりました算出方法に準拠いたしまして、平成十四年度以降の運営費を算出いたしますと、平成九年度から平成十四年度までの六年間に必要としましたワッハ上方の運営費は、十四億五千六百四十九万円強でございまして、平成十五年度から平成二十二年度までの今後八年間に必要と見込まれる運営費は、年間の運営費が十四年度の一億八千九百五十六万円のままでいくとして計算いたしますと、十五億一千六百四十八万円強となります。

 この結果、平成九年度から平成二十二年度までの十四年間の運営費の総額につきましては、二十九億七千二百九十七万円強になると見込まれまして、賃貸借料を合わせました総額は、七十四億六千二百四十六万円強になると見込まれております。

 今、仮置きの数値で概算しましたものを申し上げましたが、賃貸借料を含みます運営費につきましては、今後さらなる経費の縮減に積極的に取り組んでまいりますので、後年度におきます府の負担額といたしましては、より下方修正を目指す流動的な数字になるということで御理解いただきたいと存じます。

 また、賃貸借契約中途解約における問題でございますが、賃貸借契約書には、契約当事者のいずれかが都合により中途解約を行う場合には、解約の予告を六カ月前までに行わなければならないこと、解約によって生じた相手方の損害を賠償する責務を負うことを定めてございます。現時点では損害がどのように発生するのか不明であるということでございまして、解約によって生ずる相手方の損害額を導き出すことは困難ということでございます。

◆(中村哲之助君) 今の説明によりますと、ワッハの運営に毎年約五億円が投入をされて、そのうちの三億円が賃貸借料であると、こういうことですね。

 文化は、人の心にゆとりと潤いをもたらして、まちににぎわいを生み出し、都市活性化させる力を持っております。人の営みそのものが文化であり、文化を持たない社会はありません。文化を守り育てる施策はいつの世でも必要でありまして、これをおろそかにすることは、社会の発展を阻害することになります。

 しかし、一方で、文化は、これまで社会経済情勢の変化に左右されてまいりました。特に、経済が成長しておりますときには文化に対する投資も大きくなります。しかし、逆になりますと、それが少なくなってまいります。このことを必ずしも是認するわけじゃないんですけれども、人の営みそのものが文化である以上、私たちはある程度甘受しなければならないのではないかと思うんですね。

 そこで、危機的な財政状況にある大阪府の文化施策に目を向けますと、広範多岐にわたる文化施策の中で、その中枢を担っている文化課が所管する予算は、現在約二十一億円であります。先ほどの説明によりますと、府が上方演芸の保存と振興のためということでやっておりますワッハ上方に、何と四分の一が充てられているということになるわけです。上方演芸大阪の特色ある文化ではありますけれども、この限られた文化の保存と振興にこれだけの資金を投入し続けるということをいま一度考え直す時期が来ているんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。

 経済が縮小傾向にあるとき、停滞しているとき、その状況に応じて文化施策にもはっきりとめり張りをつけて、限られた財源を有効に活用した施策を展開することが行政の責務だと思うんですが、いかがでしょうか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方につきましては、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継ぐ施設として設置いたしました全国で唯一の施設でございまして、無形の貴重な文化である上方演芸の保存と振興には不可欠な施設であると認識しております。

 ワッハ上方の運営費につきましては、委員御指摘のとおり毎年約五億円でございまして、その六割に当たる三億円弱は賃貸借料が占めてございます。ワッハ上方につきましては、施設設置を検討しておりました平成六年当時、難波千日前近辺に府が直接用地を買収し、施設を建設するという手法も視野に入れながら種々検討を進めましたが、府の財政状況等から、単年度における府の支出が最も少なく、また施策の効果が最も多いということで判断できました賃貸借による施設の設置というものを選択したものでございます。

 ワッハ上方賃貸借料につきましては、国の関係団体や民間の調査機関による市場調査を見ます限り、市場価格相当の水準にあると判断いたしております。限られた財源を有効に活用した施策展開が必要であるということにつきましては、委員御指摘のとおりでございまして、ワッハ上方の運営にも常にこの点を心がけて行っているところでございます。

◆(中村哲之助君) 先ほど吉本興業との賃貸借契約を途中で解約するとどうなるのかお尋ねをしたんですが、私たちが独自に調査をいたしましたところで、通常建物賃貸借契約を途中でやめるとき、一年分相当の賃貸借料を違約金として貸し主に支払って、借り主が建物にみずから手を加えた部分を原状回復を行えば、これは十分なはずであります。

 ワッハ上方は、五階のホールが府の要請に応じた特別仕様で、建設費用に約八億円を要したと聞いておりますから、この部分の残存資産価格を加算して吉本興業に支払えばいいわけでありまして、金額にして多く見積もっても十億円あれば足りるはずでございます。廃止ということでありますと、これ以上の費用は不要になります。

 そして、展示機能に特化した上で府の遊休施設に移転するということになりますと、この改修費用に数億円が必要だとしても、現在の機能を有したま契約期間満了まで継続して運営していくと必要な額二十三億円に比べましても、今、途中で解約する方がトータルで負担額は結果として少なくなると、このようになります。

 単年度の支出額にこだわらないで、府の総支出額が少しでも少なく抑えられる方向を選択することが、今の府にとっては重要なはずだと思います。千日前のワッハにこだわる必要はないと思うんですね。

 府は、今後老人福祉施策の見直しにも着手されようとしています。社会的弱者にまで大きな痛みに耐えてもらおうという以上は、少しでも待つことができるような施策や削減できる経費があれば、大胆に決断をして凍結や経費の削減を断行すべきだと私は思います。

 府も、社会経済情勢や府自身の財政状況が好転するまでの間、例えば五年から十年間程度、ワッハの運営を休止する、または縮小、移転をする、そして廃止をする、このような決断はできませんか。

◎文化課長(合川正弘君) 大阪府立上方演芸資料館ワッハ上方は、大阪の特色ある上方演芸が時代の変遷につれて風化することのないよう、上方演芸に関する資料等を調査、収集、整理、保存いたしまして、後世に引き継ぎますとともに、時代にふさわしい新しい芸術創造し、大阪文化のより一層の振興と発展を図るため、上方演芸ゆかりの地である難波千日前に設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図ってきておりまして、特に賃貸借料につきましては、入居いたしておりますビルの貸し主と精力的に交渉を行いまして、開設当初と比較して年間四千万円強の縮減を図ったところでございます。また、現在も積極的に交渉を続けております。賃貸借料を除く運営経費につきましても、その縮減に努めておりまして、開設当初と比較して年間八千九百二十九万円強の縮減を図ったところでございます。

 また、本年度、上方演芸の振興の場としての設置の趣旨を生かしつつ、多くの府民の方に上方演芸以外にも幅広く利用していただくことなどを主眼に、大阪府立上方演芸資料館条例の改正を行いました。ホール等の利用日数や展示室入場者数の向上にも積極的に取り組んでおります。こうしたことから、今年度、ホールにつきましては、開館日数に占めるホールの利用日数で見る利用率では七〇・一%に向上すると見込まれ、また展示室の入場者につきましても約六万人と、増加する見込みでございます。

 上方演芸は、庶民の生き生きとしたエネルギーの中ではぐくまれてきたものであり、その時々の世相や風俗を巧みに織り込みながら、社会情勢の変化とともに変遷してきた大阪の庶民文化の代表とも言えるものでございます。この上方演芸の保存と振興の拠点でありますワッハ上方につきましては、今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めつつ、さらに多くの府民に親しまれる施設となりますよう努力してまいる所存でございます。

 ワッハ上方のあり方ということにつきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

【 平成15年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-03号 】

◆(中村哲之助君) 知事質問の最後のようでございますが、私は、先日の委員会ワッハ上方を取り上げさせていただきまして質問いたしました。ワッハ上方平成八年にオープンをいたしまして、平成二十三年まで約十五年間吉本からこれをお借りをしてやっていくわけですが、開館をされてから今日まで一体ワッハ上方にどれだけのお金をかけてこられたのか、そしてまた、これからこのままやっていくとしたら幾らくらいのお金が必要になるのかというようなことを具体的に先日お尋ねをいたしました。

 そのときに、このままやろうとすると、今までと同様に毎年約五億円必要になると、そしてこれからは約四十億円ぐらい必要になると、こういうことでした。廃止をしようともし思いますと、それに必要なのが約十億円ぐらいかかるのではないだろうかと。そして、これを移転するとすれば、改修費用などに一定額必要にはなりますけれども、これから吉本に払っていこうとするお金二十三億円よりは大分少なくて済みますねと、こういうようなお尋ねをしたんですが、私の認識に間違いはなかったでしょうか、部長

◎生活文化部長(山登敏男君) 先生、いろいろな前提を置かれて金額をお示しになりました。その前提のもとでは、そのとおりかと思います。

◆(中村哲之助君) そこで、私は、文化を守り育てるということで、これを否定はいたしませんし、大変大事なことだと思っているんですけれども、府の財政が本当に厳しいとき、やっぱりこういった面も特にあり方としては検討しなければならないのではないだろうか、こういうことを申し上げてお尋ねをしたわけです。

 府は、今後、老人福祉施策の見直しにも着手されようとしております。現実に今プランが出されております。社会的に大変弱い立場の人にまで大きな痛みに耐えていただこうという以上は、少しでも待つことのできる施策や削減できる経費があったら、大胆に決断をして、凍結をしたり経費の削減は断行していくべきだというようにお尋ねをいたしました。

 社会経済情勢や府自身の財政状況が好転するまでの間、例えば五年から十年程度一定の期間休止をしてみたり、あるいは少しでも安く上がるように場所を移転をしてみたり、あるいはまた廃止をするというような、そういう決断はいかがですかというようなことを先般お伺いしたんですけれども、担当の方々から、なかなかそういう具体的にどうだということはおっしゃいませんでした。来年の改革案の中で慎重に検討したいと、こういうことだったんですが、知事はどのようにお考えでしょうか。

知事太田房江君) 御指摘のワッハ上方は、応援団も多いんですね、結構。貴重な無形の文化である上方演芸継承して次代に引き継ぐ全国で唯一の施設だということで、応援団も大変多いんです。しかし、一方で赤字がずっと続くようでは、これはやっぱり行財政改革の中で特例をつくるわけにもいかないので、きちんとこれはやっていけるような施設にしなきゃいけないという思いで条例改正もいたしまして、使いやすいようにいろいろ改定をいたしました。

 現在、十五年度から施行しておるわけですけれども、一定実績が上がりつつあるんですね。例えば、使用できる範囲を広げたり、それから夜も上方亭が使えるようにしたりとかした結果、ホールの利用率も約六割から一割ふえて七割ということになっておりますし、入場者数も一割ふえておりますかね。

 こういうことでございますので、まずはこの成果を上げる努力を続けて効果を見きわめたいと思っておりますが、来年度にはこれは行財政計画案そのものを改定しないといけません。理念と考え方は引き継ぎますけれども、具体に何をどうするのかということは、新しい考えをお示ししなきゃいけない時期に来ておりますので、私としてはその中であり方を具体的にお示しをしたいと考えておりますので、若干の猶予をいただきたいと存じます。

◆(中村哲之助君) さまざまな指摘ということに対して、来年度の見直しの中で、選択肢いろいろあるけれども、十分検討すると、こういうことでありますけれども、今も知事がおっしゃったように、このワッハの問題、応援団も多いですよと。確かにそのとおりなんです。私は、何もワッハが憎たらしいて、すぐつぶしなさいと、こんなことを申し上げているわけはない。

 先日も、知事と懇談をさせていただいたときに我々の会派から申し上げましたように、どうにもいかなくなってから後始末をするというようなことではなしに、本当に今大切なものであったとしても、多くの府民の皆さんに親しまれているようなものであったとしても、より大きな、大変大事なものを達成をしていくために見直しをしていくということも、また一方では大変大事ではありませんかと。

 その一つとしてワッハを一度見直しをされてはいかがでしょうかということを申し上げたわけでありまして、まだほかにこんなんもありますよ、一遍こんなん検討してもらってはどうですかということをさらに具体的に名前も挙げながらお願いをしていきたいと思っているんですけれども、そういう意味であり方をお願いをしているわけですから、先ほども申し上げたように、休止をしていくとか、廃止をしていくとか、あるいは縮小をするとか、あるいはやっぱりそのままやっていこうというようなことにこれはなるかもしれません。ひとつあらゆる選択肢を検討していただきたいということをお願いをして、質問を終わりたいと思います。

2009-05-04

日本が終わっている本当の理由

日本が終わっている理由を個人的に書きます

名乗るまでもない者なので、匿名ですいません。

ちょっと勇気がいりましたが、偉い方、若者

一人でも読んでくれれば幸いです。

ブクマを期待してるわけではありません。

司法行政マスコミとも解決できない問題であるので

こちらに書かせて頂きます

問い合わせる機関相談する場がないんですよね。

誰も問題に対処しない…長年。

問題あったらすみません

予備校生として上京した中、3日で宗教団体につかまりました

白昼堂々、交番もある高田馬場という駅です

相手は早大生だったので、何度も断りましたが、弱い立場の予備校生

信用したというか。押し切られた感じですね。田舎出身の未成年なので、人間的にも未熟でした

信仰をしてる人で悪い人はいないだろうみたいな。警察の前で堂々と悪いことしないだろうみたいな。

その後、入るのになんだかんだとお金が20万くらい、かかりました

滋賀に行こうとも言われました

お金がないなら、「予備校の講座を取ると言って送ってもらえ」

などども言われましたが。

滋賀に行った際に、学校行かないで仕事やめて

布教しなさい」とかいわれ、学校に行かない決意、仕事しない決意

ができるまで、滋賀の山奥からバスが出発しないことにまで

なりました。(この団体では自己放棄という)

世界平和とかの大義、自分をとるか困っている人をとるか

情や人間関係良心や弱みなどにつけこんできます

何かしら悩みを持ってると、さらにつけいられます

有名商社出身の方も活躍してました伊藤忠商事

全員たたせて、自己放棄を決意したから座っていく。

最後に一人立ってたら、「なんでこいつ立ってんの?」

とか、いわれましたね。



結局、予備校にはほとんどいけないまま、入試を迎えました

その後、なんだかんだとつきまとわれ、

借金を抱え、禁治産者にされそうになり、地方に戻りました

逃げ切れないのは、なんでか?いろいろ手法・理由はありますが…。

ここでは割愛します。

借金献金でも有名な団体です。この団体は。それで建った美術館滋賀にありますよ。

ミホミュージアムっていいます。

http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20071016.html

http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0117/index.html

だまされないでくださいね

ドロップアウトした状態のまま、ワープアになるか破産しますよ。

(ちなみに、そういう宗教にかかわったとなると

自分が悪いとされるんですよね。)

被害者加害者にして自己責任

ほんとの加害者は、蓄財し評価されてメディア活躍

そして、また被害者連鎖をつなぐ。

もうやめにしませんか?

こういったことが、白昼堂々、交番のいる前で、

起こっているわけです被害者は数百人を越えると

います。

そして、長年裁かれることなく、今年、学校建設許可が先日おりたそうです

政治家献金して集票マシーンになってるから変わるはずもないですが。

http://zara1.seesaa.net/article/114267878.html

文科省は何をしてるんでしょう。すごい国ですよね。


なんで滋賀県に行ったのかって?

なんだか、有名な建物があるんですよ。

NYワールドトレードセンター(9.11で無くなったビル

を作った人が、本部を作ったり、設計東大の人がしてたり。

芸能人、お偉いさんが来てたり。

最近では、美術館がありますよね。ルーブル作った人みたいです

そこも東大名誉教授が館長で、NHKの爆笑学問にも出てましたよ。

伊藤若冲がお好きな辻さん。ミホミュージアム 館長。

ミシュラン日本ガイドにも出てますフランスではカルト指定されてるのに?

白洲正子展とかもしてましたね。元首相細川氏来訪などもあった

ようですデザイン経産省の賞などもらったりしてます



そういう権威付けをうまく利用するんでわからないんですよね。

そういえば、初代館長は、京大出身の某有名思想家した

梅原猛

ここまで有名人とお友達ということは裏で何か

あるのかもしれませんね。

犯罪を犯しても裁かれない仕組みが。怖い国です

もう少し国というものを信用してました普通に安全に

暮らせるもんだと思ってましたけど。

気をつけてください。若い人たちは。

私みたいにならないように。消費者庁がんばってくださいね


できれば、その宗教団体の人も謝って補償してほしいですね。

偉い方々には丁重に謝ったという話は聞きます

本気で世の中よくしたいと

思ってるなら。

神慈秀明会

わけないですけど。

もう少し、普通若者普通に生きていける国になればいいですね。

借金を繰り返して経済的な余裕がないことを知りながら献金させたのは不当として、川崎市40代女性宗教法人神慈秀明会」(本部・滋賀県甲賀市信楽町)と代表者らに約2000万円の損害賠償を求めた訴訟判決が25日、京都地裁であった。中村哲裁判長は「(献金の)勧誘行為は社会的に相当な範囲を超えて違法」として660万円の支払いを命じた。

http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2008/01/post_e65d.html

2008-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20080826205948

残念な結果になってしまったようで。

治安悪化認識甘かった」=ペシャワール会中村代表??タイ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080827-00000170-jij-int

8月27日22時6分配信 時事通信

 【バンコク27日時事】アフガニスタン拉致された伊藤和也さん(31)が所属する非政府組織NGO)「ペシャワール会」(福岡市)の中村哲代表(61)は27日、新バンコク国際空港で取材に応じ、アフガン東部で発見された日本人らしい遺体について、「村人とうちの職員は顔を知っているので、(伊藤さんで)間違いない」と述べ、「伊藤君だけは大丈夫だと思っていた。認識が甘かった」と悔いた。

 中村代表が現地のアフガン人職員から得た情報によると、遺体は東部のナンガルハル州ジャララバードの北北東約40キロの山中で村人らが見つけた。乱射に近い撃ち方で、足と頭を撃たれていたという。

 中村代表は「犯人が村人に追われて逃げる途中、(伊藤さんは)撃たれて死亡したようだ。単なる強盗、身代金目当てで、政治的なものではないと思う。われわれの治安悪化に対する認識が甘かった。伊藤君をここまで(現地に)滞在させたわたしが悪い」と声を落とした。 

アフガン邦人男性拉致タリバン「殺害した」 全外国人が標的

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080827/asi0808272332005-n1.htm

 【ジャララバード(アフガニスタン東部)27日共同】アフガニスタン日本非政府組織NGO)「ペシャワール会」(本部・福岡市)の伊藤和也さん(31)が拉致され死亡した事件で、関与を認めていた反政府武装勢力タリバンのムジャヒド報道官は27日、遺体発見後に共同通信電話取材に応じ「日本人を殺害した。すべての外国人アフガンを出るまで殺し続ける」と述べた。

 報道官は「このNGOが住民の役に立っていたことは知っている。だが、住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ」と主張。「日本のように部隊を駐留していない国の援助団体でも、われわれは殺害する」と訴えた。

 報道官は伊藤さんの拉致後、「日本人政府側との戦闘に巻き込まれて死んだ。政府側の流れ弾に当たった」と責任を回避する発言をしていたが、一転して意図的に殺害したことを認めた。

それでも民主党は、インド洋給油より現地派遣(ISAF)をやれと言うんだろうか。仮にそうだとしたら、もう自衛隊員を殺す事が目的だとしか思えんな

ペシャワール会。その2。

http://www.asahi.com/national/update/0827/SEB200808270011.html

伊藤君の心失ってはならない」 会の活動継続を表明

伊藤さんの死を乗り越え、同会はアフガニスタンパキスタンでの医療活動や農業支援を続けるのか。会見で問われた福元事務局長は「まだ頭が整理できていないが、アフガニスタンの人々のためにやっていること。今回のことで放棄することはない」と静かに語った。

 伊藤さんを捜索するため、千人を超える村人たちが協力したという。「伊藤君を含め、現地のワーカーが頑張ってきたから。村人たちの気持ちに応えることが……伊藤君の死を生かすことだと思います」と自らを奮い立たせるように話した。

 しかし、現地の治安悪化は間違いない。約20人いたジャララバードの日本人スタッフは4月に半数を帰国させ、年内に残りを帰すことになっていた。現地代表の中村哲医師は「以前は日本人なら大丈夫だったが、4月ごろから対日感情も急速に悪化していた。ここまで伊藤君をとどめた私が悪い」と悔やんだ。

 残る8人の日本人ワーカーを即時帰国させ、当面は現地スタッフを中心に事業を継続することを検討しているという。

『静かに語った』とか、そういうのやめなさい朝日

というのは置いておいても、とても残念な話ではある。ご家族の心痛を考えると胸が痛む。

だがそれはそれとしても、というよりもそれを思うからこそ、会の皆さんには再度じっくりと考えてもらいたいと思う。本当に伊藤さんという方の死を生かしたいと思うのであれば、『井戸を掘り、農地を作る』という初志に戻ることを再考してもらいたいと心から思う。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200808170278.html

日本NGOマドラサ建設 アフガンで「孤児のため」

アフガニスタンパキスタンで活動する福岡市非政府組織NGO)「ペシャワール会」がアフガン東部ナンガルハル州シェワ地区で、イスラム神学校マドラサ」の建設を進めている。旧政権タリバン幹部を養成過激派の温床とも批判されるマドラサだが、同会は「地元の要望が強く、貧困層子供や孤児の養育が目的」としている。

 マドラサイスラム聖職者養成目的とする寄宿学校で、青少年聖典コーランの内容や読み書きなどを教える。アフガンでは二〇〇一年タリバン政権崩壊後、各国NGO学校建設を進めているが、ペシャワール会によると、非イスラム教国の団体によるマドラサ建設は初めて。

 同会は干ばつによる食料不足を防ぐためシェワ地区などで農業用水路を造成。用水路は二十一キロ余り完成し砂漠地帯だった土地で耕作が可能になった。このため、隣国パキスタンに逃れていた難民が続々と帰還、地区周辺の人口が急増しているが、大きな学校がなく、信仰に根差しマドラサ建設の要望が出ていた。

 約一万四千平方メートルの敷地に学舎と寮、モスク(礼拝所)を建設中で、今秋にも完成予定。同会現地代表の中村哲なかむら・てつ医師は「貧困層にとって寺子屋と養護施設の役割がある。過激思想を植え込むという考えは間違いで、科学なども教える大事な施設だ」としている。(シェワ共同=遠藤幹宜)

中村氏というひとについても、ペシャワール会のひとたちについても、えらいひとたちがいるものだと常々思っていた。だがこれはどう好意的に捉えようとしても捉えられるものではない。マドラサ建設が今回の事件の引き金になったと言いたいのではない。だが情勢がこれほどまでに緊迫している中で、マドラサ建設などということに着手しようとする神経が分からない。宗教に対する感覚が良く言えばおおらか、悪く言えば鈍っている日本人からしてみれば美談なのかも知れないが、少し視点を変えればこのような取り組みは常規を逸しているとしか言い様がないし、そうした常規を逸したことに着手してもなお会の内部からそうした活動を疑問視する声が出ないのだとしたら、これはもうNGOではなく個人崇拝団体だ。

他の報道を見ると、以前よりも日本人に対する反日感情が強まっているのを感じた、というような発言もあり、総合してみると「自衛隊派遣のせいだ」と言いたいのが本音のところか?と勘ぐりたくもなるが、それが理由だと言いたいなら、全く根拠にはならない、とは言わない。

だが反日感情云々と同時に、反イスラム主義感情もあるのだ、という現実にもそろそろ目を転じて頂きたい。アフガンにしろパキスタンにしろ、穏健なイスラム教徒イスラム教徒の中でも少数派とされる宗派に属する人々がどれほどイスラム主義者達に苦しめられてきたか、もう少し考えてもらいたい。

http://anond.hatelabo.jp/20080826205948

2008-08-26

ペシャワール会

アフガニスタンで武装勢力が日本人男性を拉致=スポークスマン

[ジャララバード(アフガニスタン) 26日 ロイター] アフガニスタン東部ナンガルハル州で26日、日本人男性武装勢力拉致された。同州のスポークスマンが発表した。

 この男性はダラエ・ヌールでの作業中に拉致されたとみられており、当局は男性の捜索を開始した。

 日本メディアによると、拉致されたのは日本非政府組織NGO)「ペシャワール会」の伊藤和也さん。

 アフガン反政府武装勢力タリバンは今回の事件について、何の情報も持っていないとしている。

 日本外務省は声明を発表し、カブール日本大使館が国連機関から拉致情報得たことを受け、調査していると明らかにした。

ペシャワール会というのは以前からたびたびその名前を聞いていた。井戸を掘るお医者さんと、彼を支える会なのだと聞いていた。えらいひとたちがいるものだなあと思っていた。ところが何日か前にこんな報道があった。

日本NGOがマドラサ建設 アフガンで「孤児のため」

アフガニスタンパキスタンで活動する福岡市非政府組織NGO)「ペシャワール会」がアフガン東部ナンガルハル州シェワ地区で、イスラム神学校マドラサ」の建設を進めている。旧政権タリバン幹部を養成過激派の温床とも批判されるマドラサだが、同会は「地元の要望が強く、貧困層子供や孤児の養育が目的」としている。

 マドラサイスラム聖職者養成目的とする寄宿学校で、青少年聖典コーランの内容や読み書きなどを教える。アフガンでは二〇〇一年タリバン政権崩壊後、各国NGO学校建設を進めているが、ペシャワール会によると、非イスラム教国の団体によるマドラサ建設は初めて。

 同会は干ばつによる食料不足を防ぐためシェワ地区などで農業用水路を造成。用水路は二十一キロ余り完成し砂漠地帯だった土地で耕作が可能になった。このため、隣国パキスタンに逃れていた難民が続々と帰還、地区周辺の人口が急増しているが、大きな学校がなく、信仰に根差しマドラサ建設の要望が出ていた。

 約一万四千平方メートルの敷地に学舎と寮、モスク(礼拝所)を建設中で、今秋にも完成予定。同会現地代表の中村哲なかむら・てつ医師は「貧困層にとって寺子屋と養護施設の役割がある。過激思想を植え込むという考えは間違いで、科学なども教える大事な施設だ」としている。(シェワ共同=遠藤幹宜)

科学思想もところが違えば過激にも穏健にもなる。進化論科学ということになっているが、一部の人々にとっては過激であると映る。マドラサと一口に言ってもそこで教えられる思想というかイスラム神学というのは地球上どこへ行っても同じというわけではない。そのマドラサで教える側に立つピールであるとかホジャであるとかイマムであるとかの思想背景によって違ってくる。地域によっては女子のためのマドラサというのもある。どのようなマドラサを構想していたのだろうか。

寺子屋が必要ならば学校でよいではないか。養護施設が必要なら養護施設でよいではないか。なぜマドラサである必要があるのか。

ペシャワール会ウェブサイトを見る限り、マドラサ建設に協力しているというような話は一言も告知がない。あくまでも農業支援の話しかない。『過激思想を植え込むという考えは間違いで、科学なども教える大事な施設だ』というのは論点のすり替えだ。ペシャワール会のひとたちはどのように考えておられるのだろう。

何にせよ無事に解放されることを祈る。

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