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2014-09-21

私は働くのが大嫌いです

私は「働く」ことが大嫌いです。少なくとも今の仕事には何のやり甲斐も見い出せません。

それなら何故「働く」のかと言われれば、ひとつ理由として飯を食うための金が必要から、と答えます

夢も希望もないですが現実です。働かなくては生きていけないから


かつては、こんな私のような人間も「働く」ことに対して意欲的になれる環境が整っていたのだと思います

終身雇用制と年功序列制度。人は働けば働くほど給料が上がることが保証されていました。

しかし、ご存知のようにそれはもう遠い昔の話です。「働く」ためのモチヴェーションは失われてしまいました。

幾ら働いても惨めなままで過ごすしかないのであれば、「働く」ことから降りる人間が生まれるのは当たり前の話だと思います

まり、今こそ何故人間は働かなくてはならないかを問うべきである、ということです。


私が「働く」理由にはもうひとつあります。それは働かないでいると人間世間との繋がりが切れてしまうから、というものです。

引きこもって外に出なければ人は実社会のことが分からなくなり、狂気をこじらせてしまます。少なくとも私はそうです。

でも、ここで大事なのは必ずしも引きこもっていることを私は否定しないということです。

「働く」というのは世間とのコミットメント手段ひとつに過ぎません。

引きこもっていても何らかのかたちで「外」と繋がっていれば、それはそれで(もちろん親の経済力に余裕があり、親が寛容であればの話ですが)悪くないことなのではないかと思います

このあたりの議論をする際に、私は中島義道氏のことを思い出します。氏も一時期引きこもっていたことがあったそうです。

しかしその期間中、月に 50 冊の本を読み勤勉に勉強を重ねておられたと聞きます引きこもりは勤勉であれ、というのが中島氏のメッセージです。

そして外との繋がりを断ち切るな、と。このあたりは私自身読んでいて、非常に得心の行くものを感じました。

私自身引きこもっていた時期に図書館大江健三郎全集などを読んで過ごしていたので。


今の私は、基本的貧乏でもあるのでどこに行くことも出来ずに引きこもっています

ただ、日銭を稼ぐ仕事があるのでそれに参加して最低限の税金を収めているだけです。そんな私にはだから引きこもりの人の絶望が分からないです。

ただ、先に書いた半年ほどの引きこもり体験の間に感じていた薄っすらとした絶望は今でも思い出すことが出来ます

私のそういう期間は二十代初めだったので私は何とか辛うじて社会復帰することが出来ましたが、三十代になって引きこもっている人の絶望は大きいものだと思います

私には何も言えません。ただ、「働く」という大嫌いな手段を通して先の見えない人生を送っている男がここにひとり居るということ、

そんな人間引きこもりについてどう考えているか書くのも無駄ではないと思い、メモのようなかたちで残しておくことにします。

2014-08-08

知識人読書量・知識量ランキング

SSクラス 江藤淳柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎谷沢永一村上泰亮中村元

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異論がある人は修正版をトラバでどうぞ

2014-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20140704011647

自演じゃないしお前みたいな差別心に無自覚馬鹿はお呼びじゃない。

中島義道でも読め。

2014-07-02

最近何に価値があるかわからなくなってきてしまったのです。もしかしたら、何にも価値がないかもしれないですし、あらゆること、は価値があるかもしれないとも考えています倫理的でないこと-例えば、人を殺す。しかも、特に理由なく。それすらも価値があり、また価値がないとも考えています

また今、体調を崩していまして、仕事をしていません。働かない理由の一つにすることもしないことにも価値を見出せないことが一つかもしれません。

また、生きることについて、死ぬことについても考えています。まあ、これは在学時、また、それ以前からも考え続けたことでありますが。「社会的」(社会という単語もここでは自分日本語以外の言語が使用できないので日本社会のことを指します)に意味があるとされていることは本当に意味があるのか、建前は意味があると装っていて、実はそこまで辛い思いをしてまで建前を貫き通すことが出来ない人が増えている。そのように、私(のみているパースペクティブ)としてはそう思います。それがニートであり、そこからさら抑制された状態で、いわゆる「無敵の人」なのだと考えています

彼らは社会ハイコンテキスト空気適応出来ず、社会の無言の圧力抑制された存在なのだと思います社会倫理に虐げられた人間に今更、社会倫理で説得しようとするのは無駄なことでしょう。しかしながら、刑罰という面において従順なのが不思議なのです。それは、おそらく、日本教育、〜しなければならない(must be)が蔓延している結果なのでしょう

最近永井均中島義道に興味を持っています。私がその気になれば、すこしくらいなら直接話ができるくらいの距離にいます

彼らになぜ興味を持っているかと言うと、恐らく彼らも、哲学という手法を用いて意味価値、生、死について問いづづけた人だからでしょう

今、自分自身がどうしたらいいかわからないのです。社会的には休養して仕事をするという回答をえられるでしょうが、今の仕事は、マニュアル化しコンサルタントによる効率化によって、(世界的も含み)社会コモディティ化されている。それを経営者はわかっているので、マスメディア的にも経済社会的にも、現在若者ゆとり世代といい、多くの問題最近の若者的な問題すり替え押し付けている。俺たちの時代もそうだったと昭和世代はいうのだけれど、無縁社会化、監視社会化、昭和的なあなあさの消失失われた10年年金問題等々、当時の社会とは違い成長や豊かさという大きな物語が失われたのに関わらずのに同じもの、いやそれ以上のものを求められている。

また、就職活動においてもビジネス化が進み、自分世代もそうだったが、もはや、通過儀礼(イニシエーション)ともいえるものを乗り越えなければならない。しかも、この通過儀礼文化人類学的な単純なものではなく、ホンネとタテマエが入り混じり、時にはそれが入れ替わる。欲望、または純粋希望。そう言ったものが入り混じりそれを通過するにも。とてつもない精神的苦悩のあるものである

その通過儀礼を通過したとしても、ビジネスモデルとしての使い捨て、いわゆるブラック企業跋扈している。厳しい競争を勝ち抜いても、その後に、さらに厳しい社会へと放り込まれるのだ。

今の会社グローバルな競争に向かわざるをえず、主要企業の行っていたビジネスモデル一年たらずで崩れてしまう。

企業倒産による、失業リストラ些細なミスによる解雇、これらは社会においては自己責任であり、手を差し伸べるものでは無くなってしまった。

働かざるは食うべからず。行く場所行く場所そう言われる。

生活保護を受けるのは非国民のような扱いを受ける。そもそも生活保護を受けるのも役人によるしぶとい駆け引きに勝たなければならない。

しぶとく、適応性があり、あらゆることに精通しており、強く、人に従い、文句を言わず、逆らわず、なんでもやってくれ、生活できればどんな安い賃金でも耐えられる人間をどの会社も欲している

障害を持つものも、内臓疾患であれば甘えと言われ、精神疾患も同じく。足がなくとも、同じ状況にある人間ががんばっているんだといい、目の前にいる人間言葉無視する。

重要なのは、働くことのみである

たとえ儲けが出なくても、働かざるは食うべからずという圧力仕事が作られる。

駅でお菓子を売っている障碍者たちは働かざるは食うべからずの精神で駆りだされ売っている。全く売れなくても「そうしなければならない」のだ。

彼らの中にはそういった欺瞞性に気付くものもいるが、どうすることもできない。運営してる福祉ですら、その欺瞞性を飲み込んでいかなければならない。

初めは人を救うという意志があったものの、欺瞞性政治の結果、福祉の人として道を外れてしまい、いわゆる「腐った福祉」になってしま

しぶとく、適応性があり、あらゆることに精通しており、強く、人に従い、文句を言わず、逆らわず、なんでもやってくれ、生活できればどんな安い賃金でも耐えられる人間をどの会社も欲している

朝。そこには雀の気持ちいい鳴き声すら気づかない。

昨日の疲れが取れなかった苦しみだけが残る。

殺気立った満員電車突っ込み

痴漢冤罪にならないことを恐れなければならない。

改札のタッチミスで舌打ちが聞こえ、時に電車が止まる。

人身事故だとしても、その人を心配する人はおらず、

しろ遅延証明書遅刻の報告のほうが重要なのだ

知らない人間の命は関係ないーー

こういった風景を見てきてどうすればいいかわからなくなりました。どうすればいいでしょう

2013-12-14

中島義道ウィーン愛憎」

ウィーン愛憎読んだ。中島義道は1、西洋人傲慢さ 2、それに対する日本人の卑屈さ に違和感を感じてると読んだんだけど、ぼくはそれには同意するけど、それに立ち向かうのは精神に負荷がかかり過ぎるので、自分ではきっと妥協する。噛み合ない議論を続けて精神が蝕まれるよりも適当なところで妥協して傷が広がるのを防ぎたい。じゃあ中島義道をすごいと思うかというと、彼は立ち向かうことで生きやすくなったり幸福になったりしていないから、立ち向かうことがいいことだとは思わないし、すごいとも思わない。ただ、彼は立ち向かうという生き方しかできない(妥協すると彼は自分を生きられない気がする)ので、結局偏屈になってしまうのは大変だな、と思う。

何故学士2つ、修士1つを取ってなお私費留学するに至ったかのくだりは、とても共感してしまった。これは俺だ、とさえ思ってしまった。やっぱり、偏屈になってしまうのは大変だな、と思う。

2013-06-03

先日、フェミな人たちとの飲み会(会合?けっこう大規模)に参加した

自分はまったく畑違いの上高卒フェミニズムがなんたるかもあまりわかっていないが

SNS経由で友人からの紹介があり参加した

驚いた

あいつらスイーツじゃん

俺は男なので女のファッション系統など詳しくないが(女の服だとユニクロ百貨店の服の見分けがつかないレベル)

要はそのような人間からすれば「スイーツ」で一括りにできるような容姿の人々ということだ

露出度が高くてビッチとすら言えそうな容姿の女もいた

なんかい匂いしたし

もちろん一見スイーツっぽくない女もいたが、よく見るとそれは別枠のスイーツ(ロハス?というのか)だった

しか若い

ほとんどが20代で、30代が2、3人

スッピンのオナベみたいな女とかオカッパの某フェミニストみたいな女ばかりかと思っていたから拍子抜けだ

というかブスばかりだと思っていた

顔面も、中の中から上の下というくらいの出来

正直、なんでフェミなの?と頭にクエスチョンマークが乱舞した

危うく口説きそうになったよ

更に驚いたことに、話しぶりは攻撃的でもなんでもない普通の女

さすがにお酌は頼めなかったがw

気難しいだろうなと構えていたが、むしろ気楽で話が面白い

映画漫画音楽にも詳しい

いちいち自信満々な物言いなのが少し憎たらしかった

俺は渓流釣りと航空が趣味だが、その話題すらカバーできる女もいた

聞けば学歴もすごい

それとこれはなぜだかわからないが、日本語以外の言語を話せる人が多かった

家柄までは聞けなかったが明らかなブルジョワ階級のにおいがした

半分以上が彼氏持ちか既婚者であり

大学卒業してすぐに結婚したという女もいた

こいつは一生独身だろうというような女は1人しかいなかった(そうとは言わないが明らかにレズっぽかった)

ただ、適齢期にもかかわらず子持ちは1人もいなかった

(あとになって考えてみれば、夜の飲み会だったので子育て世代が来れなかっただけかもしれない)

(↑というか、オバサンが少なかったのもそのせいかもしれない)


最終的にフェミっぽいなと思ったのは一人だけ

そこそこ美人なのにそれをわざと無駄にするような服装と言動の女

その人からだけ非常にフェミを感じた(小並感)

それ以外の女からは、俺の思うフェミっぽさを1ミリも感じられなかった



しかったと言えば楽しかったが帰り道なぜかイライラした

まず自分の嫁を思い出しもやもやとした

なぜ嫁のことを考えたのかは分からないが

嫁とフェミの人を比較してなんとも言い難い心境になった(嫁とは不仲ではないし大事に思っている)



やはり自分より程度の高い女に囲まれると心の底から楽しむのは難しいと感じた

中島義道なども読むので男根主義的な思考には自覚的だしそこから少しは遠ざかれている方かと思っていたのだが

なかなか難しいな

仕事で関わる親会社エリート社員などとの飲み会で感じる劣等感とはまた別種の(劣等感とはまた違うような)イラだちがあった

俺より程度の高い男というのに囲まれてもなんというかどちらかといえば自虐的な物寂しい気持ちになりまあ素直に凄いなぁと思えるのだが、

俺は相手が女だとそうはいかないらしい。自分が情けない。



あとは、そこそこハイカーストの女じゃないとフェミニズムに関わる意味なんてないんじゃないかと思ったな

俺の妹なんて女だから云々とかいう以前の問題だものなあ

貧困とか労働問題とか


家に帰ってから彼女らのSNSブログを読んでみると、

モテないとかブスだとか女性貧困だとか書いてあって猛烈に違和感を覚えた

君たちその全部に無関係じゃない?と


ただ、俺の妹のような階層の女は今日を生きることに精一杯で

女の権利拡大のための活動なんてやってられないんで

そういうハイカーストの女に

代わりに活動してもらうしかないのかもしれないとも思った

2011-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20110719222017

わかるっつーか、俺好きよ、この文章。いや、釣りじゃなくてマジで書いてんならよ。

何がわかるってよくわかんねー頭ん中うずまく衝動だとか、衝動というか憂鬱で満たされるよく分かんないあれだとか、

こういうグルーブ感で書けるぐらい賢さはあるのけど、だからって俺はこの人生をどうすりゃいいんだってことだとか

ありがちな思考の飛びと流れが分かるし、つーか全部俺も考えたことがあるようなことで

ようは俺にとってあるあるってことよ。なんつーの、モラトリアムあるあるってやつよ。

俺は人の悩みを「それ古典的な悩みだよね」とか言って傷つかせたことがあるけど、たぶん俺のもお前のも古典的なんだよ。

でも、古典的だろうが俺の状態は俺にとっては現在的だからさ、困ったもんだよね。

人生を半分投げたっていうのはさ、中島義道に影響されてんのか、そうじゃないのか分かんねーし、何書いてあったか覚えてないけど

欲望を大事にすればいいと思うよ。これは竹田青嗣に影響されてんだけど。

あと、音楽ダンスが好きな奴はあっち側に逝っちゃわないって菊地成孔が言ってたけど、それも多分同じことでさ。

根源的な欲望っつーか、ブッキッシュなだけな奴は病むよ。肉体に生じる官能的な快感がつないでくれるっつーか。体育じゃだめだ、なんつーか色々と。

俺の場合人生半分投げて、俺の欲望だけ大事にしてから回復してきたからさ。結局、人生のどうしようもない意味ってのを欲望に変換しただけなんだけど。

あいいや、俺も正解見つかんねーし、見つかったら教えてよ。

2010-08-12

中島義道著 ひとを〈嫌う〉ということ 感想

簡単に言えばp210から読めばいいだけの話で、

人が人をいろんな濃度で嫌うのは当たり前で、

現に自分だって様々なささやかな理由でひとを嫌っているではないか、…という話。

それを、いわゆる「みんな仲良く」的な道徳のしばりで片付けてしまって、

自分をただ責めたり、「ひとを嫌う/嫌われる」というこころ重要な動きや感じ方にそっぽをむいたり

押し殺したりすることはいかにも人生無駄いである、と、偏屈この上ない中島氏は言う。

まあ、カミュじゃないけど、哲学のひとは、宗教倫理に押しつけずに、

自分自身の生を重々しく生きよ、と言うわな。

そしてわたしもかつて哲学の徒であったわけだからな。

こういうタイトルに引かれる人間は、概して嫌う嫌われる好く好かれるということに

非常にコンシャスであるわけで、その中には明確な理由のあるトラウマ持ちさんのような

重篤な患者も多々いらして、そういうケースは想定されていない。

わたしは明確に重篤患者なのであるが、逆にその分、ひとを嫌い嫌われる部分において、

自分の患部をほじくりかえす必要もなく、普通に嫌い/嫌われればよい、ということがわかって

少し気が楽になった。

さて。

Twitterでご丁寧に「おすすめユーザー」というのが表示されていて、

そこに最初に出てきた方のうちふたりにわたしはブロックされていた。

明確に「嫌われている」わけなのだが、

特にわたしはその方に何か悪いことをした覚えはない。

片方の方には、「まぶしすぎてつらい」という意味のわからないことを言われた。

何もしなくても、しかも共通の知り合いであるのに、

そのように激しく嫌われるのだな、というのがわたしの発見で、

そういえば小中学生の時に、同級生にいじめられたりしたことを思い出して落ち込んだ。

そういう残酷な手合いは、逆に嫌い返せばいいものを、

どうにも自分の中の何が悪かったのかを反省してならない。

多分、生理的嫌悪なのだろうが。

それすらも、重く正当に受け止めて、人生を味わい尽くせと中島氏は言うのだ。

あたかもシーシュポスのごとく。

2010-02-18

[]哲学病にかかっていたとき

考えることが何よりも大切になってしまうと、

それ以外のすべてが無駄に思えて仕方がなくなってくる。

そういう状態のことを「哲学病」だと中島義道は言っていた。

僕は哲学病だった

目の前に物質が存在していることが不思議でならなかったが、

どうやら大半の人間はそんなこと気にもとめていないようだった。

それがまた一層奇妙に見えた。

だって、みんな無駄なことを一生懸命やっているのだから。

そして考えるということも、どうやら無駄だと思えた。

すると自分の存在も奇妙で仕方がない。

でも考えることは次から次にわいてくる。

携帯の電源を切り、家からも出ず、考えることに没頭した。

少し読書もした。

考えるために、最低限の食事だけはとった。

だが、考えているだけではそのうち食べられなくなってしまう。

僕は哲学病をやめなくてはならなかった。

2009-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20091212004905

中島義道でも読め。社会は不条理だけど、そんなことに悩んで時間を浪費するくらいなら自分に都合のいいように傲慢に怒鳴り散らせばいい。

2009-11-30

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊 その2

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊

http://anond.hatelabo.jp/20090503233005

これは二次裏でもimg鯖でまとめられたオススメ本一覧2008年バージョンだったらしい。

元は「中高生のため」と限定したわけじゃなく単純に他の人に薦めたいというものだとか。

1年毎にまとめられているようで、これの2007年バージョンを見つけたので貼ってみる。

1 激突カンフーファイター  清水良英

2 戦闘妖精雪風 神林長平

3 黒死館殺人事件 小栗虫太郎

4 シラノ・ド・ベルジュラック エドモン・ロスタン

5 涼宮ハルヒの憂鬱 谷川流

6 グリーンマイル スティーヴン・キング

7 繁栄の法―未来をつくる新パラダイム 大川隆法

8 悪魔の下回り 小林信彦

9 風が吹くとき レイモンド・ブリッグズ

10 黄金の法 大川隆法

11 駿河城御前試合 南條範夫

12 発明超人ニコラ・テスラ 新戸雅章

13 実録・外道の条件 町田康

14 蝿の王 ウィリアムゴールディング

15 パンセ パスカル

16 豹頭の仮面 栗本薫

17 ドグラ・マグラ  夢野久作

18 仮面の告白 三島由紀夫

19 虚無への供物 中居英夫

20 シブミ トレヴァニア

21 EGコンバット よしみる,秋山瑞人

22 もの食う人びと 辺見庸

23 人類は衰退しました③ 田中ロミオ

24 麻雀放浪記青春編> 阿佐田哲也

25 ニューロマンサー ウィリアム・ギブスン

26 愛に時間を ロバート・A・ハインライン

27 創竜伝 田中芳樹

28 ベルカ、吠えないのか?  古川日出男

29 エロ事師たち 野坂昭如

30 マルドゥック・スクランブル 冲方丁

31 ミッドナイト・ミートトレイン クライヴ・バーカー

32 薬菜飯店 筒井康隆

33 ばいばい、アース 冲方丁

34 変身 カフカ

35 チリ地震クライスト短篇集 ハインリヒ・フォン・クライスト

36 罪と罰 ドストエフスキー

37 七瀬ふたたび 筒井康隆

38 宦官中国四千年を操った異形の集団 顧蓉

39 帝都物語1神霊篇 荒俣宏

40 恋のかけひき他11篇 マルキ・ド・サド

41 フィネガンズ・ウェイク ジェイムズ・ジョイス

42 ラヴクラフト全集 (1) H・P・ラヴクラフト

43 大菩薩峠<1> 中里介山

44 ロリータ ウラジーミル・ナボコフ

45 日本百名山 深田久弥

46 灰とダイヤモンド アンジェイェフスキ

47 最悪 奥田英朗

48 旧約聖書創世記 改版 関根 正雄訳

49 少女地獄 夢野久作

50 泥流地帯 三浦綾子

51 ハローサマーグッドバイ マイクル・コニイ

52 平行植物 レオレオーニ

53 李陵山月記 中島敦

54 特犬捜査みちる 羽沢向一

55 スカイ・クロラ 森博嗣

56 ペドロ・パラモ フアン・ルルフォ

57 魂の駆動体  神林長平

58 剣客商売 池波正太郎

59 フランス革命史 ジュールミシュレ

60 エルマーとりゅう-Elmer and the Dragon ルーススタイルス・ガネット

61 ファイアスターター スティーヴン・キング

62 決戦・日本シリーズ かんべむさし

63 ドリトル先生アフリカゆき ヒュー・ロフティング

64 一握の砂・悲しき玩具 石川啄木

65 一万一千本の鞭 ギヨーム・アポリネール

66 暗闇のスキャナー フィリップ・K・ディック

67 夏草冬涛 井上靖

68 家守奇譚 梨木香歩

69 沈黙 遠藤周作

70 1999年ゲームキッズ 渡辺浩弐

71 ソフトマシーン ウィリアムバロウズ

72 アリスAlice in the right hemisphere 中井拓志

73 ハイペリオン ダン・シモンズ

74 かめくん 北野勇作

75 スローブギにしてくれ 片岡義男

76 てのひらの闇 藤原伊織

77 極大射程 スティーヴン・ハンター

78 初秋 ロバート・B・パーカー

79 マルテの手記 ライナーマリアリルケ

80 彼女が死んだ夜 西澤保彦

81 カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー

82 邪宗門 高橋和巳

83 裸のランチ ウィリアムバロウズ

84 インスマス年代記 スティーヴァン・ジョーンズ

85 鬼麿斬人剣 隆慶一郎

86 夏への扉 ロバート・A・ハインライン

87 明治断頭台 山田風太郎

88 舞姫 森鴎外

89 淫行時間割わいせつ母 睦月影郎

90 サムライ・レンズマン 古橋秀之

91 京美ちゃんの家出ミルキーピア物語 東野

92 死者の代弁者 オースン・スコット・カード

93 新約聖書福音書 塚本虎二

94 ウィーン愛憎 中島義道

95 ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち リチャード・アダム

96 薔薇のマリア I.夢追い女王永遠に眠れ 十文字青

97 左巻キ式ラストリゾート 海猫沢めろん

98 されど罪人は竜と踊る 浅井ラボ

99 暗黒館の殺人 綾辻行人

100 ジョゼフ・フーシェ―ある政治人間の肖像 シュテファン・ツワイク

2009-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20091011163012

なんか、中島義道

「計らいで生きるマイナスのナルシス」みたいだな。

(『愛という試練』参照)

まぁなんにせよ、自分がした行動で相手が喜んだらいいんでないのか。

しないより、する偽善って言うじゃないか~。

2009-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20090629194952

中島義道ってこういう文章も書くのね。

本で見る中島義道ネガティブ文章のオンパレードだったら、そういう事しか書けない人だと思ってた。

2009-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20090629174707

横だが、中島義道2009年4月16日朝日新聞の「大人になる君へ」という特集に「他人のせいにしない姿勢を」という文章を寄稿しているのだが、その中島義道メッセージ元増田に届くといいと思うので、抜粋して引用します。

 きみが自分を「才能のない人間」と決めることはそういう自分を選ぶことであり、自分を「もてない男(女)」と決めることはそういう自分を選ぶことである。

 この意味で―サルトルとともに言えば―誰でも否応なく「自由」なのだ。だから、すべてを誰かのせいにするのもきみの自由である。面倒なことは考えずに、自分を物のように固めていくのもきみの自由である。すべてを諦めて幽霊のように生きるのもきみの自由である。だが、そういう選択の積み重ねはきみから生きる力をそぎ、きみをますますやせ細らせるであろう。

 学力の低い親のもとに生まれたから、教養のかけらもない環境に育ったから、魅力的な肉体の遺伝子を受け継がなかったから・・・・・・自分はこんなにだめな人間なのだ、ときみは言う。だが、とにかく人間のことは皆目わからないということを思い起こしてほしい。

 その中できみは自分本質をそう決定し、それが人生を規定すると解釈したのだから、その責任はきみにある。自分の「だめさ」を固定してそれを親や状況のせいにしたのはきみである。その意味で、きみは自分を「だめ人間」として選んだのだ。だから、きみは未来永劫にわたって「だめ人間」になるであろう。

 だが、何が一人の人間の行為やあり方を決定するかは、じつのところまったくわからない。だから、どんな人でもどんな瞬間でも、「いままで」を完全に断ち切って新しいことを選べるのだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090629163251

中島義道さんの本は、読んで済ます分には気が晴れるかもしれんけど、同じ生き方しようと思ったら今よりもっと辛い目に会うかもしれないロックな道だよ。

こういう考えがある事は理解はするけど、ワシはこの人の考えにこれっぽっちも共感出来んかったな。

読み物として楽しいのは同意。

http://anond.hatelabo.jp/20090628172950

中島義道の「怒る技術」がオススメ

この人は、親を恨むことについても執念深く書いてる。

読めば少しは気が楽になるかもしれない。

2009-06-14

性的な事で傷ついてるなんて理解されそうでうらやましい

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090614/p1

ここまでくると難しい気もする。生きる事=表現する事だと思うから「さまざまな表現に出会うことで緊張を強いられている人たち」も生きてるだけで誰かを傷つけてるはずだし。

それを「私的権力行使の黙認」として「国家権力の怖さ」としてしまうのはコメントの方も言ってますが広げ過ぎじゃないだろうか。

ちょっと話がずれて申し訳ないが、例えば私は中島義道がよく言う拡声器騒音が耐えられない人間なのだけど、これなんて「自分たちの感じるつらさは無視されている」の典型例でしかも未来永劫死ぬまで自分が救われないことも分かってる。(拡声器騒音は善行として行われているため)

あえて質の悪い冗談を言うと、性的な事で傷ついてるなんて理解されそうでうらやましい、とすら思ってしまうくらいだ!だって性的暴行性的搾取はこの世でいちおうは悪とされてるもの。

2009-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20090108032554

モテ』という価値観自体が『レンアイ』という古典的な性別役割主義観に基づくものだから、男女平等価値観を学ぶ前にすでに増田の頭にはそれが刷り込まれていたんだなあ、とまあ、フェミニズムをきちんと学べばそういうことが理解できると思う。フェミニズムの偉大さや利益というのは多分そういう風に人を「楽」にして幸せにするところにあるんじゃないかな。

そんなわけで

まあ実際男女ともども、自分自身も、どうすればいいのか分からない。自分はとりあえずモテ競争から降りたことで大分楽にはなったけど。中島義道が「半隠遁」を唱えていたけど、正直それに憧れている。

という増田の対応は大変正しかったと思う。

役割主義・恋愛主義のような人を勝者敗者に分ける考えは、少なくとも万人を幸せにすることはない。はてなに横行する『非モテ』論壇人というのが、本質においてフェミニストにもっとも近いのではないだろうか。

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