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はてなキーワード: 中学生とは

2024-07-09

都知事選

17時ころ到着してみると、既に甥っ子が付き添ってくれて投票には行ってきたとのこと。甥っ子は中学生石丸推し投票してくれるようせがまれたと言っていた。まぁ良いけど。

20時の投票締め切りになったところでニュースで現職の当確が出たとの報

まぁまた地域商品券で5万円分とか今日帰宅してから記入したが別途ポイントバックで1万円とか年金生活者へのフォローはしっかりしているか当選するよなぁと思ったりした。

どんなもの食べればここまで認識が歪曲されるんだろう…

anond:20240709095019

石丸伸二氏は、美術館を作って欲しいと要望した中学生にこれからずっと君たちの中学校だけ給食費を払い続けろ!と議場で

石丸構文って騒がれてるけど、選挙期間中も中学生との討論会でひどい屁理屈で詰めてるとか話題になってたよね。

中学生から、あれできないんですかって質問されて「あなた中学給食無償化をやめて有料にしたら予算が浮いてそれはできます。どうするかあなた責任で決めてください。どうです、どうです」みたいに返したとか。

都民の総意が可視化された現象ですね

バッカじゃないのかこいつはよぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

てめえの主観視点を問われてるんだよ

この中学生みてえなクソバカに入れたやつ誰だよ

2024-07-08

SS文化って何で廃れたの?

兄「おい妹、セックスするぞ」妹「はーい」

友「身体が女になった」俺「嘘だろ!?

前澤友作「月に到着した」月の民「何者だ」

みたいなやつ沢山あったじゃん

俺は中学生の頃にPSPブラウザからSSまとめサイト巡回して朝が来るまで布団の中で読み耽ったよ

どうして衰退してしまったんだ?

そして俺が書いたSSはいつになったらネットの海から消去されるんだ?

教えてくれ

anond:20240708122925

なんか安芸高田市の人には、嫌われてるみたいな情報結構あるんだよね。

  

https://x.com/hanabingogle/status/1808902528907817418

中学生相手にムキになってある動画すらあるし。人格ちょっと問題あると思うな

息子がアホ過ぎてイライラする

6歳年長なんだけどさ

会話も達者だし勘所がいいのかコミュ力が異常に高い

幼稚園でも公園でもモテモテなわけ、結婚約束までしてる

ところが女子の扱いがぞんざいなの、お前何様だ系

でも女心を押したり引いたりで絶妙コントロールしてるわけ

ホストかよ

 

わたしままごとがしたい」

「俺は興味無いから別の子と遊ぶわ」

じゃねぇよボケ

俺なら即答おままごとですよ

でもそんなぞんざいに扱っても翌日には「息子ちゃん、遊ぼ」て

ホス狂いかよ、振れ、捨てろ、切れ、クソ男に見切りをつけろ

 

だが俺の息子だ、顔面偏差値はそれほど期待できない

小学校に入りしばらくすれば自然と疎遠になるだろう

中学生にもなれば街ですれ違っても無視みたいな

あぁそういえば昔は仲良かったな、みたいな

女子とのエンカウント率は年々下がる、パパなんてほぼゼロ

今がチートタイムなのわかってる?与えられたリソースを最大有効に使えと

ともかくだ

細い人間関係でもうまく維持すればワンチャンある。

そういう心意気がまったくねぇのよ、6歳だから当たり前だけど

キミが結婚約束してる幼稚園のRちゃんなんて絶対美人に育つぞ、普通に幼稚園で一番かわいい子だ。ママ美人だし

公園のSちゃん浮気ぶっこいてる場合じゃねぇよ

もうね、イライラするわ、もったいない、うらやましい

2024-07-07

anond:20240707221039

勇気

普通の人が、恐怖、不安、躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じることを恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。

ウィキペディアより。

テロリスト放火大量殺人鬼が出したのも勇気というけれど、彼らは「普通の人」ではないよね。

当たって砕けろ型告白してくるような男が「普通中学生男子」とされてること

それが、日本社会女性蔑視空気になってる証拠なのよ。

「当たって砕けろ型告白」を思い出した

どうして告白してきたの?

脈なしだって分かってたよね。

「うん」

中学生の頃の話。

クラスメイト男子卒業間際に告白してきた。

いきなり。

仲いいどころか、名前知ってるくらいだって分かってたよね?

「うん」

じゃあ、なんで?

佐藤さんは気にしないと思ったから」

——確かに私は、告白された男子を振っただけでは、特に気に病まない。

「だからダメで元々当たって砕けろ、で告白しようと思って」

勇気出した」

結果の分かり切ってる選挙に出る意味、について考えて最初に思い浮かんだのがこの思い出。

私がもし、彼の立場でも、当たって砕けろ型告白を決行しようなんて思わない。

人はどうして。

やっても無駄だと分かり切ってることを、周りを巻き込んでまでやるんだろう。

anond:20240707201504

居眠り議員を名指しで批判議員から恫喝を受けたと批判連続敗訴

選挙ポスター未払い→敗訴

自分市長に選んだ市民責任」と開き直り

中学生を謎の理論恫喝

ちょっと調べたけどこんなもんか?

アラサー(元)非モテ男性と『先生の白い嘘』についての自分語り

中学生ときに「非モテ」という単語を知り、脱オタクファッションガイドとか、名前忘れたけどシロクマ先生ウェブサイトに書いてた人間関係ハックとか読んで、モテようと足掻いた。

男子校進学校で、偏った価値観内面化したのと、度胸も出会いもなかったのとで、中学高校では彼女ができなかった。

大学二年のとき、初めて彼女ができた。でも、童貞卒業したい以上の目標が当時なくて、楽しく付き合い続けるというのがどういうことか分からなくて、「もっとおっぱい大きい女性と付き合ってみたい」とか「結婚するまでにいろんな人と付き合ってみたい」などと失礼なことを考え、割とすぐ別れた。

そこから彼女いない期間が長い。経験人数を増やそうとしていろいろやったけど、全然うまくいかず、ワンナイト交際もなく、拒絶される経験ばかり積もった。俺が悪かったのだが、むしろ女性への苛立ち、うまくいかない自分への苛立ちが高まっていった。女性幸せにするとか楽しい時間を過ごすなんて考えはなく、屈辱を晴らしたい、自分ダメだという事実を覆したいという気持ちばかり高まっていった。

社会人になってちょっとして、出会った漫画が『先生の白い嘘』だった。この漫画を読んで俺は考えがガツっと変わった。

今までも女性気持ちを知ろうと映画を見たり少女漫画を読んだりしていた。確かに読まないよりはましだったし、いい映画漫画にいっぱい出会えたのはよかったが、俺の受け取り方に限界があった。女性をモノにして操作するために女性の心についての情報仕入れるという構えだったのだ。

先生の白い嘘』は、そうやって女性をモノ化して所有しようというエゴを撃つ漫画だった。どう認知を歪ませて自分を守ろうとしても、無理だった。何度も何度も男性の醜い暴力シーンを突きつけられ、考えを根底から改めさせられた。

一方で、光もあった。和田島だ。ああいう感じに女性を喜ばせられる、明るく軽く優しい男になればいいんだと学んだ。

男のモテフェミニズム関係について、否定的に言われることがある。フェミニズムを学んで内面化したってモテないよ、男は男から学べ、と言われる。本当にそうだろうか。

たとえば、外国人自分に話しかけてきて仲良くなろうとしている場合を考えてほしい。その外国人が、日本のことを何も知らず日本についての知識をどうでもいいと思っている外国人と、文化歴史社会に興味を持っていて詳しい外国人と、どちらに好感をもつだろう。

フェミニズムも、そういうものだ。女性という性をもった人間がどのような不利益を受けてきたのか、受けているのか。こうした事情をある程度知っていてさらに学ぼうとしている男と、どうでもいいと一蹴している男と、どちらに好感を持つだろうか。

先生の白い嘘』を読む前後からフェミニズムに関する本を読むようになるにつれ、女性との共通言語が生まれてきた。

結果、どうなったかシンプルに言って、ワンナイト交際可能性が格段に広がった。

女性と話す話題もできたし、傷つけずに楽しませよう、一緒に楽しもうという発想が生まれて、いろいろなことが後腐れなく楽しめるようになった。

俺の存在が悪いんじゃない、俺の性欲が悪いんじゃない、ただ表出の技術が足りなかったんだということに気がついた。

さあ、次は結婚だ。素敵な相手めぐりあって、そんな相手に見合う自分になれるよう努力を続けて、いい家庭を築いていけたらなと思う。

ところで、俺は『先生の白い嘘』の読者として、かなり質の低い読者で、偏った受け取り方していると思うんだけど、

まさか映画実写化なんて大役を担う監督が質の低い読者だとは思わんかったよ。映画大丈夫

都合よく受け取っている男は俺だけじゃなかった。

サッカー場小中学生のためにある

Jリーグ試合の二日後の月曜日小学生中学生を招いて校長先生の話天然芝に座って聞くという活動を行う

こうすることでみんなのスタジアムとなる

Jリーグだけで芝生を含めたスタジアム施設そのすべてを独占していないことになる

子供活動場所収益なんてふさわしくない

まり赤字でも全く問題ない

2024-07-06

anond:20240706223449

多分年齢的に許してもらえる振る舞いじゃないんだろうな

中学生のフリして中学生コミュニティに入ろう

トランス女性

最近特に感じるのは、トランス女性として世間目線が辛いということだ。自分は生まれた時の性に違和感を感じ、中学生の頃から少しずつ女性として生きていく決心を固めていた。パンデミックの影響で、在宅勤務が増えたおかげで、自分らしく振る舞える時間も増えたのはせめてもの救いだ。

しかし、職場の同僚である田中さん上司佐藤部長との関係はどんどん厳しくなっている。毎日のように皆で集まるZoom会議でも、言葉の端々に違和感偏見を感じる。「君、それは男の仕事だろ?」と言われたり、「どうして君がこんなことを?」と不審がられることも多い。人事部中川さんに相談したが、「まあ、皆がまだ慣れてないからね」と軽くあしらわれるだけだ。

プライベートでも同様の問題が多い。友人たちとの飲み会では、西村山本ジョークとして自分性別について冷やかすことが多い。「それ、本当にやっちゃったのか?」とか「やっぱり違和感あるよね」といった言葉が、意図的か偶然か関わらず、とても心を刺す。かつて仲が良かった人間も、最近ではほとんど連絡を取らなくなってしまった。友人関係が壊れていくのは本当に辛いものだ。

家族でも、理解が得られない。母は未だに「どうしてそんなことを?」と責めてくるし、父は一言も話さなくなった。妹に少しだけ支えられているが、それも最近では限界が近い気がする。

医師相談に行くと、「もう少し我慢して、状況が落ち着くのを待って」と言われるが、それが何年も続いている。

世の中には、自分のようなトランス女性が少なくなく、同じような苦しみを感じている人たちもいるだろう。私たちの置かれている現実もっと理解してもらいたいと思いつつ、その実現は簡単ではない冒険のようにも感じる。毎日が戦いで、その戦いに疲れ果てている。自分が一体どこで間違ったのか、そんなことを考える夜が続いている。

ひまそらあかね氏の政策デジタルクーポン

この政策には多くの問題があると考えています

真っ先に提示された例がファミレス対象としたクーポンですが、そのようなクーポンファミレス以外の飲食店から客を奪うことが明らかです。

そもそもファミレスなどのチェーン店はすでに独自クーポンなどのシステムを構築しています

都の政策ではむしろ独自システムを構築しづらい個人経営などの小規模な事業者支援するべきであるのに、そのような視点が欠けているように思えます

仮に個人経営の店なども対象にしたとしても、そもそも近所に選べるほど飲食店がない地域はいくらでも存在します。飲食物通販カバーするような方法も考えられますが、いずれにしても地域によって活用できるクーポンの差は非常に大きくなるでしょう。

それは都の予算の使い方として、適切で公平な形でしょうか?

ビッグデータ活用についても示唆されていて、それはそれで興味深いですが、デメリットを上回るメリットが示されているとは思えません。

体験格差の解消という観点からも疑問があります

貧困世帯の子どもを支援する意図があると思いますが、そういう家庭の子どもはスマートフォン自由に利用できる環境でしょうか。

国の調査によれば、スマートフォンの利用については「小学生が 43.7%、中学生が 79.9%となり、高校生になると 97.8%が利用している。」とされています。(令和5年度「青少年インターネット利用環境実態調査報告書

まり高校生でも1万人中200人はスマートフォンを利用していません。

スマートフォンが利用できない人には紙のクーポンなどを検討するとしていますが、ではその紙クーポン存在はどうやって対象者に伝えればいいでしょうか。

確実に伝えるためにはプル型ではなくプッシュ型にするべきで、貧困層以外も含めた全世帯に案内を郵送するような形になるでしょう。

そうなると、当初目指していた「デジタルクーポン」の形からは大きく乖離していくように思えます

そもそも解決すべき課題は「貧困により体験が損なわれること」ではなく「貧困のものであるはずで、デジタルクーポンは応急処置対症療法レベルしかないと思います

提示された政策からは、より大きな課題解決するビジョンが見えてきません。

ひまそらあかね氏はゲーム開発者としての経験からデジタルクーポンについて意欲を見せているようですが、それは彼が「できること」であっても、都知事が「やるべきこと」もしくは都知事に「求められること」からは外れていると思います

夏目漱石と言えば、なんで中学生教科書に載せるのがこころなんだよと今でも疑問に思う。寝取りから親友死別BLから師弟死別BLとか業が深すぎんだろ。性癖歪むわ。

子育てブログ

俺は性格が悪い

子育てブログスネークするのが趣味だ、正確にはだった

幸せホルモン全開で浮かれた「ウチの子天才」の結果を見るのだ

とは言えリアルタイムで追跡していては10年20年かかる

ネット検索機能を駆使して過去ブログを掘り出し、その後どーなったかを追う

概ね6歳7歳でただの凡人、いや、アホだわと気付きブログそっ閉じするのが大半、笑える

昔は個人情報意識ヌル特定可能情報が散りばめられていた、実名も多かった

 

小1だけど公文中学生まで進みました!

からバカ大学在学の確証を掴んだときとか

この喜び分かる?

 

ところが、昨今は過去記事検索するのが大変、かつブログサービスの終了や個人情報保護が進みアカウントごと消去、Googleキャッシュにも残らない

検索エンジンそものポンコツ化しており

検索で出てくるのは15年20年ブログ継続している記事ばかりで

子育て成功している成績優秀者ばかり

こちらとしては面白くない。

とはいえその中から車に轢かれて死んだとか、難病とか、突然グレたとか

期待してスネークするがなかなかお宝は掘り出せない

面白くない世の中だ

 

アーカイブサービスやらを駆使すれば今でもお宝は眠っているのだろうが

自身飽きてきたのもあり最近はやってない

 

同じ趣味の奴、いる?

2024-07-05

俺の中学で起きた、理科室の密室トリックを聞いてほしい

これは俺が中学の時に実際に起こった事件だ。

当時のことを思い出しながら書いたので、良かったら読んでみてほしい。

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俺が中学生だった、ある日のこと。

朝登校すると、校舎の一階にある理科室の前に人だかりができていた。

10数名の野次馬らしき学生と、バケツ雑巾を持った数名の先生たち。

よく見ると、校舎内の廊下の床が濡れている。

野次馬を避けつつ廊下から理科室を覗いてみると、理科室の床も一面水でひどく濡れていた。

水が少し溜まっている箇所さえある。

さらによく見ると、四方の壁が、高さ1メートルくらいの部分まで濡れている。

「何があったんですか?」

俺は先生に聞いてみた。いつも授業を受けている理科先生だ。

「私が朝学校に来たら、理科室の中に水がプールみたいに溜まってたんだ。

扉を開けると一気に水が出てくるから開けるわけにもいかず、バケツで水をかき出して窓から出してたんだよ」

先生は、汗だくになった顔をぬぐいながらそう答えた。

「えっ、なんでそんなことが起きたんですか?」

理科室の中にある蛇口から水が出てたんだよ」

理科室には、実験等で使うため、蛇口と流し台が各テーブルに備え付けてある。

6箇所ある蛇口のうち、1箇所の蛇口から水が出ていたそうだ。

「そうだったんですか。ということは、蛇口が壊れてたんですか?」

「いや、そうではないんだ。水をバケツで汲み出した後、部屋の中に入って蛇口を閉めたんだけど、

ちゃんと水は止まった。何度か開け閉めしたが、壊れた様子はなかったんだ」

「え、じゃあ何が原因なんですか?」

「それなんだよな・・・

先生はため息をついた。

先生によると、蛇口の栓は最大まで開けられて、蛇口から水がすごい勢いで出ていたそうだ。

「じゃあ、誰かが夜に忍び込んで、蛇口を開けたとか?」

「いや、それはない。部屋の入り口の扉の鍵は閉まっていた。窓の鍵も全部閉まっていたんだ」

「え?」

「昨日の鍵閉め担当先生にも聞いたんだが、確かに昨日の夕方理科室の窓が閉まっていることを確認して、

入り口の扉の鍵を閉めたと言っている。」

「ということは、誰かが夜に入ることは?」

「ありえない。蛇口から水が漏れたこともなかったそうだし・・・

先生やれやれと言った調子でため息をついた。

相当参っている様子だ。

「でも私は、これは誰かがイタズラでやったんだと思ってる」

「え、そうなんですか?」

先生は少し確信があるような口調でこう続けた。

理由はいくつかある。一つは入り口の扉の隙間に、雑巾が詰められていたことだ」

雑巾?なんでまた?」

「水が隙間から漏れないようにさ。入り口から水が漏れたら中に水がたまらないだろう?

雑巾は外から詰められていたから、鍵が閉められた後、誰かが詰めたんだろう」

「そんな・・・

「もう一つある。水が出ていた蛇口の流し台。そこの排水溝にも雑巾が詰められていた。

水が流れていかないように、そして水が跳ねて外に出やすいように」

・・・ということは、誰かがやったと?」

「そうとしか思えない。残りの5つの流し台の排水溝は開いていたから、幸いそこから水が流れていき、

それ以上は水がたまらなかったようだが」

かに四方の壁は高さ1メートルくらいしか濡れてない。

「でも、中に入れないのにどうやって蛇口を開けたんですか?」

「分からない。でもきっと方法はあるはずだ。これは意図的に仕組まれものだ」

先生はそう言って床の清掃に戻った。

これ以上話をすることもできず、俺も自分教室に戻った。

教室に戻っても、俺は理科室の事件のことが気になって仕方がない。

授業にも集中できない。

学校が終わり、自宅に帰っても、その事ばかり考えてしまった。

よし、明日になったら先生を捕まえて、その後どうなったか聞いてみよう。

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次の日、俺は廊下歩いてる理科先生を見つけた。

早速呼び止め、昨日の事件について聞いてみた。

先生、昨日のこと、何か分かりましたか?」

「うん。推測でしかないが、きっとこれだろうというのは分かったよ」

「えっそうなんですか!?

「まあ断定はできないんだけどね」

そう言って先生説明をし始めた。

「まず気になったのが、蛇口の水の勢いだ。なぜ最大まで栓が開けられていたのか。

すごい勢いで水が出ていたんで、これは何か意味があると思ったんだ」

意味?」

「そうだ。君は学校水道の仕組みを知ってるかい?」

「いや、知りません」

「大抵の学校水道の水は、一旦貯水タンクに貯められ、そこから学校中の蛇口へ給水されているんだ。

この中学校もその仕組みになっている。

貯水タンクは校舎の外の庭の一角にあり、そしてその貯水タンクを調整するバルブもそこにある。

フェンスで囲まれはいるが、校舎内に比べれば簡単に入れるんだ」

「なるほど。そんな仕組みになってるんですね。

でも、それが理科室の蛇口とどう関係があるんですか?」

理科室には鍵がかかっていて入れない。

そもそも校舎にも鍵がかかっているから入るのはさらに困難だ。

でも貯水タンクバルブは校舎の外にあるから、誰でも操作できるのさ。

それに気づいて、昨日貯水タンクバルブを調べた。

すると、バルブが最大まで開けられてたんだ」

「最大に?」

「そう。管理している係の人に聞いたら、普段中間までしか開けてないそうだ。

最大になんて開けたりしないって」

・・・じゃあ誰かが最大にしたんですか?」

「そうだ。では、なぜ給水のバルブを最大にしたか

それは理科室の蛇口から水を出すためだ」

「?」

夜の学校は全ての蛇口は閉まってるだろう?犯人はそこに目をつけたんだ。

学校すべての蛇口の栓が閉まっているのに、たった一つだけ蛇口が開いていたら?」

・・・?」

犯人は夜に理科室の蛇口を開けたんじゃない。元々蛇口は開いていたんだ。

まり、何か蛇口に詰めて、栓をしてから蛇口を開ける。

すると水は止まったままだ。

しかし、貯水タンクバルブを最大にしたら、それ以外の蛇口は閉まっているのだから理科室の蛇口に一気に水圧がかかる。

すると理科室の蛇口の栓が抜けて、水がドバッと流れてくるってわけさ」

・・・!」

「もしそれなら、きっとその栓が理科室に残っているはずだ。

私はそう思って、理科室に戻って探したよ。

昨日みんなで部屋を片付けてた時に捨てたのかもと思い、

ゴミ箱を漁ってみた。するとこれが出てきた」

先生ポケットからそれを取り出した。

コルクだよ。これが蛇口の栓になっていたんだよ」

「これが・・・

「まあ、これも推測にしかならないけどね。

蛇口にこれが詰められていたかどうかは証明できないから。

でも理科室でこんなコルクたことないからね。誰かが詰めたんだろうな」

俺は先生の華麗なる推理唖然としていた。探偵か?

「ただ、コルクだけでは水の勢いに負けてしまうだろう。

そこで私は、理科室に水が溜まっている時に浮かんでいたものを思い返してみた。

すると、雑巾ビニール紐が浮いていたことを思い出した。

かめるためにゴミ箱を見てみると、やはり雑巾ビニール紐があった。

雑巾ビニール・・・・つまりコルクで栓をし、その上から雑巾かぶせ、ビニール紐でくくったんだじゃないかな。

これなら水圧に耐えられる」

なんという隙のない徹底した推理・・・さすが先生だ。

「でもこの犯人、意外と気遣いがすごいんだよ。

理科室の床に実験器具資料を置いてたんだけどね。それらが全てテーブルの上に置かれていたんだよ。

水はテーブル横の流し台の排水から出ていくから、それ以上は水位は上がらない。

から濡れなくて済んだんだよ。

まり、今回の事件被害を受けた物は一つもないんだ。教室は濡れたけど、乾けば元に戻るし。

まあ、椅子だけは水にプカプカ浮いてたけどね」

「ということは、被害がなかったということですか」

「そうだ。物はもちろん、怪我はいない。

人を傷つけない愉快犯、イタズラといったところかな」

「イタズラ・・・そんなことわざわざする人がいるんですね」

先生と話した後、俺はその理科室で授業を受けた。

いつもと変わらない授業風景

理科先生が前で話している。

しかし、生乾きの椅子に座り、しっとりと湿る床に足を置くと、事件が本物であったことが実感として湧き上がる。

ふと、昨日水が出ていた蛇口を見る。

あの蛇口から水が出てたんだよなぁ。

そんなことを思いながら時間は過ぎていった

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そして結局犯人は捕まらないまま、

20年以上が経ち、今に至る。

犯人は誰だったのか?

俺はこれを書きながら、一つの仮説を思いついた。

それを聞いてほしい。

一体犯人は誰なのか。

動機は何だったのだろうか。

誰も傷つけず、何も壊さず、ただ理科室に水を溜めた犯人

どこかで聞いたトリックをやってみたのだろうか。

もしくは、自分トリックを思いついたから、試してみたかったのだろうか。

きっと後者だろう。犯人は、自分の発想が正しいか試したかったのだ。

頭で考えた理論を立証する。

中学校ごと使う、壮大な実験だったのだ。

そう、実験

なぜ理科室がターゲットだったのか。

水道のある教室なら、例えば家庭科室もある。

なぜ理科室だったのか?

理科である必要があったのではないか

理科室の入り口の扉には、雑巾が詰められていた。

そのためには、鍵担当先生が扉の鍵を閉めた後に理科室に行き、扉に雑巾を詰める必要がある。

それなら、学校外の人間が校舎に入り理科室に行くのは、相当リスクがあるのではないか

まりその人物は、理科室の前にいてもおかしくない人物なんだ。

その人物は一人しかいない。

先生だ。

これは理科先生が行った、

中学校を使った壮大な理科実験」だったのではないか

そもそもなぜ理科先生がそこまで推理ができるのか、不思議ではないか

都合よくコルクや紐が見つかるのも怪しい。

またトリック学校の仕組みに精通していないとできないし、その実験成功たか現場で見たいはずだ。

・・・いや、何考えてるんだ。

そんなはずがない。

先生は親切でとても良い先生だった。

自分が授業で使う理科室を水浸しにしたくないだろうし、当日の慌てっぷりは本物だった。

馬鹿なことを考えるもんじゃない。

こんな罪の押し付けはもうやめよう。

先生申し訳ない。

先生はそんなことをする人じゃない。

犯人は確かに他にいる。

俺がそれを保証する。

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もし今度、同窓会があったら。

そしてもし先生に会えたら。

俺は悪戯心を込めて、こんなことを言ってみるつもりだ。

長年秘めていた隠し事を明かすような顔をしながら。

先生、あの理科室の水道事件、覚えてます?」

「そんなこともあったね。・・・それがどうしたのかい?」

「あの事件犯人は、私です」

anond:20240705183043

聖千秋の「ヘプタゴン」がまさにそう

成人女性主人公中学生の頃にタイムスリップしてやり直す話

anond:20240626163520

ワイの近所の子供たちは大声に加えていか下ネタと猥語を発するか合戦が発生しててどうしたもんか

小学生だけかと思ったらこの間制服着た中学生たちにでっかい声でセックス!って声かけられたあと性器名称たくさん連呼されていやまじかーってなった

反応したら面白がられてエスカレートするから無視して通り過ぎたけど大笑いしてたなあ

あれが面白いんだな…驚いた

さすがにあれは警察だけじゃなくて学校にも連絡していい気がした

警察署と中学が隣同士にある立地なんだけど注意いってないのかな

どうすりゃいいんだろうねこういうの

増田本当にお疲れさま

困るよなあ……

anond:20240705150052

浮気じゃないぞ。そういう過去があったって話だ。

だけどそんなことするなんて異常じゃないかって思ってしまう。

どういう心境でつきあって、やったんだろう。

そもそもたまたまバレなかっただけでやったことは犯罪だし。

なんかすごい勢いで口説かれて、かわいいからついしちゃった、って言ってたな。

そのあと言い訳っぽく、でも全然気持ちよくなかったから帰ってから一人でしちゃった、したのはその一回だけだから、とか言ってたけどそういう問題じゃないぞ。

なんで二十歳越えた女子大生中学生男子に股開くんだよ。

仲のいい子が昔教育実習先の中学生男子と付き合っててセックスしてた

かなり当惑している。

わりと好きだったんだけどな。

うちの親ってやっぱり変だなって

自分大人になってからやっぱり変だなって思った。

まず片付けができない。

実家は常に物で溢れていた。今は私も家を出て両親が暮らしていて大分片付いてはいるがそれでも物が多いことに変わりはない。一応、二階建ての戸建てだが二階には行ったことなければ二階で生活したことない。だから学生の頃は自分の部屋に憧れた。

それに併せて衛生概念おかしいと思う。

コロナ流行っても手洗いうがいをしないし、風呂にも何日も入らないとか日常茶飯事だ。そのくせ「シャワーだけだと風邪をひく」とか言って湯船を沸かさないと風呂にも入れてもらえなかったし、ガスが止まって頭を流している最中にお湯が出なくなった事も何度もある。

幼い時はそれで生活してたか自分も狂っていたと思うし、友達から嫌われてたのも納得できる。

さすがに中学生になった頃に「自分おかしい」と思って毎日シャワーだけでも浴びて髪を洗ったし、ガスが止まらない様に支払いの確認もしていた。

それに気付けなかった姉は学生時代にいじめられてたんだなと当時思ったのを覚えている。

それから大人になって都会で一人暮らしを始めコロナ禍もあり両親と数年会わなかったが両親は相変わらずだった。

父親風邪をひいた、と言っても薬も飲まなければマスクもしない。なのに熱があるとか身体だるいとか文句ばかり。じゃあ病院行きな、薬飲みなと言っても何かと理由を付けて飲みたがらないから私が買ってきて渡したら大人しく飲んだ。

母親は両親を病気で亡くしたからか健康マニアみたいになってて謎のサプリとか深夜の通販番組で紹介している様なものに食いついていた。祖父の死に際は手の施しようがないとかで食事も採れず薬も使わず寿命を待った様なものだったから何か思うことがあるのかもしれないけれど。

友達の親の話とかを聞いているとたまにどこもそうなのかな?とか思ったりするけど、実際に一緒に過ごしてみたりするとやっぱおかしいなって思うことが多いなってこの前帰省した時に思ったので残してみました。

自分普通じゃないし、変わってるって周りから思われてるんだろうな。

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