はてなキーワード: 不景気とは
就職氷河期なんて命名するから「不景気のせいで就職難の時期があった」というフレームで捉えがちだけど、
あの時代はもっと根本的な価値観・世界観の変化に直面してたような気がする。
まず、70年代末までに明治以来ずっとやってきた西洋キャッチアップ型の近代化=工業化が完了して、
(最後の人口ボーナスの波である団塊ジュニア世代が成人するまでに労働集約型の工業社会を卒業して)
これからは前人未踏の領域で、あたらしい生き方を模索しなきゃならなかった…んだけど、
バブル景気がやってきて、「深刻な話」はふっとび、お祭り騒ぎになっちゃった。
でも流石に、激動の昭和も終わり、冷戦も終わって大きな地政学的な変化が起こり、
経済はグローバル化が進み、モノづくりニッポンの終わりが予測され、世界の工場の地位もアジアの新興国に移っていくようなって、
もう(経済だけでなく生き方全般の)根本的な改革は避けられないかな?と思っていたところで
本質的な改革どころか、生活を「元に戻す」ので一杯いっぱいの状態…
そんな調子で、本来なら80年代初頭から10~20年かけてやるべきだった本質的なライフスタイルの変革(経済含む)を
ズルズルと先延ばししていたが、いよいよ誤魔化し切れなくなったのが90年代の後半で、
(というか、団塊ジュニアが金を払って学校に行く側から「稼ぎ手」なるのが人口ボーナスの最後の波で、
その波がおさまっていくのが90年代後半だとすると、重なるのは必然か?)
オウム真理教が終末思想にもとづいてイロイロ事件を起こしたり、
旧エヴァンゲリオンが社会現象となるほど大ヒットするのも、偶然じゃないでしょ?
いままで怖くて直視することすらできなかった存在論的不安に対応せざるを得ない時代の空気を反映してる…
本来なら、働き方改革だの、ジョブ型 vs メンバーシップ型だの、春の新卒一斉採用の是非だの、
標準家庭だの、第3号被保険者だの(働くお父さんを支える専業主婦)といった問題は、
80年代に本気出して考えておくべきだった。
IT化、情報化、グローバル化に乗り遅れたのも、明治以来の(自分たちの骨身にしみた)工業化社会の延長で
生きていこうとしたせい…。本質的には昭和サラリーマンのまま、マイナーチェンジで乗り切れると思ってたからじゃないの?
よく氷河期世代の不遇が世間の話題に上がるので、生き残れた氷河期である俺と会社の同期について語る。
俺が今のポジションに納まったのは、まず運が良かった。人生は運で決まる。
あとは図太かった。どんなに優秀でも、最初の数年で労働量やパワハラに潰される。
子供が成人する頃はもう少しマシな世の中になってることを祈る。
それがいつまで経っても春が来ないから誰かが「氷河期」と言い出した。
大学生の内定取り消しのニュースが出た時は、まだ高3くらいだったと思う。私が就活する時じゃなくてよかったなと思った。お花畑だったから、これは一時的な不景気で、すぐにまた(バブル期の)好景気…当時は平成景気と言う人もいた、に戻ると思い込んでいた。
Z世代はこれ突っ込んでいいよ。
で、97年に山一の自主廃業のニュースがあって、その頃は公務員試験や教員採用試験の勉強をしている学生も多かった。
家に送られて来るマイナビの厚みが男子学生と女子学生で全然違ってた。当時京都に住んでて、住所がすごく長かったので、資料請求葉書を書くのが辛かった。
Z世代だけど、氷河期世代って「自分は不幸なんだー時代のせいだー」って言い訳しているけど本当に醜いよね
不景気しか知らないしネットで格差を見せつけられ続けているZ世代はそんなの小学生の時から理解しているよ
それを受け入れて非合法なことをしてでも歯を食いしばって自力で上がっていくしかねぇってのが人生だろ
氷河期世代は他責思考の精神年齢が低い赤ちゃんが多すぎ。気持ち悪いよ
氷河期世代だろうとビジネスチャンスなんて幾らでもあったんだし、詐欺でも何でもやって稼いでその金で起業すればよかったじゃん
調べたけど、当時は闇金ビジネスが流行ってたんだろ?闇金業者になって稼げばよかったじゃん
ワイは30代やけど上の世代が文字どおり「死ぬ」ほど苦労してるのを見てきたで。
氷河期世代ってのはつまり団塊ジュニアなんで数だけは多いんや。
それやのにバブル崩壊が直撃して有効求人倍率は0.5やってんで。
240万人が120万件の求人を奪い合ってたんや。
大卒ですら求人倍率が1を切っとったって言うんやからエグすぎるわ。
ガチのマジで「新卒全員を無理やり全ての求人に振り分けても就職できない奴がいる」時代やったんや。
しかも、当たり前やけど団塊ジュニアの親は、あの「団塊世代」なんや。
誰でも就職できるのが当たり前。誰でも結婚できるのが当たり前。
無理して働けばそのぶん成果が返ってくるっちゅうことを体験してきた人たちや。
でも氷河期世代は違う。
話が噛み合うわけないやろ。地獄やで。
あの時代に生きてた人らは非正規KKOと自己責任おじさんに二極化してもうた。
無理してブラック企業に入って心を壊して非正規で細々と暮らすオッサンと、
生存競争を勝ち残って「弱者は死ね」と言い放つようになったオッサンや。
前者が結婚なんかできるわけないわな。
ほんまに氷河期世代はかわいそうやと思う。
マスク着用を求める基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、政府にとって都合が悪い存在になってしまった。コロナ禍から経済復興しようとしているのに、存在自体が健常者に不安感を与える、生まれながらにして悪い存在、それが基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者、という事になると思う。事実上、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者に対する配慮など必要ないかのようにふるまっている千葉県知事みたいに、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は邪険にされて、経済の敵、存在自体が不景気の元凶で、こういう人間がいるから社会が悪くなるんだと言われるようになると思う。
歴史上、権力者が、反抗されないように民を支配したいときに時に使う手は、国を問わず大体決まっている。民をいがみ合わせることだ。日本は士農工商の下に「えた・ひにん」の身分を作って、抑圧された平民の怒りが、支配階級に向かってこないようにした。現代では、1994年のルワンダ虐殺がそれだ。もともと、ほとんど差がなかった民族を、宗主国だったベルギーがツチ族とフツ族の2つに分け、互いにいがみ合わせて、民の怒りがベルギーにあがってこないようにした。
ついこないだ、G7が行われた。G7の日本以外の国ではLGBTの結婚の権利が、ここ数十年ぐらいで認められるようになった。女性に選挙権が認められるようになった時代と同じような変化が先進国で起きている。
が、日本では、超高齢化と結婚する人自体が減少していることから、票にならないので政治的な優先度は低く、LGBTの結婚が許されるのは数十年後になるのではないか。一方、機械翻訳と国際化により、LGBTであることを理由に差別する言説は、だんだん許されなくなっていき、企業にはコメントなどに含まれるLGBTへの差別的発言を自動発見して削除するAIなどを導入する事が普通になるだろう。
するとどうなるか?要するに、日本は政治的にはLGBTが認めるような権利を長期に認められない中、企業の方が先にLGBTの権利を強く認める方向に転向していくだろう。当然、LGBT層にはフラストレーションがたまり、政治的にもちゃんとした権利をLGBTによこせ、と主張するようになる。
フラストレーションのたまったLGBT層の怒りが政府に向かわないようにするため、政府は何を考えるか…LGBT層と非LGBT層の間に共通する事は何かを考えれば、それは大多数が身体的には健常であることだ。基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、今後、社会が徐々に感染対策を緩めるのに反対し、健常者にとってマスク着用を強制する厄介な存在になるだろう。
そこで、LGBT層の怒りをしずめ、非LGBTである人間はLGBTの仲間であることを強調するために、政府は基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者を目の敵にして、彼らがいかに厄介な社会の敵であるかをメディアを使って喧伝するようにするだろう。LGBTでも健常な人間は誠実に働き、社会に迷惑をかけずにマスクを外して気持ちよく働いている。一方、基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、政府から医療費をぶんどり、経済を悪化させる社会の敵であるように喧伝される。特に、高齢者ではない基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者は、コロナ禍前の生活保護受給者のような扱いをメディアで受け、恥ずかしい人間であると攻撃されるようになるだろう。
そうやって、LGBT層に対する怒りを、よりマイノリティである基礎疾患持ちやコロナ後遺症患者に向かうように仕向けて民をいがみ合わせ、根本的なLGBTの結婚の問題は一切進まない・進めないようにハンドリングされるのではないか…自分はそう思っている。
詰まる所、いつの時代も、政府が民を統治する簡単な方法は、民をいがみ合わせて怒りが政府に向かわないようにする事だから、今回も同じようになると思う。
90年代前半は円高方向に進んでて、失業率以外は不景気感はそれほどなかった覚えがある
土地再開発案件もあったし、流行り歌も小室哲哉、安室奈美恵、スピード、TRFとかアップ系
95年に阪神地震やオウムがあり、そこから3年で50円ぐらい円安、国外工場がヤバいとかで暗くなったね
97年の消費増税や銀行の自己資本比率規制が最悪の相乗効果をもたらして大手金融機関の破綻を招いて、生き残った金融機関も一気に貸し渋りと転じて急激な不景気を招いたのが大きいのであって、こういう薄っぺらいストーリーに沿ってじわじわと崩壊したわけではないよ。
定義上のバブル崩壊は91年から93年ですが、現実に社会情勢として大きな景気後退を招いたのは97年から98年にかけての大手金融機関の経営破綻です。バブル崩壊が現実に不景気として大衆に押し寄せたタイミングと言ってもいいでしょう。就職氷河期が深刻化するのもこの辺りからです。
はっきり言って阪神大震災とオウム真理教事件が立て続けに起こる95年までは景気のピークは過ぎつつも社会情勢は全く暗くないですし、後追いで教科書的な定義だけ見ても当時の情勢は理解できないと思いますよ。97年に書籍、雑誌、CD等の売上のピークがあったことを他の人が言及していますが、言い換えれば97年からピークアウトしているという意味で、完全に上向きのベクトルを失ったタイミングがここなわけです。
1990年代→新興宗教が毒ガスを地下鉄の駅に撒く。中学生が小学生を殺して生首を学校に置く。金融機関がバタバタと潰れて自殺者が年間3万人を超える。不景気が終わらない。これからどうなるのか。徐々に窒息していくような不安。躁鬱的な雰囲気。病的なヤバさ。
2000年代→アメリカ同時多発テロ事件。イラク戦争。リーマンショック。冷戦が終わったはずの世界がどこかおかしくなっていく。インターネットの普及が融和よりもむしろ分断を招く。小泉構造改革。民主党政権。なんとかしようとして余計に悪化した。永遠に続く不景気。
2010年代→東日本大震災。反原発。安倍政権。フェミニズム。インターネットが「ファクト」を分裂させ、いずれを信じるかで社会の分断が決定的なものになる。アラブの春。イスラム国。ロシアのクリミア占領。トランプ旋風。ブレグジット。世界が壊れてしまった感覚。
1980年代前半生まれなんだけど、小学校中学年の頃にバブル崩壊して、そこからやたら世の中やれ不景気だ、やれ不良債権だ、やれ就職氷河期だって言い出すようになって、山一も潰れて、銀行もどんどん統廃合していって、なんかもうその頃からずっと今もずっと日本って不景気なんだなって思ってる。
大学に進学した頃には「失われた10年」って言われるようになって、気づいたらそれが20年になり、30年になり、どこまで続くんだろうって眺めてる。
途中ITバブルとかあったらしいけど、全然実感ない。アベノミクスとかも自分の周囲で実感のあるやつは皆無だったろう。
今後も少子高齢社会で日本はどんどん元気なくなっていくんだろうなって思ってる。
違うな、元気がいい日本を想像できない、と言った方が正しいな。
ただ、ゲームの進化と共に成長できたのはいい時代に生まれたと思ってる。ファミコンからスーファミ、ゲームボーイ、プレステ、Wii、DSとかメジャーなハードは一通り触った。今はPS5をしてるけど、映像の進化や操作性の向上、物語の作り込み具合の進歩は凄まじいものがある。
工場の国内回帰云々とか言っていて電力料金高騰に文句言っている奴への怒りがある。
光じゃねーよ、怒りだよ。
なんでお前ら不景気止めてくれとか言って工場の国内回帰を要求して電気代高騰などで割を食うとコロッと変わる?
日本で必要な電気量増やすようなことに賛成しておいていて自分がわり食ったら寝返るとかダサすぎ……
チッ!、大体な、どの生き物も転生するときとかに生まれてくる時代や場所なんて選べねーんだよ。
オイラのような日本人よりも可哀想な人間はたくさんいるんだよ。外国に行けば馬車馬のような人間もいる。
金持ちの家の子供に生まれれば頑固な両親にいじめられながら育っていかなければならない。
アアン!?工場回帰賛成政党に入れなかった人間より入れた奴への怒りがあるよ
なんでお前らが投票して割を食ったら「早く俺らを助けろよ!」とか叫んでいるの
じゃあそんな政権への支持を撤回しろよ。国産品食材使う麺類の商品見たら心の中でもいいから舌打ちしてから食え。
都合良すぎだろ
コロナ以降の全部の選挙の時点でサプライチェーンの国内回帰にふざけるな!と言っていたそのような心が腐っていない人にしか公共料金高騰に怒る権利なんてないと思っている。
自分が公害被害の遺族だったらそん奴を考えたら顔を殴りたくなる
有権者が責められないからって舐めすぎ。安易に投票率上げるな。有権者はいつまでも開き直りできる社会が嫌い
票を投じて採用が言い渡される結果になった以上、選挙で暴君が当選したらその選挙でそこに票を入れた人も加害者。現政権支持者に現政権に舌打ちする資格ないよな……
生活や故郷を壊してでも豊かにしろっつて票を入れて生まれた現実なんだから初めから入れていないからしたら票を投じた人全員殺してやりたい気持ちになるよな
国防費増強に賛成している人が自分がワリを食う立場になると嫌だと言うような偽善者大嫌いだろ?