anond:20220517213328を見て自分もやりたくなったので今更ですがやらせてください。
キリがないので1アーティスト1曲縛りで。
順位付けしようとしたけど結局好きなアーティスト順にしか並べてないことに気づいて発売順に並べることにしました。
1990-1999
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう / 岡村靖幸 (1990)
- 作詞・作曲:岡村靖幸
- タイトル長い。「どぉなっちゃってんだよ」もいいけど、やっぱりこっちかなと。ブラスバンド!の掛け声から始まるブラスバンド風の間奏いいよね。青春感。知らんけど。
MAGIC TOUCH / 山下達郎 (1993)
- 作詞・作曲:山下達郎
- この曲を何故『OPUS』に入れなかったのか小一時間問い詰めたい。シングル版はテンポを遅くしすぎたからとアルバム版は速くしたらしいけど、ほとんど違いが分からない。
虹 / 電気グルーヴ (1994)
- 作詞・作曲:石野卓球
- これと「Nothing's Gonna Change」と「Upside Down」と悩んだけど1曲選ぶならこれかなと。アルバム『DRAGON』に入ってるオリジナル版は10分超えの大作。
強い気持ち・強い愛 / 小沢健二 (1995)
- 作詞:小沢健二 作曲:筒美京平
- 実はでんぱ組.incのカバーを先に聴いてたんですが、そっから原曲を聴いて小沢健二聴き始めたような気がする。当時の映像見てるとほんと王子様感がすごい。
心を開いて / ZARD (1996)
- 作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎
- 「眠れない夜を抱いて」とか「こんなにそばに居るのに」とか名曲は数多くあるけど、やっぱりTHE・ZARDなこの曲に。やけに長いアウトロが余韻を誘うようで好き。
I'm proud [full version] / 華原朋美 (1996)
- 作詞・作曲:小室哲哉
- とにかく名曲。J-POP史における金字塔とでも言うべきか。「full version」はアルバム『LOVE BRACE』に収録されていて歌詞が一部追加されているバージョン。
Liar! Liar! / B'z (1997)
- 作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
- B'zもZARDと同じく選曲に悩んだけど、キレッキレの稲葉節が炸裂した歌詞のこの曲にしました。liarとないやで執拗に韻を踏みまくるサビは強烈に耳に残る。
明日、春が来たら / 松たか子 (1997)
- 作詞:坂元裕二 作曲:日向大介
- この頃の曲は親がよく車で聴いていた記憶があるのでその影響で刷り込まれてるのだろうと思う。Aメロの途中でフェードインしてくる打ち込みが好き。
願い事ひとつだけ / 小松未歩 (1998)
- 作詞・作曲:小松未歩
- コナンの人という印象が強いだろうけどこれもコナンの曲。キャリア通して安定して良曲を作っていたけどやっぱりインパクトが強いのは初期の曲だなと思う。
picnic / rumania montevideo (1999)
- 作詞:三好真美 作曲:三好誠
- これもコナンの人たちという印象が強いだろうけどこれはコナンの曲ではない。急に拍子が変わって不穏な雰囲気を残しつつ終わるアウトロが最高に好き。
2000-2006
夏の幻 / GARNET CROW (2000)
- 作詞:AZUKI七 作曲:中村由利
- この時期は自分にとってビーイング全盛期。GARNET CROWの全楽曲どころか、全コナンのテーマ曲中でもトップクラスの名曲だと思う。
Close To Your Heart / 愛内里菜 (2000)
- 作詞:愛内里菜 作曲:大野愛果
- 同じくGIZA所属だった倉木麻衣の影に埋もれてたけど、歌唱力も楽曲のクオリティもこちらのほうが数段上だったように思う。デビュー曲にして最高傑作。
ロージー / aiko (2001)
- 作詞・作曲:AIKO
- この人も山ほど名曲あるけど、個人的に一番aikoaikoしてるなと感じるのでこの曲に。こんなへんてこなメロディなのにしっかり成立してるのがすごい。
二人のアカボシ / キンモクセイ (2002)
- 作詞・作曲:伊藤俊吾
- リアルタイムで「あたしンち」見てたのでこの曲よりは「さらば」のほうが印象強いけどやっぱりこちらのほうが名曲。これで紅白出たのすごい良い時代だなと思う。
そうだ!We're ALIVE / モーニング娘。 (2002)
- 作詞・作曲:つんく
- ハロプロ系ってそこまで好んで聴かないけどこの曲のぶっ飛び具合は最高に好き。ファンクとかロシア民謡とかなんかもう色々ごちゃまぜすぎて笑えてくる。
key to my heart / 倉木麻衣 (2002)
- 作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果
- 「Time after time ~花舞う街で~」と悩んだ。大野愛果とCybersoundコラボの集大成という感じ。この曲が入ってる『FAIRY TALE』は名盤だった。
あたしンち / 矢野顕子 (2003)
- 作詞・作曲:矢野顕子
- 「ひとつだけ」が一番好きなんですけど昭和なのでこちらにしました。映画「あたしンち」主題歌。TV版でも当時ずっと流れてた記憶がある。謎コラボ。
Passion / 宇多田ヒカル (2005)
- 作詞・作曲:宇多田ヒカル
- 海外進出後で絶賛落ち目だった頃らしいけど、この頃(アルバム『ULTRA BLUE』のあたり)が一番好き。「年賀状は写真付かな」って歌詞、ほんと凄い。
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル / Perfume (2006)
- 作詞・作曲:中田ヤスタカ
- Perfumeは一番好きな曲を絞るのが不可能すぎて昔からこの曲を一番好きと言うように決めてます。Perfumeという存在を具現化したかのような名曲。
パレード / 平沢進 (2006)
- 作詞・作曲:平沢進
- 恋人がカラオケで「夢の島思念公園」歌ってて存在は知ってたけど数年前にYouTubeで何気なく視聴して度肝を抜かれた。「白虎野」も好き。
2007-2013
you may crawl / school food punishment (2007)
- 作詞:内村友美 作曲:school food punishment
- ほしのあきが出てた「ヘルシアスパークリング」のCM曲「butterfly swimmer」で知ったバンドなんですが、インディーズ時代の曲のほうが毒気があって好きです。
FREE FREE / 鈴木亜美 joins 中田ヤスタカ (2007)
- 作詞・作曲:中田ヤスタカ
- TK時代も「alone in my room」とか好きだけど、やっぱこっちだな。ヤスタカプロデュースはアルバム1枚で終わっちゃったけどあと1枚ぐらい聴きたかった。
チャイナ・ディスコティカ / Aira Mitsuki (2008)
- 作詞:TO-WEST 作曲:miusic
- リアルタイムでは聴いてなかったけど当時Perfumeファンから散々叩かれてたのは覚えてる。これはこれでアリだと思うし、当時はPerfumeっぽいのがごろごろいて面白かった。
the Time is Now / capsule (2008)
- 作詞・作曲:中田ヤスタカ
- capsuleもほんと選ぶの難しかったけど、一番ぶっ飛んでるこの曲にしました。この曲が入ってるアルバム『MORE! MORE! MORE!』は本当に隙のない名盤。
Jasper / 木村カエラ (2008)
- 作詞:木村カエラ 作曲:石野卓球
- 「Yellow」と悩んだけど卓球好きとしてやはりこちらに。これだけ卓球色の強い曲なのに食われてないカエラも凄い。この曲が入ってるアルバム『+1』が一番好き。
LOVEずっきゅん / 相対性理論 (2008)
- 作詞・作曲:真部脩一
- 真部氏が抜けた後の理論は正直よく分からないけど、3枚目『シンクロニシティーン』まではほんと奇跡的なバランスで成り立ってるバンドだったんだなと思う。
PRECIOUS / MEG (2009)
- 作詞・作曲:中田ヤスタカ
- 「HEART」やら「MAGIC」やら甘々な曲が多くてそこまでハマれなかったけど、この曲が入ってるアルバム『BEAUTIFUL』はバキバキ感強めでPerfumeでもやってよ!って当時思ったなあ。
水玉病 / アーバンギャルド (2009)
- 作詞:松永天馬 作曲:松永天馬、谷地村啓
- 「堕天使ポップ」だの「ワンピース心中」だの名曲は挙げ始めたらキリがないけど、やっぱり原点にして最高傑作なこの曲で。ラストの転調は何度聴いてもぞわぞわする。
Last Love Letter / チャットモンチー (2009)
- 作詞:福岡晃子 作曲:橋本絵莉子
- 「染まるよ」とどっちにするか悩んだ。2050年開催のラストライブという設定のMVもよかった。28年後、メンバーは67~68歳か…。この曲が入ってる『告白』は名盤。
能動的三分間 / 東京事変 (2009)
- 作詞・作曲:椎名林檎
- 林檎ソロと事変を別カウントにするか悩んで結局事変のみにした。BPM120でぴったり3分間に収めるという発想が当時衝撃だった。Mステでの演出もかっこよかったな。
それでも言えない YOU&I / 南波志帆 (2009)
- 作詞・作曲:西寺郷太
- YUKIやらベボベの小出祐介やらサカナの山口一郎やら、やたらと作家陣が豪華だった。そしてそれに釣られて聴き始めた。南波志帆はもうちょっと売れてもよかったと思う…。
2010-2013
2人のストーリー / YUKI (2010)
- 作詞:YUKI 作曲:飛内将大
- ジュディマリ時代よりもソロになってからのほうが好きな曲多い。一気に音程が上がるサビで感情が揺さぶられる。いわゆるエモいってやつ?知らんけど…。
美ちなる方へ / 神聖かまってちゃん (2010)
- 作詞・作曲:の子
- 10代の頃めっちゃよく聴いてたので冷静な評価がもはやできないけど、この曲を作っただけでもの子はやっぱり天才だと思う。バンド版より宅録のデモ版のほうが好き。
PONPONPON -extended mix- / きゃりーぱみゅぱみゅ (2011)
- 作詞・作曲:中田ヤスタカ
- 「CANDY CANDY」や「ふりそでーしょん」も好きだけどやっぱり一番はこれかなあ。extended mixのほうは、より一層ドラッギーな仕上がりになってて最高です。
ルーキー / サカナクション (2011)
- 作詞・作曲:山口一郎
- 不眠症な山口一郎がひたすら街を徘徊するMVが超怖かった。3.11直後のリリースだったのであの当時の空気感を思い出す。アルバム『DocumentaLy』もそう。
PERFECT BLUE / Base Ball Bear (2013)
- 作詞・作曲:小出祐介
- ベボベもなんだかんだでいい曲多いなと最近思う。「short hair」とか「十字架You and I」とかもいい。この曲もいいんだけどどうしてもサビの「のにね」が「トイレ」に聴こえる。
Saturday night to Sunday morning / Shiggy Jr. (2013)
- 作詞・作曲:原田茂幸
- 1stアルバム『ALL ABOUT POP』まではよかったのにだんだんアニソン寄りになっていっていつの間にか解散してた。この路線でずっと続けてほしかったな。
社会の窓 / クリープハイプ (2013)
- 作詞・作曲:尾崎世界観
- 悩んだけどやっぱり結局これかなと。1個前のメジャーデビューシングルがオリコン初登場7位になって、その瞬間あのバンドは終わったと嘆く初期ファンを痛烈に描いた歌詞が秀逸。
でんでんぱっしょん / でんぱ組.inc (2013)
- 作詞・作曲:玉屋2060%
- でんぱ組.incの登場は衝撃的だった。アイドルとしてはあまりにも暗すぎる内容の「W.W.D」、そしてリリースされたのがこの中毒性MAXな超絶キラーチューン。アイドル史に残る名曲。
ミッドナイト清純異性交遊 / 大森靖子 (2013)
- 作詞・作曲:大森靖子
- 自身が敬愛する道重さゆみへの想いをひたすら綴った代表曲。この人のソングライティング能力は凄いと思う。「君の気持ちはSNS ときに顔文字なくてSOS」という歌詞も本当に凄い。
2014-2018
LOVE ME TENDER / Wienners (2014)
- 作詞・作曲:玉屋2060%
- 言わずもがな、でんぱ組.inc経由で聴き始めたバンド。男女ツインボーカルが特徴だったものの、女性vo.のほうが脱退して別の方に替わってしまったのですが、前の方の声のほうが好きだった。
Will♡You♡Marry♡Me? / 清竜人25 (2014)
- 作詞・作曲:清竜人
- ソロ時代も「痛いよ」とか名曲たくさんあるんですが、やっぱり25での曲のほうが好き。4年間という短い活動期間で、しかも絶頂期での解散でしたが、有終の美だったと思う。
トキノワ / パスピエ (2015)
- 作詞:大胡田なつき 作曲:成田ハネダ
- インディーズ2ndアルバム『ONOMIMONO』のあたりから聴いてるけど、周期的にハマったり冷めたりを繰り返してる不思議なバンド。最新作『ニュイ』は久々にいいと思った。
君が私をダメにする / 黒木渚 (2015)
- 作詞・作曲:黒木渚
- 一番好きなのはPerfumeなんだけど、iTunesで一番再生回数が多いのはこの曲。最後の最後に「次は私がダメにする 君を私がダメにする」に変化するのがたまらない。
生きていたんだよな / あいみょん (2016)
- 作詞・作曲:あいみょん
- 今となっては異色?のフォークソングっぽいデビューシングル。自殺した女子高生について淡々とポエトリーリーディングで吐き捨てるように歌われるAメロが衝撃だった。
金星 / 女王蜂 (2016)
- 作詞・作曲:薔薇園アヴ
- 「火炎」とか「夜天」もいいんだけど、やっぱりこれが一番かなと思う。一時期これとtofubeatsの「SO WHAT!?」ばっかり聴いてた。どちらも明るい中に切なさがあって好き。
N.E.O. / CHAI (2017)
- 作詞:ユウキ 作曲:マナ
- 今となってはMステに出たことが嘘のように海外中心に活動しまくってるCHAI。なんだかんだでバンドのコンセプトを明確に打ち出したこの曲が一番だなと思う。
アラジン / 水曜日のカンパネラ (2017)
- 作詞・作曲:ケンモチヒデフミ
- この曲が入ってるアルバム『SUPERMAN』までは出す度に最高傑作更新してて新作が毎回楽しみだった。この曲が一番リリックもトラックもキレッキレだなと思う。
READY FOR YOUR LOVE / 平井堅 (2017)
- 作詞・作曲:tofubeats
- ベスト盤『歌バカ2』付属CDでtofubeatsや中田ヤスタカ、石野卓球などとコラボしていてその中の一曲。ほんとはケンモチヒデフミ提供の「1995」を選びたかったけど令和だった…。
7秒 / モーモールルギャバン (2018)
- 作詞・作曲:ゲイリー・ビッチェ
- それまで所属していた事務所から独立し、初のセルフプロデュースとなったミニアルバム『IMPERIAL BLUE』のリード曲。新章の幕開けを予感させるような曲だったけど活動停滞してて残念。
以上、50曲。選曲とコメントで合計6時間ぐらいかかった気がする。でも楽しかった。
BEST50から漏れた曲をこの続きに書いてたけど文字数制限で省かれたので別記事に分けました。
⇒ anond:20220520014210
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