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2017-08-14

https://anond.hatelabo.jp/20170814005251

目に見えるスピードが越えていったモーションで高速のヴィジョンを見逃してしまいました。ついていけませんでした。すいません。

2017-05-26

28大学院既卒博士童貞無職職歴ゼロ地蔵になる。

都内某社へプログラマ採用面接に赴く。就職斡旋から紹介された中小企業である。おれはプログラミング経験が皆無だったか採用されることはまず無いだろうと考えていたが先ずは課題を解いてみろと斡旋屋は云う。食事睡眠時間とその他日常の雑事を犠牲にして一ヶ月ほどで解き終わる。完了した旨を斡旋屋に報告するとあれよという間に面談の日取りを決めてきた。当日、朝からぱらついていた雨は、正午前には止み、蒸し暑い晴天へと変わっていた。都内オフィスを訪れたおれは、こじんまりとした会議室に通された。ひとりのおとこが入ってきて、ここで一番えらいエンジニアだと名乗った。面接開始である。こちらが名乗ったのだからお前も自己紹介しろおとこが云うのでおれも名を名乗り、用意してきた志望動機キャリアヴィジョンをよどみなく述べた。斡旋屋と打ち合わせした通りの模範的な回答であるしか面接官氏はそれが気に入らないらしくおれ自身アピールになっていないと云う。大学で学んだことを活かして社会に貢献できるように――「それはみんなそう考えてるよね(笑)」「改めて聞きますがうちに入社してどうしたいですか?」3分ほど沈黙。「あっもういいです」おれは完全に萎縮してしまっていた。おとこは手元のVAIOディスプレイケーブルにつなぎこのループ文の計算量オーダは幾らかと問うた。壁面にはおれが解いた課題プログラムが映しだされている。しかし、おれは自分で書いたはずの10行ほどのfor文がどうしてうまく動いているのか、さっぱり思い出せない。仕方がないので一から考え直す。1ループ目の変数はこうなって2ループ目がこうで……ああ紙と鉛筆さえあれば。5分ほど沈黙が続くと、こんな初歩的な質問にも答えられないとは思ってもみなかった面接官氏がおれを煽る。「きみ計算量詳しいんじゃなかったの(笑)自己紹介ときにP≠NP問題に興味がありますなどとうっかり漏らしてしまったのが運の尽きだった。それで余計に焦ってしまう。quick sortを使っているのにO(n)で解けるなどと云う妄言を口走る。頭大丈夫かこいつと云うおとこの顔。緊張は極限に達し、丸暗記してきた想定問答通りの内容を喋ることでせいいっぱいになる。このあたりから面接官氏の露骨な「アホと喋ってる時間が勿体ないんだよね」オーラを感じはじめる。今までプログラム行書いた?課題以外に勉強したことは?研究以外の活動は?本は何冊読んだ?使える言語は幾つ?インターン経験は?ないです。ないです。事前に考えてきた逆質問2つをもって、やたらと早いタイミングでの面接終了となった。おれは逃げ帰るように会社をあとにし、駅へと向かった。おれは自分が某大学大学院博士課程を修了したのだとつい先程まで思い込んでいたのだが実は無職ニートの単なる妄想に過ぎなかったのではないか。あれだけ苦労した研究の日々もすべて夢のまた夢だったのではなかったか大学名誉を傷つけないようニセ学位返上するべきではないのか。優良企業の貴重な業務時間を奪ってしまった罪を償うべきではないのか。半泣き。死にたい。傘忘れた。

http://anond.hatelabo.jp/20170523021920

2017-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20170521193247

何もしたいことがなくても大学行けるなら大学出とけ。

高卒(大学中退)だが、求人情報の「大卒以上」の多さに引いたわ。選択肢は多いほうがいい。やりたいことがないならあんまり変わらない気もするが、いざやりたいことやヴィジョンが見つかった時に、「大卒以上しか求人が見つからない」じゃもったいないわ。

2017-04-10

ワイ30歳・クソむっつり童貞・妻帯者

頭の中はピンク色なのにタモリ俱楽部のOP赤面して直視できないレベル下ネタ耐性がない。

目をそらして下を向いたらガチガチの息子がよだれを垂らしながらジャージからこんにちわしていたのを見て、

飲み会で同僚から投げられる軽い下ネタに強い不快感を感じる理由が、男から性的刺激を与えられてる感じがするからだと気付く。

以下居酒屋で頻出する一般的に非エロとされる個人的エロワード

おしぼり雄搾り?
とりあえず生もうAVタイトルじゃん
生中はいアウト
カルピス当然アウト
チューハイチューしてハイになるとかエロい
ハイボールハイになってそのバランスボールで何をするんですかねぇ
ハイあっ!
ポテサラポテっとした柔肉+サラっとしたサテンの下着のヴィジョン
枝豆え……ダメ////と恥じらうヴィジョン
やみつきキュウリ棒状のものやみつきとか
ディップディップディープディック
ハラミ直接的すぎるエロ
ハラミステーキ誘惑までしてくるのなおエロい
タンよく発達した舌の筋肉かいう時点でエロい
胸肉胸の肉なんか当然エロい
モモモモの肉だってエロい
砂ズリほぼセンズリ
盛り合わせ少し変えるとサカり(肌を)合わせるとなるのでエロい
ホッケ惚けてるとかエロい
マグロユッケヌルグチョのマグロとかもう
イカそうめんイカ+ソーメンとかかなり寄せてきてる
ホタルイカ沖漬けホタルちゃんが大変なことに
とろーりチーズそんなんエロい
親子丼アウト
だし茶漬け出して漬けるとかエロい
おかわり二回戦ですか?


なんか病気なのかね?

2016-12-13

地味な市議会議員

前回の地方統一選挙以降、当選した議員ツイッターブログを定期的にみている。

若手の議員は、SNSを利用して市政を積極的に伝えていくと言っていたにもかかわらず、週に2,3回呟くだけで、FB更新ほとんどしていない。

たまに写真を上げるのだが、地区運動会公民会での挨拶写真ばかり。


そんな中、50代の市議会議員当選1回)のツイッターが地味ながら面白い

ちゃんとその日の活動を報告し、事実評価をしっかり分けて伝えようとする努力が見える。

毎朝地元写真を上げ、スポーツの結果に一喜一憂し、健康配慮しつつも時に羽目を外して大酒飲んでは二日酔い

ただのおっさんの日々の営みではないか


市の広報誌で、議会の様子が伝えられる。

そのおっさんは、10年先の市のヴィジョンみたいな未来のことはあまり考えていないように見える。

どこどこの道路劣化して危険だ、イノシシが酷い、保育園のための駐車場が欲しいといった感じで、今市民が困っていることを地道に解決しようとしている。

先の若手の議員は、若者政治参加人口減少対策といったデカ仕事に熱心である

いや、まぁしっかりやってくれているし、若手の議員ダメってわけじゃないんだけどね。

その若手も、待機児童問題には熱心だし、勉強が大変って感じは伝わってます


まぁ、何が言いたかたかというと、地方議員活動ウォッチするのも面白いよ、という話でした。

2016-06-30

恋愛

彼女がほしいと言いながら、いつまでもできない人は

潜在意識のなかで、彼女なんていらないと否定しているのである

こういう人の本心

彼女ほしい(でも、定期的に会うのめんどくさい、連絡とるのもめんどくさい)

彼女ほしい(でも、ブスは嫌)

彼女ほしい(でも、付き合っても何したらいいのか分からない)

彼女ほしい(でも、童貞から恥ずかしい)

このように漠然彼女を欲しがっているだけで、具体的なヴィジョンがない上に否定的なのである

可能な限り具体的に、彼女がいる日常想像してみるといいだろう

根拠のない不安なんかも吹き飛ぶはずだ

しかし、気をつけて欲しいのは、特定の異性を対象妄想すること

彼女のいない童貞野郎妄想が膨らみ過ぎて、突然行動に移しかねない

ストーカー一歩手前、相当キモイことをして嫌われるだろう

気を付けろ

まり効果なのは

漠然と(しかリアルに)想像した異性との恋愛想像する

変にロマンチック恋愛想像してはいけない。それをしていいのは乙女だけだ

リアルに、あーライン来たわ~とか、日曜暇かな、とか想像する

自分が日曜暇じゃなかったら、想像の異性のために暇を作る(ここで作れないやつは、付き合ったとしても暇をつくれない)

このようにイメージトレーニングをこなし、このイメージに沿ってくれそうな女の子を探すのだ

間違っても、気に入った子を一方的に好きになって、毎晩その子オカズオナニーしたらだめだぞ

の子に会うたびに、なんとも言えない気恥ずかしさを感じて、まともに話せなくなる

まあ、上記のイメージトレーニングでくだらない潜在意識の壁を取っ払って、彼女作ってください。

2016-04-24

富士通退職して思うこと

筆者は、新卒入社した富士通を三年で退職した。

退職から一年が経過し、新しい職場(WEBベンチャー企業)での仕事に慣れたこと、

また、富士通の同期入社の友人から頻繁に転職の相談を受けるようになったこともあり、本エントリ執筆する。

はじめに、筆者の退職理由を簡単に述べると、富士通という会社未来を感じなかったことと、やりたい仕事はできないだろうと判断したためである

参考までに、筆者は公共機関向けのシステム開発部門所属していた。

担当していた業務は様々で、小規模なシステム開発や、子会社・下請企業管理であった。


1.成果主義を謳いながら実態は年功序列主義

富士通には、人材キャリアフレームワークという社員評価制度があり、現場には、入社何年目はこのレベル仕事、といった暗黙の了解がある。

本人の能力や意欲とは全く無関係に、入社後の経過年数で、仕事裁量の幅が大きく制限される。

このことはいわば、学習指導要領ならぬ、業務指導要領があるようなものだ。

このような枠組みや暗黙の了解存在すること自体問題なのではなく、その枠組から逸脱した人材を想定しない・評価しないことが問題なのである

筆者がお世話になった優秀な先輩方は、この業務指導要領の要件を満たして手に余った人、

いわば天井にぶつかった人から先に、より大きな仕事がしたいという理由で辞めていった。

筆者もその一人である

既存産業の大きな成長が望めなく、社員個々の多様性重要視される昨今の経済情勢において、

高度成長期における横並び思想をもとの作られたやり方が未だに社内を謳歌しているのは時代錯誤というほかない。

富士通への提言として、これから時代は、年齢も在籍年数も関係ない人材評価制度を作っていくべきである

そして重要なのは会社既存事業でいかに利益を上げたかについての評価ウェイトを下げ、

いかに新しい発想で新しい事業を提案したか・実現したかという評価項目を設立するべきである

なお、富士通には社内ベンチャー制度があるが、これはうまくいかない可能性が高い。

なぜなら、社内ベンチャー承認するのは旧式の人材の典型である高齢経営であるからだ。

いままで数十の社内ベンチャー審査結果を見てきたが、彼ら経営層に事業の将来性を判断する能力はないと痛感した。

また、他の理由としては、富士通既存事業と衝突すると社内ベンチャーが潰されるということがある。

将来性のない既存事業を残して、将来を託すべき社内ベンチャーを潰すという企業風土なのだ


2.社内既得権益集団が絶対に損をしないルール

富士通という会社には多数の既得権益集団がいる。そして、社内のルールは彼らが決して不利にならないように作られている。

なぜなら、ルールを作る権限は、先頭を走る集団、1980年代大成功を収めた既得権益層がガッチリ握っているからだ。

いわば、前を走る人を抜かしてはいけないレースのようなものだ。

このような出来レースで若手社員モチベーションが続くはずはないことは明らかだ。

筆者は、決して年功序列主義を批判したいのではない。

既得権益層が年功序列悪用して、部下の手柄を自分の手柄にし、部下の失敗を部下に押し付けている実態に対する批判である

ノブレスブリージュ、権利を有するものには義務がある、という思想がある。

富士通既得権益集団には会社技術力や社員を率先することで、企業としての地位を向上させていく義務がある。

実態は、社内の後進に抜かされることを恐れるあまり、後進の他社に抜かされている。

これでは既得権益集団が義務果たしていないことは明らかだ。

ちなみに、この既得権益集団に有利なルールが生み出した現状については、

同じく富士通OBである城繁幸氏の著書「若者はなぜ3年で辞めるのか?」(光文社新書)が詳しい。


3.企業ビジョンを失った社員たち

経営学において「ヴィジョナリーカンパニー」という名著がある。

この本によると、会社が永続的に成長・発展していくためには企業理念ビジョン)を社員ひとりひとりが持つことが必要不可欠であると指摘している。

富士通企業理念は、変革に挑戦し続ける姿勢や、よりよいICT社会づくりに貢献することを掲げている。

しかし、富士通という会社の現状として、このヴィジョンを失っている社員、とくに管理職がとても多い。

30代を過ぎて会社に定住することを決めた社員に変革に挑戦しようという熱意ある人物はひとりもいなかった、

そういう人々にとってICTで社会づくりなどどうでもいいのだ。

ただ顧客要求を聞いて、それを子会社下請けに作らせて予算や利益を達成することにしか興味がない管理職が大半であった。

これでは富士通企業理念など誇大広告もいいところである

元GEのCEOであるジャック・ウェルチ氏は、たとえ成果を出していようと企業ビジョンを共有しないものはクビにしろと自著で語っている。

このポリシーを導入したら、富士通管理職の80%はクビになるであろう。そのくらいに富士通管理職は夢や熱意のない人物ばかりであった。

そのような人材が将来的に会社破壊する、というウェルチ氏の指摘の正当性を、富士通という会社惨状が示しているのは皮肉という他ない。

富士通への提言として、ウェルチ氏のやり方を実行すればよいのだ。

成果によって管理職のクビを決めるのではなく、ヴィジョンを共有できているかでクビを決めるのだ。

このやり方を実行すると既得権益を握って離さな経営層や管理職が一掃される。

既得権益にしがみつくだけの人物こそ、ヴィジョンを持たない人物である割合がとても多かったことを付け加えておく。


4.発展途上国レベル業務標準化の原因

経営コンサルタント大前研一氏は、日本生産性アメリカの半分しかなく、もはや発展途上国にすら負けていると指摘している。

その原因について、日本では業務標準化が全く進んでいないためであると述べている。

このことについてITベンダに勤めていた経験から詳解したい。

まず、マイナンバー関連のシステムを例に挙げる。

自分の住む自治体と異なる自治体マイナンバーのITシステム比較してみてほしい。

ここで、自治体が異なればITシステムも異なることに気づくはずである

はたして自治体ごとに個別マイナンバーシステムを作る必要があるのだろうか?

答えはもちろんノーである。全国どこでも一律の業務であるべきであり、同じITシステムを導入するべきである

なぜ、各自治体ごとにITシステムがバラバラなのか。

その理由業務標準化がなされていないためである

自治体ごとに業務フローが異なるために、別のITシステム使用した時に業務がこなせないという事態が発生する。

そのため各自治体が個別にITシステムをITベンダー発注することになる。

そこでITベンダー各自治体ごとに個別のITシステムを作ることになる。

ITベンダーからすると一度作ったことがあるものカスタマイズして、業務の順番を入れ替えたり、扱うデータを多少変更するだけで済む。

それなのに膨大な金額を請求するわけだ、ITベンダーとしてはボロ儲けである

(なお、主要ITベンダー決算書を見ていただくとわかるが、ITベンダー利益率が高いわけではない)

特に自治体のITシステムは国民の税金で作られているわけである

各自治体は、このような現状を放置していて、国民に申し訳ないと思わないのであろうか?

このことは、決してITベンダーにの責任があるわけではない。

総務省が陣頭指揮をとって各自治体の業務標準化統一化を進めなくてはいけないのに、それが全くなされていないのは監督官庁としての責任放棄である

このように業務標準化が全く進んでいない現状は自治体に限らず、民間企業においても同様である

会計パッケージにおいて、世界デファクトスタンダードになりつつあるSAP導入に失敗する事例を数多く見てきた。

失敗する理由は、個々の企業業務に合わせてSAPをカスタマイズしており、そのカスタマイズでは対応できない業務フロー存在するからである

問題なのは、そのような業務フローは、決して必然的業務ではなく、過去の慣習から存在しているだけであることがとても多い。

ここにおいて、ITシステム業務に合わせるのではなく、ITシステムに合わせて業務の方を変えていかなくてはいけないのだ。

日本サービス流通業生産性特に低い。

このことは、サービス流通業顧客からSAPのカスタマイズ無理難題があがってくることが特に多いことと無関係ではないであろう。

富士通は、既存顧客業務標準化およびデファクト・スタンダードとなるITシステムの開発の陣頭指揮をとる役割を果たすべきだが、その望みは期待できない。

なぜなら関係が深い企業において、業務効率化すると大量の社内失業者を出すことになるからだ。

そのような"顧客との良い関係"を崩すようなことはやらない会社である

日本という国のあるべき姿を長期的に考えた際に必然的なことであるにもかかわらずである

富士通企業理念である、よりよい社会づくりに貢献するとは、まさにこの業務標準化を推し進めることなのではないのか。


5.時代に取り残されたガラパゴス化した閉鎖社会

富士通には外国籍社員が相当数在籍している。しかし、彼らに求められる日本人への"帰化圧力"がとても強い。

同期入社中国籍の友人は、対外発表会のために完璧日本語発音の練習をさせられていた。

完璧日本語発音日本人に任せるべきで、中国精通しているというメリットを活かせる部署配置転換するべきである

この現状に直面した外国籍社員は数年で辞めていく。

なお、残った外国籍社員をみると、小学生から日本にいるなど、生まれたのが海外というだけのほぼ日本人だったりする。

外国籍社員離職率が高いことに対して、本部長が提示した対策が、

長く働きたい会社とはどのような会社か、というテーマ外国籍社員を集めランチタイムディスカッションさせるというものだった。

この話を聞いたとき、筆者は絶句してしまった。

この席で「無能な人が本部長にならない会社で長く働きたい」という大喜利でもすればいいのだろうか。

富士通グローバル企業を表明しているが、このような組織海外進出などできるはずもない。

なぜならば富士通利益構造では、海外において利益を上げられないからだ。

このカラクリ解説大前研一氏が詳解されているので、参考にしていただきたい。※1


6.富士通の良いところ

ここまで富士通に対する批判と改善提言を述べてきたが、富士通の良いところについても触れておきたい。

まず、個々の社員仕事力や組織力といった点では、他の大企業比較して遜色ない。ただし、富士通の主要グループ企業に限るが。

数十を超える大企業および中小企業仕事をしたが、やはり大企業は個々の社員レベルが高く、組織力も高い傾向にある。

顧客として他社と仕事を進めていくうえで、大企業の方が優秀な担当者に遭遇することが多く、仕事がとても進みやすかった。

この理由について、大企業社員育成能力が高いことはもちろん、社内チェック体制が整っているからではないかと思う。

社内で質の悪いものは弾いており、社外に出さないようにしているのだろう。

また、富士通顧客主義がきちんと徹底されている会社であると感じた。

筆者と富士通顧客主義が異なっていた点はあるものの、顧客起点に立つという考え方は大事なことである

これは、筆者が富士通入社して良かったと感じることである

人間関係について、他社と比較して良好な会社であると感じた。

柔らかい人が多く、職場雰囲気はとても良かった。お世話になった直属の上司や先輩方は、優しく丁寧なご指導をいただいたことに感謝している。


7.おわりに

最後に、立花隆氏の著書「東大生はバカになったか」(文春文庫から名文を引用したい。※2

「いま、この辞めたい気持ちを逃したら、この会社に骨を埋めて、あそこにいる連中と同じになってしまうと思った。」

結局、筆者の退職理由は、偉そうな顔をしているがロクなビジョンも打ち出せない富士通上層部のような人間になりたくなかったからである

富士通という会社必要なのは、優秀な若手の育成などではなく、無用老害排除である

筆者には、富士通という会社は、沈みゆく泥船にしか思えなかった。


※1「産業突然死」の時代人生論、第44回 談合をなくす二つの妙案-"便利なゼネコン"はいじめの温床

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/46/

(この記事ゼネコンITゼネコン(ITベンダー)に置き換えていただきたい。)

※2 引用にあたり、語尾を改めた。


補足1.城繁幸氏の著書「内側から見た富士通」(光文社)についてのコメント

この本は富士通が先んじて導入した成果主義が、名ばかりで社員のやる気を奪う結果に終わったという実態を告発した本である

この本について、いくつか述べたい。

まず、本題である成果主義経営層のご都合で導入されて、社員モチベーションを奪うという最悪の結果に終わったという指摘はまさにその通りである

また、この本が出版されてから10年以上経つが、実態は改善されていないし、する気もないのだろう。

(そもそも経営者のご都合成果主義の導入を失敗だと気づく能力が欠如しているのかも知れない)

富士通では、そもそも「成果」などを評価されていない。

管理職仕事は、部下の成果を評価することではなく、予算内におさまるように部下の評価を調整することであった。

なお、成果主義の導入を評価している現場社員は誰もいなかった。

成果主義を批判する幹部社員はいなかった。おそらく批判すると何らかのペナルティがあるのではないかと邪推している。)


補足2.転職について

筆者の転職について、考慮したことをいくつか述べる。

まず、次の会社仕事の選び方および交渉の進め方については、山崎元氏の著書「会社は二年で辞めていい」(幻冬舎新書)を大いに参考にした。

転職は考えていなくとも、今の時代を働く考え方、人材価値セルフマネジメントなどは一読の価値がある。

富士通という大手を辞めたはいいが、次の会社で苦労している人が多いという意見についてコメントしたい。

筆者に言わせれば、それは転職のツメが甘いのだ。

現職のどこに不満を持っていて、そのうち、どこが改善余地があり、妥協するべきであり、次の職で改善を期待するのか、についての思慮が浅い。

社会ルールをわかっていないで転職したとしか思えないケースもある。

そもそも富士通という会社に勤めているにもかかわらずITゼネコン生態系を理解していない社員がとても多い。

下請け企業にいけばもっとやりがいのある仕事ができる、などという浅い考えで転職する人はいる。

ITゼネコン下請け生業とする会社社長は、中間管理職と何一つ違いはない。

上の指示(元請け発注)を受けて下に伝達するだけであって、自身で新しい事業を生み出す能力のない企業である

筆者はITゼネコン生態系から離れた企業を選んだ。

新しい会社は、自社で新しい事業を生み出す能力があり、きちんと利益を上げている。

転職において改善したかったこと、専門的な業務ができること、自分アイディア事業に活かすことができること、それらがすべて達成できた。

なお、富士通からWEBベンチャーに転職する人が多いと思われがちであるが、一番多いのは地方公務員である

2016-04-01

マックで『バットマン vs スーパーマン』の感想戦していたカップルの会話

<当記事は『バットマン vs スーパーマン』の重大なネタバレを含みます



男「……どうだった?」

女「……いや?」

男「……ん?」

女「だめでしょ……完全にだめでしょ……『バットマンフォーエバー』よりダメだったでしょ……映画版『DOOM』よりダメでしょ……」

男「客あんま入ってなかったね」

女「むしろ観るべきでしょ。みんな観るべき。オススメしてもいいくらい。汝が敵を知る目的のために観ろと」

男「俺ならオススメされてもいやだね。単につまんないってだけじゃない。おれこれ嫌い。大嫌い」

女「上映中寝てなかった?」

男「寝れないでしょ。だってうるさすぎだし」

女「お酒でも飲んでたらアイゼンバーグの演技もすこしは真に迫って見えたかもね」



ベン・アフレックの演技について

男「各所でいじられてるようだけど、バットマンを演じていたベン・アフレックは悪くなかったよね」

女「そうそう。ベンアフは悪くない。髪型もキマってたし、何より雰囲気がいかにもブルース・ウェインって感じだった。

  演技よりは脚本がひどかった。

  キャラクターが浅薄すぎ。登場人物全員。『マン・オブ・スティール』に出演した面々でさえそう。

  初登場のバットマンについては前からファンの注目を浴びることはわかってたはずでしょ。絶対に『ダークナイト三部作と何が同じで何が違うのか、比較されるのは避けられない。

 それが何? あっちにふらふら、こっちにふらふら。『おれは孤独だー地下にひきこもるぜー」とかなんとか基地でやってた次のカットには、パーティで社交してる。スター社長かっつーのお前は」

男「スタークのプレイボーイキャラアル中の素でやってるけど、ウェインのは演技だよね。社交用の仮面をかぶってる。だからさ、アフレックが悪いんじゃないんだってば」

女「そう、全然悪くないんだけど」



ザック・スナイダーは良い監督か?

男「そもそも俺、ザック・スナイダー作品嫌いなんだよね。『エンジェル・ウォーズ』もクソだったし。何あのメンヘラ妄想

 今回のBvSには彼の監督としての弱点がほぼ全面に駄々漏れてしまっているように思う。

 そりゃ、いいところもあるよ。ときどき素晴らしいアクションシーンを取るし、火の表現にはこだわりを感じる。観てて時々はいい映画に思えてくることもあるんだ」

女「撮影監督ラリーウォン)が良いんでしょ」

男「そう撮影監督が良い。スーパービーイング同士のバトル描写は新鮮だったし、ダークな雰囲気にもしっくりハマっていた。この暗いトーンというのがくせ者で、ノーランときはちゃんと機能してたんだよね。

 ところがワーナーノーラン以外にもノーランみたいなトーンで描くことを求めてしまった。ジョークは入れるな。笑えるようにするな、ってね。『グリーン・ランタン』はその最たる犠牲者だよ。

 ワーナーは、250億ドルもの予算を任せるにあたってスナイダーならノーラン路線を継承できるだろうと考えた。そして脚本家たちに今後シェア・ユニヴァースを展開できるように膨らみをもたせたホンを書かせようとした。

 一方で、出資者たちが求めたのはマーベル/ディズニーみたいなヒーロー映画だったのさ。そして……」

女「ちょっと待って。アベンジャーズ:AoU』も似たようなもんでしょ。AoUは『やらなきゃいけないこと』が多すぎた。ちょうど、マーベルシネマティック・ユニバースが次のフェイズに移行するための大事な試金石だったから、AoUはむりくりなプロットにならざるを得なかった」

男「そうだな、たしかに同じ問題を抱えていた。

 けど、AoUはなんとかそれを乗り切ってそれなりの支持を集めただろ。

 理由は二つある。

 一つ、AoUの監督だったジョス・ウィードンがザック・スナイダーより優れた監督だったってこと。

 二つ目、各キャラクターが均等に、特に彼らの感情が均等に仕込まれていたってこと。

 なんたって、どのキャラクターも『自分映画』でキャラを掘り下げてきたんだからね。

 ストーリーが多少薄かろうが、誰だってアイアンマンを知ってるし、ソーを知ってるし、ホークアイを、フューリー長官を知っている。

 事前に他の積み重ねてきたキャラ造型を"収穫”すれば、『アベンジャーズ』ではキャラの説明に要する時間を節約できる。ところがBvSときたら……」

女「しょうがないところもあるよ。ここ十年のマーベルとDCのシネマティック・ユニヴァースを比べてみてよ。マーベルが順当に年輪を刻んできたのに対して、DCはリブート路線変更や主役俳優の交代が相次いで、積み重ねなんかほとんど残らなかった。

 DCはBvSただ一作品だけでマーベル映画十六年分の歴史においつこうとしているのよ」

男「そうだね、マーベルは長い時間をかけて準備してきた」

女「マーベルには一つの確かなメソッドが確立されている。新キャラが紹介されて、今後どう他のキャラと絡んでくるのか、そういうのが映画全編を通しで観なくてでさえわかっちゃうセリフカメオを拾ってるだけでもね。マーベルは観客を巻きこむ術を心得ている。

 そこへきてDCは……苦労してるよね。映画づくりそのものに」



ダークな映画は「楽しい」か?

女「BvSの冒頭はすごくクールだった。

マン・オブ・スティール』のバトルシーンをウェイン目線の別アングルから再解釈する。これはすごい良いアイディアだったと思う。そこまではほんと良かったんだけど、その後がもう陳腐の極み。

 恍惚とした表情で天国に召されるブルース少年を観た瞬間、がっくりきたでしょ」

男「脚本がとにかく浅いし弱い。ファン批評家の『暗すぎるトーン批判』を批判してたけど……」

女「だって楽しくないんだもん」

男「いやそれは問題じゃなくて」

女「問題でしょ」

男「いや『バットマン・ビギンズ』も楽しくはなかったよ」

女「あれは楽しいものだったたよ。『楽しい』の定義が違うな。『ビギンズ』はいっぱいアクションシーンがあったし、エキサイティングだった。次から次へといろんなことが起きて観ていて飽きないんだ。

 そういうものが私にとっての『楽しい映画なの。

 でもBvSは『楽し』くない。キャラがお互い見つめ合ってるだけでしょ」

男「うんああまあ確かにそうだな。トロいんだよな全体的に。いらないシーンが多すぎるし、なおにプロットは穴だらけ。ワンダーウーマンが登場してからはアクション映画としてすごかったけれど」

女「それは本当に『すごい』と形容していいものかな。単にその前の部分より『マシ』だったってだけじゃない?

 アフリカの村で大量虐殺事件が起きました。それでスーパーマンはみんなを救えるわけじゃないんですってんならまだわかるけど、『おい! スーパーマンが村人を撃ったらしいぞ!」ってのはどういうこと?

 スーパーマンが銃で人を撃ったりするわけないだろが!

 なに疑ってんのあの世界の人らは。


 だいたいフィンチ議員が意味不明すぎるんだよ。なんであんなキレてるの? 彼女レックス・ルーサーに対してどういう感情を持ってるの? 結局何がやりたくて動いてるの?

 やっぱりマーベルと比べちゃうな。

 マーベル映画キャラたちはそれぞれの拠って立つところが明確なのに」

男「ストーリーも感情も描写不足。演出もそんなによくない。まあ、結局しかし脚本なんだよな」



バットマンの両親死にすぎ問題

男「一番がっかりしたのはメインイベント――つまりタイトル曰くの『バットマン vs スーパーマン』のバトルだ。

 バットマンが優勢で――スーパーマンを負かしつつあったんだけど」

女「いいことじゃんバットマンさいこー」

男「いいんだよ。いいんだけど。

 よし、このままバットマンスーパーマン野郎を吊るして処刑だ! ってなったところでさ、いきなりバトルを中断するわけ。

 スーパーマンが『マーサ』って名前を口にしたから。

 それでバットマンマーサって俺のママ名前じゃん! お前、ママを知ってるのか! じゃあ……友達ってことだな!』――仲直り!

 ……おいおいおい待てよ、と」

女「(爆笑)」

男「××すぞと思ったね。さすがにね。そして始まる例の回想シーン

女「ほんともうかんべんして欲しいよね。もういいじゃん。もう観たくないよ。だってみんな知ってるでしょ? 『バットマンのクソ両親は殺されました』って。何回それやれば気が済むのって話。バットマンには悪いけど」

男「ドゥームズデイ倒したあとさ、二つの葬式が平行して描かれるじゃん。映画の演出の方向性としては、観客にあたかもスーパーマンマジで死にましたみたいに誘導してるんだろうけどさ。

 観てるほうは『ねーよ』ってハナから白けるよな。

 スーパーマンの死で終わるスーパーマン映画がどこの世界にあるっていうんだよ。

 いいか、アメコミ世界には絶対生き返らないキャラが三人いる。

 そのうち二人はブルース・ウェインのお父さんとお母さん。

 残りの一人はスパイダーマンのベンおじさんだ」

女「その三人、ほんとうんざりするくらい死ぬよね

男「必要な死ではあるんだよ。そのヒーローオリジンの深い部分に関わる死なんだから。この三人以外の奴らは逆に死んでも生き返りまくる。スーパーマンも当然生き返る。

 だいたい『ジャスティス・リーグ』の予告見てるんだから、スーパーマンが死なないことくらいわかるだろ!!!

 それなのに十分そこいらもちんたら葬式やって悲しいですね、って何の茶番だ!1!!」

女「『ジャスティス・リーグ』の前準備としてもガタガタだよね。

 何あの十五年前のドラマみたいなしょぼいインターネット描写は」

男「おじいちゃんにとっては電子メールはいつも秘密めいてみえるんじゃないんですか」

女「ダイアナプリンスバットマンを出しぬいてハイテク機器を盗みとるじゃん。それでいて、『あら大変。これわたしじゃ解読できないわ』ってなんだそれ女子か。写真バットマンから送ってもらうために盗みを働くってどんだけ遠回りなのよ。いまどきアマゾネスでも Amaazon.com で買い物できるっつーの」

男「あー」

女「で、さあ、その機密ファイルアクアマンが出てくるじゃん。沈没船から出てきてトライデントを振りかざしてワーっなるやつ。観てて、ほんとくっだんねーと思った。

 あの場面にDC映画のひどさが凝縮してたね。脚本家の怠慢の象徴だよ。マーベルだったらクビ間違いなし。

 繰り返しになるけど、マーベルキャラはどこへ向かって収斂していくのかはっきりしているし、一方でファンが喜ぶ要素をよくリサーチしてる。だから私たちネットで話題シェアしたりリツイートしたりいいねしたりするんだよ」



スーパーヒーロードラマについて

男「もちろんマーベルだって完璧じゃない。現場上層部クリエイション方向性の相違から何度もトラブルをおこしている。エドガー・ライトウィードンが去ったのもその一端だ。それでも比較的いいものを作り続けている」

女「一番不出来なマーベル映画でさえ、一般的には『良い出来』だよね」

男「公平性を期して言うなら、DCはテレビドラマだと面白いエンタメを作れるんだよね。

 『ARROW』も『フラッシュ』もすばらしい。

 いっそ、ドラマをそのまま映画にもってくりゃあいいのに。俳優もさ。そっちのほうが断然いいものが撮れるはずだよ」

女「アメリカではテレビの俳優は映画に出演しちゃいけないって不文律が存在するっていうよね。真偽はわかんないし、都市伝説みたいなもんだけど。

 でも、もしDCがそのルールを自社の作品に適用してるんだったら……こんなにアホなことはないよ。

 DCがモタモタしてるあいだに、ここのところマーベルNetflixとのタッグを組んで『デアデビル』を筆頭にすばらしいドラマを量産しはじめた。

 マーベルならテレビ映画クロスオーバーさせるくらいのことは軽くやってのけるだろうね」

男「マーベルドラママイナーキャラも上手く扱っている印象があるね。『ジェシカ・ジョーンズ』なんか知名度のわりにはよく練られた、丁寧なドラマだよ」



レックス・ルーサージュニアとその他の面々

女「ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技はどう思う?」

男「なんであんないけ好かないガキになっちまったのかな。レックス・ルーサーじゃなくて『レックス・ルーサージュニア』に変更されたのは何か説明があってしかるべきだったんだけど、そういうのもなかったし」

女「パパに虐待されて育ったから、スーパーマンコンプ持つようになったみたいな感じだったよね」

男「アメコミの悪役っていうのは前もって完成されたキャラクターだから、実は性格俳優とあまり相性がよくない。良い役者と人気キャラの両立はむずかしいんだ。

 アイゼンバーグがどんなにがんばって悪役を演じてみても、観客は『ああ、いつものジェシー・アイゼンバーグだな』って思っちゃう

 一番の問題はロン毛のまま出しちゃったことだよな。

 まるでバットマン vs スーパーマン vs マーク・ザッカーバーグってかんじ」

女「わたしが懸念してるとこもそこ。BvSのアイゼンバーグは一人だけ別の映画で演じてるみたいだった。腰抜けぞろいの他のキャラクターと比べて明らかに浮きまくってたわよ」

男「シリコンバレーで調子こいてるIT起業家を悪役にしてみるか、程度の発想でしかないよね」

女「アメコミ映画ヴィランとしはキャラが貧相だった。ダークサイドに落ちるほどの動機もなければ、ヴィランとしてのヴィジョンも備わってない。

 いってみれば、ネット荒らし野郎と一緒ね」

男「たしか、DCのライターで……ジェフ・ジョーンズだったかな? が言ってたんだけど、

 『レックス・ルーサースーパーマンを憎む理由はこうだ。(ルーサーによれば)スーパーマンのせいで人類は自信をなくし、堕落してしまった。人類自分たちが作り出した問題の後始末をスーパーマンに任せっきりにしている。

 それこそが、ルーサーが『スーパーマンは危険だ』と主張する理由なんだ。ルーサーはスーパーマンを打倒することで人類に強さを取り戻させようとしているんだ。彼はヒューマニストなんだ』」

女「なるほど」

男「ところがこの映画では……」

女「あんまり頭もよく見えないよね。思わせぶりに暗躍しといて、バットマンスーパーマン対峙させるお膳立て以上のことはなんもやってない。どんな隠し玉が出るかと期待させといて、四十分前に観客に見せたもの以外は何も出てこない」

男「まあ、さすがにバットマンスーパーマンマザコントークでもりあがるなんてのはルーサーも僕達も予想できなかったけどね」

女「おもわずふたりともクリプトナイトで刺したくなったわ……」


男「ドゥームズデイとのバトルシーンはかっこよかった。ワンダーウーマンが登場した瞬間は『これこそ俺が見たかった映画だ!』と興奮したよ。二時間映画を観ていて初めてグッと来た瞬間だった」

女「ワンダーウーマンは余計な描写がないのがよかったよね。『ジャスティス・リーグ』が今から心配だな。DCのクリエーターたちって、自分たちがどこへ向かって何をしてんのか理解できてるのかな? 現場から上層部含めてさ」

男「最初の計画どおり、ジョージ・ミラー監督させりゃあよかったんだよ。ジョージ・ミラーの『ジャスティス・リーグ』……想像しただけでワクワクしない?」

女「するする。私としてはベン・アフレックでもよかった。でもバットマン役として参加することになったからって、監督からは降りちゃった。もったいない

男「周囲の非難を恐れたんだろうね。自分監督して自分で主演するスーパーヒーロー映画って、どうしても嘲笑を免れないだろうし」

女「気にすること無いのに。ベン・アフレックバットマンキャラメイクを繊細に達成していた。声もちゃんとバットマンやってたし、演技もすばらしかった。そういや、ジェレミー・アイアンズアルフレッドはどうだった?」

男「そこそこって感じ」

女「でも、そこそこ止まりでしょ。アルフレッドにしては暖かみに欠けていた。アイアンズがやるとアルフレッドってよりかはルシアス・フォックスっぽいよ」

男「あー、『GOTHAM』は観てる? ドラマの」

女「いや?」

男「ドラマアルフレッドやってる人はなかなかハマってたよ」

女「『ゴッサム』はねえ……観たかったんだけどさ。CMでウェインの両親が死ぬシーンをやってるのを観てさ……ちょっと耐えられなかった」

男「三十分前からお前そればっか言ってるな」

女「別に言いたくて言ってるわけじゃないっての」



『BvS』は最高の映画

男「批評家から叩かれまくってる反動か、BvSを過剰に擁護する人たちがいるね。『人生で最高の一本』だとか」

女「何言ってんだか」

男「そういう人には『君はもっと映画を観る必要があるね』としか言えないね人生で他に観た映画がこの前の『ファンタスティック・フォー』だけなのか? 『市民ケーン』を観てみなさいよと。どっかからダークスリラーの名作リスト探してきてさ、かたっぱしから鑑賞すればいいよ。そうすれば暗い世界観に相応しいキャラ造型やストーリーメイクが理解できるはずだよ

 世の中にはもっとすばらしい映画があるんだって増田にも知ってもらいたいな」




参考:

https://soundcloud.com/rottentomatoes/batman-v-superman-is-rotten

2015-11-08

屍者の帝国

 伊藤計劃はディティールの作家だった。

 はっきり言ってしまえば、虐殺器官トリックハーモニーアイディアも、SF観点からするとさして目新しいものではない凡庸ものだ。

 にも関わらず、「夭逝天才作家」として祭り上げられる以前から○○おじさんを含むめんどくさい連中に評価されている理由は何かと考えると、ディティールの積み上げる圧倒的なリアリティにあるのだと思う。

 虐殺器官に出てくる心理マスキング処理、ハーモニーに出てくるアマゾンめいた個人評価スター、これらは今現在からの延長線上の未来として演算される現実的もので、一部の組織企業内では既に現実のものとして実装されているものであろう。

 彼の死から早6年、彼の最後作品である屍者の帝国が、Project itohの最初映像作品として公開される、それも彼が最も愛した映画という形をとってだ。

 6年間、それはあまりにも長い時間でした。僕らの好きだった計劃さんは、どうしようもなくめんどくさい(そして愛すべき)はてダ映画おじさんという存在から、いつの間にかに「夭逝天才作家」という世間を騒がすアイドルになっていてProject itohなるもの始動してしまう始末。

 それでも、それでも、Projectに苦虫を噛み潰したような表情で立ちすくむ○○おじさんたちも、御大小説映像化されることには公開される前は素直に喜んで胸のときめきを抑えきれなかったはず、そう公開される前は。なんなんですか、いざ公開されたとなればハダリーたんのおっぱいとか階差機関に対する言及はあれども映画のものに対しては皆口をつぐみ挙句の果てに「地獄はここにあるんですよ」と指差す始末。

 はっきり言おう、○○おじさんたちは生前の計劃さんから何も学んでいないと。

 映画批評っていうのはレビューではない。もっと体系的だし、少なくともウェブに溢れる「面白い」「つまらない」といった感想程度のゴシップではない。

 批評とはそんなくだらないおしゃべりではなく、もっと体系的で、ボリュームのある読みものだ。もっと厳密にいえば「〜が描写できていない」「キャラクターが弱い」「人間が描けていない」とかいった印象批評規範批評の粗雑な合体であってはいけない。厳密な意味での「批評」は、その映画から思いもよらなかったヴィジョンをひねり出すことができる、面白い読み物だ。

 だから、こいつは映画批評じゃない。まさに印象批評的で、規範批評的で、それはすべて、ぼくが紹介する映画を魅力的に見せるためにとった戦略だ。

 面白い映画面白かった、という。

 このページでいろいろ書いていることは、結局そういうことだ。

「おかえり、フライデー

 人間は死亡すると、生前に比べて21g体重が減少することが確認されている。それが霊素の重さ、いわば魂の重さだ。我々は魂が抜けた肉体に擬似霊素をインストールすることによって死者を蘇らせる。

 原作は我らが伊藤計劃、そして円城塔。といってもたった30枚の遺稿は映画化にあたってオミットされている。メディアミックスなるもの今日当たり前のものになりつつあるのに、なぜかこと映画化に関しては地雷であるという評価が当然のものになりつつある、特にマンガアニメ原作付きのものに関しては顕著だ。本作もその類に漏れず、○○おじさん達から大変な不評を買ってしまっているが、伊藤作品映像化という観点からすれば私は十二分に楽しむことができる傑作だと思った。

 原作付き映画に何を期待するかは人によってそれぞれ違うが、原作ストーリー通りに話が展開するだとか、セリフを忠実に再現するだとか、冒頭の30枚を残すだとか、少なくとも私はそういったことには重みを置かない。小説には文字の、映画には映像の文法がそれぞれあるのだから、単に忠実に再現するだけでは翻訳として成り立たないし、少なくともメディアミックスとしての価値はない。それは原作ファンを称するクラスタに向けた言い訳に過ぎず、怠惰姿勢だと思う。

 文字とはすなわち情報であり、映像もすなわち情報である。その違いがどこにあるかというとtxtファイルwmvファイルの容量を比べるまでもなく、圧倒的な情報量にある。つまり同じシーンを描写するにあっても、映像化のためには不足する情報を画面に徹底的に描き込まなければならない。では不足する情報をどこから補ってくるかといえばやはり原作であるのだが、単に帰納演算に基づいて情報を付加すると、あたかjpeg画像を拡大したように荒く違和感を感じるものになってしまう。そこで映像化にあたっては、原作を入念に読み込み世界観理解したうえで、原作存在しなかった情報を加えることでディティールを明確にする。一方でその情報量が過剰であるが故に、人は文字を3時間追うことができても、映像を3時間観ることは困難なのもまた事実現実的には予算だとか尺の問題だが)。そこで行われるのは物語圧縮である。先に述べた情報の付加と異なり、如何に情報量を減らさずに短い時間に収めるか、如何にディティールを残したまま圧縮できるかが肝になる。

 こうして完成した映像作品は、個々人の頭の中に存在する「原作」とは違ったものとなっているので、ほぼ確実に違和感を与えることになる、場合によってはそれが不評の原因になるかもしれない。だが、ここであえて言わせてもらえば、その違和感こそがメディアミックスとしての醍醐味であって、映画を見る楽しみの観点であろうと。

 私はかつて植民地だった地域によくある上海租界のような場所が好きだ。それは現実宗主国建築物を現地にある材料で模したまがい物に過ぎないのだけれども、望郷の念からか過剰に演出されたそれらの建物は本物のフランスイギリス建物より本物らしく見える。例えるなら歌舞伎女形女性より女らしいようなものだ。

 映像化された屍者の帝国に、私は原作より原作らしいもの、あるいは書かれることがなかった、この世界線には存在しない真の原作面影を感じることができたと思う。

 ボンベイにたむろする屍者の労働者、○○おじさんにも大好評だった圧倒的なディティールの階差機関、白く荒涼としたカザフスタン目黒雅叙園相撲浮世絵ジャパン映像化に際して付加された情報量についてだけでも映画として申し分ない。かつて彼が愛していた世界観型の映画のように、産業革命時代に屍者技術なるもの存在した場合どんな世の中になるかというSF観点なif、たったひとつの嘘による世界構築がなされている。

 「あなたにもう一度逢いたかった、聞かせて欲しかった、あなた言葉の続きを。」

原作ではフライデー円城塔で、ワトソン伊藤計劃にあたる。彼が残したテキストを読み足りない情報を補って、作家伊藤計劃脳内にエミュレートして続編を書くという行為を考えれば当然の配役である小説エピローグで、彼岸に渡ったワトソンを思ってフライデーは自らの意思を持ち動き出す。一方、映画ではその立場が逆転して、ワトソン円城塔フライデー伊藤計劃にあたり、旅の目的伊藤計劃の復活である映画の文法としては旅の目的明確化だが、○○おじさんにとっての不評の元凶となる改変だ。BLノイタミナだとdisる気持ちもわからなくはないけど、ヴィクター書記を手に入れて伊藤計劃を復活させるという話が映像化第一弾として公開されることに意味を感じる。

 冒頭にも書いたが伊藤計劃小説は言ってしまえばそんなでもないし、同じようなものを書ける人は出てくる。けど、彼の映画批評のような愛と薀蓄に溢れた文書を書ける人はもう出てこないような気がする。それでも彼がもし生きていればこの映画をどう評論しただろうか、死んだ彼がこの映画を見たらどう評論しただろうか。

 あなたはここにいるわ、そう思えるような文書をみんなもっと書いて欲しい。

2015-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20150312124615

何がしたいのかわからん

一刻も早く復興して欲しいってんなら、ポンと何十万か寄付して好きに使ってもらった方が効果的だろうし、

俺の音楽を聞けぇ!って話なら行って演奏すりゃ良いだろうし、

何がどうなったら良いと思ってるのかヴィジョンとか目的全然見えない。

追記

CD1枚2500円で買うとして、買ってくれるお客さんはその2500円でできた色々な可能性を失うだろ?

他の人のCDを買った方が良かったかも、ランチに使った方が良かったかも、どっかに遊びに行った方が良かったかも。

その可能性を全部捨てて、俺にその2500円使ってください!って、ミュージシャンCD売るってそういうことじゃん。突き詰めて言えば。

ボランティア演奏すんのだって同じだと思う。

旅費の分、他のことに使ってもらった方が良い。ってなったら、それはミュージシャンとしては敗北でしょ。

俺がボランティア演奏することが、一番お客さんを楽しませることになるんだ!ぐらい自信持ってやれない時点で負けてる。

童貞が、自信がないからきな子告白できなくて、

自分プライドを保ちつつ、告白しなかった言い訳必死に考えてるみたいだな。と思った。

2015-01-27

不幸になる人を一人でも減らすために、一応書いておくメモ


http://jmatsuzaki.com/archives/14158

1. 「得意なことより好きなことを優先しろ!」はすでにスキルがあるか人脈があるか、裾野が広い分野でなければやめておけ

よくこういうことをいう人がいて若者は思わずそれに目を輝かせてしまますが、お待ちください。それは火車です。

そこそこ好きなことをやるってのはいいと思うんです。俺もそれで未だにプログラミングしてるし。

けどそれに一生をかけたいみたいなものを選ぶと不幸です。

まず妥協ができない。なぜなら好きだから。つまり己との争いに消耗するわけです。

つぎに全然稼げなくて金がないときに、とんとん拍子でうまくいく人を見るとマジで死にたくなる。金がないと視野が狭まり、完成度は低くなり、余裕がなく、評価も気になります。負のスパイラルに陥るともうだめ。死にます

おなじようなもんとして、やっぱり芽が出なかったってなった時に、他に自分の芯になるものがないとやっぱり死にます。ありますか?なら大丈夫です。好きなモノは二つ三つあってよい。一つしか好きなことがないなら、好きな道で食ってくのは諦めましょう。マジで死にます

2. 「好きなことで食えないはずなんてない!」は嘘

結構食えません。むしろ食っていこうと思ったら好きでないことを絶対にしなきゃいけない。妥協だってしなきゃいけない。あと食っていくにはスキルと人脈です。どちらも必要です、むしろ人脈が必要

人脈作れますか? 好きでないことができますか? できるなら大丈夫です。

3. 「好きなことは内面からあぶり出せ!」とか言ってるくらいなら別にそこまでやりたいことじゃないでしょ

好きは滲み出るものです。炙りださなきゃ出てこないなら、それはやんなくても大丈夫なことです。

4. 「カッコイイと思える奴からアドバイスしてもらえ!」しかしかっこいいと思えるやつは永遠に追い抜けない

もしくは追い抜いたら全然しょうもない奴だったことがわかってしまう。人へのあこがれで歩を進めるのは危険です。まぁアドバイスもらうくらいはわるかないけども、信奉するのはいくない。そしてね、アドバイスする側になるとわかると思いますけど、結構しょーもないことしか言えないもんです。ちゃんとしたこと言おうとしたら準備が必要だし、めんどくさいし、時間もすごくかかる。ただでやるには労力がかかりすぎ→結果しょーもないことに。なんてのが関の山です。

5. 「社員数や月給や福利厚生会社を選ぶな!」社員数はどうでもいいですが、お金大事

お金は心の余裕。

人間には二種類います。心の余裕がなければ仕事を成し遂げられない人と、追い込まれて絶体絶命にならないと真価を発揮しない人です。あ、もういっこあった。常にすごいやつ。

ま、天才は置いておきましょう。

お金大事です。道具を揃える必要ことなら、お金がないと始まりません。お金を稼ぐのは時間がかかりますし、余裕がなければ質の悪いものに手を出してしまます。食うものを削るととたんに人間の力は半減します。どれだけいいものをもっていても、食べなければやっていけないのです。

なおサービス残業などが常態化している状態はよろしくないと思いますが、たまに超残業がいっぱいあるくらいならまぁいいかなと僕は個人的に思います。もとに戻すまで三ヶ月とか半年とかかかるけども。

6. 「社員かどうかなんてどうだっていい!」は嘘

バイトは結局損です。正社員で働いたほうがガッポガッポ入りますし定収入はでかい。あとバイトは休むと生活に響いてくるから余裕なくなります。余裕がなくなると好きは擦り切れます

7. 「会社終身雇用なんて求めるな!」はまぁそうかもね

やめるつもりで常日頃から腕を磨き、人脈を作りましょう。会社で作る人脈も時には役に立つし。

8. 「体裁も見栄もクソ食らえだ!」と見栄を切るのもいいんだけど、結局人脈は見栄だしな

世界で随一くらいのスキルがないならある程度体裁は整えておいたほうがよいでしょう。まぁ昇進とか結婚とかは諦めてもいいと思いますけども

9.ヴィジョン共鳴できる会社を選べ!」 え?結局会社に入るの?

共有する価値観がある仲間がいるのは幸せですが、ビジョンに振り回されるといつの間にか崖っぷちということもあるので気をつけましょう。あぶなっかしいな。

ビジョン自分で持っていればいいんです。そのために日夜コツコツと積み重ねていけばいいんです。直接的ではなくとも間接的に身を助けてくれることがあるかもしれない。むしろまったく違う視点を求めに全然知らないところへ行ってもいいし、金を稼ぐためと割りきって居心地のいい場所に行ってもいい。いずれにせよ、自分で決めることです。他人と一緒で安心してはいけません。

10. 「仕事と遊びを分けて考えるな!」の結果待つのは死だけです

まぁいずれみんな死ぬんですけどね。

仕事ではないからできることもある。仕事からこそできることもある。そのバランスを上手く取れないと、墓場ダンプで突っ込んでいくことになりかねません。引き止めてくれる友達を持ちましょう。お金を生む人脈はなくても、心配してくれる友を持ちましょう。友はなくても気持ちを吐き出せる場所を作りましょう。そして毎日、小さな進歩と喜びを噛み締めましょう。

山には一歩ずつ登るしかありません。駆け上れば途中で力尽きますしかし動かなければ登れません。動かないのはたしかもっとリスクが低いふるまいですが、ついつい足を進めてしまうのなら、もう腹をくくって登りましょう。安全に、一歩ずつ、焦りをなだめ、恐怖に打ち勝ち、すすむだけです。

いのちだいじに。

2014-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20141115175009

Google glassは時期尚早だと思う。

なんどかミートアップで触ったりGDK勉強会で触ったり、その勉強会で簡単なサンプルアプリ実装もしたけど、最大のネックは電池

mobileで常用するには厳しい。

そして体験も小さなスクリーンが浮かんでいる程度の体験なので、「Project Glass One DaY」のようなヴィジョンからは程遠い。

期待はしてんだけどね。ゲームVRでインターフェース精錬させるのが先だと思う。

あなたが言うようにヲタは最高の玩具を与えられることで、嬉々としてこの作業に参加するはずだ。

2014-07-16

数年ぶりに級友に会った

昨日、数年ぶりに大学時代の友人に会った。級友といっても私の方が何歳も年上だ。高校卒業後、数年間働いたあとで大学入学したのだ。その級友とは連絡をとったのも数年ぶりで、向こうから連絡をしてきた。そのときはちょうど私の誕生日で、数年ぶりの連絡にも関わらず、彼は突然Facebookで「誕生日おめでとう。感謝がどうたら」とか訳のわからないことを言ってきた。私がやんわりと「大丈夫か?宗教/自己啓発/マルチにでもハマったか?」と返したところ、彼は「好きな居酒屋フレーズだ」と言う。あぁ、貧困か、いずれにせよ、貧困だ、と私は小さく呟いた。私の心配をよそに彼は続けて「今度会えないか」と誘ってきた。

駅前カフェで彼を待った。ときおり道行く人を眺めつつ勉強していると、ふいに見知った影が目の前に現れた。大学卒業してから数年経ったが、彼はそのときとあまり変わりなかった。私もそれほど変わりはないだろう。席に着いてひととおり互いの近況を報告しあった。他の級友達についても軽く触れた。彼の口からは、ヴィジョン、グノシー、シャカイコウケン、横文字が並んだ。私は「ライフハック系の記事にでもあたったかか?」と軽く返した。貧困の気配がさらに強まる。

彼は学部の頃から教師になると言っていた。大学院教育系だったが、抑うつ状態に陥り、1年休学したあと中退してしまったとのことだった。その後、現在勤務している中学校に非正規の教員として入った。その彼が「学校を建てたい。現在のキョーイクはどうたら」。うん、うん、そうだね、と相槌を打つ私の喉の奥には貧困の2文字。「今年の教員採用試験は見送った」「セブン-イレブンを建てたい人がセブン-イレブンバイトをするだろうか」「金持ち父さんがどうたら」「現在経済師匠とでも言うような人に師事している」たまらず私は「でも飯を食べていかないとね。デカヴィジョン結構だけれど、成功するためには上手く早く失敗を重ねる必要がある。食うや食わずやでは成功/失敗以前に挑戦することすらままならない。歩けばコケる。コケまくってもいいけれど、死ぬようなコケ方をしてはいけない。足を骨折するようなコケ方もしばらく歩けなくなってしまう。今年はもったいなかったけど、来年教員採用試験受験したらどうだろうか。正規で教師として勤務しながらヴィジョンに向けて一歩一歩 地に足をつけて進んでいくことはできないだろうか。デカヴィジョンは遠くの風景だ。方向を定めるときは遠くを見やる必要がある。だが、遠くを見やっていてばかりでは足元の落とし穴に気づけない。ヒドいコケ方をする。遠くの風景へはまっすぐは進めない。右往左往、行きつ戻りつしながらしか進めない。まっすぐに続いている道は善意舗装された地獄への道しかない。耳触りのよい言葉舗装された道だ。指標を持とう。意思決定にさいして自分なりの指標を持とう。定性的な耳触りのよいカタカナだけでなく、定量的な指標も参照しよう。この職業は平均年収いくらだ。マンガ家年収分布は偏っているから平均という統計値は当てにならない。マンガ家年収の最頻値はいくらだろう?たぶん0円だ。ワナビーどもが夢のあと。休暇日数は何日だろう?例えば、マルチ商法なんかは、子供をたくさん増やしていく必要がある。子供が孫を、孫が玄孫を、とネズミ算式に増えていってようやくまとまった金が入るようになる。けれども、孫を産んでくれる子供なんてほんの一握りなんだ。多産多死のネズミ。だから子供をたくさん増やしていく必要がある。とても効率が悪い。0.0x倍だ。そうやって、営業活動をひたすら精力的に続けていってようやくまとまった金が入るようになってくる。でも、それはもう不労所得ではないよね。だって、営業活動してるんだもん。ひたすら毎日時間も。例えば、学校を建てます会社を建てます、っていう人がマルチネットワークビジネスでそれに挑戦したとして、何人の子供を産みまくればいいんだろう?悪いやつっていうのは、病気貧困、弱っている状態に付け込んでくる。そういう悪いやつは世の中にたくさんいる。私も昔マルチに何十万円と騙されたことがある。そのときは正規で働いていたか骨折するようなコケ方にはならなかったけれど、非正規だったら骨折していたかもしれない。上手くコケるには食うや食わずやではダメだ。飯をちゃんと食っている必要があるんだ。今年はもったいなかったけど、来年教員採用試験受験したらどうかな?」

堰を切ったように吐き出された言葉貧困への唾棄だった。そして、カフェは閉店した。

2014-06-18

後輩をいい方向に向けてやりたい

情報系の研究室には珍しく女の後輩ができた。

見た目に関してはお察し。

しかしこの後輩、いわゆる「意識高い系」のようなのだ

Windowsバカにするんだけど、さりとてMacの利点を聞いても答えられない感じ。

それでいて自己顕示欲は強いらしく、開発サークルなどで積極的に活動している。

しかし、コーディング力もマネージメント能力も無いので一向にプロダクトができてこない。

プロジェクトを始めるにあたって、設計をしない。

その重要性を全く理解していない。

アジャイル勘違いしている。

デザインパターン理解できていない。

情報隠蔽を「チームメンバにコードを読ませないこと」だと思っていた。

絶句した。

そしてプライドが異常に高い。

から、それは違うよ、と言おうにも、まるで受け付けない。

どうにも自分のことを、具体的なコードは書かないが画期的ヴィジョンを作り、

チームを率いてプロダクトを作る指導者タイプだと思っているふしがある。

まり自分ヴィジョン完璧なのに、周りがそれについてこれないせいで失敗していると思っているふしがある。

自分でまとめていて、なんかもう、絶望的だなと思わないこともないのだけど、

方向はさておきがんばっている姿は本物だと思うので、なんとか良い方向に向かわせてやりたいのだが。

ちなみに彼女は俺のことをブサい口だけの男だと思っているようで、まったく尊敬していない。

から搦め手というか、本人にそれと気づかないやり方で意識を変えてやりたい。

どうしたらいいと思う?

これだから女は」とか、そういうのいらんから真剣に頼む。

2014-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20140313160137

佐村河内とか小保方とか、文字通り恥を知らないわけで、行動・言動にブレーキがかからない。

痛覚が麻痺してるから無茶な戦い方ができるみたいなもの

おそらく今の今になっても顔から火が出るほど恥ずかしいとかそういう感情はなくて、

ちょっと不利になっちゃったな、畜生、くらいにしか思ってないだろう。

だが、日本社会は(というか他の国の事情は知らないんだけど)、

結構こういう奴らに甘い気がする。

学校でも会社でも、なんでこんな奴がパージされてないんだろうと思うような

厚かましい人間が意外とのさばっている気がする。

彼らは常に自信たっぷりで、批判されてもまったくブレない。

攻撃しても効果がないので、いつしか非難する人もいなくなる。

しかにそのメンタルはすごい。

一部の人からは避けられるが、逆に信者のような取り巻きがつく。

努力してこういうメンタリティを形成するのは難しいだろうが、

ポイント自己愛妄想力、行動力だろう。

異常なくらい自分を好きになり、自分が口にしたでまかせを誰よりも強く信じること。

嘘がばれたり、色々整合性がとれなくなってきたら、自分嫉妬する誰かが

自分を嵌めようとしてやってるんだと考えること。

基本的自分は周りより偉いと確信すること。

何かが人より優れているから、とかそういう偉さの根拠はいらない。

そもそも他人より自分のほうが偉いんだと信じること。

から、他人が自分のいうことを聞いてくれるのは当たり前。

嫌そうなそぶりを見せても、それは相手が悪いと思うこと。

そして、なるべくでかいことをぶち上げる。

そのでかいことは、綺麗ごとであるべきだ。

一応誰もが「そりゃ、そうなったらいいよね」と頷くようなこと。

で、そのためにいろいろとしなければならない作業が生まれるが、

そのいろいろな実行を、自分ではなく少しメンタルの弱そうな相手に

やらせるようにする。いかにその人が泥臭いことをすべきか、熱っぽく語る。

嫌がったりしたら、その人が崇高な目的に対して後ろ向きであることを

非難する。

自分は、一番最初に「やろう!」と言った人、ヴィジョンを示した人としてふんぞり返る。

こんなところだろうか。

先ほども書いたが、あなたが思っているよりもみんなはこういう奴に甘い。

相容れない人間は、こういう奴を嫌っても潰しにはこない。

よほど自分が害を被りそうにならなければ、陰口を叩いたりはするかもしれないが、

「いるよね。ああいう人。ほんと困るよね」とか言ってそれで終わりだ。

しかあなたは全く反対の性格のようなので、まずは自己愛

肥大化させ、また他人に嫌われることに慣れるところからスタートだ。

2013-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20131201221755

ここの作業員の質が悪くなると協力する為のコストが人数が増えるメリットを上回るのは良くある話。

そして、コーディング以前の問題として設計が悪いと大規模なプログラムはまともに動かないのも常識

で、まともに設計できる人間ていうのは別に天才」ではない。ただし、そこら辺に転がってるわけでは断じてない。

きちんと色々なモノを自分作成したことがあって、その上で自分設計したものを大人数に作らせたことがある、そういう経験の積み重ねをしてきた人間

日本下請け構造が最悪にクソなのが、製作経験がなくて設計()だけ出来るつもりになってるSEもどきが、製作経験のある下請けになんとなくモノを作らせてるとこ。

作業員作業員というが、システム設計コーディングが理解できない奴に出来るはずがない。

優秀な設計者にきちんと設計者としてのポジションを用意した上で、きちんとしたヴィジョンを描ける人間プロジェクトを導かないと、大規模なプロジェクトはうまく行かない。

ちなみに、土建業界でも下請け依存の体質は問題視されていて、日本ゼネコンは優秀な下請けが使える国内では高品質仕事ができるが、海外に行くと途端に悪化するという事例が知られてる。

まり技術的にキチンとした指示を出す能力が足りないという事。

下請けやらせりゃいいんだよw なんて言ってるやつは本当に時代遅れ

かといって、天才なんて言葉で簡単に片づけて、本当に個人に必要とされる技能とチームが作るべき仕組みについて考えられない奴もバカ。

http://anond.hatelabo.jp/20131201221755

ここの作業員の質が悪くなると協力する為のコストが人数が増えるメリットを上回るのは良くある話。

そして、コーディング以前の問題として設計が悪いと大規模なプログラムはまともに動かないのも常識

で、まともに設計できる人間ていうのは別に天才」ではない。ただし、そこら辺に転がってるわけでは断じてない。

きちんと色々なモノを自分作成したことがあって、その上で自分設計したものを大人数に作らせたことがある、そういう経験の積み重ねをしてきた人間

日本下請け構造が最悪にクソなのが、製作経験がなくて設計()だけ出来るつもりになってるSEもどきが、製作経験のある下請けになんとなくモノを作らせてるとこ。

作業員作業員というが、システム設計コーディングが理解できない奴に出来るはずがない。

優秀な設計者にきちんと設計者としてのポジションを用意した上で、きちんとしたヴィジョンを描ける人間プロジェクトを導かないと、大規模なプロジェクトはうまく行かない。

ちなみに、土建業界でも下請け依存の体質は問題視されていて、日本ゼネコンは優秀な下請けが使える国内では高品質仕事ができるが、海外に行くと途端に悪化するという事例が知られてる。

まり技術的にキチンとした指示を出す能力が足りないという事。

下請けやらせりゃいいんだよw なんて言ってるやつは本当に時代遅れ

かといって、天才なんて言葉で簡単に片づけて、本当に個人に必要とされる技能とチームが作るべき仕組みについて考えられない奴もバカ。

2013-11-07

グッドデザイン大賞2013におけるGoogle Mapの授賞拒否問題についてちょっと調べてみた

表題の通りで、話によると1位と2位の得票数に有意の差はなかったとのこと。という訳で、歴代の受賞作品の得票数を調べてみました。表記はグッドデザイン大賞公式サイトのままですが、便宜上一部改変しているところもあります。ただ、2008年度以前のものについては、

「大賞選出および表彰式」に出席いただいたグッドデザイン賞受賞者ならびにグッドデザイン賞審査委員、審議委員の投票により行いました。

とあるのみで、具体的な数字を公開していないようでしたので、載せていません。ご了承ください。また、総投票数が公開されているのも2011年度以降のみです。ご注意ください。

この年はあくまでも余興の一つだったようです。グッドデザイン大賞は4位の岩見沢駅が受賞しており、あくまでも参考結果と言えます

一般投票の結果

1位 三菱電機株式会社/主軸モータ[SJ-Dシリーズ]:886票

2位 GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト:783票

(省略)

4位 株式会社ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局/駅舎および複合施設岩見沢複合駅舎]:654票 (グッドデザイン大賞受賞)

この年は会場内のみの投票が公開されています

(2回目の投票)

1位 ダイソンエアマルチプライアー AMO1、AMO2、AMO3:437票

2位 キュービックカプセルホテル 9h:300票

差は1.45倍

この年から投票数が可視化されています

1位 本田技研工業株式会社カーナビゲーションシステムによる情報提供サービス2920票

2位 パナソニック株式会社/LED電球 Panasonic LDAHV4L27CG:2492票

差は1.17

1位 日本放送協会テレビ番組デザインあ]:2248票

2位 NHN Japan株式会社モバイルアプリケーションライン]:1373票

差は1.63倍

さあ、以上を踏まえて今年度の結果を見てみましょう。

1位 グーグル株式会社Google マップ:2,752票

2位 独立行政法人宇宙航空研究開発機構ロケット [イプシロン]:2,232票

差は1.23

んー、過去の結果を見る限り、きわどいですが、この票差で僅差とみなすには無理があるのではないでしょうか。ただ、サンプルが少ないので、どなたか過去の得票結果をご存知の方は教えてください。

2013-07-29

風立ちぬ』に右ストレートくらわす。ネタバレ含む

先週、噂のジブリ最新作「風立ちぬ」見て来ました。

絶賛ばかりですが正直な感想を申しますと、「おもしろくなかったけど、何度か観たい映画」というところでした。

批判的な感想をあまり目にしないので、この一週間、絶賛に対して指摘したい部分を時々考えました。それを時間書けずに一発で書きます。荒くてごめんなさい。

ストーリーに波がない。

「生きねば」と書いてあるポスターや、ボロボロ燃えしまった後の戦闘機っぽいものと、それを見て呆然と佇む主人公の絵に、

戦争に揉まれながら、どんな恋や葛藤があるのかな〜!」と思ってしまますが、はじめからわかってた展開をただ踏まえてるだけな気がしました。

予告編では泣けましたが、本編では泣こうとおもっても、、、、?なかなか泣けない。

とにかく長いです。一緒に行った人は寝てました。最後ユーミンの歌の、長い長いPVみたいでした。

主人公感情移入できるか?

幼少の頃から非凡存在として描かれていて、そのままです。しかもお坊ちゃま。

人格も優れている主人公がどんな壁を経験して、奮起するドラマなのかと思いましたが、、、右肩上がりのまま、、、右肩上がりフライ

これは厳密には違う指摘ですが、菜穂子と再開する避暑地重要なシーン。

あれも「なんで今は仕事しないの?オフでも飛行機のこと考えてるキャラが何してんの?」と内心思いながらでした。しかも、これも長い。

それを消してくれる説明も無かったような気がします。

SEが口

これはなんかの朝のニュースでやってたのを着替えながら見たので知ってましたが、どうやらSEほとんどは口で人が作ってるようです。

でも、それが耳障りなんです。なんの意図があったのか知らないので残念ですが、その意図を知らない私からすると違和感で集中できないのです。

途中から製作者側が「今回のSEは人の声が作ってるんですよ」とドヤ顔で言ってたらと思うと、それをどうやって論破するか。。。そんな怒りの妄想集中力がいってしまいました。

庵野秀明の声

幼少期が終わって、いきなり声が変わります。それで「『ジブリ主人公の声をエヴァ監督庵野秀明担当』なんていうニュースを何かで見たが、これか・・・」とその時に思い出しました。

とにかく、びっくりするほどスムースな口調で人間らしさゼロ。10のテンションで話してきたキャラに対して、4くらいのテンションで返す主人公しかし、相手は自然に10のテンションを保ったまま会話している不自然さ。

例えて言えば、片方は大男が体をうねらせて豪速球を投げているのに、それを受け取る主人公直立不動ボールキャッチし、腕だけ動かして投げて緩いボールを返している感じ。その不自然キャッチボールラスト一言まで続きます

製作者の意図としては「理系の人っぽさを出したかった」ということですが。理系独特のドライさってのは違うと思います

成功に仲間や上司が昂ぶっている時にタバコ吸ってどっか見てたり、菜穂子王子様アピールしてるのに「晴れてきました」とかいってるだけで理系っぽさは出たと思います

その点、同じ理系でも今放映中の福山雅治のやつとかは、たしか理系っぽい感じはします。

百歩譲って、理系な人が抑揚のない声で話すとしましょう。でも、見る側としては少なくとも僕は違和感で集中できないんですね。不自然コミュニケーション意図的に作ってドヤ顔してる制作側に本当にいらっとした。

そもそも、庵野秀明って理系なんですかね。

高橋留美子

ヒロインが嫁入りするシーンで、嫁が高橋留美子漫画キャラしか見えない。

そもそも、結核の嫁が病院抜けだして来て嫁入りを済ませるっていうのはとてもむずかしいと思う。

ただの美談ですよね。ちび上司が普段と違ってお祝いしてる方が胸を打たれました。

ジョブズ流行ってるし?

これは単純すぐり僕の勘ぐりでもあるのですが、いちいち飛行機とか鯖の骨とかに「美しい・・・」とかいうところに、デザインに対して強いこだわりを思っていたジョブズ投影させてたのかなって思っちゃいました。

シンプルに美しい見た目=優れてる、という考え方を持っている二郎アピールが多いんですよね。

もしジブリジョブズに敬意を表すなら、普通に「敬意あります」とか言えばいいんであって、作品にわざとらしく言わなくてもいいんじゃないでしょうか。

とにかくうるさいんですよね。忘れた頃に出てくる。「また!?そんな(にデザイン好き)なの?」みたいな

でも、まあ、ジョブズが話題になる前からsimple is the best的な価値観はありましたので、あんまり強気で言えることじゃないです。

以上を踏まえて「風立ちぬ、傑作!」みたいな空気は、なんかつっこみたくなります

ジブリがやったことならすべて良し!たとえ理解できなくても良しと言う!白も黒と言えば諸手を上げて黒に賛成」みたいなダサい空気です。

確かにジブリ過去作は素晴らしかったです。でも、今作はどうでしょう。ほんとうにそうおもってますか?と。いや、過去作も実は「良さげ」雰囲気だけの作品だったのかも… ?

なんちゃって、それは言いすぎな気がしますが、否定なんかしたら自分がバカっぽい立場になるって思ってませんか?

僕もそうゆうのが怖いのですが、これを書いた反響とかを楽しみたくてネットに書きました。

以上です。

ちなみに、個人的に一番良かったシーンは、幼少期の夢の中で雑誌に出てた有名なイタリア設計士と出会い、刺激をうけるところです。

あの夢の中には、生まれや、能力や、物理法則すらも超越した、ピュアな(実現したい世界としての)夢だけでした。

そしてあの空間にいる間は、「自分ヴィジョン世界偉人と共有できる程のものなんだ」という高揚感は、とてもこんなことを言うのは憚られますが、僭越ながら共感できました。

色々文句もありましたが、終わってみると、確かになんだかスッキリした映画でした。

それが何かは、わかりません。それが不思議な魅力でしょう。

バイアスを無くしてほしいので最後自己紹介します。

自分ジブリと育ってきたような年代で、現在は「アラサーw」と自虐を言う時期に入った年代です。

風立ちぬ」は今回の作品で初めてです。

一番好きなジブリ映画は「もののけ姫」。理由は興奮するからで、メッセージ性などはあまり気になりませんでした。

一番心躍った映画は「バトルシップ」。一番泣いたのは「アイ・アム・サム」。という単純な人間です。

ちなみにこの映画を見終わった後「ジョー・ブラックをよろしく」を見終えた気持ちになりました。

何が良かったのかわからないけど、なんかもう一度観たい。そうゆう変な映画です。

2013-07-28

文系へっぽこ東大生なんだけど将来が見えない

俺は有名私立中高一貫校出身で、周りのブルジョワジーたちに揉まれつつエリート街道らしきものをここまで登ってきて、

なんとなくで文系にして、そのまま文科一類に入って、今一年生なんだけど、



将来のヴィジョンが全く見えない。



考えてみれば自分には21世紀前半を生きるための付加価値(具体的に言えば英語IT、その他資格?)が全くない。

もちろん学歴と、そのバックグラウンドと、大したことをしなくても得られる人脈がある、っていうのはそれなりに長所なんだろうけど、

これからそれだけでやっていけるのか正直わかんなくて不安だ。


不安なら何か努力してるかって言われると何もしてなくて、ひたすらダラダラしてる。

周りには官庁志望の奴とか、弁護士になる!とか決めてる奴もそれなりにいて、

他にも理系だと自分の専門分野たくさん勉強したりして、

そいつらはヴィジョンがはっきり見えてるから、やるべきこと分かって努力も出来るんだろうけど、

そいつら傍目に、夢も目標もない俺は何もしてない。

少なくとも「お前何やった?具体的に」って問いに全く答えられない。


もちろん周りには学生団体とか頑張ってる奴らもいるんだけど、

一回片足突っ込んでみて「あ、自分には合ってないな」って思った(はてなにはそういう人多いかもしれない)。




それで、結局何もしてない。

なんちゃって自己分析ちゃうと、下手に高学歴歩んできたから無根拠に全能感抱いちゃってんじゃねーの、俺、って思う。




不安不安で仕方ないので、夏休みに何個かインターンとか入れてみたけど、迷走してる気しかしない。

ていうかとりあえず留学みたいな、とりあえずインターン感がハンパじゃない。





いろいろやってる内に将来の夢とか、人生を賭す価値とか見つかるだろうと大学入る前は思ってたけど、本当に見つかるんだろうか。


それともこのまま何もせずニートになるんだろうか。不安だ。


p.s.どうでもいいけど「ディスチミア親和型うつ病」ってニュースかなんかで見て「あ、俺じゃん」って思った。思っただけ

2013-07-07

ヨハネスブルグの読者たち

うあああ自称SF読みども超気持ちわりーーーーーーーー。

(13.7.11追記) うわああああ気持ちわりーブクマいっぱいついてるううううー。

伊藤計劃幻視したヴィジョンをJ・G・バラード手法で描く、というが読後に感じたのはバラード的なものを読んだというよりは、90年代に読んだいくつかのサイバーパンク小説に通徹していた一種の非情無常をはらんだ物語たちのことであった。バラードテクノロジー3部作や『ウォー・フィーバー』に近いものがあることも確かだがそれらと比較するのは野暮であろう。これは21世紀に生きる我々の問題を扱った「今」を生きる小説なのだから


政情不安内戦グローバリズムの暗部、といった人類の憂鬱現在未来。そこで生きる人々の日常とともに、「未来ガジェット」をも魅力的に描き出す。現代日本SFにとって亡霊のような存在になってしまっている伊藤計劃が、代表作『虐殺器官』で実現したこのスタイルを、宮内悠介はこの『ヨハネスブルグの天使たち』で踏襲しています


テロが頻発し、持つ者と持たざる者が極端に現れつつある現代社会の延長線上に待つものは何か?それを問うているのが本書である。(略)どのような宗教民族イデオロギーといった価値観は対立するものと表裏一体であることを、強く意識させられる。

「今を生きるための小説」「グローバリズムの暗部」「イデオロギーの対立」「民族紛争」「考えさせられた」…。

いつからSF読者こんなに気持ち悪くなったの?

SF小説それ自体が社会を語るものであることは否定しないけど、

「とにかく作品を通じて社会を語らなければならない」という強迫観念が、同調意識として

ここ最近増しに増してるのはなんなんだよ。あー気持ち悪い気持ち悪い。

伊藤計劃の『虐殺器官』『ハーモニー』といった大天才の大傑作があって、以後立て続けに批評家レビュワーによる伊藤作品を踏まえた社会評が発表されて、

あーやべーSFスゲーじゃんめっちゃ社会語れんじゃん、俺が社会語れんじゃん!といった風潮ができて。

虐殺文庫版が10万部を超えるベストセラーになり、SF野郎のみならず意識高い学生たちもここぞとばかりに殺到し、ぼくのわたしの社会評を発表する最高にダルい場所ができあがった。あー気持ち悪い。

しかしその死後気鋭の作家ポンポン表れるはずもなくて、ラノベ作家による駄作JA・Jコレの連発にガッカリしながらも

いかに救いようのないゴミを褒めちぎるかとか、イヤミスブームに乗っかったどうしようもない駄作コミュニケーションを図ったりといったあたらしい遊びで時間を潰したり新時代体現する新人作家を探していたのは読者も恐らく出版社も同じこと。

そこにようやく以後を書けそうな作家が現れた。それが「盤上の夜」で創元SF短編賞山田正紀賞を受賞した宮内悠介

小説の腕それ自体は処女作がいきなり直木賞候補にノミネートされたことで折り紙つき

そんな奴が地域紛争911テーマ連作短編集を出したもんだから既存社会語りたいおじさんはもちろん、伊藤ウェーブに乗り遅れたぼくも社会を語りたいぼくがわたしが殺到して、結果こんなんになるよねーって感じ。

おまけにそのムーブメントを煽るような帯。”伊藤計劃幻視したヴィジョンをJ・G・バラード手法で描いた”。

何が言いたいのかさっぱりわからないが社会語りたいマンにはこれが何かの免罪符に見えるんでしょうかね。

やるせない。そういう思いが読後、胸の中を占め尽くす。登場する高層建築物言語宗教の問題はバベルの塔彷彿とさせて。間違いなく、9.11後、世界の在り様は変わってしまったのだろう。作中で言うところの分岐点だったのかもしれない。DX9はそのままLARsの運用問題を問うているように思える。DXに人格コピーすることは果たしてその一つの解になり得るのか・・・考えさせられる良作だった

こういう輩は「意識させられました」「考えさせられました」をいくら繰り返したところでなんの意味もないことを社会科見学で学ばなかったんだろうか。

んなもん「あなた恋人が突然死んでしまったら、どうしますか?」系クソ映画感想にでも垂れ流しとけばいい。

お前は著者が丁寧に羅列してる参考文献の一冊にでも手を伸ばしたのか?

せめてタイトル検索をかけるくらいのことはしてるんだろうな?

最後に賢そうなことを言おうとして一番アホっぽく見える、最大公約数感想引用して終わる。あーイラつく全員死ね

まず舞台がねー、ヨハネスブルグニューヨーク、ジャララバード(アフガニスタン都市)、ハドラマウト(南アラビアの一地域)、それから西東京バリエーションに飛んでいるがそのいずれもがアフリカやら中東あたりのなんかとっても危なそうな地域と絡んでいる(すげー知能の感じられない把握の仕方だが)まずこの舞台設定が珍しいよね。

追記。

補足で言いたいことはだいたいブクマで書いてもらってると思うんで、

twitterに書かれてたこれにだけ返事しときます

ところで他人の感想をこき下ろした本人は”ヨハネスブルグの天使たち”を読んでるのかね?そしてなぜ自分感想を書いて勝負しないの?作者である宮内先生にではなく、近親憎悪的に他の読者に当り散らすのはなぜ?つまり一番語りたがってるのは自分なのに、口に出すのが怖いの?やり返されるから

A1.読んでます

A2.えっ…感想で勝負?wwwwしょwwwか、かか、かんそうで、しょ、しょうぶ?

  感想ってあの?か、かんそうでww??しょうぶwwwwか、感想でしょwwww勝負www

  ブハーッwwwwプッ…クハッ…ゲェェェェーッwwwww

  褒めちぎり野郎が互いのレビューを舐め合うためのセルフプロデュース会場での相互オナニー作法なんざ知るか。

  小説はてめえの装身具でも承認欲を満たすためのツールでもねえんだよ。本から出てけ。

A3.俺が気持ち悪いと思っているのは作者でも作品でもなく読者だからです。

  ブクマで「SF小説はそもそも社会を語るものから~」とかいってるバカ共もそれくらい読み取ってください。

  「お前は本当に気持ち悪い」という文章からSFは昔からそうなんだ」とか「お前はどうなんだ」を導きだして「感想で勝負しろ!!!」とか抜かしちゃう人すごいなー。ボーグバトルじゃねえんだぞ。

  あー気持ち悪い。

2013-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20130515230257

世界自分の願望や理想を実現させたい、その為に海賊王になる努力と手段は惜しまない」というのが作家予備軍で、「海賊王(というスゴい存在)になって認められたい」というだけでその為の、そしてその後のヴィジョンが全く無いか曖昧なのがワナビ

2012-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20121210111058

継続的なインフレに寄っかかった経済成長モデルって意味では、リーマンショック土地バブルも変わらんよね。

それを詐欺だと断じるなら、緩やかなインフレ10単位で続く前提のもとに立てる政策は基本的に詐欺だよね。

その理屈でもって自民党ダメっていうのはひとつ見方として正しいと思うけど、

それにしたって「実体経済の強化」ってのは「強者弱者の対立」と抽象度で言ったらほとんど変わらんと思う。

実体経済を強化したいのはもちろんだけど、じゃあそのために何したらいいの?

強化すべきは内需なのか、それとも外需を獲得できるようにしたいのか。

外需を獲得できるようにする方策として円安を誘導したいなら、それって結局今の自民党経済政策じゃないの?

中流層を厚くするのと実体経済の強化って本当にリンクするの?

それって高度経済成長期の日本モデルを引きずってない?

 

僕も「こうしたモデル理想」ってのを描けるほど明確なヴィジョンを持ってるわけじゃないけど、今の選挙の状態を見ると「日本未来を選ぶ」とか言いながら誰もまともなモデルを示さない、噴飯物の超グデグデな選挙だよね。

2012-11-29

政治オタクもっと真面目に生きてみれば?

次期選挙では自民も消えたか

1・消えるわけねーじゃん。

  「消えて欲しいなあ」だろ。

  願望と現実を分ける癖つけろよ。

  でないと統失一直線だぞ。


2.アジをやりたいなら

  「自民ではダメから〇〇党に政権をとらせよう!」まで言えよ。

  日本を背負える党はどれなのか超真剣に考えたうえでのお前のヴィジョンを示せよ。



3・前項までの準備が出来たら

  お前の危惧代替ヴィジョン世間に大きく呼びかけろよ。

  ネット政治オタクの間であーだこーだ言っても現実変らなかっただろ。

  ましてお前と同じような意見のお仲間とチンチンしごき合っても票が動くわけもなかっただろ。

  

  お前がやるのは、お前とぜんぜん意見が違い、お前と全然関心が違う人達に呼びかけることだよ。 

  そこまでやって初めて票が動いたり自民が消えたりする可能性が出てくるんだよ。

  平日昼間からネット政治の話をする程度の情熱と暇な時間が有るなら

  なんでもっと真剣にやらないんだ?

  ネットの同類と慰めあってオナニーして終わるんじゃねえよ。

  現実に向き合って変えてみろよ。

  お前の全知力と全体力を絞ってみろよ。

http://anond.hatelabo.jp/20121129125838

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