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はてなキーワード: ロールモデルとは

2024-03-31

anond:20240331183517

端的に言って借金玉氏はホラ吹きだった。早稲田と言っても2部(夜間)だし、会社でやっていけなかったし、起業成功してない。障害も克服できてないし、そもそも障害者手帳持ってないし治療にも詳しくない。抱えてる問題発達障害以外のところ問題が大きい。彼は実家が太いから生きていけるだけまるでやっていけてない。世間を知らない発達障害相手に本を売って1山当てたけど、本の内容は実践できてない。はっきり言ってロールモデルになれるような生き方をしてないんよ。

まあそんなハリボテでも少なくない発達者の希望になったのは事実だろうよ。虚像でもロールモデルを示したこと意味があったんだろう。宗教が人を救うのにあたって教義科学真実でなくも構わないのと同じだ。嘘が人を救う事はなんら珍しいことじゃない。詐欺師だって人を救えるだ。だから救われた人がいるという事が借金玉の言動正当化するものでも正しさを保証するものでもないという当たり前の事を確認しておくぞ。

2024-03-26

アファーマティブアクション話題なので,アカデミアを離れた時の話

アカデミアを離れた理由は主に3つ.

日本アカデミアの待遇が良くないこと

学振が取れなかったこ

・若手男性ポストを得るのが難しい状況であること

んで,結局民間に行ったという話.

研究自体に不満があったわけではない.

日本アカデミアの待遇が良くないこと

これはいろいろな要因があるけど,シンプルお金がないことが一番の原因.

お金がないのは経済成長が停滞しているからであり,失われたn十年のせいであり,これは要因が根深く,すぐに改善できるものではない.

そして,改善される兆しが見えない.

すなわち,日本アカデミアは既に何が/誰が悪かったのかを探す段階にあるということ.

昨今のアファーマティブアクションは物議を醸しているが,これも無数に空いている穴を塞ぐ一つの手段しかなく,日本アカデミア自体がどうしようもないところまできている.

有り体に言えば,未来がない.

じゃあなんでそんなところに飛び込んだのかといえば,若年層特有の万能感としか言いようがない.

「俺がなんとかしてやる」と豪語し,どうにもならなかったというだけの話.悲しいね

学振が取れなかったこ

まあ研究者の仕事って書類書いて科研費などのお金を取ってくることが必須なわけでして.

その登竜門となっているのが学振である

博士学生のうち半分くらいが出し,そのうち約2割が採択される(留学生含む全博士学生の約1割が学振持ち).

これを取れればそれなりに研究PJ立案できるとされる.

んでまあ俺は取れなかった.

いや,学振取れなくても研究者になれるってのは分かるよ?

でも今の時代少子化大学ポストが減る中,男性が多い上の世代テニュアで残り,一方女性比率を挙げるために女性がどんどん採用される時代よ?

純粋に若手男性が取れるポストが減ってる中で学振なしで戦うのは相当に不利よ?

しかもその先の待遇も良いものではない上に,昇進についても女性が有利な時代よ?

流石に勝算が薄すぎる.

幸いにして他の経済的支援プログラムには採択されたので,生活費は工面できた.

この御恩はいつかお返しします.

若手男性ポストを得るのが難しい状況であること

これまた大きな流れを受けて状況がとても悪い.

少子化で今後ポストが減っていく中,女性比率も上げたい.

しかし上の世代を強引に追い出すことはできない.

これを強引に解決する手法として,若手男性ポスト犠牲にするアファーマティブアクションが取られることとなった.

外国と比べて日本理系女性比率が低く,マイノリティである女性が過ごしにくい環境になっていると.

必要性は分かる,分かるんだけどね.

俺の世代男女平等を叩き込まれてるから相手がどのような属性人間であれ通用するような話や言葉遣いを心がけてきたよ(勉強研究の話がメイン).

だというのに男性という性別原罪を問うてくるのは,まあやるせなさを感じるよ.

からといって同年代女性を恨むかというと,そういうこともなく.

というより,先輩後輩や同期の女性達は,偶然女性優遇される時代に生まれ落ちただけで,特に俺に何かしたわけでもないし,俺は研究の話ができて良かったよ.

チャンスがあったら掴むのが当然では.

ロールモデルがいないことによる困難さなど,また別のものを抱えてるだろうし.

恨みの連鎖は俺の代で止めるよ.

俺の生まれ時代が悪かったのだろう.

ま,これも現代日本に生まれ高等教育を受けることが受けた時点で,間違いなく運が良い方には入っているだろうが.

上の世代の不始末の影響を受けているといえばまあそうなんだけど,じゃあ上の世代を全員恨むかと言うとそれもちょっと違うかな.

世代性別単位で恨みを抱くには範囲が広すぎる.

博士向けの経済的支援プログラムを作ったのもまた上の世代の誰かなわけだし.

でも性別理由原罪を被せて来る奴は呪う.

じゃあ若手男性はどうすればいいのか

民間に行くか,海外に行きましょう.

上の世代犠牲のもとに,我々世代博士民間就活改善されているように感じた(上の世代が伝え聞いていた話ほどひどくはなかった).

積極的博士採用したがる企業複数見かけた.

修士より要求されるものは多いかもしれないが,しっかり就活すれば野垂れ死ぬことはなさそう(文系の状況は分からないが).

あるいは海外に行きましょう.海外アファーマティブアクション済みのところが多く,また欧米諸国以外でも日本より良い待遇で雇ってくれる所がある.

無論,要求される資質日本ポストと異なることもあるだろうが,国内ポストよりは生きやすいと思われる.

若手女性はどうすれば

女性枠だ」みたいな声に左右されずに,ガンガン研究して成果を出してください.お願いします.

俺達の犠牲の行く末,将来の男女平等世代研究者の未来貴方がたにかかっています

もしくは,民間に行くか,海外に行きましょう.そっちの方が良い場合があるというのは,上に書いた通り.

2024-03-21

映画FLY!/フライ!

・つまんねえ!ってほどではないけど

 秀才が頑張って作った以上のものではないという

 感じ

・ソアリン的な映像を期待してたけどそこまでではなかった 「普通」によかった

でも雲の層から都会に以降するシーンのコーラスブツ切りにしたようなあの曲はカッケェ〜!ってなった

夫婦仲がいいので子供達が各自分のパートナーみつけて家族を作る際にすごくいいプラスイメージ(ロールモデル)になるやろなあと思った

・鳥可愛い映画でなく「各鳥種のここが不気味!」がキャラデザの礎となってる感じ 不快ではない

サギに対して「この世のものとは思えない気の狂い方」と感じるのは万国共通なんやな…と思った

ちょっとジブリ魔女老婆みあった

アジアン渡り鳥一家、「アジア人目が細い描写はないが確実にアジア人韓国系)や」とわかるのなぜ

名前「キム」ちゃんとか「エキゾチックミステリアス」と聞いていたせいかアジア人の一重メイク(二重じゃないから目尻を盛る)的な感じ+おでこ出してるから

アヒル集団ヨガとかやるスピ的新興宗教的に描写するのは「今まで見たことないな…」ってなった なぜかちょっとヒヤヒヤした リーダー?の肩にクリーム色のリネン?的な生地羽織とか前髪の感じとか色々絶妙というか的確に捉えすぎている…と思った

アヒル養場でウォーリー人類的な(与えられるままに受動的一片だと肥えて自立心失うぞ)教訓くるか?と思ったけど無かった 一応その後モーテルに飛ぶまででアヒル達だけ目茶苦茶息切れしてたからそこでちょろっと描写してくれた感じか…?考えすぎや

ダンおじさんも同行するぞ!の時の「おじさんが んで外の世界過酷さを実感するやつか…?」と思ったら違った 元気なおいたん

手放しでええやん!なキャラではないが親戚の子可愛いと思ってるのは行動の端々で感じられてGoodだった 背中で寝かせてあげたり良かれと風船ごと押し込んだり

・あとルリコンゴウインコが出てくると思ってなかったから う、嬉しい〜ってなった

やはり色といい陽気な性格といい画面映えバード

ルリコンゴウインコ×東北弁、斬新だな…!ってなったけど都会を出るとあんまり方弁でない?故郷に帰った時に若干でてた?田舎の人が上京(強制)して故郷方言漏れ出る位恋しがる的な…

・おいたんとルリコンゴウインコギャグムーブ好き

檻の「こう動け!」のダンスとかおいたんがソウルイーター武器みたくなるとことかよかった

・敵の初登場シーンのカッコよさよ

背中がバチクソ格好良すぎるので前から見ると「…ウン!」ってなる ほんま黒×金はカッコいい黄金組合せだしかバキバキの虎+あの髪型入れ墨とかカッコよすぎる このスタジオさんは悪役のキャラ造形か得意なんやなあグルー見たことないけど

・野生バード自由幸せと思わんでください論争とかこのアヒル達を逃がしたところで次のアヒルが食べられるだけとかちらついたがまあキッズ向け作品なのでヨシ!

キッズ向け作品から子連れ多めかなと思ったが映画好きそうな一人大人が4〜5人+1〜2組親子

・2,3組くらい上映中出入りして前を通り過ぎていったが「まあええわ」的な温度感だった

グルー番外編やると知ってなかった+未視聴なので

「俺は鳥映画を見に来たのであってキャラムービーを見に来たのでは無いのだが??」となった でも漫画集中線みたいなやつが白黒の明滅で表現されるのカッコええなあ入口ピカチュウフラッシュ注意喚起立て看板あったけど 上映時間90分と短めやなあと思ったがグル外伝10分位とすると本編は実質80分くらいか

エンディングロール(日本スタッフ)の取ってつけたような日本タイアップ曲 大人の事情を感じる…

・お願〜い!プィ〜!は面白くないし可愛くないしどういう顔で見ればいいのかわかんねえよ…とはなった

追記

脚本スクール・オブ・ロックの人、でしたか

これは失礼いたした

スクール・オブ・ロックといわれたら何も言えねえ

14:03ニュース始めてみた

グルーの時に若干揺れてる?

でも誰も逃げてないし気のせい?って一瞬思ったけどバチクソ正常化バイアスしとった

映画館いるとき地震という体験

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

2024-03-15

anond:20240315143005

いやぁどうかな。

ロールモデルが居なくて不安になるような生き方してるんだけどなぁ。

いっそクローンだと楽なんだんけど。

2024-03-12

anond:20240312034152

それは知能の問題ではない

児童養護施設出身早稲田に行った人は

施設出身者が低学歴底辺職になる理由として

ロールモデルがおらず進学というアイデアを持ちにくい上、勉強のやり方もわからない

みんなメンタルをやられてて、虐待後遺症があることも多くて夢希望を持てない

自分保護された時期が早かったからなんとかなったと言っていた

 

マズローにせよ進化心理学にせよ欲求階層から考えるに

勉強したい進学したい将来はどうしたいなどの欲求安全が確保され生活基盤に不足がなくなったときに起こる欲求

2024-03-05

anond:20240305003044

多死を前提とした多産多死の時代から医療や衣食住の発展によって多死が先に取り除かれた慣性で増えまくっただけだったんじゃないかと。

同意

フランス中絶権利憲法に明記したらしいが、効果限定的のように思う。

ここまで発達した社会で全く淘汰が発生しないのは明らかに自然で、生きづらさの原因とも思う。


子育てが得意かどうかも分からず右も左もわからないまま第一子を育てることの難しさよ

明らかに二子、三子のときの方がよりよく教育できていたりする

そのあたり、昭和の中ごろまでの核家族化していない家庭なら成り立っていたと思うが

周囲の助言やロールモデルのないままに孤独教育していく環境も無理があると思う

あらゆるロールモデルすら有効とはいえない速度のパラダイムシフトが起こっているわけだけど

2024-03-04

教養文化資本持ってるやつのマウントってのはそうだとして、本当にマウントしか使えないから割とどうでもいいよね

文化資本だけあっても行き着く先は学芸員だし

やっぱ社会資本が一番ムカつくね

身近にロールモデルが居たらロケットスタートだし、人生結局コネがあれば首くくることはまずないしな

本当に憎い

2024-03-01

38歳パニック障害持ちの女だけど、婚活で今月結婚する

婚活増田の流れに乗ってみる。婚活増田辟易してる人にはごめん。

タイトルの通り、悪条件でも婚活でゴールできたよ、というエールや、事例が参考になればと思い書いてみる。

増田スペック

心折れそうな場面がかなり多かった世代だと思うので、同年代女性の参考になればと思った。

いま40間近の女性婚活の何が大変って、

マッチングアプリ大手のpairsが流行り始めた時点で既に30代になっていた。

そのため、マッチングアプリ婚活成功ロールモデルが同年代にあまりいない。

33~37歳という、婚活を一番がんばりたかった時期にコロナ禍・外出制限ドンかぶり出会いなど無理だった。
・同年代の友人は既婚か、結婚をしないと決めてる人が多く、未だに泥臭く婚活してる人がいなくなる。

40間近で婚活してるのはみっともないのでは、という世間?の圧力(現時点でアラフォー世代特有感覚かと思う)

子供が欲しい場合タイムリミットからの、男性から需要のなさを想像して落ち込んでしまう。
仕事責任増、仕事楽しい多忙、体力の低下、持病が増えるなど

他にもあるけど、このあたりがつらくなってくる。でも、妥協せずに結婚ができた。

毒親持ちの為、妥協した結婚をするくらいなら、死…ではなく、女友達を探してルームシェアして楽しく過ごそうと決めていた。

自分場合、更にパニック障害肥満持ちだけど、納得がいく結婚ができた。

それは結婚相手も同じで、私で良かった、婚活諦めないで良かった、毎日楽しい、と隙あらば言ってくれる。よかった。

婚活の進め方

20代半時オタ婚活流行っていた時期だったので、秋葉原オタ婚活パーティなど5回くらい足を運んだ。マッチングは1度だけしたけども、縁にはならず。

とにかく大量の男性と一度に会話することで、自分の好みが絞られたり、自分婚活男性から見た相場感が知れたので参加したこと意味はあった。

ネット婚活もした。ただ経験値不足もあり、無駄メッセージに1か月以上掛け、会ってごめんなさい(お相手からも)という事が多かった。

この経験から、お相手の為にも早めに会わなければ何も分からないな、と学んだ。

そしてマッチングアプリ

マッチングアプリの登場で婚活は一気に楽になった。

パニック障害の事もあり、あまり安易には外出ができなかったため、下記の方針にした。

この方針のおかげか、マッチングアプリ人口の多さのおかげか、結婚相談所で言う仮交際真剣交際にどんどん進めるようになった。

早めのビデオ通話は本当におすすめしたい。

移動がいらないのが本当に助かった。

パニック障害持ちのため、ここぞという外出は頓服薬を服用すればいいのだけど、気心知れてない人と会う・数をこなさないとならない初回時点でそこまでの負荷はちょっと自分には厳しかった。

婚活ガチ勢の割に、結婚相談所に入会しなかったのも、それが理由だった。(初回はホテルラウンジお茶という形式が多いため)

今の人に出会う直前は、平日21時からビデオ通話の予定を取り付け、1週間に新規の人3~4人と通話していた。

盛り上がると2時間近くしゃべるので、めちゃくちゃ喉が疲れた

アラフォー男性は30代前半の時に撮った良い感じのプロフ写真から変えずに使う人がかなり多い。思い至らないだけだと思うけど、実物と写真があまりに違ってガックリすることが40代に近い男性ほど多い。

なので、ビデオ通話のおかげで早めに実物を見られるのが良かった。見た目等でガックリしても、この段階ならお互いに傷は浅いので。

男性からメリットが多く、

食事目的でないと分かる、交通費お茶負担が要らない、土日がつぶれない、早めに女性の顔が見られてメッセージより深い話ができる、とビデオ通話した全員から好評だった。

顔や声、相手の部屋の雰囲気などが分かると、お互いにときめき度も早めに上がりやすい…気がする。

やってよかったこと(美容関係

服装

私は太ってるので服の選択肢がかなり限られるけど、プラスサイズ展開があって安いハニーズとかで良いので、ワンピースコートは定期的に新しくした。

自分が狙ってる男性層が、ファッションに詳しくなさそうだったのもあり。)

フェミニン恰好をするのに抵抗はなかったので、婚活制服だと思って、似合った服は初回で使いまくった。

いまは部屋着で在宅作業。だるだるしてる。でも、2人で買い物時は多少おしゃれしてるので許してほしい。

美容

医療脱毛は20代の時に少しずつやって済ませた。脇・ひじ下・ひざ下やっとくと出かける前のチェックがなくなって楽。

ワキガの手術も20代でした。形成外科保険適用。デオナチュレを塗る頻度が減ってるので、デート中に不安になることが減った。(10年前の手術なので多少は効果が薄れてきてはいる)

眉のアートメイク

急にハードル高くなったかもしれないが、これは美容に興味ない人ほどお勧めしたい。

自分は顔のパーツ自体はそこまで悪くないと思ったので、男女ともに整えるとキレイ・こなれ感がでる眉はプロにお任せすることにした。

毛並み系の眉アートメイクで、2年でインク代謝するやつ。

アートメイクをした写真に変えてからプロフの通過率がかなり良くなった。

プロに作ってもらった眉のおかげで、少し整えるだけで良くなり、本当に楽になった。美容に興味ある人はその状態を維持できるけど、興味ない人ほど維持することが難しいので。

プロフ写真

美容院行った直後に屋外で自撮り笑顔レタッチアプリ毛穴や頬のライン整えたりした。

会ったときに「違う!」と思われる程はいじらなかった。太ってる事はしょうがないので、そのうえで身ぎれいにするようにしてた。

体形を気にしない男性は意外と多いので、あまり卑下せずにどんどん進んだ方が良い。

やってよかったこと(モチベ維持やメンタル

婚活してる!と信頼できる友人に開示する。

婚活開示してると、婚活でつらい時に話を聞いてもらいやすい。友人の婚活でない天然の恋愛話の進捗を聞かせてもらったり、作業通話での女性陣でときめきメモリアルも楽しかった。

ハッピー結婚してる既婚者になれそめや惚気話を聞く。

自分の親が不仲なので、ハッピー夫婦実態や工夫を知りたくて既婚の友人に聞きまくった。

婚活MP回復にも役立った。惚気話を求める妖怪になりつつあったけど、意外とみんな楽しく話してくれた。

のろけエピソード幸せ自慢になりかねないので、SNSに書かないし、ねだられないと他人に話せないか楽しいよ、と言われることが多かった。

結婚は諦めよう…」という気持ちにならずに、しぶとくこの年まで婚活を続けて折れず粘れたのは、友人のエピソードを聞いて希望を持ち続けたおかげだと思う。

持病について

パニック障害が一番きつかった時期は自宅で寝てても発作が出たり、スーパーレジ待ちすら倒れそうだったので、

美容院アートメイク等は体調が回復して調子が良い時に頓服飲んで少しずつ進めてた。

体調が悪い時は無理せず婚活も休んでた。

婚活時は、初回のビデオ通話時にパニック障害の事は伝えるようにした。(デート先に制限が出るので、と)

電車移動がきつく、車移動はokだったので、車で行けるデートスポットや、早めの家デート提案してた。

今はマスク必須の圧がなくなったのと、薬が効いていてだいぶ調子が良いけども、自身メンタルダウン時の取説を整備して、彼へ事前に伝えておくのがベターかな、と思った。

彼は世間によく言う「理解のある彼くん」になってくれたけど、負担を掛けたくない…と思うところも含めて、弱ってるんだけども。

交際ペース

増田は、真剣交際3人目でやっとゴールした。

初回~3回会うまで行った(結婚相談所でなら仮交際)は、たぶん30人前後10年近く婚活が長引いた割には少ないと思う。

仕事の繁忙や同人活動活動のムラはかなりあったので、あまり真面目な婚活者ではないと思う。

真剣交際1人目は酒量の多さ(ストロング缶1日3~5本)から、ほぼ下戸である増田生活スタイルが合わなそうで申し訳ないが別れた。(ほかにもいろいろ…)

2人目は持病があった。初回時に開示されていたけども、デート時に違和感が増え、聞くと今も進行していると。

それでも交際を進めたかったが、正式な病名や遺伝の事を聞いても答えてくれず、共同生活想像できず別れた。

3人目はマッチングビデオ通話して、私が同人活動原稿で忙しく、実際に会ったのは1か月後。

その後はクリスマスデート初詣恋人らしいイベントをこなして、

初対面から2か月後に同棲物件選び、3か月後に同棲開始、4か月後のイベント時にプロポーズをお願いして、5か月で婚姻届けを提出した(する)

かなりのスピード感かと思う。親の顔合わせは入籍後の予定。(お互い親に思う所があるので、顔合わせはやらないかもしれない)

婚活うまくいった場合を最速で行くとこれぐらいの期間がかかる、という目安になるかなと。

届けを出すだけの最低限の形式でも、親挨拶の日程決めたり共働き結婚は大変だと思った。

相手は、同年代理系男性。だいたい全部好み。良くも悪くも毒親っぽい実家環境が似てたり、親の介護が今から憂鬱だったり、「結婚」に求めるものが似てて、早いうちにお互い良いなとなった。

相手もしぶとく婚活頑張ってきたエピソードが多く、「婚活はもうこりごりじゃ~!」と言って猫とゴロゴロしてる。かわいい毎日楽しいです。

参考になった本など

結婚相談所イノセントツイートサイト

https://twitter.com/innocent_bridal

はてな話題になった結婚物語さん(ttps://twitter.com/NakoudoT)もオススメなんだけども、

イノセントのほうが穏やかな表現が多いので、TLに流れてきても素直に受け止めやすかった。男性主体結婚相談所で業界3位という売りがあり、男性心理が分からない自分には助かった。

真剣交際に進んだときに(これはイノセントツイートでみたやつや!!)が頻出してちょっと笑った。入会してないのに申し訳ない。感謝しかない。

ttps://twitter.com/innocent_bridal/status/1762612953004802275

最近だとこのスペースで、「婚活男子の7割がプロポーズをする意味を感じていない」に笑った。女性からすると驚愕だけど、男性側はそんなもんなのかーと男性理解が深まる。

男性目線で言うと、南国飯さん(ttps://twitter.com/dokuwakugomen)も参考になったけど、悪い例も多いので元気があるときさらっと見る程度で。

「無理もしない 我慢もしないで愛される 溺愛理論」

ttps://amazon.co.jp/dp/4828207015

結婚物語のTさんが勧めてた本。溺愛、というタイトルでその時点で引いてしまうが、中身は参考になった。長女体質の人、先回りしすぎて相手に不満が出る人にお勧め

https://anond.hatelabo.jp/20240229192808 の増田が書いてある内容もこの本にある。恋愛としての女性の立ち振る舞いは意外と言語化されてないので助かった。

アラサーバツイチ女が魔性の猫の愛人になって愛され方を教わるまで」

https://www.amazon.co.jp/dp/B07YXM2NQ4/

結婚さえできればいいと思っていたけど」

ttps://www.amazon.co.jp/dp/4344030192

アラサーの時に読んでぶっささった本。長女体質で結婚出来れば何でもいいと思っていたアラサー時の自分意識改革させられた。

この2冊はほぼ同じ出来事を描いてるけど、猫好きなので私には1冊目の人たらしの猫に教わる恋愛指南がとても刺さった。

合理的婚活 成婚編」

ttps://www.amazon.co.jp/dp/B07QV8TW77/

一時期炎上してた婚活エッセイマンガ。私は好きだし元気貰ってた。

ウツ婚!!: 死にたい私が生き延びるための婚活

メンタルやられてる女性婚活する人向け。元気をもらった。

他にも、「パニくる!?」などパニック障害エッセイマンガいろいろ、回復過程での婚活時に注意することが想定出来た。

「はじめての男の婚活マニュアル

女性向けの婚活本は多いけど、男性向けを読んでみたくて。

このマニュアルにある事をしてると事前準備がしっかりしてる人なんだな~とか、男性は、こういう事がおっくうだと考えているのかなど、さらっと参考にしてた。


追記ブコメありがとう

>標準体型プラス少々くらいまで痩せるための行動はしなかったの?

ブコメ見て、言われたらそうだな、と思った。たぶん痩せるための行動はしてた。

コロナ禍前はジム通いでトレーナーメニュー組んでもらって週2,3は通って順調に落とせて15kgは減らせてた。料理もその時、自炊ダイエットのために練習したおかげでいま助かってる。

ただ、コロナ突入さらパニック障害なもんで、マスク運動が無理で、解約してしまった。体重はだいぶ戻った…つらい。

去年からオンラインジムに切り替えて、ダンベルやらボクササイズ毎日30分は運動してるけど、やっぱりジムのウェイト系マシンには敵わないと思ってる。

アラサー時はジム行けばどんどん痩せたけど、アラフォーだとマジで体重落ちないね?!女性代謝低下はエグイ。そういう場面でもアラフォー女性婚活は心折れること多いんじゃないかな。

あと、ブコメに言われてから考えてみたけど、親が毒親容姿への罵倒が多かった影響なのか、他人に体形について期待されてる事、それ自体がツラいんだよね。

努力すれば痩せられるかもだけども、自分自身も体形へのとらわれが強いので、そこで判断されることに疲れてしまった。

マッチングアプリ始めた30前半の頃はジム通いしつつ「痩せて婚活しよう」と序盤は思ってたけど、いざ始めたら「体形を気にしない男性って意外と多いんだな?」と気づいた。

そこから自分が完全な状態でなくてもいいから、婚活と言う場に出続けることを意識した。仕事の忙しさで受けるストレスも波があるので割り切った方がいいのかなと。

でも、結果的に今の自分のためにも、それでよかったんじゃないかなーと思ってる。

anond:20240229044739

全部見終わった 。まず番組の作りへの不満。30年前に書かれた本に今日的な価値を見出そうとするなら、その後の状況変化、新たに生じた条件を踏まえて今でも通用する部分・陳腐化した部分を検討するべきである。ざっくり古典としてたてまつるには早い。

オミットするべからざる状況変化の第一アメリカ孤立主義傾向であるトランプはそれを始めたのでなくその流れに乗っかりダメ押ししているだけだ。

もう一つはいわずもがなインターネットだ。特に近年目につくようになったのはいわばデマデジタル物量飽和作戦であるロシアの得意技。当局の雑すぎるウソ発表を、当初我々はナメて嘲笑していなかったかしかしその雑さは「東側」的な要領の悪さ・いい加減さの結果というよりそれ自体が場を荒らし言論のものを無力化する作戦だったのだ。今後はそれにAIが加わる。公共の「情報空間」そのもの腐海に沈む。

https://m.youtube.com/watch?v=fBiGeCxXoNI

「疑い」を輸出するロシアプロパガンダ真実よりも不信感!騙される人が続出する巧妙な仕掛け|奥山真司



第三夜以降の内容に目新しいものはなかった。エクスキューズたっぷり挟みつつ基本的チェリーピッキングリトアニア独立非暴力による成功例と言われても、そんなのいわばソ連崩壊過程余録だろう。

数々挙げられている「成功例」は、非暴力が勝ったのではなく体制が瓦解する時に民衆の側から追加の暴力はいらなかっただけだ。

独裁体制側に暴力の口実を与えないための非暴力というが、プーチンアサドみたいにヘッチャラでガンガン殺すパターンは?

「多少やられてもいずれはこっちが勝つ」その多少の死体になりたくないし近親をならせたくないのが人間本音だ。

非暴力手段に命をかけさせる煽動もまた暴力であると言える。

畢竟、独裁体制を倒す「さえたやりかた」なんかないのだ。あると思うのが思い上がりである安全から上から目線アドバイス

暴力的な独裁体制下の民衆はやり過ごし耐え忍ぶしかない。独裁体制本来的に不安定なのだから。なんかの弾みに瓦解する日を待つのだ。俺ならそうする。

シャープ理論への興味が尽きたところで思うのは「民主主義体制もまた本来的に脆い」ということだ。これぞお手本という民主主義ロールモデル存在しない。民主主義国の数だけブサイクな異形が存在する。イスラエルなんかわりとお手本に近いような先進的でシステマチックイメージもあったような気がするが今やすっかり自己コントロールを失ってひどい体たらくだ。

独裁体制民主主義体制か」が今日課題なのではないではないということだ。ポイントはそこじゃない。

今日的に重要ポイントはそれぞれにダメな国々がいかに協力して虐殺や抑圧の「悲惨」を避け得るかということ、でもそのための枠組みが死んでいるということだと思うのだが詳論は他日。

平和な国での平和運動」に、膾吹きカルチャー現実主義的なふんいきをまとわせる箔付けにはシャープ本は格好のモノだろう。

なんかずっと何かに似てると思ったら伊勢崎賢治だ。さも実務家の触れ込みで全然中身は伴わないという。

ところで「先生役」の清泉女子大名誉教授中見真理という人を知らなかったがぜんぜんダメだった。完全に仕上がった人である和田春樹とかの類。

日本人平和憲法を棚ぼたでいただいたので、外国のように自分の手で自由を勝ち取る発想がない」

コスタリカ軍隊をなくす決断をした素晴らしい国」

アメリカはそれであのー経済的観点からもね、あーの軍事的な、あのー介入を抑えていきますねこからね当然ねそういう、そこへ、日本がのほほんと、その(失笑軍事力を、増強してなんて出ていったら、ほぉーんとにバカみたいですよね」

他者に決定を委ねる方が楽だと思う人が増えているのではないかっていう気がします。独裁的なリーダーの出現を防ぐことができるかは私たち一人一人の自覚にかかっているということです」

他国に脅威を与えるような“専守防衛”になっていないかどうか。他国不安を与えるならば必ず日本不安となって跳ね返ってくるわけです」

血みどろの「今」を生きてる人の肌感覚じゃない。伝統芸能業界内でのんべんだらりとやってきて勝ち逃げ確定の人の鼻歌みたいな言論

2024-02-19

anond:20240219212140

いや全然わかってないな。

オタクは、単に自分お金をかけたくないだけで、自分というか男の身体みたいな毛むくじゃらで本質的に醜いものを取り繕うことに金をかけてるくらいなら、「趣味=好きなこと」にお金を使いたいと思っているだけ。

重要なのは推しお金をかけたい、お金をあげたいという貢ぐクンな発想は主流ではないこと。推し商業的に成功することは喜ぶが、それはコンテンツが盤石になるから

その意味お布施ビジネス方向性に対する「いいね」なの。女性オタクのように自己犠牲的な献身布施推しに愛を示してる感覚ではなく、酔狂自覚しつつも「いいぞもっとやれ」で運営に金をばら撒いてる感じ。

推し金持ちセレブになってほしいわけじゃない。むしろそういうセレブ風吹かす我の強そうな女性オタクは嫌う。

から推し3次元ならその人自身が富むことより、その事務所が富んでよりリッチ商業展開をしてくれるようになることを望む。

なんなら、タレント本人は親近感が湧くような生活レベルであったほうが好ましく、雑で男っぽい趣味嗜好だとなお良いと思う人が多いくらい。

そしてそれを理解してる女性タレントは自ら親しみやすアピールをするようになるし、セレブ感をちらつかせることが男性ファン商売では悪手だと気づいていく。

女性女性タレントに求めるのは洗練されたセレブロールモデルかもしれないが、男性女性タレントに求めるのは手が出せそうな身近な女性っぽさなんだよ。

そうやって男性芸能ファンは、お金の払い方によって疑似恋愛ごっこに向いた人材商業モデルを選別しているわけ。

2024-02-17

anond:20240217233446

男性にとってのロールモデル存在しないせいじゃないかな。

仮に結婚しなくても、むしろ独身であったがゆえに幸せにやっていける、そんな人生モデルがいない。

凄く幸福で満足してるように見える独身男性でさえ、普通に子どものいる家庭に比べると、なんか自己満足っぽく見えちゃう

そうじゃなくて、子がいなくて、女性パートナーがいなかったお陰で、むしろベター人生だったと思えるような、妥協じゃないポジティブイメージ必要

2024-02-14

anond:20240213115338

父がそういう人で私にはなにも決めさせてもらえなくて

母や私の判断を鼻で笑い、いつも馬鹿にしたような言葉否定されてました

私は家を出てしばらく自己肯定感がとても低い人間でした

理想相手は父のような人ではない人です

でもそれがどんな人なのか、皆目見当もつきません

私には私を認めてくれる男性ロールモデルがないみたいです

なので結婚しようにもうっかり父の亜種みたいな人を選んでしまったら…と思うと怖くて婚活もできません

なにをどう判断するのが正しいのか、そういうことを父は教えてくれませんでした

今でも自分判断が本当に正しいのかいつも自信が持てません

でも家に帰るのは絶対嫌です

2024-02-12

anond:20240212204122

やっぱ今までそういうロールモデル一般的で、女の下方婚っていうとヒモとかしか思い浮かばいからなんじゃないかなっておもー

多分親御さんもそういう風にことあるごとに子供に吹き込んでたりとかすると思う。

お母さんが下方婚しててうまくいってるご家庭の女子はそういうの気にしないと思う。

親の呪いっていうのはどんだけいい家庭でもある。

特に高収入女子のご家庭は大体はお父さんが金持ちだったりするから、そのお父さんと同等かそれを超えた男でないとってなっちゃうのはなんか意味はわかる。

しろいい家庭の女子ほどそうなるのではないか

まあ確かに女子の背後にその偉大なお父さんの影が見え隠れしてるの、部外者の男としては不気味なものがあるな…

2024-02-09

anond:20240209085903

さんまは昔からある老人のロールモデルって感じがするけどな、個人的にはタモリみたいなインテリ系の老人がロールモデルになるほうが嬉しいな。

若者に対して尊大振る舞う老人のロールモデルになってる芸能人

張本勲あたりだろうか

社会クリーン化でパワハラ風の人間テレビから消えていったし、松本人志ですらいなくなったので

今後は明石家さんまみたいな芸人が老人のロールモデルになっていくといいな

2024-02-06

契約更新の打診しないでくれ

派遣でつとめているゴミなのですが、30超えて初めてやる仕事

さあ就業ってなったら、その仕事を請け負っている、先輩どころか同僚すらも一切合切辞めていて

毎日とにかく困っている。

ちょっとしたことを一応指導する人に聞きにいっても「担当じゃないからわからない」「引き継いでないです…」「社内資料を探してくれ」とか言われ

毎日薄氷を踏む感じで仕事をしている。

そんなんなので、俺も経験者じゃないし、毎日ストレス不安やばいし、職場でも対して役にも立ってない自覚があるので、

次の契約更新はないかなーと思ったら、派遣会社の担当から契約更新を打診されていると聞き耳を疑った。

なんか「期待はしてないけど、徐々に仕事を覚えて行ってくれたら」とか言われているとかなんとか。

あのさ、仕事を覚えるも何も、その仕事ロールモデルとなる人が居ないわけだし、なにせ何もわかんねえなかやってんのよ。

これ以上は無理よ。もう辞めてくれ。辞めさせてくれ……

2024-02-04

フリゲなんて有難がるのは金のない学生だけで、社会人になったらタイパ重視でプロの作ったゲームやるもんなんだよ

昔のフリーゲームは良かった。

なんでフリゲが衰退したのかってことについて、1日ぐらい俺もこのことについて考えたんだけど、やっぱどうしてもここに行き着くんだよな。

フリーゲームって結局はゲーム買う金も作る金もない学生の遊び場なんだろうな。

その昔凄いフリーゲーム作ってた人が後々にプロになったりして当時の年齢を逆算していくと学生時代にやってたことが判明したりするじゃん。

学生時代の趣味の延長で大人になっても続けている人はいるけど、基本的にはやっぱ学生が作るものなんだと思うわけよ。

そういう意味では学生サークル製のゲームって凄く理想的制作環境なんだろうな。

ステラのまほうって漫画みたいな感じ。

ニュー・スーパーフックガールがまさにそんな感じで作られていてこういうの実在するんだなと思ったし、凄くいい思い出になってるんだろうなとも。

作ってるのが学生なら、プレイしてるのも学生なんだろうと思うわけよ。

大人になるとゲームをやるにもタイパ重視になってきて、そうなるとフリーゲームってなんとなーくテンポが悪く感じるんだよな。

あと学生時代には読み込めなかった難しい本とが読めるようになると、作者の哲学に触れたいなら古い有名文学漁ってきゃいくらでも会えるじゃんってなるわけ。

そうしてくとゲームに求めるものは優れたレスポンスや入念なゲームバランス・レベルデザイン経験値テーブル、そして美麗なグラフィックや豪華声優となっていくわけでさ。

すると少なくともインディーズゲームが最低ラインで、フリーゲームちょっと刺激が薄すぎるようになっていく。

学生場合は金が無いからタダなのが嬉しいってのもあるんだろうけど、それとは別に自分自身が作る側だから他のフリーゲームも遊んでみたくなるってのがあるんじゃねえかな。

同人誌即売会に参加する人は自分同人誌作ってる人が多いのと同じで、素人同士でお互いに作品見せ合うってこと自体を楽しんでる感じ。

VIP RPGなんかがまさにそうでしょ?

アレはまあ割りとオッサンも紛れ込んでいる気がするけど、お互いに自分の作ったのを見せあって互いに影響されあうのを楽しんでる。

ゲームを通して自分晒して、他人ゲームを通して晒してきた赤裸々な部分を見て楽しむ、ヌードビーチ的なノリの文化があるんかなと。

まあそうなると結局楽しいのは作ってる人間同士だけで、フリーゲームを作ることに人生を使えない変に忙しいおっさん達は金払ってプロメイドゲームを遊ぶようになっていく流れがあるというのが俺のイメージ

まあ結局さ、「お前がフリーゲーム終わったと思うのは、お前がオッサンになって時間がないかフリーゲームじゃなくて有料ゲーばっか遊ぶようになったからじゃね?」って思うわけさ。

ぶっちゃけ作らない側だったとしても心のどっかで「まあ俺もツールもっとよくなったら作る側に回りますし?その前にライバルの実力とかリスペクト対象とするようなロールモデルでも探しますかね?」と考えながら遊んでたんじゃねえのかね?

それがもう完全に自分ゲーム作らない側の人間だって分かり切ってくると、段々とゲームの奥に造り手の拘りを見出すセンスが錆びついていき、工数バリバリかかったコンテンツからしか興奮を摂取できなくなった……こういう仮説はどう思うね?

まあぶっちゃけ、これは俺のことだな。

俺がまさにそうだったと思うわけだな。

なんかもうさ、フリーゲームやるのが面倒になってきてるんだよな。

というか名前全然売れてないゲームに手を出す余裕が全然なくなった。

日本中でマジスゲーって言われてるゲームやるだけでもう時間がねえんだわ。

ブルアカとか原神とかウマ娘とかACVとかのメインストリー追うだけでもう結構時間がカツカツっていうかな。

もうゲーム選びで失敗する余裕さえないんだ。

フリゲによくある後半の難易度急上昇とかぶん投げ脚本とかそういうのにつきあわされる時間人生にもう残ってないような肌感覚というかだな。

マジでまらねえゲームの遊び方になってきてる感じがする。

ほんのちょっと話題になったフリーゲームを片っ端から齧って5時間10時間してから口に合わないって吐き出して次のゲームにどんどん移るようなバイタリティはもうないわ。

絶対に楽しめるゲームだけ遊びたい。

まあフリーゲームでもその年で一番面白そうな3つぐらいは遊ぶけどね。

5年に1度ぐらい急にやりたくなって3ヶ月ぐらいで10作ぐらいババって遊んでまた5年触れないとかそんな感じ。

そういうのんびりした距離感フリゲ見てる自分からするとフリゲもまだまだ全然元気に感じるけどな。

インディーズに行ったゲームもあるけど、その前にフリゲとして公開して話題になったから完全版開発したとか、同じコンセプトのブラッシュアップ版を作ったとか、踏み台にされてる感じはあるにしろ後にインディーズ話題になる作者がフリーで公開してたりするわけじゃんか今も。

全然元気じゃねと思う。

ゆーて俺はタイパが気になって全然フリゲ遊べてないんだけど。

ロザリオーとかそのうちやろうとしたんだけどさー気づいたらダウンロード出来なくなってやんのー。

でも今落とせてもやらなかったと思うわ。

シナリオがよくても何十時間フリゲSRPGやるだけの覚悟がもう俺にねえんだ。

魔法少女もはよやらんと公開停止になるんかなー。

今のうちに落とすだけ落とすかー。

普通PCゲーでもWIN11対応してないからWIN10のうちに遊んでおかないといけないゲームがあったりするんだよなー。

もう遊べずに終わったゲームは諦めるか。

2024-01-26

anond:20240126122651

Adoちゃんにはロールモデルという概念があるのに増田(anond:20240126122651)にはないようだね

Adoちゃん

大人大人は と、自分と別の世界の者のように話していましたが、その頃に話していた大人にいよいよ私もなりました。良い意味でも悪い意味でも大人子供10代に影響を与えますこの先自分がどんな人間になっていくのかはわかりませんが、カッコいいと思える大人になりたいと思っています

社会的影響力がある人の責務はあるので

 

あとキッズメンヘラの神に実名ID出しでなんか言うのバカだと思います

何と戦っておりますの?って感じ。プレビュー報酬目当てじゃないならやる事じゃない

anond:20240126115639

めちゃくちゃ小さいと思いますけど。プレビュー報酬目当てのアンチ以外で表だった批判たことねぇや

ありし日のビリーアイリッシュは、『彼女に何か言おうものなら数万人のキッズから攻撃される』って言われてたけど、彼女もそういう類だもの

匿名ならともかく実名ID付きで批判するのは賢くないですね、金目当てじゃないならね

 

けど、ご本人はロールモデルという概念をお持ちだし、

Adoちゃん

大人大人は と、自分と別の世界の者のように話していましたが、その頃に話していた大人にいよいよ私もなりました。良い意味でも悪い意味でも大人子供10代に影響を与えますこの先自分がどんな人間になっていくのかはわかりませんが、カッコいいと思える大人になりたいと思っています

 

彼女を売り出している大人(ブレーン)のフィルターがあるとしても、自分の客層(子どもメンヘラ)を理解して、相当お行儀の良い振る舞いしてると思う

元祖キッズの神のビリーアイリッシュやウマほかアイドル声優ムーブや、若い頃の自分を思い出せばわかるけど、若者って本来愚かなものから

2024-01-22

anond:20240122115211

知識経験を積み人脈形成し、耐性を鍛えて周囲から尊敬されるような品格を身に着けていると自覚している年長者を「老害」って言うんだろ

 

識字率が低く誰もが知識アクセスできない時代尊敬された信仰心を持った老人をお前がロールモデルにするのは結構だが

自分若者尊敬されてるはず!という思い込みの中にしかお前の居場所はないだろう

2024-01-15

松ちゃん騒動を見て

今回の事件とは別に彼のお笑い立場について「権威になってしまたかダメだったのではないか?」という感想をたくさん見かけた。

私はすごく小さな業界の中の、ある一部の仕事だけ人よりも飛び抜けてできる。その仕事をする人達の中でのみ有名人だ。そのすごく小さな業界で私は権威になり始めてると思う。今年40歳になる。

ずっと挑戦者のつもり、カウンター側のつもりだったのに気づいたらトップの座にいて後輩からチヤホヤされている。でも松ちゃん事件を見ているともう後輩たちの本心はともかく自分チヤホヤしなきゃいけない存在になってるんだろうなと思う。

この先のロールモデルがうまく思いつかないしどうすれば松ちゃんのように裸の王様にならずにすむんだろう。この先どうすればいいんだろう。

2024-01-13

https://anond.hatelabo.jp/20240113162832

離婚しろ

でないと子供マジで悪影響だぞ

男の子だったら同類DV野郎になるし、

女の子だったら同類DVクズとくっつく

なんせ一番身近な男女のロールモデルが両親だから

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