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2015-10-29

シュタイナー学校のこと

自殺したらしい子が通っていた学校、私の友人が、子供を通わせていた幼稚園だ。

最初は、「子供をのびのび育てたいの」程度の、子供が居る親なら誰もが思いそうなことを言ってただけだったんだけど、

そのうち「公立学校に入れたら子供ダメになる、競争させるなんてイヤ」とか言いだしたり

幼稚園ママ友は、調味料を一切使わないで無農薬野菜料理を作るのよ!」と謎の尊敬をしだした。

塩すら使わない野菜料理は、食べさせてもらったが「野菜だね」とは思ったが美味しい食事だとは思えなかった。

そんな日常から聖書を読みルドルフ・シュタイナーの本を読み漁り、と言うところまで1年経ってないと思う。

もっと勉強しなくちゃ」と話すたびに言うようになり、

あなたには分からないかもしれないけど、今の日本で、子供意思尊重して育てるのは無理だよ」とか

段々雲行きが怪しくなり、子供ドイツシュタイナーシューレに入れると言いだし、

そうして、彼女の夫や、私たち友人が止めることもできないまま、子供をある外国シュタイナー学校に通わせるために

二人で外国に行ってしまった。夫を残して。

どんどんハマって行く感じは、どうも、新興宗教自己啓発にハマる人を見ているようだった。

労働ビザが取れるわけないので、彼女は定期的に帰国する必要があるのだが、帰国時に会うたびに様子が昔とは変わってきて

「良く日の当たる場所で待ち合わせましょう」とか「有機野菜じゃないと食べたくないの」と言いながらずっと水だけを飲んでいたり、

付き合っているのもちょっとしんどくなってきた。こっちは家庭もあるし仕事もあるし俗人の限りなので。

ある時、どうしても平日その日じゃないと会えないということになり、私は出張で出かける用事があったので、

その街のランドマークだしちょうどいいかなと、とあるお寺で待ち合わせでもいい?とメールした。

彼女からあなたがそんな人だとは思わなかった。私のことや私が今までしてきたことを踏みにじる行為だ」という返事がきた

シュタイナーの人だとお寺は嫌だったのかなぁ、でも他に分かりやすい待ち合わせできる店も場所もないしなぁと

慌ててスカイプをつなげたら、泣きながら怒る彼女が映った。

結局、彼女は腹を立てたまま私と会う約束も流し、それからメールも来なくなったしSNSブロックされ、ブログ更新も止まった。

夫とは離婚することになったらしいと、風の噂が伝わってきた。

それまでは夫が彼女子供生活費日本から送金していたのだが、それが無くなって大丈夫なのだろうかと心配になったが、

色々ブロックされていては何もできることはなかった。

別の友人が、彼女の別のブログを見つけてきて教えてくれて、それを読んだら、昔より目つきが鋭くトゲトゲしく笑う彼女写真

毎日コツコツ更新されている様子の、俗人凡人の私には理解ができない精神世界へのこだわりが綴られていて、

そのブログの読者(恐らく日本人シュタイナーかぶれっぽい人たち数名)が、たまにコメントを残していた。

何を言ってるのか分からないコメントばかりだった。

学生時代彼女は聡明で可愛らしい人気のある子だったし、ジャンクフードだってお菓子だって好んで食べていたし

誰かの人生勝手文句をつけるような独善的な人ではなかった。

どこで何があったんだろうと、今でも抜けないとげのような痛みを思う。何が悪い、何が原因だ、ということではなく。ただ痛みを思う。

2013-05-23

9歳の危機 - you are my sunshine

まあ別にいいんだけどルドルフ・シュタイナー教育家というより宗教家だろ。

わたしは短大児童心理とか教育心理とか学んだはずですが、

まったく記憶にありません。

児童心理学でも教育心理学でもないんだから当然だ。

 
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