「リサとガスパール」を含む日記

2023-06-22

327	ウサギのできそこないが２匹でてくる絵本	『ぐりとぐら』『リサとガスパールのクリスマス』

子供が生まれたので一緒に子供向け番組を見る機会が増えたが、主に海外の子供向けストーリーもの番組が苦手だ。

子供である主人公たちが子供故の失敗をするけど、最終的にはなんとかなってめでたしめでたしで終わる、というものだ。

このテンプレの「子供故の失敗」が辛くて見てられない。番組によっては（リサとガスパールとか）とても丁寧にこれから失敗しますという伏線を張ってくれるので、その伏線を見ているだけでもう居た堪れない。

失敗した子供の心情を考えると辛いという話ではない。子供のやらかしに巻き込まれる人のことを考えると辛いのだ。

これは何から目線なんだろうね？

一方で日本の番組はみんな仲良くしました、という起承転結のないお話で気持ちとしてはとても安心して見ていられる。まぁ、こういうのが日本人の同調圧力を作っているのだと言われたらそうだろうなとも思うんだけど。

子供と一緒に子供向け番組を観ることがあるけれど、種々の中ではリサとガスパールが断トツで苦手。

あれ、毎回ふたりが「やらかした～！」って言ってなんとかミスを取り返すんだけど、やらかすまでの過程がいかにも子供の浅慮でこれからやらかします感がガンガン演出されてるのも観てて辛いし、やらかされた人の気持ちを考えても辛い。

特に誕生日に静かにバードウォッチングをして過ごしたかった近所のおっちゃんの話が辛かった。

あれ最後にふたりの行動を笑顔で受け入れてくれてるけど、どんだけ聖人ですかあのおっちゃん。

だから最近は観てない。

これ共感性羞恥心に近いのかね？

リサとガスパールって犬じゃなかったんだ。

ずっと犬だと思ってた。

ヨーロッパ発のキャラって、アメリカのと違って日本人受けの良さそうなのが多い気がする。