「ユージ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ユージとは

2018-05-07

anond:20180504074839

コとユが実は難しい。ユは伸ばせばいいだけだから簡単だけど、問題はコ。

コを書くときに、うっかり下の棒が止まらないとユに見えてしまう。

マークシートとかで名前カタカナで書かなければならない時、コウイチがユウイチになってしまうことはかなりある

昔住所録づくりのアルバイトしてたけど、本人がコのつもりで書いていてもユになっているというのを死ぬほど見てきた。

ちなみに解決策は、縦棒を先に下まで伸ばしておくこと。

そうすれば横棒が少しくらいはみ出してもユではなくてコに見える。

幸いながらウンユをウンコに書き間違える事故は少ない。

ただ、ウンコと書いたつもりがウンユという無駄意識が高いみたいな落書きになる可能性はある。

チンユ、マンユ、ユウモン。大丈夫だ。

ユージコージはどっちがどっちなのかよくわからいからこれも大丈夫だ。

2018-03-08

最初からクライマックス

どうもこの『最初からクライマックス』と言うワード最近知りまして。

で『クライマックス』と言えば林学を嗜んでいる身として最終盤という意味に捉えてしまうので、最初からクライマックスというのなら『開始と同時に終了』のような感じかと。

いや、あるぞ。

最初から最終盤の映画

ユージュアルサスペクツ』・・事件は終わってしまい、その後にかかわった男が警察署聴取されるシーンから始まるが、時系列で並べるとこのシーンは終盤である

シティオブゴッド』・・ある程度のすったもんだは終わってしまって、鶏をさばいて食べようとするところから話が始まる。

パルプフィクション』・・物語の開始は最終盤のシーンからである

まどかマギカ』・・前回の歴史の結末から話が始まる。時系列でもこのあと、長く物語が続くのでちょっと違うか。

途中に最終盤なら、TV版のハルヒとかが該当するかな。

2017-11-06

イケてない2人

思い出補正は多分にあるし、直撃世代ではないことを踏まえての話。


中学生くらいの時の再放送でハマりまくった、あぶない刑事

重厚クールタカ、軽妙で洒落の効いたユージイケメンぶりに痺れた。

だいぶ後で知ったことだが、この2人の中の人は、「何を演っても舘ひろし」「どんな役にもなりきる柴田恭兵」という、役者としては完全に対極に位置する2人だったのだ。

そんな2人の役者あん面白い作品の核になったと。


2人のアイテムも一々洒落ていて、挙げ出したらキリないが、個人的には刑事ドラマ絶対必須な、拳銃覆面パトカーのチョイスに目を奪われた。

なにこれ素敵としか言いようがなかった。

どちらも国家権力、或いは役所のお堅さの象徴とも言うべき小道具で、かつそれまでの刑事ドラマでは男の汗が染み込んだツールでもあったのに、この小洒落た感はどうなんだ、凄すぎる。


タカの愛銃S&W M586は元来割とマイナーな銃。

というのも同じ.357マグナムリボルバーでは、シティハンター冴羽獠でお馴染みのコルトパイソンと、ルパン三世次元大介愛用のS&W M19が、名銃としてあまりに有名過ぎるからだ。

しかしあぶデカでは、M29でダーティハリー的本気のハードボイルド踏襲するでもなく、M36のようなミステリー寄りの小道具とするでもない、「暴力捜査プロフェッショナルが醸し出すダンディズム」として絵になる、最高の起用となった。

更に背中に隠し持ったバックアップM49で、実戦的な「二丁拳銃」感まで出しちゃうのが恐ろしくクールなのだ


一方ユージの愛銃コルトローマンMk-IIIは従来の刑事ドラマで頻出だった銃の中から、盗犯捜査プロであるユージの身軽さ・しなやかさに合ったものを選んだ手堅さが対照的

もっと」でパイソンになるけど、飽くまで2.5インチコンパクトモデルで、イメージを損なわない変更に留まっている。

そしてユージといえば銃以上に、覆面パトカーF31レパードとの絶好のマッチングが一番カッコイイ所である

昭和末期、'80年代後半のバブル時代における、良い意味の明るさと余裕を醸し出す紳士の1台というのだろうか。

ちなみに当時このジャンルではZ20ソアラの方がイメージを牽引していたけど、ハマの2人にはシャンパンゴールドor紺のクーペでしょ!というハマり具合で(ハマだけに?)、赤いパトライトを煌めかせながら横浜の街を疾走するのを、ただ見ているだけでも飽きなかった。


そんな彼らを写すカメラワークというのだろうか、素人なのでよく分からないのだが、とにかく刑事ドラマしからぬお洒落さがあって、ともすると色気すら漂ってくる映像が印象に残っている。

アニメで言うと、OVA逮捕しちゃうぞに通じるかも。あっちも素晴らしい画作りで、その時の監督は後にるろ剣を手がけ、こちらも志々雄編くらいまで存分に堪能させてもらった。

TVアニメ版以降の逮捕ノーコメントだけどね、監督違うし。


いや、良い思い出だった。

もっとも」までは。


完全に主観なのだが、結果的に、逮捕TV版以降全然アレな内容になったのと同じくらい、'90年代以降のあぶない刑事はイケてないまま、昨年その歴史に終止符を打った。

'96年の映画の時から「あれ…?」という感覚を禁じ得なかったので、次こそ期待と思っていたのだが、遂に「次」は来なかった。

本当に、「どうして?なんで?」という気持ちがずーっと拭えない。


個別に見ていくと、まず課長役の中条静夫氏が亡くなった穴は大きかった。でもこれは仲村トオルが「大馬鹿者!」を引き継いだ辺りから払拭された。というか「大馬鹿者!」のシーンを見て、仲村トオルは賢い動物では言い表せないレベルの大物役者になったんだと実感させられた。

タカの銃がマグナムからガバメントに変わったのは別にいい。歳を重ねたジェントルマンの、静けさの中に本気を秘めた、スキがない佇まい的には多分こっちのが正解。銭形のとっつぁんに通じる渋みもある。

でもユージの操るクルマアルファマセラティGT-Rだったのはいただけないし、これは結構象徴的かも。

アルファマセラティも、「色気を振りまくバイタリティ」が前面に出過ぎていて、レパードの「綺麗に片付いていて、それぞれのパーツは小洒落た程度なんだけど、トータルパッケージでそこはかとなくエロい」感と比較すると、気が利いてないというか、ともするとそんな刑事いないよ感さえある。

GT-Rに至っては「スーツを着た元体育会系おっさん」臭で小洒落感より「巡査長たる巡査(=現場一筋の叩き上げ名誉職)」的本気が頭をよぎってしまう。

だったらせめてアルシオーネSVXとかユーノス・コスモ辺りを選んで欲しかったなあ…このジャンル日本車は今世紀になってからほぼ絶滅に近いけど。


そんなクルマの事も含めて、なんだか全体的に妙にわざとらしくて、勘違いもありそうで、ケバさと安っぽさのサラダボウル感があって、でもクールさ、アツさ、カッコ良さが入ってない。

何が変わったんだろう?

やはり昭和バブルから時代が変わり過ぎた?

だったら何をアップデートすべきだったんだろう?

残念な疑問は尽きない。

2017-10-06

長いモテ期

久しぶりの友人と会って、飲みながら昔話に花を咲かせていたら、

自分では絡まれて困っていたという記憶が、どうやら長いモテ期だったようだ、

ということに改めて気づいたので自慢する。


小学生時代

10バレンタインデーに同じクラス女の子にこっそりチョコレートを貰う(1人)

11バレンタインデーチョコレートをたくさんもらっていたユージ君にチョコをお裾分けしてもらう


小学生時代

12学校の帰りに知らない大人が食べものを買ってくれる(5人程度)


中学生時代

13歳 教室の席の両隣の女から告白される(2人)

14歳 友人の告白代理を頼まれる(手紙を渡す、伝言を伝える)ようになり、結果、相手告白されてしまう(3人程度)

14歳 学校廊下を歩いていると女子生徒が名前叫びながら抱きついてくる(3人程度)

14歳 1つ下の後輩と同級生女子生徒がクリスマスに家に泊まるイベント計画し、勝手に組み込まれ参加(2人)

14歳 知らない他校の女子生徒から好かれ、結果その彼氏ヤンキー)に駐車場に呼び出され絡まれるも会うと皆やさしい(3人)

14歳 部活サッカー)で他校に練習試合遠征ディフェンダーで何ら目立つ活躍もしていないのにMVPのような扱いを受け女子生徒に囲まれる(約10人)

14歳 部活の先輩が彼女といるところを見かけただけで、その彼女がずっと見ていた、という理由により後日殴られた(1人)

14歳 英語先生が話を聞かない、という理由だけで号泣する(1名)

14歳 音楽先生が話を聞かない、という理由だけで授業を中断し、授業終わりまでしつこく絡んでくる(1名)

15歳 中学1年生の後輩から告白され、身に着けている物を何か渡す事で我慢してもらうが足りなくなって整理券のようなものを配る(約20名)


高校生時代

15歳 バレンタインデーヤンキー女子生徒が、自分チョコレートを渡したいために万引きしてしまう(1人)

16歳 クラスの席で後ろの席の女子生徒にプリントを配った事で、その女子生徒が女子から嫌われてしまう(1人)

16歳 女子生徒から告白きっかけとして仕組まれた、下駄箱等へのいたずらが多く発生する(6人程度)

17歳 週に2回は、他校の女子生徒または男子生徒が駅で待ち伏せている(不特定多数

17彼女の弟に好かれてしまい、彼女を分かれた後にも彼女の家に遊びにいくことになってしまった(1人)

18歳 家の前に食べ物が置かれている恐怖を感じる(3人)


大学生時代

18歳 彼氏持ちの女子生徒からの(肉体的な)アプローチを受ける(2人)

19歳 男友達から告白(2人)

19歳 1週間、毎日違う女が家に泊まりにきていたのを友人に見つかり、面識の無い大学4年の先輩等から女性を紹介してほしいと頼まれるようになる(不特定多数

19歳 バイト先の女子高生女子大生とその弟から告白される(4人)

19歳 学食のおばちゃんに気に入られ、おばちゃんの自宅で夕飯をごちそうになる(1名)

19歳 友人の実家に遊びにいくと、その妹が彼氏と別れ、母親父親喧嘩になった(2人)

19歳 ブラジル人に好かれ、いろいろな所に連れて行かれ、いろいろな人に紹介される(4人程度)

19歳 バイト先の社員女性または男性が皆で交替で夕飯をご馳走してくれる(3人)

19歳 バイト先の同僚である姉妹の両方から告白される(2人)

19歳 宗教の勧誘に来た女性勧誘しないのに定期的に家に来るようになる(5人)

19歳 教授の家に何かを取りにいかなければならない、という状況が多くなった(1人)

・・・棚卸しが面倒になったので、そこそこのエピソードに絞る

20代 池袋東急ハンズからの買い物帰り、なぜか女子高生に追いかけられる(15人程度)

20代 プロポーズをされる(3人)

30代 友人の結婚式新郎申請のおばちゃん達に囲まれ身体を触られる(5人程度)

40代 イタリア初老男性若者20代)にナンパされる(1人)←今ココ

2017-05-05

日本人でもヘイトを受ける

http://anond.hatelabo.jp/20170502202439

これ見て思い出した、自分京都に移り住んだ初日のこと。

新居に向かって歩いてると、年配の女性が通りかかかって

「アーユージャパニーズ?」

道でも聞きたいのかと思ったけど、女も明らかに日本人っぽいしなんか変だ。続けて

あなた日本人?」

はい…」

すると、女は

スーツケース持って歩道を堂々と歩いてるから中国人と思たわ」

って吐き捨て去っていった。

言ってることが瞬時に理解できなくて何も言い返せなかったけど、俺は荷物もって特に急ぐわけでもなく歩いてただけだったし何にも悪くないだろ。

自分が気に入らないことを何でも外国人のせいにしてイライラをぶつけてくる人がいるんだなーって思った。だから

ここ最近京都関連のヘイトニュースを見て思いましたが、ヘイトを受けるのは外国人だけではないというお話でした。

っていう所でめっちゃうなづいた。

2016-10-25

とあるアル中回復記録

東京在住の30代男だがアルコール依存治療開始から六ヶ月が経過し、一定回復をしたのでその過程を記録してみたい。

数字で示すと治療開始時から約六ヶ月で

γ-GTP 589→69 AST 84→31 ALT 106→68 TG 1015→178

まで回復した。

数字で言われても大多数の人はさっぱりわからないだろうから単純化すると入院レベル人間がとりあえず正常な体になったと思ってもらえればいい。

さて多くの文章がそうであるように、大抵の人は最後まで読まないだろうから最初自分なりのこの文章結論を書いておくと

アルコール依存から抜け出したいのなら自分の抱えた問題アルコールに限らない)を率直に話す事ができる相性が良く優秀な精神科医を見つけ、よく話し合いながら治療を進めるといい。ただそれがあなた人生を良くするかはわからない」という身も蓋もないものになる。できることなら「まだアルコールで消耗してるの?」「アル中精神で克服できる」とか頭の沸いた自己啓発本でも出して一儲けしたい所ではあるが、残念ながら現実というやつは概ね散文的で面白みがない。

確かに肉体の調子は非常にいい。自分という存在からここまで充実感を感じ取れる日が来るとは思わなかった。

だが同時に精神面では未だに様々な問題が噴出している。

アルコール依存を抜けだした僕自身が未だに「抜けだしたのは良かった事だろうか?」と自問自答を続けている。だから他者断酒を勧めたりはしない。この文はあくまでひとりのとあるアル中回復記録として、参考程度に読んで頂ければ幸いです。

自分アル中定義

まずこの文章を書くにあたって自分がかかっていたアル中定義をしておきたい。アル中貧乏旅行なんかと一緒でγ-GTPの高さでマウンティングする人もいるし、wikiなんかでも色々と書かれているが、自分場合は「アルコールによってQOLが下がっている」というシンプルものにする。世間アル中イメージ吾妻ひでおマンガのように連続飲酒をし、手が震え、幻覚をみたり暴れたりしている人のイメージが強い。

しか自分はそれとは全く異なるタイプだったので自身アル中であるという自覚すらなかった。仕事普通に行き、帰宅するとビールの500ml缶を一日6~8缶淡々と飲み、翌日二日酔い仕事へ行く、という事を繰り返していて入院レベルまでいった(似たような壊れ方をする小説人物からとってユージーン型と呼んでいる)。世の中には様々な不幸な家庭があるようにアル中にも様々なタイプがある。

医師選択について

20代の半ばから不眠に伴う飲酒量の増加により、何件か精神科に通っていたが、自身の抱えた問題を率直に打ち明けられる医師に中々巡りあうことは出来なかった。

マッチョイストだのミソジニストだの差別主義者の豚野郎と言われればそのとおりなのだが、性格的にどうしても同年代医師や、女性医師に悩みを打ち明けられなかった。基本的精神科医患者情報当人発言から得る部分が多いので、深刻な問題を抱えていても話せないとどんな名医でも対処が難しいのではないだろうか。

今回僕は精神科に通い始めてから八人目の精神科医先生であたりを引いたわけだが、もし相性が悪いと思ったら拘泥せず別の医師を頼った方がいいのではないかと思う。

この先生は四十代半ばの男性学校教師を経て精神科医になった異色の経歴の持ち主で、僕よりも遥かに精神的な地獄を抱えているが、持ち前の頭の良さでそんな自分にすら醒めているような超然とした空気をもった人で非常に問題を話しやすくてありがたかった。

■基本戦

とりあえず入院拒否し、通院で治療選択。基本戦略は抗酒剤シアナミドの服用により飲酒可能自体排除アルコールに対する身体的な欲求は断酒補助剤レグテクトで抑える、いままでアルコールに頼って来た睡眠睡眠導入剤で、アルコールごまかして来た精神面の色々は精神科でぶちまけつつストレスを減らし、抗不安薬で抑えるというスタンスを取った。そしてこれらでどうしようもなくなった時は先生から勧められたレボトミンを飲んで長時間寝倒す「寝逃げ」を行っていた。これも自分の置かれた状況から選択したものなので、人によってはちゃっちゃと入院して治した方がいい場合もあると思う。

■登場薬品について

これも精神科医様相性によって全く評価が変わるので自分に合っていたものを挙げるが、これらの評価は全て自分体感だし、当然の事ながらそれが他の人の適解であるとは言えない。シアナミドにしてもアレルギーによって服用できない人はいるらしいし。とりあえず相性が悪いと思ったら我慢せず、状況を報告できるような関係を築けるような人を担当医として選ぶといいと思う。

本編の主役にして宿敵 

アルコール

一応は由緒正しい歴史を持つ薬でもある。精神、肉体両面に凶悪依存症を持ちながらもコンビニ行けば変えてしまう恐ろしいドラッグ歴史上の薬物による死の統計をとれたらヘロインコカインなんぞ足元にも及ばないぶっちぎりのトップになるだろうが、同時に文化的な面やコントロールできる人にとっては素晴らしく、評価が難しい方。政治家でいうならロバート・ムガベとかだろうか。自分は後述のゆれ戻しの時にアルコール自分の肉体と精神を徐々に蝕む代償としてどれだけ精神深くの暗黒から目をそらさせてくれたかに気づかされたので愛憎半ばしている。

抗酒剤 

シアナミド

簡単に言ってしまえば人を強制的に超下戸にする無味無臭の液体の薬。持続時間は人によって異なるが朝夕食時の一日二回の服用が基本。アルコールを飲むという選択肢自体をなくしてしまうので自分のような意思の弱い人間には非常にありがたい薬だった。僕の場合仕事の後の飲酒欲求が強いので二度目の服用はまだ気力のある15時にしていた。懲罰効果によって飲酒を止める薬である以上、罰がどの程度の効果かわかりたかったので一度7時に服用した後、15時にビール1Lを入れてみた。効果は覿面で、悪寒、動悸が早くなる、湿疹、なにより全身の細胞が一斉に反逆を起こしたような気持ちの悪さで立ち上がる事すらできなくなり嘔吐をぶちまけた。寄生獣後藤最期の気分や喧嘩稼業で梶原さんに屍を入れられた工藤の気分を味わいたい人はやってみるといいかも。死んでも知らないけど。

断酒補助剤 

レグテクト

脳に作用し、アルコール依存で高まっている神経活動抑制することで「飲みたい」という飲酒欲求をおさえるお薬との事。初期は有り難みを感じなかったが、二ヶ月目くらいから地味に効果自覚。なんだかんだで大変役に立ってくれていた。地味だけど。

睡眠導入剤 

サイレース

影の主役。元々不眠からアルコール依存になった人間なので飲めば確実に眠れる安心感は何にも変え難かった。先述したように薬は人それぞれ相性があるが、以前の別の精神科で処方されていたマイスリーよりもこちらの方が朝、遥かに快適に目覚められた。

レボトミン

本来向精神薬だが、睡眠導入剤の効き目を強くする効能もある。自分は、先述した「寝逃げ」用にサイレースと一緒に服用していた。その効果は絶大で昼に飲んでも落ちるように眠り、翌朝まで目を覚まさなかった。ただし朝のダルさと眠気が非常につらく、飲酒欲求が高まりすぎた時や、ネガティブ精神状態に呑まれそうなとき、そして翌日が休日である時意外はなるべく服用しないようにした。

抗不安薬系統

ホリゾン 

一番軽度の抗不安薬事務作業などに与える影響はほぼなし。自分ボクシングのジャブのように「とりあえずホリゾン」な感じの基本として使っていた。メタルギアソリットで狙撃時の手の震えを抑える為に出てきたアイテムのジアザパムでもある。

エビリファイ

やや強めのお薬。事務作業においては能率が約20%低下する印象。

ワイパックス

かなり強めのお薬。事務作業の能率に関しては50%以上低下する印象なので特に精神的につらい時、仕事終了後に服用していた。

治療記録

第一期(治療開始から一ヶ月目)

最初断酒補助剤レグテクトによる治療を試みるも、精神依存が酷かった為にあまり効果が感じられず失敗。一週間目でシアナミドを処方してもらう。使用開始から三日間は常に頭の中身を酒が占めているような状態だったが、「飲む」という選択肢自体がなくなっている為に飲まずにいられた。ちなみに肉体的なアルコールへの依存断酒から三日目で、精神的な依存は約三週間である程度消えた。この時期は全ての気力を「酒を飲まない」につぎ込んでいたので基本食事外食、もし家で食事する時は洗う手間を省く為に使い捨ての紙皿を使うなどして乗り切った。バランスのとれた食生活なんてする気力も残っていなかったがとりあえず楽に摂取できるリンゴキウイなんかは食べるようにしていた、

・第二期(一ヶ月目~二ヶ月目)

断酒継続により心身ともに調子が良くなり、ハイになる。この時期は今思い返すと穴に入りたい気持ちになるが、友人に酒のない生活の素晴らしさをドヤ顔で語りウザがられていた。定期的な飲酒欲求はあったものレグテクトと気力で無事やり過ごすことができた。代わりといってはなんだが、甘いものに対する渇望が極めて強くなり、体重はそれなりに増加した。

・第三期(二ヶ月目~三ヶ月目)

NHKの集金のように頼まれもしないのにある日唐突に今までとは比較にならない負の感情が襲ってきた。ハイになっていた揺れ戻しと精神にかかっていた霧のようなものが晴れた事で自分アル中になった根本の原因である家族への憎悪」がどれだけ強烈だったを自覚する。全て投げ出してアル中に戻ってしまいたい誘惑に何度も飲み込まれかけた。もし家族ブチ殺しても罪にならない世界だったら本当に殺しかねなかったと思う。この時期はいままで週1ペースだった通院が最大で週3になり、薬の量も増え、診療時間中ずっと先生に対して家族への憎しみをぶちまけ続けていた。王様の耳はロバの耳ではないが、この時期の先生サポートがなければアル中に戻るか、ムショ行きにでもなっていたかもしれない。アル中から回復は三ヶ月がひとつの山らしいが、とにかくこの時期は本当につらかった。

・第四期(三ヶ月目~四ヶ月目)

揺れ戻しが終わったのか精神面の憎悪は小康状態に落ち着きある程度楽になるが今度は代わりに虚無感が強くなり、「なんで自分はさっさと対策をとらずこんなに人生無駄使いをしていたのか」といった大量の「たられば」 に捕らわれることが多くなり、第三期ほどではないが飲酒欲求が高まるときは多かった。通院はほぼ週一に戻ったが、今度は先生に対して「たられば」の話ばかりしていた記憶がある。ただ小旅行をする気力くらいは戻ったので休日は鎌倉に行って観光するでもなくひたすら海を眺めていたりした。

・第五期(四ヶ月目~六ヶ月目)

「たられば」状態が少し落ち着いてきて気力もある程度戻った事もあり、これまでは考えもしなかったペットを飼うという選択肢を思いつく。僕個人に関してはこの選択はとても正解で、無聊が大分慰められ、大いに助けてもらった。自分のような一人で夜を過ごす時間をもてあますタイプには犬や猫、小動物でも爬虫類でもなんでもいいが、余計な事を考える時間を減らせる存在大事なのかも知れない。そして大分生活も落ち着くようになった。家族への憎悪も「できるなら殺してやりたい」から夜寝る前に朝起きたら携帯警察からあなたのご家族がみんな死にました」という連絡が入ってくれますようにと願う程度には整理された。体調に関しては非常に良く、生活も充実している。時折強烈な負の感情が出てきているがなんとかやり過ごしつつ今にいたる。

■まとめ

アル中回復して以来、めんどうくせえ事に友人知人に「アル中の事ならあいつに聞くといいよ」な感じで広められ、たいした面識もない人から相談を受けるようになったが、正直言ってこちらに言える事なんぞ冒頭に書いた「アルコール依存から抜け出したいのなら自分の抱えた問題アルコールに限らない)を率直に話す事ができる相性が良く優秀な精神科医を見つけ、よく話し合いながら治療を進めるといい。ただそれがあなた人生を良くするかはわからない」 という結論くらいしかない。世の中には「アルコールに逃げるのなんで心が弱い証拠、他人のせいにせず自分人生を見つめなおし、責任は自分自身で追うべき」なこの糞馬鹿はよほどおめでたい人生を生きてきたんだろうなと思わせてくれる発言をかましてくれる人もいるが、もし自分人生に率直に向き合ったら他殺や自殺に行く人間なんざざらにいると思し、その人の人生に責任を負うことも自分にはできないので積極的お勧めはしない。自分に関しても肉体は問題なく健康になったが、精神面に関しては断酒前には起きることがなかった唐突に強烈な憎悪がとまらなくなるという事態が未だにある。ただ、自分家族に全く愛情を感じた事がなく、憎悪しか持っていなかったという事に気づけたのは自尊感情回復に非常に役にたってくれたし、これから自分人生にとって何よりの収穫であったとは思う。とりあえず、アル中から回復したいと考える人々がいい医師出会え、回復して楽しく人生を送れるようになってくれるよう元アル中の一人として願っています。長文にお付き合いありがとうございました。

■おまけ

読んだ本

・「禁酒メソッド

禁煙メソッド」でも有名なアレン・カーによる著作。もの凄く端折ると「酒は凶悪ドラッグなのだから自己管理するなんて無理。味が美味しいと思うのも広告会社宣伝やら依存症状によりそう思っているだけ。断酒の禁断症状なんて少し耐えれば治ります。さっさとやめましょう」というある種の極論。周りにもこれを読んですっぱり酒を断ち切った人がいたが、その人は肉体的な依存はあっても精神面には深刻なトラブルを抱えていない、というかむしろ鋼鉄メンタルを持った人だったので、そういう人には役に立つ本かもしれない。ただ精神面に問題がある自分のような人間にとって、医師に頼らずこれ読んで一人の力でで禁酒しようとすると、第三期の時のような強烈な揺れ戻しの時にいささかならずやばいことになるのではないかと思う。

2016-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20160424162627

http://anond.hatelabo.jp/20160424172421

そうだ俺ユージュアルサスペクツの増田見て書こうと思ってたんだが

SAW見たとき一発で犯人どこに居るかわかったのよね

一緒に見てた友達と一緒に「あれだよね」「あれだよなあ」って言いながら見てて

最後に「まんまかい!」ってさ


息してないみたいに動かない謎はあっても(そこは結局強引な説明だったし)

ミステリっぽいもので死や顔が確認されてない死体があったら絶対偽装か摩り替わりだってもう誰でも知ってるじゃんな?

と思うんだけど後から人と話すと嘘だー最初は気付かなかったろーとか言われるのな

ユージュアルサスペクツが軽んじられる原因について※完全ネタバレ注意

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2016/04/24/005535

おおむね記事内容同意した上で。

ユージュアルサスペクツの問題は、テクニックとか以前に新規で観た人が面白くない(あえて断言)ところだと思う。(好きな人ごめんなさい)

公開当時の印象は全く異なるのだろうが、今の観客からたらこうだろうという観点で以下書いています。あと自分自身、そんなに好きな作品ではないです。以下本文。

まず有名なあのオチだが、残念なことに作品の知名度とあらすじからして、今の観客が真っ先に思いつくのがあのオチなのだ。逆に言えばパイオニアなのだが、そんなもの関係ない新規観客にとってこれはかなり辛い。

そしてドラマ部分が決定的に弱い。あのオチを想定している観客にとって、キントの主観のみで語られる取り調べ室のストーリーはそもそも怪しすぎる。一応キントとキートン友情ものに見せかけて…というネタなのだが、観客が疑った状態では感情移入し辛くドラマとして苦しい。

さらに、映画のオープニングは事実部分の映像なのだが、そこにキートンが殺されるシーンが入っているのが完全に失敗。取り調べ室のストーリーが嘘もしくは間違いだと観客にわからせてしまっている。

またドラマが弱い要因として、キャラクターの魅力の乏しさもある。前記の二人はいいが、他のメンツは如何にもモブという枠を出ないため、こいつが犯人では…と想像する楽しみや余地がない。犯人でありそうなのはキントか刑事かコバヤシくらいだよな、って印象だ。

キャラクターの弱さを補うためか、妙に大袈裟な設定が取り入れられているが(伝説悪人カイザー・ソゼとか謎の日本人弁護士とか)、これがまた地味な作品内容から浮いていて、余計な疑いを観客にもたらす。

あとホラ話のくせに、終わってみればなんかセコい話なんだ。ソゼ、セコッ!て印象を持っちゃうんだ。

シックスセンスが早くも古典と化しているのと比較すると、こういったドラマ部分の差が大きいと思われる。良くも悪くもシックスセンスはわかりやすドラマで牽引し、幽霊という見せ物要素で観客を飽きさせず、オチの目くらましとしてのドラマがそれ単体でも十分観れるものに出来上がっているのだ。対してユージュアルサスペクツはオチ一点勝負に走りすぎたきらいがある。ここで一般的評価に差が出てきたのだと思う。

また、この映画演出というか見せ方にも難がある。オープニングの映像で、カイザーソゼは左手で銃を横にして撃つ。セリフでの説明ではなく映像でソゼのくせを描き、左半身麻痺のキントを容疑者から外すための演出だ。それ自体はいいのだが、残念なのはこの映像が妙に思わせぶりで映画好きにはあからさまに怪しく映るし、普通の観客は左効きにあまり気付かない、という困ったシーンになっていること。銃を水平にして撃つくせはキートンなのだが(右利きだが)、前述の通りここでキートン殺害されるため二重にトリックを阻害しているのだ。

また、ここは好みが別れるところだろうが、この映画クライマックスオチは「キントがソゼだった」ではなく、「取り調べ室の話はホラでした」なのだ。この違いはデカく、オチの爽快感を削いでいると個人的には思う。実は刑事はキントがソゼだったとは気付いていないし、深読みすれば本当はキントがソゼでない可能性もある。想像が広がるという意味はいいのだろうが、受けるインパクトという意味ではかなり大きさに差が出る。

どうもここら辺のちぐはぐさを踏まえるに、新味を抜きにして脚本演出などの技術的な観点から見るとそこまで完成度の高い映画ではないように個人的には思えるのだ。キントとソゼの演じわけなどケビンスペイシーの名演技はあったが、あとから見ればこの映画評価ほとんどは彼一人が担った印象を持つ。いや、パイオニア作品なんてそんなものなんだろうけれど、後一歩足りてない感は否めない。

から、この映画現在の観客にあまり歓迎されないとしたら、それは結構健全なことであるとも思う。ユージュアルサスペクツが過去映画になったとしたら、それは映画進化してるってことだ。

2016-03-02

2020年東京オリンピック汚職疑惑に関する報道 (Le Monde)

ル・モンド紙 2016年1月14日付 

Clément Guillou 記者

http://www.lemonde.fr/athletisme/article/2016/01/14/lamine-diack-soupconne-d-avoir-monnaye-sa-voix-pour-l-attribution-des-jo-2020_4847631_1616661.html

陸上競技ラミーヌ・ディアックは2020年オリンピック開催地選考で票を売った疑惑がある


もし、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)のディックパウンド告発した驚愕事実が、第2回目のWADA調査委員会報告書のページの下に小さく付けられた注に影響を与えていたとしたらどうなっただろうか?

 1月14日に行われたWADA記者会見では、驚くような情報は出てこなかった。しか世界スポーツ界を揺るがす爆弾は、報告書の34ページの下の注に隠されていた。

https://www.wada-ama.org/en/resources/world-anti-doping-program/independent-commission-report-2

調査委員会報告書は、注36で、1999年から2015年までIAAF(国際陸上競技連盟)会長だったラミーヌ・ディアックが、IAAFに有利なスポンサー契約をもたらすために、IOC委員として影響力を行使していたことを述べている。

こうした取引存在した疑いは、ディアック前会長の息子の一人であるイブライマ・ディアックとトルコ陸上選手アスリ・アルプテキンの親族との間で行われた話し合いの中で言及されたものだ。この発言によれば、2020年オリンピックの開催候補地・イスタンブールラミーヌ・ディアックIOC委員投票しなかったのは、IAAFにとって旨味のあるスポンサー契約提示しなかったためである

しかしこの発言は慎重に取り上げる必要がある。ディアックの息子の目的は、ドーピング検査で生体パスポートの異常値が見つかった場合に、もみ消す力があると信じさせることだったからだ。

「(会話の中で)トルコLD(ラミーヌ・ディアック)の支持を失ったのは、4~500万ドルスポンサー料をIAAF陸上ダイヤモンドリーグあるいはIAAFに支払わなかったからだと述べられている」とWADA独立調査委員会レポートは例の注36に書いている。

注は「(会話の)報告によると、日本はこうした金額を支払った模様である2020年オリンピック開催地東京に決定した」と続けている。

IAAFの5つのオフィシャルパートナーのうち、TDKセイコーキャノントヨタの4つが日本企業である


脅迫

 調査委員会関係者ル・モンドに、情報は十分信頼のおけるものであり、公表されるべき価値はあるが、管轄外のために委員会はこの問題を深く掘り下げないと説明した。

 反対に、報告書に関するミュンヘンでの記者会見にも出席したフランス経済検察庁が、この件について調査することを妨げるものは何も無い。

独立委員会がどのような形式でこの情報を入手したのか(トルコ人関係者証言によるのか、電子メールでのやり取りを入手したのか)は明らかになっていない。

2020年五輪開催地投票は、2013年9月にブエノス・アイレスで行われ、決選投票は60対36で東京イスタンブールに勝利した。

イブライマ・ディアックとアスリ・アルプテキンの親族との取引は、この開催地決定の3ヶ月後に始まり2014年2月まで続いた。アスリ・アルプテキンは2012年ロンドンオリンピック1500メートルメダリストで、生体パスポートの異常値により懲戒処分を受ける恐れがあったが、イブライマ・ディアックはアルプテキンの親族に対して、IAAFによる追跡調査をやめさせることができるとほのめかしていたのである

兄弟のパパ・マサタ・ディアックの後、イブライマ・ディアックも金銭強要しようとしていたという印象をアルプテキンの家族は持っていた。

この要求に応じなかったため、アスリ・アルプテキンはIAAFによる8年(2021年まで)の出場停止処分を受けた。この処罰スポーツ仲裁裁判所を通じて決定され、オリンピックメダル剥奪された。その後、ラミーヌ・ディアックはIOCを辞職した。IOC世界陸上界を揺るがせた汚職スキャンダルに関わったとして、ラミーヌ・ディアックに一時停職処分を下していた。


パートナー

この数年間のIAAFを見ていけば、パートナーシップ契約世界選手権開催地の割り当てに関係があることを確認できただろう。韓国大邱2011年世界陸上大会モスクワ2013年世界陸上大会北京2015年世界陸上大会、そしてドーハで行われる2019年大会である。多くのパートナーシップ契約されたのは韓国サムソングループであり、中国大石企業シノペックであり、ロシアのVTB銀行であった。

最後に、2021年世界陸上大会オレゴン州ユージーンに決定したことに触れる。陸上界の大立者の出身地であるスポーツ用品ナイキだ。一つの反対もなく決定したことに、PNF(フランス経済検察庁)は大きな関心を持っている。

報告書によると、WADA独立委員会は、独立した組織によって、パパ・マサタ・ディアックが関わった契約およびマーケティングスポンサー協定の完全な監査を行うことを提言している。

ドーピング事件に続いて、スポンサー契約・放映契約陸上競技界の次のスキャンダルになるだろう。

2016-01-21

あぶない刑事、歳とっちゃって超ショック

現役見てない世代ほとんどだろうから共感してもらえないだろうは分かってる。

でも、タカユージ、憧れてモノマネしまくったのに。悲しいなぁ。あの頃の浅野温子も綺麗だった。

2014-03-30

ユージって子持ち女性結婚したんやね

現代日本において

これは最高に好感度上がるだろうな

「今、子持ちの女性が人気!」

経験値が違うから安心出来る!」

みたいなコラムが連発する時期も近いな

ネットで記事書いて稼いでる人は書いてみるといい

絶対伸びる

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん