はてなキーワード: ユニバーサリティとは
(乱流発生の法則を発見:130年以上の未解決問題にブレークスルー)
はてぶに書きたかったけれど、スペースが足りないから増田に書きたいこと書く。
乱流-層流相転移がDPのユニバーサリティクラスに属することを(実験で)示したのは、すごい。
プレスリリースには数理モデルの話も書いてあった(論文ではsupplementary informationにあった)けど、
DPをベースにした数理モデルを作ったらそりゃDPの臨界指数が出るのは自然な気がする。
理論屋としての興味は、ナビエストークス方程式の数値計算でも乱流-層流相転移が観測されるとして、
流体力学とDPが関連づく可能性があるという点かな。
ナビエストークスを何かしらの操作で繰り込むとDPになるのか?
はてぶに「すごい」「いろいろ波及しそう」とか書いてる人、早合点しなさんな。
あなた方が想像している応用面よりもっとFundamentalなところで意味があるんですよ。
服装の機能性なんていう「理屈」を追い求めるモチベーションは無かった。
やっぱ工学系の人には伝わらないもんなんだな〜。
服装の機能性に合理性を求めて何をしたいのかっていうと、生活を(君らの感性での意味で)改善したい、とかなわけじゃん。
なんていうか、そういう「日常生活の中に問題を見出して解決する」みたいなのには興味ないんだよね。
サイエンスの目的は自然を「理解する」ことであって、「解決する」ことじゃないんだよね。伝わらなさそうだけど。
サイエンス、特に数学とか物理だと「美しい」というのが非常に重要で、これは極めて深遠な対称性があるとか、ある種のユニバーサリティがあるとか、そういうものを指すわけだけど、その意味では「機能的であること」って全然美しくないんだよね。なんか目的ドリブンで物理的必然性の無い要素がゴテゴテついてる感じで。