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2016-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20160403194702

お前、銀英伝がいつの作品だか分かってんのか。82年の作品だぞ。それこそ島耕作がやりたい放題やってた時代だ。あの時代意識社会一般でそんな高いわけがないだろが。

古参銀英伝おじさんは知らないかもしれないが、ゼロ年代初頭に徳間デュアル文庫というところから道原かつみ絵で銀英伝が復刊されてそこからオタクルートに引きずり込まれた人も大勢いるのぢゃ……そういう人にとってあれはゼロ年代作品なのぢゃ……

(もちろん知識として知ってはいるよ、80年代作品だって。でも自分が引き込まれたのは2000年代なんだよ。それに元増田も、「昔は楽しく観れていた小説アニメ漫画を見直すと」って言ってんだから、そこで昔の作品が持ちだされるのは別におかしくないでしょ)

民主主義理念作品の書かれた80年代前半と大して変わってないのは描写で分かるだろ。フェミニズムの水準もそんなもんなんだろうよ。そもそも田中芳樹は52年生まれだぞ。銀英伝書いた時点で30歳だ。俺達の30年以上は前の社会価値観で書いてんだよ。そこを考えろ。

うんだから前の社会価値観が見ててつらいよねって話でしょ? 1962年まれ森岡浩之皇帝艦隊司令官や名門貴族の頭領をバンバン女性が努めてる星間帝国を作ったけど。

そもそも、主戦論者の大物議員女性じゃなかったか? 自由惑星同盟議会が映った記憶があまりないが、女性議員はそれなりにいるんじゃないのか。

コーネリア・ウィンザー小説版では「唯一の女性最高評議会評議員」(道原かつみ漫画版ではホアン・ルイも女性だっけ?)。議会描写はないけど最高評議会は何度も描かれてて見事に男社会だよ。呼び方一人だけ「女史」だし。

あと、フレデリカ物語の開始時点で中尉、その後23歳で少佐まで行って、最終的に政治家に転身して、日本で言えば首相になってんだぞ。ポプランが最後に確か中佐から軍人時代でもそんな低い地位とも思えん。23歳なんて、シェーンコップだってまだ佐官じゃないんじゃないの。

ヤン・ウェンリーが29歳で准将閣下、みんな大好きアンドリュー・フォークが26歳で同じく准将閣下から別に優秀な軍人としては普通なのでは(この人事システムは相当におかしいがそれはミリオタおじさんの守備範囲なのでそっちに任せる)。それより艦隊司令官メンツが全員男なんですがそれは、という。ヤン艦隊首脳部の佐官以上の女性ってフレデリカ以外に出てきたっけ? ポプランやシェーンコップにコナかけられる役や痴情のもつれで騒動起こす以外の女性将校ってマジでフレデリカカリン以外見覚えないんだけど。

有名人の嫁さんが有名人の嫁ってだけの理由トップに担がれるのは女性差別の解消でもなんでもないよねえ。だいたいイゼルローン何ちゃら政府ってマトモに選挙もやってないただの軍閥だし……

まあ、その辺踏まえたフェミな感じの二次創作なんかもあるから興味があるなら探してみ。結構面白かったから。

知らんかった。探してみるわさんきゅ。

2016-01-13

なぜ角谷杏はあんなにもグータラなのか

既にあちこちで言われてて二番煎じかもしれないけど、思いついたので書かずにはいられなかった。

大洗女子会長があれだけででーんと構えて碌に仕事しない理由はと考えると、やっぱ「指揮官じゃない責任者」だからなのかなあ、と。他校の戦車道は「最高責任者」と「実質的最高指揮官」が一致してて、多分最終的な責任アンチョビ姐さんとかケイさんとかダー様とかカチューシャとかが取るんだろうけど、大洗女子は違う。

大洗女子最高責任者あくまでも会長だ。彼女こそが戦車道を復活させ、西住みほ隊長に据え、「戦車道チームの目標」を定めた。劇場版では文科省官僚と熾烈な交渉を繰り広げて学園艦の命運を賭けた勝負に打って出た。そして事実上クイズ大会やエンカイウォーなど、後方での作戦指導に関わらない部分の実権は未だに生徒会が握っていることが随所で示唆されている。おそらく、仮にどこかで敗戦することがあったとしたら彼女が詰め腹を切らされていたのだろう。

要するに他校の戦車道チームは基本的銀河帝国であり皇帝おん自ら指揮を執るのだが、大洗女子自由惑星同盟なのだ。西住みほ立場ヤン・ウェンリーであり、チームの戦術担当してはいても最終方針についての決定権はない(この辺が、同じく上から口説き落とされて指揮官就任しているけど実際にはチームの目標とかの決定権も握っていそうなドゥーチェとの違いか)。その西住みほの率いるチームに会長が一車長として参加しているのは、ヤン艦隊ウォルターアイランズ国防委員長が分艦隊司令官として参戦しているようなものだ。

仮にそんな状況が生まれたとして、ではアイランズ委員長はどう振る舞えばいいのか。いちいちヤン提督作戦指導に口を出すべきか? 一艦隊司令官として任務に精励すべきか? おそらくは、「艦橋の司令官席でおとなしくして、ヤン提督の指示にハイハイと従っておく」辺りが最も穏当な解なのではあるまいか。彼が本格的に艦隊指揮に乗り出すのは、ハイネセンに帝国軍が迫ってからでも遅くはない。

そう、プラウダ高校に絶体絶命の死地まで追い込まれて初めて、これまで致命的なノーコンにも拘らずずっと砲を預けてきた河嶋桃と交代したように。

こうして見ると大洗女子戦車道というのは「最高責任者最高指揮官が分離しながら、前者が後者の指揮下に入っている」という極めて特殊な事例なわけで、そういう特殊状況下における最高責任者の振る舞いとして、彼女のあのグータラっぷりは実はパーフェクトなのではないか。彼女が裏で暗躍し、かつ試合では作戦指導に何も口を挟まずにきたからこそ西住殿が雑音に悩まされることなく「やっと見つけたわたし戦車道」をのびのびと追求することができているわけで、あれは実は理想的前線と後方の関係を築いているのでは(守護天使勤労意欲に目覚めて以降のアイランズ委員長とビュコック提督との関係的な)。単に「そういうキャラ」として片付けるのではなく(もちろんそういう面もあるんだろうけど。彼女典型的な「有能な怠け者」だよね)、こういう視点で見てみるのもいいんじゃないかなと(車輪の再発明になっていたら恥ずかしいので穴掘って埋まってます)。

なお他のチームも妄想してみると、サンダースは膨大な物量をうまく捌けるだけの官僚機構(資材班とかそういうの)が他所よりも発達してそうだからケイさんの役割元ネタの国における大統領と完全に被ってそうな。快活さで人を惹きつけ従うべき理念を示し戦略の道筋も示すけれど細かい点はアリサみたいな部下が指示する。黒森峰の場合はそういう後方の仕事が完全に戦車道従属してるプロイセンみたいな感じなんだろう。指揮官あくま試合の巧拙で選ばれるという。プラウダカチューシャ的には有能な独裁者による恐怖政治を敷いているつもりなんだろうけど実際はどうなのかな。実力で一目置かれてるんだけど見た目と振る舞いの幼女力の高さから戦車道チームのマスコットとして扱われていて生徒たちの感覚としてはそこまで恐怖政治ではなくむしろ癇癪持ちの妹みたいに思われているとしたら、なんかこう、良くないですか(むしろ副官の方が怖いけど彼女ロリコンカチューシャに忠実なので恐怖政治にならずに済んでいるギリギリバランスの上にいる感がある)。アンツィオアンチョビ最高責任者であり最高指揮官でありお母さんなんだよなあ。

ちなみに劇場版で好きなキャラローズヒップちゃんです(どうでもいい)

 
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