はてなキーワード: ヤオヨロズとは
福原がけものフレンズのIPを乗っ取ろうとしたら吉崎にキレられてヤオヨロズごと追放されて
それで福原が山本一郎に内情をリークしたりたつきをそそのかしたりしてそれを真に受けたアホのたつきがファンネルを飛ばした、というのが真相でしょ?
カドカワ方面というのもつまり吉崎でしょ?直接吉崎の事を名指ししたら自分たちが悪者になるし
吉崎は吉崎で真相を話せば自分が悪者になるから地蔵になるしかなかった、
これがすべてでしょ?
IPを乗っ取ろうとした福原のような奴には二度とIPを取り扱う仕事をしてもらいたくないというか今すぐ死んで欲しいし、
「けものフレンズ」を大ヒットさせ、今は「ケムリクサ」を手がけているたつき監督・ヤオヨロズ社。
ナゾの降板をさせられ、それ以降、執拗にバッシングしていたヤツらはどうやらKADOKAWAの株主だったらしい。
たつき監督は降板以降は、棘、ふたば、5ch、アフィブログでめちゃくちゃ叩かれるようになり、
昨年、「脚本費・脚本印税を一円も貰えてない」とツイートしたたつき監督がちょっとニュースになったが
人道的見地や労働者保護を差し置いてバッシングを受けるのか不思議で仕方なかったが
株がらみか~
一連の騒動で大損でもしたのが多かったのかな?
大損こいた私怨や株価への影響を恐れてなんとなくいい印象を持ってないってのならまだ良いが(良くないが)
株価操作のための情報操作で影でこそこそと棘、ふたば、壺、アフィブログで工作しまくってたりもしてたってっぽい
それを問われると否定していないのがマヌケというかなんというか。
( 2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )
ハイファンタジー世界の学校生活。Cygamesお抱えの新規アニメスタジオ、CygamesPicturesによる初制作アニメ。Cygamesアプリ「神撃のバハムート」のアニメ化企画を立ち上げた頃から自社制作を構想し始め、神撃のバハムート内イベント「マナリアフレンズ」をアニメ化することに。ところが諸事情で放送が延期され、ついでにスタッフも刷新(制作:スタジオ雲雀→CygamesPicturesに)という紆余曲折を経て、今期ショートアニメとして放送開始。d'アニメストア等配信サイトでは2分程度のショートアニメが追加されたロングバージョンが配信されている。ショートアニメの内容は、主人公のお姫様に仕えるパラディン君が主人公の物語。
本作の監督は、百合姫Sの漫画原作アニメ「このはな綺譚」で監督を務めた岡本英樹。お察しの通り百合アニメ。非常に丁寧な作画、演出によって主人公の心情を非言語的に描くハイクオリティ作品。魔法学校が舞台なので魔法使うシーンもあるけど、そういう特殊効果なんかも綺麗。埃がキラキラしてるの良いよね。
主人公の心情を描くシーンで一番好きなのが、図書館での騒動が終わったあとの会話。「あの、他になにか手伝えることがあれば…」という主人公のセリフに「大丈夫」という優しい拒絶からの、突っ立ってる主人公に目配せもせず黙々と業務に戻る司書さん。トボトボ帰る主人公のロングのバックショットは、彼女の心情が痛いほど伝わるシーン。ピアノが中心の優しい音楽が心に響く(音楽:渡邊崇)。
今期のアニメの中でも特に背景がすごい(背景:草薙)。基本的に学校の校舎くらいしか映らないけど「さよならの朝に約束の花をかざろう」みたいなハイファンタジー世界みを強く感じる。いかにつくり手が(神撃のバハムートの)世界観を大事にしているかがわかる。もうね、騒動収束後、主人公が帰ってきた食堂の静寂感が最高に美しい。
2018年冬アニメ「刀使ノ巫女」大ヒット御礼につきショートアニメ化。登場人物のうち半分はゲームアプリからなので、ストーリーを追うならまずはアプリをDLしてみてね!
ノリは「てーきゅう!」みたいな高速コント。アプリネタもアニメネタも拾ってくれるシナリオ好き。細かい事だけど、アニメでは登場しなかった夏服に衣替えしてて、制作陣の愛を感じた。
「生徒会役員共」横島ナルコ先生の中学生時代。10分位のショートアニメ。きたないシモネタ全開のラブコメ。
中学生どうしのラブコメを描いた作品でいうと「からかい上手の高木さん」を思い出すけど、高木さん(理性的、積極的だけど表面上は慎ましい)と西片(直情的、積極的だけど恥ずかしがり)に対して、上野さん(直情的、理性が限界を迎えている、きたない)と田中(鈍感、打っても響かない)みたいな。特に田中の響かなさが好き。キャラデザ的にもっと感情表現を豊かにできるポテンシャルがあるのに、どんなにちょっかいを出されても表情がほぼ(´・_・`)で笑う。西片の反応が面白すぎてからかいがエスカレートする高木さんに対し、いくら打っても全く反応が返ってこない田中のせいで理性が限界を迎え、どんどんからかいが雑になる上野さん。何故か、からかう側が追い詰められていく。からかい上手の高木さん2期おめでとう。
動画工房による、ロリコン大学生と幼女(小5)のラブコメ。幼女?原作は百合姫コミックス。
動画工房は先の10月クールで幼女が主人公のアニメ「うちのメイドがうざすぎる!」を放送してたけど、本作と幼女の描かれ方がかなり違う。うざメイドは主人公の幼女が成長する姿を、ロリコンと変態が見守るハートウォーミングコメディだったのに対し、本作は原作が百合姫ゆえ、幼女の描き方が完全に恋してる人からの視点。幼女の立ち位置も、うざメイドはロリコンと変態の奇行に対して主人公の幼女が何らかのリアクションを返す形式で進むコメディなのに対し、本作は幼女の愛らしい行動に対して主人公のロリコンが悶絶するという流れ。まさに恋。物語も基本的に主人公の家の中で進み、家の外を描いた背景だけが淡い感じ(背景:スタジオオリーブ)になっているのが、「秘密の園」とか「楽園」とか「家の外は外界」みたいな雰囲気に包まれている。そういえばタイトルで天使って言ってるし。
動画工房作品はコミカルでヌルヌルしたアニメーションが印象的な作品が多いけど、本作は比較的おとなしい。幼女こそ元気ハツラツだけど、主人公があんまり動かない。一方で静かなアニメーションはすごく丁寧で、特に髪の毛の演技は主人公の心が揺れ動く様子が伝わってくる感じが良い。2話の「好きな子が迫ってきて、間近で見た髪の毛があまりに綺麗だったのでつい視線を集中してしまう様子」を描いてるところが好き。
本編とあんま関係ないけど、母ちゃんが電子タバコ持ってるシーンがすごく自然なの良いよね。最近だと「ひそねとまそたん」で小此木さんが喫煙スペースで吸ってたっけ。
ディスガイアの2週目。STUDIO五組(制作)xかおり(監督)xあおしまたかし(脚本)xなもり(キャラ原案)によるオリジナルアニメ。いい最終回だった。
インタビュー記事で監督曰く「前のめりで正座しながら観なきゃいけない……というよりはTVの前でゆったりだらっと、大人の方はお酒を飲みながら観ていただけると嬉しいです(笑)。」とのこと。割と何でもありのファンタジー日常アニメ。ゆるい。このすばよりゆるい。監督繋がりで「ゆゆ式」っぽいノリ。
飯塚晴子のキャラデザ好き。原案こそなもり先生だけど「クジラの子らは砂上に歌う」に近い、柔らかい色味とデザインになっている。ちなみにクジラの子は微塵もゆるくないアニメ。
物語は勇者パーティvs人生2周目の魔王による戦いが中心なのだけれど、魔王の方に感情移入しちゃう作りになっている。魔王マジ不憫。なので、魔王ががんばる→勇者が苦戦する→やったか!?→なんか主人公補正で勇者パーティが勝つ(オチ)という、勇者パーティーの成長物語が一転して「今回もだめだったよ…」というコントになってるのが面白い。ノリが「秘密結社鷹の爪」に似てるかも。デラックスボンバー(オチ)とか。
やっぱ音楽すげー好き。音楽は「となりの吸血鬼さん」に引き続き藤澤慶昌。このすばもだけど、日常パートの音楽と戦闘パートの音楽が両方良い(このすば音楽:甲田雅人)。シリアスパート向けの音楽を日常パートのネタとして使うセンスよ。
EDはメイ役・水瀬いのり個人名義による楽曲。ほんと歌うっまいよね。「僕らが目指した」の部分が意図せず脳内再生される。
AmazonPrimeVideo独占
「ガーリッシュナンバー」の監督が送る、クズの本懐。ディオメディアって、エロい女の子を描くアニメ作りがちだよね。本作は(3話まで)原画をほぼ自前でやってて、かなり気合が入っている模様。背景もスタジオちゅーりっぷだし。
クズの本懐はいろんなクズ同士の物語なので相関図がカオスだったけど、本作はひとつ屋根の下なのでかなりわかりやすい。わかりやすい?1話は関係性の判明までだったけど、恋愛モノのお約束っぽい展開(が若干こじれた感じ)。
主人公と瑠衣が割とリアルな高校生しててかわいい。School Daysの誠くんみたい。青春がテーマではあるけれど、徐々に先生や瑠衣が心を開いていく様子を丁寧に描いていく部分が重要なテーマなのかな。先生が彼氏と話す時、声がワントーン低くなるの凄く良かった。
草。Vtuber文化祭。制作の株式会社リド…株式会社ドワンゴ、株式会社KADOKAWA、株式会社カラー、株式会社インクストゥエンター、アソビシステムホールディングス株式会社が共同で2018/12/14に設立した、Vtuber特化した事業をする会社とのこと。本作は同社のアドバルーンみたいな感じ?
各Vtuberはそもそもツールが同じじゃないと共演できないという技術的ネックがあった的な話を聞いたけど、そこらへんを克服したと言う意味で画期的なのかな。「へー、こんなことできるんだー」っていう、知らない人向けのショーケース的側面が強そう。
内容はアドリブでわちゃわちゃするのではなく、(ある程度ベタを踏襲して)作ったショートコント。色んなVtuberが出演するが、全員が全力でやりきってくるところを見ると流石プロフェッショナルのエンターテイナーって感じ。
ニコニコ生放送では各話の放送前後で生配信をしていて、そこにVtuberが直々に参加している。本編上映中もコメント参加してたり非常にアットホームな内輪ノリで楽しい。割とこっちが本編な気がするくらい、作品を通して身内ネタが豊富。Vtuber界隈の空気を描いた作品っていう意味もあるのかな。
Vtuber全く知らない勢の印象として、現時点でVtuberはゲーム生配信が主戦場なので、こういう動画形式は彼らの魅力が一切伝わらないんじゃ?という感じなのだけれど、一方で株式会社リドとしてはそこに頼らない、別の戦場を探しているのかなぁとも思う。簡単に言うとバーチャルアイドルが活躍する場所づくり。Vtuberの歌番組、Vtuberのニュースコメンテーター、Vtuberの写真集、Vtuberのラジオ番組、Vtuberのコント番組(これ)、Vtuberのスポーツ大会とか作られてそう。
空軍版「蒼き鋼のアルペジオ」。マクロスやシンフォギアでお馴染みサテライト制作のオリジナルアニメ…ではなく、電撃文庫のラノベ原作アニメ。
未知の脅威(メカ)と、脅かされる日常、そして突如現れた、謎の戦う少女(メカ)っていうサテライトらしさを感じるシナリオ。ちなみに河森正治デザインのロボは出てこない。監督、脚本はシンフォギアの人。シンフォギアと比べると、主人公は多感なお年頃の少年なのでラブ要素があるっぽいけど、ライブ要素は無いみたい。
サテライト制作だけあって、戦闘シーンはやっぱりすごい。戦闘機が戦うアニメなので敵も味方も見た目は実在の戦闘機だが、コックピットでバターが作れるレベルの超人的なハイスピードバトルを繰り広げている(乗ってる少女は特別な訓練を受けているんだよーっていうくだりは2話以降で)。直線的にカメラの手前→奥に移動からの急旋回で直角に曲がりカメラに向かって飛んでくるミサイルとか、めっちゃサテライトっぽい。
特に2話は(アルペジオのイ401よりもおしゃべりな)戦闘機ちゃんとのデート回だけど、同時に「人間らしさ」「兵器らしさ」の間にある存在としてのアイデンティティを掘り下げていくキッカケになっていて面白かった。
2期。制作はヤオヨロズから別の会社(トマソン)に。OPは引き続きおーいしおにいさん。
1期で「フレンズって?」「ジャパリパークって?」「ヒトって?」「セルリアンって?」等あらかたネタを彫り尽くしたので、そこら辺を知っているテイで話が進む。序盤の展開は1期と同様「見たことのないフレンズ(主人公)がサーバルちゃんに出会い、パーク内を観て回る」っていう感じ。ノリは軽め。1話あたりに登場するフレンズがまだ少ないので、もっとたくさん出てくれないかな。
1期から続投してるのはPPP、アルパカ等。カラカルはアプリのシナリオでお馴染み。彼らがどの世界線のフレンズかは明言されていない(1期はアプリと同じ世界線)が、強いて言えば1期を見てから2期を見ると非常に悲しくなるので注意(ここは1期「ろっじ」においてアニメサーバルとアプリサーバルの関係を描いた、早起きのシーンを踏襲してるのかな)。
1期と同じBGM使ったり(音楽:立山秋航)、同じ構図を使ったり、「すっごーい!」等節回しが健在だったり。1期を通じて「けもフレらしさ」がアップデートされている感じがある。らしさといえば、些細な仕草にも動物だった頃の仕草が反映されている仕様はけもフレらしさを強く感じた。特に2話のジャイアントパンダ、レッサーパンダめっちゃかわいい。あとAとBパートの間にちゃんと本編もあるよ。へー。
吉崎観音が言ってた「けものフレンズは原作:実在の動物で、すべてのけものフレンズプロジェクトは二次創作」を思い出す。プロジェクト自体ずっと続くと良いね。
ぶっちゃけ、芸能事務所ってヤクザみたいな人が仕切ってるのが当たり前の業界で、
そんな世界で育ったヤオヨロズ福原慶匡の振る舞いが一番嫌われたんでしょ。
たつきはともかく、ヤオヨロズとだけは組めない。というのがKFPの結論。
正直、彼がヤオヨロズ(たつき監督)降板に関わってないとする絶対的な根拠が思い浮かばない
特に放送中のインタビュー https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1488452395 やガイドブック6巻のインタビューは引っかかるところが多すぎる
具体的に言えば
・見てほしいのは動物であり、特定人物にスポットが当たるのは不本意
・kadokawa梶井氏と協力して「自分の価値観と理想全て思い通りに作れる場所」としてKFPを立ち上げた
・自身はKFPに対して著作者人格権しか持ってないが、これは損得勘定を度外視して意見を提案できる立場だと明言した
これだけ発言した上で騒動以降は一部インタビュー以外ずっと沈黙を貫いているのだから、疑われるのも至極当然と言えよう
ヤオヨロズのフットワークの軽さや製作体制がKFPの意に沿うものでなかったのが証言から伺える(その判断が正しかったのかは別問題)し、何より幾ら強力な権利を持っていようとたった一人の力で金のなる木(細谷Pの「利益的には続投の方が利益的に良かった」発言に基づく)を伐採できる力が本当にあるのかというのが甚だ疑問だ。たつき監督も「ざっくりカドカワ方面」としか言っていないし、「脚本印税貰ってない」発言からも、問題は単純に吉崎氏が降板を指示しただけでは片づけられないほど深いことがわかる
なんかさー、自分がどっかで同じことしてんじゃないかなー、って感じがしてさ。
もちろん自分の話は各社みたいな超上流じゃないし、どこかの組織が意図的に何か悪いことしてるって話ではないよ。
叩いてる本人にはその自覚はないんだろうけど、企業叩きをしていても、その『中の人』は絶対に存在するはずなんよ。
んで、その『中の人』が実は忙しい毎日で、リマインドもされずに失念してしまっていて、その意図はないのに炎上してるんじゃないか、と。
そして、自分も日々の事務作業と雑務の中で、誰かの何かを失念して、そしてその誰かは、誰にも知られぬまま我慢してるんじゃないか、と。
一応、補足で、知名度やその内容や行為に限らず、個人が叩かれている場合は、その対象が自分だったことを想像して、もっと辛い。
ウッ、同一性保持権と翻案権をごっちゃにしていた… 訂正感謝です。
ただそれは俺の「人格権不行使条項は問題ではない」という主張には影響がないと思う。
俺はまだ吉崎観音さんが人格権保持者だという説には納得はできていないけど、いずれにせよ、ばすてきにおいては人格権不行使条項が有効に働くシーンはないでしょう。
ばすてきが問題だとハッキリ言われたわけじゃないのはわかってます。ただ現在黙認されてるからといって、当時の法的問題が全くないといえない。公衆送信権や(吉崎さんが原著者なら)翻案権がなかったのに、ばすてきを公表したことを責められた、というのは十分あり得ると思う。公開停止しないのは、今更しても劣化コピーが流通するだけで意味ない、などと考えたんでしょう。個人的にはプレスにそこまでの違和は感じませんでした。
でも、ばすてき問題視仮説にしても、先に述べたように疑問が残るーーなぜ謝って終わりにしない? その点で増田の説には望みがあるように思えます。
しかし、KFPがヤオヨロズから買い上げたい権利、ヤオヨロズが引き渡したくない権利ってなんです? 3DCGのモデルデータの人格権はヤオヨロズにあるワケだから、KFPがそれを利用したいなら「翻案権買い取り、及び同一性保持権不行使を約束させる」ということになる。でもそもそも二期に当たって自陣にヤオヨロズがいるなら、3DCGの何かが欲しいときは彼らに頼めばいいじゃない。ゴネられたら諦めて「任せます、二期をお願いします」って言えばいい。想像だけど、たつき二期破談の際の減益は相当のものになるはず。それを覚悟してまで欲しい何かが製作委員会にはあるんでしょうか?
https://anond.hatelabo.jp/20180911013512
あ~…
1,私は、この話題の騒動の際にサイトに出されたKFPの公式プレスは[イチャモン]だと思ってる。
2, "著作人格権保有者は好きに続編を作れ" 無い! 翻案権は財産権の方だぞ。
1a,私は、KFPの公式プレスとして直接 ばすてき が許諾を得ていないと言及された事は無いと記憶している。
だったが為に、スポンサーであるJRAと日清がプレスを出すような事態にまで大炎上してしまった。
1b,そのため、消去法的に ばすてき が問題視されているが、
これはオカシイ。
って言うか。超単純な話だ。
irodori (≠ヤオヨロズ)がKFPから ばすてき 制作の許諾を得ているのなら、何ら問題ない。
許諾を得ていないのなら問題。 しかし、KFPは原著作権者として当然 削除要請する権利がある
で、ばすてき は今現在も削除されていない。≒少なくとも黙認されている。
おそらく、irodoriは ばすてき 制作公開の許諾をKFPから不完全ながら得ている。
KFPは複数社出資の製作委員会方式なので、一部に話は通していたが、全体の合意は得ていなかった。ってところだろう。
(私の妄想だが、) KFPはヤオヨロズから二次的著作権の全てを買い取り損ねているのでゴネているのだろう。
3Dモデルデータが買いたいにしろ、続編を作る場合の主導権を取るにしろ、ヤオヨロズの不手際を攻めて
しかし、結果KFP内部の不調和がそのままプレスに表れてしまって、グズグスになってしまった。
と、私は見ている。
俺も素人だし、貰ったPDFや増田の元記事を矯めつ眇めつしてみても、イマイチしっくりこない。状況はかなり錯綜しているようにみえる。ばすてきの著作人格権は誰のものか。
「アニメと3DCGの著作人格権は、ヤオヨロズに属する」という解釈が妥当っぽい。
通常、制作会社が勝手に続編を作るなどという事態が問題にならないのは、製作委員会がおカネを出さないと作れないからだ。しかし、たつき監督はこの点でイレギュラーだった。やってのけてしまった。著作人格権保有者は好きに続編を作れるので、誰も咎めることはできない。
他方、吉崎観音さんを原作としてみるとアニメ本編、3DCGも、ばすてきもみな二次的著作物だ。
それなら過去の判例を参考にする限り、改変をコントロールする権利は吉崎観音さんにあるようにみえる。製作委員会サイドの吉崎観音さんが著作人格権保有者なら、彼の許諾無しで、ばすてきを出すことは許されない。
二次的著作物は... (中略)... 原著作物の創作性に依拠しないものはあり得ないとみることも可能であることから、両者を区別しないで、いずれも原著作物の創作性に依拠しているものとみなすことにしたものと考えるのが合理的である」
どちらの解釈が正しいのか判らない。ただ人格権不行使条項が問題の核ではないと思う。
もしも、ばすてきを作ったのが「制作会社以外だったなら」例えば製作委員会以下の別の組織が作ったなら、事前に著作人格権不行使条項ーーばすてきを作ってもいいよ契約、これを明記させておくことは必要だ。そうしないと人格権保持者の一存で一方的にばすてきを取り下げさせることができてしまう。しかし実際には制作会社自身が作ってしまったので、
となる。どちらでも問題はない。
ナイーブに考えると、製作委員会との契約で、けものフレンズに関わる全コンテンツは委員会の許諾なしでアップすることは出来ないはずだ。だから、たつき監督のばすてきYoutubeアップロードは違法だと解釈できる。
ただ、そこに黙示の合意があったなら話は違ってくる。たつき監督の目がキランと光って吉崎さんが冷や汗、というシーンがあったと思う。これを黙示の合意と取ることも可能かもしれない。
または、増田の説の"財産権バージョン"ーーヤオヨロズに対して「本編アニメは」勝手に公開してはダメだよ、などと限定してしまっていたなら、これは合法ということになる。著作権契約がここまで込み入っている以上、このようなミスが起こってもおかしくないと俺も思う。専門家を雇うカネをケチったということはないと思うけど、そこまで気が回らないほど人員のスケジュールがタイトだった、ってのはありそうだ。
うう〜ん、部外者からではやはり多くは判らないので、やっぱり憶測になっちゃうね。ただ増田や別増田のお陰で俺自身の著作権理解は更新したと思う。それはありがとうと言いたい。一応の解釈を持つことができたので、この件に関してはスッキリした気持ちで二期を待てるようになったのも良かった。
ただ、何故たつき監督が二期に乗らなかったかは元増田のまとめを読んでもやはり釈然としない。増田が言ったように、著作権問題はカネで解決することが可能だ。二期では、ばすてきのようなことはやりません、とか、アップする前に許可取ります、ではどうしてダメだったのか。
大きく間違ってるというほどかな。
なるほど俺は、「二次的著作物自体が著作権でどう保護されるか」を問題にしてるのかと思ったが、
増田が気にしてるのは、ばすてきアニメで加えられた創作性などはどうでもよく「二次的著作物の著作財産権をヤオヨロズが持っているのではないか」ってとこか。
ところで増田のいうところの共有著作権は著作財産権のことか? それなら問題ないが、
共有著作権の一切をヤオヨロズ側が有すべきでない、という意味ならその理解はタブン間違っているとおもう。
なんら 契約がなされなければ一般原則に乗っ取って著作権者 にもなりますが,通常は制作委託者との間に結ばれる 制作請負契約により,著作権は制作委託者に移転する こととなります。なお,移転が行われたとしても,ア ニメ制作会社は著作者として著作者人格権を有するこ とになりますから,制作委託者は著作者人格権につい ての権利処理(例えば不行使条項を設ける)が必要に なってきます。
p27 ④製作委員会型(著作権者:製作委員会への参加者) の下部の図にも、アニメ制作会社も著作権者であるように描かれてる。
https://anond.hatelabo.jp/20180909190532
返信感謝。
私の主張は、
【普通】に考えるなら原著作権を有する製作委員会(KFP)は、本編映像だけではなく
キャラデザ含めた全ての関連二次的著作物の権利を下請け制作会社(ヤオヨロズ)から買い上げる契約をしている筈だ。
そうでなければ、下請け制作会社(ヤオヨロズ)が共有著作権を有してしまい、商業展開上 非常に面倒臭い事になる。
しかし、
[下請け制作会社(ヤオヨロズ)が部分的にでも共有著作権を有してしまっている。]と考えるのが妥当としか思えない。
本来、下請け制作会社(ヤオヨロズ)が共有著作権を有してしまっている事自体がおかしい。契約の重大なミスだ。
そして、共有著作権の[共有]の意は、「著作権を持つ それぞれが自由に利用して良い」という意味の共有では無く。
「著作権を持つ全員の合意がなければ利用する事が出来ない。」という事だ。
完全に誤りというほどではなくね? 共有著作権についても把握できているしおおむね良いと思う。
誤解があるとすれば二次的著作物自体が著作権でどのように保護されるかという点か。
二次的著作物は、その性質上、ある面からみれば、原著作物の創作性に依拠しそれを引き継ぐ要素(部分)と、二次的著作物の著作者の独自の創作性のみが発揮されている要素(部分)との双方を常に有するものであることは、当然のことというべきであるにもかかわらず、著作権法が上記のように上記両要素(部分)を区別することなく規定しているのは、一つには、上記両者を区別することが現実には困難又は不可能なことが多く、この区別を要求することになれば権利関係が著しく不安定にならざるを得ないこと、一つには、二次的著作物である以上、厳格にいえば、それを形成する要素(部分)で原著作物の創作性に依拠しないものはあり得ないとみることも可能であることから、両者を区別しないで、いずれも原著作物の創作性に依拠しているものとみなすことにしたものと考えるのが合理的である」
共有著作権者が二次的著作物の利用に関して契約で許していれば問題ないし、そうでなくとも黙示の合意があったらよい、とも判例には書かれてる。増田の言ってる「3Dモデルの買い取り契約」というのは「著作者人格権の不行使条項」のことだと思うが、共有著作権になっている時点でこれは問題ないとおもう。もし問題ならCDのジャケットにかばんちゃんを描くことさえもできなくなってしまうだろう。いや、それも権利者間での権利割り当ての契約がどうなっているかに依るか。
ところでリンクのPDFの説明からわかったんだけど、共有著作権者がばすてきに対してできることはせいぜい差し止めだけみたいだ。利益は発生してないわけだし。そうするとやっぱりヤオヨロズが二期で避けたかったのはばすてきのようなものを自由に作れなくなる状況だったのか…
つまり?の項は間違いないと思うが、追記で書かれた福原Pが悪いという結論は好かんなぁ。
12.1話の連絡は最低限あったし、権利的にはクリアされていたのだろうから。
福原Pが欲深くて交渉を失敗したのは間違いないだろうが、KFPAがあっさり切ったのが視聴者的には一番悪いのは変わらん。
つまりヤオヨロズの権利を制限しつつ、KFPAが12.1話を許可できる体制を作るべきだった。が、そこまで踏み込んだ協議をKFPAが行おうとしたかどうかが他所からじゃ見えないからな。
https://anond.hatelabo.jp/20180908185845
要約 『そうじゃなくて、KFP本体が、たつき版3Dモデルの買い取りを忘れててヤオヨロズにも二次的著作権が発生しているんだろ。』
私は 著作権もアニメ制作でも完全に素人なので、一種の妄想だと思って読み流しと欲しいが。
この話題、あまりにも原則論と公開情報からの乖離が激しいので 素人ながら前2点を重視して情報を整理する
1,二次的著作物ってのは、原作があって、そこから派生した著作物。
けもフレで言うと吉崎先生のイラストが原著作(原著作権はKFP)。たつき版アニメけものフレンズ本編と その3Dモデルが二次的著作物。
2,二次的著作物に対して原著作物の著作権者(KFP)は二次的著作物の著作者(ヤオヨロズ)が有するものと同一の種類の権利を有する。
(たつき版けもフレ本編+3Dモデルに対してKFPはヤオヨロズが有するものと同一の種類の権利を有する。)
(たつき版けもフレ本編+3Dモデルの利用にはKFPとヤオヨロズの合意が必要。どちらかだけの決定では利用出来ない。)
4,商業アニメなので当然 たつき版けもフレ本編映像の二次的著作権はKFPが買い取っている。(でないと商業展開出来ない。)
5,しかし……、KFPは3Dモデルの二次的著作権も買い取る契約にしていたのか?……
『普通』ならば、それも買い取る契約にしている筈だが。『忘れて』いそうな理由として
b,原著作権は自分達(KFP)が持っている。ヤオヨロズ(二次的著作権者)だけで勝手に利用する事は そもそも出来ない。
c,原著作物である吉崎先生のイラストは自分達(KFP)が持っている。
たつきの3Dモデルは、お世辞にもリッチとは言えない。(当初)商業的価値は低いとしか思えない。
自分達(KFP)なら類似の派生物さえ何時でも作る事が出来る。
(3Dモデルの著作権まで買い上げているのなら、既に人気のあるモノを利用しない手は無く。そもそも騒動にさえならない。)
e,福原pが関連スマホゲームのリリースに際し「自社の著作物」であると明言している。
以上の事から私は
『KFP本体が油断したため、たつき版3Dモデルの買い取り契約を忘れててヤオヨロズにも二次的著作権が発生しちゃってる。』
1つの[契約ミス]から たつき版けもフレに関しては、ヤオヨロズが イキナリKFPと[同等の権利]を持ってしまったが為に
パワーバランスが崩壊し企画が暗礁に乗り上げていると、妄想している。
とは言え、コレってゼニの話なので解決不可能では無いと好意的に考えている。
馴れ合い と 仲良し は別物って事よねー。
えっ? 頭大丈夫?
結局ソースは何もないし全部お前の妄想でしかないのに、何でさも事実のようにQに書いてるの?
そもそも「ばすてきで儲けようとしたわけでもなく、無償の純粋なファンサービスとしてたつき監督が骨身を削っており、ファンも大喜びした」って観点が一切抜けている。
それを部外者が「権利的にあり得ない!コンテンツビジネスとしてあり得ない!」って騒いでるだけの状態。
権利的にどう扱うかはケースバイケースであって、部外者のお前が判断することじゃねーよ。
そしてばすてきは未だに削除されていないし、関係者の誰一人としてばすてきが原因とは明言していない。
「言ったら火に油を注いだから」ってのもただの妄想だよね。むしろ法的に納得できる理由を示した方が鎮火した可能性だってあるよね。
「問題が起こったときに真っ先にたつき監督を擁護するようなツイートをして事態の究明を約束して製作委員会とヤオヨロズとのあいだを取り持って解決に動いてヤオヨロズ福原に感謝されたカドカワ」がけもフレ信者のなかではひたすら悪者になってんの恩を仇で返すどころの話じゃないよな。
冷静でわかりやすいまとめだ。
のちのカドカワの株主総会での「制作体制が折り合わなかった」とも一致する。
https://togetter.com/li/1239131 (追記・この件記事内で触れてたね…失敬)
ヤオヨロズにとっても、けものフレンズは良い飯のタネだった筈だけど、なぜ妥協できなかったのか。そこが個人的に腑に落ちない。俺はクリエイターではないのでわからないのだが、二期でばすてきのようなことがやれない、というのは監督にとってそんなに不満だったんだろうか。
さて、ポイントとなった「作品利用の件について」「どちらから降板の申し入れがあったのか」について考えていく。
福原氏がツイートした「12.1話は委員会へ報告の上制作」「コミケにおける同人誌についても吉崎先生からの許可」との表現について、「12.1話は報告しただけでなく、正式な許諾やチェックは受けたのか」「8月のコミケの『こないだの仕事』ではなく5月のコミティアで頒布した『きょうびのいろどり (コンセプトアートを加工した表紙。内容はイメージボード・設定資料等)』 の許可は取っていたのか」との質問が複数のTwitterユーザからリプライされた。そして、普段ならば一般のアカウントからの質問にも答える福原氏はこの質問に回答していない。
もちろん、リプライが殺到して目が通せなかっただけということもあり得るだろう。しかし、実は福原氏は半年前の「けものフレンズ」最終回見逃し上映会で12.1話について既に触れている。
テレ東細谷P「作るってことはなんとなく聞いてたけど、まぁ無声のgifアニメ程度の物かって思ってたら本編じゃん!って」
凡用人型兵器 16:30 - 2017年4月15日 https://twitter.com/bonyoh1/status/853148399457062912
細谷P「やりたいとは聞いていたけど、音もなく、まあGIFアニメみたいなものかと思ったら……音声もあり、音響効果もあり、ダビングもされていて……何だコレと」
「冗談で13話待機とかやってるじゃないですか。そしたら何か上がったというので、え、ほんとに?という感じだった」
mohno 23:09 - 2017年4月15日 https://twitter.com/mohno/status/853248940174589955
細谷P「なんだよあれ…声までついてるし「しゃべった!?」って本気でビックリした…あんなのいつ撮ったんだよ…たつきこわい…」
細谷P「あれこっちの許可取ってないからね!?なんなら権利関係の申し立てできるからね!?w」
けものフレンズ最終回上映会トークパートのレポみたいな:あーるのブロマガ - ブロマガ http://ch.nicovideo.jp/rgrey-siga/blomaga/ar1237533
個人の書き起こしであるため表現に細かい差はあるが、「なにか作る程度の『報告』はしていたが、情報共有はしていない」ことを福原氏が認めている点では一致している。また、制作費用についても「たつき監督の私財で制作したものか」との質問に「いやいや笑」と回答 (https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/853204451548577792) しており、ヤオヨロズの資金から作成されたことを示唆している。
なお、福原氏の「一同人作家としての二次創作作品である」との主張だが、けものフレンズの「二次創作に関するガイドライン」では「「けものフレンズプロジェクト」に帰属する素材(イラスト、動画、音声、楽曲等)を直接二次利用すること」を禁止している。12.1話を仮にirodoriによる二次創作作品と見なしても、ロゴ・劇伴・OP・EDの利用には問題がある。
「事前連絡できないならお願いできません」「そのスタイルではirodoriは仕事できないので降ります」というやり取りが、求める側は「辞退された」と解釈し、一方で求められた側は「降ろされた」という解釈になるのは自然なことだろう。
(追記)
割とはっきり書いたつもりだったので「つまりどういうこと?」みたいな反応がチラホラ出るとは思わなかった。「ヤオヨロズ福原氏の巨大なやらかし (自白付き) があるので、KFPもそりゃあ文句言うだろうし改善要求の一つも出るだろう。福原氏が悪い」です。
たつき監督補正でピンと来てない人もいるようだけど、例えばアニメポケモン制作会社のOLM社やワンピース制作会社の東映アニメーションが、勝手にロゴ・劇伴・OP・ED・声優使ってポケモン特別編やワンピース特別編作ってYouTubeに上げた上で開き直ったら大騒ぎでしょう。今回は許すけど次からは言ってねの改善要求で済んだのは温情とも言える。
(追記ここまで)
Q. 「ざっくりカドカワさん方面」とは何を指していたのかの謎が残っているね
A. 分からない。たつき監督は契約交渉に立ち会っておらず、福原氏とたつき監督の間で伝達ミスがあったと考えるのが一番自然だと思うが……
Q. ヤオヨロズの無断利用が事実らしいのは分かったけど、それは口実で他の「本当に降ろしたい理由」がKFPにあった可能性はあるのでは
A. 完全には否定できない。ただ、何らかの理由で降ろしたかったのならば「この条件が呑めないなら2期はお願いできません」ではなく「無断利用があったので2期はお願いできません」と主張するのでは
Q. 吉崎が嫉妬でムクムクムクッなんじゃないの
A. ゴシップネットメディアの無記名記事の匿名の「関係者によると」しかソースが無いため信頼性は低い。KADOKAWAが吉崎とヤオヨロズではなくKFP構成企業とヤオヨロズの間で調整した点、降ろすことを決めた時期より後にコミケの特別許可を出している点、問答無用で降ろそうとしたのではなく条件を出した点等と矛盾する
Q. なんで「ばすてき」がダメでしたって直接書かなかったんだろう
A. 分からない。ただ、あのタイミングでそれを書いたら「ファンサービスの鬼のたつき監督と頭の固いうるさい大企業ども」というアングルになって火に油を注ぐ結果になったのは間違いない
Q. KFPが我慢してヤオヨロズが好きに作品利用するのを認めれば少なくともその場は丸く収まったんじゃん
A. そうだよ。しかし、それを外部から権利者以外が強要することはできないし、版権をノーチェックで利用されて準公式のごとく振る舞われるのは受け入れがたいリスクだろう
(追記2)
Q. 「12.1話」は消されてないし、「Japari Café」のオーディオドラマの設定にも組み込まれてるから無罪なのでは
A. KFPの要求は「使うのは絶対に許さない」ではなく「情報共有を求める」なのだから、「今回は仕方ないけど次からはやめてください」となるのは自然。情報共有さえしてもらえれば引き続きお願いしたい段階で、いきなり法的手段を振りかざして消すほうが違和感がある
(追記2ここまで)
id:kamm 『求める側は「辞退された」と解釈し、一方で求められた側は「降ろされた」という解釈になるのは自然なことだろう』まだこんなレベルで書いてる人いるんだ。その後何回も話し合ったことは増田はどう理解してんの?
交渉決裂を両者がどう解釈するかと、その後何回も話し合ったことって関係なくない……?
id:mohno 細谷Pが「たつき監督の2期を見たいと製作委員会一同が思っていた。その方がビジネス的にもうまくいく」って発言してるんだよ→ https://twitter.com/5biohazard/status/947452122185871360/video/1 製作委員会以外で権利行使できるのは誰?w
2017/12/31の「けものフレンズ 年末特番」でのコメントだね。好きにさせた方がビジネス的に上手くいくがそのリスクは普通呑めないという話で……、つーかFAQぐらい読んでくれ。
id:hiduru_k ヤオヨロズ視点で、「好き勝手できないから降ります」って言うもんかなー、って疑問は残るような。柱だった「てさぐれ」を失って、その代わりに手に入れた大ヒット作をその程度で手放そうと思うもんかね。
福原氏は「オリジナルを作らないと儲からない」「オリジナルをやる」って主張をアニメ!アニメ!のインタビューやアニメ・ビジネス・フォーラム+、デジコレ8、アニメビジエンス Vol.14等で主張しているし、たつき監督自体にファンがついたのでその辺やれると踏んだんじゃないかなあ。
「揉め事が起こって楽しめなくなった」「たつきがやらなきゃ2期はコケる」「オワコン」みたいなのは個人の感想だから別にいい。ただ、騒動から一年もたってまだ「カドカワガー」みたいな事言ってるやつはゆきやまちほーで冬眠でもしてたのか?
はてなーは全く情報を追っていない話にもしたり顔で一丁噛みしたがるけど、まとめられればちゃんと理解できるタイプなので簡単に騒動についてまとめておく。
爆弾の投下。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
たつき/irodori 20:00 - 2017年9月25日 https://twitter.com/irodori7/status/912270635610472448
本来ならば一方からの主張でまだ鵜呑みにすべきではなかったが、クリエイターを虐げる悪の大企業というストーリーは非常にインターネット受けしやすいネタであるため、ここで怒りだしたヒトを非難できる者は少ないだろう。義憤というのはあまりにも愉しい。
けものフレンズプロジェクト (KFP/製作委員会) からの経緯説明。要約する。
- ヤオヨロズには関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用があった
- 情報は事前に共有してほしい旨の申し入れをした
- 8月に入った段階でヤオヨロズから「その条件は受け入れられないので辞退したい」との返答を受けた
日付が変わってからの発表となったのは、カドカワ川上氏によると調整に手間取っていたからとのこと (https://archive.is/mpQfL)。KADOKAWAがKFP名義で勝手に発表したと推測していたネットユーザーも一部存在したが、当然ながらそんなことはない。
KADOKAWA井上氏・ヤオヨロズ福原氏のツイート。交渉・調整を行っているとの内容で、特に新しい情報が出たわけではないため省略する。
3月には2期の依頼があり実制作を続けておりましたが、8月頭にコアメンバーで行われた会議にてヤオヨロズに対して今後続投は無いと明言され、降板を宣言されたと認識しています。私としては突然の通達で、何に対して不満を持たれていたのか要領を得ず困惑していたと言うのが正直な所です。
福原慶匡 18:03 - 2017年12月27日 https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/945943151998509056
9/27の公式発表にあった情報共有についても、12.1話は委員会へ報告の上制作しておりますし、各企業とのコラボ動画に関しても委員会からの正式な依頼の元で作りました。 コミケにおける同人誌についても吉崎先生からの許可があり、その際のご提案により特別許諾と明記して頒布しました。
福原慶匡 18:03 - 2017年12月27日 https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/945943187205472257
テレビ東京細谷氏のコメントとツイート。KFPとしては09/27の発表が最終的な見解である事の再確認。
- KADOKAWAは出資会社の一つであり、幹事会社でも主導的立場でも単独で決定権を持つものではない。KFPの決定は13社 (ヤオヨロズの親会社も含む) の総意である
- ヤオヨロズがKFPの要望にマッチしなかった。制作体制の折り合いがつかなかった
- 井上氏・川上氏でヤオヨロズとKFP各社から個別に話を聞き、調整を行った
けもフレ騒動は監督降板というより制作体制の折り合いがつかなかったことが原因――カドカワ 2018年株主総会の内容まとめ - スズキオンライン https://michsuzuki.hatenablog.com/entry/2018/06/20/000519
(そもそもこの騒動でカドカワが槍玉に上がってしまったのは、最初にたつき監督の「カドカワ方面のお達しで」というツイートがキッカケだったのですが、今日の答弁では決定権は無い、むしろ調整に回っていたという事でしたので、両者認識の行き違いがあったという事ですか?)
(く)りたしげたか改 17:40 - 2018年6月20日 https://twitter.com/sigekun/status/1009355225738563584
主張は出揃った。両者の主張が衝突しているように見える争点は以下の通り。
なお、以下の点は争われてはいない。
井上伸一郎:ご理解いただきたいのは、KADOKAWAは13社の出資会社の1つで、幹事会社ではないということ。決定権はない。主導的立場と言われているが、製作委員会の一員でしかない。その上で、たつき監督を解任したのはKADOKAWAだけの意志ではなく、各社の統一した意見 #カドカワ株主総会— すずき@カドカワ株主総会 (@michsuzu) 2018年6月20日
カドカワの株主総会で「たつき監督の解任理由は?」という質問に、井上伸一郎氏が「KADOKAWAは一出資者、製作委員会の決定権も持っていない。何度も話し合いをしたが、製作会社の制作姿勢・体制が、製作委員会の意向と折り合わなかった。たつき監督の才能と貢献は我々も感謝している」と回答— 三崎尚人 (@nmisaki) 2018年6月20日
まだ「KADOKAWAのせいにしか見えない〜」とか言ってる奴がいるんだな。
「KADOKAWAは幹事会社ではない」「出資比率も高くない」「決定権も何もない」