はてなキーワード: メルトとは
ボカロランキングがずっと有名な歌に占拠されて門番と呼ばれるようになって
ここで一旗挙げるチャンスはもうなくなってしまって、後は流行を作る者、追う者だけの世界になってしまった。
ただの妬みなのはわかってる、この間のVTuberに嫉妬するような話なのも分かってる。
俺は全てを勝ち取りたかった。
だからこの世界で勝ち取ることが難しいとわかってしまいそういになったとき、
それを認めることができない自分がいて、
死んだ魚のような目とはこういうのを言うのだろう。
それからというもの月日の流れるのは速く、あの時ああしていればよかったという感傷も薄れ、
次第に生きているのか死んでいるのかさえよくわからなくなって・・・
・ツイステの腐女子
・同人誌を出す人
・解釈厨
何故この増田を書いたのか
・公式へ届くとなお嬉しい
今回のハロウィンイベントはキャラクターが余りにもおかしな、『キャラ崩壊』を起こしたので、私のTLはお通夜状態だ。
キャラ崩壊は特定寮に限ったことでは無い。ほとんど全てのキャラクターがおかしい。
おかしくなかったと思ったのはラギーぐらいだった。
私がオクタのオタクなのもあって、特にオクタのキャラクターの崩壊っぷりは気になった。
TLでも、検索でも、Twitterでは多くの人がそれについて突っ込んでいたので、見かけた人もいたと思う。
それについて書こうと思ったが、私の言いたいことをほぼ全て書いてあるnoteがあったので、今回のキャラクター崩壊に関してはこちらを参考にしてもらえるとわかりやすい。
https://note.com/kibaku/n/na9ff1a1adabb
私は乱暴なフロイドが好きだ。このハロイベまでは、キレるフロイドを見ては手を叩いて喜んでいた。
しかし、こんな雑な形で『こんなの好きでしょ?』と出されてしまっても、フロイドだと認識できないし、全く嬉しくない。
今回のことで特にあり得ないと思うのが、これらのキャラ崩壊のことを、キャラクターの成長だと主張する人が、Twitterで検索してみたところ結構いたことだ。
キャラクターの成長?
何を言っているんですか?
成長の為のエピソードも描かれていないのに?
そんなことがエピソード無しに成立してしまうと、なんでもありになってしまうので、キャラクターについて語ることが出来なくなってしまう。
この事について友人と話しているところ、FGOで似たような嘆きをしているオタク達がいた、とTogetterのまとめを教えてもらった。
私はFGOはやっていないし、CCCのことも分からないが、このオタク達の気持ちは痛いほどに分かる。
CCCコラボのメルトは成長したのではなくチョロイン化しただけ。何よりCCCルートのメルトは失恋していない
https://togetter.com/li/1372971
お前らはフロイドの何を見ていたんだ?
昨今の腐女子ジャンル界では、公式への否定的な意見は許されない風潮がある。
何を言っても
『嫌ならやめろ』
と言われ叩かれるのがオチだ。
明らかにおかしいことであっても、それを指摘するのは良くないことだと見なされるのだ。
嫌ならやめろ、という言葉はそもそも他人が他人に易々と言って良い言葉ではない。
本人が苦しい状態を抜けるために、自分が、自分に、言い聞かせる為の呪文のようなものだ。
嫌ならすぐにやめられるのならば、否定的な意見も表に出さずにとっくにやめているとは思わないのか?
その意見は少なくとも、作品が好きだから、作品のことを考えているから、出てくる意見だ。
だが、言わざるを得ない。好きだったから。行き場の無い気持ちを吐露するしか、気持ちが収まらないし、整理が出来ないのだ。
公式にクレームの形として、不満の声を届けたいと思っている人もいるだろう。
それを、何も考えていない、そもそもその作品が好きでも無いような(少なくとも嘆き苦しんでいるジャンルオタクよりも)人間が簡単に、
『嫌ならやめろ』
と言うのは絶対に間違っていると私は思う。
今回のことで、呆れているユーザーは多いと思う。
実際、相互の何人かは鍵になったり、ツイートを消したり、ツイステに冷めたが原稿をしなければいけない…といった地獄の嘆きツイートをしている。
私のように、TLで言わないだけで我慢している人もいるだろう。
グッズなんかは把握出来ないぐらい出ているし、公式には間違いなくお金は入っているはずだ。
なのに何故こんなに出来が悪いのか。
島中のサークルの方がまだマシなシナリオを書ける出来の薄っぺらいシナリオはサービス開始直後から何も変わってはいないが、他の女性向けゲームでは中々見かけない、倫理観が薄めのキャラクター達は好きだった。
話の薄っぺらさに加え、そのキャラクターの設定をここまで守れないと来たら、ツイステに残るのはディズニーのブランド力と、絵の美麗さ、ゲーム性の無さのみだろう(なお、私はこのゲーム性の無さを非常に買っていて、素晴らしいシステムだと思っている)。
これ以上ユーザーを離れさせない為にも、ツイステはまともなシナリオライターを雇うべきだし、社内できちんとしたキャラクターガイドラインを引くべきだと思う。
【追記】
消されていたんだけど私の解釈が砂のお城とか言っていた人へ。
私は自分が二次創作するためにメイン、パソストは何度も何度もメモを取りながら見返している。
今回の事があった後も、もしかしたら私が間違ってるかもしれない、そう思って何回も確認したが明らかに今まで出されていた情報と食い違う部分があるから怒っているわけ。
これを出来の悪さと言わずになんと言うんだよ。
この間見た古い映画で、糖尿病患者で警察官のサミュエル.L.ジャクソンは、
ペンダントに病名とか書いてぶら下げてたな。
そのお陰で命拾いをするんだけど、
元増田の場合、中枢性尿崩症と書かれても誰も理解しないだろうし、
119番することが有ればだけど、119番した時に電話で伝えるだけだろうね。
お大事になさってください。
私は脳腫瘍の摘出手術を受け、「尿崩症」という後遺症が残りました。
尿崩症は、本来吸収されるはずの水分が尿として排出され、尿がたくさん出てしまう病気です。
水分を十分に取り込めないので、喉が渇き、水もたくさん飲みます。そしてまた、尿がたくさん出る…を繰り返します。まさにループって怖くね?状態です。
術後すぐは症状が重かったのですが、今は落ち着き、ミニリンメルトという薬を起床時・就寝前に60μgずつ飲んでいます。
基本的に薬を飲んでいれば症状は出ません。ただ、薬を飲み忘れたり、その時の体調やストレスによって、効き目がはやく切れてしまう時があります。
薬の効き目が切れると、1リットルの水を一気に飲んで、その10分後ぐらいに尿意を催します。排泄しながらまた、強い渇きを覚えます。それを一時間のうちに3回も4回も繰り返します。そのまま放置していれば水中毒になる恐れもあります。また、体内の水分量にかかわらず排出してしまうので、水が飲めなければ脱水をおこすこともあります。
そのため、普段出かける時は、かならず薬を持参しています。また、災害用バッグの中にも予備の薬を入れています。万が一、なんらかの災害にあい、救助を待つ間、ふつうの人よりもはやくに脱水を引き起こして死ぬ可能性が高いからです。薬がなくかった場合にも備えて、水も大量にストックしています。
幸いにも、私自身はまだ被災したことはありませんが、知名度が低いであろうこの病気に対して、十分な支援が受けられるのだろうか不安が募るばかりです。
ボーカロイドは知っている、初音ミクは知っている、という人はインターネット上ではかなり多いと思う。
もしくは世代によって「メルトが好きだった」「千本桜が好きだった」「エイリアンエイリアンが好きだった」などと具体的に知る人も多いだろう。
ただ世間で有名なボカロ曲というとニコニコ動画基準で100万再生は回っているものが多く、そうでなくとも大体が10万再生を超える。
だが殆どのボカロ曲は、実は1000再生未満で終わるのが現実である。
1000再生を越えるボカロ曲はせいぜい1割前後だと聞いた事がある。情報によってぶれはあるが十何パーセントだったり、一桁パーセントの時もある。
本当に上の上のボカロPなんかは出した曲ことごとく100万再生される一方、いつも三桁にとどまるボカロPもいる。(二桁で終わる事はよっぽど)
増田もまたボカロPなので、他のボカロPと交流を持つ。そしてこの中には三桁の壁を越えられていない人もいる。
もちろん評価は技術・クオリティとも関わりがある。ふつうに考えて上手なものは評価されるし、上手じゃないものは評価されない。
だがその三桁の壁と戦う人が、自分よりも技術があって、知識豊かだということも少なくない。
何故伸びないんだとのたうち回っている彼らに言ってやりたいけど、直接言う勇気がない事を今から増田にぶちまけようと思う。
①サムネイルにやる気なし
テクスチャに曲名文字で書いただけみたいなの多すぎ。今初めて知った曲名に興味持ってクリックする人いるか?
「サムネ釣りは悪。中身で勝負。」みたいなタイプの人もいるけど、だからクリックしてもらえないとその中身が見てもらえないんだってば。
キャラ絵を使わないテクスチャでも良いと思うけど、その分ハイセンスさが要求されるからセンスに自信がある人だけにした方が良いと思う。
②ボーカルにやる気なし
一般的に言うと調教が下手。曲だけ聞くとクオリティ高いとか技術的に凝ってるのに、歌の所だけ死ぬほど下手。
絵で例えると、線画ヘタクソだけど塗りだけは凝ってる絵師みたいな感じ。ブラシがどうとか言う前にデッサンやれよって感じ。増田の絵がこんな感じ。
もう少し正確に言うと、曲と歌のレベル感が違いすぎて浮くのがものすごくよくない。これではイントロがよさげだったのに歌に入ったらそっ閉じである。
今回はたまたま再生してくれたかもしれないけど、次につながらない。
③宣伝にやる気なし
伸びない動画は、誰が、何を欲して、どう経由して、自分の動画に辿り着くのかという導線が全く整備されていない。
マイナー音源ならともかく、「タグ:ミクオリジナル曲 ソート:新着順」はあまりに頼りない。
この前お笑い芸人の粗品が初音ミクの曲を投稿してめちゃくちゃ伸びた。
勿論「芸能人だからネームバリューで伸びたんだろ」というのもあるのだが、実は細かい所が結構上手だ。
サムネイルの絵が綺麗で、思わず中身が気になるキャッチーなタイトル。芸能人である事を抜きにしても既にクリックしたい。と思った。
ボーカルは上手くないけど、全体のレトロな雰囲気とはなんとなく調和が取れてる気がする。
勿論、「俺は再生が例え0でも作りたいものを作る、好きなようにやるぜ!」っていうならそれはそれでいいと思うんだけど、
※★マークはSpotify未解禁の楽曲も多いアーティスト、ただしマークが無い=全曲配信済というわけでもない
※SawanoHiroyuki[nZk]は「SawanoHiroyuki[nZk]:○○」名義の分も集計されてるっぽいのでトップ3省略
※ヒゲダン(236万)、ワンオク(206万)、ミセス(201万)より多いLiSA、もしかして国内アーティストトップなのか
221.083 | 戸松遥 | 「courage」「Resolution」「ユメセカイ」 |
218,832 | fripSide | 「only my railgun」「white forces」「black bullet」 |
155,571 | 坂本真綾 | 「プラチナ」「逆光」「色彩」 |
143,738 | 雨宮天 | 「Skyreach」「月灯り」「PARADOX」 |
140,910 | 水樹奈々 | 「ETERNAL BLAZE」「Synchrogazer」「Exterminate」 |
115,467 | 放課後ティータイム | 「GO! GO! MANIAC」「NO, Thank You!」「U&I」 |
111,367 | μ's | 「Snow halation」「僕らは今の中で」「START:DASH!!」 |
105,945 | i☆Ris | 「Re:Call」「アルティメット☆MAGIC」「FANTASTIC ILLUSION」 |
104,572 | ヒプノシスマイク -D.R.B-(Division All Stars) | 「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」「Hoodstar」「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- +」 |
102,134 | TrySail | 「adrenaline!!!」「High Free Spirits」「かかわり」 |
100,770 | Machico | 「TOMORROW」「fantastic dreamer」「コレカラ」 |
330,283 | GRANRODEO★ | (参考記録) |
昔なら、それが日本で起きる出来事やったけど、今はそれが中国へと舞台が移ったのだ。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01161/00010/
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、わずか1か月余りで、医療用マスクの「心臓」といわれるメルトブロー式不織布の価格は10倍以上に跳ね上がった。河南省(Henan)では、これが原因でいくつかのマスク製造企業が生産停止に追い込まれている。
業界の専門家によると、メルトブロー式不織布は需要の急増し、供給が追いつかない状況だ。原料のポリプロピレンが不足する…
(中略)
「電界紡糸法によるナノファイバー膜のろ過効果は、メルトブロー不織布に勝るとも劣らないのです」。漯河市(Luohe)東城産業区にある「曼博睿新材料科技」の琚河同(Ju Hetong)董事長は9日、河南医療器械検査所が発行した報告書を手に興奮気味に語った。
この種の新材料のろ過効率は95%以上に達し、メルトブロー不織布に比べて低価格なだけでなく、生産速度が速いという。すでに正式に生産開始をしており、1日あたり500キロ、マスク50万枚分を生産可能という。
Fateという作品が非常に気になっていたので、ここ数年Fate関係をずっと漁って、Fate/Staynight → Fate/ZERO → Fate/UBW → Fate/HF → Fate/Extra(アニメ) → Fate/プリズマイリヤ1,2,3 → Fate/Apocrypha → Fate/Extra(ゲーム) → Fate/Extra CCC → Fate/Extellaという順番で消化し続けてきた。途中Type-Moonの世界観が共有されているとのことなので、空の境界のOVAを6作見てみたりもしてみた。そしてその結果として、言いようのない気持ち悪さを覚えたのでここに書き散らす。ぶっちゃけると奈須きのこ、てめえは駄目だ。人間ってもんがぜんっぜん書けてねえ!!
Fateのヒロインって奴は、というよりType-Moonの主要ヒロインは以下にまとめることができる。
・遠坂凛
・玉藻の前
・クロエ
・美遊
まあだいたい出てくるヒロイン枠はこんなもんなんだが、ぶっちゃけエロゲと同じでわりと単純で簡単に類型化できてしまう(どうして簡単にかつ単純に類型化できるのかは実は一言で表現できるのだが、それは次のチャプターで話す)要するに以下のタイプしかいないのだ。
・食い意地が張ってるので、基本は食事で胃袋を掴む
・使命感を捨てて恋に生きるよう説得するため、とにかく女の子扱いする
・不器用な生き方そのものを肯定し、過去の傷を舐めて肯定してやる
・チャラい、不真面目
※要するにギルガメシュ
・チャンスを見て、心のSGを暴いたり、心の中身を覗き込んで一旦丸裸にした上で従順にさせる
・たまに大真面目に褒めると照れるので、褒めのジャブを入れつつ、好意をストレートに打ち込むと何故か落ちる
・間桐シンジ
・真面目な朴念仁で、目的のために愚直に突き進む優男タイプに弱い
・ド直球に大してド直球に返す、沈黙に沈黙を返して誘い受けする、これを繰り返していると勝手に相手が落ちている
・倫理にもとる行為をしても基本的には立ち位置を信頼モードにして「何があっても一緒だよ」「過去どんなことがあっても俺は気にしないよ」と言い続ける
・意外と寂しがり屋だったり、わりと物事を達観してる節があるので、そういうときに包容力を見せるだけで落ちる
・こいつら自身が裏表があるタイプなので、裏表が通用すると思ったら間違い
・下手に策を弄するよりも天然を地で行くタイプに弱い。本人たちもそこがわかってるから冗談交じりで愛情をストレートに表現してくる。
・とにかくこいつらは寂しがりで承認欲求が強いので、友達とか絆とか特別というキーワードに弱い
・特に精神的な繋がりを重要視するだけで、それを与えるだけで生きる目的にすらなっちゃう
・精神的な闇の部分も含めて「お前が特別」を与えてやるだけで落ちる
・必ず不器用な一面を見せる
アホかってくらいみんなこれに該当する。そのせいで(2)Fate男主人公全般に見られる妙な脱個性&表面的素朴化が起こってる。
Fateというか、Type-Moon系の主人公格はほぼ以下の五人に集約できる。すなわち黒桐幹也、衛宮士郎、ジーク、岸波白野、藤丸立香の五人である。これは女ヒロインがType-A~Dの四種類に集約でき、かつ変形種まで存在することから考えると驚くほどに単調で少ない。とはいえ一応五人はいるのだから、五人を一人ずつ分析していってもいいのだが。ぶっちゃけるとこの五人、精神分析するまでもない。細かい差異はあれど以下の一行に簡単に集約できてしまう。
マジでこれは異論は認めない。ぶっちゃけTypeMoon系の主人公(男)ってやつはどいつもこいつも女に対しておんなじアピールしかしてない。驚くくらいこれがまったく変わってなくて驚きを通り越して笑えてくる。マクロス・フロンティアでMay'nが歌うノーザンクロスに「君を掻きむしって濁らせた、なのに可憐に笑うとこ、好きだったよ」という歌詞があるが、まんまこれである。すなわち「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」「僕を傷つける君でも、俺はお前を好きだZe!放ってなんかおけないZe!」のどっちかを繰り返して女の子を包み込んでいるだけなのである。その証拠に各々のメインヒロインをFate/StaynightシリーズとFate/Extraシリーズを用いてざっくりどうやって各主人公が落としてきたかを振り返ってみよう。
「士郎は卑怯です、私の過去を知って、何度も私の中に入ってきた(性的に)」
→「惚れちまってんだから仕方ないだろ、俺はお前をこのまま放っておけないZe!」→「俺はお前を救いたい」→陥落
「(アーチャーが私を裏切った…!?そんな…っ)士郎、今日は疲れたでしょう、もう休みなさい」
→「お前の方が辛いはずじゃねーか、俺はお前をこのまま放っておけないいZe!」→陥落
「先輩、私綺麗じゃないんです、もうずっと前から汚れた女なんです」
→ 「そんなお前をこのまま放っておけないZe!俺は女としてのお前を求めたいんだZe!」→陥落
「奏者よ、本当の私は悪名によって星に刻まれた為政者なのだ。為政者としての余は完全に間違いばっかりなのだ」
→ 「そんなお前の姿が俺には眩しいZe!」
「私は傾国の姫君、私は人とは一緒にいられない、一緒にいてもどうせ不幸にしてしまう、」
→ 「そんなお前が俺との何気ない日常を選んでくれたことが俺はうれしいZe!俺はお前を信じていたZe!そんなお前を俺は好きだZe!」
「私は破壊の王、命を奪いたくは…ない、私は、その意味をまだ知らない。だが私には、破壊しかないのだ。他には…何もない。だから…」
→ 「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」
ぶっちゃけFate/Extra、Extellaなんてのはストーリーはメチャクチャ単純で、主人公の事を好きな味方(サーヴァント)を連れて聖杯戦争を進んでいく内に主人公の事を好きな敵が現れて、その敵から主人公が逃げたり逆にその敵を救おうとして失敗してを繰り返しながら、ラスボスとの戦いで主人公を好きな味方と敵の全員が力を合わせ、最後にラスボスを大団円で倒した後に、切ない別れが待っている、以上。もうぶっちゃけこれだけである。FGOもほとんどこれを繰り返してるだけ。(※この系譜に当てはまらないのはせいぜいがFate/ZeroとFate/Apocryphaくらいのもんで、しかもこの2つは両方ともメインライターは那須きのこじゃなくて虚淵と東出)那須きのこの描く女性像、特にヒロイン像ってヤツがいかに偏ってるか、いい加減気づいた方が良い。こいつにとってヒロイン女ってのは精神的脆さという名前恋愛スイッチが存在していて、そこを押しさえすれば女はみんな落ちると思ってる。でもってそのためには男は全員器が謎に広くて天然朴念仁でありながらストレートに女性を褒めることも出来て自分のピンチにも泰然自若としている肝っ玉のある男じゃなきゃいけないわけだ。
このヒロイン像に対比する形で生まれた男性像が顕著といえるのが<空の教会>の黒桐幹也くんである。
筆者は空の教会の「殺人考察(前)」編で両儀式から殺されかけて逃げながらも彼女を何度も振り返って見つめ合う黒桐幹也になんだかシュールなものを感じてしまって半笑いになってしまったのだが、とにもかくにも那須きのこのヒロインを救う主人公(ヒーロー像)ってのはこのときからまったくといっていいほど変わっていないことが伺える。この異常なヒロインをそれでも愛するヒーロー(男性)というのはFateにも結構登場していて、藤丸立香や岸波白野だけじゃなく、メディアさんの恋人ポジションである葛木先生なんかはモロにそのポジションだったりする。特に岸波白野くんの包容力演出の異常さに関してはメルトリリスやパッションリップのエピソードでも充分に語られているから分かるだろう。基本的に那須きのこ氏の作品に登場するメインヒロインたちは絆や深い関係を作るために何らかの精神的ウィークポイントが存在しなければならず、そこを無意識に突くことができ、かつ人格的にも不安定な彼女たち(意図的に男性の手の中に転がりやすい存在として貶められている彼女たちの人格)を包み込んであげるためには、ヒーローたる男性は極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好しでなければならないというわけだ。
これって西尾維新とかの物語シリーズにもよくあるんだが、とにかく女性という存在を何かと欠陥のある存在にしたがっている。「欠陥のある存在にしたがる」というのは要するに、手触りがあって男の手の中に何となく収まってくれそうな存在に押し込めたがる傾向がある、という意味だ。早い話が心に隙間のある人間に仕立て上げることで、弱点スイッチを作っていることだと言っていい。そしてそこを上手に押してくれる男性をヒーローと仕立てあげる構図を作り上げている。これは病的なまでにすべてのヒロインに共通して言えることである。例えばFate/Extellaに登場するアルテラは1万4千年前の世界を滅ぼした遊星の尖兵たる巨神そのもので、その気になればサーヴァントたちのみならず神級の英霊をも下すこともできる超弩級の危険人物なのだが、どういうわけか主人公に惚れていて何故か必要もないのに彼にプログラム世界であるにも関わらず料理を振る舞ってみたり、甲斐甲斐しく抱きしめてみたりする意味の分からないエピソードが大量に存在する。そしてどういうわけか主人公の昔の英霊パートナーに嫉妬したり、主人公と会話をしたがるも話すことが見つからなくてじっと見つめてしまったり、逆に見つめ返されて恥ずかしがったりしてしまうのである。
この一言に尽きる。だから女性ヒロインにわかりやすいテンプレを付けすぎて、しかも毎回それを使いまわしすぎる。そして男性ヒーローに対して、女性を救う存在とさせすぎる。一言で言えば、女を舐めすぎだ。この辺は主人公(男)がしょっちゅうヒロイン(女)をからかったり弄ったりすることからもよく分かる。その弄り方のほとんどがどうにもこうにもヲタ臭いのだ。
別に人間なのだから、弱点を押されれば弱いのは分かる。精神的な脆さや寂しさが女の魅力になることも分かる。
でもそれに頼りっきりかっつー話である。いい加減恋愛スイッチのあるヒロインをヒーローが助ける構図をやめてみたらどうなのか、と。例えば歴代の有名ヒロイン・綾波レイに恋愛スイッチがあったか?ガンダムのララァに恋愛スイッチがあるのか?ヒーローはいつだってヒロインに愛されていなければならないのか?そうだとしても、それは常に恋愛という形である必要があるのか?ときにはヒーローこそが、心理的に成長する物語を描いたっていいんじゃないか?Fate作品のヒーロー(男性)が画一的で単調なのは、決してヒロイン(女性)を魅力的に描く上でそれが必然だからなのではない。単純にヒロイン(女性)をきちんと描けていないから、その対存在であるヒーロー(男性)が対応する形で単調な存在になってしまうのである。
ポケモンのレッドや.hackのカイトのような、没個性的な男性を主軸に置くことを続けていくことは否定しない。しかしあえて言おう。真の意味での没入感や共感を視聴者が得るためには、登場人物には哲学や主張が存在しなければならない。中庸をいく存在であってはならないのだ。極端に何かを主張する存在でなければならない。それでいてなお、視聴者の好意を射止める存在でなければならない。そしてそれに共感するか否かは、すべて視聴者に委ねるべきなのだ。
この点を非常にうまくやったのは間違いなく虚淵氏である。Fate/Zeroの主人公たる切嗣は、主人公としては実に賛否両論だろう。この主人公に対して感情移入できたのかどうかは実際のところ評価の別れるところだし、正直行って那須きのこ氏が展開する没個性型の主人公とはまったくもって一線を画す、主義主張の塊のような漢だ。しかしどうだろう。不思議と切嗣を憎めない。また那須きのこ氏がヒロインとヒーローにばかり話の焦点を当てるのに対し、虚淵氏が上手いのはヒロインとヒーローが絡むメインテーマに対して、ヒロインとヒーローとは異なる視点におけるサブシナリオをきちんと描いてメインテーマに関連付けさせるところだ。衛宮切嗣に対して言峰綺礼をきちんと置くし、セイバーに対して、きちんとウェイバーとイスカンダルそしてギルガメッシュを置く。(※この違いはなんのかというと、要するに虚淵氏が単にラブコメも恋愛もあんまり書くつもりもないからなのだが)
したがって、那須きのこ氏がこの課題をクリアするためには、まず安易なラブコメや恋愛スイッチヒロインを描くことをやめるところから始めるべきだろう。もっと多種多様な人間の感情模様を描くべきだし、そしてもしそれがきちんと出来ていれば、主人公(男)があれほどまでに没個性的で妙なヲタのりをする奇妙な包容力のある人物になるわけはないのである。
26日(金)公開映画を今日の昼観てきたけど、お客さんが9割成人でアウェー感を感じてしまった…この劇場がそうなだけかな? 少子化ですね。
3分の2ジオウ、残りリュウソウジャーくらいの時間配分に思えて、ジオウは最後だし仕方ないけどもう少しリュウソウジャー観たかったなと。
ジオウはいろいろてんこ盛りのお祭り騒ぎで4歳はちょっとついていけてない様子でした。オウマフォーム格好良かった。
リュウソウジャーは何というか…登場人物が少ない! 戦闘シーンはやっぱり格好良かったです。コウがいないときのまとめ役はメルトなんだなと思いました。カナロはいつ来るんだろう? と期待して見てましたが…純粋に婚活だけでしたね。これからのテレビシリーズも楽しみです。