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はてなキーワード: メルトダウンとは

2011-05-13

関東のひとは福島原発フルメルトダウンしても逃げないのは馬鹿なの?

http://anond.hatelabo.jp/20110512142929

これはちょっとひどいとおもた

Twitter / @菊池誠: 行方不明になっていたメルトダウン人の骨が発見された

結局、真偽の分からない情報については、大本営発表を信じるしかないし、信じるのがいちばん良い、ということなんだろうな。

と、メルトダウン報道を見ていて思った。

おら出てこいや

チェルノブイリとは構造が違う、

メルトダウン?ありえねーーーwwwwww

とか言ってたやついなかったか

2011-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20110512210816

炉心溶融、な

あと、

日本の用語的にメルトダウンは急速に核反応が進行して圧力容器が吹っ飛ぶ現象。

は初耳

どこ情報よー

http://anond.hatelabo.jp/20110512143006

なんか、皆メルトダウンメルトダウン言ってるけど、日本の用語的にはメルトダウンじゃない。炉心融解

日本の用語的にメルトダウンは急速に核反応が進行して圧力容器が吹っ飛ぶ現象。

で、何で溶けた核燃料は再臨界しないの?だが。

普通、熱で溶けたのなら核燃料だけではなく、被覆や制御棒も一緒くたに溶ける。

それが混ざった残骸的な物が溜まっているわけで、元燃料ペレットだった辺りが中性子出しても元制御棒だった辺りが吸収してしまうと。

今のところは、そんな感じじゃないかと思う。

今後の再臨界可能性だが、一箇所に元燃料ペレットだった辺りが集まっちゃうと再臨界してくれるかもしれんが、確率としてはどうなんだろうね。

ちなみに、水棺できなかったとか作業進捗で慌てるのはよくないと思う。

慌てるなら、モニタリングポストの値を見て慌ててくれ。

何で何が起こってるかは分からんが、行動の指針になるデータは正確な値が出続けてるんだし、そっちを根拠に行動するべき。

http://anond.hatelabo.jp/20110512143006

メルトダウン日本オワタ!とか煽ってた人に聞けばいいのに。

メルトダウンすると再臨界可能性がある、とメルトダウンしたら再臨界!核爆発!とでは違うよね。

正解は前者。あなたの伝え聞いてた話は後者パニックを煽って喜んでる輩にうまくのせられちゃったね。

2011-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20110507224609

今まで地震による冷却系破損でのメルトダウンは聞いたことない。

福島でさえ冷却系は耐えたわけだし。

建屋が耐えればたぶん耐えれるんじゃないか

http://anond.hatelabo.jp/20110507223733

浜岡原発真下活断層があるから大地震が起きたら

津波が来る前に地震そのものによって壊れる。

原子炉建屋は揺れに耐えられたとしても配管部分が耐えられないか

冷却系が破損して即メルトダウン

2011-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20110429185756

負け組とか、ボーナス40万wの東電の事だろ。

しかったら柏崎刈羽メルトダウンでも起こしてみろよ

できるもんならなwwww

2011-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20110428140456

あー、関東地方関東地方、応答せよ。

その件に関しては前向きに検討している。

まずは申請書を区役所から取り寄せ、必要事項を記入したら封書にて返信せよ。

その後一ヶ月ほどで審査が終わるので、返信を待たれたし。

区の許可がおりたら、許可証のコピーを同封し東電へ「クーラー使用許可申請書」を提出せよ。

その後早ければ3週間程でメルトダウンが始まる。

以上通信をおわる。

2011-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20110418021706

今までの自民党政権がそうだったとしても臨界メルトダウンとか重大事故マニュアルの整備や原発ロボットの整備は政権交代から地震までに十分やる時間はあったわけで今までの政権無責任だったか民主責任はないってことにはならないのでは?仮にやろうとしたけどやる時間が足りなかったとしたら運が悪いと言えるが、そうでないなら自業自得しかない。政権交代津波対策や原発ロボット予算つけるとか事故対策が強化されたという話も聞かないけどなんかやってたの?

2011-04-16

原爆推進派はそっとしておいてあげようよ

正直彼らも今大変だと思うよ。

だって最初の頃から必死で「安全だ」「危険厨なにいってんの?」「情弱者はこれだから…」って言ってたのに、実は踊らされてたのは自分の方、みたいな感じになってて。

そんなんだから「ずっと嘘だったんだぜ」も、「俺達は調べて調べて騙されてたのに、調べもしないで騙されたって言ってるお前らなんなの?」って感じで許せない。

彼らの論点もどんどんずれてきて、今までは「安全だから」「メルトダウンとかしてないから」ってゴリ押しだったのに今では「なんで騙されたとかいうの?」とか「それでも原発以外の発電は非効率だから」みたいに痛々しくなってしまった。

この先どんどん彼らの肩身が狭くなってくるのは明らか。

いっそ勝間のように謝れたら、そんな風に思ってる人は結構いるとおもうよ。

もういじめるのはやめてあげようよ。

2011-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20110411111142

地震起きる前から地震起きてるときも、余震続いてる今も、ずっとシムシティやってるよ~

原発メルトダウンしない限りは使えるなぁって思ってる。

2011-04-09

日本復興への課題(1/3)

以下は、私がmixiの「友人まで公開」日記に載せたものが元になっています。読みづらい箇所や語調の不統一などもあるかと思いますが、最後まで読んでくださると有り難いです。

妄動する英雄主義者たち

ソーシャルメディアの弊害

2011年3月11日東北関東大地震発生。ソーシャルメディアブログからSNS、そしてツイッターなどマイクロブログと一般に広がっていきました。今回の大震災、特に福島原発事故での情報においてツイッターの果たした役割はどうだったでしょうか。本来は正確で偏りのない一次情報が期待されるソーシャルメディアなのですが、実際には超強力な

デマ拡散装置

として機能してしまったのです。911の時は正確な一次情報を伝達したソーシャルメディアが、311ではそうなりませんでした。それどころか、従来マスメディアと同様に嘘、偽り、大げさ、憶測に基づいた情報が即座に、それこそ秒単位で拡散し、人々を不当な恐怖に陥れたのです。

極めて鋭い分析。震災発生から10日後の記事ながら、以後その通りに事態は推移している。

ネット上でウワサがはびこるのは、現状が正確に伝わっていないことが一番の原因のようだ。直接足を踏み入れると、ネット上の情報とは大きく乖離(かいり)した現実があった。

有力者たちの妄動

顕著なのは次の一例。

片山善博総務相は3日のNHKの番組で、東日本大震災日本赤十字社に届いている義援金被災地への分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と述べた。日赤と関係自治体間では調整に時間がかかるため、異例ながら政府が差配することになった。片山氏は「本来は自主的に民間団体や関係県で配分額を決めるのが一番よい。政府の介入はできるだけ避けたい」と述べながらも、「青森県から千葉県に至る被害があり、(当事者間で)どう配分するかは非常に難しく、うまくいかないようだ」と指摘した

本来は赤十字と各県の当事者協議し分配すべきだが、被害地域が余りに広汎なのでそれでは時間が掛かる、だから政府が分配に介入する、というもの。義捐金がなるべく早く分配されるようにするための、被災地のための措置だ。しかし、これを影響力のあるバカが曲解し、曲解が拡散した

56万人のフォロワーを有する宇多田ヒカルのこのツイートを、100+人(数万人!?)がリツイートし、数十万人の目に触れた。そしてこれをネットメディアまでもが取り上げ記事にした

ここまで拡大すると、バカの連鎖はもう断ち切りようがない。そして、フォロワー100万人を有する孫正義の発言はより有害だった。

100億円の寄付は立派だったが、これは最低だ。自分が影響力ある素人であることを自覚せず国民を煽動するのは、百害あって一利ない。素人感覚の政策提言が如何に危険かを、国民はこの1年半で民主党から学ばなかったのだろうか。

自分の頭で考えることなく、音楽家原発に反対することが使命だと勘違いしている、最も滑稽な例。

上杉隆の愚行

追求のための追及

現在も盛大に進行中の流言飛語は壮大な共同犯罪であり、誰か一人の主犯を特定することは出来ない。しかし、少なくとも最大の元凶の一人は間違いなく上杉隆だ。

27日の東電記者会見で、3号炉についての資料が配られたときに、私はプルトニウムについて書かれていなかったので、おかしいなと思い「3号炉でプルトニウムについて検出されていないというのは本当ですか?どのくらいの期間、検出されていないのですか?」と聞いてみました東電は「検出されてない」と回答したので、「もしかして検出していないんじゃなくて、測ってないのではないですか?」と確認したところ、うわっとなって、結局、測っていないのでもなくて、そもそも計測機を持っていないということがわかったのです。

記者会見では、何でプルトニウムについての記載がないのかを東電広報担当者記憶していなくて、咄嗟に「検出されてない」と答えてしまったが、よくよく調べたら計測していなかったということだろう。嘘と言えば嘘かも知れないが、大した問題ではない。

東電の社長はどこにいったのか?ということですね。〔…〕会見では嘘をついていたんですよね。前々から入院という噂は出ていましたが、実は過労で休んでいた。今度は、それを入院と偽っているという。全部、ウソ。これらが象徴的ですね。

社長の所在がそこまで大問題だろうか。

数日前の深夜、Ustream東電記者会見生中継を見たが、完全に糾弾と吊るし上げの場になっていた。記者たちはネチネチと追及し、東電は平謝りという構図。東電戦場にいるようなものなのだから、資料の記載漏れとかその場でパッと答えられないこととかは、幾らでもあるだろう。それをああも糾弾されたら、東電が極めて臆病になっても無理はない。臆病になればついついその場凌ぎの受け答えに逃げたくもなる。上記の2つの事例については、そういった背景も考慮すべきだろう。

海外メディアの盲信

地震が起きた後のその早い段階で、政府メディアは「安心、安心」と言っていましたが、私は、2日目にメルトダウン可能性がある、と言いました。なぜならば、当時ニューヨークタイムズワシントンポストメルトダウン可能性があると書いていたし、フランス新聞社イギリスのBBCもそう言っていた。だからメルトダウン可能性もあるから最悪の事態を想定して対応するべきだと言った。

今回、海外メディアがどれほどデタラメだったかは以下の記事を参照。

次の記事はまとも。ただし画像は不快。

閑話休題上杉批判の続き。

避難地域も指定していなかったから、30kmまで広げるべきだと言った。実際に、大丈夫だったら、範囲を戻していけばいい。しかし、政府は逆をやっている。だから、これはおかしいからやめた方がいい、と言い続けた。

避難指示には効果と弊害があるため、避難区域の設定には慎重でなければならない。住民の健康被害を予防するためにやや広く設定すべきだが、余りに広く設定し避難する必要のない人まで避難させると、徒に不安を煽るだけでなく農工商などの経済活動に打撃を与えることにもなる。

リスク管理イエスかノーかでやっちゃいけない。絶対安全を求めると、むしろ全体のリスクが増大することがある。一つのリスクを減らそうとすると、別のリスクが出てくる。だから異種のリスク定量的に評価して、その間のバランスを、ほどほどのところに求めるってのが、リスクベネフィットの考え方なんだよね。

避難範囲の設定

それでも結局、避難区域が、2kmから3kmになり10kmになり20kmになり、そして30kmになった。アメリカは50マイル=80kmの避難指示を出しているのに、日本人は今のままで大丈夫だと言う。この件については、一週間前に、一度、枝野長官に質問したんです。「日本では避難区域が30kmですが、他の国は80kmと言っています。これでは30km~80kmに住んでいる日本人不安になるんじゃないですか。私は日本政府を信じたいから、今、オバマ大統領が会見で80km避難指示を出しているけれど、もし自分たちの判断が正しいと思うのであれば、アメリカ政府に抗議をしてください。日本政府として。そうじゃなかったらおかしいでしょ?」と。すると、枝野長官は「日本の評価と世界の評価は違います」と言ったんです。私は「そんなはずはないでしょう、原子力で(苦笑)」と。

福島第一原発事故に伴い、米政府原発から半径80キロ圏内に住む米国人避難勧告を出した根拠は放射線量などの実測データに基づくものではないことがわかった。勧告の根拠となった米原子力規制委員会(NRC)の勧告は、仮想の事故シナリオによるものだったという。NRC幹部が7日、外部の専門家で構成される委員会で語った。

先月16日に出されたアメリカ政府による80キロの退避勧告は、日本政府が出した20キロから30キロという退避勧告とは大きく違ったことから多くの疑念や不安を呼びました

Japan's 12-mile evacuation policy appears "sufficient to minimize public-health impacts," based on available data concerning radiation and dispersal, Mr. Kerekes said.

Rep. Ed Whitfield (R., Ky.), chair of the House Energy and Power Subcommittee, told Dow Jones Newswires that "Japan had the expertise to deal with this issue and they had the scientists who understood nuclear energy," but added that the U.S. has "a right to be involved to protect American citizens and do what we want to do."

原発の80km圏内からアメリカ人全員避難したとしても、日本及び地域経済への打撃はないに等しい。また、たとえあったとしても、他国の経済のために自国民を(極めて低いとはいえ)危険に曝すわけがない。自国たる日本と他国たるアメリカとで避難区域の設定に相違が生じるのは当然だろう。

またその翌週に「間違っていたじゃないですか。30km以上の範囲でも放射性物質は観測されているし、東京放射性物質は絶対に来ないと言ったのに来てるじゃないか。政治は結果責任から、それはきちんと謝るべきだ。訂正しろ」と言ったら、「そんなことはない」と言う。さらに「30kmどころか40kmポストでも出ているじゃないか。ちゃんと訂正しろ」と言ったら「ちゃんとペーパー(書面)で出してください」と言われた。

「30km圏外でも放射性物質が観測された」と「30km圏外でも健康に直ちに影響を及ぼすほどの放射性物質が観測された」は全然違う。そんなことを言ったら、福島原発事故による放射性物質海外でも観測されている。

正気を取り戻せ

加速する不安肥大する陰謀論

結局、政府東京電力に都合のいい情報を入れている、というのが一番危険な状況。最初から「最悪の事態もあり得ますよ」と言っている人はメディアには出られない。ただ、可能性を言っているだけなのに、そういう状態は異常です。

戦慄するほどの陰謀論だ。

これでは、その〔3月21日4時…引用者註〕直前に福島原発で何かが起こったと考えない方がよほど不自然です。

東京電力だけがいろいろと隠し事をしているわけではないようにも思えます。保安院政府も結託して、我々一般国民にさまざまなデータ隠しをしようとしているように思えてならないことが多いのですが、こと放射線に関しては測定器が広く行き渡っていることもありますし、積極的に自ら集めたデータを公開する科学者もどんどん増えてきている昨今ですので、どんなに隠してもほとんどのことは数時間から遅くとも数日のうちには暴かれてしまいます。ここは姑息(こそく)な隠し立てをすることなく、すべてのデータを迅速に公開し、国民が一致団結してことに臨むというのが唯一の正しい対処方だと思います。早速、明日の朝から姿勢を変えていただきたく思います。

しかし、この記事でデータが利用されている東大教授の早野龍五(前回の日記でも登場)は、「3/15朝から現在に至るまで、原発から大気への大量放出は起きていない」と断言している。

また、早野はこうも呟いている。

データを見る.あれこれ見る.いろんな人が測ったデータを多角的に見る.すべてを統一的に騙すようにデータ捏造することなんて出来ません.しっかり見ていれば,嘘があったとしても,いずれバレます.)

一見するとガジェット通信の論調と同じだ。しかしここ数日の文脈からして、早野は恐らく「データの完全偽装なんて無理なんだから、懐疑精神は大事だけど、そんなに疑心暗鬼にならなくても大丈夫」ということが言いたかったように思われる。

ちなみに、早野の一連の呟きは-Togetter - 「@hayano 氏による連続tweet - 福島で 3/15に何が起きたか?」に纏められている。

この独自措置の根拠になったと思われるのが、次の記事。-グリーンピースも似たような提言をしているが、ここまで断言していない。

東京電力福島第1原発事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。

福島第1原発の北西にある福島県飯舘村の一部の地域では、屋外にいると約3カ月で推計最大95ミリシーベルトの被曝(ひばく)線量になり、避難や屋内退避が必要だとする調査結果今中哲二京都大原子炉実験所助教(原子力工学)らがまとめた。

福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった。

京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)や広島大の遠藤暁准教授放射線物理学)らは3月下旬に飯舘村を訪問。村内5カ所で深さ5センチの土を採取し、セシウム137などの濃度を分析した。調査地点は全て30キロ圏外で、道路沿いの集落を選んだ。

すべて京大助教の今中哲二の調査。この今中なる人物、どうも胡散臭い。-J-GLOBALの研究者情報によると、1950年9月生まれの60歳。理系業界には疎いので断言は出来ないが、途中どこかの企業で研究していた形跡もなく、60歳の助教でさしたる研究業績なしというのは研究者としての実力をかなり疑わせる。また、原子力安全研究グループHPでは、今中の主要業績として『反原発新聞』への寄稿を紹介していることなからも分かるように、明らかな反原発論者。今週末にも「周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会」で講演したという。

つまりどこをどう見ても、政府やその他多くの研究者よりも公正で信頼できる情報を提供できる人物とは思われない。問題は、こんな人物の情報が政府発表よりも説得力を持ってしまっているということにある。

異常性バイアス

震災以来、複数のメディアコメントしている東京女子大教授広瀬弘忠は、去年5月に興味深い解説をしている。

現代人は今、危険の少ない社会で生活している。安全だから、危険を感じすぎると、日常生活に支障が出てしまう。だから、危険を感知する能力を下げようとする適応機能が働く。これまでの経験から大丈夫だ」と思ってしまいがちだ。これが「正常性バイアス」と呼ばれるものだ。強い正常性バイアスのために、現代人は今、本当に危険な状態でも「危険だ」と思えない。チリ大地震の津波が押し寄せているのに、見ているだけで逃げない人の映像が日本でも流れた。強力な正常性バイアスの例と言える。

この解説そのものに異論はない。しかし、上記の文章は次のように書き換えることもできる。

日本人は今、1ヶ月前に比べて危険の多い社会で生活している。危険だから、安全を感じすぎると、日常生活に支障が出るかも知れない。だから、危険を感知する能力を上げようとする適応機能が働く。この1ヶ月間の経験から大丈夫じゃない」と思ってしまいがちだ。これが「異常性バイアス」とでも呼ぶべきものだ。強い異常性バイアスのために、現代人は今、本当に安全な状態でも「安全だ」と思えない。被災地以外では食料が不足していないのに、不安のあまり買い込んでしまう人の映像が日本中に流れた。強力な異常性バイアスの例と言える。」

このように、現在の日本では「正常性バイアス」と逆の「異常性バイアス」が作用しているように思われてならない。広瀬は「正常性バイアス」にしか言及していないため、あたかも人は安全を感じ過ぎることはあっても危険を感じ過ぎることはないかのようになっているが、そんなことはないだろう。「正常性バイアス」にせよ「異常性バイアス」にせよ、人が周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまうことでは同じだ。そのことは広瀬も認めている。

東京女子大広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「大地震が起こると、被災地より周辺でデマや流言は起きやすい。『この先どうなるか分からない』という不安に支配されている」と分析する。

東京女子大学広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「被災地で厳しい状況に置かれており、普段から抱いている不安や恐怖が流言として表れている。メールインターネットの普及で流言が広域に拡大するようになった。行政は一つ一つの事実を伝えることが大切で、個人は情報の発信元を確かめ、不確実な情報を他人に流さないことが必要だ」と指摘する。

情報過多の弊害

ガジェット通信は先日、後述する日本気象学会理事長コメントをこう批判した

かにでたらめな情報は困りますが、まったく情報が出てこない状態というのも困ります。理事長メッセージから想像するに信頼できる気象観測データの収集が難しい状態なのかもしれません。しかし、放射性物質による汚染に関しては「今、どのような状態にあるのか」「これからどのようになるのか」についてしかるべき情報が示されないと、いつまでも不安が拭い去れないのではないでしょうか。また、情報公開できないのであれば、何故公開できないのか教えて欲しい。その「公開できない理由そのもの」もひとつの大事な情報です。「一般に伝わらない」ところでは、議論がおこなわれているのでしょうが、その議論の過程だけでも公開してもらえれば、安心につながるのではないかと思います。

ガジェット通信に限らず、現在日本の至るところで見られる意見だ。「政府東電はより多くの情報を公表すべきだ」と。しかしここには、人は与えられる情報が多ければ多いほど正しい判断が出来る、という大いなる幻想がある。

被災者でなくとも、人が情報の収集と分析に用いることの出来る時間や手段は限られている。また、たとえ時間と手段があったとしても、その情報が正しく信頼できるかを判断するには専門の知識と訓練が必要だ。情報を収集分析するための知識も訓練も時間も手段も乏しい大多数の人が、正しい判断を下すことは極めて難しく、何も決断しないどころか周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまう。

与えられた情報が多過ぎると正しくない情報と正しい情報を仕分けするのが大変です。

冷静に。正確に必要な情報を手に入れて正しい行動をとって頂きたいと切に願います。

つまり、過剰な情報が「異常性バイアス」を強化し、不安デマを拡大させてしまう。より多くの情報公開不安デマを解消する、という通念は全くの幻想だ。

http://anond.hatelabo.jp/20110409170039へ続く)

2011-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20110406165223

メタトロンはそんな古くもないしアニメでも漫画でもないだろうが

一人でアニメとか漫画とか言ってカッカして

原発だけじゃなくて脳味噌までメルトダウンさせてんなよ

2011-04-02

どうやら3号機は

こりゃ、駄目だ。

メルトダウンとかそういうのではなく、爆発で原子炉が吹っ飛んでてもうないと思われる。

http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/fukushima_dai-ichi_aerials.html

2011-04-01

大前研一動画(27日)の内容まとめ

福島第一原発 現状と今後とるべき対応策(3/27)」

http://www.youtube.com/watch?v=5mBlngPiaSY

いし気の向くままに喋ってるので、

10~15分くらいに区切って見出しを付けた。

見出しも区切り方も適当

この動画にある比較的新しい(この動画がアップされた時点で)話は、

  1. 15日・16日に再臨界(ただし極めて小規模)が起こった可能性の話
  2. アメリカ政府の動きに関する話
  3. 「安全工学破綻」に関する話

といったところか。

1.ニュース解説津波災害全般[~8'10"]
2.ニュース解説福島原発問題[8'1020'00"]
3.福島第一原発の現状[20'00"~33'20"]
4.日・米政府の動き[33'20"~47'30"]
5.テクノロジー限界?[47'30"~59'40"]
6.政府指示の過ち[59'40"~72'10"]

http://anond.hatelabo.jp/20110401155120

バカが発言すること自体が時間無駄社会の悪なのだから、バカからはすべてのツールを取り上げてベッドに縛り付けておくのが最善。

できればメルトダウンさせることができればいいのだけど、今の日本はそれが許されないからね。

2011-03-31

フクシマはレベル8になろうとしている

全て直感で判断した。以下のとおり。

まず、フクシマはチェルノブイリを越える。レベル8だ。いや9だ。10だ。

放射能放出量と周りへの影響力の点から考えると、そんだけのEXPになる。

メルトダウンは初期に起こっており5重の容器は一部破損していた。

が、東電はなんとか途中で進行を止めて隠しとおせると思っていたのだ。

現在はそれよりも更に悪い状況になり、完全に制御が出来なくなっている。

そうするとどうなるか。その中の1号だけでも暴走し始めたら、

他の熔炉も全て防ぐ事が出来なくなる。4匹の怒れる怪物+2匹の寝起きのライオンだ。

さよなライオンどころじゃない。5号機と6号機という原発ライオンだ。

そしてそのうち1つに水蒸気爆発が起こり、辺りに飛散する。悲惨だ。

ソ連たいに80万人を動員することなどできるわけもなく、

NHKのカッコいい望遠カメラ映像を、我々はただ指をくわえて眺めることしかできない。

1ヶ月間か?いや、それは10単位だ。

10年後によくなるかもしれないし20年後によくなるかもしれない。

しかすると、ミレニアムベイビィがおじいさんになるころに解決するかもしれない。

それまでにロボットが開発されて、うまく封じ込める作成が出来たら万歳だ。

スーパー原発アシモだ。燃料棒を咥えてごっくん。遠隔ボタンムーンサルトも出来る。

そうなったら、被害は10年で済むかもしれない。

それまでに、福島の山のウサギ生殖DNAが傷つき、

グレートありがとウサギになっているかもしれない。

全て直感だから、信憑性はない。

東電対応海外メディア報道、そして原発の様子、より。

2011-03-29

福島原発CNNとかだともうメルトダウン始まってるって報道されてるね

って書き込み見たけど、何を今更言っているんだ

竜宮城にでも行っていたのか

東電政府よ、メルトダウンしてるって認めちゃえよ。

健康には害がなくても10年続けば体に害が出てくるって認めちゃえよ。

もう腹割っていこうぜ。よお、左翼内ゲバ政権団塊の駄目な方の人達よ。

あんたらに好き勝手やらせてきた国民も悪いといえば悪いけどよ、

どう考えたってあんたらが世の中を動かしてきてしまっていたのは事実なんだからよ。

保守的な人がやってきたって?結局その人達もこの手合いの人におもねいてきただろ)

なあ、健康に害がなくて問題がないならお前らが作業しにいけよ。

健康に害が出てくる人がたとえわずかであったとしても、

防げた事態を防げなかった時点でアウトじゃねえか。

と思うんだがどうだろうか。

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