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2020-12-18

C-POP とりあえずこれ聴いとけ8選 (台湾香港シンガポール編)

そろそろYouTube邦楽流しながら仕事するの飽きてきたんじゃないか? ぜひチャイニーズポップ (C-POP) 聴いてほしい。中国語日本語全然違うけど、曲の雰囲気はなんとなく似ている。そして輸入K-POPみたいにダンスダンスしていないので (もちろんそういうのもある)、BGMとして大変よい。

この記事では有名歌手が多い台湾香港シンガポールに焦点を当てて、暴力的に絞った8人/グループを紹介する。知名度が高く、かつあまり古すぎないものを選んだら2000年代あたりの楽曲ばかりになった。

注: これを書き上げてから、同じことをやっているブログ記事を見つけた。

なかなか選曲がいいのでぜひ参照されたい。 (被りまくった...。)

1. 周杰倫 (Zhou Jielun; ジョウ・ジエルン)

日本ではジェイ・チョウと呼ばれている。英語名カタカナ表記にするとダサいという信念があるので中国名で呼ばせてほしい。周杰倫台湾歌手で、2000年にデビューして以来ずっと死ぬほど売れてる。ある時期から身体を鍛え始めて、MVで肉体を見せがち。

七里香 (2004)

名曲はたくさんあるが、七里香は日本イメージした曲ということでピックアップした。周杰倫伝統楽器を入れたりして中国っぽいメロディーになっている楽曲がいくつかある。

その他: 『髮如雪』『東風破』『青花瓷』(今は知らないが、中国東方航空の着陸後BGMとして採用されてた)

2. 五月天 (Wuyuetian; ウーユエティエン)

中華圏で最も有名なバンド (異論は認める)。台湾バンドで、日本でいうとミスチルみたいなポジション。初期の曲は中高生に刺さる雰囲気だったが、最近メンバーおっさんになって落ち着いてきた。日本ではメイデイと呼ばれていて、来日してライブしたりもしてるらしい。五月天の曲は伸びがあって気持ちいいのが多い。

突然好想你 (2008)

失恋してから音沙汰なかったのに、急に便りを聞いてまた恋しくなっちゃったよ、という曲。こういう内容ホントに多い。たぶんC-POPの8割はこれ (言い過ぎ)。

その他:洋葱』『温柔』『後來的我們』

3. 林俊杰 (Lin Junjie; リン・ジュンジエ)

シンガポール出身歌手中国人的には決して見た目がいいわけではないらしいが、それでもバカ売れするくらい作曲と歌がうまい。高音が神がかってる。

可惜沒如果 (2014)

MVがやたら凝ってるという点でこの曲を選んだ (曲は3:30くらいから始まる)。残念ながら人生にIfはないという内容の歌である好きな人がいたけど告白できずに後悔するって話。このパターンC-POPに非常に多い。そういう美学があるらしい。

その他: 『小酒窩』『修煉愛情』『Twilight』

4. 張惠妹 (Zhang Huimei; ジャン・フイメイ)

台湾原住民族ルーツに持つ女性シンガーハスキーボイス。歌はうまいがしゃべるとやかましい、たぶん前世倖田來未。前の3人より登場が古くて、ここ数年は曲を出してるイメージがない。

我最親愛的 (2011)

張惠妹の一番の代表曲といえば『聽海』という気もするが、最近中華食品スーパーに行ったときに流れていたこの曲にした。邦楽で似ているのを聴いたことがあるような気がするけど思い出せない。

その他: 『聽海』『我可以抱你嗎』『如果你也聽説』

5. 王菲 (Wang Fei; ワン・フェイ)

厳密に言うと北京出身なのだが、歌を出していたのは香港ということで、ここで紹介する。一世代前の歌手かな。でも老若男女知らない人はいない。2年前春節特別番組 (紅白歌合戦的なやつ) に出演した際の衣装に似たゴム手袋ネットショップで爆売れするくらいのスター (画像リンク)。ファイナルファンタジーVIII主題歌であるEyes On Me』を歌っていた人として日本では知られているかもしれない。

紅豆 (1998)

ザ・代表曲歌詞も美しい。作詞担当した林夕も非常に有名。(上の『我最親愛的』でも作詞担当。)

その他: 『我愿意』『因為愛情』『匆匆那年』(持ち歌ではないけど: 『傳奇』『歲月』) (日本語カバー曲だけど 『Valentine's Radio』)

6. 陳奕迅 (Chen Yixun; チェン・イーシュン)

香港の歌がうまいおじさん。C-POPに回顧して傷心する系の曲の大家である。とにかく哀愁があってよい。王菲デュエットした『因為愛情』は名曲

淘汰 (2007)

その名の通り失恋の歌である作曲作詞周杰倫天才かよ...。この曲は『非誠勿擾』という人気お見合いテレビ番組で、男性ゲスト女性全員にフられて退場する場面で使われていた。そういうシチュエーションでこの曲を流すとウケると思うのでぜひ試してほしい。

その他: 『十年』『好久不見』『我們』

7. 張韶涵 (Zhan Shaohan; ジャン・シャオハン)

顔に歳が出ない系の人。安達祐実YUKIが食べたのと同じ悪魔の実みたいなのをたぶん食べてる。この人はソングライターではなくて、プロデュースされたものを歌うスタイル。曲調とかアレンジかにJ-POP感がある。僕の中では大塚愛的なポジション

隱形的翅膀 (2006)

珍しく失恋でも何かを後悔する曲でもない、希望にあふれる何か。お気づきかもしれないが、歌詞の繰り返しがとても多い。AメロとかBメロ歌詞も平気で繰り返す。これこそ中国語曲の特徴で、カラオケで歌うと特にわかり味が深い (光良の『童話』とか)。最近歌詞はそうでもないらしい?

その他: 『欧若拉』『遺失的美好』『淋雨一直走』

8. 劉若英 (Liu Ruoying; リウ・ルオイン)

台湾女性歌手代表曲Kiroroの『未来へ』のカバー曲という、Winkみたいな存在である。無表情で踊ったりはしない。この人は別に最近売れているというわけではないが、日本人に馴染みのある曲を歌っているということで紹介。

後來 (1999)

Kiroro未来へ』のカバー歌詞中の「ほら」に当てられている後來 (Houlai; ほうらい) という中国語未来という意味で、これを思いついた作詞者は助走をつけてガッツポーズしたに違いない。ちなみに曲のテーマは当然、失恋だ。

その他: 『很愛很愛你』『為愛痴狂』『成全』(林宥嘉によるカバーが良すぎるので聴いてほしい)

以上

本当は曲ごとにリンクを貼りたかったが、スパムフィルター的なものに引っかかるらしくできなかった。がんばって検索してください。

好評だったら大陸歌手編も書くかも。

 
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