はてなキーワード: マイホームとは
妻が稼げない仕事ばかりして家事もろくにできない(anond:20191229162032)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20191229162032
率直に申し上げましてブクマカは頭がおかしいのでは?と思いました。
パートナーなのに悩み事を打ち明けられなかったのが寂しい/悩みに気づけなかったのが悔しいならともかく、仕事に関する相談は妻からありました。
なぜ妻に「辞めていいよ」と言わなかったんだ?以外に思うところがありません。
被害者ぶる要素が皆無です。
これは旦那が苛烈なパワハラを受けていても体調に不安を抱えていても職業人生に違和感を感じていても、
「貴方の方が大事だから明日にでも会社を辞めてきて」なんて口が裂けても言わない嫁ですね。
また、労働収入で生活をしているのにも関わらず、なぜ2馬力前提で生活設計ができるのでしょうか?
サイボーグかなんかでしょうか?無責任/無計画にも程があるのでは?
そもそも一緒に暮らす相手の職業や経済レベルを気にするのは、どちらかが倒れた時にいまの生活レベルを維持出来るかを考えての話ではないのでしょうか?
節約しても自分ひとりの時の1.5倍の生活費が掛かると試算した時に、
現状額面24万の人が数年で51万稼げるようキャリア構築するのが厳しいから同じ経済レベルの人なのでは?
好きで好きで仕方ないので全然違う経済レベルの人と一緒に暮らすことを決めたのであれば、
当然収入が低い方に合わせて生活をサイズダウンするべきではないでしょうか?
可及的速やかに不労所得を用意するよりは現実的で取りやすい手段です。
『今の生活の快適さ>相手と暮らす幸せ』 なら一緒に暮らさず恋人同士として近くに住んでいるべきです。
ハウスキーパーでも雇いましょう。1人で暮らしていた時は働いて家事もしてましたよね?
是非またそうしてください。
あなたが手にしたのは無償・格安のハウスキーパーではなく妻/夫のはずです
あと、相手の経済レベルを問わず、コスパは考えず、全自動ドラムと食器洗い機は必要経費だと思って買いましょう。
それに納得ができないのであれば、近くに住んで一緒に暮らすべきではないでしょう
こういう男女が子作りとかマイホームローンとか悪夢だから辞めてね
ブクマカたちは『愛ある家庭を築きたい・ただ好きな人と一緒に暮らしたい』には適性がないと思われる
まずは結婚の方針を決めろ(anond:20191230111251)
A:株式会社増田家を経営したい
B:株式会社増田家の社員として就労したい
C:社会的に妻/夫がいないと困るので結婚する
D:愛ある家庭を築きたい。ただ好きな人と一緒に暮らしたい ←これに向いてない
https://anond.hatelabo.jp/20170621133541
https://anond.hatelabo.jp/20170614002626
https://anond.hatelabo.jp/20170611224643
詳細は割愛するけど、上記シリーズがきっかけで、増田漁協組合は除籍となりました。
漁協組合の現役時代は以下のような正統派増田文学の投稿をしていました。
https://anond.hatelabo.jp/20160515145437
https://anond.hatelabo.jp/20150901013450
それで、今回久しぶりに投稿しようと思うのだけど、議題に悩んで筆が進まない。
久方ぶりの投稿で空振りしたら恥ずかしいというプレッシャーもある。
今のところ、候補は以下の5つ。
1
2
3
4
5
う〜む、悩む。
多分俺がそうなる。学生時代の友人連中もことごとくこれ。
親はなぜか優秀なんだよ。しょせんはサラリーマンだけどどう計算しても生涯賃金10億は稼いでる。ついでに東大卒。
友人たちの親も同じようなもんで、2代目開業医だの朝日新聞だの三菱重工だのそんなん当たり前。当然、高学歴だし裕福だった。
家はデカいし別荘持ちだし何よりどの家も教育に対する投資を惜しまなかった。
で、俺達がどうなったかというと万引きもせず普通に楽しくゆるく学生生活を過ごして一浪マーチとかニッコマ。
マジ。ネットだと「教育投資を惜しまない裕福な家に生まれ育ったのに早慶行けない奴は障害者」とか切り捨てられるけど、全然そんなことはない。同じ境遇で俺ら程度の大学行くハメになった奴なんてむしろマジョリティ(女の子なら偏差値50程度だけどなんかちゃんとしてそうな名前の女子大に現役進学してお茶濁したり)。
でも悲壮感は特になくて、親も親で「受かってよかったなおめでとう」なんてニコニコ笑ってるだけだから、資格取得で頑張ろうとか全然思わなかった。友人連中もやはり同じ。
案の定、大学入ってからも留年しない程度に講義をサボってアニメ見てシコシコしてラーメン食べてヌルいバイトを趣味程度にやってたら3年経ってた。
これでもまだ危機感は覚えない。
なにせ都心通勤可能圏に実家があり、そこには金融資産たんまりの親が住んでいる。「生きるために無心になって働く」なんて境地には到底至れない。会社辞めてえ〜とかアホ面下げて猫背で働いてなんとなく時間がすぎる毎日。幸いにも、俺も友人連中もバイト以下のクソ意識が許される環境だった。会社ではニヤニヤチンタラしてる。眠くなったら便所で寝てる。これなら勤まるはずだよ。
さて、そんなふうにして俺たちは昨年30歳になった。俺や友達連中の半分くらいは結婚予定がある。ただ、みんな年収400万〜450万程度。もう10年勤め続けても500万くらいで頭打ちじゃないかと思う。
これじゃあ結婚するにしても共働きマストで、子供なんか絶対無理だ。
でもまだ焦らない。焦れない。
なぜなら、住宅ローンの頭金や自分の老後資金はどうせ親が全部なんとかしてくれるだろうとわかっているからだ。
それでもなおお金は余るだろう。薄給ながら意識低く適当が許される会社で働きながら、マイホームを手に入れ、嫁と面白おかしく遊びながら余暇を満喫する。
最後には何も残らない。
親が40年以上かけて築いてきたあらゆるモノを子供が綺麗に費消して最期は全部無に帰する。
やや裕福な家に生まれた男で俺らみたいな奴は多いぞ。
ずーっと学生気分なのよ。
でも努力や能力以上に良い思いさせて貰えてるから克己心も芽生えない。
ガチの田舎なんかによくいるらしいけど、高校卒業して即地元の零細企業勤めて結婚して子供3人生んで何台も車持っててチューニングに金かけまくってて家族旅行もしまくってて〜、みたいな元ヤンに凄く感情移入する。
それと同時に俺らみたいな家に生まれてちゃんと難関大に受かって日経225企業とかに就職して高スペ女と結婚して子供作ってお受験させて〜みたいな満点ルートをまんまと歩んでる同年代は本気で尊敬する。そのモチベーションはなんだよ。
障害者だけど。受かった。
今までまともに働いたことがない。
でもうかった。
うれしい。
今まで親のすねばかりかじって生きてきた。
うれしい。
親は泣いて喜んでた。人間って本当にうれしいとき泣くんだなと思った。
給料は安いみたい。
でもうかった。今までバイトでだけでフルタイムまともに働いたことがない。怖いと言えば怖いけれど、かじりついても働きたい。
こんな逆転が自分に起きるとは思わんかった。
実感がない。まだ足がふわふわしてる。
自立して自活できたりするんだろうか。結婚も、自動車も、あわよくばマイホームも手に入るのだろうか。
コンビニで食べたいと思いつつ我慢していた300円のスィーツとか値札見ずに買うとかできるのだろうか?
うれしい。
ただうれしい。
医者も「なにかあったら相談に来てください。すぐにやめたいと自棄を起こさないでください。職場とは相談できるようケースワーカーに話してくださいね」と言ってる。
人生が変わるのだろうか。
変わってほしい。
障害者が今まで雇わなかった国に対する批判はあるんだろうが、でも、こんなチャンスがあって、人生が変わる機会が目の前に現れてくれたことに感謝してる。
本当にありがとう。
マイホーム購入を機に、妻(トイレ掃除担当)から「座りション」を強制されている。最初はあまり守らなかったが。この一言が効いた。「小栗旬も座りションに協力してるんだから、アンタもやって当然だよね」。以降、2年ほど続けて感じたこと。
排尿時に屁が出ることありますよね。立ってすると屁だけで済むんです。でも座ってると肛門が若干開き気味になるので、身まででちゃうんです。少しだけ。意図せぬ排便はけっこう気持ち悪い。
愚息はそんな立派なもんじゃありませんよ。でも、あるじゃないですか。半勃起とか少し膨らんでる状態で排尿しなきゃいけないとき。立ってするなら竿をコントロールできるんだけど、座ってるとこれが難しい。結果、便座と便器の隙間にちょうどピューッとオシッコが飛んで、便器を伝って床がションベンまみれになる。すでに6回くらいなってる。家族に言うのは恥ずかしいから、自分で拭かなくちゃいけないし面倒。
3.便座の裏がめちゃ汚れる
朝とか酒飲んだあと、勢いよくジョボジョボって出るじゃないですか、するとそれが跳ねて便座の裏がすぐ汚れる。めちゃ黄色いシミができるようになった。これも自分で掃除しなきゃ。
女性にもてたいのよ。
既婚者はモテたい願望ないというのはうそで、モテモテになりたい。
だから、キモオタをdisって「ナイト様」としてモテたいのよ。
中年男性にはこの傾向がかなり強い。昔はめっちゃオタクだったくせに(今も愛好しているくせに)、突如、中年になって何かに目覚めてフェミに走るやつを何人も知ってる。
あれはモテたいから。オタクをdisってモテると思ってる(いまの中年世代はオタクをdisってモテようとした奴らが大勢いたのだよ)。
オタクdisと双璧をなすモテアピールは、マイホームパパ。子供を使ってモテようとする。
「うちの子供もオタクをキモがってるぞ」と言い出したら、ああモテたいんだなあと思う。
だから結局、結論は、「私が女性からキモいものを遠ざけよう。女性の考えよりも私のフェミ思想が正しい」
という男のダメな部分に落ち着くんだよね。
最初に言っておくけど俺はこの増田は立派だと思ってるし、良い意味で意識高いなーと尊敬できると思う
でもさ
都会の国立大というのは私にとって本当に恵まれた環境だった。学問の話が通じるだけではない。努力して何かを成し遂げることを「善」とする価値観に満ち溢れていた。
これは看過できないだろ
はてなー的には何か?地方の低学歴にとっては努力は「悪」として扱われてると思ってるわけ?
「努力」の大切さ、素晴らしさは都会の高学歴にしか理解できないものなわけ?
なわけないだろ
確かに都心の高学歴と比べれば机に向かってお勉強することを馬鹿にする風潮はあるかもしれないけど、「悪」とまでされることは稀だし
美容師になるために髪型を試行錯誤している高校生の「努力」を「悪」だと思ってるのか?
中卒で地元の土建屋に就職して、十代でデキ婚して、家族のため夢のマイホーム目指して、少ない給料で汗水垂らして働いているお前らの言うところの「マイルドヤンキー」は「努力」してないし、努力を「悪」だと思ってるのか?
違うだろ
格差を作ってるのはお前らじゃないのか?
(文脈的に「勉強に対する努力」のことを言っているのに)「勉強」と書かずに「努力」と書いていたり
「地方民はお勉強を頑張って都会の大学に出ることこそが正しい生き方でありそれ以外は可愛そうな負け組」みたいな差別的な思想が透けて見えてほんと胸糞悪いわ
好きなことも楽しいこともそれなりにあるんだけど、それら全部を合わせても人生のめんどくささに到底かなわない。キャリア、健康、介護、年金、税、免許更新、マイホーム、適度な運動、政治的正しさ、人間関係……
ずっと部屋でぐうたらして好きな時に好きなだけ買い物して旅行して…ってできるんだったら人生も悪くないと思えるんだけど、全然そうじゃないんだよな。週7日のうち5日も労働に潰されるとマジでなんのやる気もわかなくなるし、常に体がだるい。これをあと40年も50年もやるのかと思うと本当にうんざりする。
みんな人生楽しんでるのかな?だから子供なんか作ったりするんだろうか。これが平均的な人生だったらとっくに人間滅んでそうだから、まあ俺が特にダメなんだろうなあ。
マイホームは持ってないけど部屋は借りてるやで
完全に自分の愚痴の書き留めだから、読みにくいし無駄に長い文章だと思う。
私は二次創作が好きだ。
もちろん二次創作という界隈は原作者、公式の温情によって成り立っている危ういジャンルだとは分かっている。だが、公式とはまた違う世界線をたくさん見ることができるのが好きなのだ。
私は地雷が極端に少ないオタクなので、どんなものでも楽しんで見ることができる。何なら公式で絡みのない顔カプも、死ネタも、バドエンも、なんだっていける。
私は推しが好きであればあるほど、二次創作が受け付けなくなってしまうのだ。一枚絵やあまりストーリー性のない軽い漫画くらいならいけるしどんどん見るのだが、深く作り込まれた漫画や小説は途端に駄目だ。地雷が多すぎてむしろ地雷しかない。
何というか、推し以外なら改変をいくらでも許容できるが、推しに関しては一ミリたりとも許せない。極度の原作厨、公式厨になってしまう。たとえそれが、二次創作されることを前提として作られているような、ストーリー性のあまりないコンテンツであっても。
最終的に推しの関わるカプは全て地雷になってしまうし、公式以外の供給しか受け付けなくなってしまう。
だけど二次創作が好きだし、何なら推しのエロはとても見たい。だから割り切って二次創作を楽しんでしまえばいいのだが、どうしても途中でアレルギー反応が起きてしまう。
どうすればいいのだろう、と悩みに悩んで、ならば書いてしまおうと思った。結果から言えば失敗した。
公式とズレないように細心の注意を払いながら(二次創作の時点で公式とズレないはずがないのだが)慎重に書き、ようやく完成させた二次創作はまあ、それなりに読めたし萌えることもできた。その点では成功かもしれない。
ただ、そりゃあもう吐きそうなほどに神経を使うしものすごく疲れるし、ぶっちゃけ楽しくない。だって、私の好きな彼はこんなのじゃない!と延々と否定し調整し続けながら書かなくてはならないのだ。何の苦行だ。辛すぎる。
それに比べて一次創作の何と楽なことか。なんせ自分が公式だ。原作だ。その世界の創造神だ。解釈違いもクソもない。
書きたいキャラを書きたいだけ、書きたいシチュを書きたいだけ書けるのだ。公式をしつこいくらいに確認して、認識を擦り合わせる作業が一切必要ない。まさに天国である。
そんな訳で結局私は、新しい推しができるたびに今度こそは!と二次創作に手をつけ、やっぱり無理だったしんどすぎる、と一次創作に逃げ込んで、とその繰り返しだ。辛い。
一応付け加えるが、逃げ込んで、と言うと一次より二次の方が上、という趣旨に見えるかもしれないが断じてそんなことはない。どちらもそれぞれの良さがある。ただ、私にとって二次創作は茨の道で、一次創作は慣れ親しんだマイホームなのだ。
だけど私だってTwitterなんかで色々な人と語り合いたい。色んな二次創作を見てこれ好き〜〜なんて萌えたい。コミケなんかに出て、色々な人と交流したい。
オフでもオンでも、同じキャラが好きな人たちと語り合うことができ、好きなだけ推しについて妄想することができ、自分の好きな妄想を形にすることができる人たちが羨ましい。
たとえるなら私は、動物アレルギーの犬好きみたいなものだ。触れ合いたいのに、触れ合うことができない。ずっと遠くで、指をくわえてただ見ていることしかできない。
・二次創作が好きなのに解釈違いが辛すぎて見ることも作ることもできない
・でも本音としては二次創作だってしたいし見たい、SNSで色々な人と語り合いたい
の三つだ。
いつになったら、何の懸念もなく二次創作を純粋に楽しめる日が来るのだろう。どうやったら二次創作を楽しむことができるのだろう。
アイス売りに暗雲たちこめ、ジメジメとした嫌な暑さがまとまわりついてきた。
そんな俺たちの状況なんて弟は露知らず。
というより興味もないだろう。
今のあいつにとっての急務は、もっと捉えどころのない“何か”だ。
少なくとも、タケモトさんの家で麦茶を飲むことが、そこに含まれているとは思えない。
「この部屋、寒くない? タケモトさん」
「カロリーを消費していないからだろ。エネルギー使いながらだと、これくらいが丁度いいんだよ」
タケモトさんは大人であり社会人でもあるが、そんな彼も長期休暇をとっていた。
「むしろ門前払いしなかっただけありがたかったと思え。こっちはやることがあるってのに」
弟のことはそっちのけで、タケモトさんはデスクワークに勤しんでいた。
この様子だと暇つぶしには付き合ってくれそうもない。
アテが外れた弟は、冷房のききすぎた部屋で冷やかすのが精一杯だった。
「この社会は誰かが休んでいるときも、誰かは働いてなきゃダメなんだよ」
つまり働く人がいない場合、そのシワ寄せは休んでいる人にくるってことだ。
「タケモトさんの働いている所、人手不足ってやつ?」
「そういうわけじゃねえが……いや、無能や怠け者を数に含めないなら、人手不足と表現してもいいか」
少し間をためて、噛みしめるようにタケモトさんは答える。
その無能や怠け者のことを思い出していたのだろう。
「休みなのに休めないなんて大変だね」
「別に休もうと思えば休める。オレがやらないなら、他の奴がやるだけだ」
「えー、じゃあ、やらなくていいじゃん」
「ガキのお前には分からねえかもしれんが、“休む”ってのと“何もしない”ってのは違うんだよ」
「“休む”と、“何もしない”……」
実のところ、俺がさっき言っていたことと大して変わらないのだが。
まあ身近な人間より、そこら辺の誰かが言っていることの方が響く年頃なのだろう。
「それは大人だったら分かること?」
それは遠回しに、「お前は無能・怠け者の予備軍だ」と言われているように弟は感じた。
「ガキは無敵だ。時間をドブに捨てても肥やしになってくれる。だが“大人の時間の無駄”は“正真正銘の無駄”だ。何の意味もない」
そして、続く言葉に弟は体を震わせる。
単に冷房のせいで体温が低下しただけなのだが、弟はタケモトさんの言ったことに身震いしたと錯覚した。
そもそもタケモトさんの家を訪ねたのはそれを聞くためだったはずだが、弟は今になって思い出したらしい、
「“やりたいこと”をやればいいんじゃないか? ないのなら見つける」
「“やりたいこと”って?」
「そういうのは自分で探すもんだろうが」
タケモトさんは露骨に舌打ちをした。
無理もないだろう。
片手間にするような話じゃないし、それにつけても弟の対応は手に余る。
「じゃあ……“やるべきこと”をやっとけ。そうしていれば、やりたいこともいずれ見えてくる」
それでも仕方なく、投げやり気味にタケモトさんは答えた。
「“やるべきこと”……」
「それぐらいは、さすがに分かるだろ」
「……宿題だ!」
「そうだ、宿題をやれ」
こんだけ理屈をこねておいて、結局は大人が子供によく言う、自明の理である。
「宿題という気がかりを失くしておけば、じっくり考える時間もできる!」
「そうだ、後顧の憂いを絶つんだ」
だが弟にとっては青天の霹靂といってもよかった。
捉え方が適切かどうかなんて、さして重要ではない。
歴史の偉人たちの言葉を借りるように、同じくタケモトさんの言葉を都合よく解釈したまでだ。
「善は急げ。宿題は己の宿る場所にある。マイホーム、ゴーホーム。さっさと家に帰れ」
「うん、ありがとう! タケモトさん!」
粗雑に囃し立てられながらも、弟は勢い良くタケモトさん宅を去った。
「……ま、やりたいことが見つかった時には、既にやれなくなってる……なんてこともあるがな」
弟が出て行ったのを見送ると、タケモトさんは意地悪そうに呟いた。
内心、だいぶ苛立っていたらしい。
俺氏、30代後半大手メーカー勤務のサラリーマン。年収約700万。そろそろマイホームでも持つか思って動いてみた。
駅からの距離は微妙だけど、スーパーとか周りの環境が最高で内装保存状態超良好な一目惚れ3LDK中古マンション2000万。フルローンで購入決定。
「お客さんの会社と年収ならその倍は借りれますよー」不動産からも言われてたし、ローンの審査も余裕で通過…
…と思いきや、ここに罠が潜んでた。
ローンを組むのに必要な団体信用保険、略して団信、その審査書類。そこにはこう書かれてた。
「過去3年以内に精神病で2週間以上の通院歴があるお友達ーーーー!正直に吐いてね!!(^-^)」
2年前に俺、仕事のストレスで体調崩して心療内科通ったことあったのね。
ちょうど2週間の間に3日だけ。診断名は適応障害。投薬はナシ。
先生に人生相談みたいなのしてたらスッキリして元気になって、その後行かなくなった軽い通院。
この程度でなんか言われるわけないでしょー。困ったとき後からココでアヤつけられて、必要な保証受けられなかったら困るしね!と思い、正直に書く。
するとーーーーー!!
俺の条件で落ちるとか心療内科の一件以外絶対あり得ないし、なんだよそれ…
「風邪ひいたら内科いくでしょ?心療内科もそれと同じだよ!(^-^)」
ってお前らがみんな言ってるから気軽に行ったらなんなんこの仕打ち?全然風邪ちゃうやん?
おかげ様でメッチャ気に入ってた不動産の話、全部白紙でパーですよ。
最終通院日から3年経てば告知義務なくなるからとりあえずそれまで待つことにしたけど、同じ物件もう残ってるわけないしな。
印紙代とかなんだかんだで取られた諸費用も返ってこないしな!物件探しに費やした時間もな!とっくに引っ越してるハズだった今のアパートにこれから1年支払う無駄家賃もな!
将来不動産購入を考えてるそこのお前。心療内科行こうとしてるならそれ本当に必要か、1回よく考えたほうがいい。
俺程度の通院歴でさえアウトなんだから、正直に書いたら100%アウトになると見て間違いない。
ぶっちゃけ不動産も医者も「書かなきゃバレないし書かないほうがいいですよ」言ってたんだけど、それやって万が一のときリスクを被るのは自分だからな。
ちなみにワイド団信っていうのもあって、それ使えばこの程度の通院歴なら大丈夫らしいんだけど、そっちの方はよく分からない。
不動産も俺も、まさか落ちるとは思ってなかったから審査出したの資金準備期限ギリギリだったし、改めて書類審査出す時間もなくそれで時間切れ終了になったから。
とにかく心療内科、「ちょっと落ち込んだら風邪みたいに気軽に受診すればいい」的な巷の妄言真に受けて、ホントに気軽に受診するとこういう目に遭うからな!
住宅は高すぎると思う。
25年くらいで寿命が来るのに35年ローンだと負債だけが残る。
人の流動性についても対応できていない。マイホーム買った後で転職となったら負債の負担が大きい。
大工が減る→新築が減る→家の価格が上昇する→新築が減る→大工が減る
となってしまう。
スマートフォームを売りにしているところがあるが、デジタル側のライフサイクルについていけない。
排水管の掃除が不要になるとか、キッチン回りのゴキブリが出なくなるとか、そういうのがない。
標準化も追いついてないと思う。
日本メーカーが家電作っていた時は日本独自規格でよかっただろうが、
もう海外規格に合わせていかないと、わざわざ作ってくれないので、外国から来た人からすると日本にきて利便性が減ることになる。
8歳ごろに昭和が終わる
小学生時代は、土曜は半日授業。今の若者には個性がないと言われ続けて育つ
親も週休1日で休日はほぼ遊んでくれることはなかった
忘れ物をすると教師に殴られるし廊下に立たされる毎日だったがそれが普通だと思ってた
教師の生徒へのセクハラも日常茶飯事だが問題になることはほぼなかった
大学受験失敗→浪人→ようやく大学入学するも、就職氷河期でなかなか就職が難しい
もちろんバブルの恩恵は一切ないが、恩恵を受けてきた世代の自慢話を聞かされる
転職を繰り返すことになった
中小企業に入るも、景気も悪く上の世代が詰まっているので出世できないことを目の当たりにする
それでも働き方改革もないし、会社の景気も悪いし20代はなんとか徹夜しながら精神論で乗り切る
つき合う子は、少し上の世代に奢られ慣れているし
専業主婦願望を唱えられても実現させてあげることは不可能だった
ようやく結婚できたのが35歳
マイホームを買うのはもう諦めた
それでも、就職氷河期世代は頑張りが足りない世代みたいに社会に扱われる
何の恩恵も受けていないし、生き残るために必死だっただけなのに
今の新卒世代には、精神論で生きてきたおじさん世代として扱われる
若い世代を定時で帰すようにするために中間管理職として残業を受け入れるため仕事は楽にならない
精神論世代の人が残業していても、昔からそうでしょとあまり罪悪感は持たれない
それでも39歳で早くも、古くて、邪魔な世代として扱われ始めている
僕らが社会人になった時に40歳くらいの人たちを見て感じたあの感情は
そんな8歳の頃から今まで変わっていないことがある
B’z’がずっと変わらずに売れていること
ふるさと納税は好きくないわ。ワイの地元とかなんの取り柄もない田舎にとってはマイナスにしかならないし。設備投資減税は個人レベルで行くと、マイホーム買ったら減税とか車買ったら減税とかになるやろか。
んでも、それで上手くいくならなんで自民はそうしないんや。お偉いと繋がってるから金持ちから搾取できないみたいな聞くけどそんな理由ってあるんか。曲がりなりにも国を良くしようとしてると信じてたのに。
何だかんだ現状把握してる筈の自民が増税するしかないって思ったんなら増税してええんちゃうって思うんやけど。
増税ストップならいっそ社会保障切りまくって適度にお荷物殺してから立て直すぐらいして欲しいわ。でもそれは共産党のファン層から外れるもんなあ。
結局どの層に媚びるかって話になるんかな
財政赤字が拡大してくると、政府は貨幣を発行して支出に充てる。貨幣を大量に発行すると市場には金があふれ、金の価値が低下してインフレが起きる。これがこれまで主流の経済の考え方だ。実際にジンバブエやベネズエラではやりすぎてハイパーインフレーションを起こして経済が大混乱に陥っている。MMTでは「財政赤字」と「民間の富」は借方と貸方のような関係なので、民間が豊かになるにはそれと同じ額の財政赤字を抱えているのが普通である、だから財政赤字を嫌がって財政支出を制限する必要はないと考える。MMT擁護派の一部の人達は「財政支出をどれだけしてもいい」と言っているがこれは誤解である。。MMTの特徴を理解してもらうためにあえて強調しているのかもしれないが、そんなことをすれば反発を生むだけだ。MMTでは「市場に存在する資源や労働力などの価値」と同じだけの財政赤字を政府が抱え、それと同じ額が民間の資産額となる。資源以上の貨幣を発行するとインフレが起きるので、インフレターゲットまで物価が上がってきたら追加発行を止めなければならない(貨幣を発行しすぎるとインフレになるという考え方は主流派経済学と同じ)。デフレの起きている現在の状況では財政赤字が膨らむことを恐れて緊縮財政にする必要はない、だからインフレが起きるまでは財政支出しろ、というのが正しい理解である。そしてこの考え方は正しい。ただし、50年前までなら。
昭和の時代、国民の大多数がマイホーム・マイカーローンで家計のやりくりにあえぎ、余裕がでればテレビ・洗濯機・冷蔵庫を買っていた。1960年(昭和35)に公務員の大卒初任給が12,000円の時、電気冷蔵庫は60,000円した。5倍である。現代の初任給20万円とすると冷蔵庫が100万円する計算だ。当時は氷を使った冷蔵庫が一般的だったし、洗濯はタライで、掃除はホウキとチリトリでおこなっており、家事を劇的に改善してくれる家電製品はみんな欲しがったのである。ご存知の通り、この時代は10年で物価2倍のインフレだ。公共事業で民間に金を落とし、経済が活発化し市中に出回る金が増えればインフレになったのである。公共投資も、例えば道路の舗装化や高速道路であれば流通の効率をあげ、上下水道や団地を整備すれば人が集まって地域が活性化したのだ。
現代はどうか。日銀はずいぶんと財政緩和しているがデフレが長いこと続いている。今は公共投資をするといっても、一通り需要の有りそうなところの道路は舗装されていて、道路を舗装しても流通効率はあがらない。既にある道路の水道管補修などでは利便性に変化がないので、経済の活性化には貢献しない。上下水道や電気もあって当たり前の時代だ。公共投資で市中に金を落とすことで若干購買意欲を高めることはできるがそれだけでは弱い。文化的にも成熟してきてマイホーム・マイカーを信奉するような時代ではなくなった今、多少金銭的な余裕ができても大きな買い物などはあまりしない。製造や流通も効率化され、安く生活しようと思えば100円ショップやスーパーの衣料品などでずいぶんと安く生活できるようになった。年金の先行きは不透明だし貯金がないと老後が不安である。このような状況では貨幣の供給が増えても、その分貯蓄に回るだけで経済は好転しない。
また、貧富の差は大きくなっている。戦後はGHQによる財閥解体などがあったが、基本的には金持ちはさらにお金を儲けるために金を使うので、富めるものはますます富むのである。貧するものは生きていくために悪条件でも仕事をせざるをえず、なかなか裕福になるチャンスは得られない。これは資本主義経済が抱える根本的な問題で、過去には革命や敗戦などで富の再分配がされることはあったが、平和な現代ではその圧力も少ない。いや戦争で殺し合いが起こるよりは遥かにマシではあるが。
19世紀からこの問題の解決策を提案していたのはドイツ人マルクスであるが、マルクスのとなえた共産主義は失敗に終わった。ソ連は崩壊したし、中国も私有財産を認めて経済に関しては自由に商売をさせ、社会主義の名の下に共産党一党独裁体制を敷いて反抗する企業は締め上げるという独裁ぶりである。大きな組織に強い権力を持たせると、腐敗して独裁化して富と権力を独占化してしまう。理想をもって最初に体制を作った時は良いかもしれないが、指導者が数回交代した後には無様なものでる。
人間が欲をもった生物である以上、これは避けられないのではないだろうか。
貧富の差が根本問題である以上、是正するには富の再分配しかない。しかし例えば巨大企業を国有化してベーシックインカムで再分配しようなんてことになると、これは失敗した共産主義の後追い自殺になるのではないだろうか。国有企業は競争原理がうまく働かず効率化されずに無駄が多くなったり、働いてる従業員がなぜか自分個人が偉いと勘違いして業務が怠慢になったりする。ベーシックインカムを行うための企業だけが富を独占化し、そこの社員でないものの人権が蹂躙されるという社会主義国家になるのではないか。
財政的にはベーシックインカムも可能かもしれないが、導入後50年100年経った後の日本は競争力をもった国でいられるだろうか。リン鉱石でベーシックインカムをしていたナウル共和国では、国内の農業・漁業が衰退した後にリン鉱石が枯れて経済的に立ち行かなくなり外国からの援助に依存している。
筆者個人としてはもういい年齢なのでベーシックインカムもらって引退したいところではあるが、未来の日本が衰退して行くのは忍びない。ホリエモンはベーシックインカムを導入しても、もらえる金額が今の年金より少ないのでみんな頑張って働いてもっと稼ぐよ、という意見のようである。果たしてそうだろうか。彼自身はは思春期に高度経済成長期を経験しているし、才能もハングリー精神もあるから成功しているんだろうが、現代の若者のどれくらいの割合の人が同じように考えるのか。働かずに生きていけたら贅沢しなくていいやっていう人は昔より増えている。ベーシックインカム二世や三世の世代にはさらに労働意欲がなくなっており、ナウルのようになってしまうのではないか。
厚生年金の標準報酬月額みたいななんの生産性もないクソみたいな事務は一切なくしてベーシックインカムに一本化して、公務員や生産性のない事務員の人数を減らしてもっと生産的なことに時間を割いてもらうっていうのは良いことだ。生産的なことが苦手で定形作業しかできないような人もいるが、定形作業自体はなくならないだろう。AIやRPAで減ってはいくだろうが。
不況を改善するために「財政赤字を気にせず財政出動する」というのは資本主義が成熟した現代では解決策にならない。財政赤字はある程度あって問題ないが、破綻したときに爆発する爆弾を抱えているようなものであり小さいに越したことはない。破綻時には財政赤字相当額の民間資産が消えるのである。問題は貧富の差にあり、平和的公平的な解決策は今のところない。俺はベーシックインカムが欲しいが、国の制度として導入するのは日本の未来の為にならないと思う。