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はてなキーワード: プランテーションとは

2007-11-20

誰かが社会を通して俺らにバナナ!と言っている

王の中の王、バナナの中のバナナ

聖地フィリピンプランテーションで栽培されたバナナには魂が宿る。

彼らが俺らにささやいてくるのさ。

「力が欲しいか?ならばくれてやる。私を食べなさい!」

黄色い皮の向こうに、大地が人類に与えたもうた力が眠っている

いつしか自分が戻る永遠の大地。

大地は私に生きていくための糧を与えた。

目の前にバナナある限り、私は生きていられる。

そこに誰の許しも乞う必要はない。

目の前のバナナが私に生きる力を与えてくれる。

「生きろ」と叫ぶ必要はない。

死にたい」と叫ぶ必要もない。

あるがままの自分を受け入れればいい。

自らの命を悩んでいい。

バナナは全てを受け入れた上で君に力を与える。

2007-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20071118202523

フィリピン民謡『おれがバナナバナナがおれで』より

バナナ

好きだァー! バナナ! 愛しているんだ! バナナァー!

食べる前から好きだったんだ!

好きなんてもんじゃない

バナナの事はもっと知りたいんだ!

バナナの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!

バナナを抱き締めたいんだァ!

潰しちゃうくらい抱き締めたーい!

心の声は心の叫びでかき消してやる! バナナッ! 好きだ!

バナナーッ! 愛しているんだよ!

ぼくのこの心のうちの叫びを聞いてくれー! バナナさーん!

八百屋で見かけてから、バナナを知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!

愛してるってこと! 好きだってこと! ぼくに振り向いて!

バナナが僕に振り向いてくれれば、ぼくはこんなに苦しまなくってすむんです。

優しい君なら、ぼくの心のうちを知ってくれて、ぼくに応えてくれるでしょう

ぼくは君をぼくのものにしたいんだ! その美しい皮と美しい中身を!

誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!

害虫がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!

でもバナナさんがぼくの愛に応えてくれれば戦いません

ぼくはバナナを抱きしめるだけです! 君の果肉の奥底にまでキスをします!

力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!

キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから

喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!

バナナ! 君がプランテーションの中に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!

2007-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20070601161520

便乗するよ。

1999年に、コーヒー価格が大暴落して、現地の生産者は今かなり生活が苦しいらしい。

バールコーヒーイタリア人』(isbn:9784334033965)第8章「コーヒー経済学」より引用すると、

これは過去30年で最低の相場価格で、生産者たちにとっては、これでは、とてもではないが食べていけないというぎりぎりの価格だった。

世界中に警告が発せられ、フェアトレードなど草の根運動も活発になったが、現在まで、この状態はほとんど回復していないという。(上掲 p176より)

コーヒー豆の生産量の約7割は、巨大なプランテーションではなく、10ヘクタール以下の小さな農家の手になるもので、ほとんどが1-5ヘクタール家族経営だという。

世界中に2500万人ともいわれる、そのような小さなコーヒー生産者たちの悪夢は、1999年相場価格の大暴落によって、いっそう深刻なものとなった。

ニカラグアでは、農夫たちがプランテーションを追われ、グアテマラでは、男たちがメキシコなどに出稼ぎに出たため、家庭崩壊を招き、子どもたちが学校に通えなくなった。

また、コロンビアペルーなどアンデス山脈の地域では、コーヒー栽培からまったく収益が見込めないことから、密かにコカ(南米原産のコカの木。高山病効用があり、地元では茶として親しまれているが、葉からコカインがとれるため輸出は合法化されていない)の栽培に切り替える農家が増えているという。

さらにコーヒー原産国といわれるエチオピアでは、コーヒー危機によって、世界最貧国としての地位が確固たるものになり、医療費不足から、エイズマラリアが蔓延した。(上掲 p177より)

なぜコーヒー豆の大暴落が起きたかについては、説明が難しいの引用元の本を読んで欲しい。問題は、この状況が今もって回復しきっていないということ。

こういう問題をコーヒー愛好家は見過ごしてはならないと思う。俺は経済学に詳しくないからどうすれば生産者たちの生活を助けられるか分からない(教えて、増田民!)けれど、自分が今飲んでいるコーヒーは彼らの苦しい生活に支えられているんだということはいつも忘れないようにしている。そして、いつか彼らの生活を助けるような活動に参加したいと考えている。

それが本当にコーヒーを愛するということだと思う。

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