はてなキーワード: フリギアとは
いろいろあるが・・・前衛的なものを出してもしょうがないだろうから、それを省いていくつか。
作曲年:1947
ttps://www.youtube.com/watch?v=4l0Rxc3MFHA
日本では全くといっていいいほど知られていない作曲家。海外でも再演には恵まれていない。この曲は多くの有名作曲家を輩出したナディア・ブーランジェに献呈された曲。
作曲:Lili Boulanger
作曲年:1912
ttps://www.youtube.com/watch?v=fT8fJMyOJRw
上の曲で献呈されたナディア・ブーランジェの妹による作品。24歳にして夭逝。
題名:Sonatine
作曲年:1915
ttps://www.youtube.com/watch?v=raIdacyJtf4
バルトークは民族音楽研究者であったり、かつて存在した国際連盟の精神的協力委員の側面を持つ学者肌な作曲家。クラシック音楽を聴かない人でも、日本では劇的!ビフォーアフターの使用曲で有名だろう。
題名:Phrygian gates
作曲年:1978
ttps://www.youtube.com/watch?v=-7r8XV1bylY
久石譲が好きだと言うので、おそらくは抑えていると思いますが。題名通り、フリギア旋法に基づいている作品。ミニマリズムの反復的な影響を残しつつも形式を重んじ音楽の変化が明確に感じられる作品。
作曲:Erkki-Sven Tüür
作曲年:1985
ttps://www.youtube.com/watch?v=TpUGPptpq1o
北欧の作曲家は比較的調性を感じさせる穏健な作風であるため、氏の作品は日本でも演奏に取り上げられることが現代音楽にしては多く、受容が進んでいる。ウケが良いのは間違いなく3楽章。
題名:Piano Etude I "Frozen Heat"
作曲年:1998
ttps://www.youtube.com/watch?v=-xwjS8mi8Qo
私が書くより本人の弁を直接読んだほうがいいだろう。
ttps://www.daifujikura.com/un/lw_frozenheat.html
発売年:2017
ttps://www.youtube.com/watch?v=xGi23M_5lXg
ゼルダの伝説は時のオカリナ以降作品ごとにフィーチャーされる楽器が代わるが、今作はピアノがメイン。ゲームの多くでピアノの音が聞かれる
この音楽はインタラクティブミュージックであり、いくつかの音型、強弱などの要素を組み合わせて演奏される。ソース元の動画はあくまで一部分であり、ゲームに耳を傾ければもっと多くの音楽が聞こえてくる。楽譜に起こすならば20世紀の前衛音楽を参照する必要があり、正直に言うとこれを現代音楽のカテゴリに入れてしまいたい気持ちを抑えてゲーム音楽の枠に押し込んでいる。
発売年:2017
ttps://www.youtube.com/watch?v=bRB1WlOE6Eg
こちらはインタラクティブミュージックではない。私も書き起こして弾いてみたがこれは未経験者でも少しの練習で弾ける程度に易しい。ピアノをフィーチャーした作品とは言え、純然たるピアノ曲は数えるほどしかない。これはその中の一曲。
題名:"β"4
作曲:浜渦 正志
発売年:1999
ttps://www.youtube.com/watch?v=96FG6hvr-DE
この曲はサガ・フロンティア2で使用された曲を作曲者本人がまとめあげた作品集の一曲。清新な和声感と統一されたモティーフから、ゲーム音楽の枠に留めておくには惜しい格調高い作品として仕上がっている。これに限らず、全曲オススメ。