差別という考え方は人権思想に立脚していて、人権思想は人類文明の維持と発展のためにあるので、自己決定とか機会の平等とか幸福とかGDPとかが把握できるほど損なわれていれば差別と認定していいんじゃないだろうか。
日本は中世国家なので問題を提起すると「世論から見てそれはお前のお気持ちの問題では…わが国家体制の維持に貢献しないのでは…」と言われがちだが、人権思想こそがフランス第一共和政に始まる近代国家を成立せしめた根幹であることは理解すべき。