はてなキーワード: ビルディングとは
洋ゲーはおおむね以下の二つに分けられる
もちろんちゃんとした邦訳のゲームもあるが、少ない けっこう少ない
「ミックスウッドの家具が欲しいならトゥー・カーペンターズに行け、とKevinが言っていたよ。」的なクオリティの訳がかなり多い わかるけど、絶対原語でやったほうが楽しいんですよ
バカにしてるとかではない ゲームの訳、絶対難しいし、絶対やりたくないもん 仕方ない
しかし、英語が読めれば、というか、英語を無理矢理でも読んでやれば、このカテゴリわけは途端に意味を失う
レビュー欄をみる
「日本語訳が出るのが待ち遠しいです」
こういう言及を全部なぎ倒して、おのれの力でそのままプレイできる modなんかも基本的に入れ放題 英語に英語の追加コンテンツを足してミスマッチは生じねえ
英語と日本語が読めて快適にプレイできないゲームはそんなに多くはない
「もともとロシア語で、英訳もあるがけっこうガバガバ翻訳」みたいなのはそこそこあるが、あまり問題にならない
なぜか?
英語がガバガバであることには、あまり気付かないからだ 非ネイティヴの強みがここにある
かなり長いメッセージが出て、ウオ、と思っているうちに消えたりするからだ
オススメなのは、アイテムがたくさん出てきて、クラフトとかビルディングとかサバイバルとか、そういう感じのことをするゲーム
木を切って木材を得る そういう動作から、Wood, timber, sapling, sap, acorn, log, branch, くらいの単語が学べる
こういうのが積み重なるので、基礎語彙がかなり増える
俺はstarboundとrimworld とstardew valleyの三本柱を合計1000時間以上やって、初めて受けたTOEICで950点をとれた
正直もともと英語ができなかったわけではないから、完全にゲームのおかげとは言い難い
でも受験から何年も経ち、英語といえばゲームくらいしかしてない状態でそれだったわけだし、概ねゲームのおかげだとは言えそう
実際、試験中たびたび「あっ、これスターバウンド でやった単語だ!」みたいなことを思った
いいんだよ洋ゲー
やりましょう
増田の蛮勇には敬意を表したいが、さすがに突っ込みどころが多すぎる。
同種の百選としては2005年の新建築・臨時増刊『日本の建築空間』(asin:B00GUJ1HIE)がある。
https://japan-architect.co.jp/shop/special-issues/book-110511/
2005年なので現存しないものや非公開の私邸が含まれるけれども、優れた選出だと思うので紹介したい。
■古代 592-1180
法隆寺西院伽藍 | 飛鳥時代 | 奈良 |
新薬師寺本堂 | 奈良時代末期 | 奈良 |
榮山寺八角堂 | 763年 | 奈良 |
平等院鳳凰堂 | 1053年 | 京都 |
浄瑠璃寺本堂 | 1107年 | 京都 |
三仏寺投入堂(三仏寺奥院) | 平安時代後期 | 鳥取 |
高蔵寺阿弥陀堂 | 1177年 | 宮城 |
■中世 1180-1543
浄土寺浄土堂 | 1194年 | 兵庫 |
東大寺南大門 | 1199年 | 奈良 |
長寿寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
西明寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
熊野神社長床 | 鎌倉時代初期 | 福島 |
法界寺阿弥陀堂 | 鎌倉時代初期 | 京都 |
厳島神社社殿 | 1241年 | 広島 |
永保寺開山堂 | 1352年 | 岐阜 |
東福寺龍吟庵方丈 | 1387年 | 京都 |
正福寺地蔵堂 | 1407年 | 東京 |
吉備津神社本殿・拝殿 | 1425年 | 岡山 |
慈照寺東求堂 | 1485年 | 京都 |
■近世 1543-1853
妙喜庵待庵 | 1581年 | 京都 |
園城寺勧学院客殿 | 1600年 | 滋賀 |
園城寺光浄院客殿 | 1601年 | 滋賀 |
妙法院庫裏 | 1604年 | 京都 |
大崎八幡宮本殿・石の間・拝殿 | 1607年 | 宮城 |
三渓園聴秋閣 | 1623年 | 神奈川 |
二条城二の丸御殿 | 1626年 | 京都 |
西本願寺飛雲閣 | 1628年 | 京都 |
西本願寺書院 | 1633年 | 京都 |
延暦寺根本中堂 | 1640年(再建) | 滋賀 |
三渓園臨春閣 | 1649年 | 神奈川 |
曼殊院書院 | 1656年 | 京都 |
桂離宮 | 1663年 | 京都 |
慈光院書院 | 1672年 | 奈良 |
江川家住宅 | 江戸時代前期 | 静岡 |
閑谷学校講堂 | 1701年 | 岡山 |
東大寺大仏殿(東大寺金堂) | 1705年(再建) | 奈良 |
大峰山寺本堂 | 1706年 | 奈良 |
大国家住宅 | 1760年 | 岡山 |
岡山後楽園流店 | 江戸時代後期 | 岡山 |
栗林公園掬月亭 | 江戸時代後期 | 香川 |
角屋 | 1787年 | 京都 |
さざえ堂(旧正宗寺円通三匝堂) | 1796年 | 福島 |
大徳寺孤篷庵忘筌 | 1799年 | 京都 |
渡邉家住宅 | 1817年 | 新潟 |
羽黒山三神合祭殿 | 1818年 | 山形 |
旧高野家住宅 | 江戸時代後期 | 山梨 |
旧金比羅大芝居(金丸座) | 1835年 | 香川 |
岩根沢三山神社本殿・庫裏 | 1841年 | 山形 |
柏倉家住宅座敷蔵 | 1866年 | 山形 | |
旧大明寺聖パウロ教会堂 | 1879年 | 愛知 | ブレル、大渡伊勢吉(棟梁) |
宝山寺獅子閣 | 1882年 | 奈良 | 吉村松太郎(棟梁) |
旧風間家住宅 | 1896年 | 山形 | |
旧武徳殿 | 1899年 | 京都 | 松室重光 |
旧花田家番屋 | 1905年 | 北海道 | |
吉島家住宅 | 1907年 | 岐阜 | 西田伊三郎ほか(棟梁) |
古谿荘 | 1909年 | 静岡 | |
高松城披雲閣 | 1917年 | 香川 | 清水組 |
住友ビルディング | 1926年 | 大阪 | 住友合資会社工作部(長谷部鋭吉・竹腰健造) |
聴竹居 | 1927年 | 京都 | 藤井厚二 |
旧大倉精神文化研究所本館 | 1932年 | 神奈川 | 長野宇平治 |
軽井沢 夏の家 | 1933年 | 長野 | アントニン・レーモンド |
※両関第二工場酒蔵 | 1933年 | 秋田 | |
旧日向別邸 | 1936年 | 静岡 | ブルーノ・タウト |
近江神宮 | 1940年 | 滋賀 | 角南隆、谷重雄 |
旧前川國男邸 | 1941年 | 東京 | 前川國男 |
旧吉田五十八邸 | 1944年 | 神奈川 | 吉田五十八 |
神奈川県立近代美術館 | 1951年 | 神奈川 | 坂倉準三 |
斎藤助教授の家 | 1952年 | 東京 | 清家清 |
コアのあるH氏のすまい | 1953年 | 東京 | 増沢洵 |
南台の家(吉村順三邸) | 1957年 | 東京 | 吉村順三 |
八幡浜市立日土小学校 | 1956年 | 愛媛 | 松村正恒 |
香川県庁舎 | 1958年 | 香川 | 丹下健三 |
スカイハウス(菊竹清訓邸) | 1958年 | 東京 | 菊竹清訓 |
※ホテルオークラのメインロビー | 1962年 | 東京 | 谷口吉郎 |
日本生命日比谷ビル(日生劇場) | 1963年 | 東京 | 村野藤吾 |
国立屋内総合競技場 | 1964年 | 東京 | 丹下健三 |
大学セミナー・ハウス | 1965年 | 東京 | 吉阪隆正 |
旧千代田生命本社ビル | 1966年 | 東京 | 村野藤吾 |
白の家 | 1966年 | 東京 | 篠原一男 |
塔の家(東孝光邸) | 1966年 | 東京 | 東孝光 |
※虚白庵(白井晟一邸) | 1970年 | 東京 | 白井晟一 |
KIH7004 | 1970年 | 東京 | 鈴木恂 |
中銀カプセルタワービル | 1972年 | 東京 | 黒川紀章 |
※大分県医師会新館 | 1972年 | 大分 | 磯崎新 |
※プロジェクトマグネット | 1973年 | 店舗模型 | 倉俣史朗 |
阿部勤邸 | 1974年 | 埼玉 | 阿部勤 |
北九州市立中央図書館 | 1974年 | 福岡 | 磯崎新 |
幻庵 | 1975年 | 愛知 | 石山修武 |
上原通りの住宅 | 1976年 | 東京 | 篠原一男 |
※中野本町の家 | 1976年 | 東京 | 伊東豊雄 |
小篠邸 | 1981年 | 兵庫 | 安藤忠雄 |
弘前市斎場 | 1984年 | 青森 | 前川國男 |
SPIRAL | 1985年 | 東京 | 槇文彦 |
※バーオブローモフ | 1989年 | 福岡 | 倉俣史朗 |
海の博物館 | 1992年 | 三重 | 内藤廣 |
豊田市美術館 | 1995年 | 愛知 | 谷口吉生 |
ウィークエンドハウス | 1998年 | 群馬 | 西沢立衛 |
せんだいメディアテーク | 2000年 | 宮城 | 伊東豊雄 |
横浜港大さん橋国際旅客ターミナル | 2002年 | 神奈川 | アレハンドロ・ザエラ・ポロ、ファーッシド・ムサヴィ |
金沢21世紀美術館 | 2004年 | 石川 | 妹島和世、西沢立衛 |
プレイしてみたけど正直言ってあんまりおもしろくはなかったです。
今はこのカードゲームの話題の八割くらいは中心になってる某店長の奇行になってますが、
それを抜きにしてカードゲームとしてどうなの?って所が大きかったかな。
ルーラーっていうものによって異種格闘技戦的なことができるのが
多分このゲームの一番のウリだと思うんだけど、
散々言われてるけど毎ターン2デッキトップ2枚をタダ出しできるデッキと
馬鹿正直にコスト払わないと出せないデッキが殴り合ったらそりゃさ。
とは言え、坊主めくり側は手札自体が無いから例えば手札回収カードとかは使えないわけで、
そういう所で今後バランスはとれていくかもしれないという希望はある。
そのせいで一見さんお断りの面倒くさい仕様になってるのはいかがなものか。
両方ともテキストの内容なんも違いがないんですよね。
何が違うのかっつったらわざわざカードに書かれたQRコード読み取って
で、実際この2種類何が違うのかっつったらデッキビルディング制限が違って、
所属軍は2種まで、同名カード4枚まで(レジェンドカードは同名1枚のみ)、
H-8ハイランダーはその名の通り、
っていうこんな程度の違いしかないんですよね。
所属軍ってのは遊戯王で言えば属性、デュエマで言えば文明みたいな
カードを組み分けするもんだと思ってくれればいいんだけど、
他のカードゲームだったらそういうのって自分で決めるじゃないですか。
ハイランダー構築も作ろうと思えば好きに作れるじゃないですか。
わざわざカードに指図されることじゃないし、こんなん異種バトルとは言わんでしょ。
精々ボクシングでマウスピースがゴム製かプラ製かくらいの違いしかないじゃないですか。
煩わしい上に自由度下げるだけにしかなってないかなと思いました。
ルーラーについての話終わり。
ルールの説明がわざとやってんのかってくらいわかりにくいのです。
なんで公式サイトにカードの並べ方、置き方すら書いてないのか。
一応無料体験デッキについてるQRコードの中の隅っこのほうには載ってたけど、
【ゲームの準備】【ターン開始時】【ルール】までしか載ってません。
それより先のデッキ構築ルールはさらに個別の詳細ページを見ないとわかりません。
せめて「ここに書かれてないルールがあるのでチェックしてね!」
変に誤解を生むこともなかったと思うんですよね。
どうやら坊主めくりルーラーがめくったカードを使うまで一時的に置いとく場所のことらしいけど、
公式ツイッターがなくて一番話をしてくれるのが某店長のアカウントってのもおかしい。
いや、普通ならそれでいいんだけども、
あの人に今質問したら晒し首にされるしご機嫌損ねたらブロックされるし、
売る気があるのか疑問に思うレベルですよ。
普通のコスト払ってプレイするほうでも基本的にめくりまくります。
デッキトップからダメージ値分めくってダメージゾーンに置くんですが、
そのめくった時にCNT(カウンター)能力を持ったカードが出れば
1枚につき1点分のダメージをキャンセルして効果撃つんですね。
で、今の所はCNT枚数割合上限が16/50のルーラーしかいないので大体1/3です。
ルーラー自身のSTRでも3ダメージ出るわけなので1体でも期待値1枚、
他のユニットと合わせて攻撃したら1度のバトルフェイズで2~3枚くらいめくれます。
このゲームでターン開始時にデッキから得られる枚数は2枚なので、
大体、自分のターンにプレイする枚数とデッキトップめくれて出てくるCNT枚数が
同じかそれ以上になるんですよね。
半数以上をめくって解決するんだから嫌が応でも運ゲー合戦なんですよ。
坊主めくりルーラー使ってなくても結局坊主めくりみたいなもんなんですよ。
戦略もクソもねぇわめくれるかめくれないかのほうが比重が大きいじゃないか。
確かに、デッキ構築を自分のやりたい内容に傾けることはできるものの、
セットしたカードをいつ使うとか誰を殴るかとかのお陰で
辛うじてTCGの体を成しているものの根本的に運運アンド運でした。
ここが本当にどうなのって思ったし面白くなった主要因です。
期待値通りにめくれてくれれば実質18はあるということですね。
びっくりするくらい抑揚がないですね。
それがターン経過で大きなコストが払えるようになっていき~って流れが、
遊戯王もエクストラデッキから出す為に素材集めてどうたらこうたらってあるけど、
序盤から終盤までやってること変わんないんですよ。
そりゃ坊主めくりルーラーは常時無限のコストがあるんだから当たり前だし、
普通に払ってプレイするルーラーもゲーム開始時からある3枚分のコストが
増減することは無いわけですからね。
ターン開始時に2枚めくって使い、殴り、相手のデッキトップをめくってCNT使われ、
今度は相手が同じことやって…。ずっとこれです。
いくつか対戦動画見てみたんですがやっぱり内容は同じなんですよ。
ひたすらお互いにめくりあって出たカード投げ合ってる感じ。
このゲームにおける強い弱いってのは
めくっていいもん引けることを強いっていうんだろうなと。
まだ発売されてないのに無料体験で何語ってんだって思う人もいるかもだけど、
無料体験ってそのゲームの楽しさを体験させるためにあるものなんで。
無料体験ではこのゲームの楽しさはわからないんだぜってそれ売る気あるの?
ルーラーどうこうに関わらず運が介入する要素が多すぎるので、
運ゲーじゃねえかつまらんって思う人はやってもつまらんと思います。
ダメージ判定でCNTがめくれないのが続いたらめちゃあっけなく負けるんで、
真面目に勝ち負け競いたいって人にも向いてないと思います。
めくった結果に一喜一憂してウッキャアアアア!神引きィィィィィ!!
少なくとも精神的に落ち着いた大人の方には合わないんじゃないでしょうか。
運に自信があって、魂のドロー!うおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
要はプロモーションビデオのノリだよ。あれが楽しいなら楽しいよきっと。
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皆さん、こんにちは、香港柳川日本語教室の校長先生です。まずは、この一か月の間、香港で起きた政治的な運動を簡単にまとめてみたいと思います。
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七月一日:55万人のデモ
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ここ数年、日本国内にて、一か月の中に三回も50万人以上の国民が参加した政治的運動はありましたでしょうか。不思議だと思いませんか。僕達が猛暑の中で、何時間もかけて練り歩きながら政府に自分達の要求を訴えてきたのには、ちゃんとした理由があるのです。まず、そんな人達の姿を茶番劇のように捉え、「騒がしいな」と軽く言葉を放り投げてきたあげたには、特に以下の文章を頂きたく思います。
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日本のどこのメディアのどの半人前がどのように誤解したかは知りません。ただ一つ、今、香港にいて、正々堂々と日本の皆さんに伝えられる真実は一つ:このままでは「香港」が亡くなってしまいます。
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「政府側が一歩譲っているのに…」
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日本人の方々のツイッターやフェースブックを見ていると、よく、このようなコメントが見かけられます。正直、見ていて悲しいです。それ以上に、ちゃんとした情報の伝授ができていないマスコミの事が憎くて憎くて仕方がありません。
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政府側は何も譲っていません。政府は逃亡犯条例改正案については、「延期」としか言っていません。確かに、今期の立法委員会では制度的に逃亡犯条例改正案の審議を通すことができなく、来年の七月で自然に「事実上の廃案」になるのですが、「廃案である」と明言されていない以上、決して油断してはいけないのです。
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今回のデモが起こったのも、この改正案が突然持ち出され、民意の反対を無視して急遽、強行採決されそうになったからです。なので、来年、また持ち出してくる可能性は大にありなのです。我々香港人は、この改正案が二度と復活できないよう、改正案の「完全撤回」を政府がはっきりと宣言すること求めています。
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しかし、政府側にはそのような態度が一切感じられません。悲しみ、憎み、失望、これらの感情に疲れ果てた三人の香港人が、この二週間の間、自分の人生に終止符を打ちました。中には二十一歳の大学生の女の子がいました。彼女は「この命と引き換えに、二百万人の願いが叶うことを祈ります」と言うメッセージをマンションの階段の壁に書き込んだ後、飛び降りました。二十一歳です。もったいないにも程があります。「どうか、この子の犠牲を無駄にしないように」、と皆が次にできる事を考えていた時です、「昨日、恋愛問題に疲れた女子が自殺しました」と言う報道が流されました。
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香港には共産党の息がかかったメディアが多数あります。一番大手のTVBがその一つです。彼達はこの三人の「犠牲者」の件について、一言も触れようとしませんでした。報道があったとしても、「恋愛問題に疲れたから」や「建物の上で足を踏み外した」と真実を捻じ曲げていた物しかありませんでした。そして、最も信じられないのが、二日後、彼女が残した遺言が壁から綺麗に消されていたのです。「掃除しただけだ」と、堂々とカメラの前で強調する人達がいました。悔しかったです、唇を噛み締める事しかできない自分が凄く嫌でした。
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そして、連続十日もの「引き籠り」を終えて、やっとマスコミの前に姿を現した香港政府のトップであるキャリーラム行政長官は記者会見にて、必死に怒りを抑えようとした記者にこう聞かれました、「三人もの命が今回の件で失われています。あなたの感想を教えてください」。記者の質問に対して、キャリーラムは口を開こうともしませんでした。ただただ、沈黙を保つだけ、ただただ、何事もなかったのように、静かにスポットライトを浴びていただけでした。僕達香港の政権のトップは、この三人の命について、何も語ろうとしなかったのです。市民の声なんて、最初から聴くつもりなどなかったのです。
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それもそうでしょう、香港が返還されて以来、デモに参加する人数はどんどん増えてきています。その中、大学生や中学生、更には未成年の子供達の姿がよく見かけられるようになってきています。この理由については、香港政府がこの数年間やってきた二つの「仕事」を皆さんの前で並べながら、説明していきたいと思います。
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香港の沙田駅と中環駅の間を結ぶ「沙中線」と言う鉄道の工程が今、現在この瞬間、行われています。予算1兆3427億円で、そのうち、2279億円が予算オーバーとなりました。長さ17キロメートル、平均1キロメートルにかかる費用が787億円です。皆さん、北海道と青森を結ぶ北海道新幹線を造るのにいくらかかったか、ご存知でしょうか。答えは「長さ149キロメートル合計5300億円」です。平均1キロメートルにかかるコストは36億円でした。
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これは香港市民の税金で造られた施設です。しかし、香港市民の間では、この工程に対して大きく反対の声が上げられていました。理由は二つ:「要らないから」と「高いから」です。鉄道の連結なんてもともとあるルートで十分ですし、新しい鉄道が生み出せる効率を見てみると、必要性なんてそこまで感じられません。何よりも「値段」です。以上の数字を見れば一目瞭然です。中学生でも目を丸くするぐらい、意味の分からない予算だったのです。
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僕達は抗議を続けました、手紙をたくさん書きました、色々な専門家が政府に提言をしていました。それでも、香港政府は市民たちの意見を無視して、強引にこの鉄道を造り上げたのです。それも、この鉄道の工程にはいくつもの問題点が取り上げられています。ネジが無いやら、鉄筋が切られているやらの原因で、工程は延々と長引くばかり。「玩具じゃないんだよこれ?なんでそんなミスが起こるの?」と香港人は凄く怒りを感じています。
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日本で同じような事が起こると、皆さんはどのような反応になりますか。「謝罪して辞任するのが当たり前」、僕達もそう思います。と言うか、それが民主主義の道を歩む国のあるべき「当たり前」の制度です。しかし、この鉄道の工程の責任者たちはつい先日、香港返還記念日に、中国共産党の参加者がたくさん集まるパーティーでシャンパンを飲み終わったばかりなのです。もちろん、まだまだ現役です。
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二つ目は中国と香港を結ぶ「港珠澳大橋」と言う海上道路です。予算オーバーが5732億円、合計1兆6257億円の工程でした。僕達にとってこれほど要らない物はありません。香港にいる人間が何故このような道路を使う必要があるのですか。この海上道路を使う人間は大体中国人観光客です。日本人の皆さん、もし安倍首相が「税金を使って中國との海上高速道路を造ろう!そしたらもっとたくさんの観光客に来てもらえる!」と参議院で叫んでいる姿を知ったら、皆さんはどんな気持ちになりますか。
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もちろん、これに対しても、香港人は立法会を囲んだり、デモを起こしたり、皆さんの一番賛成できる「平和」な手段で政府と話し合える窓口が作れればと頑張っていました。しかし、結果に変わりはありませんでした。僕達の政府は中国政府に媚びる事しか考えていなかったのです。
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他にも、たくさんあります。香港には公立病院が不足しています。インフルエンザのピークにもなると、トイレのドアの前にまでベッドが置かれていて、そこに貧弱な老人が寝転んでいるのです。看護師も医者は睡眠不足のなか、必死に病院の中を走り回り、数えきれない患者たちの世話をしているのです。また、大学の入学定員も極めて今の人口を満足できていません。そんななか、中国からの入学生は増える一方。そこそこ勉強できている香港人の若者が進学できない状況になっているのです。
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日本のメディアは今の香港の政権がどれほど市民の意見を踏みにじってきたか、報道してきたでしょうか。今回の政治的運動をきっかけに自殺した三人の若者達の事について、どこまで詳しく伝えていたのでしょうか。それに対する香港政府の態度を、また、どれほど具体的に、客観的に描写することができていたのでしょうか。
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もしくは、あなた達は香港の大手の報道をそのまま翻訳して載せ上げてきただけでしょうか。
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昨日、若者達が立法会ビルディングを包囲し、夜、中に突入しました。ガラスを割り、歴代立法会の司会の写真を踏みにじり、色スプレーで至る所に「落書き」を残して、深夜に去っていきました。と言うように日本では報道されていますが、もう少し、現地の香港人の目から見た光景を伝えられればと思います。
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ガラスは割りました。それも一枚や二枚ではありません。何枚ものガラスが割られました。確かに、あれは暴力です。認めるべき物は認めないといけません。しかし、「どんな状況においても、暴力はダメだ」と強調するあなたに質問です。これまで、この数年間、僕達が何万通の手紙を書いても、何回デモを起こしても、何時間練り歩いても、政府は僕達に目を向こうともしませんでした。このような政権に対して、一体、僕達が次に取れる手段とは、どんな物なのですか。「ガラスを割るイコール暴力」ですか、では、もう一つ質問させていただきます。民意を無視し続けてきた政権の暴力はいかなる物なのですか。若者達の命に目を置こうともしなかった官僚達の沈黙の暴力はまた、許せる物なのですか。
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「なんでそこまでして立法会の中に入りたがるのか」
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凄くな肝心な問題だと僕は思います。どうか、一度、子供達の立場になって考えてほしいです。二百万人もの香港人がデモを起こして政府に要求を訴えたのにもかかわらず、ちゃんとした解決法を考えようとしない政権に対して、あと、何ができるのか。仲間達の自殺が誤報されるなか、官僚達が沈黙を保つなか、残り、何ができるのか。ただただ、許せなかっただけなんです。自分の利益のためなんかじゃなく、誰かの苦しみに涙を流しながら、彼達はより多くのスポットライトを求めて、立法会に突入したのです。「僕達は香港の政権に見捨てられたんだ。せめて、せめて、この叫びを世界各国に聞いてもらいたい。それで何かが変わるのであれば、それで少しでも未来が明るくなるのであれば、僕達は命ですら投げ出してみせる」。これが、子供達の真の声です。
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はい、写真も踏みにじりました。あなたは自分の自由を奪い取り続けてきた人間の写真を目の前にして、拝むことができますか。取り外して踏みにじったところで暴徒扱いしないでほしいです。若者達の靴の下にある人間のほうがよっぽど「暴徒」です。「共産党さまさまに喜んでいただけるために」とずっと中国政府に媚びてきた官僚達が、どのような笑顔で、香港人達を裏切ってきたのか。そんな適当に誰かの写真を外して踏みにじるような行為、誰がやってどう得するのですか。少しは考えてほしいです、「どうして」を。
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色スプレーでの「落書き」ですか。「逃犯條例(逃亡犯条例)改正案の廃案宣言を名言しろ」、「香港行政長官の辞任を求む」、「抗議活動の暴動と言う定義を撤回しろ」、「抗議に参加して逮捕された市民を釈放せよ」、「警察の武力濫用に対しての調査と処罰を行え」などと言うメッセージがほとんどでした。スプレーで「汚れた」所は洗えばいい、なんなんだったら僕が子供達の代わりに洗ってやります。その代わりに、誰か、彼達が流してきた涙を拭いてやってください。本当に汚れているのは立法会の壁なんかじゃなく、今の香港の政権なんです。
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日本のメディアが「伝え忘れた」事をいくつか書き残したいと思います。立法会の食堂にてドリンクを取った後、子供達は自主的にお金を残していったのです。立法会の中には歴史的価値がある物がたくさん展示されています。子供達は「触るな」と書かれた紙をガラスに張り、他にも壊してしまうと取り返しがつかなくなってしまう物がまだあるか、巡視していました。図書館の正門には「図書には手をつけるな」と書かれた表示板が置いてありました。
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この若者達を「暴徒」を名付けようとしているあなたに質問です、「暴徒」とは一体、どんな人達のことなのですか。
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そして、最後の最後まで、残ろうとした若者が四名いました。あと十分でフル装備の警察達が立法会に着く時です。「一緒に出るぞ!」と何十人もの若者達が叫びながらこの四名の仲間を迎えに戻ってきたのです。現場にいた一人の記者が声を震わせながら帰ってきた一人の女の子にこう聞きました、「もうすぐで警察が来るんだよ?怖くないの?なんで戻ってきたの?」。女の子は涙をこらえながらこう答えました、「怖いよ、凄く怖いよ。でもね、このままだと、もうこの四人に会えなくなるのかもしれない、そう考えると、もっと怖いの。だから、皆で決めたの、一緒にここを出ようって」。それを聞いた記者は涙でいっぱいになり、質問を続けることができませんでした。
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「自分達の町のために」、「友達のために」、「弱い人達のために」、「苦しんでいる人達のために」、本当ならプリクラを撮って、ユーフォーキャッチャーを遊んで、カラオケではしゃいでいるはずの年齢の子供達が、このような心境を抱えて、政治的な議論の一番の前線に立ち、戦っているのです。
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どうか、より多くの人達に分かってほしい。今、香港で起きている事を、真実を、この政権の醜さを。ちゃんと捉えてほしい、既に三人もの尊い命が失われている事を、何人もの若者達が逮捕された事を、たくさんの血と涙が流れている事を。最後、できるのあれば、日本の社会の中でこの投稿を広めてほしい。一人でも多くの日本人の方に、香港の若者達の魂の叫びが届くように、ただただ、それを願うばかりです。
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#拡散希望
森友加計やイラク日報問題で勢いを増すリベラル勢であるが、現国会が始まる直前まで安倍政権はより若い世代により高い支持率を得ていたことはもはや忘れられている。安倍政権倒閣後の次の首相は外交軍事大好き石破が最右翼と考えられる。その顔の怖さ・ねっとり話法から長くは若い人の支持は続かないと想像される。では、次は誰か。一部報道機関は小泉息子という可能性を論じている。小泉息子はかつて"悲観的な考えしか持てない人口1億2千万人の国より、将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、成功事例を生み出せるのではないか"と発言し、多くのリベラル勢を恐怖のどん底に叩き落としたのも記憶に浅い。かつての首相父・純一郎が実施した非正規雇用に関する緩和策もまた同じく。リベラル勢は笑ってはいられないはずなのである。今や40%が非正規雇用とも言われる時代、多くの国民が日々怒りと憎しみを日々堪え、苦しい生活を耐え忍んでいる。そんな中、リベラル勢は沖縄旅行ばかりを楽しみ、戦争反対と嘯く。なぜか。沖縄辺野古基地移設反対運動が多くの国民の"不幸"の手助けになる行為であろうか。原発反対運動・安保法制反対運動もまた然りである。それが最も緊迫する問題か?答えはNoである。"景気対策"。この4文字が安倍政権を支える最大の宣伝文句に他ならない。ところが現実は円安誘導にともない、ごく一部の大企業幹部が利益を享受しほくそ笑んでるだけ。千代田線大手町駅前の経団連会館ビルディング前。至って平和である。警備員の数も手薄。首都高環状線を走る車両の騒音に打ち勝つ程のデモ活動などできるはずがないと弱気になっているのであろうか?そもそも発想が無いのか。"代案は?"という質問が罵詈雑言にしか聞こえないのであろうか?
まだある?
追記(諸説あり)
サッカー・・・Association Football 由来
電車・・・自走式の「電動機付き客車(電動客車)」、および事業用車を含む「電動機付き貨車(電動貨車など)」
ニート・・・Not in Education, Employment or Training
ニコン・・・日本光學工業( NIPPON KOGAKU K.K.)由来
プリパラ・・・プロミス・リズム・パラダイス・ライブ 諸説あり
ペット(ボトル)・・・polyethylene terephthalate
ラジオ・・・ラジオテレグラフィー(radiotelegraphy)
レーザー・・・(LASER = Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation = 輻射の誘導放出による光増幅)
AIDSエイズ・・・後天性免疫不全症候群(acquired immune deficiency syndrome)
AM・・・ante meridiem
BBC・・・British Broadcasting Corporation
℃・・・Celsius
JASRAC・・・Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers
LED・・・Light Emitting Diode(発光ダイオード)
MBA・・・Master of Business Administration
NAMCO・・・中村製作所(NAKAMURA Amusement machine Manufacturing Co.,Ltd)語源
NEC・・・Nippon Electric Company,Limited
NHK・・・Nihon Housou Kyoukai
NTT・・・Nippon Telegraph and Telephone Corporation
OK・・・oll korrect(all correct)
PM・・・post meridiem
PR・・・パブリック・リレーションズ (Public Relations)
PTA・・・Parent-Teacher Association
Suica・・・Super Urban Intelligent Card」&「スイスイ行けるICカード」 由来
SMAP・・・Sports Music Assemble People 由来
TBS・・・Tokyo Broadcasting System Television, Inc
TDK・・・東京電気化学工業(Tokyo Denki Kagaku)
UK・・・United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
USB・・・ユニバーサル・シリアル・バスUniversal Serial Bus
Yahoo!・・・Yet Another Hierarchical Officious Oracle
YKK・・・吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)語源
バンコク・・・クルンテープ・マハーナコーン・アモーン・ラタナコーシン・マヒンタラーユタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラッタナ・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンビーマン・アワターンサティト・サッカタットティヤ・ウィサヌカム・プラシット
ピカソ・・・パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・シブリアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ
後で追記する
まず、スマホをやめることにした。仕事の電話やメールはもう来ないし、妻や恋人はおろか、親しい友人さえいないのだから、誰に気兼ねする必要があろう。思えば、朝は天気予報を調べ、通勤中はニュースを読み、昼はゲームに興じ、帰宅後は着信を知らせるランプを頻りに確認するのが、働いていた頃の日課となっていた。それに比べて、現在たいへん快適だ。さすがに貯金も心細くなりつつあるので、そろそろ職探しに本腰を入れるつもりだが、また働き出しても、できる限りスマホから離れた生活を送りたい。このご時世では中々難しいだろうが。
次に、鏡を見ないことにした。現代社会には鏡に毒された人間が多い気がしてならない。なるほどメイクやらスキンケアやらで多忙な女性が身だしなみに敏感になるのはある程度はやむを得ない。大体、鼻毛が飛び出ている女とのデートなんかお断りだ(無職とのデートなんかお断りよと聞こえてきそうだが)。しかし、自らの容姿を念入りに観察するような男には、どうも違和感を覚える。そんなに見惚れるほどでもないのに。そんな暇があったら中身を磨けばいいのに。と言っても、仕事中は何より外見を重んじていた私に、彼らを批判する資格があるかどうかも疑わしい。出勤前には寝癖のチェックが欠かせなかった。昼食におにぎりを食べたらお手洗いに行かねば気が済まなかった。或いはこれはビジネスマンとして当然の振る舞いなのかも知れない。ただ、私は少し疲れてしまった。誰とも会わない今なら、髪がボサボサだろうが歯にノリが付こうが一向に構わない。実に清々しい。
そして、髭を伸ばすことにした。人生初の試みである。頭の隅に浮かんだのは、エイブラハム・リンカーン。まさか彼みたいな美髯を目指すほど私も阿呆ではあるまい。単なる憧れだ。少年のころに図鑑の中で触れた、第16代アメリカ大統領の威容は、今なお私の脳裏に鮮やかに焼き付いている……と、ここまで書いて、我ながらちょっと呆気にとられてしまう。私は無職になって、悲しむどころか、むしろこの状況を楽しんでいるかのようだ。楽観主義も度が過ぎれば身を滅ぼす。けれども、信じられないかも知れぬが、私は実際、ほとんど常に悲観的であった。考えれば考えるほど思考は悪い方へ傾き、夢も希望も見出せず、自暴自棄に陥る。他人との比較が癖になり、酷い劣等感に悩む。「怠けた頭は悪魔の仕事場」という外国の諺には、一つの真理が含まれるのではなかろうか。私は毎日悪魔と暮らしているようなものだった。
ある夜、都心の休憩所のベンチに腰掛け、コンビニで買ったアメリカンドッグとシュークリームを食べていた。妙な取り合わせだが、たった二百円でできる贅沢は他に無い。いや、正直に告白しよう。懐が寂しかったのだ。無収入の生活がいつまで続くか見通せないため、財布も満足に使えなかった。林立するビルディングの明りの下を、仕事帰りのサラリーマンやOLが、揃って足早に過ぎてゆく。車や電車の走る音がかまびすしい。デパートの買い物袋を提げた婦人たちの笑い声が耳を打つ。ふと、「どうしてこうなのか」、と思う。孤独を感じた。大都会の喧噪が却って私を独りにするようだった。周囲のベンチに座っているのは、単独の人が多いようだけれど、誰かとメッセージのやり取りでもするのだろう、彼らはスマホを熱心に操っている。私の存在に気付く人など何処にもいない。だが、ここで泣き出す訳にもいかない。
その後も無為徒食の日々は変わらなかった。公園の木陰でぼーっとしたり、広場に群がるハトを眺めたり、日が暮れるまで彷徨したり、諸方の社を参詣したり。どこへ行っても充たされず、空腹は甚だしくなる一方で、足はいよいよ痛くなる。かといって、すぐに働く気も起きない。虚しかった。行き着いたショッピングモールのトイレで用を足し、自らに課した戒律を破って鏡を見ると、生気に乏しく、いかにも自信のなさそうな、無精髭を生やした男が一人、救いを求めるような表情で立っている。そこにリンカーンの姿は無かった。足を休める場を求めて店内をさまよう。が、既に老人らが座を占め、熟睡しているらしい。安心しきった寝顔にみえる。帰りの難儀を憂えつつ、やむなく出入口へ引き返す。「いらっしゃいませー」「ただいま30%引きでございまーす」という若い店員のいきいきとした調子がなぜか辛い。女子学生の愛嬌も、年配夫婦の微笑みも、母に抱かれた赤子の眼差しも、私には全てが辛かった。ようやく家に到着してテレビの電源を入れれば、アスリートの勇姿を目にするたび、怠惰な自分を痛感し、アナウンサーの顔が映るたび、鏡の自分を想起する。私の居場所はいずこにありや。やがてテレビも見なくなった。
さて、私はこの日記を「吾輩は無職である。名前は言えない。」で始めようかと思った。己の憐れを笑い飛ばせるくらいの朗らかさが欲しかった。ところがこの通り、筆致はだんだん暗くなっていく。まあ無職だから仕方ない。最後に、ついこの前、海へ行った話を綴って、明るい気持で筆を擱こう。それは、とてもよく晴れた、穏やかな日だった。太陽の光が海のおもてをきらきらと照らし、寄せてはかえす波の音がたえまなく響く。突堤で腕組みして獲物を待ち構える釣り人、のんびりとウォーキングを楽しむおばあさん、浅瀬に浮かぶカモの群れ、軽やかな足取りのミニチュア・ダックスフント、波打ち際できゃっきゃ言いながら貝殻を拾う女の子と、それを嬉しそうに見守るお父さんお母さん。おや、あそこの男の人は、どこか悟り澄ましたような目つきで大洋のかなたを遠望している。同志だろうか?(失礼)
「明るい気持で筆を擱こう」と書いた。でも、このかぎりなく静かで、平和な海岸に臨み、やわらかな潮風に身を任せていると、明るさも暗さも、楽観も悲観も、全部きれいに吹き払われて、どこかへ行ってしまう。不安や焦燥はしぜんに消え去り、自分が無職であることさえ、いつしか忘れている。そこには何もない。あるのは広い海だけ――青空をのびのびと泳いでいるのは、カモメのカップルだろうか。仲睦まじく羽を交わしている。幸せそうでちょっとむかつくけれど、もう人(鳥)と比べるのは止そう。カモメには、カモメのカモメによるカモメのための鳥生があり、私には、私の私による私のための人生がある。お前らは、勝手にいちゃいちゃしてればいいのさ。
2001年9月11日のNHK総合テレビ「NHKニュース10」の最初の10分ほど。括弧内は書き起こし者注記。内容に影響しない相槌・言い淀みはほとんど省略。
書き起こし元
https://www.youtube.com/watch?v=q-f9Gat93XQ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22467865
―――――
(オープニング映像)
森田美由紀「こんばんは。」
森田「まず、今夜お伝えする主な項目です。」
堀尾「台風15号は今日、神奈川県鎌倉市に上陸しました。強い雨と風が首都圏を直撃しました。」
(VTR)武部農相「食肉や、牛乳・乳製品は食べても安全であると言われております。」
(VTR)消費者「やはりちょっと心配ですねえ。牛乳は大丈夫って言うんですけど、いや本当なのかなあ」
森田「牛肉や乳製品、安全性に問題はないのでしょうか。詳しくお伝えします。」
森田「イチロー選手がいる大リーグのマリナーズは10日の試合に勝って、早ければ日本時間の明日、地区優勝が決まります。藤井(彩子)キャスターはその取材のため、アメリカに向かっています。また、榎原(美樹)キャスターは夏休みです。」
堀尾「はい。台風のニュースをまずお伝えしようと思ってたんですが、たった今、こういうニュースが入ってきました。
CNNテレビによりますと、ニューヨークの世界貿易センタービルに、11日航空機が突っ込みました。
詳しいことはまだわかっていないんですけれども、CNNテレビはビルの上の部分、上部の部分が煙に包まれてる映像を伝えております。」
(ここで映像が現地ヘリからの映像に切り替わる。煙を上げる世界貿易センタービル北棟(左)と、まだ無傷の南棟(右))
堀尾「ニューヨークから中島(将誉)記者がお伝えします。この映像です。中島さん。」
中島「はい。現在私貿易センタービルから1キロほど北にあります、国連本部の32階に来ています。(堀尾キャスターが小声で「うわぁ…」と言っている)
ここから貿易センタービルの上部、3分の1程度がよく見えます。下の部分は他のビルに隠れて見えませんが、上部のうちの3分の1は見えてるんですが、そのうちの3分の1くらいから上がですね、大きく燃えていまして、黒い煙がもくもくと出ています。」
中島「その煙、今東の方に長引いて、たなびいていまして、この煙すでに3キロぐらいの長さで、こっから見ますと東の方に大きく延びていまして、この煙ますます今濃くなっている様子です。」
堀尾「中島さん、今そちらは何時で、そのビルの中には人がいるんでしょうか。」
中島「今現在こちら午前9時すぎなんですけども、もう働いてる人たちはオフィスにいる可能性があります。このビルは観光客もよく訪れる所で、2本…、2つ、2棟あるうちの1棟は上が観光のための展望台になっていまして…」
(「2棟あるうちの…」と話している間に、2機目の航空機(UA175便/機体番号N612UA)が画面右方から現れ、画面奥の南棟に突っ込み、炎が上がる。)
堀尾「あっ!」
中島「あ、今現在こちらからも火が大きく見えました。赤く大きな火が出ました。えー、煙ますます濃くなっております。
で、今言いましたようにここは観光客もよく訪れる所で、その他には下の方にオフィスがいっぱい沢山入っているんですが、もう9時を過ぎていますので、働く人たちが来ている可能性も十分考えられます。あの、こちらのメディアもですね、この様子を生中継で大きく伝えていまして、まだその原因とかこれからどうするのかといったところについては、どのメディアも混乱していると言って、詳しくは伝えておりません。」
堀尾「中島さん、あの今2機目の飛行機がね、ビルに突っ込んだようにも見えたんですけども、そちらは確認できますか?」
中島「ちょっとその、もう一つ火が出てる所、こちらから見ると裏になってしまうものですから…、ただこれ今出てる他にですねもう1か所小さい火が、もう少し小さいが出ている所がありますので、こちら確認できませんが、あのー、もちろんそういうことも考えられると思います。」
堀尾「んー… 最初にあの、ビルにぶつかった飛行機はどういう飛行機で、何人ぐらい乗ってたとかそういうような情報は無いんですね?」
中島「そうですね、このへんもまだどのメディアもこちら詳しいことはわからないということで現在情報確認中だという風に伝えています。」
堀尾「それいつ、何時何分頃起きたもんなんでしょうか。」
中島「そうですね、こちらの時間の朝の8時半から9時の間ぐらいに起きたように、こちらのメディアは伝えております。私がこちらに午前9時にちょうど来た時にはもう既にもくもくと煙が立ちあがり始めていましたので、起きたのは大体その頃かなと推察されます。」
堀尾「だいたい30分くらい前ということですね?」
堀尾「あの、下にはたくさんの人たちがいるような様子はそちらからは確認できますか。」
中島「こちらからは下のほうが先ほど言ったとおりマンハッタンの高いビルがいっぱい建っていまして、下の3分の2ぐらいはこちらからは見えません。ただこちらのメディアが伝えているところでは、人が多く集まっていますが警官などがですね、これを排除している様子を伝えています。」
堀尾「世界貿易センタービル、マンハッタン島の南の端にある超高層ビル群の中の一つですよね。あの、ホテルとか企業とかが入った6つのビルディングから成ってるということなんですけども、こちらの情報ですと、1200を超える企業がこの中に入っておよそ5万人が働いてるということで、最上階にはマンハッタンを一望できる展望台があって一日8万人の観光客が訪れると言われているんですが、9時というと観光客の方がいる可能性はどうですか。」
中島「そうですね、9時ですと観光客(が)ちょうど入れる時間になったところで、(1機目の衝突が)起きたのはそれより少し前ですから、まだ観光客が展望台に上がっていたということはあまり考えにくいと思います。
ただ先ほど言いましたようにオフィスで働く人たちは8時すぎには、ウォール・ストリートという金融街の近くで金融関係の企業も多く入ってるものですから、マーケットが開く前には来ていますので、すでに来ていた可能性は十分あります。」
(ヘリ映像がズームアウトし、周辺のビルやハドソン川が画面に入る)
堀尾「うわぁ…。はい、現在ご覧いただいているのはニューヨークの世界貿易センタービルの生の映像です。
時間は午前9時を過ぎたところで、中島記者によりますと、およそ30分から40分くらい前に飛行機が、航空機が突っ込んでですね、ご覧のように世界貿易センタービルの上部の部分がご覧のように煙に包まれている映像です。
そして2機目もぶつかったようにさきほど見えましたが、それは確認されておりません。」
(2機目衝突時のVTRに切り替わる)
堀尾「あっ」
堀尾「これ2機目ですね、これ2機目が衝突する瞬間の映像をVTRでご覧いただいています。赤い炎とそして、煙が出てきました。これが先ほど中継の中で、航空機がビルに衝突して2つ目の炎と煙が上がったところ、今VTRでご覧いただいています。」
(同VTR2回目)
堀尾「もう一度、その時のVTRをご覧いただきます。これです。はい。私が中島記者と中継で結んでいる間に、生の中継の中でご覧いただいた様子をVTRでご覧いただいてます。」
(同VTR3回目。「ニューヨーク 日本時間午後10時」のテロップが入る。)
堀尾「世界貿易センタービルに航空機が2機、衝突したものと見られています。はいもう一度ご覧いただきます。ニューヨークは午前9時を過ぎたところです。中島さん。」
中島「今そちらから伝えた映像がですね、こちらの各メディアが生中継で伝えています番組の中でも今繰り返し放送されまして、こちらからはもう1機がぶつかったところの火もやや上がっているのが今見えてきたんですが、それからあと煙も上がったのが見えてきたんですが、この様子がはっきりとこちらのメディアでも伝えていますので、これはまず間違いないと思います。」
中島「こちら各種、各メディア…こちらでいいますとABC・NBCなど3大ネットワーク、またCNNなどがヘリコプターを出したり、あとはそのすこし離れたビルにですね「天カメ」(お天気カメラ)といいますその、ビル上に設置している、通常交通情報とか雲とかの様子とか空の様子とかを伝えるカメラがあるんですけども、自動のですね、そういう映像を使って伝えている様子です。」
(再び中継映像に戻る)
堀尾「なるほど。ご覧いただいているのはニューヨークの世界貿易センタービルです。この世界貿易センタービル、マンハッタン島の南の端にある超高層ビルで、センターの中には1200を超える企業が入っておよそ5万人が働いています。先ほど2機の航空機が時間を違えてですね、このビルの上部に衝突したという衝撃的な映像が飛び込んできました。」
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そのビルディングは立派に天を指して屹立している。
僕は兵庫県の山の方から今夜、大阪の友達に会いに来た童貞である。
昼間、阪急メンズ館という所に立ち寄ってみたのだが、DTには刺激的な場所であった。
カップルたちがそこかしこで男性へのクリスマスプレゼントとおぼしき品を仲良く選んでいる!
なんということだ。
あの男たちは彼女がいるにとどまらず、女から物品を贈られる立場にあるらしい。
どんな男になればその立場を得ることができるのだろう。
物が欲しいのではない。
一緒に物を選ぶ女たちの楽しげな表情。それが僕の網膜に焼き付いてしまったのだ。
あんなかわいい美しい顔をして、自分のために手袋やらマフラーやら下着やらを選んでくれる女がそばにいるという幸せ、彼らはそれを真実分かっているのだろうか!
分かってるんだろうな。
この人に何かを贈り物をしたい、と思わせる魅力的な男たちなのだろう。
まあいい。
煽られたのか?判断が難しいですが元々考え方が違うように思えるので反論と補足を こちらからは煽るつもりはありませんが少しキツい表現になってるかもしれません
自分の相方とか、親とか、誰かが健在じゃなければ生きられないんだけどね。
この国の社会保障は皆無に等しいし。
そして、受け止めた所で、何も変わらないことを受け入れるしかない。
生きられないというのがよくわらないのですが、仮に受け入れたとして自分の寿命が縮まる可能性や後遺症が残る可能性が高くなる選択する意図がよくわかりません
そういえば、会社を辞めるときに不満をタラタラ言った奴と、それを煽ったレスをした奴が昨日ここで言い争ってたけど、会社相手に訴訟したって絶対に勝てない。
何かに勝つことではなく生きることが目的とすると、そのために会社に勝つ必要性は得にないと思いますが如何でしょうか?また万が一と修飾した理由は相手と穏便にするための方法の一つにもなりえ防衛手段の役目もありえます
本当に会社に問題があったとしても、その人を雇うことで自分の会社が訴えられるんじゃないか、と思うと人事はそんな人を雇わない。
競争と記述しておりますが経営でもしてらっしゃるのでしょうか? 従業員は誰かと競争をしているわけではなく、会社から賃金を支払われた対価としてその条件に従って労働力を提供しているだけかと? ただし、もし国境を跨いだことや同一業種での企業間なのでありあなたが従業員の立ち位置でありながら経営のことを考えるのであれば、ご指摘の部分もあるかと思いますが、それは従業員が気にすべきことではない=責任者ではない、と考えております。また別の意図で、従業員は他の従業員と競争し働くことを示唆しているのであれば、本来は会社とは「協力」しあって貢献する類のものであり、その主張をすることが理解できない状態です
なぜ個人は会社に意見する権利がないのかはわからないのですが、株式会社というのは文字通り株式の利益を一定期間の中で最大限大きくすることが目的です。従いまして、この目的に合致する意見なのであれば、「よほど馬鹿な会社以外」は受け入れることも(経験上酷いブラックな会社でも)吝かではないですし直属の上司が難しいのであれば、その一つ、二つ上に直訴する程度のことは辞職を決意している程度なのであれば余裕で可能かと思いますし、そう自分は行動してきました。このようなことはスキルに依る所もあると思いますが重力といいきるよりも、自分や回りを信用するといったことを駄目元で構わないので繰り返すことだと思います(可能ならば動ける内に)。
まぁ、耐えられないなら、逃げるしかない。
未来に対して逃げたら「死ぬしかない」というのが帰結がやはりよくわからないのですが、どう考えるとそうなるのか、もしよかったらその論理を教えていただけないでしょうか?
追記
Lispがでる以上PaulGrahamをご存知だと思います。
建築とデザインにおいては、建物や品物は人々が使いたいように使えるべきである ということになる。例えば良いビルディングは、そこに住む人々が自分の生きたいように 生活を送る背景となるべきであり、建築家の書いたプログラムを実行しているように生きる ためであってはならない。
あなたが主張していることは上のエッセイのモノズクリの主張の考え方から真逆だと思われるのでやはり理解に苦しみます と「どうでもいいですが」lisp的再帰は末尾再帰のことを言ってるのでしょうか???