はてなキーワード: パルティアとは
今回の件で自分のスルー限界値を超えてしまったので吐き出させて。
これ何が限界かって、烈火キャラが原作で出てこない・封印の剣でしか使えない神器引っさげてきたのもう二人目(三回目)なんだよ。ミュルグレリンのときも「ああ、封印の遊牧民の可能性だいぶ潰されたな…」って思ったけどリンもサカの民だしまぁ…まぁ…ってなんとか自分をなだめた。しかし今回ばかりはもう無理。
ヘクトル本人とマルテの関係性が素直に見出せない。嫁候補がイリア民とかそういうこじつけはなしで。
公式的には大陸同じだからいいじゃんってこと?全ッ然よくない。歴史は繋がってても封印と烈火じゃユニットも物語性もまったく違う、それぞれ独立した作品であるという大前提が抜けてる。逆に歴史が繋がってるからこそ、烈火時代には一部の神将器以外登場しない(各地に納められている)ことなんかが本編で明らかになってる。それを曲げようとするなら、お祭りゲーであれ慎重にやってほしいのが原作ファンとしての自分の気持ちなんだよ。
最初に封印キャラの誰かしらが持ってきて、その後に強化版を烈火キャラが持ってくるって順番なら、個人的には全然許せた。性能の問題じゃなくて順番の問題。キャラであれ武器であれ、最初はそれぞれの作品の要素として尊重してほしかった。なんでもアリの世界観だとしてもだ。原作シリーズありきのソシャゲなんだから、原作ファンのことは考慮しないとは言わせないぞ。
例えば紋章と覚醒は同じ大陸という設定だけど、覚醒キャラが最初にメリクルグラディウスパルティア持ってきたら確実にヤバいって分かるじゃん。時代が数百年違うから当然?なんで20年の開きなら許されると思うの?同じだよ。世代も違うし世界の情勢も違う。
公式が封印烈火をごちゃ混ぜに考えてるなって空気は、今回のことだけじゃなくて前々からあった。バレンタインイベントしかり伝承リンのサカの掟しかり。烈火キャラが増える反面、封印の新規キャラがなかなか来ないのも多分そのせい。他シリーズと違い封印烈火だけはセットで他シリーズとのバランス取ってるように感じられる。それも烈火優先で。どっちにしろバランス取れてないけどな!
封印は紋章オマージュ強くてキャラ性被って(るとは個人的には全然思わんけど)出しづらいとか海外展開されてないとか諸々の事情も分かるし、初期の頃みたいに無理に実装してキャラ崩壊とかやられても嫌なので、マトモに追加する気ないならもういいやって感じで新規は割と諦め気味だった。それならいっそ封印の世界観には一切触れずにやってくれとさえ思っていた、ところにコレだからね。
自分はFEシリーズの中で封印の剣が最も好きだ。他シリーズとの供給量の差にはいろいろ思うところがありつつも、まあ15年以上前のゲームとすれば全然恵まれてる方だよねとおとなしく享受してきた。
けれども、その最愛のシリーズのおいしい要素だけ引っこ抜いて他シリーズの物にされ、最愛の彼らの物語がまるで無きがごとき扱いを受けるのは、さすがに耐えられない。あまりにも屈辱的なことじゃないか。ファン・アンソロあたりの作品でならいくらでもやったらいい。どこまでいっても二次創作だからと割り切れる。しかしこれを公式が、公式配信のゲームでやっている。本当に耐えられない。
自分個人は、元々FEHは公式が公式の予算使って作ってる二次創作だと思うことにしてるから、どんなハチャメチャ要素が出てこようと、ストーリーが虚無だろうと、キャラ達がよほど酷い扱いを受けない限りは一緒に楽しむことができたよ。封印以外にも好きなシリーズはあるし、好きなキャラもそれなりに実装されてたし。でも社会的には残念ながら「公式」なわけで、そこでここまであんまりな扱いを受けてると、さすがにどうかしているとしか思えなくなってきた。ネット徘徊してると同じような意見わりと見るんだけど、この声届いてないのかな…
ついでに言うと聖魔もグレイプニルエイリークといい今回のガルムエフラムといい、同じようなことやられてるな。武器系の原作無視に関しては飛びぬけて鈍感なのか?意外性を狙ってるのか?本編でその武器持って活躍してたキャラを差し置いて人気キャラに独占させることがロマンとでも?運営の考えてることは分からん。
自分で書いてみる。
このエントリーでは基本的に首都まで攻められるか、首都以外を失うに等しい状況から
反攻に出て逆に周囲に脅威を与えるレベルにまで回復した国家を取り上げる。
※※独立戦争関係は「弱くて当然」なので極力避けています。(追記)
「落ちる時はいっそどん底まで落ちた方がいいんです。はい上がる距離が長いほど男の子はずっと強く素敵になりますから」結崎ひよの(城平京)
国名 | 地域 | 簡単な紹介 |
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旧バビロニア | アジア | アッシリアのシャムシ・アダド王に隷属する都市国家であったが、シャムシ・アダドの死後時間をかけてナイセイTUEEEで力を蓄え、マーリから兵を借りパクするなどして四方世界の統一に至る。 |
趙 | アジア | 老いた大国晋の内乱で智氏ひきいる智・魏・韓の連合軍に根拠地を攻められるものの、奇跡の逆転。中国戦国時代には強国のひとつとなる。類似例:田氏斉(弱体化はしたので趙を選定)越(追記) |
ローマ共和国 | ヨーロッパ | ケルト人に首都ローマを攻められ、みかじめ料を払って帰ってもらう。その後もピュロス・ハンニバル・同盟市戦争などのピンチがあったが、根性でしのぎ地中海世界一円を支配する強大国になる。類似例:アテナイ |
パルティア王国 | アジア | ローマ帝国に何度も首都クテシフォンを攻め落とされるが、何度もしぶとく復活する(知識不足ですみません)。 |
ウェセックス王国 | ヨーロッパ | デーン人に攻められ国王が農家のおかみさんにカマドの番を命ぜられるまで墜ちるなどするが復活。いちおう世界帝国イングランドに繋がっていく。 |
フランス王国 | ヨーロッパ | 百年戦争ではパリの地方政権状態にまで追い込まれる局面もあった。ゲクランやジャンヌ・ダルクなど国民的英雄の活躍でイングランドを追い出し、長年のライバルをつとめる。 |
ビザンティン帝国 | ヨーロッパ・アジア | イスラム帝国によって首都コンスタンティンノープルまで攻め込まれるもギリシア火の神通力によって撃退。小アジアを奪い返す。その後もトレビゾンドゾンビ。 |
モンゴル | アジア | チンギス・ハーン幼少期には一家族の単位にまで落ち込む。チンギスが成長してからは庇護者のトオリル・ハーンのケレイト族すら吸収。チンギスの死後も領土を拡大していく。 |
ムガル帝国 | アジア | 初代バーブルはウイグル族によって故郷を追われた身。背後で敵と戦いながらインド方面に進出して領土を得る。二代目のフマユーンがイランに亡命する局面もあったが、最終的にインドの大半を支配する。 |
徳川家 | アジア | 今川家の属国状態から義元の死を機に独立。幾多の窮地をめんどうくさい三河武士の助けで切り抜けて天下を取る。類似例:毛利家。 |
おまけ
国名 | 地域 | 簡単な紹介 |
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新羅 | アジア | 朝鮮半島統一直前も百済の手痛い反撃を受けていた。唐の参戦で一挙に形勢を逆転。百済と高句麗滅亡後は巧妙に立ち回って唐を追い出す。 |
スペイン | ヨーロッパ | 西ゴート王国からの連続性が微妙なので十選には加えず。 |
オスマン帝国 | ヨーロッパ・アジア | キリスト教徒農民を守る遊牧民ヤクザからスタート。ギリシアを得て、順風満帆かと思いきやティムールによって壊滅的な打撃を受ける。しかし、ビザンティン帝国が衰退していたおかげで復活の時間をえる。キリスト教世界最大の敵となる。 |
ズールー王国 | アフリカ | だいたいモンゴルに同じ感じ。 |
ベルギー王国 | ヨーロッパ | 第一次世界大戦でドイツ帝国の侵略を受け、領土の大半をうしなう。しかし、西端に国王アルベール自らが率いる軍がふみとどまり連合軍の一員として反攻を続けていく。ドイツの敗北によって全土を回復した。 |
イスラエル | アジア? | 現在進行形すぎてうっかり忘れていたので追記 |
スイス連邦 | ヨーロッパ | 最初からクライマックス(追記) |
ポーランド(第二共和国) | ヨーロッパ | 第一次世界大戦による誕生直後の脚がプルプル赤ちゃんバンビ状態で、同様のロシアに攻められる。しかし、ヴィスワ川の奇跡と呼ばれる大勝利で逆に東方へ領土を拡大した。その後はお察しのとおりだよ(ブコメより追記) |
サウド家 | アジア? | 弱体化し一時はクゥエートへ亡命するも、第一次世界大戦の流れに乗ってイギリスと協力し、オスマン帝国からアラビア半島を切り取る。(ブコメより追記) |
なんとかアフリカ・アメリカ・オセアニアの例を取り上げたかったけれど知識不足でした。
中国は国家の組織ができていないように思える内乱の浮動期を入れないようにしました。
ビザンティンも最盛期をすぎているので、オスマン帝国と交換した方がいいかもしれません。