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はてなキーワード: ハビタットとは

2023-12-14

2023年の話なんだけどもう忘れられてる単語

ハビタット計画

・パーメットスコア

他には?

2023-04-09

田舎モンがシン・仮面ライダー観にいこうとしたら

無人駅券売機故障とかでジジババと外国人労働者オロオロしてて

(田舎は老人とガイジン奴隷しかいない。駅員もいない)

仕方ないか高速バスに乗って、街の方いけばどっかの映画館で観れるやろ思たんよ

したら、朝と夕方(ほぼレイトショー)しかやってねーの

ちょっと待てよまだ公開1ヶ月たってねーだろ!?

まぁライダー映画はいつもこんなんだけど…時間帯がクソなのはPGからってのもあるかな

逆になんでアマゾン映画PG付かなかったんだよ?

結局映画観れなくてザケンナってなったけど

うまいカレー食ったり買い物できたからまぁいいか…なわけネーだろーがよ~

お前ら全員ハビタット送りにしてやっからな(犯行予告)

2023-03-26

シン・仮面ライダー二回目感想(ネタバレあり)

漫画版ちょっと見た。

4DX

デモ映像だと横画面も使ってたけど当然そういうのはなし。

最初カーチェイス4DX用のサービスだったのかもしれん

クモ先輩が意外に多芸。ルリ子生け捕りはニーサンの指示っすよね。目潰ししかけてるのはいいんだろうか…

爆風で変身してるってのは感想見て気付いた。最初はまぁそれはそういうもんなんだろで流してたが。

変身カッコよすぎる。

ディトゥやタァースクみたいな発音が癖になる。サソリちゃんちょっと下手なの、漫画版思い出して面白いが悲しい

クモ先輩も最初見た時は素顔見たかったなんて思ってたけど、漫画見たあとだとうn…

カードパワハラ電話研修先輩はちょっと解釈違いなんだけど、 KKは壊れた後の先しか知らないんだよな多分

ショッカーのよく見る戦闘スタイル好き

本郷黙祷してるのも他の人の感想見て気付いた。初見メンタルダメージ受けてるだけかと…。量産型戦で一文字黙祷するの好き

本郷コミュ障無職だけど頭脳明晰スポーツ万能なんだよな。ショッカー的にはコミュ障要素が加点高かったんだろうけど。

チョウオーグ(ハビタット計画)を止めるためじゃなくてオーグを止めるため組織を止めるのが願いなんだな。

電源落とされたジェイはなんなんだろう。アイはAIネット上にいるか破壊できない、って考察見たが、クローズドネットならなんとかなりそうな。創設者自決理由もいろいろ言われてるけど、アイに全部託したんじゃないかなーと。

コウモリおじさん、凡人を憎み他人を信用せず機械に警護させてるけど、本当は、せめて緑川だけでも分かって欲しかったんだろうなって…カードでも実験体譲ってもらおうとしてたり。

でも通り魔遺族に疫病で弱者選別はアウトだろ

二週目だとどういう気持ちで演技してたんだ…ってなって面白い

感染サンプルが一般人なのかクローンなのかは断言されてないんだよな。サンプル皆女性っぽいけど、無差別感染させて女性以外は処分もできそうだけど。

サソリ、囮使って多分大量殺人しようとしてたら強襲されたんやな。漫画版面影あって辛い。人間に負けた印象で弱いイメージだったけど普通に強い。オーグでも毒で一撃必殺できるし強敵なのでは。

ハチヒロミって名前、リバイスヒロミっち思い出したがこれも原作ネタなんだな。

どっちもショッカーまれだけど、ルリ子はニーサンにバイクに乗せてもらったりなんだかんだ愛されてたが、ヒロミはルリ子だけだったんだろうな

ここで、落下の風圧で変身してるのも言われて分かった。

キャンプ道具ちゃんと片付けるとこ好き。

性能じゃなくてあなたを信用する、サラッと言ってるけど重要ポイント

オーグ同士の戦いに付いていける男は何なの…?バットオルフェノクみたいなやたら強いモブ枠だろうか。洗脳されてる訳でもないんだよな。

元バディの遺した武器強敵を倒す元ウルトラマンの図。アララァ…

KK、薄いキャラなのにクモ先輩への思いが強すぎてなんだお前は

甘えるルリ子。紳士本郷PG12なのに妹とは寝ないのか?

お約束キスシーンとかないのは意図的だよな。恋愛じゃなくて信頼っつー。

ニーサン、お知らせくれるのは善意からだし、意識して見ると常にライダースーツなんだよな。

寝たのか発言もルリ子の意識あったら言わなかった気がする。逆説得しようとしたり狂気に見えて正気

文字、いいキャラだけど絶賛されすぎじゃね?と思ってた。でも見直して分かったけどすげーいいキャラだや。ドスの効いた声も出せるのがいい。

KK、クモ先輩の敵討ちに拘りすぎだし最期クモ先輩ごめんなさいだし何なんだお前は。

遺言ニーサンにマスク被せる作戦本郷アイデアだと思ったらここで出てたのか。

すまない、一文字くんのやりとり好き。

群れるのは好きじゃないが努力する、コミュ障だけど他人を分かるように変わるってのが絶望の乗り越え方なんだろう。

眠くなって来たんで終わり。兄さんとルリ子の対話ちょっと泣いちった。

2023-03-20

シン・仮面ライダー完全ネタバレ感想

庵野作品より庵野本人に興味がありすぎて

だいたいのことは「庵野から仕方ないか」と許してしまう程度の庵野ファンが見た完全ネタバレ感想

 

 

怪人蜘蛛男とのバトル

地味だが中々いい。期待が高まる

 

ロボット刑事Kとキカイダーが出てくる。

コントラスト強めの白黒映像についていけない独自設定を早口解説され、

人を殺してしまった主人公の苦悩などを忙しないカット割で表現され、

実写版キャシャーンを見ている気持ちになり、不安高まる

 

なんか本郷猛は常にプルプル震えている。メンタル大丈夫かこの人

緑川ルリ子の顔面クオリティが高すぎ、どアップで映してもアニメ綾波レイ以上に美しいのでずっと見ていられる。

怪人蝙蝠男の顔面クオリティキモすぎてドン引き。飛び方もキモい。

バイクが発進したと思ったらもう敵のアジトについているなどTV版を踏襲した荒っぽいカット割が多い。

劇場を埋め尽くしたルリ子の複製が拍手するシーンでシンエヴァ最後の方を思い出す。画面はしょぼいけど庵野から仕方ないか

サイクロン号が変形して浮上し高高度からライダーキック。かっこいい。

死んだ怪人が泡になって消えるCGエフェクトはこの後何度も出てくるが自然で秀逸。

貨物列車をバックに線路でルリ子とやりとりシーン、かっこいいけどシンエヴァで見た。まあ庵野から仕方ないか

 

次の怪人に期待していたら、テンションマックスの怪人蠍女が登場。完全に長澤まさみ無駄遣いだった。

昭和の女怪人のキッチュな感じを狙ったんだろうけどマジでキッツー。この映画大丈夫か?と本気で不安になったところで、

にがりきった顔の竹野内豊が遠隔から見守る中仮面ライダーの手を一切借りず鎮圧

長澤まさみを見ている時の俺の沈痛な表情と竹野内豊の残念な表情が完全に一致していたのでこの映画で一番笑った。

 

商店街で後ろからゾロゾロ洗脳された人がついてくる面白カットからの怪人蜂女の登場。

セットや衣装は良かったがツインテールB級アイドルからコスプレ学芸会臭が漂う。

浜辺美波との百合展開もあるが顔面クオリティに差がありすぎて残酷であるマスクデザインは秀逸。

同じセリフを何度も繰り返すことでキャラを立てようとするのをやめろ!「あらら、」て10回以上言ったぞ。

ルリ子の「私は用意周到なの」も言い過ぎ。庵野には2時間映画で同じセリフは2回までという鉄則を守ってもらいたい。

無職なので野宿に慣れている本郷猛。生体電算機なので目が青く光るルリ子。アニメっぽいベタ表現なのに

バッチリサマになっている浜辺美波顔面クオリティに感動。

仮面ライダーチート技でアジトを急襲され、超スピードのバトルに。キャシャーンキューティハニーを思い出す。

蜂のひと刺しはバッタときの装甲を破れず、特性をいっさい生かすことなく蠍の毒で死亡。

本郷猛とルリ子が急接近したことで急にルリ子のメンタル中学生になり、

あてがわれた畳部屋でルリ子が突然風呂に入れないことにブチギレ。アスカみたいなキャラになる。

お前そんなキャラじゃなかっただろ!レイアスカしかヒロインの引き出しを持っていない庵野から仕方ない。

いい歳して中学生みたいな体臭フェチネタを何度も入れるのもいい加減にしろ!まったく庵野は恥ずかしいやつだな。

 

怪人蝶男が羽化森山未來が映っているとそれだけで画面に緊張感が生まれ目が離せないのだが、

その衣装でその動きをされるとオリンピック開会式を思い出してしまうのでマイナス。これから一生あの十字架を背負っていかねばならんのか。

蝶の玉座のセットやエフェクトが秀逸。大物感は十分だがハビタット世界とか言い出して急激に不安になる。

おじいちゃん人類補完計画はシンエヴァでもう終わったでしょ!一人の変人妄執に全人類を巻き込むのはいい加減にしろ

仮面ライダー2号が登場。日本人らしく短足で頭がでかいが、サマになっている。

こうした飄々としたキャラ重要な役に配置するところが庵野実写映画の美点である

工場でのバトルは良かったがシンウルトラマンで見た。本当に引き出しすくねーな。

 

怪人蟷螂カメレオン男が登場しルリ子を殺害

せっかく透明化能力を持ってるのに透明マントを投げ捨てた結果、カマキリ能力が全く通用せず仮面ライダー2号に完敗。

本郷猛はルリ子の遺言ビデオを見て号泣。泣かせるお膳立ては全て揃って泣かせる気満々の演出を決めてくるが、

腕を組んだ庵野ドヤ顔がバックの空に大きく浮かんでいたので泣けなかった。庵野映画はいつもそうだ。庵野から仕方ない。

 

いよいよクライマックス、怪人相変異群体バッタ男だ!すわシンエヴァで見た数億匹の群体戦か!と期待したが、10体ぐらいだった。

ほぼCGのこのバトル、作中No.1のしょぼさだった。なんなんだ。

パンフによると雨の中苦労して集団バイクアクションシーンを撮影現場は達成感に包まれたが、庵野監督が全ボツにして作り直したらしい。

なんだかよくわからん庵野から仕方ない。

 

ついに1号と2号が協力して最強の怪人蝶男に挑む。ロボット刑事Kが企むサステイナブルハッピネスなんとかはどうなった・・・?と

頭をよぎるが、蝶男が人類補完計画を実行しようとしているのでそれどころではない。

満を辞して蝶男が仮面ライダー0号に変身!文句なくかっこいい!二人の力を合わせても全く歯が立たないほどに強い!

と思ったらあれ?なんかえらいスタミナ消耗してんな。無限プラーナを操れるのかと思いきや5分ほど戦ったところでグロッキー状態になってしまった0号。

ずっと座ってたかトレーニングが足りなかったんだな。やぶれかぶれのくんずほぐれつから頭突きで兜割。

自分勝手人類を補完しようとしてすいませんでした、と改心した0号。

やったな本郷猛。あれ?君も意外と消耗してたんだ。あ、相打ちでしたか。二人とも仲良く泡になって消滅

一人残された一文字隼人。謎の清涼感を残しつつ、山口県角島へと向かう2号。ドローン映像庵野郷土山口県風景をじっくりと見せつつ終了。

シンエヴァと同じ終わりかたやんけ!

まあ庵野から仕方ないか

anond:20230319204136

2022-12-02

それってアバター元祖ですよね?

アバター英語で「avatar」なんですけど、元はサンスクリット語なんですよね。

ヒンドゥー教神話で、「この世に現れた神仏の化身」っていう意味なんですよ。

それでアバター元祖は、1985年ルーカスフィルムが始めた「ルーカスフィルムハビタット」なんですけど、日本では富士通元祖なんですよ。

富士通1990年に始めた「富士通ハビタット」が元祖

からなんだろう、アバターことなんでも知ってるって顔やめてもらっていいですか?

2014-03-25

仮想現実という幻想

直接を受けてはこれ。

http://fanfiction-novel.com/archives/544

仮想現実物のアニメラノベについての雑記

ただし、別に反論とかそーいう代物ではないです。

?B から REV さんの

http://lightnovel.g.hatena.ne.jp/REV/20100128/p2

ゲームの中が舞台ラノベ

も参考にしてます

 

web小説のVRMMORPG物とかが書籍でまであふれていて、いくつかのそういうラノベの状況への批評を読んで、そういうのに対してもにょもにょとした感覚を持ってたのだが、アウトプットしてないなと。で、アウトプットしたいなという感覚がとっても大きくなってしまったので落書いてます

で、自分領域だと ?D も ?H も Tw も読む人が皆無なので、自分のところよりは読む人が多いであろう増田借ります

結局のところ独りよがりチラシの裏なので、嫌いな方はページを閉じてください。

また、ねたばれを平気で入れます

 

よござんすか?

 

よござんすね?

 

そんじゃ、チラシの裏を徒然なるままに。

物語類型

一番最初に気になったのは、物語類型としての分類。

ぽすてぃぶさんが

仮想世界物の「SF」がSAO

仮想世界物の「異世界召喚物」がログ・ホラ

仮想世界物の「サスペンス」が.hackこうではないでしょうか?

としていたのですが、これの SAO を疑問に思いました。

SAO最初は、ゲーム仮想世界に閉じ込められて、命がけのデスゲームを行うというものです。

そこで、確かに世界の作り方は SF なのですが、では「物語世界」を考えると、これは「ファンタジー」の方が近いのではないかと考えています

ぽすてぃぶさんが持ち出した SAO の要素として

思考加速、人工知能ロボット、A.Iが住み管理する街、これだけ聞くと完全にSFです。

とあるのですが、作中でこれらのギミックが「SFとして」活用され始めるのは、少なくともアインクラッドを抜けた後になりますユイのボディを現実につくるためには?など。

そう考えたとき、少なくとも最初アインクラッドでは、彼らの世界ファンタジーと同一の代物でしかありません。行き過ぎた科学により魔法と見分けがつかない代物です。そして彼らにとっては、それだけが世界」です。

 

同様の構造クリス・クロスにも見られます

ダンジョンの中に閉じ込められ、クリアするまでログアウトできない。ゲーム中の死はそのまま本人の死につながる。

作中のスキル「ゲーム」という設定なので「SF」ではありますが、キャラクター世界にとらわれいることからゲームの中だけが知覚できる「世界」になっています。そしてその「世界」の中には SF ギミックは問題ではありません。

 

これらに比べてログホラで違うのは「キャラクターの死」が「プレーヤーの死」と直結していない、というルールが典型でしょうか。

しかし、作中キャラクターにとっての「世界」とは何か?を考えたとき、彼らの世界はもともとの現実と全くつながっていない、「世界はいま生きているそこだけ、という意味では、同じになります

 

その意味で、彼らの物語類型を考えた時に重要なのは

このように設定された「世界であるのではないかと考えています

 

となると、これらはすべて「貴種漂流譚」の系譜とみるべきではないかと最初に思いつきます

貴種漂流譚?

しかし貴種漂流譚とした場合物語類型としては明らかに違うものがあります

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B4%E7%A8%AE%E6%B5%81%E9%9B%A2%E8%AD%9A

VRMMORPGMMORPG場合主人公は貴種というわけではなく、また、多くの同様の他人と一緒に異界に漂流しています

これは明らかに貴種漂流譚とは違う特徴です。そもそも貴種漂流譚は神話類型で、英雄譚のいくつかにみられる特徴なので、そのまま当てはまるものではありません。

行きて帰りし物語

となると、他に近い分類を考えると、「行きて帰りし物語」というのが出てきます

http://hiki.cre.jp/write/?YukiteKaerisiMonogatari

これは乱暴な言い方ですが、貴種漂流から「貴種」の特徴をとっぱらったものといえます

結果残るもの

というパターンになります

多くの場合冒険に駆り出される理由は「日常からの欠落」が起き、「冒険の中でその欠落したもの、あるいは替わるものを見つけ」「日常に帰ってくる」というものです。スターウォーズなんかこれの典型ですね。

 

ここまで来ると、物語類型であり、一方で物語論として「読者に受ける物語とは何か」という話にもなってくるのですが、そちらの論は話の方向性微妙に違うので割愛

 

さて、では素直に「行きて帰りし物語」の類型としてまとまるでよいのでしょうか?

集団漂流というジャンル

ところがここでも問題が、行きて帰りし物語場合冒険に投げ出されるのは「主人公」とかその周辺がせいぜいです。

また、「日常に帰ってくる」というのも重要になりますログホラの場合ゲーム中に行われている冒険では「日常に帰ってくる」のですが、「現実世界」の意味では帰ってきていません。

 

では、さらに共通項をと考えた時に残ってくるのが「集団漂流物」というジャンルになります

これの古典で有名なのは十五少年漂流記(小説)ですね。

個人的に思い出すのは、空飛ぶ!竜峰学園(ラノベ)とか、勇者110番(NG97)とか、かなりマイナーどころになるわけですが。

類型とその違い

ということでもう一度元に戻り、SAOログホラ、.hack で考えてみた場合

という分類になるのではないか……と考えたのであります

なお SAO ですが、実際には細かく変わっていて

というのが物語類型での分類になると思われます

異界へのギミックや、異界で使う技術「ゲーム」ベースであるため、一見 SF なのですが、実際なところはあれらは「魔法」と物語上ほぼ変わらないものほとんどです。

となると、物語類型を見る場合にはもっと重要ギミックがあるのではないか?ということで、このような分類を夢想しています

ゲームという題材が特殊なのか?

ここで気になったのが、では「ゲームという題材が特殊なのか?」ということです。

で、最初の方に戻る。

web 小説や、そこから現実書籍になったものが、いろいろと「似通ってるな」という印象は、はたして「本当なのか?」。そして「似通ってるな」と思ったものは「何か?」。

個人的に多くなったなと感じているのに、確かに VRMMORPG に取り込まれるってのがあります。そして俺TUEEEEE。

しかし同様に、異界漂流物も多くなってるなとも思うわけです。ファンタジー世界で「生まれ変わる」とか「召喚された」とか。そして俺TUEEEE

で、これらを考えた時、ある意味昔っから変わってないのではないかと思うわけです。ファンタジー世界に行って無双っての。ゲートも戦国自衛隊ファンタジーにしただけだ、と乱暴に切り取ってみたり。

結局「無双の理由づけ」に何を使っているのかという部分で、VRMMORPG というのが身近になったのかなと。

 

そもそも「コンピュータを用いたゲーム的異世界」で冒険というのであれば、いろいろと話は出てきます

それこそ、最初は「ジャックイン」でしょうか。ニューロマンサー('84)。これのジャンルだと SFサイバーパンクですね。この場合マトリクス現実世界の裏にある(人工)異世界という視点で見れば、ファンタジーの一種とみることも不可能ではありません。

同じくサイバーパンク電脳世界があるもので、漫画で有名になったのがサイレントメビウス('88)でしょうか。

他、こちらはハビタットのような電脳街という感じの世界ですが、BOOMTOWN('92)という漫画もありますAI が住み、自己増殖する電脳世界に入り込み、バグ退治を行います表現SF 側です。

そして、ゲームといっても電源不要東京N◎VA('93)なんかが思い浮かびますサイバーパンクなTRPG

一方、完全にゲームの味付けでは、クリス・クロスが '94、クラインの壺だと'89ですね。

 

そしてこの「ゲームな味付け」で「異世界」となると、コンピュータを捨ててファンタジーにぐっと寄ったものとして思い出せるのが遥かなる異郷ガーディアン('90)。死亡無し、バイト感覚ファンタジー世界魔王を倒そう!という話です。あるいは、日帰りクエスト('93)なんかも近い代物でしょうか。これらは日常の延長として異世界ちょっと冒険してくる代物ですね。

これらと .hack が似てると思ってて、ギミックに「異世界」が絡む程度なんですよね。物語世界の構築法の話であって、物語としてはその異世界重要なのですが。

 

そして、完全にファンタジーに話を持って行ってしまえば、作品は一気に広がります

世界現実を行き来するってのでは、ナルニアとか。

個人的には魔法使いになる方法(ダイアン・デュアン著)を持ってきたいです。翻訳がまた止まった……。こちらは、現実世界の「裏」にある世界なので、ナルニアのように現実世界の「隣」にあるのとは違っていますが。

 

ここで VRMMO を題材に使っているのを考えてみますと。

VRMMO は現実世界の「隣」にしかなれません。アクセルワールドのように現実世界を模した世界であっても、現実世界に影響は与えていません。

その中で主人公プレーヤー集団が「命」であったり「記憶」であったり「思考」であったりの影響を受けるという、世界以外が対象になります

となるとこれは別にゲームではなくファンタジーであっても同じなので、ここの類型から考慮しないでも済みます

 

一方、魔法使いになる方法では、魔法使いだけに見える世界というのは、現実世界と表裏一体です。魔法世界で変化があれば、それは現実世界にも影響を及ぼします。

これは電脳世界を用いた場合でも同じギミックがあるように作ることもできます

N◎VAもそうですし、サイレントメビウスもそうですね。

 

このような違いを見るに、ようするに「VRMMO などに見えるゲーム世界・異世界」というのは「現実に影響を与えない箱庭」という概念でくくれるように見えます

世界漂流ファンタジーもその多くは「現実に影響を与えない箱庭」的世界です。

このように、完全に切り離されている異世界かどうかというのが重要ポイントなのかもしれません。

俺TUEEEの源泉

ちょっと話が散乱したので、少し戻します。

無双の理由づけ」です。

VRMMO 、あるいは「ゲームルールがある異世界」を用いた場合、「俺 TUEEEE」に対してこじつけが作りやすいのが、この分野が氾濫している理由なのかなと思ってみたりしてます

どういうことか?

 

多くの場合対象となる異世界は、技術文化水準が現代より低いです。

FPSSLベースにした場合は逆もありますが、氾濫しているのは多くが「ファンタジー世界」として「中世西洋」がベースです。

そこで俺TUEEEとして従来のファンタジー神話伝説英雄譚、ファンタジー小説などがとった手法が「貴種」です。

これは現実にも祭事が政であった時代に、「神の信託を授かる巫女」(卑弥呼など)とか「神(竜)の血統」(中国皇帝日本天皇)とか「神に認められた」(キリスト教や同影響下の国々の王など)が用いた手法で、何か特殊存在が力を認めているから「偉い」という考えから来ている物と思われます精霊信仰や祖霊信仰なども同様なので、世界中で行われた、あるいは現在進行形の考え方ですね。

 

そして、漫画アニメラノベでもこの手法はいくらでも使われています。作品は割愛。 

では、一般人ではダメなのかってところから始まったのが、異界に行った時に「異物」なので強くなったというものです。この場合だと貴種である必要性がなくなります

この場合重要になるのが、多くは「機転」や「思考」だったりします。その世界にない視点で物事を考えることで、打開するなどもありますね。

 

VRMMO の場合、この後者の考え方を用いて俺TUEEEをするというのが基本ですね。

ログホラがわかりやすいですが、異世界にはないけど現実世界にあったものを再現することで、異世界でのアドバンテージを得る。蒸気機関はこのギミック

この手の異世界で発想で先手を取るってのが、他だとアウトブレイク・カンパニーであったり。あるいはくじびき勇者さまを思い出してみる。他にも新書であったような記憶があるのに、題名全然出てこない。

まおゆうも「その世界になかった概念を持ち込む」事で「世界に影響を与える」という部分で、ログホラとそっくりなことを味付け変えてやってます

 

てなところで、俺TUEEEの源泉をあれこれいじってきてるのは増えてきてはいるなとは思った。

今までだと単純に戦闘つえー、魔法つえー、だからねぇ。

とめどなく

結局まとまらないので、適当なまま増田に投げつけて終了。

続きも別に考えてないで投げっぱなし。

 
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