はてなキーワード: ニュース深読みとは
関係あるかどうかわからないが、今朝NHKの週間ニュース深読みでリオ・オリンピックの予算不足の話やってた。
リオのオリンピック準備予算が膨らんで、開催直前になって予算が230億円ほど足りなことがわかったんだと。
その時に出てきたスローガンが「ガンビアーハ」。あとで何とかする、という意味だそうな。
なんでもカウントダウン電光掲示板も廃止、競技施設以外の予算を削りまくってなんとかしたんだと。
なんかそれが番組で好意的に取り上げられてて、ゲストの山田まりやがイエーイって乗ってたけど、誰にしわ寄せが来るかわからないまま「何とかする」ってのはすごく怖いことなんじゃないのって思うんだよね。ラテン気質らしいとも言えるけどさ。ポジティブなガンバリズムでやり抜きました結果オーライ良かったねで済むとは思えないわけ。だってカネがないならボランティアでなんとかしろって言いそうな人、こっちの国にはたくさんいそうじゃない。
逃げた結果どうなるかを言えない「何とかなる」もそうだし、誰が泣きを見るのかわからない「何とかする」も手放しで褒めちゃいけないと思うんだ。
それで折角のビジネスチャンスがオッサンに潰される、と言う話、
大元のhttp://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20141123/1416735993にも
以前、NHKのテレビ番組「週刊ニュース深読み」で、昨今の消費しないと言われる若者の消費を促すにはどうしたら良いのかというテーマで話し合っていた時に、最後の最後で、ある女性出演者が「せっかく若者向けに良い提案をしても、上のおじさんに潰されてしまうんですよ!」と言っていたが、これはまさしくダサピンク現象と同じ構造だと思った。結局、日本の企業の上層部がおじさん社会で、女性向けにしろ若者向けにしろ、おじさんに受け入れられる企画しか通らないことが問題なのかもしれない。
ここでは『「女性」出演者』だそうだけど、男性の若者が「自分たちの提案した若者向け商品案がオッサンに潰されてオッサン臭いものに」ってのもよくある。
communicationに近いのはコミュニケーションだが、日本語にミュという音が少ないためか、音韻転倒してコミニュケーションと言われることが少なくない。だがNHKのアナウンサーには、意識してきちんと(規範的に)コミュニケーションと言ってほしい。言葉の問題を扱う特集となれば尚更だ。
10月20日(土)放送 週刊ニュース深読み 知ってトクする!知らないとコワ~い!?ことばの話 http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/121020.html で、導入部の番組オープニングVTRを見ることができる。徳永圭一アナウンサーが 「実はこの調査、ネット社会で日本人のコミニュケーションまで変わってきたと言うんです。」「今の言葉とコミニュケーション、本当にこれでいいのかなあ。」と言っている。気をつけてほしいなあ。