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2021-07-16

この幸福もただの症状なのか

久し振りに調子が良いな、と思っていたんだ。仕事も進むし趣味楽しい。眠れなかったけれど、まあ最近は眠れていたし、たまには良いかと。

RTプロフィール画像が目に留まって、しばらく眺めていた。違和感があってよく見ると、ただの静物画ではない。意図が込められているように思えた。

画像検索したら見つかった。いくつかの解説を読むと、確かにそうだった。絵のことは全く知らない。単純に綺麗なので、ポスターに惹かれて都合が合えばたまに見に行って、音声ガイドに頼って、へー、なんて思っていたくらいだ。

それらの今まで見てきたものや、なんとなく好きだなと思って調べた陶磁器知識が、この絵を分かるたのものだった気がした。幸福気持ちになった。

また眺めて、涙ぐんだあたりで、ああヤバいなと思った。寝ていなくておかしくなっているだけだ。気づいてブレーキがかけられるようになっただけマシになった。

こんなに幸福なのに、こんな結実に出会ことなんて稀なのに、ただの症状だったんだな。興奮し過ぎて過敏になっているだけだ。

ナッシュモデルにした映画を思い出した。統合失調症治療がある程度の効果をあげていたが、ひらめきも鈍ったため、幻覚と共に生きる。実際とはかなり異なるらしいが、良い映画だった。

あん天才とは比べようもないが、私も私なりに私の仕事が好きだ。がむしゃらにやることで人並みだったから、セーブしながらでは不甲斐ない。だからたまに、自分がすごいという錯覚の中にいたくなってしまう。それは無理だと知っているのに。

幸福な夢を見た。前みたいにバリバリやれて趣味も充実している夢だった。これからは夢は夢の中で見ないと。

でも昨日は本当に調子が良くて、この絵に出会えて幸福だった。

2021-06-04

ニュージーランドの消えた移民大臣クリス・ファーフォイがいつの間にか帰ってきていた

ブクマではNZ増田などと呼ばれているが、この増田匿名性という気楽さからぶっちゃけたことをかけるのであって、ほかに移る気は今のところない。試しにブログ作ってみたがなんか違ったのでやめた。noteってなんだ。たまにソースを出せとか言われるが出さないことだけは宣言しておく。信じるも信じないも好きにしてくれればいい。あと、どこかで同じことを書いているかもしれないが気にしない。

世の中には語尾はきっとこうなんだろうなという名前人物がいる。きっと語尾が「フォイ」であろう人を二人上げるならばドラコ・マルフォイと今回ネタにするクリス・ファーフォイだ。

さて、ニュージーランド移民国家であるため、移民大臣がいる。この国の大臣制度もよくわからないのだが、何かのトピックに対してリーダーシップをとる人を大臣と言っているように見える。当代の移民大臣クリス・ファーフォイという。前代のギャロウェイはどういうわけか更迭になった。これは女性スキャンダルではあったが、誰しもがよくあるオフィスラブだろうという程度の反応をした中でなぜか政府けが異常に神経質な反応を示したことによる。ただ、ギャロウェイがやろうとしていたビザ改革は当時レイバー連立政権を構築したニュージーランドファーストからしたらあまり面白いものではなかっただろうことだけは言える。

それと、今の移民制度ルールについてはニュージーランドファースト政党がよだれを垂らすほど大好きな状態になっていることも言っておく。

というのも、ニュージーランドファーストは、移民制度をがちがちに、そう、今のニュージーランド政権がやっているよりもさら過激に固め、移民搾取だけして使い捨て存在にすることを党の理念に掲げている。そのものずばりでものをいうことはないが、彼らの政策をすべて実現すれば自動的にそうなる。

そんな中ギャロウェイがやったことは、エンプロイヤーアシステッドワークビザ(EAWV)の廃止オープンワークビザへの移行だ。移行した直後に結局朝令暮改制度ができては消えしているうちにこのビザが復活したことは言うまでもないが、このEAWVは雇用主がサポートするからこそ発給されるビザであり、雇用される側の立場が著しく悪くなることでも有名だ。ギャロウェイは「このビザによって移民がたやす奴隷化してしまう」ということを問題にしていた。雇用主がサポートをやめた時点で帰国しなくてはならなくなるという異常なレベルアンバランスな力関係によってこの状況はもたらされる。

かつてはオーストラリアでもこのビザ問題視されており、たまに移民局が抜き打ちで検査に来るレベルだったし、労働者人権について啓蒙しなくてはならなかった。

オーストラリアでは暴力なども日常茶飯事になるレベル労働者権利が弱まるこのビザをなぜニュージーランドが保持し続けるのかはわからない。今のところこのビザ理由で深刻な事件に発展したという話は聞いたことはないが、オーストラリアの例を見るに「やられても我慢している」という移民はそれなりの数に上るのではないだろうか、だからこそ大臣自ら「容易に奴隷化されてしまう」といったのではないかと思う。

そんなニュージーランド移民制度における災厄として退任後にひどい評価を受けたギャロウェイだが、この後任のファーフォイはさらに輪をかけてひどい奴だったフォイ。

2018年ニュージーランドではひどく差別的な内部ルールができたおかげで現在に至るまでも数万人のビザ申請プロセスから放置された移民がいる。彼らはあきらめて帰国するか、毎年のようにワークビザを高い金を払って申請し続けなくてはならず、これらの家庭には経済的負担、将来の不安、また、ある程度の年齢の子どもがいる家庭では子供はいつまでも働くことができない(これは20歳を超えた子供たちにはビジタービザしか申請できないことによる)、学費が数万ドルもかかるた学校に行くこともできず家にいるしかない状況を作り出している。母国に置いてきた愛する我が子やパートナーに何年も会えない人も多く、政府の都合で膨大な数の家庭が分断されたままになっている。

そんな彼だが、最近病気で姿が消えた、と思ったらニュースに出ていた。病気でいなくなっていたはずの彼は顔が倍くらいに膨れ上がっていた。何か副作用の強い薬でも使っているのだろうか。悪いことは言わないからもう移民大臣はやめたほうがいいと思う。

さて、そんなファーフォイとスチュアートナッシュという二人の大臣が一緒にイミグレーションリセットという大改革を敢行しようとしている。これはニュージーランド人が働かない問題解決する銀の弾丸のようにジャシンダ首相が持ち上げている政策だが、実際にこれが何をするのかは誰にもわからない。ただ、一つ言えることは移民への締め付け強化は確実に起きるだろうということだ。

さて、このイミグレーションリセット、という言葉で嫌な汗をかく人はニュージーランドにそれなりに詳しいだろうと思う。というのも、実は10年ほど前にもイミグレーションリセットをやったことがある。これは、永住権申請があまりにも増えすぎたために、移民局が「いったん全部キャンセルするから、それでも永住権が欲しいなら再度申請してほしい」というものだった。

今のところそのようなことに言及はしていないが、このリセットという言葉は大改革という意味合いで使われているように思える。というのも、このリセットは「移民制度」に対してつけられているからだ。

さて、このリセットだが、一体何をしようとしているのか?それはファーフォイもナッシュもアーダーンも具体的なことを実は知らない。

これがニュージーランド政府の形なのだ移民大臣地方創生大臣がぶち上げて首相自らサポートしている10年に一度の大改革の内容を誰も知らない、または公に言える段階ですらないどこまでもあやふや政策公言してしまった。

日本人は「このニュージーランドのおおらかさ!最高!」とかいうが、普通ならたまったものではない。例えばだが日本政府が「10年に一度の税制改革!」とぶち上げたが、その後なにも音沙汰がなく、「適切な課税を目指す」の一点張りだが、どうやら何かするのは確実らしい、という状況だったら不安に思わないだろうか?

ニュージーランドのこの改革も「スキルの低い人はもういらない」というコンセプトだけが公開されており、この点についてはかなり激しく批判を受けている。なぜなら、スキルの低い人の定義がちっとも出てこないからだ。もっと言うならば、2018年秘密裏に導入した「業界関係なく平均年収の二倍を移民競争力基準にしている」というルールが猶更人々を不安にさせているのではいだろうか。

では、仮にこの収入規定を「スキルの低い人」の基準にして、ワークビザ発給の判断材料にしたときに最も影響を受けるのはどこだろうか?

ナッシュは、地方経済開発大臣林業大臣、小規模ビジネス大臣観光大臣であり、ファーフォイは法務大臣放送報道大臣移民大臣であり、ジャシンダは首相であり、国家安全情報大臣であり、児童貧困低減大臣(なんだこりゃ?)であり、芸術文化伝統副大臣だ。

まり良いことではないが、移民というのは、スキルのわりに安い人材であることは間違いがなく、彼らに特に依存しているのは中小企業や一次産業だ。そして、安い給料でコツコツと仕事をしてくれるのがまさに移民だ。ニュージーランド人にそんなおおらかさや根気はない。

たこのほかに農業漁業も影響を受けるだろう。ニュージーランド食料自給率250%という農作物過剰生産の国であり、世界中野菜を輸出している。日本八百屋でもニュージーランド産の野菜を見ることがあるが、ニュージーランド現地で売られているものよりも実は質がいいということに現地の人は気づいていないかもしれない。なんにしても農業従事者の収入が低いことも問題になっている。

まり、スチュアートナッシュはこの政策の最終的な内容によっては自らリーダーシップをとった政策によってハチの巣にされるということでもある。まさかそんなことを大臣らするはずがない、と思うかもしれないが、ファーフォイの例を見るに「あいつらはやるやつらだ」という認識だけは持っておいたほうがいいだろう。ファーフォイは移民政策をあまりにも放置しているために今ハチの巣にされている。

ちなみに、ニュージーランド国会はその独特な建築デザインからBee hiveハチの巣)と呼ばれている。ハチの巣になるのは建物だけでよく、政治家たちはきちんといい政治をしてもらいたいものだ。

いずれにしても、ニュージーランドファースト国会からいなくなった今になって、なぜかレイバー移民政策に対する姿勢ニュージーランドファーストに近づいてきていることは確実だ。弱みでも握られているのだろうかと思ってしまうほどに近い。

そういうわけでニュージーランドファースト国会からいなくなったらいつの間にかレイバーニュージーランドファーストになりつつある。ニュージーランドファースト中道といいつつ実態ドナルドトランプのようなポピュリズム政党だ。そして、首相のジャシンダ・アーダーンは国民人気取りがとにかくうまい。見ていると小泉元首相を思い出す。そういうわけなので、今の政権ポピュリズムに傾いていっても何ら驚くに値しないが、これが最終的に移民へのヘイトに到達しないことを祈るのみだ。

そういうわけでニュージーランドへの移住お勧めしない。

2021-05-25

ニュージーランド移民制度が今後どう変わっていきそれがニュージーランド経済にどういう打撃を与えるのか

2018年に「非公式に」導入した年収規定によってイミグレーションでは数万人の申請者を何年にも渡って放置したがそのことについて全く何もしない、何もしないは言い過ぎで「秘密ルール入れてごめんてへぺろ申請すれば申請料の返金に応じます」とか言う被害者の心情を逆なですることしか頭にないようなことをした上で、突然「10年に一度のリセット!」とか言い出して移民制度を更にぶっ壊しにかかっているこのニュージーランドが一体どういう状況かを書いてみる。

先日も同じこと書いた気はするが、この年収規定によって、年収11ドル位ない人は永住権申請できて申請金もしっかり取られて、納税の義務も発生するが、永遠に永住権をもらえないようになった。そして、エッセンシャルスキルドワークビザというのを毎年申請して追加の料金を搾り取られるか諦めて帰国するという状況に下手したら一生置かれることになった。一生に渡ってビザ料金というわけのわからないサブスクリプション登録するか帰れと言われるこの状況が3万人を超える申請したまま放置された移民たちにのしかかっている。

このエッセンシャルスキルドワークビザは、雇用者ポジション指定されたものとして発給されるので、転職ポジション替えも難しくなる。そして、雇用主に嫌われたら合法的に追い出されるという凄まじいストレスに塗れることに定評があるビザだ。

このビザは先代移民大臣ギャロウェイが「容易に移民奴隷にできるからやめたい」と言っていたが、この後彼は不適切な関係で多くのマスコミに「そんなのNZじゃ珍しくもなんともないのになんで?」といぶかしがられながら首になり、更にひどいファーフォイが移民大臣になった。これについては本当に不思議なことが起きたと思う。

この年収規定によってNZには医者弁護士しか永住権を取ることができなくなり、すでにその影響は出始めている。11ドル年収を実現した人なんか1人もいない業界なんでNZには山ほどあるからだし、その中には結構重要仕事もある。そこで働く移民たちが軒並み帰国したり他の国に行ったりして人材流出も激しいことだろう。そんな仕事の1つが「車検をする人」や「自動車の整備をする人」で、すでに自動車の整備不良による事故も出始めている。

しかしそれでもファーフォイと彼と一緒に移民制度になにかしているナッシュという経済大臣はこのルールをやめようとしていないし、一言言及すらしていない。

移民からこの年収規定については政府にいくつも嘆願書が出ているが、すべて無視されている。

そのため、今の政府は「反移民政権」と言われている。

さて、業界によって今後移民を期待できなくなったところはどうするかと言うと、国内で人を雇うしかないが、そもそもとして国内でも絶対数が少ない業界がある。そのため、国内にも人がいないし、海外から人を雇いたければ11ドル払えと国家による合法的な「外国人を雇ったことに対する罰金」が求められる。

自動車を整備する人はどんなに優秀でも$75kなので、罰金は年間$35kだ。こんなに払えるところはないだろう。そう慣れば業界は縮小せざるを得ない。

大雑把に言えば今後10年でNZから車検ができる人がいなくなるか、ものすごく少なくなるので、車検をするのに何ヶ月も待つ、なんて言うこともありうるようになった。

ここまで読んだ日本人の人には「なんで?新卒雇って育てれば?」と思うかもしれないがここには、NZの状況も自体悪化させているという現実がある。

NZ企業には実は「物理的に新人育成ができない」という問題がある。これは、NZの90%以上の企業社員数5人以下という問題だ。ようは、社員を1人新人教育に回せば最低20%のリソース生産性0のことに提供しなくてはならない。

そういうわけで、NZがみずから見事に移民制度をぶち壊しにしたので、今後NZがどうなるかは見ものだ。

2021-03-30

anond:20210330104136

東京以外のカレー屋をてんで勝手に書けばいいんじゃないかなー

尾道の参遍来(マイペンライ)というカレー屋さん。店名の通りタイカレー屋さんだよ。

ナッシュカリーオススメだよ。ここは徳島福山市岡山倉敷辺りにある老舗カレー屋さんだよ。野菜カレーがとても美味い。

広島市周辺にあるカレー屋さん、「つぼやきカレー キートン」、ここも結構老舗。壺にはいったカレーライスを別々で提供してくれるお店だよ。

2021-01-14

かっこいい名前を考えたので登場人物として使ってください

・ギベノペップズ

・ベベンズβ

・ブオヘッソブヘンゾン

バラン

ナッシュベータ

スカインU

ベリベッソベータスカイ

・ランズベン

・ブヘンソンジュニア

・ベヘベッソスカイソン

ビオララーク

スカイソン

・オーベッソベソンソン

2020-01-05

anond:20200104174438

ストZERO危険性がよくわかりませんわ

中大の順番で通常攻撃が繋がるシステムヴァンパイアと同じですのよ。

じゃあなんでチェーンコンボが野放しだったのにZEROコンボZERO2で廃止されるんですの?

おかしいと思いませんこと?

人間同士のストリートファイトからアウトで、如何にも人外魔界脳汁出しながら繋いでそうなヴァンパイアチェーンコンボならセーフだなんて。

懐古主義のいい見本ですわよ。

論じるべきはZEROカウンターの万能性であって、ストIIとの関係性なんて本質からは外れてますわ。

そんな事を言うなら上級者がオートガードを使って見切り辛いめくりを防御しようとするのだってZERO2で規制すべきですし、それを見過ごしてきば全国のゲーセン共は今すぐDIPSWでオートモード無効にして、初心者専用オートモード台を新設して乱入禁止にでもしないと駄目じゃなくて?

上位キャラ全てZEROコンボ持ち有無による影響も確かにあるでしょうけど、本質として語るべきはZEROコンボ無し最下位キャラ、つまりベガの弱性能ですわ。

なんでそこを論点から外して、なんかしらんけど流行ってる春麗ナッシュでジャブ中P足払いだけして最大ダメージコンボ決めない馬鹿いるかストリートファイターではZEROコンボをやめろ元の喪流で我慢しろと言い出すのかしら?

本当、言ってることがめちゃくちゃですわ。

2019-10-06

ラフィネさん主催のRWCスペシャルイベントに参加してきた日記

去る9月29日株式会社ラフィネ さん主催南アフリカワインイベントに参加してきました。

ラフィネさんは南アフリカ生産者ワインを多く扱う都内ワインインポーターです。今秋、日本Rugby World Cup 2019が開催されることから大会観戦を兼ねて南アフリカの8生産者来日していただき日本各地でイベントが開催されました。このうち6生産者に今回限定スペシャルワインを造っていただき、RWC(Raffine Wine Collection)として6本セットで販売、今回はその記念イベントでした。各ワイナリースペシャルワイン1種+通常のキュヴェ1種を出典、もちろん生産者ご本人とお話しでき、またお料理や素敵な記念品もついてくるという大変豪華なイベントでした。

バーデンホーストのアディさんのYuuuuupppppaaaaaa!!!で乾杯からスタート

出典ワインは以下の12銘柄でどれも素晴らしかったです。

ラフィネさんのFacebookテクニカルの詳細が載っていますので詳しくは是非そちらもご覧ください。

◎A.A.バーデンホースト(スワートランド)

A.A.Badenhorst (Swartland)

・Raffine Wine Collection by A.A.Badenhorst

 パールバーグのエイトケイクという単一からシラー100%を全房率100%で醸したキュヴェ、無濾過無清澄シラー100%のキュヴェを造るのは初めてとのことでした。イメージとしてはイエローベルシラー単一品種版でしょうか。果実味がピンと張ったエネルギーに満ち溢れている液体ですがあからさまに濃厚!というわけではなく、非常にクリーンでエレガント。言葉からの印象ですがシラーズ!というよりはエレガント系シラーの美質を存分に感じさせてくれました。他の単一シリーズもそうなのですが、ご本人からは豪快な印象を受けるのにとても繊細に造られているなーと思います

・Ramnasgras Cinsault 2017 (double magnum bottle)

 先日のワインショップでの試飲会でもいただいたキュヴェですがこちらはなんと3Lのダブルマグナム、軽々と持ち上げてらっしゃったのがすごい!前回同様にハーブスパイス香りジューシー果実味、土のニュアンスバランス良く融合した素晴らしいワインでした。

◎アルヘイト・ヴィンヤーズ(ヘルマナス)

Alheit Vineyards (Hermanus)

・Raffine Wine Collection by Alheit Vineyards

 2015年ヴィンテージからリリースしているLa Collineと同じ畑からセミヨン(+セミヨン・グリ)100%、通常版との違いは最上部の区画からのみ造られていること。全房率100%La Collineがリリースされる前はセミヨン・グリ主体スキンコンタクトをしたAllow Heartというキュヴェでリリースされており、Allow Heart再現としてスペシャルワインが出てくるかなーなどと勝手妄想しておりましたがLa Collineのスペシャル版として造ったとのことでした。La CollineはAlheitの上位レンジであるシングルヴィンヤードシリーズ唯一のセミヨン単一(他は全てシュナンブラン)ということもありふくよかさが印象的なのですが、今回のRWC版は区画を上部に限定することで酸やミネラルに伴う骨格をより強く感じることができる大変気品にあふれたキュヴェとなっていました。

・Cartology 2017

 アルヘイトと言ったらカルトジーヴィンテージは昨年リリースされた2017年です。冷涼系グレートヴィンテージということもありリリース当初は酸とミネラルがぎっちり詰まった印象でしたが、それらが徐々にほぐれつつも非常に美しい味わいでした。

◎サディ・ファミリーワインズ(スワートランド)

Sadie Family Wines (Swartland)

・Raffine Wine Collection by Sadie Family Wines

 南アフリカワイン界の大御所です。白のブレンド公式から引用ではシュナンブラン26%、ルーサンヌ16%、ヴェルデーリョ15%、コロンバール9%、セミヨン9%、パロミノ9%、グルナッシュブラン8%、ヴィオニエ4%、クレレット・ブランシュ4%と多数の品種ブレンドされています土地表現古木に拘りのある生産者ですが、樹齢5年程度の若木イタリアギリシャ品種が入っている、ワイナリーとしても極めて試験的なキュヴェのようです。酔っぱらいながらのメモですがアサンティコ、カタラット、フィアーノ、グレロ(グレーラ?) が入っているとのこと。公式記載品種のシノニムとかでしたらすいません…。これらの品種古木になった時にワイナリーの新しいページを刻んだら素敵ですね。ベビー・パラディウスのイメージとのことですが、よりスパイシービビットな印象を受けました。若木ブドウが使われていることから先入観もありそうですが。もちろん暴れるようなことは無く、非常に綺麗な造りで熟成した姿が非常に楽しみです。

・Columella 2017 (double magnum bottle)

 赤のブレンドフラッグシップであるColumellaの最新ヴィンテージしかダブルマグナムです。エレガントながらも濃厚な果実味に浸れる素晴らしい造りです。ワインだけで満足できる度の高い一杯。

クリスタルム(ボット・リヴァー)

Crystallum (Bot River)

・Raffine Wine Collection by Crystallum

 クリスタルムのピノ・ノワール上位レンジであるマバレル、キュヴェ・シネマ、ボナファイドを1/3ずつブレンドしたスペシャルキュヴェ。この字面だけでも心が躍ります。全房率はマバレル10%、キュヴェ・シネマ50%、ボナファイド60%とのことですのでシネマはホールバンチ版ではなく通常版由来と思われます。1/3ずつというブレンド比率ですが、色々と試した上でこの比率が一番しっくりきたとのことで個人的には偶然の神秘性のようなものを感じてしまいました。おそらくマバレル由来の透明感のあるアタックから充実した果実味、コクと旨味からの満足感、美しい余韻への一連の流れが一切の継ぎ目・ストレス違和感なく展開される完璧バランスでした。

・The Agnes Chardonnay 2018

 シャルドネの2種あるうちの下位レンジ、先日入荷したばかりの最新ヴィンテージです。乾燥した2018年性格を反映した凝縮感のある味わいです。酸や骨格は2017年の方が豊かである印象ですが優劣というよりは性格の違いを楽しむ、あるいは各個人の好みによる程度の違いと考えます。上位版であるクレイシェルスは今年の分をまだ飲めていないのでどんな感じになっているか気になります…。

ラール・ワインズ(スワートランド)

Rall Wines (Swartland)

・Raffine Wine Collection by Rall Wines

 ピケニルスクルーフの単一畑のグルナッシュ100%。全房率50%、無濾過無清澄とのことです。このメンバーの中からグルナッシュ100%で思い出すのはサディのソルダートピノ・ノワールと間違うほどの繊細でエレガントな造りですが、こちらはもう少し果実の充実感に寄っておりグルナッシュイメージにより近い印象でした。一方、けして派手ではない綺麗な造りで、静かな波打ち際の漣のように寄せては返す旨味がじわじわと長く続く静謐な美味しさ。Rall AVA Grenache noir勝手に名づけたくなりました。

・Rall Red 2016

 こちらはおなじみのバランスのとれたローヌ品種ブレンド赤(シラー70%、サンソー15%、グルナッシュ8%、カリニャン7%)で、よりしっかりと力強さを感じされる明朗な美味しさが印象的でした。

◎ソーン・ドーターズ(ボット・リヴァー)

Thorne&Daughters (Bot River)

・Raffine Wine Collection by Thorne&Daughters

 スワートランドにあるパールバーグ(現地の言葉で馬の山という意味らしい)の畑のシュナンブランセミヨンセミヨン・グリのブレンド公式情報だとセミヨン66%、シュナンブラン34%とありますセミヨンセミヨン・グリの比率も聞いておけば良かったと反省パールバーグは風化した花崗岩質の土壌で、良い古木ブドウ畑が沢山あるとのことです。馬と聞くと今回も出ていたRocking Horseが思い起こされますこちらは使い古しの樽で娘さんのために作った木馬が由来でありたまたまとのこと。一条の光がすっと通るがごとくまっすぐと背筋が通った味わい、もちろん単調ではなく果実味や複雑さも備えていてそれらを酸がぐっと引き締めている感じでした。フォーカスが絞られ、はっきりとした輪郭が掴める!

・Rocking Horse Cape White 2017

 ワイナリー看板的な銘柄でステレンボッシュルーサンヌ&クレレット・ブランシュ&シャルドネパールバーグのシュナンブランフランシュックのセミヨン南アフリカ各地からブドウブレンド。もとの造りに加えて2017年というヴィンテージもあり酸がしっかりした綺麗な味わい。

料理は鮨3軒、天ぷら1軒、焼鳥1軒、焼肉1軒、肉レストランカレーケータリングこちらも豪華。スペシャルワインを一通り味見した後にあまり考えずにケータリングスペースに入ってしまい初手で〆カレーを選ぶことをしでかしつつ大変堪能しました。

料理との合わせという点で記憶に残っているのは

バーデンホーストでgrilled beefに合わせるならばシラーサンソーのどちらが良いかお聞きしたところ割と悩んだ後でサンソーとのお返事。

・サディ・ファミリーでColumellaにgrilled beefはどうか?とお聞きすると肉はいらない。ワインだけでOK!!と言われました。確かに…!

白身主体の鮨を片手にRocking Horseもらいに行ったところvery nice for SUSHI!!と言われました。

カレースパイス感あるのにワインを全く邪魔しない…。じっくり煮込まれた肉カレーの旨味とRallのRWCスペシャルのしみじみとした旨味を堪能しました。

マグロとCrystallumのRWCスペシャルの組み合わせが完璧

天ぷらとAlheitのRWCスペシャルの組み合わせが完璧

生産者の方々との交流ワイン料理の美味しさ、大変貴重な経験ができた素晴らしいイベントでした。

生産者の皆様、料理人の皆様、運営ラフィネの皆様への最大限の感謝を!!

そして一週間たった今もそれぞれの味わいを思い出しつつセットの追加購入をどうするか悩む日々です…。。。

2019-02-16

今日ワイン

アルヘイトカルトジー2017」

南アのシュナンブラン。2014だったか15だったかがいい味だったのでニューヴィンテージも試した。

あれー、こうでしたっけ?という。凝縮感強め? もうちょいきれいだった気がするが。

vini viti vinci グルナッシュ2016

おいしい。自然派っぽさ強めだけど大丈夫。4000円くらいしたかな。2000円台で変えたら最高だが

うそういう円高時代は来ないのか、日本

2019-01-21

再会

ちゃんから連絡が来た。会うことになった。新宿集合、向かう途中でミルクホールに予約とったので代々木に変更。急いで連絡する。ここ最近新規の子とかだと会う前にマインドセットしっかり叩き直して戦略を考えたりするが全くそんなことをしようという気がおきない。西口、緊張しながら彼女を待つ。なんたってほんとに久しぶりなんだ。改札を出てくる彼女と目が合う。すぐに笑い始める彼女。あうあうしてなにもいえない俺。店内に入ってもなに話して良いかわかんない感じは続く。基本俺がなに言ってもなんていうか茶化してくる感じ。全然変わってない。全然嫌じゃない。店内では山口百恵とか松本伊代が歌ってくれていた。ノスタルジックメロディにつつかれているせいか、途中なんか懐かしくてちろっと泣いてしまった。闇太郎へいこうといって店を出て、でも総武線乗ってる途中で行先をナッシュに変えて中野へ行く。ナッシュと思って入った店は違う店だった。隣にある。お酒二杯ずつくらい飲んだ。俺が思っていたよりお酒強かった。二人で飲むときはそんな飲んでたかたから。強くなったのか元々強くて今日お酒必要としていたのか。

出て焼肉へいった。盛りを頼んで焼いてくれた。ほとんど ちゃんが出してくれた。今日はお母さんがいるから家とまれないと。中ので別れた。

今日会う前から一年半前会えなくなってからずっと感じていたけどやっぱり好きだ。考えると鼻の奥が、胸の奥がつんとしてしまう。今日もずっとその柔らかい体を抱きしめて髪の匂いを嗅ぎたかった。

別れて新宿の街をぶらついたけどすっかりあいどんわないだ。ナイトライダーだ。

2018-10-26

anond:20181026130450

あと15年ぐらい先のストリートファイター

リュウ「実は俺、ゲイだったんだ」

ケン「実はな俺もなんだよ」

ザンギエフ「オレもだぞ」

ダルシム「私はバイだ」

バイソン「俺はゲイだ」

バルログ「私は自身性別確信が持てない」

サイクロイドβ「私も確信が持てない」

ベガゲイだ」

ダーク「俺は何者でもない」

ギル「私は男女両方だ」

オロトランスジェンダーじゃ」

春麗「あたしは実はレズ

ナッシュヘテロだ」

ガイルゲイだ」

ラシード「俺もゲイ

ネカリ「俺も」

本田ノーマルだ」

ユーリ「私はレズ

ユーニ「私はバイ

レインボーミカ「あたしは女だと思うけど確信が持てないッス」

2016-12-02

この土日、格ゲー世界大会ネットで観戦する。

カプコンカップ(CC)2016が12月3日(土)、12月4日(日)の2日間開催される。

1年間を通して、世界中を飛び回って大会ポイントを稼いできた選手たちのうち上位32人の集大成

山あり谷ありだったけど、いよいよ年間王者が決まる・・・

開催地アメリカ カリフォルニア州

種目:ストリートファイターV

ストリーム配信https://www.twitch.tv/capcomfighters

日本時間 12月3日(土)03:00~ | 32人から8人まで絞り込むトーナメント開始

日本時間 12月4日(日)11:30~ | Top8でのトーナメント開始

トーナメント方式:3試合先取 ダブルエリミネーション

参加予定者[国 / メイン使用キャラ]

INFILTRATION:[韓国 / ナッシュ] 累積ポイント1位。EVO2016優勝、他プレミア2大会優勝。シーズン初期から無類の強さ。も、シーズン後半から追い上げられ気味。

Humanbomb:[香港 / 春麗] アジアランキング大会で安定した成績を残す。

Luffy:[フランス / ミカ] 2つの欧州ランキング大会を制す。EVO2014優勝者

マゴ:[日本 / かりん] アジア地区優勝スト4オンラインポイント最多。スト5では強豪集まるアジア大会での優勝が印象的。

MOV:[日本 / 春麗] アジア地区2位。ランキング大会優勝4つ。現時点の春麗では最強か。

Brolynho:[ブラジル / ネカリ] 南米ランキング大会で2度の優勝。

ウメハラ:[日本 / リュウ] ストリートファイター3rdの連続ブロッキング動画世界的に有名。今シーズンは後半の伸びが目覚ましい。が、対ガイル戦に不安が残る。

K-Brad:[アメリカ / キャミィ] 南米地区決勝大会で準優勝。他大会でも安定した成績を残す。

NuckleDu:[アメリカ / ガイル] 若手の注目株。プレミア2つ優勝。さほど警戒されていなかったガイルへの対策研究が、この選手存在の脅威により巷で促進される。

XsKSamurai:[アメリカ / リュウ] 印象として少ない北米リュウ使い、の強豪。

Xian:[シンガポール / ファン] 初期はなかばネタ扱いだったファンというキャラ開拓した、現状最強のファン使い。

ChrisTatarian:[アメリカ / ケン] 若手ケン使い。2つのランキング大会で優勝。

Xiaohai:[中国 / キャミィ] ノッてる時は誰にも止められない最強キャミィ使い。2つのプレミア大会を制す。ESL優勝者

ProblemX:[イギリス / アレックス] 欧州ランキング大会で上位成績残す。CC唯一のアレックス使い。

ももち:[日本 / ケン] EVO2015CC2014優勝者。最強ケン。耐えるケンプレミア優勝者。他プレミア大会でも上位成績残す。ESL準優勝。

MisterCrimson:[フランス / ララ] 欧州強豪。ランキング大会で上位成績。CC唯一のララ使い。

ときど:[日本 / リュウ] 現時点リュウでは最強との呼び声。北米地区決勝でNuckleDuのガイルに敗れ2位。プレミア大会で常に3位以上という驚異的成績。

DRRay:[ドミニカ / バルログ] 南米地区決勝で優勝。CC唯一のバルログ使い。

えいた:[日本 / ケン] ももち選手とはスタイル対照的とも言われる、暴れ型のケン使い。法律事務所ほか3社からスポンサードを受けCCに挑む。

GO1:[日本 / 春麗] 過去ストリートファイターシリーズ以外の格闘ゲームで結果を残してきたプレイヤースト5でも今シーズン大会で上位成績残す。

GamerBee:[台湾 / ネカリ] 現状最強ネカリか?シーズン後半から頭角を現し、プレミア大会を立て続けに制す。

RickiOrtiz:[アメリカ / 春麗] アメリカ強豪春麗北米ランキング大会で安定した成績残す。

JulioFuentes:[アメリカ / ケン] 強豪ケン北米ランキング2つ優勝。

ゆかどん:[日本 / ナッシュ] EVO3位の強豪ナッシュアジアランキング大会でも上位成績。

JustinWong:[アメリカ / かりん] ウメハラ背水の逆転劇の相手だった選手。スト5でプレミア優勝はないものの、7つのランキング大会で優勝している実力派。

sako:[日本 / 春麗] シーズン後半からついに覚醒か。EVO2016でINFILTRATIONに完敗も、後の大会で見事に雪辱を果たす。コンボの鬼。

ハイタニ:[日本 / ネカリ] アジア地区決勝3位。プレミア優勝逃すも常に上位成績。

FilipinoChamp:[アメリカ / ダルシム] 唯一ダルシム。2つのランキングで優勝。北米南米で上位成績残す。

ふ~ど:[日本 / ミカ] 最強ミカ使い。不利な状況でも、一瞬のチャンスを与えられれば一気に戦況をひっくり返す実力を持つ。EVO2016準優勝。

RyanHart:[イギリス / ケン] ストリートファイター関連ギネス記録を複数持つ。スト5ではシーズン大会優勝は逃すも安定成績。

Phenom:[ノルウェー / ネカリ] シーズン初期にプレミア優勝。欧州決勝準優勝。プレミア大会カナダカップでも3位、と上位で安定した結果を残す。

かずのこ:[日本 / キャミィ] CC2015優勝者今シーズンアジアランキング大会で上位成績残す。

以上32名で鎬を削る

種目:2016年からストリートファイター5。前年はストリートファイター4。新作に伴い種目が変更になっている。

大会:年間70大会以上。世界各地で開催された。ランキング大会プレミア大会がある。順位に従ってポイントが加算される。

ポイントグローバルポイントリージョナルポイントがある。累積ポイントカプコンカップ(CC)と地区決勝大会への出場権に直結。

EVO:シーズン半ばにある中間決算的な大会。長い歴史が有る。巨大オープントーナメントで、数日を掛けて戦う。EVO2016のスト5部門では5000人が参加。

プレミア特別指定された一部の大会では、優勝すると累積ポイント関係なくカプコンカップへの出場権を直接獲得できる。優勝は通常のランキング大会より厳しい。

地区決勝大会:各プレミア大会の一つ。地区決勝大会への出場にはリージョナルポイント必要

もう誰が優勝してもおかしくない状況。

1日目が日本時間午前3:00からなので最初から見ることは出来ないけれど、

2日目は11:30~14:30なのでガッツリ観たい。

2015-11-16

ナッシュ均衡ワルラス的均衡

  ※ 最後に「訂正」あり。

 

この二つが話題になっていた。

 

元ページ

 http://hatena.aaafrog.com/entry/2015/11/14/104818

 http://hatena.aaafrog.com/entry/2015/11/15/142831

 

はてブ

 http://b.hatena.ne.jp/entry/hatena.aaafrog.com/entry/2015/11/14/104818

 http://b.hatena.ne.jp/entry/hatena.aaafrog.com/entry/2015/11/15/142831

 

勘違いしている初心者が多いようなので、解説しておこう。

 


 

ナッシュ均衡は、理系概念なので、理解している人が多いようだ。ここでは特に解説しないが、次の点を理解しよう。

 

  1. これはゲーム理論概念である
  2. 通常、2名のゲームである
  3. 変数は、戦略である。(戦略選択肢となる。)
  4. 均衡点は、特異点である。(連続的にそこへ移行できない。)

 

一方、ワルラス均衡は、文系概念なので、理解してない人が多いようだ。次のページでちゃんと勉強してほしい。(簡単だ。中学で習ったはずだ。)

 http://chu.benesse.co.jp/qat/3519_s.html

 http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/micro.files/w-antei.htm

 

ここでは、次の点を理解しよう。

 

  1. これは経済学概念である特に市場原理概念である
  2. 通常、供給者と需要者は多数存在する。(無限と見なしてもよい。)
  3. 変数は、(商品の)価格と数量である
  4. 均衡点は、なだらかに到達できる点である。(特異点ではない。)


 

ここで、元のページに戻ろう。

お互いが自分利益のために値下げして、それ以上下げられないところで止まる

これは、明らかにワルラス均衡だ。どこでも普通に見られる現象である。「それ以上下げられないところ」とは、「それ以上下げられない価格」のことだ。こうして価格一定の水準に安定するのは、前述のワルラス均衡そのものだ。(ワルラス的調整過程という。)

  ※ このことを理解できなければ、上の中学生向けのページを読んでほしい。

    それでもまだわからなければ、近所の中学生に教わるといい。

 

具体的な例で示そう。

たとえば、イオンは徹底的に価格を下げるので、利益率が1%ぐらいになる。これよる高くしてもいいのだが、そうすると、客が逃げるので、価格を下げざるを得ない。「これ以上下げたら利益ゼロ同然になって困るから、これ以上は下げようがない」という水準が「利益率 1%」という水準であるわけだ。

一方、セブンイレブンは、価格をあまり下げなくても、客が来る。利益率が 10%ぐらいになる。「これ以上下げたら儲けが減って悔しいから、下げてたまるか」という水準が「利益10%」という水準であるわけだ。

どっちにしても、ある程度まで、価格が下がる。これはワルラス的調整過程だ。

 

一方、全員でカルテルまたは談合をすれば、大幅に高値に設定することができる。普通市場でのカルテルは困難だが、官庁の入札では、参加者が少数だから談合によって大幅に高値を設定できる。

このような高値設定は、連続的に到達できる点ではなく、懸け離れた特異点である。したがって、談合による価格は、「ナッシュ均衡」と見なせる。ここでは、戦略によって、特異点に移行するわけだ。

 


 

以上によって、説明ができたことになる。

経済学理論と、ゲーム理論とは、まったく別のことなので、きちんと区別しよう。

特に中学で習ったはずの「需給曲線」については、きちんと理解しよう。これは決してナッシュ均衡と対比されるようなものではなく、ナッシュ均衡とは全然無関係で別の話だ。

 

 

 

p.s.

ブコメで、「ゲーム理論経済学区別する必要性は感じない」というのがあったが、それは、「戦略と、価格・数量を区別する必要はない」というのと同じで、狂人の発想だ。

 

例。

社員 「この新製品価格と数量は、どのくらいが見込めますか? 10万円で 1000台ぐらいでしょうか? もっと安くして、数量を多くしましょうか?」

社長 「ナッシュ均衡になるように、カルテルを結ぼう。それが正しい戦略だ」

 

これじゃ、会話にならないし、論理にもならない。気違い錯乱論理だ。

 

 ────────

 根本的に勘違いしている例も見られる。

ワルラス均衡は企業消費者プレイヤー生産計画と消費計画を戦略集合、利潤と効用を利得とするゲームナッシュ均衡に過ぎない

そんな発想では、プレイヤーの数が無限になり、選択肢の数も無限となり、意味不明になる、という矛盾はさておき。

ナッシュ均衡で得られるのは「戦略の均衡」であり、ワルラス均衡で得られるのは「価格と数量の均衡である」という点を理解できてないね中学校教科書を学び直すといい。

なお、「価格と数量は、戦略一種だ」と思う人もいるかもしれないが、違う。戦略は、個々のプレイヤーレベルで決まるのであり、いくらでも個別戦略の変更は可能だ。一方、市場価格と数量は、市場の全体によって決まるのであって、個別プレイヤーレベルでは決定できない。たとえば、どこかの誰かが、特別に高い価格戦略的に決定しても、その価格は、市場価格には影響せず、市場価格となるだけだ。

どうも、上記見解の人は、ゲーム理論ばかりを見て、経済学の知識が中学生ほどもないようだ。まずは、中学校教科書理解するべき。「市場原理とは何か」「需給曲線とは何か」を理解するべき。それがわかっていないから、すべてを個別プレイヤー理論解釈しようとする。

 

トラバにも、同じ誤解が見られる。

市場価格というのは、個別企業問題ではなく、市場全体によって決まる、ということを理解できていない。市場価格というのは、経済学問題であって、ゲーム理論問題ではない、ということを理解できていない。比喩的に言えば、「個人がどうするべきか」ということだけを考えていて、「国レベルでどうなるか」ということを理解できていない。マクロ的な認識ができていない。

  

 ・・・・・・・・・・・

 

しかしまあ、はてなーというのは、ゲーム理論の知識だけたっぷりとあるということは、よくわかったよ。あと、文系の知識は、中学生レベルほどの知識もない、ということも、よくわかったよ。

 

 ────────

 

なお、ゲーム理論理解できていない例も見られる。

通常2名というのはただの思い込み

 

実は、ここでいう2名とは、「自己」と「他者」のことである。「他者」は複数でもいいが、一貫して「1名」と同じふるまいをすることが必要となる。

たとえば、カルテルは、「他者」が1名として同じ行動を取ることが要請される。仮に、「他者」が分裂して、複数の行動を取るなら、カルテルは成立しなくなる。「カルテル破り」が出て、カルテル崩壊するからだ。

この意味で、通常2名という単純化モデル化)が、ゲーム理論では必要となる。一種の前提のようなものだ。

  

 ──────

 

 これだけ説明しても、まだ理解できない人の例も見られる。

選択肢の数が無限であるようなゲームなんかいくらでもあるじゃないか。

 

市場価格決定は、市場によって決まる。個別企業選択肢は、市場価格決定には影響しない。

たとえば、市場価格100円であるときに、120円という価格販売しても、それは、市場には影響しない。その企業がそういう戦略を取ることは可能だが、それは市場価格には影響しない。市場価格は、ワルラス均衡によって決まるのであって、個別企業戦略によっては決まらない。120円という価格で出した企業は、取引が成立しないので、市場外となるだけだ。

ここで論じているのは、市場価格であって、企業戦略ではないのだ。

話題となっているのは、プレイヤー戦略ではなくて、(市場における)価格決定の過程だ、という点を理解するべきだ。(企業における)価格決定の戦略無関係だ。企業価格決定は、決して均衡しない。どのような価格決定もできる。100円でも 120円でも、好き勝手に値付けできる。しかし、市場における価格は、決定される。それが均衡点だ。

価格の均衡点と、戦略の均衡点を、きちんと区別するべきだ。

 

訂正

ごめん。「ナッシュ均衡」という用語意味をよく理解してなかった。

この用語は、私が理解していたよりももっと広くて、一般的な「均衡」のことを意味していた。

私は「パレート最適」でない場合のことだけだと思っていたが、「パレート最適である場合を含んでいた。この点は用語勘違いしていたので、お詫びして訂正します。

 

ただし、「パレート最適である例を「ナッシュ均衡」という用語説明することは、ほとんどない。「パレート最適である均衡は、昔からずっと知られていたし、ナッシュ発見したり解明したりしたわけではない。市場における価格均衡も、ナッシュ以前からずっと知られていたし、ワルラスが解明していた。

したがって、市場における価格均衡を「ナッシュ均衡」と呼ぶことは、間違いではないにせよ、適切ではない。また、ナッシュ均衡の例を示すために、市場における価格均衡を持ち出すことも、適切でない。

市場における価格均衡を説明するには、「ナッシュ均衡」ではなく「ワルラス均衡」または「マーシャル均衡」という概念を出すのが適切だ。

また、ナッシュ均衡の例を示すのならば、市場における価格均衡を持ち出すのは、間違いではなくとも不適切であり、囚人のジレンマのような例を持ち出すのが適切だ。

 

私がこれまで「間違い」と指摘してきたことは、「間違い」と言うより「不適切」と呼ぶべきだった。この点は、お詫びして修正します。

 

参考:

「じゃ、どうすりゃいいのよ」

という質問には、こう答える。

市場における価格均衡を説明するには、中学生教科書のような図で説明するのが最適であり、ナッシュ均衡を持ち出すのは過剰であるナッシュ均衡を持ち出すのはは、紙を切るのに日本刀を持ち出すようなもので、中学生が基本概念理解するには重武装過ぎて、不適切。元の話の例では、ナッシュ均衡という概念は、一切必要ない。(間違いとは言わないが。)」

 

 

 

 

 

2015-05-13

[]5月13日

○朝食:チーズケーキ味のバー

○昼食:おにぎりとパン

○夕食:納豆卵かけご飯

調子

むきゅー。。。

お仕事で失敗しちゃいました。

競合さんをちゃんと解決せずにコミットさんしてしまっててんやわんやしちゃいました。

今日はちゃんと元通りにするまで残業ちました。

遊戯王タッグフォーススペシャル

クロウシナリオクリア

今はナッシュシナリオプレイ中。

2011-08-17

映画ビューティフル・マインド

劇中でナッシュが女を口説くんだけど、明らかにアスペナッシュ

口にした言葉は「気の利いた言葉が思いつかないからそれを言ったことにしてもらってさっさと体液の交換をしよう」。

身も蓋もないけどそういう気持ちはわかるし、結局愛とか恋とかって「君/あなたに決めた」でしかないんだから、それでいいじゃんと思う。

ナッシュビンタされてたけど。

2010-07-16

「怖いくらい通じるカタカナ英語法則池谷裕二

http://anond.hatelabo.jp/20100715165527 の続き、法則じゃなくて実践編。

グッモーネン

Good morning.

グラフヌー

Good afternoon.

グッナイッ

Good night.

ナイストミーチュ

Nice to meet you.

アイムフルムジャペアン

I 'm from Japan.

ジャスタリルウ

Just a little.

テンキュ

Thank you.

ユオウェウクム

You are welcome.

ナラローウ

Not at all.

ダーツォウケイ

That's OK.

ドンウオウリアバウレッ

Don't worry about it.

ハオユ?

How are you?

ワツァッ?

What is up?

テイケオ

Take care.

ハバウシャペン?

How about shopping?

アイウテイケッ

I will take it.

イゼリナフ?

Is that enough?

メヤイカミン?

May I come in?

ゲラウラヴヒア

Get out of here.

リーズハヴスィーツ

Please have a seat.

アイガーレッ

I got it.

メイクセンス

Makes sense.

アイナッシュ

I am not sure.

アイディンーノウダー

I didn't know that.

セイーラゲイン

Say it again.

オユシュオ?

Are you sure?

アイニーラキャーブ

I need a cab.

アイムリンガ

I am getting off.

ワッシュライドゥ?

What shuld I do?

テイケルーズ

Take it easy.

アイガーラゴウ

I've got to go.

アカプラメネツ

A couple of minutes.

ギンミスメデスン

Give me some medicine.

アカパカーフィ プリーズ

A cup of coffee, please.

ケナイヘヴ スムワラ

Can I have some water?

レンミー ゲラスライス トゥゴウ

Let me get a slice to go.

ドゥヤヴ コウク?

Do you have coke?

ケニュテイカワペクチョ?

Can you take our picture?

クジュウテウミ ダウリルダ ボウスタフェス

Could you tell me the way to the post office?

ハルアイゲットゥ トウキョウ ステイシュン?

How do I get to Tokyo station?

アイワニュル ペクミーアパテオポーッ(t)

I want you to pick me up at the airport.

ジュマインデファイ オウペナドア?

Do you mind if I open the door?

ワルヨーテンカバウレッ?

What do you think about it?

プリーッセンミスマネ ズスーネズパセボウ

Please send me some money as soon as possible.

ワッカイナムーヴィズ ドゥユライク?

What kind of movies do you like?

ジュワナ レスナ ミューゼッ(c)?

Do you want to listen to music?

アイムガナ ヴェゼタ ユナイレッステイ

I am going to visit the United States.

ダーツナーッワライメンッ

That is not what I meant.

アイドンフィーウライケッ

I don't feel lile it.

アイムサポウズタゴスィアダクトゥオ

I am supposed to go see a docter.

ワツダネクスタッ(p)

What is the next stop?

ハーロンダゼッテイク?

How long does it take?

イツユオズイズネッ?

It is yours, isn't it?

アイハフタドゥマイベスッ

I have to do my best.

ハヴュベナセアロウ?

Have you been to Seattle?

アイウォズエイボラスウィム

I was able to swim.

ウィアダラーラスノウ

We had a lot of snow.

アイシュダヴ ポーラブレアヌー コンピューロ

I shoud have bought a brand new computer.

ユースピーク ナロンリー ジェアパニーズ バローウソウ エングレッシュ

You speak not only Japanese but also English.

2010-05-04

ピンクフロイド夜の学校

ピンクフロイド夜の学校

マーク・エドマンドソン   (ほんやく、増田

http://www.nytimes.com/2010/05/02/opinion/02edmundson.html?scp=2&sq=pink%20floyd&st=cse

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」

卒業を間近にしたバーモント田舎大学で、少なくとも十数人のクラスメイトに、私はこの質問を聞いてまわった。友人たちの答えに、私はとても安心した。特に何もないさ。羽根をのばすんだ。ぶらぶらするかな。考えたいことが色々ある。まずはゆっくりするよ。1974年だった。誰もが、そういう風に話すのが当たり前の時代だった。

実際のところは、友人たちは本当のことを教えてくれなかったのだ。見方によっては、とんでもない嘘をつかれた、とさえいえるかもしれない。卒業式の日までに、同級生のほとんどは、ロースクール大学院に進んだり、ニューヨークサンフランシスコで、クールで貴重なインターンシップをはじめることがわかった。

でも、私の場合は、本当にゆっくりすることにした。5年のあいだ、私はあちらこちらを点々として、何もしなかった。正確には、どうしても必要だったとき以外、できるだけ、何もしなかった。タクシーの運転手、映画フリークコロラドの山男、バーモントにあったクレージーヒッピー学校の教師、映画館支配人(これは、ほとんど仕事がなかった)、船の乗組員、ディスコドアマン、そんなことをやっていた。

そのなかでも、ジャージー・シティの音楽プロダクションでやったステージクルー仕事が、一番思い出深い。職場ルーズベルトスタジアム、芝生席もいれると6万人を収容する、古い、化け物みたいな箱だった。トラックからアンプを引っぱりだし、ステージに設置する。6時間かそこらしたら、トラックに戻す。これを私は、グレイトフルデッドアリス・クーパーオールマン・ブラザーズのライブでくりかえした。クロスビー・スティルズ・ナッシュステージは、ちょうど、ニクソン大統領を辞めた日の夜だったのを覚えている。けれども、私にとって、一番思い出深い仕事での一番の思い出は、ピンクフロイドが出演した夜に起きた。

ピンクフロイドは、サウンドに相当のクオリティを求めていた。ステージ上のアンプは、縦にも横にも、周囲を威圧するほど積みあがり、パリ・コミューンバリケードのようだった。それだけでなく、スタジアムの高い位置3か所にも、ピンクフロイドアンプを集めて設置するよう要求した。それで、私は午前中ずっと、オンボロスタジアム階段で、どでかい木製のアンプやら配線機材を運びつづけた。

仕事はもうひとつあった。パラシュートの形をした絹製の白いキャノピーが、ピンクフロイドステージには必要だった。設置には6時間かかった。私たちが聞いたところでは、キャノピーを使うのははじめてで、ピンク側のスタッフも、どうしたらいいかよくわかっていなかった。設計図らしきものはあったが、あまり役にたたなかった。だが、「アメリカの知恵」をもってして、キャノピーはなんとか屋根の形に膨らんでくれた。「アメリカの知恵」とは、つまり、ロープをあちらこちらにひっぱったり、手当たり次第に結んでみたりした、ということである。

ピンクフロイドライブは夜10時にはじまった。ところが、私たちが死にそうになりながら運んだアンプからは音が出なかった。たくさんの人がアンプの上に座ったか、蹴ったか、配線を切ったかしたのだろう。アンプのタワーが沈黙をつづけるなか、ピンク自分たちの仕事をし、観客は公演の終わりでライターに火をつけた。そして、私たちは、3時間かけてアンプをバラして、トラックに戻した。階段上に残ったアンプは、私たちが作業を拒否したので、お互いをいくらか罵ったのち、ピンクスタッフが回収した。

あらためていうと、ツアースタッフステージクルーの間には、ほとんどの場合、何らかの対立があったのだ。あるとき、たしかクイーンライブだったと思うけれど、クイーン側のスタッフ5人と私たちのクルー十数人が殴り合いになった。すると、騒ぎを聞いて駆けつけたセキュリティまで、喧嘩にくわわった。だいたい、バイカーギャングだったり、空手黒帯だったり、そういう連中だ。ツアースタッフの方はそれなりにがんばったけれど、ついに勝てないとが分かったらしい。ひとりが、シャンパンをケースごと持ってきて、回し飲みをはじめた。それで、みなが酔っぱらい、幸福感にひたった。

ピンク側のツアーマネージャーは、キャノピーをそっと降ろして、きちんとたたみ、元の木の箱に戻すよう求めた。しかし、キャノピーにはヘリウムガスがたっぷり詰まっていたし、さらに栓がどこにあるのか、誰にもわからないことが問題だった。また、キャノピーをステージに固定した際、私たちがあらゆるところを馬鹿丁寧にきっちり結んだおかげで、それをほどこうとしたら、水夫たちの集団だって頭をかかえたに違いない。誰もが疲れていた。酒を飲んだ人間は、使い物にならなくなった。そして、もう朝4時になっていて、家に帰るべき時間だったのだ。

空飛ぶ枕をどうやって片付けるか、みなで作戦を練るうちに1時間が過ぎた。だんだん大学ゼミのようになってきた。そこに、私たちステージクルーチーフジムが登場する。ジムは、私たちはジンボーと呼んでいたのだけれど、お人好しのバイキングの親玉のような人で、どんなときも、何があろうとクルーを擁護した。ギターケースを落っことした私を怒鳴りつけるスティービー・ニックスに、エドマンドソンに怒鳴る権利があるのは俺だけだと、大声で抗議してくれたこともある。そして、ピンクフロイド屋根事件のときも、ジンボーは危機的状況で自分がいつも期待されていることをした。つまり、行動を起こしたのだ。

ジンボーはステージのすみに忍びより、ポケットから折りたたみナイフを取り出して、聖なる屋根地球につなぎとめているロープのひとつを切りはじめた。私たちクルーの3、4人も、同じことにとりかかる。「おい、なにをしてるんだ!」ピンクフロイド側のチーフが叫んだ。「お前らをぶちのめして…」そこまでいってから、かれはジンボーの手にナイフがあること、クルーの数人も同じだと気付いたのだった。2、3分後、私たちはロープを皆断ち切った。

最後の太いロープが切れたとき、大きなため息のような音がした。すぐには何も起きなかった。また少し待ったけれど、何も変わらない。

しかし、キャノピーはついに上昇をはじめた。白くて柔らかい、贅沢な雲のように飛んでいく。そのとき、地平線から太陽が沸きあがり、キャノピーの絹地も、薄く、柔らかな緋色にかがやいた。熊が腹の底から笑うような、ジンボーがいつも通りの笑い声をあげた。私たちも一緒になって大笑いする。ピンクフロイドスタッフも同じだった。私たちはまるで、終業式を迎えた日の、学校子どもたちのようだった。私たちは裸のステージから、大西洋の先へ静かに流れてゆく絹の屋根を見つめていた。何人かは手を振った。

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」35年が過ぎて、大学の教師になった私は、自分学生に同じ質問をする。今日学生たちは、あまり隠し事をしようとはしない。そして、ロースクールメディカルスクールジャーナリズムビジネスでの学位中国での研究留学日本英語教師をすれば相当のお金になることなど、いろいろと話してくれる。そういう彼らを、世間は肯定するだろう。

そう、私も学生たちにはとても感心している。だがその一方で、心配もしているのだ。かれらは、決心を急ぎすぎてはいないだろうか。もうすこし落ち着いてみたり、ゆっくりすることも、やってみたらどうだろう。私はそう考えずにはいられない。そして、空に消えた白い絹のキャノピーを私は思い出す。まだ今も目の前にあるかのように、私はそれを見ることができる。私は手をあげて、それを指し示したい。学生たちにも、見てもらいたいのだ。

2010-01-30

「わたし」が人をフィルタリングする、こと

http://anond.hatelabo.jp/20100129222703

最悪な夕食だった

いつもは自炊しているんだけど今日は面倒になったので途中駅で降りてご飯を食べてきた。そしたら隣の席に座ってた女性2人の会話がクソ過ぎて引いた。

彼女たちは最近行った合コンが最悪だったって振り返っているみたいだった。男性幹事高学歴を連れてくるとか言ってたから、2人はすごく期待して参加したのに、来た男性陣がぜんぜん高学歴じゃなくて、これじゃ詐欺だったと嘆いてた。彼女ら曰く「○○大って言っても○○学部だったらエア○○大卒じゃん。その学部で○○大卒とか言うなってのwww」とギャハギャハ笑ってた。こう書くとネタくさいけど、でもギャハギャハとしか表現できない笑い方だった。

なんていうか、合コンが残念な結果だったって話は良くあることだし愚痴ったっていいと思うけど、レストランとかで大声でする話じゃない。席変えて欲しかったけれど出された料理の半分くらいはもう食べていたし、仕方ないのでさっさと済ませてしまおう。そう思ってなるべく話を聞かないようほかの事を考えながら食事をすすめていたら、彼女らは何と「でもエア○○大卒の癖に私たちレベルと一緒に食事できたんだから向こうは感謝すべきなんだよね、本当は」って言った……。

もう、口にした文言どころか声質さえ覚えそうってぐらい引いた。そこまで言う彼女らのご尊顔を拝してやろうと思って(座るときにチラ見したくらいで、その時まではっきりと見ていなかった)隣の2人をよく見てみた。そうしたら、そこには30代前半かな?と思えるごく普通女性2人が座ってた。別に美女でも醜女でもない、どこにでもいそうな、(30代なのが合っていれば)年相応の女性たちだった。

え、と思った。

同僚とかにいそうなごく普通の人たちに見えるのに、なぜそんなに上から目線なの。感謝って、男性陣は何に感謝すべきなの。エア○○大卒って何。

久々に"本気で引く"って体感をした。ここ数分の会話は周囲もなにげに聞いていたようで、皆さんチラチラ2人を見ていたけれど、彼女たちは気にする様子もなくギャハギャハ笑ってた。

それなりに品のよいレストランなんだけれど、なんという胸糞……。

彼女たちの人となりが知れるな、と思った。加えて、出会いの芽を自ら踏み潰していってるのに気付いてないんだなとも思った。あんな会話を公共でしていたら周囲からどう思われるか、彼女たちには想像もつかないんだろうな。

叩かれるようなことを書くと、

自分も、まあ

「うーん、教養バックグラウンドがこれだけ違うと、腹を割ってしゃべろうとしても、微妙ニュアンスとか伝わらないだろうなー」

と思って、相手を「見くびる」ようなことは、私も内心では、よくしてしまう。

 

ただ、まあ、結局は、1対1で会話しはじめてから20分からそこらぐらいで、相手の雰囲気をみて判断することだ。

大学名とか、出身学部とかで判断をする、というのもその判断素材の一つにすることはよくある。

でも、それはあくまで、「腹黒い私」だということを一応は自覚しているし、結局は、判断材料の一つにしかならない。

 

会話をしてみる。

相手の反応を見てみる。

結局は、そこが全て。

  

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

いままで私が付き合った人はみんな大学を出てないが、彼女らはみな、とても賢かった。

大学」というシステムによって認められることのなかった賢さは、あまりにも数多く存在している。

ただ、その一方で、三流大の人の多くが「???」となる話題でも、東大京大の知人は特に問題なく理解するとか、そういう露骨な事態が発生して悲しい気分になるようなことも、現実に、なくはない。悲しいことだけれど、傾向性とか、確率論的な話としては、それは確かにあるのだよね。

 

しかし、

そういう確率論的に悲しい事態を、積極的に肯定し、再強化してしまうような言説を採用して、その世界観の中で生きてしまう、ということはやはり悲しい。

社会はそこまで単純にできていないし、学歴によって人を判定する、という方法は、単に判断コストを少し低くするアクション以上のこととしては使えないし、使うべきではないとは思う。

学歴ヒエラルキーは、学歴ヒエラルキーを肯定するような言説を受け入れてしまう人の数によってその性質を強化させてしまう。

世間が、学歴ヒエラルキー意味をもっと「弱く」受け取るような世間でありえたならば、学歴ヒエラルキー意味も、実質も、大きく変る。

18才のときにどういう成績を取ったかということの意味も、たぶん、ある程度はあるだろうけれど、

それ以上に、

18才以後の日々を、どういう人と会話をして、どういう人と議論をして、どういうふうな楽しさを生きてきたか、ということは、おそらくその人のあり方を大きくかたちづくる。

でも、学歴キャリアによって、人の交流が分断されれば、人のあり方は、より大きく分断されてしまう。それは決して明るい事態ではないと思う。

 

事実である、ということを認めることと、

その事実を肯定するという態度を選択することは、

はっきりと区別されなければいけない。

 

でも、この区別を行うことの意味を「大学名」で人を笑ってしまう女性たちは、理解していないのだろう。

とても、残念なことで、とてもあたまのわるいことだと思う.

あたまのよい人が、恵まれない社会的境遇/キャリアにいる、ということはいくらでもある。

まえに、某えらい人が、「あれほどの人が、こんな三流大学准教授やってるなんてもったいない」とか言っているのを聞いていて、

それはそのとおりだな、と思いつつ、

その一方で、

「いやー、でも、この人の知性って、一流大学教授とかになるタイプの知性とはもっと別の知性なんだよなー。」とか思い聞いてもいた。

ものすごく専門的で、何がすごいのか素人にはさっぱりわからないけれど、本当にごく少数の専門家にだけにしか理解できないような、厄介なタイプマニアック専門性をもった人とかって、大出世するか三流で終わるかのどっちかだもんなー、とか思って聞いていた。

社会システムは、知性を峻別するための効率的な構造を、それほどきちんとした形でもっていない。

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

話を逆の方面から見てみてみよう。

 

上記の記述は、結局はものすごくエリート主義である。

勉強すれば、いい大学に入れる」というような、「努力」が意味をなすエリート主義よりも、

より一層、どうしようもなく、タチの悪い恣意性に満ちていている。

「あたまがいい」とされている人が会話して「あ、こいつ、ちゃんと、あたまいいじゃん。」と思われた人しか、救われない。

とてもどうしようもないことを私は発言している。

東大だろうが、慶応だろうが、スタンフォードだろうが、ほんと、バカな奴は、バカ」という言説を支えることは

決して、ホメられたものではない。

「そういう、おまえさんは一体どれほど、頭がいいんだよ?ノーベル賞でも取れんのか?カスが。」

と、言われると、一挙に、ひとつ世界観が瓦解する。

 

「あの人は頭が良い」という感覚は、究極のところ、人々の主観に支えられている。

IQやら、偏差値などというのは、人々の主観を定量化するために、近代になって発明された中途半端な道具でしかない。)

誰かを良いと思い、誰かを悪いと思う。

それは結局、人をフィルタリングすることでしかない。

「わたし」という恣意的な世界観のうちに、他人を巻き込んでしまう。そういうことだ。

 

「わたし」によって恣意的に作られ、人をフィルタリングする世界観は、

決して、多くの人を幸せにするものではないだろう。

もしかすると、今の学歴システムよりも、遥かにタチが悪いかもしれない。実際、そうだろうと思う。

 

「わたし」が他人をフィルターするシステムと、学歴ヒエラルキーのような制度とを比較したとき、

学歴ヒエラルキーがいかに欠点を持ったシステムか、ということは知られているが、

「わたし」が人をフィルタリングするシステム欠点は、他の人には知られていない。

 

自らの人物鑑識眼に自信を持つ人は多いが、

多くの人の人物鑑識の自信は、それが、学歴システムよりもわかりにくく、複雑なシステムであることによって

批判されずに済んでいることによって保たれている場合も、多いだろう。

私は、自らのオリジナルな人物鑑識能力が、学歴システムと比べられた場合、

平均的には、質の悪いものであることを積極的に認めてもよいと思っている。

学歴ヒエラルキー」やその代替的制度としての各種の「キャリアシステムは、ものすごく欠点が多い。

今後、よりよく改善していくことが常に期待されるのでなければありえないほどに、ダメなところの多い制度だ。

しかし、それでも、今現在多種多様に存在している他のシステムよりも、相対的によく出来たところも多い制度であることは、認められてもよい。

たぶん、徒手空拳で戦闘をするよりは、近くの棒切れ拾って戦闘したほうが、ずっと勝率があがる、という程度のものとして、学歴システムは「マシ」である。

 

そのような制度と比べると、私の人物鑑識能力など、徒手空拳に等しい。

 

でも、私は、これからもオリジナルな人物鑑識能力採用し続ける。ほぼ間違いなく。

それは、「わたし」の人物鑑識のフィルターが、わたしにとって心地よいからに他ならない。

きわめてエゴスティックな理由から、採用し続けるだろう。

そして、私自信の見つめる世界が、私にとってよりよいものになるように、努力してゆくことだろう。

それは、他の人がよいことだと思うかどうか、ということとは、直接には交わらない。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

自由恋愛の相手、というものは、結局は「わたし」たちの話である。

それゆえに「わたし」に根拠を持たない世界観がそこで導入されるとき、人は驚く。

「え、ちょっと待って?あなたが好きなんだったら、学歴とか重要なの?」

と思ってしまう。

自由恋愛とは、そのような制度として構想され、社会的ぼんやりと共有されている。

それもあって、恋愛において学歴を問題にすることは、ひどく滑稽に映る。

「おまえら、なんなんだ」と思ってしまう、ということはそういうことだ、と思う。


まあ、こんなうだうだとした話をしなくても、「おま、何様wwwシネ、カス」で終了クオリティの話だとも思ったのだけれども、

なんか書いてしまった。反省


(長すぎて増田じゃねーな、と思ったので、こっちにも転載すた。)

http://d.hatena.ne.jp/maskin-monotonicity/20100130

fromはてぶ

id:okemos マスキン単調性を誤解している。あれはナッシュインプリメンテーションの条件だよ。

そうなのかー。ありがとう!

長文は他者拒絶つーか、なんか、ぼんやりしてると書いちゃうんだよね。習い性。ごめんよ…よく、長いって言われる…

id:katzchang 「「わたし」に根拠を持たない世界観がそこで導入されるとき、人は驚く」→驚くのは増田でしょ?

ごめんなさい。レトリックのクセが出ました。反省しています。

id:sagonohashi 付き合ってみてつまらない人間はいないんだと最近やっと分かった。(つまらないのは相手の心を閉ざさせてしまったという事)/みんな意外といい奴だし、意外と残念な奴だから先入観で好いたり嫌ったりしたくはないものだ

それはそのとおりだとおもつた。

でも、腹を割って話せる距離感を図るまでにかかる時間や、距離の取りやすさ・取りにくさ。相手に心をひらいてもらうまでに必要な「時間」はけっこう個人差が出るよなあ、と思った。そういうことを考えると、誰からも「はなしやすい」って言われる人ってすごいよね。

id:md2tak 個人的には自分がどれくらい頭いいか分かればいいかな。それが分からないと自分がどの程度の頭のよさまで判定し得るのか分からないから。

うーん、頭の良さって、そんなに単線的じゃないかも……。

ドラゴンボール的に「つよい」「よわい」がハッキリするというより、もうちょっとジョジョっぽいんじゃないかしら?。

2009-05-31

ビューティフル・マインド(ネタバレ有)

大好きな数学映画で何度もレンタルしては見ました。いつかちゃんと買おうと思う。

主人公がグラディエーターの主人公と同一人物だってのは、さっき知った事。

ラッセルクロウすげえや!

で、

ビューティフル・マインドに戻って、ナッシュ(主人公)の病気の話し。

長年コミュニケーション取っていた大学時代同居人&その娘、諜報員がすべて彼の空想だったって病気なんだけど。

映画見たときはもちろんびっくりした。

自分ボキャブラリーの無さにも今びっくりした。

自分が同じ病気だったら??

友達は??彼女は本物??2次元??画面から出てこない??別の話しだ。

そして話しは変わって韓国

何故か今日の昼にナッショと韓国がくっついた。

正確に言うと、ベランダに出てコーラ飲んでた時だ。

ちなみにペプシ派です。

ネットするようになっていろいろ聞いた韓国お話

世界との歴史認識の違いから、ズレた発言が多いのかなとは思う。

個人的には、韓国人に何かされた訳でもないし。

これからいつか会うであろう韓国人に対して悪い対応をしようとも思ってない。

個人レベルだと国はあまり関係ないと思うし。

その歴史認識なんだけども、

自分が今まで教育されてきた自国の華々しい歴史が、嘘だとしたら??

周りの大人達の言う隣国からされた残虐行為は??起源は??

自分のことのように考えると恐ろしい。。

歴史ってなんだろねえ。

2008-07-26

数学オタが非数学オタの彼女数学世界を軽く紹介するための10題

cf.) http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

まあ、どのくらいの数の数学オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない数学世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、数学のことを紹介するために覚えるべき10の事柄を選んでみたいのだけれど。(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女数学布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、思考的に過大な負担を伴う21世紀数学七大難問は避けたい。できれば学部レベル、難しくてもマスターレベルにとどめたい。あと、いくら数学的に基礎といっても義務教育を感じすぎるものは避けたい。数学好きが『三平方の定理』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。そういう感じ。

彼女の設定は

数学知識はいわゆる「高校数学」的なものを除けば、テイラー展開程度は使える

理系度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

ブルバキ数学原論ニコラ・ブルバキ

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ブルバキ以前」を濃縮しきっていて、「ブルバキ以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。ページも7000以上だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な原論について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

四色定理(ケネス・アッペル、ウォルフガング・ハーケン)、ケプラー予想(ヨハネス・ケプラー、トマス・ヘールズ)

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな証明(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

数学オタとしてはこの二つは“検証”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

ヒルベルト23の問題(ダフィットヒルベルト

ある種の難問数学オタが持ってる公理への憧憬と、ヒルベルト教授数学オタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもヒルベルト的な

「証明できないことを証明するカッコよさ」を体現する連続体仮説

公理主義好みジョーク」を体現する物理学公理

の二つをはじめとして、数学オタ好きのする問題をちりばめているのが、紹介してみたい理由。

位相幾何学トポロジー](レオンハルトオイラーカールフリードリヒガウス他)

たぶんこれを見た彼女は「ドーナツだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の学問がその後生み出されていないこと、これが近代では大人気になったこと、欧州なら定理ラッシュになって、それが日本で花開いてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのが生み出されないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

ナッシュ均衡(ジョン・フォーブスナッシュ

「やっぱりゲーム理論は役に立つものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「囚人のジレンマ」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この概念にかけるナッシュの思いが好きだから。

断腸の思いで選びに選んでそれでもパレート効率的ではない、っていうあたりが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「部分最適戦略」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

ナッシュ均衡による戦略を俺自身はダメとは思わないし、もう選択しようがないだろうとは思うけれど、一方でこれがアメリカ旧ソ連だったらきっちり冷戦にしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて部分最適戦略を選んでしまう、というあたり、どうしても「自分の利得を最大化してきたものが捨てられないオタク」としては、たとえナッシュ均衡がそういう概念でなかったとしても、親近感を禁じ得ない。概念自体の一般性と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

ユークリッド原論(エウクレイデス)

今の若年層でエウクレイデス(ユークリッド)見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

キリスト生誕よりも前の段階で、数論とか初等幾何とかはこの原論で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティ数学書がエジプト紀元前に書かれていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく数学好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるマス北野数学者と思ってる彼女には見せてあげたいなと思う。

フェルマーの最終定理ピエール・ド・フェルマーアンドリュー・ワイルズ

フェルマーの最終定理の「設問の単純さ」あるいは「投げっぱなし感」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「この余白はそれを書くには狭すぎる」的な感覚数学オタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそアンドリュー・ワイルズの行き着く先はフェルマーの最終定理以外ではあり得なかったとも思う。

「一般化された予想問題を解く」という数学オタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源はフェルマーの最終定理にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

ギリシアの三大作図問題(ギリシア時代の数学者たち:詳細不明)

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

ういういかにも簡単に解けそうな作図をこういうかたちで問題にして、その証明が非オタに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

数学ガール(結城浩

9個まではあっさり決まったんだけど10個目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に数学ガールを選んだ。

ブルバキから始まって結城浩で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、ネット時代以降の数学萌えの先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10個目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2007-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20070206174147

わかるー。

もともと声優よく知らなくて、ナッシュ・ブリッジス野沢那智を個体認識したので、もうナッシュにしか思えない。

青野武も同様です。

 
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