はてなキーワード: ツール・ド・フランスとは
日本人選手がヨーロッパに行ってプロとしてチームに入るとドーピングを強制されて驚いたという話は多い。
断ると「これも仕事だ。嫌ならお前とは契約を切るぞ」と脅されるらしい。
ヨーロッパの人たちは自尊心から公言はしないけど、現地では公然の秘密。
とはいえ、かなり巧妙にドーピングをバレないよう手間と金をかけて細工されている。
10年ほど前にランスアームストロングという自転車レースのスターが全世界の自転車界から永久追放されたけど
薬によるドーピングの検査や規制が増えて難しくなったため、最近はメカニカルドーピングが流行っているらしい。
自転車にこっそり小型モーターを仕込むというものだけど、ユーチューブで検索を掛けるとメカニカルドーピングの疑惑の動画が上がってる。
こういうドーピングの事実をヨーロッパの人たちは、見てみぬふりなのか、それも含めてなのか楽しんでる。
日本人はスポーツマンシップなんて宣言するまでもない当たり前 という感覚の人が多い行儀のいい民族なのでこういう話が理解できないと思う。
テニスやサッカーはあんな速い球をひとりの審判がジャッジしてるし、ゴルフなんかはやろうと思えばボールをコッソリ動かすこともできる(昔は)。
野球やアメリカンフットボールみたく厳密にルールを当てはめてプレイするのはアメリカ発のスポーツだ。
フランス人との会話
増「Allez opi omi!!クラッシュすごかったねー」
仏「お前で5人目だよ。何でじゃぽんではそんなにアレが話題になってんだ?」
仏「ツール・ド・フランスは120年の歴史があるんだぞ。その歴史からすればあんなもの珍しくもなんともないんだが」
仏「プロトンと呼べ。いや珍しくないのはchuteの方よ。自爆8割、観客2割ってとこかな。
ただ2割っつっても観客が写真を取ろうと近づきすぎて距離感見失って衝突、なんてのは珍しくはないわ」
増「2割ならまあすくないんだろうけど、何でアレを禁止しようとしないの?」
仏「いいか増田、世界のスポーツのTOP3は1位がオリンピック、2位がサッカーワールドカップ、
そして3位がツール・ド・フランスだ。(増(ホントかよ…))
https://www.youtube.com/watch?v=E2C0N7v1eP0」
増「Oh...」
仏「この臨場感が良くも悪くもツール・ド・フランスだ。
しかも1バルも払う必要がない。どこかの国でこれから始まる五輪と違ってな」
増「日本だったら考えられないね。ひとたび事故が起きたら徹底的に再発防止とか批判が殺到する」
あのな、スポーツってのは危険が伴うんだ。だからエキサイトするんだろ。
ツール・ド・フランスの山の下りなんか120km/hで走るんだぞ。
それでもやりたい、みたいって連中がいるからこその祭典なんだよ。
仏「お利口さんが言ってるだけだろ?」
増「まあそんなところかな」
仏「お利口さんはディヴェルシテがどうのこうのと散々言っておきながら、
多様な文化としてツール・ド・フランスを見るどころか規制の対象としか見えないんだろ?
何でこんな事故が起きるのかって?ツール・ド・フランスの歴史を繙けばすぐに分かることじゃないか。
分かりもしないし調べもしないのに知ったかぶって再発防止がブラブラブラだのと笑わせるぜ、
そもそもツール・ド・フランスは昔はクラッシュしても修理は自分でやるのに今は後ろにメカニックが追随してすぐに直してもらえるし、
走る距離も短くなっていってるし、昔に比べて守られてばっかでどんどんぬるくなっていってblablabla...」
増「と、ところで文化クーポン券みたいなのがフランスで配られてるんだって?」
仏「よく知ってるな。マクロン共和国大統領閣下のステキなバラマキ策だ」
増「日本の漫画が買われているってことでこっちでもニュースになってるんだよ。
文化にお金を配るなんてさすがアートのフランスだってみんな言ってるよ」
pass cultureをヤングに配ったところで美術館だグランドミュジックだに行くわけねーだろ。
フランスは日本についで世界で2番めにオタク文化を消費する国だぞ。
クーポンがボザールへのカネだと思ってんなら日本のキューフキンはゼンにでも使うのか?」
増「(ちょっと違うと思うけど)」
peloton:走者の一団。troupeauって言ったら笑われた
フランス人との会話
増「Allez opi omi!!クラッシュすごかったねー」
仏「お前で5人目だよ。何でじゃぽんではそんなにアレが話題になってんだ?」
仏「ツール・ド・フランスは120年の歴史があるんだぞ。その歴史からすればあんなもの珍しくもなんともないんだが」
仏「プロトンと呼べ。いや珍しくないのはchuteの方よ。自爆8割、観客2割ってとこかな。
ただ2割っつっても観客が写真を取ろうと近づきすぎて距離感見失って衝突、なんてのは珍しくはないわ」
増「2割ならまあすくないんだろうけど、何でアレを禁止しようとしないの?」
仏「いいか増田、世界のスポーツのTOP3は1位がオリンピック、2位がサッカーワールドカップ、
そして3位がツール・ド・フランスだ。(増(ホントかよ…))
https://www.youtube.com/watch?v=E2C0N7v1eP0」
増「Oh...」
仏「この臨場感が良くも悪くもツール・ド・フランスだ。
しかも1バルも払う必要がない。どこかの国でこれから始まる五輪と違ってな」
増「日本だったら考えられないね。ひとたび事故が起きたら徹底的に再発防止とか批判が殺到する」
あのな、スポーツってのは危険が伴うんだ。だからエキサイトするんだろ。
ツール・ド・フランスの山の下りなんか120km/hで走るんだぞ。
それでもやりたい、みたいって連中がいるからこその祭典なんだよ。
仏「お利口さんが言ってるだけだろ?」
増「まあそんなところかな」
仏「お利口さんはディヴェルシテがどうのこうのと散々言っておきながら、
多様な文化としてツール・ド・フランスを見るどころか規制の対象としか見えないんだろ?
何でこんな事故が起きるのかって?ツール・ド・フランスの歴史を繙けばすぐに分かることじゃないか。
分かりもしないし調べもしないのに知ったかぶって再発防止がブラブラブラだのと笑わせるぜ、
そもそもツール・ド・フランスは昔はクラッシュしても修理は自分でやるのに今は後ろにメカニックが追随してすぐに直してもらえるし、
走る距離も短くなっていってるし、昔に比べて守られてばっかでどんどんぬるくなっていってblablabla...」
増「と、ところで文化クーポン券みたいなのがフランスで配られてるんだって?」
仏「よく知ってるな。マクロン共和国大統領閣下のステキなバラマキ策だ」
増「日本の漫画が買われているってことでこっちでもニュースになってるんだよ。
文化にお金を配るなんてさすがアートのフランスだってみんな言ってるよ」
pass cultureをヤングに配ったところで美術館だグランドミュジックだに行くわけねーだろ。
フランスは日本についで世界で2番めにオタク文化を消費する国だぞ。
クーポンがボザールへのカネだと思ってんなら日本のキューフキンはゼンにでも使うのか?」
増「(ちょっと違うと思うけど)」
peloton:走者の一団。troupeauって言ったら笑われた
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 76 | 7843 | 103.2 | 48 |
01 | 76 | 14817 | 195.0 | 46.5 |
02 | 28 | 4340 | 155.0 | 56 |
03 | 17 | 907 | 53.4 | 52 |
04 | 31 | 2781 | 89.7 | 46 |
05 | 25 | 1548 | 61.9 | 53 |
06 | 42 | 4100 | 97.6 | 53 |
07 | 70 | 5317 | 76.0 | 39.5 |
08 | 73 | 9154 | 125.4 | 52 |
09 | 172 | 16166 | 94.0 | 57 |
10 | 156 | 16689 | 107.0 | 47 |
11 | 261 | 21238 | 81.4 | 52 |
12 | 264 | 19548 | 74.0 | 38 |
13 | 189 | 12991 | 68.7 | 36 |
14 | 225 | 13539 | 60.2 | 34 |
15 | 241 | 19885 | 82.5 | 29 |
16 | 243 | 15168 | 62.4 | 31 |
17 | 183 | 16753 | 91.5 | 50 |
18 | 190 | 18824 | 99.1 | 45 |
19 | 152 | 13304 | 87.5 | 39 |
20 | 276 | 24443 | 88.6 | 34 |
21 | 248 | 24123 | 97.3 | 33 |
22 | 150 | 12972 | 86.5 | 46.5 |
23 | 121 | 9521 | 78.7 | 45 |
1日 | 3509 | 305971 | 87.2 | 41 |
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先日からこんなブクマが次々とホッテントリに入って戸惑っています。
■ツール・ド・フランス、クソ観客のせいで大規模落車 - Togetter
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342
■ツール開幕ステージで大クラッシュ、主催者は観客訴える意向 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3353664
■ツールの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕 写真13枚 国際ニュース:AFPBB News
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3354342
あまり熱心とは言えないけれどNHK BS時代から30年近くツール・ド・フランス(TDF)をテレビ観戦しているいちファンとして、こういうかたちでTDFが俎上にのぼるのはあまりうれしいこととは言えないし、寄せられたコメントを眺めていて感じるところもあったので、少し思ったことを書こうと思います。
古代マケドニアの歩兵みたいに密集して50km/h以上のスピードで驀進してくる集団を、手を伸ばせば触れる位置で一般観客が観戦できるというのは、あらためて考えるとかなり異様な光景ですよね……。
なぜ観客を柵とかロープとかで規制しないのか、この疑問へのおそらく一番単純な答えは「距離が長いから無理」だと思います。
3週間にわたって行われるTDFの各ステージの走行距離は大半が150km~200kmの間です。3週間合わせて、ではないです。1日にそのくらいの距離を走り、それを3週間続けます。最終的に全行程は3,000kmを超えます。
TDFに限らず、一般公道で行われる自転車ロードレースは1レースの距離が200km前後あります。たとえば、もうすぐ開催される東京五輪の自転車ロードレースは調布だか府中だかをスタートして、富士山がゴールです。244kmあります。コースの左右両側に規制が必要ですから、ロープを張るとしたらその総延長は488kmになりますね。おそらく安全運営にやかましい日本の東京五輪でも、全コースロープ規制などしないと思います(つまり東京五輪は、誰でも・タダで・選手に触れる場所で観戦できます!)。
どこに行っても車道と歩道がきちんとガードレールで分けられた日本の道路事情に慣れているとあまりピンと来ないかもしれませんが、ヨーロッパの道(少なくとも自転車レースのコースに使われる道)にはガードレールという無粋な調度がほとんどありません。そもそもTDFは「田舎町を出発し田舎道を通って隣の田舎町に到着するのを繰り返してフランス一周する」というコンセプトのレースなので、スタートからゴールまでガードレールというものをほとんど目にしない日も多いです。
コースの最初から最後まで野放しというわけではなく、スタート地点やゴール地点、ポイント賞のチェックポイント付近、町中のタイトコーナーなど、選手も客も白熱するエリアや走行上の危険があるエリアには鉄柵やバリケードが置かれ、安全対策されます。
とは言っても、柵のないところで観たい人はたくさんいるわけです。安全対策の手は及んでいないが勝負が白熱しそうなところ、観戦に慣れているファンたちはそういうポイントに集まります。
下り坂の広い一本道なんかは選手たちは80km/hくらいでカッ飛んでいくので、集団は秒で通り過ぎてしまいます。そんなところで待っていても面白くないですよね。
逆に、峠道の急勾配では走行スピードが20km/h以下まで落ちるし、勝負のかかった叩き合いになっていることが多いのでお客さんが集まります。そういうところではコース上いっぱいにまで観客があふれ(コースぎわじゃないですよ、コース「内」です)、選手の接近とともにモーゼの十戒みたいに群衆が左右に割れていく光景をよく目にします。「ラルプデュエズ オランダコーナー」などで画像検索していただくと雰囲気がわかるかと思います。
距離が近いだけでなく、選手と観客の関係性もほかの競技からするとびっくりするくらい近いのが自転車ロードレースです。
上り坂でへたばりかけている下位の選手を観客が手で押してやったり(審判団は見て見ぬ振りをするのが普通)、転んだ選手を観客が介抱したり転がったマシンを脇にどけたり、沿道の客が差し出す水のボトルを選手が受け取ったり(何が入っているかわからないので飲んだりはしない・身体にかけて冷却に利用する)。
このように、勝敗に直接関わらないようなかたちで観客がレースにある意味「関与」することは当然のように行われてきましたし、その関係性は100年以上かけて育んできたサイクルロードレース文化の一部と言えます。
件のプラカードガールは訴追されることになりましたが、大会運営がこのように厳しい措置をとるのは珍しいことです。長く観戦していますが、初めてのことかもしれません。
近年、セルフィーを撮影するためにコース上に身を乗り出したりカメラを突き出したりして選手と接触する事例が目立ち始めて問題視されたりもしていますが、選手と観客が接触するのは(まったく歓迎できない出来事とは言え)TDFでは毎年必ず起こる事故のひとつであり、それを理由に観客を沿道から締め出せとか選手と観客をきっちり隔離しろといった議論にはなっていません。100年かけて育んだレースと観客の関係性にクサビを打ち込むことは選手も望んでいないでしょう。良識ある観戦マナーの周知を徹底する、というのが大会運営の基本方針かと思います。
観客との接触事故は時折起こるものの、落車の原因としてはまれなケースです。大半の落車は普通の原因のアクシデントです。
普通の原因というのは、選手同士の接触です。前輪が前走者の後輪と触れ合って転んだり、ゴールスプリントで絡んだりといったものです。
中でも近年のTDFで増えているのは選手の不注意による落車で、よそ見していてほかの選手とぶつかったり、ほかの選手が投棄したボトルを踏んで転んだりといったものです。ひと昔前はこういったアクシデントは今より少なかったように思います。レースのハイレベル化・高速化が進んでリスクが高まっているのかもしれません。
第4ステージではスタート後しばらく選手たちがレースをせずにスロー走行のデモンストレーションをしました。
が、このデモは実はプラカード落車とは関係ありません。選手たちの抗議のメインテーマはコース設定の安全性であり、沿道警備の強化ではありませんでした。プラカードの件も少しはあるかもしれませんが比重はかなり小さいと思います。
コース設定の安全性というのは、第3ステージではゴール付近のコースレイアウトが狭くてカーブが多く、事故を誘発しやすいものだったことを指します。ゴール寸前の選手集団は制御のきかなくなったオッコトヌシ様のようなもので、そんなものを狭くてくねくねした道に突っ込ませたら何が起こるかわかりません。少なくとも万が一そこで転んでもタイムを失わないような特例を設けよ、というのが彼らの主張です。
大会運営に対して選手たちが一丸となってこのような抗議行動をとることは珍しくなく、私も過去に何度か目にしたことがあります。
プラカードの女性がマフィアからひどい目に遭うのでは、と心配するコメントがいくつもありましたが、いったい誰が言い出したことだろうという感じです。
様々なブックメーカーがTDFを賭けの対象にしているのはきっと事実でしょうが、マフィアがもしそれに関与しているとしても常識的に考えて胴元の側でしょう。そもそも、3週間にわたって不確定要素が連続し続けるTDFの、それも初日に起きた落車事故で賭けを台無しにされたと腹を立てる人などいるでしょうか? レースは始まったばかりです。これから先にだって何が起こるかわかりません。
そして、ここが大事なところですが、プラカード落車に巻き込まれて転んだうちの一人、ジュリアン・アラフィリップはそのステージで優勝しています。選手たちがペースを落とし、落車に巻き込まれた人たちを待ったのです。このように、自転車ロードレースでは不測の事故で不平等が起こった時はそれを是正するようにわざと脚を止めてレースを仕切り直すことがよくあります。
プラカード落車でリタイヤすることになった選手もいましたが有力選手ではありませんでしたし、後続車に頭を轢かれたトニーマルティンも続くステージを元気に走っています。つまり落車は大規模でしたが、レース全体に及ぼした影響は軽微だったと言えます。
というわけで、プラカードガールがマフィアに消されるなんて話は噴飯ものの与太話です。
あと、プラカードガールが自殺してしまうのではと心配している人がたくさんいることにも驚きました。イマジネーションが豊かなのは結構ですが、そんな微粒子レベルの可能性を心配するくらいなら実際に転んで実際の怪我をして実際の痛みを抱えて走ることになった選手たちのほうを思いやってほしいと思います。
今年のツール・ド・フランスはまだ2/3ほどの日程を残して開催中です。
アマゾンプライム有料チャンネルやJSPORTSオンデマンドで視聴できます。いずれも登録料は2000円ほどです。
選手には長身痩躯、金髪碧眼の美丈夫も多くいるので女性の方もお楽しみいただけるのではないかと思います。
この機会にぜひ。
つまり噛み砕いて言えば「伝統」や「文化」だから、どんな危険な事態が起ころうと、外野はとやかく言うな、と。甲子園の支持者とかが喜びそうだな。
さっそくこんな頓珍漢なコメントがついてしかもそれに星がつき始めてるのを見ると、自分の文章力のなさが本当にイヤになります。
沿道をロープで規制しないもっとも単純な理由はレースの距離にあるとかなり前のほうで書いたのですが、ご理解いただけなかったのはひとえに私の筆力不足です。
私の想像ですが、ロープ程度の規制なら大会運営側もできるだけやりたいと思っているだろうと思います。去年のTDFはコロナ蔓延下での開催だったためそのような措置がとられている区間もありました。が、やはり距離200km、両側の沿道400kmをロープで規制するとなるといささか非現実的です。たとえばモノタロウで売っているトラロープは一巻き50m、約3kgです。400kmの規制をしようとするとこれが8千ロール必要ということです。重さにして24トンです。
文化があるから規制しないのではなく、物理的にそんな規制ができないためにいつしかそういう文化が育まれた、という順番です。
問題のプラカード落車は198kmのレースの残り45km付近で発生しており、スタート直後ではありません。スタート直後と誤認したコメントをよそでも見ましたが、もしかしたら「ツール・ド・フランス開幕直後」を「スタート直後」と読み間違えているのではないでしょうか。問題の出来事は3週間のツアーの初日に起きています。
なお、スタート地点はたいてい大きな町だしセレモニーなどもあって観客も多いので、バリケードで規制があります。が、スタート地点からしばらく集団はのんびりとパレード走行をするので、バリケードはあってもなくても基本的にたいした危険はありません。交通整理程度の意味合いです。数キロ走ったあたりで号令がかかり、実際のスタートとなります。フォーメーションラップからのローリングスタートみたいなもの、と言えばわかりやすいでしょうか(わかりにくい)。
予想以上に多くの方に読んでもらえたようで光栄です。あたたかい感想をたくさんいただき、書いてよかったーと思いました。個人的には徳丸浩先生(Webセキュリティのとても偉い人)から文章をおほめいただいたのが特にうれしかったです。心臓がでんぐり返るかと思った。
私の不徳からご批判をいただいた箇所もあり、それらの点については言い訳がましいことは申しません。真摯に反省いたします。
中途半端な知識でとんでもない勘違い・知ったかぶりをやらかしていないかが心配だったのですが、どうやら今のところそういったツッコミはわずかなようで一安心しています。
加えて、
(抜粋)言いたいことは伝わったけど、じゃぁ今後どうするの?感が拭えないな。
というか、〈議論のスタートラインを揃えるための現状把握〉を目的にまとめた記事なので、そうなるのが当然というか。基本的には、TDFがどんな催しかを客観的に知った上で語ってほしい、そのための参考資料のひとつ、という位置付けです。いささか無責任なスタンスではありますし、ところどころ私自身の思想が漏れ出てしまっているところもありますが……。
そして! 多かったのが! こういう疑問!
ですよねー不思議ですよねー!(興奮)
マラソンのような個人競技を見慣れていると、200kmも集団がほぐれずに固まったままでいるのは不自然に感じると思います。でも、みんな仲良くサイクリングしているわけではなくて、これにはちゃんとした意味があります。そして、これこそが自転車競技のもっとも特徴的なところなんです。
ただ、ここでそれをご説明するには紙幅が足りません。いずれ稿をあらためてサイクルロードレースの基本的な仕組みや楽しみどころをご紹介できたらなあと思っています。(誰かが代わりにやってくれてもいいです)
ツール・ド・フランスの楽しさ
優しかったお祖母ちゃん……でも今はステージ5のガンでサナトリウムで暮らしてくる。
孤独だった私を救ってくれたお祖母ちゃんを私が独りになんて出来ないと病院の近くに引っ越そうとしたらお祖母ちゃんはこういったの
「フラン。貴方が元気で、他の子と同じような幸せを掴んでくれることが私の最後の夢なのよ」
そんなこと言われたら……そばで暮らすんてもう言えないでしょ?
お祖母ちゃんはスポーツ観戦が好きで、いつも家で私とテレビを見てたわ。
実際は私に付き合ってくれただけなんだって今なら分かる。
私外に出るのが怖くて、お祖母ちゃんのそばを離れたくなくていつも一緒にいたから。
今もお祖母ちゃんはテレビでスポーツを見て、その結果を私と電話で語り合ってくれる。
年も住んでいる場所も離れている私達の間で、共通の話題はもうテレビのスポーツぐらいなの。
今度のツール・ド・フランス、一緒に見ようって約束したわ。
私は元気にやってるよ。
それを今度テレビで伝えるわ。
フランス人との会話
増「Allez opi omi!!クラッシュすごかったねー」
仏「お前で5人目だよ。何でじゃぽんではそんなにアレが話題になってんだ?」
仏「ツール・ド・フランスは120年の歴史があるんだぞ。その歴史からすればあんなもの珍しくもなんともないんだが」
仏「プロトンと呼べ。いや珍しくないのはchuteの方よ。自爆8割、観客2割ってとこかな。
ただ2割っつっても観客が写真を取ろうと近づきすぎて距離感見失って衝突、なんてのは珍しくはないわ」
増「2割ならまあすくないんだろうけど、何でアレを禁止しようとしないの?」
仏「いいか増田、世界のスポーツのTOP3は1位がオリンピック、2位がサッカーワールドカップ、
そして3位がツール・ド・フランスだ。(増(ホントかよ…))
https://www.youtube.com/watch?v=E2C0N7v1eP0」
増「Oh...」
仏「この臨場感が良くも悪くもツール・ド・フランスだ。
しかも1バルも払う必要がない。どこかの国でこれから始まる五輪と違ってな」
増「日本だったら考えられないね。ひとたび事故が起きたら徹底的に再発防止とか批判が殺到する」
あのな、スポーツってのは危険が伴うんだ。だからエキサイトするんだろ。
ツール・ド・フランスの山の下りなんか120km/hで走るんだぞ。
それでもやりたい、みたいって連中がいるからこその祭典なんだよ。
仏「お利口さんが言ってるだけだろ?」
増「まあそんなところかな」
仏「お利口さんはディヴェルシテがどうのこうのと散々言っておきながら、
多様な文化としてツール・ド・フランスを見るどころか規制の対象としか見えないんだろ?
何でこんな事故が起きるのかって?ツール・ド・フランスの歴史を繙けばすぐに分かることじゃないか。
分かりもしないし調べもしないのに知ったかぶって再発防止がブラブラブラだのと笑わせるぜ、
そもそもツール・ド・フランスは昔はクラッシュしても修理は自分でやるのに今は後ろにメカニックが追随してすぐに直してもらえるし、
走る距離も短くなっていってるし、昔に比べて守られてばっかでどんどんぬるくなっていってblablabla...」
増「と、ところで文化クーポン券みたいなのがフランスで配られてるんだって?」
仏「よく知ってるな。マクロン共和国大統領閣下のステキなバラマキ策だ」
増「日本の漫画が買われているってことでこっちでもニュースになってるんだよ。
文化にお金を配るなんてさすがアートのフランスだってみんな言ってるよ」
pass cultureをヤングに配ったところで美術館だグランドミュジックだに行くわけねーだろ。
フランスは日本についで世界で2番めにオタク文化を消費する国だぞ。
クーポンがボザールへのカネだと思ってんなら日本のキューフキンはゼンにでも使うのか?」
増「(ちょっと違うと思うけど)」
peloton:走者の一団。troupeauって言ったら笑われた
これって凄いことやとおもうよ
論拠はあるで
まず日本でロード乗ってるやつは殆ど富裕な奴らで意識高い奴らばっかやねん
ヨーロッパの自転車先進国はむしろ一般層の平民を中心にロード乗ってる、だから自転車文化が根づいてるとも言える
でもヨーロッパでも所詮は富裕層じゃない平民、意識低いから自転車乗るの飽きるとプロレースの観戦とプロチームの応援を以て憂さ晴らしするようなやつらばっかり
ところがどっこい、日本では先も言ったとおり意識高い奴らばっか自転車乗ってるねんて
そんな奴らはプロスポーツとか見いひん、いや見るかもしれんけど、応援や選手の批判に精魂込めたりしない、だって意識高いから!
そんなことに口突っこむくらいなら、自分に対して投資したほうがよっぽど価値がある、ってちゃんと思える人種やねん
だからロードバイク乗ってても、ロードバイクで稼いでいる人のことは知らんねんて
なのでプロレーサーが走っているツール・ド・フランスなんか知らないのは当然ってことなんや
基本的な戦法は、「同じ文字で攻め続ける」です。始まる言葉が少なく、終わる言葉が多い「ル」攻めが基本ですが濁点が有効なら「ズ」の方が効果的です。
それで攻め続けるだけで、だいたいは勝てるはずです。
しかし、逆に自分が「ズ」攻めを食らったときのために「ズ」で始まる言葉を羅列しておくです。
そして取っておきの「ズ」で始まって「ズ」で終わる言葉
相手が中級以上のしりとリストならば「ズ」攻めを使ってくるかも知れません。「ズ」攻めを食らい続けて散々つぶした後に「ズ」返しをする戦法が最強です。
OVERCOMING -ツール・ド・フランス 激闘の真実-
(ツール・ド・フランスとかの)自転車プロロードレースは、不文律っていうか紳士協定みたいなのがいっぱいあるよ。
詳しく書こうと思ったらウィキペに項目が立ってて(笑)あらかた書かれてた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ロードレース_(自転車競技)#%E6%9A%97%E9%BB%99%E3%81%AE%E4%BA%86%E8%A7%A3
こういうのがあるので、初めてロードレースを観る人は「あれ?なんでこの人ゆっくり走ってるの?」とか「なんで今譲ったの?」とか「なんで競り合わないの?」みたいな疑問がときどき湧くよ。
でも観戦に慣れてレースの流れがわかってくると、ひとつひとつに必然性があって勝負を面白くするのに役に立っているんだなーってことがわかってくる。そうなった頃には、自転車レース観戦が好きでたまらなくなっているよ。
もちろんこれらを破って勝利することもルール上はできるけど、輪界っていうコミュニティの中では生きづらくなるかもね。
※追記:うまくリンクできてなかった。同じリンクの短縮 → https://goo.gl/ZjGH3s
https://anond.hatelabo.jp/20170713211145
自動車依存の移動より自転車移動が健康的で健康寿命が伸びることはイギリス名門大学グラスゴー他多数の医学研究でも証明されており、だからこそ各国は今、特に都市部で自動車を減らしてでも自転車を増やす政策を進めている。
健康面はもちろん、自動車を減らして自転車を増やすほど渋滞も公害も事故も不健康(=医療費高騰の元凶のひとつ。疾病は自転車運動による予防が最も社会的に安上がり。)も減る事実があらゆる研究によって報告されている為。
http://www.bbc.com/japanese/video-34524760
http://longride.info/general/2694/
”仏パリ心臓血管研究所(Paris Cardiovascular Centre)のエロワ・マリヨン(Eloi Marijon)氏率いる研究チームが、
自転車ロードレースの最高峰ツール・ド・フランス(Tour de France)のフランス人参加選手を対象に行った調査によると、
男性のプロ自転車競技選手は、同世代の一般人と比較して、平均で何と6.3年も長生きする可能性が高いという。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201705/551297.html
人々の運動量は世界的に減少傾向にある。英Glasgow大学のCarlos A Celis-Morales氏らは、
中高年の英国人の通勤方法と心血管疾患、癌、総死亡の関係を明らかにするために住民ベースの前向きコホート研究を行った。
得られた結果は、自転車通勤の健康利益を示し、徒歩通勤も心血管疾患の発症と死亡リスクを軽減していたと報告した。
http://news.mynavi.jp/news/2017/05/12/075/
http://aquariusmedgim.hatenablog.com/entry/2017/05/08/235452