はてなキーワード: ターゲットセグメントとは
マーケティングをかじったやつは、すぐに人の行動を自分が勉強したの消費者心理に照らし合わせて説明しやがるから嫌いだった。
大学時代の経済学部の先輩とか、ちょっとマーケティングに興味がある学生とか、ちょっと意識高くイベントに参加しててキラキラ系女子とか。
すぐ「私マーケティング専攻してて〜」って話し出す。ウゼェ。相手の行動分析して全部わかってますよ感出すのうぜえ。
だからマーケティングなんて分野はしょーもねぇ学問だなと思ってました。
ところがですね
ここ1ヶ月くらいマーケティングを(業務ではなく学問として)勉強してるんだけど、これ面白いね。
というのも、「合理的に考えればAになるんだけども、実際の人間の心理的にはBになります。」とか、「消費者をセグメント分けして、ターゲットセグメントにマッチするように広告考える」とか。
もっと初歩的に、「どうやって消費者セグメント分けするのか?」「商品の特徴はどうやって分析するのか?」「そもそもマーケティングって何か?」っていう。
ほいで、ふと気づいたんだよ。なんで俺がマーケティングをかじってる奴が嫌いだったかって。本質はマーケティングそのものではなかったんだ。
ポイントはマーケティングかじってて、相手の気持ちを分析したりする学問やってんのに、なんで「お前の行動は分析された消費者心理そのまんまだよ」とか、「この動きはマーケティング理論でいうと・・・」とかいってうんちく垂れる際に、相手が不快になることに気づかないんだろう?っていう所だったんだ。
つまり、人の行動を言い当ててうんちく垂れて相手の気持ちを不快にさせてることに気づけない馬鹿が嫌いだったんだなって。
そんな奴、マーケティングに限らずどこの分野でもいるもんな。
スッキリした。