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はてなキーワード: セルフケアとは

2021-05-05

弱者男性への制度的差別と構造的差別

はてなでは非モテ論の影響が大きいか弱者男性もその延長として捉えられやすいが、非モテ論のような内面的な観念論はここでは捨てる。

弱者男性生存権が損なわれていることが一番の差別

まずは構造差別から述べる。

男性年収婚姻率がきれいに比例していることはよく知られており、年収300万円未満だと婚姻率が10%となる。

1020代年収300万円以下は除き、30代以上で年収300万円の男性のうち未婚の者を弱者男性定義する。

なぜ婚姻重要か。それは未婚男性という属性が他の属性と比べ明白に寿命が短い、つまり生存権が脅かされていると考えられるからだ。

未婚男性男性全体未婚女性女性全体
死亡年齢の中央値となる年齢階級65〜69歳80〜84歳80〜84歳85〜89歳

参考 https://data.wingarc.com/marriage-and-longevity-29801

原因は色々考えられるだろうが、生存権という最も根源的な人権が損なわれている属性があるならそこにまずは社会として救いの手を差し伸べるべきではないだろうか。

この構造差別制度的な差別引き起こしている。

舞田さんの記事によると独身男性の死亡年齢の中央値は66.1歳とちょうど、年金給付が始まって一年で死亡することになっている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93638.php

もちろん、独身男性の死亡年齢の中央値は年々増加しているが年金支給年齢もそれを追いかけるように高くなっている。

年収300万円で考えてみると厚生年金保険料は年間28万1820円になる。更に40歳以上になると介護保険料もそれに加わってくる。

年金介護受益できる見込みが無いのに関わらずに支払い義務のみある。

社会福祉の財源は応能負担と応益負担という考えがある。

応能負担は支払いができる能力があるものに支払ってもらうという考え。所得税累進課税なんかがこれにあたる。

応益負担福祉受益者が負担するという考え。保育園の保育料の支払いとか。

弱者男性収入もなく、福祉受益しないのに関わらず負担をしているのは貧しいものから富めるものへの所得移転ではないか

未婚男性寿命が短い原因は厳しい労働条件に追い込まれている、余裕がないために飲酒などに溺れる、病院を嫌うなどが言われているが

彼らも年間28万1820円の余裕があればもう少し丁寧な暮らしセルフケアができるんじゃないかと思わないでもない。

追記(2021/05/06)

弱者男性福祉の枠組みから外すと読まれたことに驚いた。もちろん、社会福祉はすべての人に必用なのは言うまでもない。

年金の事例をあげたのだから当然、専業主婦主夫)向けの第3号被保険者のような掛け金を払わず福祉受益できるようにするべきと考えている。

また、この第3号被保険者存在することがケアワーク重要性を社会理解していることの証明にもなる。

男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです

男性が受けている差別として重要だと私が思うのは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです。

男にも女にも、男は警戒すべき存在だという感情がうっすらとあります

同時に、男性だったらほっといても大丈夫だろう、という肯定的な信頼の形をとって、男性のことをろくに気遣う必要はないとされがちです。

から世間話でもマスメディアでも、男性への警戒や、過度の信頼による雑で粗末な扱いが平然と行われています

それが積み重なった結果として男性は、敬遠されて孤独人生になりやすく、自尊心も低く、自分たち男性自身への嫌悪も生まれ自分の事すら粗末に扱い、次世代男性もそのように扱うので引き継がれる、などの被害を負っています

保護と抑圧は地続きなのでバランスが大切だ」という話をよく目にしますが、同じように、信頼と放置も地続きなのです。

家父長制は、自立したい女性にとっては抑圧という差別だけれど、自立を望まない女性には保護を受けやすいというメリットとしても働く。

それを裏返したように、男の自由放任は自立できる強者男性にとってはメリットだけれど、弱者男性にとっては助けてもらえないし悲鳴無視される差別として働いています



若者が遭遇しやす実例として、バイトサークル活動が長引き、夜になってしまった場面を考えましょう。

男性は帰り道の安全心配されることは少ないです。

これを、男性の方が不安心配事が少なく生きられるというメリットととらえることは確かにできます

しかし同時に、「襲ってくるとしたらたぶん男だ、男を警戒すべきだ」「男の自分は、夜道で女とすれ違う時に怖がらせてしまうだろうから気を使わねばならない」「男の帰り道を気遣ってやる必要はない、男は粗末に扱っていい。自分が男なら自分の事も心配せず粗末に扱うべきだ」という認識を強めることにもなります

実際は、男性でも深夜に一人で帰ることに恐怖を感じる人がそれなりにいるのですけどね。

でも、女性の帰り道は心配されるが男性はそうではないという現実と向き合うたびに、「ああ、俺の夜道への恐怖は認識すべきでない感情なのだ。むしろ俺は怖がる側ではなく怖がらせる側なのだ」という方向へ矯正され、やがて本当に自分でも自分不安や恐怖に気づけなくなります



色々な場面で、不安を感じてないことを前提とした粗末な扱われ方を重ねて、男性自分に対しても他人に対しても鈍感にさせられていきます

たとえばトイレ

男だったら道端で立ちションしても大目に見られがちという自由は、性器露出し排泄を見られたくない感情を気遣ってもらえないという粗末な扱いでもあります

不安羞恥を感じていた男児も、「その辺でおしっこ済ませてきな」と言われたり、仕切りのない小便器や、女性が清掃に入ってくるトイレを使ううちにその弱さを鈍麻させ忘れてしまます

たとえば「男の人がいれば安心だね」という言葉

この言葉はおおむね好意や信頼の表れですが、同時に「男の人は一人でも不安になる必要はないよね、あなた自身が男の人なんだから」という扱いでもあります

一人で行動しても口を挟まれない自由の反面、一人は心細いという男性感情最初から考慮されていない。

このような扱いに触れ続けることで、「俺は男だから不安になる必要はないんだ」と自分勇気づけ、痩せ我慢することが癖になります

夜道にせよ、トイレにせよ、一人行動にせよ、成人男性に直接聞いてもたいてい「いや全然平気だが」と言うだけでしょう。

最初から平気な男性と、鈍麻し平気にさせられた男性と、本当は平気じゃないが痩せ我慢している男性区別することは本人にすら困難です。…

…これは「たとえ当事者男性差別否定しても、それをそのまま受け取るべきではない。男性差別存在する」という無敵論法っぽくなるので好きではないロジックですが、そう言わざるを得ない。

ここ数週間のネットでは、男性セルフケア能力が低い、まずは自分を大切にすべきなのにそれをしようともしない、などという話も多くなっていますが、それは数十年にわたる「男性自由に行動してよい反面、粗末に扱ってよい」という経験の積み重ねによるものであり、決して男性個人に責を負わせるべきでも、自己解決を求めるべきでもありません。

セルフケアに焦点を当てるならば、社会によって損なわれた男性個人セルフケア能力を育て直すため、社会反省して手厚く協力してあげよう、という話になるのが妥当でしょう。

しかし現状の男性セルフケア論では、セルフケアというスローガンと丁寧な暮らし雑誌は与えてやるのであとは自分で(せいぜい弱者男性内部で)上手くやって満足しろ社会は手を貸す気はないぞ、という正反対の切り捨て論になっています



男性が警戒され、気遣ってもらえない原因には合理的理由がある、という反論はできるでしょう。

ホルモン文化的影響による男性の特徴は色々あります

腕力の強さ、性欲や暴力性の強さ、外見の悪さ(体毛が濃く皮脂が多く禿やすいなど男性ホルモンが外見に与える悪影響は多い)、コミュニケーション能力共感能力の低さ、など。

しかし、そのようなある程度の合理性があったとしても、統計的差別であることは間違いありません。

統計的差別はどの程度まで許されて良いか、というのは難しい問題なので、別に論じる必要があります

そして、フェミニズム弱者男性論の共闘が難しいのはここが主要な原因でしょう。

性犯罪男性から女性への加害が多い(犯罪全体では男性被害者の方が多いですが)」「腕力が強くて静止が困難」「妊娠リスク」など様々な事実に基づき男性に対する統計的差別をどの程度認めるべきか、真っ向から対立しまから

統計的差別は一切許されるべきでないと言い切る人も時々いますが、それはどの陣営であっても非現実的でよくないと思います

もっとも「社会運営するにはマクロ視点統計的差別必要なことは認めるけれど、その加減を考えましょう」とかぬるいことを言ってると、確かにそうだね考えなきゃねとは言ってもらえても実態現状維持が続くだけであり、統計的差別を一切許すな!と極端なこと言って圧を掛ける方が新規分野の社会運動としては実を結びやすいんでしょうけどね……。



これに近い話題は、今までも男性加害者として認められやす被害者として認められづらいという内容でしばしば語られてきましたが、たいてい注目されるのは悲惨な女→男セクハラ暴力事件がほとんどです。

それも由々しき問題ですが、その根底にあるのは、もっと日常的でうっすらとした「男ならまあ平気だろ。ほら、やっぱり平気だった」という日々の積み重ねではないでしょうか。

特に、「男性なら大丈夫」という信頼により粗末に扱われる場面は見過ごされやすいと思います

フェミニズムでは、「女を自立した人間と信頼して放任しろ、家父長制で口を出してくるのやめろ」というアプローチが行われていたため、その逆になっている、過度の信頼による放置という男性差別問題視されづらいのです。

女子供は弱いか保護して指示してあげなきゃね」という慈悲的差別に対して、男性が受けやすい「男は大丈夫だろうから心配する必要もないし勝手に自立しててくれ」は信頼的差別などと呼べそうです。



この記事は、これまで弱者男性論で強調されてきた、人間関係恋愛経済ジェンダーロール、弱者男性論が不条理否定される、などの論点対立しません。

警戒されつつ粗末に扱われることは、親しい人間関係恋愛関係ハードルを上げます

経済的貧しさについては、一般的貧困問題に加えて、男性公的にも私的にも助けてもらいづらいし、そもそも助けを求める能力社会により破壊されていることが困窮してはじめて露見するなど、男性特有の困難があります

男性ジェンダーロール問題とくくられるような、男なんだから泣くなしっかりしろと言われるとか、責任を負わされるとかは、「信頼の名目で粗末に扱われる」部分です。

弱者男性自体があまり聞く耳を持ってもらえないしミソジニストとすら言われるとか、困ってると認めてもらえなかったり、困っててもそれは受け入れるべき部分だと言われることなども、「信頼してるという名目で粗末に扱われる」ですね。



また、「男性にも弱者がいることは分かったけど、結局どうなることを求めてるんだ、要求を出してくれ」という問いがありますが、運動として歴史の浅い弱者に、的確な要求をする強さをいきなり求めないでください。

現時点では、「どうなったらいいかを、男性に肩入れしつつ一緒に考えてくれる人が増えるのが望みです」としか言えません。

少なくとも私は、男の乳首露出NGしろとか、男性トイレもすべて個室にしろとか、芸人ちんちんポロリシーンやハゲネタダメだとか、「男の人がいると安心」はハラスメントから許すなとか、そういう短絡だったり個別的すぎる議論にはしたくありません。

https://anond.hatelabo.jp/20210505030506

2021-05-04

フェミニストさんにおすすめの「弱者男性論」における立ち位置提案

強者男性たちはもっと社会的ケアに参加するべきである

社会的相互ケアがもっぱら女性ジェンダーに偏ってるのが問題だって社会観なら普通に一発で出てくる発想でしょ。

それを言うに事欠いて弱者男性にはセルフケアを」とか言い出すあたりの差別性が見透かされてるんだよ

そのぐらいの建前ひとつ言えないからさ

日本フェミニズム強者男性尻尾振って、自分たちでも勝てる弱者男性ばっか叩いてるって言われんだよ

高校生とか大学生くらいまでは、男同士でケアしてる男は多い

イオン散歩行ったら(屋外スペースがでっかい公園になってるんだ)高校生大学生と思われる男どもの三人組、四人組が多くいて、スマホゲーム?やら音楽やらを楽しみ、はたまたアイスクリームハンバーガーを食べながら世間話をやりながら楽しそうに休日を過ごしていた。

数日前に、男は男同士の共助によってセルフケアできないよねーとか読んだあとだったので、なんだか驚いた。

そういえば社会的にも恋愛的にも弱者男性たる自分も、大学生くらいまでは趣味である鉄道アニメファンオタク交流し、共助し、相互ケアしていたなあと思い出した。みんな彼女いない歴年齢だったけど、そのことを自嘲したりして楽しめていた。

街を歩けば、結構男同士で遊んでる若者を見かける。この間行ったカレー屋にも三人組の若い男たちがいた。

男は共助しないんじゃなくて、いつかできなくなっちゃうのかもしれない。そこを改善できればいいのかもなあと思ったりした

2021-05-03

弱者はまず黙って丁寧な暮らしをしよう」がはてな民の総意

弱者男性はまずクロワッサンを読め。丁寧な暮らしをして、自分の機嫌を取れ。」

絶賛してる多くのはてな民と、ブチギレてる弱者男性擁護派に見事に別れたこ提言

でもこれ冷静に考えると正論なんだよな。珍しくはてな民がマトモなことを言っている。

反発してしまうのもわかるが、全くの正論しか言いようがないのだ。

現代弱者というのは結局の所、自分自分の世話ができないことがストレスとなり

他人リソースを注入せざるを得ないのに加害性が高く、コミュニケーションも高コストになる、というところに本質がある。

おとなしく機嫌の良い弱者ならなんとでもなるが、暴力的で不機嫌な弱者支援しづらく、相互扶助のリターンは小さく、支援者にも避けられ、ますます弱者になっていく。

社会関係資本という最も重要資本を自ら失ってしまう。たとえば公的支援も後回しになり、金銭サービスを受ける際にも追加でコストを取られる。

私的関係なんて当然言うまでもなく壊滅していく。それが弱者たる所以

から、「まず自助努力で丁寧な暮らし自分の機嫌を取れるようになり、そこから支援を受ける」というのは理想的な流れと言える。

ここまではほとんど自明な話だ。

とはいえ、これを弱者に向かって直接いうと当事者や、同情している人々に激怒されるのも確かだ。むしろそれこそが真の問題である

答えはわかっているのに、納得したくないというケースが非常に多い。

最近の別の典型例は車椅子クレーマーで、あれは弱者敵対的コミュニケーションによって周囲に加害していた例だろう。

一般人の反感を買ってますます支援理解を得られなくなるのだが、「あれが戦略的に正しい」という意味不明擁護左派の中で多かった。

もちろんそんなわけないのだが、当事者に寄り添うと、認知が歪んでしまい、客観的物事を見られなくなるのだ。これ自体は仕方がない。一般的な話で、左右の問題ではない。

今回の件で言えば弱者男性擁護派もブチギレていた。全く同様の心の動きだろう。

そこにさらなる正論反論しても、ますますヒートアップするばかりで、納得が得られる可能性は低い。

忠言耳に逆らう、というのは普遍的な話だ。最も重要提言ほど、正面から言うと理解が得られない。


からこそ、様々な弱者に対して「弱者はまず黙って丁寧な暮らしをしようよ」という正論を投げかけるのは有効だと思う。

障害者マイノリティ弱者男性、いろいろな弱者がいるわけだが、その全てに同情している人間はそれほど多くないだろう。

自分がまったく同情していない、あるいは嫌悪している対象ならば、「弱者はまず黙って丁寧な暮らしをしよう」という正論合理性簡単理解できると思う。

もちろん同情しているとか、実際に当事者なら怒るだろうが、その場合にはまた別の対象を持ってくればいい。

弱者男性擁護派も他の弱者に対しては同様の論理を持ち出していることは多い。

そこからはじめて繰り返していけば、弱者一般に対しても全く同様の論理が成立することも、最終的にはみな理解できるだろう。

実際に今回、はてな民の大多数は理解できた。地道にやっていくことが大事だ。

そうすればだんだんと加害性の高い弱者が減っていき、協調性の高い社会にたどり着くことができるだろう。

今回の提言は図らずも多くの学びを得られた。


余談だが、以下のような論理は全く空転しているといいたい。

今まで言っていたことと矛盾している人間がいたからといって、今回の反応が間違いだ、というのはレトリックにしてもあまりにも短絡的だ。

しろ、今までが間違っており、今回正しい結論に至ったと見るべきであろう。

https://anond.hatelabo.jp/20210503143456


追記

ブコメに明らかに文意が読み取れていないはてな民が見受けられる。

私は福祉否定しているわけではない。弱者に助けが必要なのはそのとおりだ。読めばわかるだろうが、共助や公助を受ける「ために」自助努力必要だという話をしている。

それが、助けてくれる相手に加害をしないように最低限のセルフケアをする、丁寧な暮らしをする、という今回の提言だろう。

まりこういうことを言いたくはないが、自分が何に賛同して何に反対しているのかぐらい考えてからコメントを書いてほしい。

2021-05-02

ツイートはまともでも賛同する人間自分上から目線に気づかない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/travis02130213/status/1387927956392009732


言ってることはわかる、生活の質を上げる、セルフケアをするというのはわかる


でもこれを称賛するブクマカ普段自己責任論を批判して菅政権自助批判している人間が目立つのが納得いかない

そこにためらいや留保がなく無邪気に自助努力を称賛することこそが「リベラル欺瞞傲慢なのだ

恥じろとは言わぬ。自らの無自覚偏見自覚しよう。

2021-04-17

多忙医者食事腹八分目を」

多忙歯科医「定期健診に来てもよいですが口のセルフケアを」

2021-04-13

ウェルネスとかセルフケア時代とか言われてるけど

世間は体調が悪い人ばっかりになったよね。

コロナひとつきっかけだと思うんだけどここ最近世間の流れとして

「心身共に健康になりましょう」みたいなライフスタイル流行ってる。

ビーガンとかオーガニックヨガ筋トレサウナメンタルヘルスとか。

そんでもって何がおきたかというと世の中に体調が悪い人ばっかりになった。

やれ生理がツラくて仕事ができない、低気圧なので頭が悪い睡眠時間が短くて調子が悪い

ファスティングで体調が良くなった、サウナリフレッシュだのお前らどんだけ体調悪いんだよと。

みんな健康になりたいがために不健康な面ばっかり探して必死に何かをやってる気になってる。

そりゃ低気圧で頭が痛くなることもあるだろうけど、低気圧アプリスクショ毎日貼らなくても大丈夫だよ。

なぜそんなに不健康自慢をしたいのか。

挙げ句の果てに医者でもないのにやたら処方薬に詳しくなってんの。

持病でもありゃ別だけど痛み止めの種類や成分にそんなに詳しくなってどうする。

2021-04-06

インセルフォーラムと女をあてがえ論

他者を外部からインセル」と認定することはナンセンスであると考える、と最初に書いておく(そもそも誰かの独身性がvoluntaryなのかinvoluntaryなのか、当事者以外には判断できるまい)。

これはインセルフォーラムに入り浸ったある一定の期間から得た知見の共有である

インセルフォーラムでは、一般的欧米社会での名前とそれにまつわるイメージからいわゆる「強者白人男性」はChadやTyroneと呼ばれ、一方女性はほぼ純粋に見た目によって分けられ、最も上位がStacy、いわゆる平均以上〜平均がBeckyと呼ばれることが多いようだ。人種による表記揺れなどは数多くあるが今回は割愛する。

フォーラム利用者の多くは「すべての女性は、彼女自信の見た目に関わらず、現実的恋愛相手を見つけるよりもほんの一握りしかいないChadやTyroneと寝たがっており、また女性性的解放インターネット・デーティングの発達がそれを可能にしている。仮に今ChadやTyroneではない男性と付き合っている女性がいてもそれは金目当て(betabuxなどと呼称される)等の理由であり、彼女らもまたチャンスがあれば迷わずChadらと寝ることを選ぶ。現代社会において自分たちには結局チャンスはないのだ」と信じ、主張している。

彼らがこう語る時、彼らはChadを憎まない。IncelからChadへ注がれる視線はむしろ尊敬連帯に近い。嫉妬ですらないことも多々ある。女性Chadと寝たがるのは、Chadが悪いわけじゃない。Chadが多数の女性と寝るのも、Chadが悪いわけじゃない。全ては身の程を弁えず、Chadらと寝たがる女が、そしてそれを許すべく変化してきた社会が悪いのだ。

彼らはlooksmatchという言葉も用いる。訳せば「自分と同程度の容姿レベルの異性」といったところで、一昔前であれば自分たちインセル)にも同程度の見た目の異性=looksmatchが最終的にはあてがわれ、結婚し家庭を築けていた、「普通に幸せ」になれていたはずだ、しか自由恋愛社会の変化・フェミニズム等々がこれを崩した、というわけだ。

これは非常に面白いポイントで、彼らの多くは「自分は女とは違い、なにも絶対Stacyと付き合いたいわけじゃない、誰でもいいから誰かに愛されたいだけだ」と主張する。一方で、彼らの語る恋愛カップル成立で終わることが非常に多い。「めでたしめでたし」的な、「そして二人は末長幸せ暮らしました」調のイメージを彼らの多くが抱いていることが観測できるのである月並み言葉で言えば「恋に恋する」と言ったところなのだが、この非常にセンチメンタルながら切実な「愛されたい」という願いと、その内容物として見て取れる「異性として肯定されたい、性的欲求されたい」という直球の願いを彼らが裏表として(意識的にせよ無意識的にせよ)使い分けていること、これがとても興味深いのだ。

彼らの「性的欲求されたい」の奥にあるのは、「性的欲求されている自分を見て欲しい」なのではないだろうか。だから誰でもいいのだ。恋愛における「相手は誰でもいい」は現実的には美徳でもなんでもないのだが、彼らにとっては真にどうでもいい。惚れた相手に愛されたいわけではなく、誰かに愛される自分を見ている誰か(理想を言えばやはりChadだろう)による尊敬承認の獲得によって自分を愛せるようになりたい、というのが「誰かに愛されたいだけ」という主張の正体だからだ。だから彼らは、自分は異性に愛されないと苦悶しながらも、女性すべからく浅く表面的で、そんなものパートナーとして獲得することに意義を見いだせない、とも毒づくのである。この二つは彼らの中で矛盾しない。

インセル自分を愛したいのではないか。もちろん、自分を愛したくない人などいるのか?という話にはなるが、彼らの多くは性愛を介さない形のセルフケア、及び自己愛に非常に懐疑的嘲笑である。彼らにとって自己愛とは異性から性的関心の獲得によってのみ得られるものであり、自己愛とは人間必須のものなのだから、「女をあてがえ」、となっているのではないか

から彼らが正しいとか、だから彼らに女をあてがうべきだというのではない。インセルフォーラムの主張の多くは誇張され、歪み、仲間内でのノリが膨れ上がった醜悪ものであり、あなたがもし覗いてみようと思っているならお勧めはしない。ヘドが出るからである

しかしなんにせよ、自己を愛するための方法人間はもう少したくさん考えなくてはいけないのではないだろうか。

2021-04-05

anond:20210405201511

男同士のバーベキューで救われる、って話も聞いたことがある。

女子会みたいに同性同士で傷の舐め合いをすればいいじゃん、みたいに言ってたと思う。

弱者男性女性に比べて自殺が多く不幸なので、セルフケアをめぐる社会的状況の改善を話し合ってたような。

2021-03-16

30代からストレッチ

30代半ばでストレッチを始めたら身体の不調が大幅に改善された。

数ヶ月ごとに首が回らなくなり整骨院で治してもらうというサイクルを続けて早数年。

昨年の夏頃にはついに朝起きるときに首から背中ガチガチに固まって起き上がれなくなってしまった。

耐えきれず近くに開業した整骨院治療してもらったところ先生

「一番の治療セルフケア

と言われ、帰宅しても頭に引っかかり、その日からストレッチを始めることにした。

肩甲骨回しや学生の頃に部活や体育でやっていたようなストレッチ、あとはネットで調べたやつ。首〜上半身を多めに集めた。

毎日、寝る前に5分くらいストレッチ

始めて数日で何だか体調が良いことに気づく。一ヶ月経つ頃には体も柔らかくなり、全く不調が起こらないことに驚く。ただのストレッチだけで??

今では半年以上経つだろうか、たまにやらずに寝てしまうこともあるけど習慣化した。やらない日が3日くらい続くと調子が悪くなるのでやめられない。

寝る前のストレッチしかしてないのになぜか少し痩せた。

学生の頃にはなんの効果も感じられなかったストレッチが30代半ばの今ではものすごい効果を発揮している。

ストレッチ、素晴らしい、ストレッチ

30代こそストレッチしよう。

2020-12-10

anond:20201210005851

自分問題対処した結果が、現状のストレス言語化してネットに書き込む事である…ってパターンもあり得る。

増田への投稿は、「流す」「投げる」「捨てる」という感覚に近いのではないだろうか。

上記言葉を文末に添えた記事を、割と見かける。

ストレス軽減法として

●嫌な事を紙に書き出して、その紙をビリビリに破く。

●川を流れる木の葉をイメージし、葉の上に自分の苦しい気持ちを乗せる。川の向こうに流れて見えなくなるまでを想像する。

などがあるけれど、匿名ネットに書き込むのもこれの一種だと思う。

もちろん読者を想定して共感同情を求めている投稿者も大勢居るだろうけれど、「書いて投稿ボタンを押す」そのものセルフケアの一環であり、現実対処した結果の行動なんだとも言える。

2020-12-02

anond:20201124134228

男同士でケアすればと女から匙投げられるヤツはそもそも自分欲求もよく分かってなくて女がセックスで体を貸したところで、これはオレの求めたセックスじゃない!俺の要求を察しない女が悪い!となるのがわかりきってるからまずは自問自答というセルフケアをして自分の本当の欲求言語化しろ、と言っているのだが、彼らお気持ち言語化が脳のせいなのか怠惰気持ち蔑ろにしてきたか気持ち言葉がないのか知らないができないんだよな。カウンセラーに聞いてもらうにしても、その最低限のことを学ばないと永遠に救われない。

anond:20201124134228

男同士でケアすればと女から匙投げられるヤツはそもそも自分欲求もよく分かってなくて女がセックスで体を貸したところで、これはオレの求めたセックスじゃない!俺の要求を察しない女が悪い!となるのがわかりきってるからまずは自問自答というセルフケアをして自分の本当の欲求言語化しろ、と言っているのだが、彼らお気持ち言語化が脳のせいなのか怠惰気持ち蔑ろにしてきたか気持ち言葉がないのか知らないができないんだよな。カウンセラーに聞いてもらうにしても、その最低限のことを学ばないと永遠に救われない。

anond:20201124134228

男同士でケアすればと女から匙投げられるヤツはそもそも自分欲求もよく分かってなくて女がセックスで体を貸したところで、これはオレの求めたセックスじゃない!俺の要求を察しない女が悪い!となるのがわかりきってるからまずは自問自答というセルフケアをして自分の本当の欲求言語化しろ、と言っているのだが、彼らお気持ち言語化が脳のせいなのか怠惰気持ち蔑ろにしてきたか気持ち言葉がないのか知らないができないんだよな。カウンセラーに聞いてもらうにしても、その最低限のことを学ばないと永遠に救われない。

anond:20201124134228

男同士でケアすればと女から匙投げられるヤツはそもそも自分欲求もよく分かってなくて女がセックスで体を貸したところで、これはオレの求めたセックスじゃない!俺の要求を察しない女が悪い!となるのがわかりきってるからまずは自問自答というセルフケアをして自分の本当の欲求言語化しろ、と言っているのだが、彼らお気持ち言語化が脳のせいなのか怠惰気持ち蔑ろにしてきたか気持ち言葉がないのか知らないができないんだよな。カウンセラーに聞いてもらうにしても、その最低限のことを学ばないと永遠に救われない。

2020-11-26

[]2020年11月25日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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111551486995.948
1212714765116.340
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148114087173.945
1587812393.448
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181861414976.132
191851550983.833
2014720554139.840
2115120774137.641
2218620932112.538
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2020-11-24

男同士のケアとかセルフケアとか、全然うれしくないんだけど

どうもTwitterとか見ていると、「男性女性ケア役割無償要求するのはやめろ」「男同士、弱音を吐きあったり、ケアしあえ」「自分の機嫌は自分でとれ」みたいなのが今は正しいようだ。

男性女性ケア役割無償要求するのはやめろ」っていうのは納得する。アンフェアだなと思う。

ただ、我が身を振り返ったとき、どうしても「男性ケアされても嬉しくない」「セルフケアしても嬉しくない」って感じてしまうんだよな。自分自分の機嫌をとってると、惨めになってくる。女性が働いててくれないと全然嬉しくならない、満たされない、って感じがする。

どうやったらこの女依存をやめられるか、どうやったら男同士のケアセルフケアを嬉しいと感じられるようになるか、アイディアがあったら教えてください。

「どうやったら、じゃないんだよ。やめなきゃいけないんだよ」みたいなのはナシでお願いします。理由は頭で分かっているので。「こうすべき!」じゃなくて「こうしたら楽しいよ?」みたいなのがほしい。

2020-11-21

anond:20201121225906

男性セルフケアが苦手な傾向や暴力的な傾向があり、健康状態が悪くなったり孤独になったりした結果寿命が短くなるという統計があるなら、それは援助の対象だ。

まれつきなのか生育環境のせいかはともかく。

彼らを突き放すのは、貧困層貯金教育投資を行わずに、酒・麻薬ギャンブルに溺れて貧しいままなのは自己責任と切り捨てるのと同じだ。

2020-11-11

anond:20201028224200

病気の人じゃん

 一時期、ブームになった「自分探しの旅」や「ていねいな暮らし」も、羨望まじりの激しい揶揄バッシングを受けたが、どちらも女性のためのセルフケア方法論だったからというのがあんなに叩かれた理由かもしれない。

 よって、女性セルフケアは、反体制的であり、フェミニズムである

 占星術フェミニズムである

 女性男性追随して金星欲望蔑視しており、その発露の究極が韓国起源の「脱コルセット運動である女性たちが、家父長制に反抗するために化粧もおしゃれもやめて男性と同じ装いをする。男性と同じじゃないかといわれると、これは男性の装いでなく、装飾を抜いた、人間として標準の装いだと彼女らはうそぶく。男=人間の標準と定義している。

 先に書いたように金星生存関係ないむだやぜいたくをも象徴する。芸術文化に関しても、ある程度人間の心に余裕がないと、つまりむだなものを許容する余裕がないと生まれないし、発展しない。もう数十年もの間、経済地盤沈下しつづけて、貧困国に転落した日本では、その心の余裕もない。国が豊かになり時代が安定すると、無力なものや弱いものかわいいものそのままで肯定し愛するポップカルチャー(=女性文化)がさかんになるという説がある。日本はその逆をいっていて、すべてが男性的になっていると感じる。女性や、フェミニストの間ですら、おしゃれや外見にこだわることを恥でダサいとする風潮が広まっている。男ウケファッションはダメ、愛されコーデはダメ。抑圧された女性たちが自己表現のかわりに女体消費のストリップを見に行って、金星を託している。強引なイケメン少女が押し倒される少女漫画規制される。いまどきは、BL漫画の中ですら、受けキャラレイプで感じるのは倫理的によくないと論じられる。だれもが金星を殺されている。

 殺された金星はどこに行くのか。

金星はどこへ行くのか/フェミニズム占星術序論 - 宇宙の産み落とした私生児

https://astrotoyokawa.hatenablog.com/entry/2020/09/27/180713

2020-11-09

セルフケア

自分自分の機嫌を取ることを意識するようになって、深く落ち込むことは少なくなった。きっとフィジカルにも良いことなのだろう。

だけれどたまに疲れる。どうしてそんなに正気健康を保たなければならないのだろう。

帰ってこられる副作用の無い落ち込み代替手段としてフィクション摂取したいが、疲れるような状況の時にそんな余裕があるはずもなく。

落ち込み過ぎた時とは全く異なる理由で、なんかもう生きたく無い。

2020-10-15

https://www.buzzfeed.com/jp/hannahdobro/word-association-quiz-reveals-color-of-aura-1

【診断】言葉連想ゲームあなた性格オーラがわかる

🐈ヘタレだけど頑張るニャ

ラベンダー

あなたはエネルギッシュで、思いやりがあり、洞察力があります

あなたと一緒にいると、自分をきちんと見てくれている、大切にされているんだと感じる人が多いでしょう。

たまに人助けに夢中になって、自分自身を大切にすることを忘れてしまますセルフケア自己愛を忘れずに❤️

2020-10-11

コロナ精神疾患が増えているらしい

ニュースによると、病院にかかっている人も多いらしい。

私も仕事が立て込んでいた時、ぐらついた時があった。

しかし、クリニックにいったところで、ゴールが見えないし、薬の副作用も気になる

あも、まだ周りの目も暖かいものとは到底言えない

ニュースでは、クリニックを増やして気軽に行けるように、と言っていた。

それもいいだろう

けれども、どうしたら、自分メンタルコントロールできるか、悪くなる前に、こうなれば危ないと教えてあげることも大事ではないだろうか

うつ適応障害なら例えば、

一人で抱え込む状態

生活習慣の乱れ

どうしてできないんだ!という自罰的な感情

激務から逃げてもいいという気持ち

こうなると人はメンタルバランスを崩すと、もうすでに原因はいくつもわかっているのに、どうしてそれが起こりかねない社会構造放置して、ダメになった時の対応を強化するのだろうか

相談ではなく、セルフケアでいい

予防するほうが効果があり、楽なのに

患者が増えている、というのは、医療機関にかかる人数が増えたというだけであり、純粋患者が増えているのか?というのはわからないけれど

2020-08-29

anond:20200731034501

はてブ話題になってたので気づいたが、日付を見たら7月末。

読んでみると、書くことによる一種セルフケアのようにも思えるのだが、結末が結末だけに通報はしたのであしからず(どこに通報すべきなのか9110で聞いたら、通報者の最寄りの警察署だと…)。

それにしても、トラバブクマも言いたい放題だけど、これもうほぼ「火事を眺めつつ誰も通報していない」ってやつじゃない? 一人URL挙げてどうすればいいのかオロオロみたいな人いたけど。みんなもう少しインターネットでのふるまいかたというものを考えたほうがよいのではないか

2020-07-31

清潔感のある人が好き」はある意味賢い

ふと、一般女性男性(の身なり)を評価するときによく登場するとされる「清潔感のある人」というフレーズは、ある意味ではパートナー選択において非常に優れた選別基準なのではないかと思った。

男性における「清潔感」という語については、顔の良さを範疇に含めるべきか否かなどいろんな意見があるとは思うが、今回は顔の良さは清潔感には含まず、ざっくり以下のような定義をする。詳しい清潔感定義踏み込みたいわけではないので、私の主観的な印象が中心となるがご容赦いただきたい。

頭髪について

・形状の整ったカットがされている

カラーであってもプリンが目立たない

・毛先の痛みが少ない

・伸び放題ではなく、整えられる長さ

・寝癖などは整えられ毛先の無駄な遊びが少ない

肌について

・ひげがきちんと剃られている、またはお洒落

先天的ものを除いた肌の異常が目立たない

 ・ニキビが少ない

 ・唇が荒れていない

 ・爪が短く整えられている

 ・極度の乾燥または脂性が見られない

 ・目の下のクマなどが極端でない

においについて

先天的ものを除いて体臭を調節している

 ・定期的な入浴

 ・洗濯物に不快臭いが残っていない

 ・必要に応じて香りを身に纏う

衣服について

・着衣に着崩しがない、または遊び程度

衣服のほつれ、ヨレ、シミなどが目立たない

・靴の汚れや履き潰した跡が目立たない

体型について

先天的ものを除いて体型の異常が目立たない

 ・極端な肥満体型でない

 ・極端な痩せ型でない

 ・猫背や側湾症が目立たない

 ・肩の左右の高さの差異が目立たない

例えば体毛や仕草など、並べようと思えばまだあるだろうが、この程度で今回「清潔感」がある面では一定の効果のある選別基準であるように思った理由を述べるには十分なので、ここで一旦ストップとしたい。

本題に入るが、これらの「清潔感」を構成する要素を眺めていると、自分に対するケアをきちんと行っているか否か、というのが透けて見えてくるのではないか、と私は考えた。つまり自分自身のことを大切にできているかを大まかに捉える指標が「清潔感」なのではないか、ということである

無論、これらが満たされている背景には様々あって、セルフケア重要性を理解して自身の習慣として実行しているパターンもあれば、一定の裕福さの家庭に育って躾の一環として身につける人もあると思う。

逆に、満たさな理由にも様々あって、経済的理由もあれば、趣味や別のことに投資したい場合ケア方法を知らない場合などもあるだろう。

ただ、どのような理由があるにせよ「清潔感」を実現する過程自分を労り大事にするということをある程度達成できているように思う。

自分を大切にする、自分を好きだと思えるように努力する、自分を愛する、といった自己受容ができていないことから思い悩んだり、不適切な行動(身体的・精神自傷暴力など)に至るケースも少なくはない。

清潔感がある程度自己受容を表現しているという仮定の下で、パートナー選択においては清潔感実現を通して自分を愛せる人を選ぶのは平和円満関係性のためには合理的だし、男性においても清潔感を心がけることで自分大事にし、心身の健康を得られるのではないかと思った。

いつもはサボってしまう肌のケアをした後にふっと思ったことを書き連ねただけなので、恐れながら本文に登場する考え方にはエビデンスは無い。それでも、私はある程度これは正しいのでは、と思うし、今回は男性という視点で書いたが男女問わずこうした側面はあると思う。

自分のためだけに食べたい物自分料理するとか、マッサージに行くとか、なんでもいいのだけれど、忙しくて蔑ろにされがちな自分にもお金時間、手間、心を割いてあげて、自分大事にする暮らしを心がけたいですね。

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