はてなキーワード: スパイスとは
なぜか連続で食べると消耗する。
なので私は自炊が好き。
自炊にハードルがある人に、自炊の良さを伝えるとき障壁となる事象がある。
それは「見栄」
本当は鶏肉を適当にきったものをフライパンに適当にいれて、ザクザクにきった白菜をわーっといれた後料理酒か余ったお酒をいれ、蓋したご飯が美味しいと言いたいのに「ピェンロー」を勧めてしまうとか
本当はご飯にすし酢かけてスーパーふるさと納税で仕入れた魚のサクをひたすら刺し身にして丼に好きなだけ入れて、とびっこを満足するほどふりかけて大葉ときゅうりも適当にごちゃごちゃいれて、卵と納豆、わさびもたっぷりいれて思いっきり混ぜて(めんつゆとか白だしも欠かせない)ワシャワシャ食べる丼が好きなのに「親子丼」美味しいよね!と言ってしまうとか
外で丼を買うと「もう少し肉が欲しかった」「味が少し好きじゃなかった」「ご飯あと一口いらなかった」とか
調整ができないのがすごく嫌(無理矢理お腹が空いていないのに食べるのが嫌い)
そういうとき値引き半額セールで買った牛肉すじ肉をただフライパンに転がしてすき焼きっぽい味付けで煮込んで放置 しょうがとにんにくも一緒に煮込みながらしょうゆとみりんと、しょうがのいい匂いが漂う
肉が柔らかくなってきたらできあがり。それを御飯の上に乗せて、食べる
味付けは自分好みの甘じょっぱい系
この適当感を虚無メシはレシピにしてくれており、効率よく幸せになれる 一度作ってみて、そこから「水菜入れちゃおうか」とか体力によって展開できるのも良い。
最低限の基本の方というか
味噌汁も、レシピ本にすると応用技に見えちゃってハードルがあるように見える
ピタッとハマった牛すじ煮込みを飽きたるまで肉とご飯を堪能したあと、ちょっと野菜が食べたくなったらきゅうりの浅漬とかミニトマトとかをつまむ。結構レタスをただいためてスパイスの素をふりかけるだけでもジャクジャク食べれてみずみずしくて美味しい。
献立を一度に考えると言うより
本当に食べたいもの真剣に考えて、一瞬出てきた本当の身体から聞こえたリクエストにいかに答えていくかが楽しい。
出た答えが「熱々の噛んだらパキッというウィンナー」でも、そこからご飯かパンかどちらがいいか、もう少し寒いから味噌汁とかスープがほしいとか、最近野菜たべてないからインスタントトマトスープにするとか
展開する時間が悩ましくも楽しみ
• 水:500ml
• 砂糖:150g(お好みで調整)
• 黒胡椒:5粒
• 生姜:薄切り3〜4枚
• バニラエッセンス:少々
• レモンの皮:1個分
• オレンジの皮:1個分
• コリアンダーシード:1/2小さじ
• 炭酸水:500ml(好みで調整)
1. 小鍋に水を入れ、中火にかける。そこに砂糖を加え、砂糖が完全に溶けるまで混ぜる。
2. シナモンスティック、クローブ、オールスパイス、黒胡椒、生姜、レモンの皮、オレンジの皮、コリアンダーシードを加える。これを弱火で約20分ほど煮る。香りが出てきたらOK。
3. 火を止めて、液体をこしてスパイスや皮を取り除く。液体が冷めたら、冷蔵庫で冷やす。
ด็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็ด้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้嫌いな人になんで嫌いなのって聞いた所で、普通酸味だの食感だの何だのって答えしか帰って来ないと思う。
それって具体的な要素を並べているに過ぎなくて、「どこ」が嫌いかの説明にはなっても「なぜ」の説明にはなってない。
じゃあ結局その要素はなんで嫌いなの、ってのを何度も繰り返せる。それが止まるとしたら、どっかで「なんか嫌い。舌と脳がそういう風になってるから」としか言いようがねえと思う。
ひいてはด็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็ด้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้が嫌いなのも「そういう風になってるから」という話になる気がする。
ด้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้็็็็็้้้้้็็็็็้้้้้้้้ด็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็็漫画の世界みたいに「誰もが感動する本物」なんてないだろうし。
こういうの考えてると、芸術批判なんかが論理的なもんだってのもホントかよって思う。
好みというか価値判断というか、そういう個々人の身体と脳に基づいた資質抜きにしては語れない。その前提が共有されてなかったら、なんぼ論理を展開した所でその理屈は足元から簡単に崩れる。
よしんば事実認識だけで語った所で、それは片手落ちな感じがする。
じゃあ最初から好きな者は好きな者同士、嫌いな者は嫌いな者同士で語り合うしかねえのかな。
じゃなきゃ理屈の前提が揃わない。
同好、同嫌(?)とて一枚岩ではないのだろうし。
倫理学って延々とこんなような話を捏ねくり回してる印象がある。どこに前提を定めるのか。それってむしろ理屈というよりは政治的な問題って感じだけど。
つまらんと思ってたものを、理屈立てて面白さを追求するという事も出来んのかな。
味覚の好みほど強烈に好き嫌いが分かれるもんばっかでもないだろうし。
弱者男性が嫌いな人に「なんで嫌いなの?」って聞いても、返ってくるのは大抵、外見だとか、態度だとか、社会的な立場だとか、具体的な要素に過ぎないだろう。
それは「どこが嫌いか」を説明しているに過ぎなくて、「なぜ」嫌いなのかの説明にはなっていない。
結局、その要素がどうして嫌いなのかと何度も問うことができるだろう。でも、最後には「なんとなく嫌い。自分の感覚や価値観がそういうふうに反応するから」としか説明できないところに行き着く。
ひいては、弱者男性が嫌われるのも、最終的には「そういうふうに感じるから」という話になる気がする。
「誰もが感動する本物」なんて、まるでグルメ漫画の世界のようなもので、現実には存在しないのではないだろうか。
こういうことを考えると、社会的評価や個人に対する批判が論理的だと言われても、それって本当なのか?と疑問に思う。
価値判断や好みというのは、個々人の身体や脳に基づいたものであり、それ抜きにしては語れないものだ。その前提が共有されていなければ、どれだけ論理を展開しても、その理屈は簡単に崩れてしまうだろう。
仮に事実だけで議論しても、それだけではどこか片手落ちな印象が残る。
結局のところ、最初から好きな者同士、嫌いな者同士でしか話が通じないのかもしれない。さもなければ、議論の前提が揃わない。
それでも、部分的には共感できるところもあるかもしれない。好き嫌いが一致するからといって、一枚岩というわけではないだろう。
倫理学の議論って、どこに前提を置くかという話を延々と捏ねくり回しているような印象がある。それって、理屈というより、むしろ政治的な問題に近い気がする。
つまらないと思っていたものを、理屈で面白さを追求することができるのだろうか。好みの分かれる問題だって、すべてが強烈に対立するわけではないし。
好みというのは案外、慣れによるところが大きいのかもしれない。だが、どうしても無理なものは本当に無理だということもある。
好きでも嫌いでもないものを「好き」に引き上げることはできないだろうか。思い込みを「スパイス」にするのも、よくあることだし。
トマト嫌いな人になんで嫌いなのって聞いた所で、普通酸味だの食感だの何だのって答えしか帰って来ないと思う。
それって具体的な要素を並べているに過ぎなくて、「どこ」が嫌いかの説明にはなっても「なぜ」の説明にはなってない。
じゃあ結局その要素はなんで嫌いなの、ってのを何度も繰り返せる。それが止まるとしたら、どっかで「なんか嫌い。舌と脳がそういう風になってるから」としか言いようがねえと思う。
ひいてはトマトが嫌いなのも「そういう風になってるから」という話になる気がする。
グルメ漫画の世界みたいに「誰もが感動する本物」なんてないだろうし。
こういうの考えてると、芸術批判なんかが論理的なもんだってのもホントかよって思う。
好みというか価値判断というか、そういう個々人の身体と脳に基づいた資質抜きにしては語れない。その前提が共有されてなかったら、なんぼ論理を展開した所でその理屈は足元から簡単に崩れる。
よしんば事実認識だけで語った所で、それは片手落ちな感じがする。
じゃあ最初から好きな者は好きな者同士、嫌いな者は嫌いな者同士で語り合うしかねえのかな。
じゃなきゃ理屈の前提が揃わない。
同好、同嫌(?)とて一枚岩ではないのだろうし。
倫理学って延々とこんなような話を捏ねくり回してる印象がある。どこに前提を定めるのか。それってむしろ理屈というよりは政治的な問題って感じだけど。
つまらんと思ってたものを、理屈立てて面白さを追求するという事も出来んのかな。
味覚の好みほど強烈に好き嫌いが分かれるもんばっかでもないだろうし。
と思うくらいムカつくやつにマッチングアプリで出会ってずっとイライラしてる
わし:そこまで得意ってのはありませんが、カレーは毎回スパイスから作るので凝ってる方かもしれないです
わし:いや、使うスパイスはいろいろありますけどほとんど固定ですね
相手:完全に1から作ってるわけじゃないんですね、自分は紅茶をその日の気分で選ぶので
わし:(?????)たくさんスパイスを混ぜて味を出すので紅茶とは違うと思いますよ、気分で変えるのは具材とかですね
相手:そうですか、本格的に作る方なのかなと思っただけです
はああああ?じゃあお前、気分でコリアンダー抜いてまともな味のカレー作れんのか?気分でターメリック抜いてまともな味のカレー作れんのか?
そこまでカレー作りにプライド持ってるわけじゃないけどくっそムカついたわ、マジでなんだよこいつ…
自分より詳しい相手ならまだしも、その分野について全く知らないやつからマウント取られるって新鮮体験すぎるだろ
なおこのタイミングでブロックしたらカレーを1から作ってないと言われたことにキレてブロックしたっぽく思われそうでそれは嫌なのでブロックできない模様
エッシャーもジェームズ・ボンドも知らないキッズが相手だったからやたらと評価されただけでしょ。
ページを捲った直後に2ページ見開きで視覚効果がバチバチと目に飛び込んでくるあの体験は、まさに稲妻に打たれたかの如く「俺は今凄いものを読んでいる」と感じさせるものがあったよ。
今、一通りの元ネタを知った状態で読めばそれらは「漫画の絵として上手に落とし込まれたデフォルメ感覚に優れたパロディ」以上でも以下でもない事が分かる。
個性豊かで魅力的に感じたジンガール達はテンプレートを丁寧になぞって拵えられたステレオタイプのヒロイン像達でしかない。
それぞれの街で繰り広げられる物語も基本となる類型をそのままなぞるかのようなものばかり。
子供でも読めるようにと柔らかく煮込まれた王道プロットのカタログに、若干強めのスパイスを加えたような、入門的ダークファンタジーでしかないわけだ。
5歳児~105歳児まで幅広く楽しめるであろうこのバランス感覚はとんでもなく優れていると言えるが、有効範囲を広げるために繰り返された去勢によりこの手の作品が持つべき角が大きく削れてしまっているのは否めない。
小中学生がこの漫画を大興奮で人に薦めるなら微笑ましいが、いい歳をした大人がやたらと評価しているのはインプリンティングによる影響が残り過ぎなのではないかと思ってしまう
(追記)
こんな文章が、思ったよりもバズってびっくりしたので、ツイッターで「フレンチ自作沼(アカウント名は@French_jisaku)」というアカウントを作成しました。
フレンチ自作界隈の人がいたらフォローしてもらえると嬉しいです。
おおよそ素晴らしいことが書いてあるけど③だけ解像度が低い気が…というのも、料理というのは基本的には科学と同じで味に再現性を持たせる必要があり、そのためには分量を正しく理解し守る必要がある(この分量の正確さをレシピなしでも把握できているのがプロ)。その上で、③では"短時間だとミスった時のリカバリができず"とあるけど、正確な分量を計って料理をすれば大きな失敗はなく連鎖的に料理が崩壊することはまずあり得ない。短時間の作業でのミスとして、例えばイタリアンならカルボナーラの卵に火を通し過ぎる等の失敗はあるかもしれないが、少なくともそれで全体が大きく崩れることはない。
”崩壊”という表現は強かったな、というのと、単に私がインド料理や中華料理にそこまで沼ってないからかもしれません。
これを書いた時に脳裏にあったのはスパイスのテンパリングでした。スパイスのテンパリングは、スパイスごとの香気成分抽出温度がすごいシビアかつ、そこをのがすと苦い種になってしまうという実感があったので、テトリスに近いな、という印象を持っていました。
イタリアンのパスタの場合も、フレンチに比べると複数行程同時並行かつ短時間で仕上げるので、ルポゼの間にソースを仕上げればOKのフレンチよりはシビアな印象がありますね。
お客さんに作り方聞かれても説明できないよ
フレンチを作り始めればわりと用語は覚えるかな、と思ってます。なぜなら私がそうだったからです。
動画を見て、レシピ本を見て、実際につくっていくうちにミジョテとかシノワ、パッセ、タミゼ、クラリフェ、リソレ、アセゾネとかその辺の頻繁に出てくる用語は自然に覚えるんじゃないかなと思っています。
なので、これを読んだ人はあまり気にせずにフレンチを作るところから始めてもらえると嬉しいです。
別に店に行ってシェフに話しかける必要だってないです。多分作ってると店にはいきたくなるとは思いますが。
日本の一般大衆にレストランのフランス料理を作ることなんて勧めるもんじゃない
勧めるなら家庭料理
一生ものの沼としてのフレンチを紹介したかったので、家庭料理を入り口にするアプローチはやめました。
まず家庭料理だと、プロの味を食べて自作との差分を楽しむことができないのが一つ。
あと、ミクニさんのレシピもそうですが、基本的には短手番なレシピが多いので、時間が溶けていくような趣味にはならないかな、という理由もあります。
あと、誤解なきようにお伝えしておきますが、自作をどこまで極めてもプロを超えることはないです。
理由は三点あって、
①そもそも調理技術で絶対にかなわない:せいぜい二か月に一回作る素人と、365日作っているプロではまったく比較にならない技術差があります。
②フォンやソースは大ロットで作ったほうが美味しい:ソースやフォンの味と仕込む量は比例するため、一回に10L仕込むプロと、せいぜい1Lしか仕込めない素人では味に差が出ます。
③入手可能な食材品質に差がある:プロが扱う品質の食材を一般人が入手することは極めて困難です。例えばジビエ。プロは契約した猟師さんから送ってもらえますが、素人は楽天で買うしかありません。魚もピンのもの(例:分厚いアマダイ)は素人向けには販売していません。
ただ、あくまで趣味なので、プロの味を超えられなくても、何ら問題ないと思っています。
藤井くんに勝てると思ってやっている将棋沼の住民はいないでしょうし、ツールドフランスに出場できるとおもっているロードバイク沼の住民もいないでしょう。
(本文)
https://anond.hatelabo.jp/20240925202106
元記事はこれ。この増田、ならびにこれを読んで高い飯を食ってみたいなーとおもった人に、全力でフレンチを薦めたい。
それも、ただお店に食べに行くのではなくて、
という楽しみ方を紹介したい。
・この楽しみ方はある程度の自炊スキルがあることが前提となる。
・具体的には、包丁を多少扱うことができて、強火と弱火の違いが判る、大さじや小さじの意味が分かる程度には自炊ができる人向けのエントリである。
・お店で出てくるような、ある程度本格的かつ王道なレシピのほうがよい。
・具体的には牛肉+ソースボルドー(赤ワインのソース)とか、真鯛+ソースヴァンブラン(白ワインのソース)くらいから始めるとよい。
・あまりシンプルなレシピすぎると②の楽しみ方ができないため、「簡単!おうちビストロメシ!」みたいなのは避けた方がいい。
・具体的には以下の二つのYoutubeチャンネルを見ることから始めるとよい
George ジョージ https://www.youtube.com/channel/UCP2gnyy_-ToZeIDw6qeI6HA
Bocuse at Home by シェフ星野晃彦 https://www.youtube.com/@bocuseathomebyteruhikohoshino
・複雑な料理も避けた方がいい。具体的にはパイ包みやパテ系の死ぬほど複雑で構築的なメニューは、最初は避けた方がいい。100%失敗するのと、複雑すぎてどこが失敗したのかが切り分けできないので。
・①で自分の作ったメニューと同じものを実際に食べに行こう。①の答え合わせの感覚だ。
・いきなりロブションとかのハイエンドなグランメゾンに突っ込むのではなく、ランチで5000円程度の店に行くのが無難。
・なぜならば、この段階ではフレンチへの解像度が低すぎるため、グランメゾンのフレンチを食っても、値段相応のよさがわからないから。
・実際にプロの作ったものを食べるといろいろな気づきがある。なぜなら自分で作ったことがあるので、解像度が段違いになっているから。
・ほとんどのケースでは、プロが作ったもののほうが圧倒的にうまい。なぜか考えるのがこのパートの楽しみ方だ。
・例えば真鯛のポワレ、ソースヴァンブラン(白ワインのソース)を食べたとする。「自分でやると身がぱさぱさになっちゃったな……。火入れの仕方の違いなのか、鯛のポテンシャルの違いなのか、何が違うんだろう。鯛を見た感じ、身の分厚さは変わらないから火入れの仕方が違うのかもしれない。ソースもとっても香りが豊かだな、なんかハーブを入れているのかな……。ソースにはかなり酸味をつけているな、自分でやるときもこれくらい酸味をつけてみるか……。」みたいなことを考えながら食うと、漫然と食べているよりも圧倒的に美味しく感じる。
・厨房が激しく忙しいとき以外は、「とっても美味しかったです。もし可能なら、シェフに話を聞きたいんですが……」といえばだいたいシェフに話を聞ける。
・自分が美味しいと感じたポイントと、どうやってそれを実現しているのかをシェフに尋ねてみよう。③で自分で分析した内容の答え合わせをするのだ。
・鯛はどう火入れしているんですか?(フライパンだけ?フライパン+オーブン?)とか、聞きたいことは山のように出てくるはず。
上記①~④を繰り返す。最初は比較的難易度の低い料理から始めて、だんだんと複雑な料理にステップアップしていく。
多分二年くらいやってから、いわゆるグランメゾンにいくと、その高度な技術と美味しさ、芸術的なまでのアイデア力に感動するはず。
この項目では、なぜカレーでも中華でもイタリアンでもなく、フレンチをオススメするのかを説明したい。
・上にはったYoutubeチャンネルを見てもらえばわかると思うが、ソースから自分で仕立てるとなると、平気で二日三日かかる。
・段取りの設計→材料の調達→下ごしらえ(ソースベースの作成、肉のマリネなど)→仕上げ(火入れ、付け合わせの作成)で、週末まるまるつぶせたりする。
・しかも待ち時間もそれなりに長い(ソースベースの作成時など)ので、ネトフリも捗る。
・フレンチはそもそも、エスコフィエとかいうオッサンが100年以上前にフレンチの技術やレシピを体系化し、公開したことで爆発的に広まった料理(いまでいうオープンソース化)。なので、他のジャンルに比べると圧倒的に体系化されていて学びやすい。
・また、日本はフレンチ大国なので、日本語のソースも非常に多い。大型書店で、料理コーナーにいくと、和食の次くらいにフレンチの料理本が充実していると思う。
・他ジャンルに比べると、中級者に進むときの勉強のしやすさが段違いである。例えばカレーや中華にハマるオッサンは多いと思うが、この二つのジャンルは食文化のゆたかさのわりには日本でアクセス可能な学習ソースがきわめて少ない。初級レベルでは問題にならないのだが、深めようとしたときには、日本語文献の乏しさに加えて、そもそも体系化されていないので、学習難易度が跳ね上がる。
・作るときの深めやすさに加えて、食べるときの深めやすさも段違いである。フレンチをやる人は大体みんな調理学校で基本的な調理技術を身に着け、それなりのレストランで就労しているから、安価なお店でも高価な店でもベースとなる技術は同じ場合が多い。
・例えば鮨の場合は、2000円の回転ずしと二万円の鮨では全然別の技術が用いられている。根本的に握り手のキャリアルートが違うからである。2000円の回転寿司はバイトがロボットを操作して握るし、二万円の鮨は専門的な店で修行を積んだ職人が握るのである。一方でフレンチの場合は二万円の店で働いていた人が独立してビストロやって2000円のランチをだしていることは余裕でありうる。
・だが、他ジャンルに比べると美味しい味を作りやすいと感じる。
・これはA.多数の工程を時間をかけて積み重ねていくという調理プロセスと、結果として、B.足し算の料理である、ということに起因する。
A.多数の工程を順に組み合わせていくという調理プロセス:例えば中華(特に四川系)やインド料理、イタリアンは多数の工程を短時間で重ねていくことがおおい。短時間だとミスった時のリカバリができず、連鎖的に料理が崩壊していくことになる。ゲームとしてはテトリスとかぷよぷよにちかい。一方でフレンチの場合は一個一個の作業を丁寧にこなしていけばそれっぽいものができあがる。こっちはマインクラフトっぽい。
B.足し算の料理:フレンチは味の要素が多い。肉のうま味や、ワインの酸味、甘味、バターの脂質やハーブの香りを積み重ねていく料理である。そうすると必然的に美味しさのストライクゾーンは広くなる。食材の持つうま味も苦味も臭みも、すべて一皿に詰め込むのがフレンチの基本思想である。これが和食だとどうか。和食は徹底して引き算の料理である。食材の持つ性質のうち、客に見せたい部分以外をすべて除去し(野菜をゆでこぼすのとかね)、組み合わせるのが基本思想である。味の要素が少ない分、ピントを合わせるのも非常に難しくなる。引き算に失敗したり(例えばえぐみが出るとか)、そもそも見せたい部分を間違えてました、とかね。
・調理学校のカリキュラムとかを見てもらうとわかるけど、大体西洋料理と和食に分かれていて、西洋料理の技術のベースはフレンチである。
・フレンチを一通りやると、肉や魚の火入れも格段に上手になる。小麦粉を使ったルーが使いこなせればシチューやカレーも簡単に作れるようになる。ソースオランデーズが作れればカルボナーラはお手の物だ。
・スタートキット編の楽しみ方を一年くらい続けていると、一通りのものは作れるようになっているはず。
・具体的には、肉の火入れは肉を触ればわかるようになるし、魚も皮をパリッと焼くのはお手の物、くらいにはなっているはず。なんとなく手癖でソースボルドレーズとかソースヴァンブランくらいは作れるようになっていると思われる。
・そこから先にステップアップするなら、プロ(の中でもレジェンドシェフ)の書いている本を読むのが一番よい。
・レジェンドシェフの料理本を読む→作る→お金をためてレジェンドシェフの店に行く→もう一回作る、を繰り返せば無限に時間が溶けていく。
・基本的には近所の大型図書館(住んでる自治体の旗艦図書館)にいって、フレンチ料理本コーナーで厳つい雰囲気を出している奴を手に取ればOK。
・僕のバイブル
・アランシャペルの下で長年働いていたこれまた有名なシェフ。シェフの間でも当初をバイブルに挙げる人は多い。
・辞書的に使うのもよい。また、一個一個ソースを作ってクリアしていくだけでも楽しい。
みんなもフレンチ、作ってみような。
言われるままに何をするのかも分からない部品をひたすら作るだけの毎日wwww
最終的に完成したの見ても別に感動とかないwwww
だって本当に全体の一部分なんだもんwwww
スパイスを50種使ったカレーを食べて「俺のシナモンが効いてるぜ」とはなれても、スパイスを500種使ったカレーを食べたら「俺?どこ?」ってなるだろwwww
マジで虚無wwww
一人で作ってた時は俺が王様だったし、サークルで作ってる時は担当作業の責任者だったけど、今はいくらでも換えが効く歯車wwwww
虚無wwwww
俺がバックレても1ヶ月後にはどっからか代わりが生えてくるのが分かりきってる毎日wwww
辛いwwwww
追記。
男、身長178、体重86→78、7週間。週に2−3回のウェイトトレーニングは更に1ヶ月前からやっていて、食事制限せずに運動習慣を付けるところから始めた。
お察しの通り、沼のバリエーション(参考はじゃがバード)。お粥が苦手なのと、食感が変わらないのが精神的にキツく、白米が食べたかったので、おかずになるような物を目指した結果が原型。鶏大根きのこ入り→火鍋風中華煮→(じゃがバード参考にして)炊飯器調理→味変。
料理は元から好きなので、独身男性の嗜みとしてスパイスカレーと麻婆とトマトソースと豚汁は抜群のものが作れると自負してたから、そのへんの味付け技術流用して安くて食いでがある材料を入れてったらこうなった。
芋以外の根菜がOKなのは糖質制限食じゃないから。芋食ってもいいけど、糖質量多めだからちょっと気にしてね、くらい。芋以外食って糖質過多になるには、糖質多めの人参でも1kgとか食わないとあかん。馬じゃないなら気にしなくていい。
根菜はカロリーが高いって言ったって人参1本で40kcalだ。ごはん30gと同等。マジで馬でもなければ気にしなくていい。
余った鶏皮は冷凍しといて、溜まったら茹でてスープ取って浮いた油は取り除いて別で加熱して純鶏油に、スープは煮凝りになるレベルでコラーゲンが出るからチキンカレーにでもすれば美味しく食べれるんじゃない?茹で→焼きして油切った鶏皮もトッピングしてさ。
根菜 いっぱい
きのこ いっぱい
たまねぎ 1個
ニンニク(お好みで) 1かけ~1房
ショウガ(お好みで) 1かけ
鶏もも肉皮なし 1枚
1. 根菜をいっぱい準備
大根、人参などを沢山。混在OK、根菜だけに。いも類でもいいんだけど、芋いれるなら炭水化物量を計算したほうがいい。まあ1kgとか一気に食わなければ食べ過ぎにはならないので、好みでよい。
おすすめは大根1本と人参をスーパーに売ってる3本セットを全部いれること。2kgくらいまで入れちゃって良い。大根は下茹でしたほうが苦味が抜けて万人向けだけど、面倒くさいor気にならないor苦いのが良い人はそのままでもOK。
食いでがある大きさに手早く切って、何処のご家庭にもある1升炊き炊飯器に突っ込む。
2. キノコを山ほど焼いてIN
舞茸、しめじ、ひらたけ、エリンギ、何でもよい。出汁がでて美味いので山程いれる。私は干し椎茸が好きなので水で戻してから入れてる。
石づき切って手で適当に割いて油を引かずに焦げ目がつくまで炒め焼いて水分を飛ばすのと香ばしさを出す。根菜の上に流し込む。できるだけ少量の水でフライパンの焦げもちゃんと溶かして入れてね。
3. 味ペーストを作る
ここがポイント。
ある程度の量(大さじ1~2くらい)油引いたフライパンで玉ねぎみじんぎりを炒める。お好みならニンニクショウガもここでみじん切りを入れちゃう。
※炒め玉ねぎの作り方はコレ参照。https://www.youtube.com/watch?v=Rmx8bjcQF-E
慣れてるなら炒めてる間に肉切っちゃおう。
中華味にしたい場合、引く油をごま油にして豆板醤、花椒、八角等お好みの中華スパイスと塩コショウを入れて、火鍋か麻婆の素みたいなのを作る。
洋風にしたい場合、引く油をオリーブオイルにしてトマト缶入れて潰して水分が飛ぶまで炒めたあとにお好みのハーブ類でも入れたら良い。カレースパイスを入れたらそのままカレーにもなる。
和風にしたいなら後述の肉をここに入れちゃって、酒醤油砂糖塩で味付けちゃうのも良し。
完成したら炊飯器へ。
4. 肉
皮取って適当な大きさに切って、フライパンに上記ペーストがこびりついてるだろうから、そこに入れて軽く炒めて水分を飛ばすといいと思うよ。
塩味は上のペーストと肉の下味で半々くらいでつけると美味しい。
あとは炊くだけ。
カロリー計算がし易い、調理が簡単、食材はスーパーで売ってる単位量全部使う、食物繊維たっぷり、複数食分の量が一発でできる、弁当で持ち運べるなどメリットがある。
もともと火鍋っぽい味付けのPFCバランスがよいごった煮を作ってたのを、ジャガバード(https://www.youtube.com/watch?v=-RS3cuyUgHU)を参考にして簡略化した炊飯器メニューにしたもの。元レシピのポトフ風も上記火鍋風と同じ材料で十分うまいものができたので、カレーだの和風だの色々味変しながら試せる。
あとの栄養は米炊いて卵食ってバランスとる。必要ならプロテインも飲めば良い。上記のごった煮が高タンパク低脂質のベースフードなので、朝昼コレとご飯軽く1杯程度なら、夜に1食適当な外食してもよっぽどバランスは崩れない。
ブコメにある通り、同じようなもの食っても飽きない人がダイエット含むボディメイクが成功しやすいのは大いにある。私は飽きやすいほうだけど、基本好物の食材いれて好きな味付けを和洋中カレー気分で変えられたら結構目先が変わって飽きづらいっていう。皆様もお好みで好きな野菜入れてみて。飛び道具で豚こま(1回焼いて油は切るといい)とゴボウ入れて味噌味の豚汁の具煮っぽくもできたりする。アレンジを楽しもう。
やってみ!