はてなキーワード: ジュエルペットとは
ゲオで一枚ずつ借りるという羞恥心くすぐる視聴スタイルで楽しんでいる。
電子ドラッグだっていう評判は聞いていたから、それなりに覚悟はしていたよ。
プリキュアはキッズコーナーにあるのに、プリパラは一般アニメの棚にあって、観る前から沼の深さは窺えた。
いやぁ、ぶったまげたね。
土曜の朝、全国ネットで放送していたのか…… 最高の週末がフルスロットルで始まっていたんだな。
俺も『マジキチwww』とかTweetしながら実況したかったよ。
Wikiの冒頭では『内容が過剰』って突っ込まれているし、在宅アニメ評論家みたいなオッサンが、各話どころかほとんどワンシーンごとの詳細すぎる解説アップしているし。
プリキュアとは違うのですよ。
少なくない過去のアーカイブがあって、ファン層も分厚いプリキュアは、多くの人が楽しめる無難なアニメに仕上がっている。
その点プリパラはフリーダムで、『ついてこれるやつだけついて来いッ!』っていうお話を作れるんだね、きっと。
1期第8話まで観たでござる。
アニメは3期まで、劇場版は3つ、それにコミックスとノベルスとゲームがあって……
公権力に任意聴取されるまでゲオに通おうと思います捜さないでください。
意識の低いオタクなので詳細は分かりませんが、らぁらちゃんが『かしこまっ!』ってするシリーズです。
◯実況視聴を追体験したいならニコニコで課金して見たらどうかね プリパラはコメントしながら見るの楽しいよ
なんだ配信しているのかオラわくわくしてきたゾ。
◯さっき映画見てきたところなんで言いたいことはおおむね分かる(徳島は時空の狭間に存在するので、たまゆらとプリパラとラブライブ!と同級生ときかんしゃトーマスを同日にやってる
徳島ァ……
みくびっていません。
ただ、女児アニメにハマるおっさんたちが先鋭的すぎて、相対的に子供が低く見えるだけです。
そ、そうか。
◯リルぷりっ→おねがいマイメロディ と見ると良いですよ
ピンポイントなレコメンドありがとうございます。プリパラはこういうユーザーに愛されているのだなぁ。
◯2期の地下パラの流れとかアキバっぽい感じ。
地下パラってもしかして地下アイドルのこと? やっぱりプリパラはオッサンアニメだよ。
◯まだこれからあろまちゃんにもみかんちゃんにもあじみ先生にもファーストコンタクト出来るなんて、なんて羨ましい。
何を言っているのか分かりませんが、つまりオッサンが幼女見てニチャニチャできるっていうことですか?
◯プリティーリズムシリーズは女児向けだの大人向けだのでなく、人類向けアニメだよ。おっさん向けとか言うない
すまなかった。猛省している。
ジュエペもキチ度高いと聞いている。
◯何がきっかけで見ようと思ったのか気になる
一部知っている(キュア →アニメ
一部知っている(リズ →パラ転生
知ってる(パラ →アニメ、筐体
知らない(ラ! →ソシャゲ
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ヲタク:アイドルブームが二次元にも影響を与え「かわいい女の子が歌って踊る」という媚に媚びたコンテンツが誕生する。
草分けはアイドルマスターであり、今年で10周年を迎え、近年ではソーシャルゲームとの連携で一大コンテンツとなった。
それと対になる存在と言われているのがラブライブである。若者を中心に急激なブームとなり流行語候補にまで上がる。
三すくみになると思われたWugは見え見えのエイベックスの後ろ盾や、東北、アニメは映画の続きなどの要素が新規を避けそこまで人気が出なかった。が、スクショは任期である。
このように二次元アイドルブームは熱を上げ、その火は女児アニメにも燃え移るが....
その黎明期にプリリズ(3期も続いた)はアイカツに殺された。
プリキュアはちょっと離れた存在。大友に媚びたりクオリティを急に下げたりと調整されていた。
サンリオ群(ジュエルペット)等のキチガイアニメもそっとされていた。
その狂気とアイドルブームを引っ提げて現れたのが、対アイカツコンテンツ--プリパラである。
一方アイカツは初期主人公の変更などで弱りつつも、新規の歌手の募集、「初音ミク」とのコラボなどを行った。
ラ!の展開が気になる。(追記。解散やらいろいろありましたが、新しくサンシャインとしてやるそうです。)
以外なほどはてブしてもらったてレスポンスもあったのでその返信書いておきます亀ですが。
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というかオタク向けアイドルコンテンツの隆盛と、女児向けアイドルコンテンツの隆盛はまったくの別物で、
後者はそれこそひみつのアッコちゃんにまで遡る大御所ジャンルなのでは。
アイドルの定義を私は知らないのですがオタク向けアイドルコンテンツと女児向けアイドルコンテンツは別物であるとは実は思いました。
ひみつのアッコちゃんは源流のような気がします。アイドルとしてしっかり明記されたのはクリィミーマミ、えり子」あたりでしょうか。
アイドルコンテンツは女児も潜在的におっちゃんも楽しんでいることが多いと勝手に仮定させてもらいました。
草分けって
あと、アイカツが初音ミクコラボとか言ってるけど、プリパラはハッカドールとコラボだぞ?
そして女児向け筐体ならオレカバトルの女児向け版のオトカドールも外せない
楽しもうぜ女児ゲー!
オシャレ魔女に関しては書いておくべきだったのですが私がプレイしていた時は『オシャレ対決』がメインだったのであえて省きました。
正直悩みました。ぴちぴちピッチは知名度で省いたのですが、個人的に大好きだったので深く訂正させていただきます。
アイマスは『二次アイドルコンテンツ』として息が長いコンテンツとだけ言いたいです。
プリパラのハッカドールコラボはタカラトミーはあんまり押し出してなかったと思います。宝富だからか。
一方初音ミクコラボはカードを配布したり結構見かけました。個人感ですが。
最後の一言『楽しもうぜ女児ゲー』にやさしさを感じます。貴重な意見ありがとうございました。
来年のプリキュアが「魔法つかいプリキュア!」になるらしいとのニュースを聞いてなんとなく思ったこと。
魔法少女モノもそろそろ一周まわって原点に回帰してきたかな?ってこと。
まあ魔法少女の定義とかから話し始めたら本当にキリがないので最近の話しかしないんだけど。
21世紀で魔法少女を語るのに外せないのは「プリキュア」「なのは」「まどマギ」とかかな。あと邪道魔法少女とか。
(少女漫画ものとか「ジュエルペットてぃんくる」とかもあるけど、本当にキリがないので言及しない。)
00年代に入ってきて魔法少女ってのはその概念をひたすら壊され続けてきたと思うんだよね。
深夜アニメ全盛の時代になって、それまでの少女向けってのが少なくなってオタク層向けの作品が魔法少女モノの主流になったのが大きいのかな。
少女の憧れとしての魔法少女じゃなくて、エンターテインメントの装置、つまり「設定」としての機能が重視されるようになったというか。
その典型的な例が「魔法少女まどか☆マギカ」で。
いわゆる「視聴者を裏切る」ってやつ。設定を利用してどれだけ衝撃的な展開を作り出せるか、みたいな。
社会現象、とまでは言えないかもしれないけど、確実に「まどマギ以後」っていう作品はあると思う。
「結城友奈は勇者である」なんてまどマギがなければ絶対に生まれていなかった作品だと思うし。
完全に二番煎じだと思われることをわかっていて、それでもあえてやって、さらに高評価を得ることが出来たという稀有な作品。素直にすごいと思う。
それで、冒頭の話に戻るが、「そろそろ一周するかな」っていうのを考え始めたのが今年の「放課後のプレアデス」という作品を見たときで。
この作品は、魔法少女でありつつSFジュブナイルでありつつ、という感じの「衝撃的な展開でびっくりさせる」タイプじゃない作品なんだけど、
プレアデス星人と名乗るマスコットキャラ的な存在がいて、いわゆるまどマギでいうキュゥべえみたいな立ち位置なんだけど、
視聴者諸賢は「いつ裏切るかな」と疑惑の目を当然のごとくプレアデス星人に向けていたのである。
魔法少女になることで支払うことになる代償はなんだろうなあ、と自然に考えてしまっているのである。
この時点で自分は「ああ、もうこういうのは陳腐化したんだな」と思った。
こういうの、とは魔法少女の設定を利用して衝撃的な展開を作ることである。
「放課後のプレアデス」という作品は、実際は少女たちの成長を真摯に描いた作品だったわけで。
しかももともとこの作品は「まどマギ」と同時期くらいにはプロジェクトが進行していた作品で、べつに「まどマギ」へのアンチテーゼとかは全く意識されずに作られたものだったのである。
プリキュアは、00年代以降の混沌とした魔法少女モノの中でずっと少女向けの王道を突っ走ってきた存在である。
とはいえ、セーラームーンなどからの流れの「戦闘魔法少女」的な感じで魔法少女といっていいのかはよくわからない感じなのだけども。(プリキュアファンには大抵魔法少女じゃない、と怒られる)
いまんところのアニメ感想。3話までは余裕で変動するのであんまり気にすんな。
★★★★★
おそ松さん(1話限定ならこれ最強だろ。神谷さんが出てるのが不安でしか無くて不安の通り酷かったがゲロはいたところで全て許した。メタメタメタメタメタメタ放題もここまでいけば笑える。「すいません今ヒエログリフを解読中なので」は時々使いたい。でもこれ2話以降どうすんの)
★★★★
蒼穹のファフナーEXODUS (いきなり死亡フラグを乱立しすぎだろいいかげんにしろ。総司どうなるんだ)
今からでもこれだけ押さえとけば問題なく見れるゾ。むしろ俺見てたけど微妙に把握できてなかったところあるからすごい。
3分で解る?蒼穹のファフナーEXODUSまでの歩み ‐ ニコニコ動画:GINZA
3分で振り返る!蒼穹のファフナーEXODUS前半 ‐ ニコニコ動画:GINZA
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(全く期待してなかったけどめっちゃええやん。「あ」でくっそワロタ。ちょっと詰め込み過ぎな感じするけど従来のガンダム1話フォーマットを標準点以上でクリアでしょ)
★★★
うたわれるもの偽りの仮面 (正直がっかりしてるが期待しすぎたかもしれない。冷静に考えると普通に面白い)
★★
ワンパンマン(OP格好いい。ただ原作通りな感じで大きな驚きはなさそう。B級トップの姉さん出てくるまでは飛ばしてもいいぞ)
ustam まあ何を基準に見ても自由だけど、なんでヌルヲタってストーリーと設定(あと声優キャスト)しか見ねえなかなあ。ワンパンマンの演出は尋常じゃないぜ。天才が生まれる瞬間に立ち会ってると言っても過言ではない。
だってさ。この手の自称ガチオタのいうことってどこまで信用していいのかわかんないけど実際映像はすごいですよ。
コンクリート・レボルティオ(おっさんホイホイすぎる。1話に詰め込み過ぎだしウルトラマンを萌え化したみたいなノリもちょっと抵抗有るし構成もぐちゃぐちゃだしで文句しかないのに絶対続きみちゃうやつだ悔しすぎる)
終物語 (一度に二話やるのやめてくれ。一話みるのですらだるいのに)
学戦都市アスタリスク (テンプレはテンプレだが落第騎士よりは面白い)
ヤングブラックジャック(手塚作品らしさがみじんも感じられないのは逆に清々しい。単体で見たらそこそこ)
コメット・ルシファー(世界観評価だけど今のところジブリの腐ったようなようにしか見えない。ちゃんと頑張って)
★
ヘビーオブジェクト(1話あまりにもラノベのダメなところ結集した感じでひどすぎたけどかまちーは設定厨すぎて序盤くっそつまらないのは恒例なのでさすがにこれで終わりではないと思いたい)
進撃の巨人中学校 (話は超つまらないが映像は意外と頑張ってるニコニコでやるなら2倍速で見る)
ルパン三世 (面白くないわけではないのでまったり見ようとは思う)
ランス・アンド・マスクス(1話はひどすぎて耐久勝負だったがわざわざアニメ化したんだからこれで終わりじゃ無いだろなにげに期待してる)
ノラガミ (俺は全然面白くないけどヨザクラカルテットやら青のエクソシストみたいに人気でたりするのかな?)
いとしのムーコ (何がやりたいんだよ。犬好きだったら楽しいのか?)
K Return of the kings (抜刀!抜刀!抜刀!乳!乳!乳!スタイリッシュ!スタイリッシュ! なんだこのアニメ意味わからん中身スッカスカだけどいちいち格好つけて笑わせに来るのやめろよテニミュかよテニミュしらんけど) → すんません。これも1期があるアニメだったらしい。
スタミュ (頭おかしすぎる。腹抱えて笑った。アイカツ的スメル。うたプリは無理だったけどこれは見れそうだ)
ゆるゆりさんはい (日常アニメで唯一全くついていけないやつ。未だにどう見ていいのかわからん)
ここたま (ごめんジュエルペットプリキュアアイカツプリパラ系はカルマが高すぎて私には無理)
DIABOLIK LOVERS (1期見ていないので)
JKめし (てさぐれ系?トマト味噌汁は普通にあり。当然だけど声優さんも作ってtwitterにアップしてくれるんだよね?)
ハッカドール (つかみうまい。眼鏡っこいじめたい。7分半だしこれは見続けたい)
小森さんは断れない! (4分アニメ。胸でかすぎて気持ち悪い)
ああ、それぼくだ。
今回は700円分ミスしたと考えればそうなんだけどね……。
でもほら、フィギュアじゃなくても、小さいぬいぐるみ(500円もあれば買えるような)に何千円と費やす人も中にはいるわけで、そういう景品に値段つけちゃうってどうなんだろうと思ったのさ。
まあそれもゲームのうちっていえばそうかもしれないけど。
話は変わるけど、なんか来月クレーンゲームの景品で「ジュエルペットてぃんくる☆ プレミアムフィギュア ミリア」っていうのが出るみたいだよ! とあるブログで見た情報だから本当かどうかはわからないけど。月初めにセガプライズ公式サイト(http://segaprize.com/item/core.shtml)とか見ればわかると思う。興味があればゲットしてみて!
って、ああ、こんな記事もあるね、だから出るんだろうね→http://hobby.dengeki.com/news/20671/
まず4000円でアイドルマスターのフィギュアを狙った(天海春香?)。箱が小さくて取りやすそうだったので。べつにアイドルマスターのファンではない。ゼノグラシアは好きだったけど。基本的にアイドルアニメはアイカツ以外お断りなんだ。あと少しで取れそうだったんだけど、最後の最後で全然取れない。動かない。で、あきらめた。
そのあとラブライブのフィギュアを狙った(矢澤にこ?)。言っておくが、ラブライバーではない。ことりちゃんのことは好きだが。これは箱がでかくて取れる気がしなかったので1000円であきらめた。
そのあと艦これのフィギュアを狙った。当然艦これのファンでもない。むしろ嫌いだ。が、これにクレーンゲーム研究のためとかいって2000円使った。やっぱり取れなかった。アホか。
あと適当に1000円使った。
ふひー
こんなんじゃ破産する。
ハロワに行くとストレスたまりすぎてゲーセン行きたくなってしまうんだよね。
でもハロワに行かないと仕事が見つからないというジレンマ……。やべえよやべえよ……。
9月からゲーセン行き始めてフィギュアは4つ取った(中二病の小鳥遊六花、ジュエルペットの桜あかり、物語シリーズの忍野忍、wake up girlsの岡本未夕)。取れるときは1500円で取れるんだよなあ。取れないときは今日みたいに4000円使っても取れない。うまくなりたいんだけど、なかなか難しい。
初手はうまくなったと思うんだけど、そのあとが続かない。1500円くらいやって取れそうもない状態だったらやめたほうがいいんだろうけど、ついついやってしまう。
たまたま六花のフィギュア見て、かわいいと思って、そこからはまってしまった。そのとき取れなかったらはまることもなかったんだろうけど、たまたま1500円で取れちゃったんだよね。あの興奮をもう一度とか思うと、ついついクレーンゲームやってしまう……。
取れたときはほんとにテンション上がる。でもそのために何千円も使うのはちょっとどうなのだろう。クレーンゲームやるために漫画売ったし。
軽い中毒になりかけてるのかもしれない。
今月あずにゃんのフィギュアが出るんだよね。あずにゃんほしいよ。でもまた4000円やって取れなかったらすっごいむなしいので、どうしようかなあと。
とりあえずこれからは好きなキャラ以外は狙わないようにしたい。
フィギュアがほしいっていうのとはちょっと違うんだよね。あのでっかい箱を落とすのが楽しいんだわ。いろいろ計算しながら、考えて一手一手じりじりとゲットに迫っていくあの感覚……。
もちろん選外。
悲しい。
ああ言われなくてもわかってるよ。
いくらクオリティを高めたとしても、存在自体がかわいい幼女に勝てるわけもない。
いくらかわいく踊ってもそこに映っているのはおっさんって時点で、ダンスがどうこうという問題とは別次元で処理されてしまう。
そりゃそうだよな。
俺だってうまいおっさんと下手な幼女がビデオ送ってきてたら幼女採用するもん。
就活で言えばキャビンアテンダント的な感じかな。
楽しく踊っててもそれを自分で見た途端にその醜さにがくぜんとするんだよな。
きったねえ胸毛ともも毛とすね毛とワキ毛のおっさんが踊ってるんだぜ。
プリケツだし、腰をふる動作はすげーキレがあるって自負があってもよお。
俺が幼女だったらなあ。
http://anond.hatelabo.jp/20120517195641
なぜ朝の女児向けアニメのキャラクターに、深夜アニメや18禁ゲームの声優を起用するのか。
べつに深夜アニメアイドル声優を女児向けアニメに出演させるなといっているのではない。
深夜アニメで男にウケる声を女児向けアニメのキャラクターが出す必要がないということだ。
最近、女児向けアニメのキャラクターのわいせつコラージュがつくられることが問題になった。
そのアニメの監督は不快だし迷惑だからそういうことはやめて欲しいという。
だが、わいせつコラを作成するような性的な見方をする男性アニメオタク層を自ら取り込んでいることに気づいているのだろうか。
そういう受容の仕方をする視聴者層の呼び水となっているのが深夜アニメ声優なのだ。
声優はキャラクターに命を吹き込むという。その吹き込まれる命が深夜に痴態を演じているキャラクターそのままであるというのが昨今の女児向けアニメである。
それに加えて、画面から男性を極力排除した構成にして、各種の「萌え」に配慮した女の子を並べているというのでは、自らわいせつコラを作らせる土壌を養うようなものだろう。
要するに、深夜アニメで男性ウケする女キャラの見せ方しか知らないようなスタッフが、視聴者である女児が望まない男性向け要素を、無自覚にあるいは自覚的に画面に映しだしている。
(「ジュエルペット・サンシャイン」のように自覚的に男性アニメオタクにウケる性的要素を取り入れる“朝の女児向けアニメ”は今後増えていくだろう。)
先日、有名女児向けアニメシリーズの監督が、同作品のわいせつコラージュの流布を自粛することを求めたことが話題となった。問題のコラージュは成年層の視聴者が作成したもので、画像投稿掲示板やイラスト投稿サイトを中心に出回っている。同コラージュ見た閲覧者や、その存在を知った一般の視聴者の親が、同コラージュが実際の放送で流されたものと勘違いし番組放送局に苦情が寄せられたために、監督自らが自粛を呼びかける事となった。監督は自身のツイッターアカウント上で、
「放送した映像の静止画を描き変えたりコラージュして、インターネットに流すのはやめてほしいです。 本当に放送されたものと勘違いして苦情が来たりして困っています。それに考慮して本編制作の際に
本来は不要な規制を強いられる場合もあります。あと単純に、気分のいいものではありません。インターネットは不特定多数、全年齢の方が見ることができます。作品を楽しんで頂けるのは嬉しいのですが 子供向けのアニメ番組ですのでその点のモラルを何卒よろしくお願いします。監督として微力ですが、 来週も楽しいものを放送していきたいと思っています。 」
いまや子どももインターネットを手軽に利用することができる時代であり、放送を見た女児が猥褻なコラージュを目にしてしまう可能性がある。そのため作成の自粛を求めるというのは一見筋の通った話である。問題のコラージュが既に衆目に触れる形で流通していることを前提にした、適切な応急措置であるといえよう。
しかし、問題の本質は、そもそもなぜ女児向けアニメの映像がわいせつコラージュの標的にされてしまうのかというところにある。性の対象とされてしまうような画を生み出してしまう作り手の側に問題の根っこがあるのではないか。確かに、問題となったシリーズに限らず、女児向けアニメというものには多かれ少なかれわいせつコラージュが存在している。しかしながら、今回問題となったシリーズばかりにわいせつコラージュが集中し、同時期に放映されている他の作品はそうでもなかったののはなぜなのか。過去の女児向け作品ではこのような問題は顕著でなかったのに、同シリーズがこのような問題を発生させたのはなぜなのか。そこに考えが至れば、アニメに対して性的な見方をする視聴者層をも取り込まんとする作り手の作為が見えてくるはずだ。等身が高く体のラインを強調したキャラクターデザイン、男性視聴者の視点にたったようなアングル、男キャラクターを排除した世界観、そういった諸々の要素をかんがみれば、アニメに対して性的な見方をする深夜アニメの視聴者層も念頭においた作品作りをしているという謗りは免れ得ないだろう。
同シリーズが女の子キャラクターを描写する手法は、深夜アニメが女キャラを映すやり方にのっとっているといってもよい。お色気要素を省いただけだ。深夜アニメの文法で女児向けアニメを制作していると言っても過言ではない。わいせつコラージュを大量に流通させてしまう脇の甘さは、その点についての無自覚に由来しているのである。
同シリーズにかぎらず、昨今の女児向けアニメには、深夜アニメ視聴者層に迎合するような作りをしたものが多々ある。作り手が深夜アニメを作っているようなノリで作品に取り組んでいるというのが問題の本質なのだ。ちなみに、同シリーズの対象視聴者層には二十代から三十代の男性も入っているらしい(作品概要パンフレットより)。そういった態度で作品作りをしておきながら、ひとたびわいせつコラージュが作られるや、「不快です自粛して下さい」というというのは、自身がどういうモノづくりをしているのかという自覚に欠いているのではなかろうか。
と、ここまで某有名シリーズを枕に話を進めてきたが、これとは比べ物にならないひどい番組作りをしている女児向けを謳った作品があるのをご存知だろうか。テレビ東京とサンリオの手による「ジュエルペット・サンシャイン」である。SMを連想させるキャラクターを登場させることに代表される番組随所に見られる性的なモチーフの多用、深夜アニメオタクにしかわからないようなパロディの連発、スタッフの内輪ネタの挿入など、そのモノづくりの姿勢は女児に向けたものではなく、深夜アニメ視聴層に向けられている。某有名シリーズが深夜アニメの文法を利用したにとどまるのに対し、今作品は深夜アニメのノリで朝の女児向けアニメを制作しているのである。最終回付近になると更に理性のタガが外れたようで、登場する女の子キャラクターをあられもない格好にさせた上えげつない言動までとらせている。
これら男性アニメオタクの劣情に訴えかけるような要素が、深夜アニメではなく朝の女児向けアニメに挿入される必要はまったくない。にもかかわらずあえて挿入されているのは、スタッフが自己の劣情を女児向けアニメに投影したからに他ならない。こんな作品作りをしたモラルに欠くディレクターの稲垣隆行は論外であるが、問題のシーンを流すことを決定した放送局側にも看過できない重大なミスがある。テレビ東京、サンリオ、プロデューサーはなにを考えて、いわば”お色気要素”のある女児向けアニメを製作しようなどと思ったのだろうか。ともあれ、自覚してやっている分、某有名シリーズなどよりも罪は重い。
以上見てきたように、深夜アニメをつくるような態度で女児向けアニメが作られているのが現状である。その結果、女児向けアニメに不要な、お色気的要素や男性視聴者向け視点という冗長性が加わっている。これがわいせつコラージュという反応で返ってきて、これを見た本来の視聴者層やその親に衝撃を与える。そして親から苦情がよせられ自粛を余儀なくされるというのが今回の問題の仕組みである。下劣なわいせつコラージュ作成者を非難しても始まらないのだ。まず自らが作品作りの態度を改めるところからはじめなければ。
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