はてなキーワード: シンメトリーとは
だと思う。診断は出てないけど
いつからははっきりしないが就職するまではそんなこと思ってなかったし、シンメトリーに指をそらせることができていたので
デスクワークの仕事について毎日PC作業するようになってからかと思う
2年目くらいか、気づいたら右手と左手の親指の感じが全然変わってしまっていた
病院に行っても関節が変形しててもう戻らないけど曲がるから大丈夫とか
薬塗ってストレッチしていけば治るよとか、まちまち
4年くらいストレッチしたり痛い時は薬を塗ったりしているけれど、よくなった感じはない
左手は自然な感じで動くのに、右手の親指はなんか不器用にくっついてるだけみたいな
見た目から違和感があって左手親指の自然な曲線ラインが右手では全く不自然で直線的なラインになってしまい醜い
最初はなんか右手の親指反らなくて気持ち悪いなあ、だったんだけど
だんだん第一関節だけじゃなくて、その下の手首との接続からおかしいんだ、と気づいて
反らしたとき、力を抜いたときの指の感じや手首からの感じ、手の甲の腱の浮き出かた、全部おかしい
変な、無駄な力が入っているみたい、というか多分入れないと動かせない
コロッケを箸で半分に切るとか、そういう動作がうまくできなくなった
趣味が絵を描くとことだったんだけど鉛筆がうまく握れず、すぐ親指の付け根に負荷がかかる持ち方になってしまって、上手く動かせなくていらいらする
手術したら治るわけでなく多分全く動かなくなるので(なんか切るんでしょ?)その予定もないし提案もされていないけど、気になりだすと本当に死んでしまいたくなるくらいストレス
論文の初めの方流し読みしました。芸術作品の美的感覚等を論じているようですね。まぁそれは主観が影響する分野だと思います。
私が指摘したのは、自然界のフォボナッチ数列とか対数螺旋とか。
https://otoriyosegurume0141.com/2018/02/10/fibonaccisequenceofmystery/
あと生殖が関わってくると、美しいと感じるポイントはさらに複雑化します。動物行動学の先のシンメトリーつまり生殖に有利かどうか。
さらに個人の趣味趣向育ち環境等々で、色々です。どれが絶対的な美なんて人間にはないです。幸いな事に。私自身も女性の好みが変わりやすいタイプ。
ただ、やっぱり客観的な共通項として(例えばシンメトリーや黄金比)など基本部分はあると思います。
で、最初の、日本人の頭の形(デカくて扁平で後頭部が絶壁)とか、顔の彫りとか、ガニ股とか、足が寸胴で胴長短足などが、美しくないと感じるのは、生物学的または造形的にどういう理屈づけになるのか、知りたいですね。
King&Prince、通称キンプリ。アニメのアイドルと紛らわしいことで話題となった彼らについてです。
私はコンサートに行ったりする熱心なファンではないのだけど、この人たち、あまりに二次元も真っ青の濃いキャラ揃いなのでジュニア時代から存在は知っていました。
AKBが世間を巻き込んで未熟な少女をアイドルに成長させていく手法なのに対して、ジャニーズはジュニアと呼ばれるデビュー前の子たちを山ほど抱えて、そこから人気があったりスキルが高かったり社長のお気に入りだったりする子をデビューさせるシステムです。
立場が不安定で固定給も出ずいつ辞めてしまうかもわからないジュニアの子をなんとかしてデビューさせたいと熱心に応援するジュニアファンと、その声援を浴びながらなんとかしてデビューしたいと頑張るジュニアの子たちの中から、四年ぶり(関東だと七年ぶり)にやっと現れた待望のデビュー組、それがKing&Prince。いわば生え抜きのエリート。蠱毒の勝者。現時点でファンクラブは既に十万人を突破しました。どれだけジュニア時代からファンがついていたかわかりますね。
まず全員顔が良いので六人並ぶと圧が凄い。どこ見ても目が楽しい。この時点で二次元。
ただ彼らの真髄は、創作物でもそんなキャラいないぞ!?という類稀なるキャラクター性なのです。特にオタクの人にはとてもお勧めしたい。
以下二次元オタク的思考のファンとそうではないファンを区別するため、二次元オタク的思考のファンは『オタク』、それ以外は単に『ファン』と表記します(厳密に分けられるわけではないんですが二次元オタクはキャラクター性を尊ぶ傾向がある)。
実質ジュニアの人気投票と言われるMyojo恋人にしたいジュニアランキング一位を史上初五連覇(赤西くんと山下くんは三連覇)。ジュニア随一の人気を誇る。
彼のファン層は、おおまかにいうと岩橋くん超可愛いかっこいい最高という親衛隊タイプと、その意気やよし男性アイドルの革命児となってくれというオタクタイプに分けられる。
オタクタイプの人達の岩橋くんの形容の仕方はとても面白い。ジャニサーの姫、女郎蜘蛛、女の敵系アイドル、と一見貶しているような言葉が並ぶが、しかしこれには深い感心と尊敬と応援の心がこめられているのだ。あと別に誇張でもなんでもない。姫扱いされたい人や誰かを姫扱いしたい人はすぐに岩橋くんのことを調べてみるといい。凄いぞ。
デビュー発表のときなど、「あのアマついにやりやがった」と快哉が上がったものだった。岩橋くんは物理的にも精神的にも女性ではないのだが、確かにアマと呼ばれうる人なのだ。
まず顔が美少女。メンバーの神宮寺くんと写った写真を週刊誌が広瀬すずちゃんとして掲載するほど(しかもジャニーズと遊び歩くすずちゃんという内容で、全体的に突っ込みどころ満載である)。
そして周り中の男からちやほやされている。凄く語弊がある言い方だとは思うがほかに言いようがない。ワイルド路線のジュニアからもうざがられるのではなく可愛い可愛いと言われてるあたり強い。
そんな岩橋くんのことを嫌がるジュニアファンももちろんいる。彼がファンの前でするショーの一環でバク転を失敗した時、「リップクリームなんかぬって見た目ばっか気にしてるからだ」とバッシングされたらしい。それを知った岩橋くんは、次のショーで客の前でリップをぬって見せてからバク転した。どんなにお姫様扱いされても肝心のアイドルとしてのパフォーマンスでは負けん気と根性を発揮し、自分の持つ可愛さという武器を十全に活用してジュニア戦国時代を駆け抜ける姿を見て、ファンは彼の頑張りに報いたいと思うのだ。
なお、最近雑誌にて男性アイドルとしては珍しく、ファンのために一生結婚しない宣言をした。文字通りアイドルに人生捧げている人である。
私服は結構いかつかったりラップが好きだったり平気で虫を触ったり野球少年だったりするので、けしてか弱く見せようとしているわけではないのだが、振る舞いと周りの扱いが姫以外の何物でもなく、「あんな女の子になりたかった」というファンもよく見かけるほど女子ドル感がある。
★アイドルの自覚があるプロアイドルや、可愛い自分をフル活用する子が好きな人向け。
神宮寺勇太 『理想の彼氏』 イメージカラーはターコイズブルー
岩橋くんを姫たらしめた立役者。元々岩橋くんは気弱で腹痛持ちの放っておけなさを醸し出す少年だったとはいえ、今よりもっと地味だった。しかし神宮寺くんとシンメになった辺りから段々花開いていったのだ。
シンメとはシンメトリーの略で、歌う際対になる立ち位置につく二人のことを言う。キンキとか在りし日のKAT-TUN仁亀とかそんな感じ。
基本的に事務所が選んで組ませるのをファンが勝手に深読みしていくことが多かったようだが、神宮寺くんと岩橋くんはまだデビュー前の流動的な状態で自ら運命共同体としての意味付けをしていった。具体的に言うと、君たち二人シンメ解消ね、と上から言われたにも関わらず、考えた末離れなかった。そして絶対二人でデビューすると言い続けた。既にコンビで人気があったとはいえ結構な賭けである。
二人は対等な関係でありお互い支えになっているのだろう、ということはわかるのだが傍から見ると神宮寺くんがマジで滅茶苦茶に岩橋くんの世話を焼いている。
衣装の早着替えのときは自分の分をいち早く済ませて岩橋くんの服を拾って着せてやり、ブレスレットが邪魔になれば駆けつけて預かってやり、岩橋くんがスープを飲むときは器を持つ手に手を添え、喧嘩してスマホを投げつけ走り去った岩橋くんを律義に追いかけ、自販機の前で見つめられる度にジュースを買い、頭を洗ってやり、膝枕で耳掃除をし、店員に用がある時は代わりに行き、好物をあげるため店を二三軒回る。
岩橋くんのことをお嬢様だと思っていると言い、突然なんの脈絡もなくぷ~という渾名をつけられても受け入れ(岩橋くんいわく俺がつけた渾名だからファンの人は呼んじゃ駄目)、からあげをスタッフにあげたら岩橋くんに「どうして僕の前でそういうことするの」となじられ(何故なら嫉妬するから)、喧嘩したときはだいたい神宮寺くんから折れる。ちなみに神宮寺くんは岩橋くんより年下だ。
ここには書かないがそんなのBL漫画だって突飛過ぎて没にされるぞというレベルの話もあるし、私が知らないものを含めたら多分もっとある。このような言動でファンを混乱の渦に叩き込んだ神宮寺くんは、最終的に『国民的彼氏』と呼ばれるようになった。
ファンに対して王子様でいようとするアイドルはこれまでも何人かいたが、神宮寺くんは新しい形のアイドルだ。彼は岩橋くんの王子様なのである。もちろん神宮寺くんはファンに対しても紳士的に振る舞うけれど、ステージの上の人間と観客の間柄では限界がある。だがファンは岩橋くんを甘やかしている神宮寺くんを見て、「はぁ素敵……こんな彼氏がいたら」とうっとりできるのだ。
優しくて誠実で気が効いて紳士。そう思わせるのは嬉々として世話を焼く神宮寺くんの果てしない彼氏力もさることながら、岩橋くんの姫力も大きい。一歩間違えば神宮寺くんはパシリに見えかねない。でも相手はあの岩橋くんなのである。姫が甘やかされるのは当然だし姫に認められ頼られている神宮寺くんはそれだけの男なのだ。
この二人はそういう、物凄く完成された疑似恋愛関係を構築している。
岩橋くんが姫として優秀なのは、彼は人にやらせっぱなしではなく端々で好意を見せ、しかもそれを心許した人にしかやらず、普段は人見知り気味だというところだ。あと誕生日に万単位の高価な贈り物をしたりするので貢がせてる感もない。
クラスの人気者に見出された地味な女の子が垢ぬけていって「あれ?あいつ可愛くない?」と周りに気づかれる類のシンデレラストーリー少女漫画を見てる気分、と言っている人もいた。そういう楽しみ方もある。
今でこそ理想の彼氏キャラで知られている神宮寺くんだが、元々ちょっと敏い程度の年相応の少年であり、それがあそこまで人を甘やかせる性格になったのは岩橋くんと過ごしてきたからこそだし、岩橋くんが姫として認知されるようになったのは神宮寺くんにかしずかれたおかげである。だから岩橋くんを好きな人は神宮寺くんも好きになるしその逆も然り。
★スパダリにきゃーきゃー言いたい人、優しさを感じたい人向け。
岸くんのファンは「岸くんを嫌いな人なんてこの世にいるのか?」と言う。
岸くんのファンじゃない人も、岸くんを知るうちに結局は「岸くんを嫌いな人なんてこの世にいるのか?」と言うことになる。
ジャニーズとか興味ないわーって男性も、六人の中なら誰がいい?と写真を提示されたら大体岸くんを選ぶ。
岸くんとはそういう人である。ジャニーズ内でも異様に好かれている。先輩には可愛がられ後輩には慕われ同輩には執着される。なんか特殊能力レベルで人望があるのだ。
しかも岸くん、ダンスも上手いし演技もできるし顔もよく見たら整ってるし予想外に声が甘くて歌も上手い。完璧なのでは?
とはいえ岸くんは優等生キャラにはなれない。彼は愛されキャラだ。そしてそういう自分の立ち位置を、多分わりと気に入っている。
神宮寺くんと岩橋くんのシンメをじぐいわというのだけれど、岸くんの『じぐいわと俺』芸の哀愁と笑いを誘う絶妙の間といったらない(『うっかりカップルと同じ画面におさまるはめになって気まずい少年』みたいな写真が山ほどある)。
あれが笑いになるのは、岸くんがみんなに愛されているのは周知の事実であるということと、岸くんが自ら二人をセットにして『あまってる俺』を演出しがちだからだ(岸くん以外の人があまる場合おかしみが薄れ気の毒感が増す)。
デビュー発表時荒れたファンもいたのだが(メンバーが前に組んでいたユニットでデビューして欲しかったとか六人じゃなくて三人のくくりで出て欲しかったとかキンプリじゃなくて自分の応援してるグループにデビューして欲しかったとか色々あったのだ)、岸くんを責める人は一人もおらず、岸くんがデビューできたのは良かったけど、と言われていた。いるだけでありがたがられる貴重な人である。
ファンの要望で仮のリーダーに決まったがこのまま岸くんで固定される気がする。
★ちゃらついてない男子、短髪男子が好きな人向け(彼は真冬でも髪を切る)。
人気一位は岩橋くんだがジュニアのエースは平野くんだった。社長がスカウトしてきた誰もが認める天才。初期は本人の希望で関西ジャニーズにいた。
彼に関してはどれだけ言葉をつくしても実際の映像には敵わない。
すらりとしつつも筋肉がバランスよくつき、甘いマスクでしなやかに舞い踊る様は王者の風格だが実は天然で抜けていて笑顔が可愛い。
――というような説明がわかりやすいが、こんなのはほとんど本質をついていない。
オタク的思考のファンが彼を見て思わず頭に浮かべてしまうのは『ヒモ』の二文字である。いや、平野くんは何も悪くない。彼がスキャンダルを起こしたとか女性にだらしない発言をしたとかそんなことは一切ない。ないのだが、時折見せる寂しげな笑みとか、人当たりはいいのにふらりと突然いなくなってしまいそうな感じとか、妙に達観してそうな雰囲気、仲がいい人はちゃんといるのに消えない孤高感、そういったものがあの高水準のアイドル性と合わさると尋常じゃなく人を惑わしそうな印象になるのだ……。周りが勝手に入れ込むタイプ。
山下智久くんを尊敬しているらしく頻繁に彼の歌を歌うのも捕まえられない魔性っぽさに拍車をかけている。魔性属性の人が魔性の女に溺れる曲(Crazy you)を歌っているのを観た時の衝撃といったらなかった。なにあの倒錯。
反面、生来のぶっ飛んだ天然っぷりと正しい受け答えのタイミングを本能的に察知する勘の良さでバラエティにも向いている。
色々な意味でアイドルになってくれて良かったと神に感謝したい人。
★天然に振りまわされたい人、カリスマにひれ伏したい人向け。
周りが濃過ぎてわかり辛いが、綺麗で繊細な少年らしい不器用さを持つ人である。平野くんと並んで関西ジャニーズから連れて来られた人材なだけあって熱心なファンが沢山ついている。
ツンデレぎみだがツンした相手がしらっとすると慌てるとか、好きな人にはべたべたするとかちょいちょい可愛いエピソードがあるようだ。
また、今時のスマートなイケメンに見えるわりに愛が重い。神宮寺くんと仲良くなろうと思い立った彼は「親友になろう!」と申し出、親友はお互い隠しごとなんかしないのだからと携帯の中身を見せあおうとして拒否されていた。人間関係で好意が空回りしがちな感じがファン心を擽っているよう。
好きな人に一直線でとにかく構いにいき構って貰おうとする様子がなんとなく見てとれるのだが、人選がことごとく同程度の愛を返してくれない人(平野くん:あしらいが上手い、玉森さん:ツン気質)で、妙にハラハラさせられる。最近は岸くんにじゃれていて、岸くんは一見ドライなものの情が厚く普通に仲良さそうにしておりファンが喜んでいる模様。しかし岸くんは前述の通り異様に人に好かれる上に年代が近い子は結構な割合でヤンデレっぽくなっていくのでこれはこれで大変そう。
……いや申し訳ないが永瀬くんに関しては特にニワカなので、詳しいファンの方いらっしゃったら彼の魅力語ってください。ハマれば深い沼な予感はする。
高橋海人 『マイペース弟』 メンバーカラーはひまわりイエロー
おそろしくダンスが上手く声が可愛く弟力が高い。
顔立ち自体は愛くるしい系ではなくどことなく中東系を思わせる浅黒くミステリアスな風貌なのだが、あの顔と表情と声と仕草とを統合すると本当に可愛い。あちこちで可愛がられる天性の弟気質。
どのぐらい弟気質かというと、誰もに甘やかされる岩橋くんが甘やかすほど。
元々やっていたのはヒップホップ系のダンスで、ダンス大会での優勝経験もある。ジャニーズに入ったものの違うジャンルのダンスに戸惑い、しかも入所間もないのにセンターに抜擢され先輩ジュニアをバックに踊るという推されっぷりだったため過激派ジュニアファンにバッシングされ相当辛かったようだが、仲のいい人ができたり先輩に助言を貰ったりして、徐々に馴染んでいった。今ではにこにこアイドルスマイルで可愛い曲を歌ってくれるし、キレのいいダンスでかっこいい曲も踊ってくれる。
このグループのメンバーカラー、全て自称で、「深紅」「漆黒」辺りのほどよい中二感はおそらく笑いどころとして提示されたものと思われるが(とはいえ顔がいいので普通に似合う)、その流れで「ひまわりイエロー」と言い放った高橋くんのアイドル的発想力は目を見張るものがある。
当初の苦労の反動かグループへの帰属意識が強く、超人的アイドル平野くんに永瀬くんが複雑な思いを抱えていた頃(関西時代の永瀬くんは無邪気に平野くん大好きっ子だったようだが成長に合わせて変化したのは無理もない)、海人くんが仲を取り持つような形になった。
ぱっと見で濃い顔が苦手と思った人も大丈夫。彼のファン、大体「元々好きなのは○○くん(白くて淡白な顔)なのに何故か海人くんは滅茶苦茶可愛いしかっこいいと思う」って言ってるから。ギャップで殺すタイプ。
★可愛い弟を愛でつつ垣間見える男っぽさにどきっとしたい人、かっこいいダンスが見たい人向け。
長くなったけどこんな感じです!
細かいエピソードとかはファンの方のブログやツイッターで確認してね。
私はちゃんと追ってるわけではないのでミスがあったらごめんなさい。指摘くれれば訂正します。
デビューしてないジュニアの子たちも個性的で素敵だぞ!(だからこそ長きにわたりジュニア戦国時代が繰り広げられてきたんです……)
あとじぐいわは軽率に「わー男の子たちが仲良いの好きー」と思って情報を漁ってると段々脳が溶けていくというか思ってた以上の真剣さと重さと狂気に圧倒されます。青春を全部、なれる確証のないアイドル道への切符に突っ込む人達の非凡さと覚悟を舐めてはいけない。
アイドルにプロ意識を持っていて、かつこれから活躍することが決定しているアイドルを応援するの、とても気持ちが楽なので、疲れてる方にお勧めです。
紅白歌合戦での「2回の不協和音」から賛否を議論されてきた平手さんの本気、ついに水面下では済まない話になりましたね。
なぜか「休ませてあげようよー」的な擁護ばかり、ハロプロとは世界が違うと理解しつつも、そうじゃないと募る謎の憤り。
自分の中を整理するつもりで書かせてください。
欅坂46の絶対センター・平手友梨奈さんを始め、3人のメンバーがパフォーマンス直後に過呼吸を起こし、カメラに収録されてしまった、という放送事故です。
2回目のパフォーマンスはふらついており、コラボ相手のウッチャンこと内村光良さんが「大丈夫?」と曲中に聞くほどでした。
(それでもリズムに合わせて腕を振るあたり、リズム感いいなーと感心しました。ハロヲタはリズム感良い子が好きです)
もともと「平手さんは曲に入り込みすぎてああなる」「不協和音はダンスが過酷で日に何度もできない」「不協和音は命を削る曲」というお話でした。
いやちょっと待ってください。
「曲に入り込みすぎて危険」→舞台人がカーテンコール中に倒れますか?
「倒れこみ方が本気」→怪我したら元も子もない。労災。
「命を削る」→鞘師里保を思い出すフレーズ!でも鞘師は全部の曲で命削ってたなー
「ダンスが過酷」→体を鍛えるか難易度を下げましょう。スタッフのさじ加減のミスです。
なんで美談になってるんですか?
設定ミス、スケジュールの管理ミス、指導ミス、信頼関係の無さ、ありとあらゆるスタッフのミスの集合にしか思えない。
不協和音は本来AKB48でいう「RIVER」のような中ボス的な位置にあるべき曲だと感じます。
ウッチャンの行動は美談として扱われていますが、企画としては失敗の証拠になりました。
とあるコメントでは「平手さんが制止を振り切って舞台に立った」とのことでした。
満身創痍で立って限界を超えたパフォーマンスにプロ意識を感じるという意見もありますが、これは歪んだプロ意識です。
プロ意識は正直私も感じました。
しかしながら自己管理のできてなさ、つまり「プロの自覚」が感じられません。
プロの自覚というのは「恋人をつくらない」ということではありません。
アイドルはスタッフが作った舞台の上で、スタッフのサポートを受けてパフォーマンスする、いわば「矢面に立つ」存在です。
つまりメンバーがミスをした場合、スタッフの努力も水の泡になります。
欅坂のように本人たちはやる気に満ち溢れているグループであると、パフォーマンスを見ただけで初見の私が感じてしまう、そんなユニットだからの悲劇だと感じます。
「体ができあがってないユニット」
「激しい振り付け」
「平手さんを止められないスタッフ」
「スケジューリングが下手なステッフ」
これらの問題はすべて普段の育成を担う欅坂スタッフの責任であると思います。
難しい曲を作りたいなら、スタッフはちゃんと育成と管理をしてください。
体力作りを指示すれば、それに応えるだけのメンバーのやる気はきっとあると思います。
平手さんが「上腕三頭筋の損傷で全治一ヶ月」という、ギプスでラジオの収録をするほどの怪我を負い、武道館公演が妹分ユニットの公演になると発表されました。
「平手さんが出れないだけで公演を中止するのか」
メンバーが読めば「私のせいでスタッフさんの悪口が言われてる」と感じるかもしれません。
http://joyfulberryz.blogspot.jp/2013/08/blog-post_10.html
Berryz工房がインフル工房してしまい、その場で変更した歌割を覚え、本番をやりながら立ち位置をカバーしているという内容です。
また、現在行われているハロープロジェクトのツアーでは、アンジュルムのメンバーもインフルエンザになっていました。
リーダーがインフルエンザになっていたので、サブリーダーの中西さんが歌割を決めたそうです。
そういう風に育てられていれば、ですが。(スタッフさんを責めすぎているのでそろそろ割愛します)
ハロプロは毎週月曜深夜25時より「The Girls Live」という番組が放送されています。定期的にリニューアルしていますが、2017年秋頃はメンバーの密着取材が放送されていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/smp/program/detail/201710/21135_201710302500.html
この日の放送内容を要約すると、
「Juice=Juiceの宮本佳林ちゃんは120%のパフォーマンスを一公演(長くて約2.5時間)続けるだけの体力がなく、セーブをかけて踊っていた。しかし本当に観客に見てほしいパフォーマンスは120%の自分だからそれに耐えうるトレーニングをしようと思った。」
というお話です。番組ではオフの日に通うジムでの筋トレシーンが放送されていました。
その結果がこの映像です。
https://youtu.be/uW8NYvFIrSo?t=26m53s
https://youtu.be/zBrio8u91Ek?t=6m50s
https://youtu.be/THa8XikNcy0?t=5m31s
ハロプロ研修生、つまりアンダーのリハーサルへ潜入した時の映像がこちらです。
https://youtu.be/yFq4EwIe2Vg?t=20m53s
この先生、「移動ができない人は怪我する危険があるから舞台へ上げない。」って定期的に言ってます。そうです怪我する人は舞台にあげちゃいけないんです。
怪我をすると見ている人も後味が悪くなりますし、商品(=メンバー)の耐久性や品質にも問題が及びます。
(DVDなども販売されてないのでリンクすることをお許しください)
2004年の夏のももちです。モーニング娘。を排出した番組「ASAYAN」の練習風景です。
辻希美と加護亜依のユニット「W(ダブルユー)」のツアーに帯同するBerryz工房、当時全員が小学生を出るか出ないかくらいの年齢です。
「スキップしながらの発声」を通して「歌って踊る体力をつける」必要性がありました。「挑戦させるために必要な練習」をさせていました。
https://goethe.nikkei.co.jp/human/130521/
ダンス・筋トレといえば、どちらも有名なのはEXILEですよね。
社内にジムがある、これは素晴らしい環境。アップフロントにもください。
「ハイレベルなパフォーマンスをしたいなら鍛えろ」 「鍛える環境が作れないスタッフとは冒険させるな」
不協和音は「ハイレベルなものを見せたい」と一足飛びに挑戦したメンバーと、「無責任に頑張らせた」もしくは「止められなかった」スタッフ両方の責任の産物です。
頑張るのはいいですけど、過ぎたるは及ばざるがごとしの精神です。
ユニットにとっても実力不足ですけど、スタッフにとっても実力不足だったのではないでしょうか?
個人的には5年後くらいに鍛え上げられた欅坂による不協和音が見たいなあ、という感じです。
上記で褒め称えた宮本佳林ちゃん、首をひねったそうで現在ベル麻痺という症状で入院沙汰になってます。平手さんともども早く治ってください。
ついでにハロプロはストレス太りや喘息などが多く、休養メンバーが続出しています。
そろそろ誰が休んでも変わらんわ、くらいの気持ちで、もうファン心が麻痺し始めたので、ハロプロスタッフもちゃんとしてほしいです。
というかハロプロに限らず最近どこのアイドルもストレス!怪我!!休養!!!説明!みたいな状況に感じます。
毎年楽しみにしてる嵐のアルバムがやっと発売になったので適当に感想〜
とりあえずアリーナツアー入ったので魂は当然のように落選で、あ〜この曲生で拝みたかったってなってます
じゃあ早速↓(※wの使用&後ろ向きな意見もあります ご注意下さい)
01.DRIVE
すごい気だるさが漂ってる曲だな〜。伊豆半島の海沿いの道をオープンカーでたらたら走る嵐が脳裏をかすめた(地味)
80年代〜90年代の曲の雰囲気があって耳馴染みはいいしコーラスとかオシャレ。ただ一曲目のつかみの曲としては地味目な気もする、、
02.I seek
シングルカットの曲だしいろんなとこで歌ってたからやっぱ安心感ある。
03.Ups and Downs
カップリングにありそうなアップテンポな人生いろいろあるぜ曲。
1番も2番もサビ前の大宮の高めの声で曲を引き締めてる(?)のがいい
この曲最初まったく自分的にはピンとこなかったけどラスサビ前の大野くんソロで印象がガラッと変わった
あそこからラスサビに入る時のドラムとか嵐の曲にしては珍しい感じしたんだけどどうなんだろう
太鼓の音聞こえてきた途端耐えきれずにワロタ さすが相葉くん監修の曲だなって感じですごい楽しい
まず曲の入りの電子音が80年代アニメっぽくてすごい好きw個人的にはタッチのオープニングいける
コンサートではコーレス絶対盛り上がるのが想像ついてほんと羨ましい;
歌詞は純粋な(?)ラブソングで「もう一回」からのサビも最高だし早口のとこもたまらない
サビはみんなが応援団服きて前後左右に真顔で手を振ってるイメージしかわかない
去年とは打って変わってこのままもっと的な路線。パブリックイメージの櫻井翔!って感じの爽やかな曲
とにかく"おはよう!"って言いたいめっちゃ評判のいい英語教師って感じ ほんとにサビがかわいいし、底抜けに明るい歌詞で元気になる
いい日ってのは君次第だよ〜的なことを繰り返して言ってくれるのも頑張ろって気分になれるしとにかく朝に聞きたいからあしたは朝聞く!
06.復活LOVE
とにかく山下さんが音にこだわって作ってくださっていてしかもコーラスもギターもやって下さってるとか強すぎ
自分的スルメソング みんなが仮歌の山下さんの歌い方につられてるのが面白い
アリーナでのスタンドマイク持って出てくる演出めっちゃよかった(今更)
最初バラードかと思ったけど結局はすごいアップテンポの軽薄な感じの(褒めてる)ラブソング
これすごいコンサートで盛り上がりそうで行きたかった欲しか湧かないw
盛り上がってんの?とか相葉くんそのもので聴いててウキウキする
相葉くんの曲はfriend shipが不動のno.1だけど毎年変わった曲調のソロを用意してくれてほんとに楽しい…ありがとうございます…(合掌)
ほんとに意外すぎる曲調
PPAPとパーフェクトヒューマンとカンナムスタイルをかけて3で割るとこれになりそうで、とにかく耳にはすごい残る
すごい難しそうな曲だし大野くんの低音から高音まで楽しめる曲ではあると思うんだけど…
大野くんの明るいソロかバラードがまた聞きたいと思ってしまって…すみません
聴き込んでるうちに印象が変わるといいなと思ってます
二宮くんが監修っていうのわかる〜すごいわかる〜って曲
1番のサビの前半部分を相葉くんソロにしたのも面白いな〜って思った
突然のウィスパーボイスで椅子から落っこちたけどほんと二宮くんは曲に表情をつけるのがやっぱとっても上手いなって感じた
11.Daylight
12.愛を叫べ
別ににのあい担ではないけど初披露時のMステのラブ&ピースはリピート不可避だった
13.Baby blue
途中
毎年楽しみにしてる嵐のアルバムがやっと発売になったので適当に感想〜
とりあえずアリーナツアー入ったので魂は当然のように落選で、あ〜この曲生で拝みたかったってなってます
じゃあ早速↓(wとか使ってます)
01.DRIVE
すごい気だるさが漂ってる曲だな〜。伊豆半島の海沿いの道をオープンカーでたらたら走る嵐が脳裏をかすめた(地味)
80年代〜90年代の曲の雰囲気があって耳馴染みはいいしコーラスとかオシャレ。ただ一曲目のつかみの曲としては地味目な気もする、、
02.I seek
シングルカットの曲だしいろんなとこで歌ってたからやっぱ安心感ある。
03.Ups and Downs
カップリングにありそうなアップテンポな人生いろいろあるぜ曲。
1番も2番もサビ前の大宮の高めの声で曲を引き締めてる(?)のがいい
この曲最初まったく自分的にはピンとこなかったけどラスサビ前の大野くんソロで印象がガラッと変わった
あそこからラスサビに入る時のドラムとか嵐の曲にしては珍しい感じしたんだけどどうなんだろう
太鼓の音聞こえてきた途端耐えきれずにワロタ さすが相葉くん監修の曲だなって感じですごい楽しい
まず曲の入りの電子音が80年代アニメっぽくてすごい好きw個人的にはタッチのオープニングいける
コンサートではコーレス絶対盛り上がるのが想像ついてほんと羨ましい;
歌詞は純粋な(?)ラブソングで「もう一回」からのサビも最高だし早口のとこもたまらない
元増田です。
「君の名は。」の脚本には、根本的な欠陥としょーもない欠陥が多数あります。
前者の代表は、多くの人が指摘しているように部屋のカレンダーもスマホの日記アプリもあるのに時間のずれに気がつかないとか、ばあちゃんと先輩が物語上果たすべき役割を果たさないので空気になってるとか、二人の関係が迷惑なパートナーから恋心に変わるエピソードが全く存在していないとかです。
それはいいんです。あとで小説でもコミカライズでもつかって補完すれば。
問題は絵面を優先させるために条理をねじ曲げたため(あるいは何も考えてないため)に発生した後者のしょーもない欠陥の数々です。
つまりは「たそがれ時」のシーンのバックを雲海にしたいという理由だけで神域の外輪山を本格登山が必要なレベルの高山にしてしまったり、ポスターのデザインのために交差しないはずの彗星と破片の尾を交差させてしまったり、画面をシンメトリーにしたいがために右利きの人間に左頬に落書きをさせてしまったりしたことです。
これはどうにもフォローのしようがない。しかもどれも簡単に取り除けるものばかりです。たとえば最後の点は、主人公を左利きにするだけでいい。
これには大きな利点もあります。物語の構造上、ばあちゃんが入れ替わりに気がついたように東京の側にも入れ替わりに気がついた人間が必要です。その役割を担うのは先輩以外にはあり得ません。先輩が気がつくきっかけとして、左利きの主人公が入れ替わってるときだけ右手をつかうなんてのはうってつけのエピソードです。先輩は入れ替わりに気がついた状態で「協力者」として高山に同行するべきです。
前に女だけど痴漢にあったことがないを書いた増田ですが、久々に見たら色々コメント貰ってたんですね。ありがとうございます。
そんで頂いたコメント読んでて、もしかして痴漢にあわずに済んだ理由ってこれかも?とひとつ思い当たるフシがありました。
私、高校生の頃からずっと変なアタマしてるんですね。基本はショートカットで、伸ばしても顎ぐらいまで。校則も職場もずっとゆるかったもんで、ベリーショートやらアシンメトリーやらクリンクリンのパーマやら、カラーも金髪に近い明るさからピンク系やら緑系やら好き勝手やっていました。痴漢もコイツめんどくさそうというか、わざわざコイツ触らんでも、と思うのかもしれません。
ずいぶん前にネットで、黒髪の美少女が「変な男除けに髪を染めろってママに言われた」みたいなことを話していたというエピソード(うろ覚え)を見かけました。先の増田へのコメントにもありましたが、垢抜けていないということは、痴漢を招くことはあれど避けることには繋がらないようです。「思い切って髪型を変える」というのも対策のひとつにはなるかもしれません(無論、校則や社内風紀の許す範囲で)。
SFをもっと楽しむための科学ノンフィクションはこれだ! http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/20140417/1397744529 を受けて10冊選んでみました。
「『現実とはなにか』という認識が変わっていく」ような本はありません。
ヨーロッパにおける完全言語を求める歴史を扱った『完全言語の探求』と多くのプログラミング言語設計者へのインタビューをまとめた『言語設計者たちが考えること』は、あまり読者が重なっていない気がしますが、円城塔をきっかけにして両方読んでみるのもいいのではないでしょうか。
「つぎの著者につづく」(『オブ・ザ・ベースボール』収録)の冒頭で語られるエピソードが『完全言語の探求』から引いたものであることは単行本収録時に追加された注で明示されていますし、「道化師の蝶」に出てくる無活用ラテン語についても『探求』で触れられています。
一方『言語設計者たちが考えること』については、読書メーターで「小説を書く人も読むと良い」(2010年12月10日)とコメントしていて、『本の雑誌』の連載でも取り上げています(2011年11月「言葉を作る人たち」)。また『本の雑誌』の連載では『言語設計者たち』以外にも時々プログラミング言語や言語処理についての本が取り上げられています。
最近連載のはじまった「プロローグ」(『文學界』掲載)も今のところ、より望ましい文字の扱いや処理についての話をしているので、いささか強引な解釈ですが『完全言語の探求』『言語設計者たちが考えること』と繋がっている小説です。
ロシア語作家として出発しアメリカ亡命後に英語作家に転身したナボコフは、自分自身の書いた文章を別の言語に翻訳する「自己翻訳」を相当数おこなっていますが、それを主題とした評論書です。
円城塔本人も語っていますが、「道化師の蝶」ではナボコフがモチーフとして使われています。友幸友幸が「希代の多言語作家」であることもナボコフへの参照のひとつでしょう(若島正は『乱視読者の新冒険』のなかでナボコフを「稀代の多言語作家」と形容しています)。その希代の多言語作家の「わたし」とそれを翻訳する「わたし」が重なるようで重ならない「道化師の蝶」の筋立てにも、同じ作品について作者と翻訳者の両方の役割を演じたナボコフの影が見出せます。また「道化師の蝶」の姉妹編といえる「松ノ枝の記」での、相互翻訳・相互創作する2人の作家という設定も「自己翻訳」の変奏と見ることができるでしょう。こうした創作と翻訳の交錯する2編を再読する上でも、この評論書が良い補助線になるのでは。
読書メーターのコメントは「素晴らしい」(2011年4月28日)。
最初期に書かれた『Self-Reference ENGINE』や「オブ・ザ・ベースボール」「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」(『虚構機関』収録)などに顕著ですが、円城塔の小説には、掌編の積み重ね(積み重ならず?)によって全体の物語が作られるという構造がよく現れます。これは辞典を順番に読んでいく感覚とちょっと似ているかもしれません。『数学入門辞典』を読んでいると、たとえあまり数学に詳しくなくても、円城塔の小説に対してしばしば言われる「よく分からないけど面白い」という感覚を味わえると思います。ただし、円城塔の小説に出てくる数学用語がこの辞書に出てくるなどと期待してはいけません。
「一家に一冊」だそうです。 https://twitter.com/rikoushonotana/status/402707462370758656/photo/1
円城塔の小説には数学者やそれに準ずる人が多く登場しますが、『史談』は数学者を語った本として真っ先に名前のあがる定番の名著です。著者は類体論を確立したことあるいは解析概論の著者として知られる高木貞治。かの谷山豊はこの本を読んで数学者を志したそうです。
数学部分については河田敬義『ガウスの楕円関数論 高木貞治先生著"近世数学史談"より』という講義録があるくらいには難しいので適当に飛ばしましょう。
『考える人』2009年夏号 特集「日本の科学者100人100冊」で円城塔が選んでいたのが高木貞治とこの本でした。
ムーンシャイン現象は、『超弦領域』収録の「ムーンシャイン」の題材で、他に「ガーベジコレクション」(『後藤さんのこと』収録)にも単語だけですがモンスター群とコンウェイが出てきます(コンウェイは「烏有此譚」の注にも言及あり)。作品内に数学的ホラ話といった雰囲気がしばしばあらわれる円城塔にとって「怪物的戯言(モンスタラス・ムーンシャイン)」はいかにもな題材かもしれません。
ムーンシャインを扱った一般向けの本というとたぶん最初に『シンメトリーとモンスター』が挙がるのですが翻訳が読みにくいし『シンメトリーの地図帳』にはあまり説明がなかった気がするので、この『群論』を挙げます。
数学の専門書ですが、第4章「有限単純群の分類/Monsterとmoonshine」は読み物風の書き方になっています。ただし詳しい説明なしでどんどん話が進んでいくところも多く、きちんと理解するのは無理です(無理でした)。
第4章を書いている原田耕一郎はモンスター群の誕生にも関わりが深い人で、多くの文章でモンスターとムーンシャインについて触れているので、雑誌などを探せば難度的にもっと易しい文章が見つかるかもしれません。
円城塔の小説には「オブ・ザ・ベースボール」のように確率についての言及もよく見られます。『数学セミナー』『数学のたのしみ』『科学』等で高橋陽一郎が書いた確率論についての諸入門解説記事、は探すのが面倒だと思われるので、もっと入手しやすいこの本を。
確率微分方程式で有名な伊藤清のエッセイ集です。「確率」より「数学者」の項に置くのがふさわしい本ですが確率の本として挙げます。
読書メーターのコメントは「素晴らしい」(2010年10月24日)。
やはり専門が力学系ということもあり、力学系関連もしばしば登場します。
本のタイトルを見て「力学系と力学は違う」と指摘されそうですが、副題は「カオスと安定性をめぐる人物史」。力学系の歴史に関する本です。実のところどんな内容だったか覚えていないのですが、「いわゆるこの方程式に関するそれらの性質について」(単行本未収録)で引用文献に挙がっているから大丈夫でしょう。
『Nova 1』収録の「Beaver Weaver」をはじめ、ロジック(数学基礎論)関連も円城塔の小説に頻出する素材です。
とりわけ計算可能性、ランダム性、busy beaver、コルモゴロフ複雑性……とあげてみると、まずはチャイティンの諸作が思い浮かびますが、あれはむやみに勧めていいタイプの本なのかちょっと疑問なので避けます。読書メーターでは、最近出た『ダーウィンを数学で証明する』に対して「 チャイティンのチャイティンによるチャイティンのためのいつものチャイティン」(2014年3月20日)とコメントしています。
これという本が思い浮かばなかったので、いくらかためらいながらもこの本を挙げました。『メタマジック・ゲーム』か、あるいはヒネリも何もなく『ゲーデル・エッシャー・バッハ』でよかったのかもしれません。ただ『ゲーデル・エッシャー・バッハ』だけを読んでもほぼまちがいなく不完全性定理は理解できないということはもっと周知されるべきじゃないかと思います。
円城塔はこの本について「すごかった。(但し、かなりハード。)」(2011年3月27日)とコメントし、『本の雑誌』でも取り上げています(2012年10月「ゲーデルさんごめんなさい」)。
初心者向きの本ではありませんが、不完全性定理について一席ぶつ前に読んでおくといいでしょう。
『天体力学のパイオニアたち』が上下巻なので、以上で10冊になります。
別にノンフィクションを読まなくてもフィクションを楽しむことはできますが、ノンフィクションを読むことによって得られるフィクションの楽しみというのもまた楽しいんじゃないでしょうか。
追記: 小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』に寄稿している13人のうちのひとりが円城塔なので、そちらも参照してみるとよいと思います。リストに挙げられている約50冊の本のうち半分くらいがノンフィクションです。上に挙げた本とかぶっていたのは『数学入門辞典』『天体力学のパイオニアたち』『ゲーデルの定理 利用と誤用の不完全ガイド』でした。また、はてブのコメントで言及のあったイエイツ『記憶術』もリストに入ってました。
主観的世界において苦痛を最大限取り去る手段である「死」を目指す所に、どうして快楽原則の彼岸など見出せるものか
快楽と死は地続きであり、それはラカンの「リビドーの変遷の最後の段階は、石の平穏へと戻ることである」という言葉がこれを確認する示唆に富んでいると考える
個体としての人間はその主観的視点において、快楽原則の奴隷とならざるを得ない
原初の快楽原則は現実原則のベールをかぶり、超自我の指導を受けるが
それでもなお、欲求の断念が継続する場合に「欲求そのものを抑圧、もしくは消しさる」という方向に自我は動き出す
その究極の形が、欲求を生み出して、それを断念させ、峻厳さと不寛容さを生み出す原因となっている「私」そのものの打倒という形でなされる
それは人が持つ内向性の周縁部に位置しており、外向性の周縁部で人を殺める現象が起きる事とのシンメトリーとなる
しかし、内向であるからと言ってそこに外界の存在がないわけではない
矛盾するかのように聞こえるが、私はそこに一定解釈を持ちうると考える
すなわち、「私」そのものの打倒とは、何によって行われようとするかについて再考する事でそれが得られる
先に書いたように、欲求への不寛容を生み出す「私」を打倒する方法の一つとして死がある、自殺がある
けれど、「私」が、自我がその断念を繰り返し、超自我の不寛容を強めたのは、紛れもなく現実からの影響に他ならない
さらに言えば、人が人として成長せざるを得ない時、自分を自分として成長したい・適応して現実での快楽を得たいと思った時に、必然的に自らへの不寛容を強めざるを得ないという事だ
快楽原則に従って現実原則を生み出す事が、一見して快楽原則を否定し対立するように見えるのは非常にパラドキシカルである
閑話休題、この説で言いたい事は簡潔に言うとこうだ
「私は「私」を打倒するが、「私」とは現実つまり欲求断念の原因となった事物人の象徴である」と
現実の規則、すなわち父や法や規律や道徳や能力の制限というものが、欲求断念を生み出している
欲求の断念は超自我の不寛容を生み出し、その不寛容が涅槃規則を生み出す
であれば、涅槃規則で生み出された死の欲動が打倒せよと叫ぶのは、象徴的な意味での父であるともいえる
「生まれてこなければよかった、消え去りたい、自分を殺したい、死にたい」という言葉は、内在化された父を消し去ることとなる
また同時に、快楽原則に従いながらも他の快楽原則を打倒せしめんとする涅槃原則は、快楽原則が母的な側面を持つ事からも、象徴的な意味での母を殺す事になるだろう
住人である28歳会社員の高木智子が帰宅するその隣には、16歳無職の大西聖闘が居た。
「この部屋を使ってね。布団は干しといたから」
智子が指し示したのは畳張りの北向き四畳半。
一間の押入れは襖が外されて壁に立てかけられ、一組の畳まれた布団が中に置かれている。
聖闘の部屋の腰窓からは外廊下が見え、内廊下の向かいには風呂とトイレがある。
廊下を出て左には玄関、右にはダイニングキッチン。そしてその先には日当たりのよい智子の部屋があった。
智子の部屋は六畳のフローリング張りで、シングルベッドが置いてあり、ベランダに繋がっている。
築年数は30年前後だが、水周りだけはリフォームされ、掃除も行き届いた小奇麗な印象の部屋だ。
智子はこれまで築年数15年程度のワンルームマンションに住んでいたが、聖闘との同居が決まって住み替えた。
家賃は管理費込みで7万だ。智子の手取りは月22万。聖闘に出る国の手当てが5万なので、充分な暮らしが出来る。
聖闘は5時間かけて地元から東京に出てきた。諸手続に2時間、智子との顔合わせを済ませて今に至る。
東京に来たのは初めてで、当然小田急線も初めてだった。これからは平日3日、この小田急線と中央線を使って職業訓練校に通うことになる。
智子との暮らしが快適なものになるかそうでないかはわからないが、聖闘に帰る場所が無い事実は変わらない。
中3の頃に、母親が再婚した。聖闘の苗字はそのとき、田淵から大西に変わった。新しい父親には連れ子が居た。
母親は新しい父親の歓心を得るために連れ子だけを可愛がり、聖闘を無視して食事を用意しなくなった。
新しく男が出来ると聖闘を無視し、男と別れると聖闘を猫可愛がりする。
母親が聖闘の実父と別れた、聖闘が小学生低学年の頃から繰り返されてきたことだった。
実父はアルコール中毒のパチンコ中毒で、母親をよく殴った。母親が聖闘を連れて家を出てからは一度も会っていない。
どんな仕事をしていたのか知らないし、もう連絡も取れない。
聖闘は中学をさぼり、家に帰らないことを繰り返すようになった。当然、成績も内申も全日制は無理で、定時制高校に進学することになった。
しかし高校にもほとんど行かず、母親の財布から金を抜いては友達の家やコンビニ、ゲーセン、カラオケ等で過ごした。
そして遂にキレた母親にガラス瓶を投げつけられ、後頭部がパックリと割れて7針縫った。
入院していたら、役所から相談員が派遣されてきた。そこで説明を受け、東京の会社員の家で暮らすことを決めた。
智子はニッコマ文系学部卒の、6年付き合った彼氏と破局して2年になる会社員だ。
両親は千葉市内に戸建てを構えており、きょうだいは妹一人だが既に埼玉に嫁いでいる。専業主婦で子供は1人。
聖闘を初めて見たときは驚いた。片方の耳の上を刈り上げ、片方を伸ばしたアシンメトリーな髪型。
しかも金髪でピンク色のメッシュが入っており、根元からは3センチくらい黒髪が伸びていた。
智子がこれまで見たことのなかった人種である。いや、探せば電車で乗り合わせないこともないのだが(特に町田で乗降する人々に)、
自分には関係が無いと思って生きてきたので、ちゃんと認識していなかったのである。
聖闘の両耳にはピアス穴が開いているが、誰かに言われて外したのか、ピアスは付いていない。
そして一つのピアス穴が膿んで、黒ずんだ紫色と黄色が混じったような色になっている。不衛生な開け方をしたのだろう。
智子は肩を少し過ぎるくらいの長さの暗い茶髪だ。会社の服飾規定のため、明るい髪色は禁じられている。
しかし、智子はそもそも明るい髪型にしたいとは思わない。目立つことを好まないからだ。
まめに染め直されてトリートメントされた肩を過ぎるくらいの長さの暗い茶髪というのも、社内で最も目立たないスタイルだからそうしている。
短大時代にイベントコンパニオンをしていたという美人の派遣社員に影響されて一時はネイルアートなどしていたが、
金もかかるし飽きたので現在はパールの入った桜色の単色ネイルに落ち着いている。
親に心配をかけるのが面倒で、無難に・普通にと生きてきたが、結婚はうまくいかなかった。
これといった趣味もなく、仕事も無責任な勤め方はしていないが遣り甲斐に燃えているというわけでもなく。
両親や妹ともケンカをすることは無いが、なんとなく分かり合えないような心の距離を感じていて、
両親は実家から通える大学を希望していたが都内の進学を決め、一人暮らしを始めた。それ以降ずっと一人暮らしだ。
何のために、誰のために生きているのかよくわからない。
バカバカしいとは思いながら、スピリチュアルやら新興宗教やらにハマってしまいそうな自己不安定感。
そこでたまたまやっていたNHKスペシャル、特集されていた新制度。
親にも同僚にも言わず軽い気持ちで応募してみたら、なんと選ばれてしまい…。
そんな二人の生活はどうなるのか。
ただのおねショタエロ創作になってしまわない、リアルな社会階層の話とかの硬派な建前を保った感じで誰か小説にしてください。
あと映画化してください。映画のほうはPG12~R15+指定(暴力描写じゃなくて性的描写が理由)くらいがちょうどいいです。
残念おっぱいではない。
CかDの美乳、シンメトリーで全体的にバランスが整っていて素敵だった。
おっぱい大好きってしょっちゅう言ってたし、激しく有言実行で少し嫌がられてた。
そして美人ではないのかもしれないけど俺にとってはかわいかった。
体型は普通というよりはチョイポチャだったけど、それ言ったら俺だって何様だよって感じだしね。
顔も体型も俺は好きだった、多分本人は最後まで俺がそう思ってるとは思ってなかったと思うけど見た目に文句はなかった。
総論として、「押せなくて終わってしまった」と書いてくれた人に近いのかもしれない。
ただ、俺には根拠は無いけど自信はあって一緒にやっていきたかったけど押しても効かない相手だということがわかったんだ。
それは、まだ次の男はないって書いてくれた人の通りで、結婚・子供にも興味なかったと思う。
本心ではどうか知らないけど、結婚に興味ない・自立が大事ということを常に主張してたことは事実。
欝については笑える部分がどこなのかはよくわからない。
診断書出されて薬も2年ほど飲んでたけど、俺は病気だったとは今でも思ってない。
というかそこはどうでもいい、医者がどう診断しようが俺が違うと思ったら俺にとっては違う。
でも、彼女にとってはそうじゃなかったし、彼女を信頼してたから何も考えずに通院・服薬は続けていた、効いたのかどうかはわかんない。
自分が正しいと信じてることが正しいとは限らないけど、行動はともかくとして気持ちだけは正しいと信じてることを信じたいと思ってる。
それは一度スイッチが入ったら後は何もしなくて良いものではなく、常にそれをしていかないといけない。
それが生まれつき備わっている人もいるのかもしれないけど、俺は常にそれをしていかないといけないことがわかった。
せっかく判ったのにまた元に戻ることはできない、気を抜くと元に戻りそうで怖い。
男の嫉妬やうらやま感ってのはよくわからないが、罪悪感から叩いて欲しい気持ちは少しはあったし今もある。
それが無意味で空しいものだとも判ってるけど、実際こうやって吐き出して色々消化できたしコメント?トラバ?をもらえて素直に嬉しい。
これからもクヨクヨしたりがんばったりしながら、元に戻らないようにしていきたいと力強く思えることができた。
携帯メールアドレスを変えて、彼女にもらった財布も新しく自分で買った(これはもうボロくなったからだけど)。
明後日は職場の女子3人と男俺独りのハーレム飲みなので楽しんでくる。
人生を踏ん張っていきたい。