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はてなキーワード: ショッカーとは

2023-06-13

anond:20230613113222

ショッカーと戦うライダー私刑してるだけなので悪

なおショッカーは強すぎて政府も手が出せないものとする

2023-06-06

anond:20230605213751

「S.H.O.C.K.E.R.の行動の意味づけ、動機」に拘ったのがボタンの掛け違いだと思う

シンゴジラグロンギも(TVショッカーも)大した説明ないでしょ

観客には必須でない

だけどXX億円の経済活動の形にするには要ると思ったんだよな~

2023-05-27

シン・仮面ライダー6回目、すずめの戸締まり31回目(終)感想

舞台挨拶の中継はなし

やりかたわからいかチケットの予約できない(無能)だけど、当日行って席取れないパターンが最悪だし

最終上映だから満席確立高いんだよね。あとシネコン系は正直画質とか音質があんまり…でシメ微妙だと引きずるから

中継なしのとこで観た。そっちのが少数だから特定可能性はあるけど、高画質ですずめが観れない世界が私には怖いんです!

まぁすずめが元凶なら特定されても本望よ



すずめ観てからシン仮面ライダーのつもりだったけど、ギリギリ間に合ったのでシンから観る。

割と席が埋まっていたので、後方で。全面が見やすくてこれはこれでアリかも

段々シン・本郷が好きになってきた。

クモショッカーロゴはキルマークらしい。電話邪魔して泡になったヤツはカウントしてなさそう

オーグは外付けのシステムが強いんだよね。クモガジェットとかビールスとか毒とか洗脳装置とか

KKの透明マントカメレオン要素が外付けかよとか他のヤツにマントだけつければいいじゃんとか言われるけど

サイクロン号が多分他人でも運転できるけどフルスペックは使えないみたいな感じで制御システムカメレオン側にあるんじゃねーかな

デザインワークスが売ってなくて見れてないけど



サソリオーグは3日で撮ってシーンつなげたらしい。なんでそこはいもの東映なんだよ

歌詞入りのテーマ曲好き。漫画版以外だと戦闘員は喋らんのかと思ってたけど、普通に喋ってるな

オーグ相手に一撃必殺できて、毒撒けば範囲攻撃もできるから本来強敵なんだよなぁ

クモハチテンポのよさ、ニーサン夢枕のあたりすき。



漫画版でルリ子出てきたけど、最初は赤子かと思ったら幼女だった

瀕死の子を引き取ったみたいに言ってたのは緑川の嘘かなー

ショッカー入ってからまれたから、イチローとはかなり年の差がある(実写だと本郷と同じか少し下だけど、設定上は若い)かと思ったけど違うみたい

で、妹とは寝たのか発言自分サソリ姉と寝たからみたいな予想があったがそんなことはなく

あの段階だと血(遺伝子)はつながってない義妹みたいな認識だし「妹とは寝たのか(俺は寝たぞ)」の可能性も…でもやってたらPG12じゃ済まんな



バッタオーグ01+02=3号ってのはサプライズ要素だろうけど最初は分かりにくいよなー



で、すずめ

時間的にキツくて食事もロクに取れなかったり

ジュースがぶ飲みしてションベンしたくなったけど行こうとしたタイミングで扉閉められたり

用意周到の私が…不覚…

まぁいつもの前方席取れたからいいけど…

ライダーもだけど、わりと客は多い

序盤はションベンが気になって集中できなかったけど、遊園地辺りから気にならなくなった

いける…キンタマにションベンが馴染んできたんだ!

芹澤視点だと採用試験バックれて謎の少女を部屋に入れてるって闇が深すぎる…

日記のとこ、椅子の足が4本なのをどっかで見たけど、特別編でも修正されてないっすね

まぁ記憶違いとかでいけるか

以前、東京に帰る時は環さんのタブレット借りてカラオケしてるって言ったけど、最初からタブレットカーナビに使ってたんで間違いでした

誠にごめんなさい



最後ということで多少は感慨深いが、ションベン以外はいつも通り楽しめた

一回ムビチケで観たいと思ったけど結局できなかったナー

まぁチケット欲しいだけだから中古で買えばいいけど、こういうグッズとかって意外と売ってないんだよな

すずめカフェは現世を生きる俺達には手が届かない、行ってはいけない場所なんだ…

しか31回ってことは、大体週1で観てたことになるんだよな…

最近ちょっと思うんだよね。新海が私の大事な時間を奪っちゃったんじゃないかって

そりゃキチガイセリフやけん~


何故か観終わった後猛烈な頭痛吐き気で死にそうになる

痛みは多分虫歯由来で、体調が崩れるとこうなっちゃうんだよな

脱水症状か寒暖差が原因だと思うが、終映のショックで張繡が死んだ後の賈詡みたいになってたのかもしれん

さよならはまた会うためのおまじない、私の好きな言葉です

2023-05-22

幼稚園の頃、ものすごくこわかったこ

20バスにのると「ばすていのちょくぜんちょくごのおうだんはたいへんきけんです」を5回は聞かされた。

ものすごく危険なことはわかったがそれがどんな行為なのかまったくわからん。(幼稚園児だから)

ショッカーが仕掛ける爆薬ぐらいは危険なのだろうか。

 

バス停の直前直後の道路横断」とわかった頃にはどうでもよくなった。そんなやつ死んで当然だろ。

2023-05-13

すずめの戸締まり28回目、シン・仮面ライダー5回目感想

背景画集買った

すずめの部屋が散らかってたの、そういう性格からだと思ってたが、地震で崩れたって書いてて言われてみりゃそうか、と

カット差し替え最初の戸締まりの足踏ん張るとこ、フェリーのすずめの表情、マスク追加とかは分かりやすいが後はよくわからん

要石から戻るシーン、団子になってるとこの姿が見やすくなってたら気がする。その後も近くなってない?

芹沢初登場のとこ、環境音が変わってた気がするが音はそのままだろうし気のせいか

ノーマスクを見慣れすぎててコラ感あるが、無修正でも消毒液とか新幹線マスクはしてたけど芹沢冊子見るまでコロナがない世界線だと思ってたし

前回微妙だったのは隣席と画質とかが微妙なとこだったからかも。割と楽しめた。ミミズ上のすずめ対ダイジン迫真の演技ですき。その前の腹這いで上昇してくとこもなんか好き。

最後芹沢吸ってる振りだと思ってたが、煙はないけど赤いのが見えたから吸ってんのか?あと、カラオケの時環さんのタブレット繋いでたのな。

あの蝶はなんだったんだろ。兄さん曰く復活、不死の象徴らしいからそれかも。青くないけど神(要石)の遣いとか

見たくなったので、シン・仮面ライダーハシゴPG12からってホラー予告はどうかと思う。清水崇監督最近ソ映画ばっか撮ってない?

エヴァありだと思ったら無しだった。

空気感テンポがいいんだよね。

コウモリおじさん、コウモリエンブレムが途中で落ちてる?ルリ子クローンビールス感染させた一般人かと思ったけど、泡になってるからショッカーサイドか

なぜ誰もわしを理解できない、じゃなくて理解しない、のがいい

背広の男、オーグと戦えてたりプラーナ2人分だったりやたら強モブ枠だけどら死体消えてたし何らかのオーグメンテーションしてたんだろうな。ショッカー構成員だろうし

緑川母の外出シーンで戸締まり幻視した。

兄さん、普段は不気味でキモいけど、夢枕に立つとことかパリハライズ中のだと爽やか兄さんにしか見えん

家男によろしく、じゃなくて髭男なんやな。

ありがとう、そうですね。のとこ、ありがとうございます、じゃないのは親愛のタメ口なんかな

兄さんのバイクがずっと飾られてるの好き。

写真は撮るけどルリ子後ろに乗せなかったの、単純に事故ったら危ないからだろうな

2023-05-02

昭和アニメ特撮における悪の組織の正体

仮面ライダーショッカーとかガッチャマンのギャラクターとか、あれはまさしく会社組織のものだったんだよね、自分たち利益のために突き進むという。社会人になって気づいた。

2023-04-23

シン・仮面ライダーをいまさら見て来た

ネタバレありで、かつ否定的感想なので一応注意。

世間評価はおしなべて低かったので、Amazon primeに来るまで待っていようと思ってたのだが、

観に行った同僚が、「TV版の仮面ライダーは観てないけど普通に面白かった」というので、本日観に行ったわけだが、

うむ、最後まで退屈はしなかったがこれは評価低いわ、という感想

製作途中か、せめて試写会の段階で誰かヤバいと指摘しなかったんだろうかこれは。

製作陣がアレコレ試行錯誤し過ぎて、最終的に『初見一般人にはどう見えるか』が認識できなくなった」としか思えないまとまりの無さだった。

気になった点を思い付く端から羅列すると、

最初の2つのキャラキャラ作りし過ぎて滑ってる。蜘蛛コウモリ。後半の敵はそうでも無い辺り、出現順序を逆にした方が良かったのではなかろうか。初見の客にどう見えるか考えろよ。

キャラ作りを口癖でやろうという安易さ。蜘蛛なんてなんかメフィラス星人二匹目のどじょう狙いじゃないかと疑われるわざとらしさ。蜘蛛とか蜂とかだけでなくヒロインまで。そういうの良いから。キャラ作りは人と人との間の呼吸でやろうよ。

主人公がどういう奴か判らん。後半でやっと父親との思い出とか出て来るけど、変身して怪人と戦うモチベーションがどこから来てるのかとか全然わからん。なんか、隙あらば敵と和解しようとしちゃうせいで、改造人間悲劇とか全然感じない。要するに主人公情念が無い。

・途中を端折り過ぎてダイジェストみたいになってる。ラスボスに会いに行くと決めて、次のシーンではもう玉座の前。ワープ能力でも持ってんのか。

・急に疲労するラスボス。途中までライダー2人相手に圧倒してたのに、急に疲労困憊して一人相手に取っ組み合いして転げまわるようになったの何でなの。

・敵も味方も、どこにいるのか分からん多摩ナンバーから多摩で戦ってるのか? とにかく、場所が分からないだけでなく、位置関係距離も判らない。前述のように移動シーンカットしまくってるし地名も出さないし、敵陣にどうやって乗り込むかとか一切作戦立てずにいきなり敵陣ど真ん中シーンになるから

テンポが良いというレベルの話ではない。信長で喩えると、今川と戦うと決めた直後に義元の本陣に討ち入りしてるシーンに飛ぶような唐突さ。格ゲーかよ。これも、「初見の客に何が見えてて、何が見えてないのか」を完全に失念してる気がする。

観客の予想をコントロールできてない、というか予想をコントロールする発想があったとすら思えない。

政府技術力がよくわからんヘルメットとかスーツとか修理してたみたいだけど、修理できんのかよ。近い性能の物作れる技術力があるなら、家族経営企業並みに人材が少ないショッカーなんて物の数じゃなくない?

そーいや、「ろくすっぽ構成員がいない巨大組織」って、庵野作品によく出て来る気がするな。エヴァネルフもそうだったし。RRRみたいにむやみやたらに人海戦術になるのもアレだが、幹部やらボスやらが1人~数名の部下だけ連れて白兵戦とか笑止である

っつーか、誰向けに作っとんじゃこの作品初見の子供向けでは無いよな。かと言って当時はTVで見てましたという層向けでもない。前述のようにキャラ作りが強引すぎてメフィラス星人もどきだし。まあ初代仮面ライダーは観た事ないけど、幾らなんでもあんな敵だったはずがないと思う。ラブロマンスもねーし。SF的な仕掛けもねーし。今時CGで唸らせようというわけでもあるまい。本当に誰向けか判らない。

致命的なのが、美学の無さ。監督美学が観客に刺さらずにコケた、というより、元々大して作りたい物などないのに取り敢えず何か作らなければならず、アレコレ突っ込んだり削ったり入れ替えたりと繰り返してる内に作ってる側も良く分からなくなったけど完成はさせなきゃいけないので何とか章立てした、という雰囲気がただよう本筋の無ささだった。あらすじ書けと言われたら困るぞこれ。

結論としては、各シーンの頑張りと、取り敢えずダラダラはしてない進行速度のおかげで最後まで見られるが、一本の映画としての核心の無さがひどい。製作陣には反省を求めたい。反省すべき事が山のようにあるだろこの出来なら。

2023-04-05

仮面ライダーの歌を思い出そうとして真っ先に

♪赤い〜マフラー正義のしるし〜

が出てくるのはやばい

迫る〜ショッカー地獄の軍団、だよな

2023-04-01

シン・仮面ライダー個人的イマイチだった

シン・ウルトラマンシン・ゴジラも楽しめたのに、何でだろうを言語化してみる。

シン・仮面ライダーの観終わった後、すごく中途半端同人誌を読まされたような感覚が残った。

よく言うとオマージュ、悪く言うと同人オタクノリは、庵野監督作品あるあるなのは理解している。

ただ、他の作品はそれを超えて面白かったのに、シン・仮面ライダー個人的にはそうじゃなかった。

で、考えてみると、結局は、主人公意思とか戦う理由、それに紐づく演技がすごく微妙だったのが大きいのではないか

ある種の二次元キャラ的な演技の微妙さは、シン・ゴジラもシン・ウルトラマンにもある。

ただ、主人公意思や戦う理由はこの二作品結構ハッキリしていた。

シン・ゴジラは、まああんな未曾有な災害みたいなのがきたら、やらにゃあかんみたいな感じは共感やすい。

内閣総辞職ビームから一気に雰囲気切り替わるし。

また、シン・ゴジラディテールリアルさが、二次元的な演技を薄めていた感じはある。

シン・ウルトラマンは、ウルトラマンという人類ではないもっと上のレイヤー主人公になるし、出てくる脅威も全く違う次元のものなので、その戦う理由自体にある種の面白さを感じられた。

それと比較すると、シン・仮面ライダーは、なぜ戦うかがピンとこないし、そのせいで演技自体も一気に野暮ったく見える。

主人公自体性格もだいぶ仏みたいな方向に倒しているのもあると思うけど。

ショッカー自体の脅威も、サソリオーグで一気にしょっぱく感じてしまった。

結局、浜辺美波の美しさだけで乗り切った感じがする。

2023-03-29

シン・仮面ライダーストーリーが腑に落ちないので中二妄想した

<緒戦>

都市に夕暮れが落ちる、風もなく穏やかで、待ちゆく人々は皆一様に笑顔で街を歩いている。人々の顔や体にところどころ羽虫が這いまわっているが誰も気にしていない。同じ街の商店街を一人の男が血相を変えて走っていく。クモオーグが後ろ手を組みながら歩いて追いかけている。異様な光景だが人々は気にもかけず談笑を続けている。まるで視界に入っていないような素振りだ。「あなたは選ばれた個体なのですよ」とクモオーグが呼びかけるが男は聞こうとしない、そのうちに壁際に追い詰められ、クモオーグはゆっくりと男に近寄ると首を追って殺す。「Be Happy」とクモオーグは呟く。

「ブウン」という機械の電源が切れたような音がした後、夕暮れの町並みは徐々に暗転する。周囲の街並みがモザイク状に散らばり、やがてその裏から廃墟のような建物露出する。注意深く見ると小さな昆虫型の機械廃墟に張り付くことで街並みを再現していたようだ。クモオーグが呟く。「サーバーが落ちたのか…?まさか…?」、すると遠くの暗がりにバイクが停車し、乗っていた男が下りヘルメットかぶったままゆっくりと近づいてくる。ぼおっとピンク色の複眼が浮かび上がる。「お前は・・・!」クモオーグが憤る。「バッターオーグ!・・・完成していたのか!」「違う」男が言う。

仮面ライダー」「今からそう名乗らせてもらう」男は両手を左斜め上に掲げポーズをする(ここでタイトルが出る)

「またやってる・・・双眼鏡ポーズを決める仮面ライダーの姿を覗くルリ子、ため息をついてPCを開き索敵を開始する。

「裏切者に死を。殺せ!」クモオーグが叫ぶと、Shockerのマスクが張り付いた市民がぞろぞろと集まりクモオーグの横に一列をなす。次のカットでは全員がマシンガン拳銃を所持した、黒スーツ戦闘員の姿に変わり、仮面ライダー銃口を向ける。「この世界から武器存在は抹消したはずでは?」ルリ子が遠くのビル屋上から双眼鏡越しに呟くと、クモオーグがその声を聞き取り双眼鏡スコープを見据えながら言い返す「緑川ルリ子…あなた黒幕ですね。我々は用意周到なのですよ。バッタオーグの次に殺すのは貴様だ」

武器を構える戦闘員を前にした仮面ライダー戦闘員を前に威嚇するように大きく両腕を広げた後、真下に一気に手を下ろす。すると強烈な突風戦闘員の頭上から足下にかけて吹きおろし携帯していた重火器が全て地面に叩き落とされる。「その力は!?」とクモオーグが叫ぶと、仮面ライダーは右ひじをぐっと引き「ライダー・・・・!」「パンチ!」と叫ぶ。右ストレートと共に強烈な突風が吹き、戦闘員たちは吹き飛び、壁にぶつかって血しぶきを上げ全員が死滅クモオーグは自ら足に吐いた糸により風圧に耐えている。クモオーグは感嘆の声を上げる「プラーナの風力への転用…?その逆か?」「オーグメンテーション技術の新たな進化ではないか?私にもその力を!」クモオーグが糸を吐きかけると、一旦しゃがみこんだ仮面ライダーはそのまま垂直に跳躍して糸を躱し15mの高さに飛び上がる。

ライダーキック!」その掛け声で空中に飛んだ仮面ライダーの背面から爆風が起き、クモオーグ目掛けて蹴りこむ態勢のままミサイルのように空を切る。慌てて糸を吐いて飛び上がったクモオーグであったが、仮面ライダーの足は彼の体を捉え、そのまま地面に着弾して血しぶきが上がり、クモオーグは絶命する。直後、クモオーグの死骸を見下ろし、本郷猛マスク外してその死骸を見つめる。

「ひどいわね」近づいてきたルリ子がクモオーグの死骸を一瞥して言う。「死んでも泡にならない」と本郷が問うと、ルリ子はあきれたような顔で言う「このエリアの町の擬態が解けたのよ。死体死体のまま、いずれ野犬に食われバクテリアに溶かされる、これが生命本来の姿なの」本郷呆然としながら言う「人を殺した…だけど…全く躊躇いを感じなかった」「ところであれ何なの?」「何が」「あのへんなポーズ」「あれは、体が自然と動いて…なんだか気合いが入るんだ」「プラーナをより有効に使うためのプラシーボ効果のようなものしらねゆっくり近づいて本郷首に赤いスカーフを巻く。「ヒーローの証。似合っているじゃない」「僕はどうすればいい」「気にすることないわ。あんなのただの害虫よ」立ちすくむ本郷

「次はハチオーグよ」


世界真相

人類地球温暖化による異常気象で、文明を維持することが出来ず絶滅の一途にあったのだが、外星人の力により、過酷環境に耐えうる昆虫の力を全ての人類に組み込むことで、人類判断能力を低下させ、昆虫ホログラム擬態した架空都市に人々をつなぎ止め、外星人の用意した管理システム(Shocker)を核に人類社会を再形成するに至っていた。尚、統制された人類共同体に属しているという強烈な多幸感を感じている。(※尚、外星人は超常の存在として存在しているため、あえて人類を救済した意図は描かない)

ほとんどの人類がそのシステムに飲み込まれたが、まれプラーナ保有量が多く洗脳を受け付けない個体が発生するため、そうした個体オーグメンテーション手術により強化された個体として生まれ変わり、Shockerのシステムエラーを防ぐ警備兵として存在することになる。

尚、人類の首脳がその権限を外星人に託す際、人類最後テクノロジーによって生まれた、外世界観測用ロボット「K」を仮初めの人類社会の行く末を見守る存在としてShockerに預けている。


真相を知った仮面ライダー

ルリ子の衝撃の告白絶望に打ちひしがれ言葉を無くす一文字自分が無く、何故戦うのかもわからず、どうしてもいいかからない本郷は泣き笑いのような顔を浮かべ、顔を見られたくないのでマスクを被る。


<最終決戦>

飼われた人類永遠幸福を与えることを決意した緑川イチロー本郷・一文字の最終決戦。一文字人類洗脳を説くことが本当に幸福なのかまだ迷っている。

「どうするつもりだ本郷」(一文字

大丈夫、僕の心と体が皆を取り戻すはずだ」(本郷

「いったい何を…」「奴を引き付けておいてくれ」と言うや否や、本郷サイクロン号に飛び乗り、イチローの有する巨大なスキャナ装置の光線を受ける。「本郷!」一文字が叫ぶ。本郷が一文字をまっすぐ見据えてかすかに笑う。途端に本郷の全身が泡となって消えてしまう。

直後、仮初めの人類社会異変が起こる。ショッカー戦闘員が「イー!」と叫んで平和な町を破壊し、人々は個々の生存を守るため、希望を求めて逃げまどう。仮初めの世界人類感情が戻ったかのようだ。「馬鹿な!本郷、いや仮面ライダー存在をShockerのプログラムに書き込んだのか!?」狼狽するイチロー、遠くで傍観する「K」に向かって叫ぶ「この事態人類の行く道ではない!想定外だ、プログラムひとつ前に戻せ、K!」Kが言う。「私はShockerを抜けたルリ子と本郷の姿を興味深いと思った。人は孤独で、自分感情がわからないほど矛盾していても幸せだと知った」「馬鹿な、ついに人類の究極の幸福見出したというのに!」「この寂しい世界を受け入れようイチロー

「そんな…馬鹿な…!」(イチロー

「そういうことかよ本郷勝手な奴だな」(一文字

Shockerのサーバーが異常値に耐え切れずヒートダウンする。最終決戦の空間もこれまでの戦闘に耐え切れず瓦解し全てが暗転する。



ラストシーン

「聞こえるか本郷

「ああ」

「生きていたんだな」

文字は新型のサイクロン号に乗り、廃墟と化した現実地球を疾駆する。

一方、再起動したShockerプログラムの中、仮初めの人類社会の中に怪人が現れ、仮面ライダー1号がサイクロン号に乗ってやってくる

人々はヒーロー存在を信じている。

「僕はこの世界で風を起こすよ、人々の平和のために」

「ああ、いい風だ、共に力を合わせてShockerを倒そう!」

つのバイクエンジン音が高まる

ジャーン!!


エンドロール

2023-03-26

シン・仮面ライダー二回目感想(ネタバレあり)

漫画版ちょっと見た。

4DX

デモ映像だと横画面も使ってたけど当然そういうのはなし。

最初カーチェイス4DX用のサービスだったのかもしれん

クモ先輩が意外に多芸。ルリ子生け捕りはニーサンの指示っすよね。目潰ししかけてるのはいいんだろうか…

爆風で変身してるってのは感想見て気付いた。最初はまぁそれはそういうもんなんだろで流してたが。

変身カッコよすぎる。

ディトゥやタァースクみたいな発音が癖になる。サソリちゃんちょっと下手なの、漫画版思い出して面白いが悲しい

クモ先輩も最初見た時は素顔見たかったなんて思ってたけど、漫画見たあとだとうn…

カードパワハラ電話研修先輩はちょっと解釈違いなんだけど、 KKは壊れた後の先しか知らないんだよな多分

ショッカーのよく見る戦闘スタイル好き

本郷黙祷してるのも他の人の感想見て気付いた。初見メンタルダメージ受けてるだけかと…。量産型戦で一文字黙祷するの好き

本郷コミュ障無職だけど頭脳明晰スポーツ万能なんだよな。ショッカー的にはコミュ障要素が加点高かったんだろうけど。

チョウオーグ(ハビタット計画)を止めるためじゃなくてオーグを止めるため組織を止めるのが願いなんだな。

電源落とされたジェイはなんなんだろう。アイはAIネット上にいるか破壊できない、って考察見たが、クローズドネットならなんとかなりそうな。創設者自決理由もいろいろ言われてるけど、アイに全部託したんじゃないかなーと。

コウモリおじさん、凡人を憎み他人を信用せず機械に警護させてるけど、本当は、せめて緑川だけでも分かって欲しかったんだろうなって…カードでも実験体譲ってもらおうとしてたり。

でも通り魔遺族に疫病で弱者選別はアウトだろ

二週目だとどういう気持ちで演技してたんだ…ってなって面白い

感染サンプルが一般人なのかクローンなのかは断言されてないんだよな。サンプル皆女性っぽいけど、無差別感染させて女性以外は処分もできそうだけど。

サソリ、囮使って多分大量殺人しようとしてたら強襲されたんやな。漫画版面影あって辛い。人間に負けた印象で弱いイメージだったけど普通に強い。オーグでも毒で一撃必殺できるし強敵なのでは。

ハチヒロミって名前、リバイスヒロミっち思い出したがこれも原作ネタなんだな。

どっちもショッカーまれだけど、ルリ子はニーサンにバイクに乗せてもらったりなんだかんだ愛されてたが、ヒロミはルリ子だけだったんだろうな

ここで、落下の風圧で変身してるのも言われて分かった。

キャンプ道具ちゃんと片付けるとこ好き。

性能じゃなくてあなたを信用する、サラッと言ってるけど重要ポイント

オーグ同士の戦いに付いていける男は何なの…?バットオルフェノクみたいなやたら強いモブ枠だろうか。洗脳されてる訳でもないんだよな。

元バディの遺した武器強敵を倒す元ウルトラマンの図。アララァ…

KK、薄いキャラなのにクモ先輩への思いが強すぎてなんだお前は

甘えるルリ子。紳士本郷PG12なのに妹とは寝ないのか?

お約束キスシーンとかないのは意図的だよな。恋愛じゃなくて信頼っつー。

ニーサン、お知らせくれるのは善意からだし、意識して見ると常にライダースーツなんだよな。

寝たのか発言もルリ子の意識あったら言わなかった気がする。逆説得しようとしたり狂気に見えて正気

文字、いいキャラだけど絶賛されすぎじゃね?と思ってた。でも見直して分かったけどすげーいいキャラだや。ドスの効いた声も出せるのがいい。

KK、クモ先輩の敵討ちに拘りすぎだし最期クモ先輩ごめんなさいだし何なんだお前は。

遺言ニーサンにマスク被せる作戦本郷アイデアだと思ったらここで出てたのか。

すまない、一文字くんのやりとり好き。

群れるのは好きじゃないが努力する、コミュ障だけど他人を分かるように変わるってのが絶望の乗り越え方なんだろう。

眠くなって来たんで終わり。兄さんとルリ子の対話ちょっと泣いちった。

2023-03-23

シン・仮面ライダーについて感想ネタバレあり・割とマイナス目)

正直に言うと、よくわからなかった。

面白かったが、違和感が残りまくる。

話そのものシンプルだとは思う、戦いが進むに従って想像で補う必要がある部分もあるけど、それもまあ、無視してしまえばいいといえばいい。

やけに濃い映画だという印象はたしかにあるが、なぜそう思うのかも上手く説明できない。

以下、つらつら書く。

よくわからない文法で作られた映画だとは思う。

本郷猛は結局、相打ちに近い形で死ぬが、プラーナだけは仮面を通してライダー2号に残る形で終わる。

これ、普通に考えたらただのバッドエンドだが、そうとは思えない要素も残してる。

仮にシン・仮面ライダー2が制作されたとしたら、その映画の後半で復活するんじゃないかと思える。

そんな邪推をしてしまうくらい、彼の死に様は「悲しいこと」扱いされていない。

この辺、緑川ルリ子の死をがっつり悲劇として描写したのとは正反対になっている。

 

結局のところ、本郷猛について、あんまよくわかんねえ、というのが一番の引っ掛かりポイントなのかもしれない。

彼という人間に、まったく共感ができない。

仮面ライダーというヒーロー像が最初にあり、それを邪魔しない形で人間性を付け足した印象すらある。

人間を殺してしまうことや、自身人間ではないものである忌避感は、後半になるときれいに忘れられる。

ヒーローであること以外を、消去された人物像だと思う。

とにかく極端なまでに「仮面ライダーであること」に注力し、それ以外の見方を許さな映画

ところどころメタ的に見れる部分も出ているが、その後ろに「だがそういうオーグである」という注釈が強烈につく。

個人的に残念なのはスタイリッシュでチープな暴力性とでも呼べるものが、後半になるに従って変質したこと

生々しくて泥臭い戦い様と、痛さのまったく伝わらないスタイリッシュさの二極に分かれた印象。

徹頭徹尾、「世界観の狭さ」が強調されていたように思う。

世界的なことをしようとしているはずだが、本音としてはそんなことは誰もまったく考えていなかった。

この辺のエゴあんまり上手くは描写されてはいなかった印象。

世界観を広げる役目は、人工知能アイと、その観測であるケイくらいか

よくわからない文法だと感じているのは、真っ当な成長や変化が映画内で描かれていないからかもしれない。

あるいは、変わった端から死亡している。

世界征服をたくらむ者は計画あきらめて死亡し、ショッカーの残党はまだ残っており、主要人物二人も死亡している。

世界は救われたが、何も変わっていない。

生き残った一文字隼人がそうした面を担っているのかもしれないが、いくらなんでも登場が後半すぎる。

まあ、いい風に考えると、緑川ルリ子→本郷猛→一文字隼人バトンが渡ったのだ、と考えることもできるが、そのバトンの中身が今一つわからない。単純に考えればヒーローなのだろうが、彼らがそれを目指しているようにも見えなかった。プラーナが渡っただけにすぎないと考えるのは悲しすぎる。

文句ばかり言ってしまうのは、楽しむことは楽しめたが、なんか良く分からない、飲み込めない強烈な違和感があるからか。

ああ、本郷猛のことをヒーロー要素しかない人間、みたいに書いたが、これはひょっとしたら違うかもしれない。

彼は実のところ、ものすごく弱い人間だったのでは。

考えてみれば、彼が精神的にタフで強い人間だと描写された場面は、ほぼない。ただ優しくて弱い人間として描かれた。

頭の中にある、仮面ライダーヒーロー=タフであきらめず強い奴、みたいなこちらの色眼鏡が、実のところ一番のネックになっていたのでは。

彼はあるいは、わめいたり文句を出さな碇シンジか、碇ゲンドウあたりの精神性の持ち主として捉えるべきだったのか。

そう考えてみると、最後に相打ちに近い形で死亡したことにも、ある意味では納得がいく。仮に生き残れば、緑川ルリ子復活のために世界破壊するルートに行きかねない。それを阻止してヒーローのままでいるためには、あの場面で死ぬしかない。

自分自身を納得させるために書いた文章なので、実際には違っている部分も多いと思う。

とにかくシンプル面白いが、根本おかしなことになっている映画だった。

追記

日経って、ちょっと考えを整理した。

ひょっとして、バトンとして渡されたものは、とんでもなくありきたりな、些細なものだったのでは。

それこそ「他者との交流っていいこともあるよね」レベルの。

そして、本郷猛コミュ障レベルは、こちらの想定よりもずっと酷くて重かったのでは。

映画内の大半では心を開かず、ようやく心の一部を開けたのは緑川ルリ子で、しかもその遺言に対してだった。

ちゃんとした他者と心の交流を持つことができたのは、実はプラーナ化してからしかなかった。

これが正解だとは思わないものの、本郷猛がどういう人間かを想定するかによって、まったく違う映画になるとは思う。

意図的にそういう空白が作られている。

ただ、繰り返しのようになるが、これが正解の解釈ではあって欲しくはない。

なぜならこれだと「超絶コミュ障が体も命も全部失ってから、ようやくちゃん他者交流できるようになった」映画になるからだ。こんなのが一般受けするはずがない。

個人的にはようやく飲み込めたが、とんでもなく変な映画として飲み込んでしまった。

できれば他の人の感想解釈も知りたい。

2023-03-22

庵野監督のシン・なんとかの映画をみんな見たので比べてみた

庵野秀明のシン・ジャパンヒーローズユニバース比較

シン・ゴジラシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇シン・ウルトラマンシン・仮面ライダー(参考)トップをねらえ!
公開日は?2016年7月29日2021年3月8日2022年5月13日2023年3月18日1988年10月7日 - 1989年7月7日
監督は?庵野秀明総監督樋口真嗣監督特技監督庵野秀明総監督鶴巻和哉中山勝一 前田真宏樋口真嗣庵野秀明庵野秀明
物語元凶・すべてのはじまりは?牧悟郎博士葛城調査隊、もしくはゼーレメフィラス(禍威獣を目覚めさせた)ショッカー創設者資産人類のもの宇宙怪獣人類というウイルス排除する銀河系免疫機構
物語開始で彼は生存している?❌厳密には生死不明葛城調査隊は全滅、ゼーレもヱヴァンゲリオンQの時点で消滅⭕️すべてが終わってもしれっと地球に戻っていそうというファンからの声も。❌明確に拳銃での自死描写されている。⭕️
ラスボス人間ゴジラ怪獣⭕️碇ゲンドウ人間天体制圧用最終兵器ゼットン超兵器⭕️緑川イチロー改造人間宇宙怪獣
ラスボス対話で倒される?電車瓦礫と凍結剤(博士のヒントをもとに科学進歩させる)⭕️戦闘対話ウルトラマン人類共闘ウルトラマンのヒントをもとに科学進歩させる)⭕️戦闘対話宇宙怪獣銀河系もろとも吹っ飛ばすカルネアデス計画対話も何もあったものではない。
ラスボス目的人類補完計画⭕️⭕️
敵を倒すと遺体は消える?ゴジラの復活の可能性が暗示されている⭕️ヱヴァ序破急の時点で使徒を倒すと形象崩壊する。アヤナミレイ仮称)が崩壊するのはシンジ覚悟を決めるきっか怪獣の後始末が必要そうだった⭕️敵も味方も死ぬと泡になって消える宇宙怪獣死体が浮遊している
敵を倒すと血を流す?ゴジラ出血はなし。着ぐるみ的。⭕️第9の使徒戦では内臓描写もある。ただしシンで出血はあったか覚えていない怪獣出血はなし。着ぐるみ的。⭕️ショッカーを倒すと血しぶきが飛ぶ❌確か血は流さない。ただしコーチ吐血する描写がある。
主人公は涙を流す?❌怒りは示すが泣かない⭕️綾波を失うときは涙を流す。終盤ではみんな泣いている。渚カヲルも!❌怒りは示すが泣かない⭕️泣く。ショッカー多幸感との対比。または優しさ。⭕️泣く。泣きながらも根性を見せる。
感情の起伏の少ない女性キャラはいる?⭕️尾頭ヒロミ⭕️綾波レイ(ただし後半では表情豊か)❌強いて言えば神永新二⭕️緑川ルリ子アマノ・カズミ感情豊かだと思う
流暢な英語日本語に挟むキャラはいる?⭕️カヨコ・アン・パタースン⭕️真希波・マリ・イラストリアス⭕️人工知能サソリオーグ
我に返ってしまう、しかしわざとやっているであろう場面⭕️博士写真岡本喜八。カヨコの不自然日本語英語無人在来線爆弾は大好き。⭕️序盤のパリチコ作戦で明らかに特撮意識したピアノ線のようなものが映る。巨大綾波が不自然CG登場人物自分たち虚構であることを意識し始める。⭕️女性体臭を嗅ぐウルトラマン⭕️コウモリオーグ、サソリオーグの安っぽさ。女ショッカーハイレグレオタード⭕️原則すべてパロディからできている。
寸評ゴジラ怖すぎ! みんな有能!シンジ君よく頑張った! 偉い!特撮楽しい視聴者置いてけぼり!第7ハッチが開いています! かっこよすぎ!


⭕️❌を見ると、総監督庵野秀明仮面ライダーエヴァンゲリオン、そうでないゴジラウルトラマンとの2系統に分かれていそう。

追記怪獣が出てくる系統樋口真嗣の関わっているほう。

2023-03-21

anond:20230320190351

なんでやショッカーライダー戦最高だったろ!!

いや、マジであのシーンめっちゃ好き。君はお嫌い? そうか。なら仕方ないな

2023-03-20

シン・仮面ライダーは公開できた時点で勝ち

当たり前のように岡田斗司夫が訳知り顔で持論を語ってるし面倒な特撮ヲタが「これって普通の人には分かるのか?(拙者は分かるでござるがな。デュフフ)」って言ってるが、庵野監督的には完成して上映出来た時点でもう勝ちなのさ。

M-1ウエストランドが「佐久間さ~ん」言って知ったかお笑いファンが「大丈夫素人佐久間さんとか分かる?」と勝手心配して後日井口にボロクソディスられてたが、それと同じで石ノ森章太郎萬画版や初代仮面ライダー藤岡弘、降板前とか見る必要とか全くない。これは庵野秀明監督が好きだった仮面ライダー自分なりに演じただけの『俺ならこうする仮面ライダー』だから。なので評価とか興行収入とかではなく上映したら勝ち。ゴジラウルトラマン仕事したご褒美。特撮がショボいとかそれはわざととかほんとどうでもいい。ショッカーがなんなのかってのも映画鑑賞者の共通意識ショッカーがあればそれすら削ったと思う。

2023-03-19

シン仮面ライダー観てきたのでネタバレ考察

以下ネタバレあり。

==== =====

ぶっちゃけこの映画の本編は、スピンオフ漫画の『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』だと思う。

「あの謎設定なんだったの?」と消化不良を起こした人は、この漫画を読めば腑に落ちると思う。たぶん。

で、ここから先は自分なりの解釈

この映画登場人物の多くに共通する特徴は、自分で考えることを放棄していること。

主人公は「自分は持ってる力をちゃん行使したいんだ!」という点を除けば、るり子の意思で行動してる。

穿った見方をすれば大義名分他人に考えてもらい、暴力を振るうことが目的化しているとも言えるやべーやつ。

そしてもう一人の男も、結局は主人公意思を継いでいる。

主人公サイドは『意思バトン』が引き継がれてる。

一方黒幕サイドも「他人に考えて貰う」という点では似てるけど、逆に『力のバトン』が引き継がれてる。

ショッカー創設者AIに「世の中を良くしてくれ」と判断を丸投げして退場し、

AI一部の人間をピックアップして力を与え、どのような行動を取るか観察している。

思うにAIがやってるのは、人間を使った強化学習なんだと思う。

この作品に出てくる怪人は、ゴジラウルトラマンと違って結構弱い。

自衛隊が本気出せば倒せるレベル

まりショッカーは本気で世界征服する気はなく、

「こういう思想を持った怪人がいるけど、人類の皆さん、どう思います?」と観測気球を揚げている。

それが受け入れられなければ「やっぱり違うか~」と別の極端な思想の怪人を繰り出す。

AIの目論見としては、何体か怪人を世に放った末に「この怪人は良いやつなんじゃない?」と受け入れられる怪人が出てくるのを待ってるんだと思う。

そう考えると、仮面ライダーは「代わりに守ってくれる存在がいるのは幸福」という価値観を試すための怪人とも言える。

映画の作中では人類仮面ライダーをうまく利用しつつ自らの武力放棄してなかったけど、そのうち「仮面ライダーいるか自分たちは戦わなくていいや」と思うようになるんじゃないかな。

すずめの戸締まり24周目+シン・仮面ライダー感想(ネタバレあり)

すずめ(午前)

券売機で小銭をぶちまける。店員さんに助けてもらう。誠にごめんなさい。

シネコンは予告が長いのは嫌だけどスクリーンが大きくていい。見慣れた東京MERの予告でなんか安心する。コナン最近スピッツ版になったからまだ新鮮

・序盤は画力で押し切ってるところもあり、大スクリーン高画質でないとキツさが出るのかも。真水の質感がいい。

・港のシーン、走るすずめの腕がループなのに気付く。ここは違和感ないのに、学校の戸締まりだと腕の振りが一定なのがなんか気になる

なんJ民と突然興奮する患者役KOUSHIROUさんが銀幕で共演しているという事実

・相変わらず面白かった


シン・仮面ライダー(午後)

子供の頃、偶然初代の再放送を見たことがあって、改造シーンとかでホラー映画だと思い込んで怖がってた。これまで昭和ライダー見たのはその一回だけ。戦闘シーンとか切り抜きはあるけど。平成アクションとかCGが洗練されてて、昭和爆薬とか無茶なスタントが凄いという認識

映画館方針か知らんが、予告編アニメからホラーから洋画から何でもあり。ホラー予告はあまり見ないから驚いた。あっPG12から

ネタバレ回避してきたのにコラボCMクモ怪人が出てきて怒。まぁ最初の敵がクモってのはお決まりからいいけど。

・序盤は説明抜きで畳みかけてる感じ。CGかと思ったがミニチュア

クモ怪人がメフィラスっぽい

アマゾンズみたいな血飛沫。延髄ぶっこ抜く方のシン?か

仮面脱ぐと崖っぷちマクスウェルしか見えない

・クソ博士、割とすぐ死ぬグロ死かと身構えたがそんなことはなかった。

クモの隠し腕かっこいい。

・おーバイクかっけー、変形かっけー、なんじゃこの超カッコいい変身は!!?個人的に今までで一番カッコいい変身だった

クモ人間態見れるかと思ったがそうでめなかった。

自動運転サイクロンくんかわいい

コウモリ、闘技場シーンでパラロスじゃん!と思ったら違った。究極の選択かと思ったら違った。線路いいよね…

サソリケレン味が強すぎる!人間が頑張るのはいいけど勝てるのか!?……あれ、勝ったの?

ハチ戦、さっきのサソリなんだったんだ…という気持ちを抱えながら見る。キャンプ道具急いで片付けるとこ、ギャグわからんが好き。サソリ伏線回収されたけど、まぁそれで泣くパターンだよね…アララァ…

ルリルリポスターで見た時はコスプレっぽいなって印象だったがすげー可愛い片桐はいり擬人化みたいな髪型しやがって…老けたチビノリダーみたいな本郷もカッコいいし、後で出てくる2号も藤井隆の出来損ないみたいな印象だったが終盤はカッコいいし。

イチロー兄さん、それって人類保管…

・2号、いいキャラしてるし洗脳じゃなくて素だと思ってた。

・ウォズが梯子下りてきた場所か?違うか…

クモ先輩の後輩、ここで来るんか…

プラーナ移すとかで治せるでしょ?あっ…

遺言バーニィ思い出したが黒波か。あっちは生だけど

ライダー軍団、偽ライダーかパラロスか、ちょっとギャグになってない?共闘とか名前呼び合うの好き

・お前が変身言うのか…Vスリャー!とか名乗ったらどうしようかと。

・正直、弱体化か洗脳のためのマスク剥がしかと思ったらなるほどそう使うのか…

プラーナ体で残るのはいいけど、それって何とか計画あんまり違わないんじゃ…と少し思う

・お前死ぬ!?

・なるほど主役交代…

・ダディーヤナザン!?

ラスト好き。ルリルリも入れてワチャワチャしてほしいとこもあり。

・あのロボが敵ボスなんかね?

エンドロールラブ守永、お前すずめにも出てただろ!

結論、ずっとニヤニヤして見てた。楽しかった。

シンウルトラマンはそうそウルトラマンってこんなんだったよなー、って楽しさがあったが、こっちは自分昭和ライダー詳しくないだけかもだが、仮面ライダー本郷猛の物語として予測不能面白さがあった。

ライダーも怪人つーか、怪人もライダーっぽいというか、ショッカー方針世界征服じゃなくて世界幸福だったりするとこによるかもだが、怪人としての悲哀というより社会不適合者の哀しみみたいなとこはあり。ちょっと極道っぽい。

やたらいい発音英語ギャグでやってないか

そういやマスター役いなかった?警察の人がその枠なんだろうか(追記:他の人の感想読んでて気付いた。橘じゃなくて立花か!滝つっても君の名はの方が…ってかニワカなんで滝の存在知らなかった。あとウルトラマンなのも気付かなかった)

で、テーマコミュニケーションだったり対話なんよね。

シンエヴァの第三村パートみたいな、他者との関わりについて。本郷コミュ障無職だし、緑川家も家族コミュニケーションがアレだし。それでも信頼しあうことは出来るっつー、ミスチルの掌みたいな。

2023-03-18

シン仮面ライダーをみた 大いにネタバレ

本郷猛熱血漢ではなく鬱々としていた。棒っぽい演技はシンプルに怪人化による人間性の欠如、とかではなくシンプルコミュ障バイクばっか乗ってる奴、というキャラクター表現なんだろうか。でも人を信じるというテーマ結構大きかったし、その辺の成長を描き出すには良いキャラ造形だったと思う。2号の飄々とした感じも対比的に映えるし。

冒頭のライトゴア表現で、ああ「そういう感じ」なのかなと思った。でも「大人向け」にありがちな安易エログロ露悪という訳でもない。よくパンチ力キック力がウンtと言ってるようなスペックの割には、並の人間ボコスコ殴り合ってるようにしか見えないな、という所に説得力が出ていた。同じ強い力でも使い方次第で怪人にもヒーローにもなれるけれど、それでも人を殺すという事に葛藤するシーンの説得力にもなっていたと思う。

ずっとスーツの上からコートなのは怪人の身体になってしまって云々、みたいな予想もあったけど、単に着たきり雀というだけだった。

"BATTA-AUG"でなんかウケた。そこは英単語じゃないんだって特撮的緩さの表現なのかな。じゃあなんで横文字発音はいちいちネイティブやねんな。

自立走行ノロノロ走るサイクロンが可愛かった。あとショッカーって多摩ナンバーなんだ。

コウモリおじさんの疫病が云々ってくだりは、タイムリーなご時世要素かな。AIとかの設定も。

斎藤工筆頭にシンウルトラマンメンバーが出てたけど、まあ割と似たような役回り安心感があった。

ハチオーグ戦で仮面ライダーが刀を振り回すのもあんま似合わんなと思ったけど、割とかっこよかった。でもやっぱキックがかっこ良いね

2号は洗脳されていた時点であの軽い感じで、「優しと弱さは紙一重」を敵の立場から言うのがかっこよかった。力なくして優しさを貫く事はできない、というのはヒーローモノを観てよく思うし、ワンパンマンの無免ライダーみたいなのはあんま好きじゃないけど、その辺は敵の台詞ではあるけども突っ込んでくれて良かった。

ラスボスの「すまなかったな」は完全にエヴァじゃん。割とゲンドウまんまのキャラ造形だった。エンディングでの森山未來名前を見て、思えばダンスっぽい動きが多かったなと気付いた。

シン・ウルトラマンみたいに中ボス撃破していくオムニバス形式で、あちらと違ってオチとしては「俺たちの戦いはこれからだ」だったけど、ザ・バットマンみたいなヒーロー新生という事で、それはそれで良かったと思う。

観る前は首元が出てるのが気になったけど、メットはあくま「仮面」であって、託されたスカーフで隠すという所まで含めて人間らしくて良かった気がする。

2023-02-21

クアントマニアエターナルズを超えるクソだったんだけど敵のショッカーバイエンススーツのもので笑ってしまった

天下のMCUyoutube適当キャラクターと同じレベルデザインってよぉ...

2022-10-27

「我がショッカー軍は定時退社を旨としている」

入団する気になったかな?」

「うう・・・(82連勤手取り15万の会社で日夜ファーストフードを運ぶことを生業とする仮面ライダー)」

2022-10-16

正義」といえば仮面ライダーは初代の頃は「正義」の為には戦ってなかった

今では初代も正義正義って言ってるけど

初代のOPの〆となるナレーションで「仮面ライダー人間自由のために、ショッカーと闘うのだ!」と、正義の為には戦ってない事がわかる

関係者曰く「ヒトラーみたいな独裁者だって正義』って言葉は使う(使える)」という事らしい

ウィザードの52~53話でディケイドだったかは忘れたけど「仮面ライダー正義の為ではなく人類自由の為に戦ってる」ともオマージュ的に断言した

ただし初代もEDの時点で「正義マスク」と歌ってたりするし、仮面ライダーV3の時点でOPで「正義仮面ライダーV3」になっちゃってるとはいえ

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